JP2009288014A - NOxセンサ及びその劣化抑制回復制御装置 - Google Patents

NOxセンサ及びその劣化抑制回復制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】NOxセンサの劣化抑制及び回復を容易に行なうことができる、NOxセンサ及びその劣化抑制回復制御装置を提供する。
【解決手段】それぞれが対の電極を備える、ポンプセル240、モニタセル260及びセンサセル250を有し、ポンプセル240がAu材料を含む電極241、及びセンサセル250がRh材料を含む電極251を用いているNOxセンサにおいて、Auの融点以上に加熱可能な加熱手段(212、214)を備える。また、劣化抑制回復制御装置は、NOxセンサの劣化を判定する判定手段と、当該判定手段により劣化状態にあると判定されたとき、加熱手段(212、214)をAuの融点以上に所定時間作用させる加熱制御手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、被検出ガス中のNOx(窒素酸化物)の濃度を検出するためのNOxセンサ及びその劣化抑制回復制御装置に係り、特に、内燃機関の排気ガス中に含まれたNOxの濃度を検出するためのNOxセンサ及びその劣化抑制回復制御装置に関する。
被検出ガス中のNOx濃度、特に内燃機関から排出された排気ガス中のNOx濃度を検出するものとして、NOxセンサが公知である。こうしたNOxセンサは、例えば、ディーゼルエンジンにおける選択還元型NOx触媒を用いた排気浄化システム(所謂尿素SCRシステム)において、NOx触媒の下流側に配設され、その検出NOx濃度がNOx触媒に対する還元剤添加量の制御等に利用される。
通常、NOxセンサは、ポンプセル、モニタセル及びセンサセルからなる3セル構造を有し、ポンプセルではセンサ室内に導入した排気ガス中の酸素の排出又は汲み出しが行われる。またモニタセルではポンプセル通過後のセンサ室内の残留酸素濃度が検出され、センサセルではポンプセルを通過した後のガスからNOx濃度が検出される(特許文献1参照)。
そして、ポンプセルは、固体電解質体とその上下表面に対向配置された一対の電極からなり、一対の電極のうちセンサ室側の電極には、NOxの還元分解に対して不活性な電極であるPt−Au電極が、大気通路側の電極には、Pt電極が使用されている。また、モニタセルは、固体電解質体とその上下表面に対向配置された一対の電極からなり、ポンプセルと同様に、一対の電極のうちセンサ室側の電極には、NOxの還元分解に対して不活性な電極であるPt−Au電極が、大気通路側の電極には、Pt電極が用いられている。他方、センサセルは、モニタセルに隣接して設けられ、固体電解質体とその上下表面に対向配置された一対の電極のうち大気通路側の電極はモニタセルと別個又は共通のPt電極となっているが、センサ室側の電極には、NOxの還元分解に対して活性な電極であるPt−Rh電極が用いられている。
ところで、NOxセンサが劣化すると正確なNOx濃度が検出できなくなり、その結果排気エミッションが悪化するなどの不具合が生じる。実際、自動車の分野では、排気ガスが悪化した状態での走行を未然に防止するため、車載状態で各種排気ガス関連部品の劣化を診断すること(OBD; On Board Diagnosis)が法規化されつつある。
特開平9−288084号公報
したがって、かかるNOxセンサの劣化の原因が明らかになれば、その対策も容易になることから、本発明者はその原因の究明に鋭意努力した。その結果、NOxセンサの劣化の主たる原因は、その使用過程で、ポンプセル(及びモニタセル)に用いられているPt−Au電極からAu材料が飛散し、これがセンサセルのPt−Rh電極に付着すること(これを、以下、Au被毒とも称する)にあることが判明した。このAu被毒結果として、Rhの反応面が小さくなってセンサセルの還元能力が落ち、NOxセンサの出力が次第に低下していくのである。
そこで、本発明の目的は、NOxセンサの劣化抑制及び回復を容易に行なうことができる、NOxセンサ及びその劣化抑制回復制御装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明に係るNOxセンサの第1の形態は、それぞれが対の電極を備える、ポンプセル、モニタセル及びセンサセルを有し、前記ポンプセルがAu材料を含む電極、及び前記センサセルがRh材料を含む電極を用いているNOxセンサにおいて、Auの融点以上に加熱可能な加熱手段を備えることを特徴とする。
このNOxセンサの第1の形態によれば、センサセルのRh材料を含む電極に対し、ポンプセル(及びモニタセル)に用いられているAu材料を含む電極からAu材料が飛散して付着することにより、センサセルの還元能力が落ちてNOxセンサの出力が低下した場合であっても、Auの融点以上に加熱可能な加熱手段によってAuの融点以上に加熱することにより、センサセルのRh材料を含む電極に付着しているAuを蒸散させることができるので、NOxセンサの劣化を容易に回復させることができる。
ここで、NOxセンサの第2の形態として、前記加熱手段は、全体構造加熱用の第1ヒータと、前記センサセルの近傍に配置された第2ヒータとを備えてもよい。
このNOxセンサの第2の形態によれば、センサセルの近傍に配置された第2ヒータをAuの融点以上に加熱することにより、ポンプセル(及びモニタセル)に用いられているAu材料を含む電極からのAu材料の飛散を防止しつつ、センサセルのRh材料を含む電極に付着しているAuのみを蒸散させることができるので、NOxセンサの長寿命化を図ることができる。また、加熱のための電力の消費量を低減できる。
また、上記目的を達成する本発明に係るNOxセンサの劣化抑制回復制御装置の第1の形態は、第1又は第2の形態のNOxセンサの劣化を判定する判定手段と、当該判定手段により劣化状態にあると判定されたとき、前記加熱手段をAuの融点以上に所定時間作用させる加熱制御手段と、を備えることを特徴とする。
このNOxセンサの劣化抑制回復制御装置の第1の形態によれば、判定手段によりNOxセンサが劣化状態にあると判定されたときには、加熱制御手段により、加熱手段がAuの融点以上に所定時間作用させられる。この結果、センサセルのPt−Rh電極に付着しているAuを蒸散させることができるので、NOxセンサの劣化を容易に回復させることができる。
さらに、上記目的を達成する本発明に係るNOxセンサの劣化抑制回復制御装置の第2の形態は、第1又は第2の形態のNOxセンサと、排気ガスの温度を検出する排気ガス温度検出手段と、当該排気ガス温度検出手段により検出される排気ガス温度が所定値を超えるとき、前記加熱手段をAuの融点以上に所定時間作用させる加熱制御手段と、を備えることを特徴とする。
このNOxセンサの劣化抑制回復制御装置の第2の形態によれば、排気ガス温度検出手段により検出される排気ガス温度が所定値を超えるときに、加熱制御手段により、加熱手段がAuの融点以上に所定時間作用させられる。この場合、排気ガス温度が所定値を超えているので、加熱手段をAuの融点以上に作用させるための電力消費を低減しつつ、センサセルのRh材料を含む電極に付着しているAuを蒸散させることができる。
また、上記目的を達成する本発明に係るNOxセンサの劣化抑制回復制御装置の第3の形態は、第1又は第2の形態のNOxセンサと、車両の走行距離又はエンジンの作動量を積算する積算手段と、当該積算手段により積算される積算値が所定値を超えるとき、前記加熱手段をAuの融点以上に所定時間作用させる加熱制御手段と、を備えることを特徴とする。
このNOxセンサの劣化抑制回復制御装置の第3の形態によれば、積算手段により積算される積算値が所定値を超えるときに、加熱制御手段により、加熱手段がAuの融点以上に所定時間作用させられる。したがって、車両の走行距離又はエンジンの作動量の積算値によって推定されるNOxセンサの劣化状態のときのみに加熱手段が作用させられるので、加熱手段をAuの融点以上に作用させるための頻度が少なくて済み、電力消費を低減しつつ、センサセルのRh材料を含む電極に付着しているAuを蒸散させることができる。
ここで、第1ないし第3の形態のNOxセンサの劣化抑制回復制御装置における前記加熱制御手段は、前記加熱手段のうちの少なくとも第2ヒータをAuの融点以上に所定時間作用させることが好ましい。
この形態によれば、センサセルの近傍に配置された第2ヒータがAuの融点以上に所定時間作用させられるので、電力消費を低減すると共に、センサセルの近傍を集中的に加熱することができ、センサセルのRh材料を含む電極に付着しているAuを効率よく蒸散させることができる。
本発明によれば、NOxセンサの劣化抑制及び回復を容易に行なうことができるという、優れた効果が発揮される。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明に係るNOxセンサの劣化抑制回復制御装置を適用した内燃機関を示す概略的なシステム図である。図中、10は、自動車に搭載された圧縮着火式内燃機関即ちディーゼルエンジンであり、11は吸気ポートに連通されている吸気マニフォルド、12は排気ポートに連通されている排気マニフォルド、13は燃焼室である。本実施形態では、不図示の燃料タンクから高圧ポンプ17に供給された燃料が、高圧ポンプ17によりコモンレール18に圧送されて高圧状態で蓄圧され、このコモンレール18内の高圧燃料がインジェクタ14から燃焼室13内に直接噴射供給される。エンジン10からの排気ガスは、排気マニフォルド12からターボチャージャ19を経た後にその下流の排気通路15に流され、後述のように浄化処理された後、大気に排出される。なお、ディーゼルエンジンの形態としてはこのようなコモンレール式燃料噴射装置を備えたものに限らない。またEGR装置などの他の排気浄化デバイスを含むことも任意である。
他方、エアクリーナ20から吸気通路21内に導入された吸入空気は、エアフローメータ22、ターボチャージャ19、インタークーラ23、スロットルバルブ24を順に通過して吸気マニフォルド11に至る。エアフローメータ22は吸入空気量を検出するためのセンサであり、具体的には吸入空気の流量に応じた信号を出力する。スロットルバルブ24には電子制御式のものが採用されている。
排気通路15には、排気ガス中のNOxを還元して浄化するNOx触媒、特に選択還元型NOx触媒34が設けられている。なお排気ガス中の未燃成分(特にHC)を酸化して浄化する酸化触媒や、排気ガス中の粒子状物質(PM)を捕集して燃焼除去するDPR(Diesel Particulate Reduction)触媒が追加して設けられてもよい。また、NOx触媒34に還元剤としての尿素水を添加するための尿素添加装置48が設けられている。具体的には、NOx触媒34の上流側の排気通路15に、尿素水を噴射するための尿素添加弁40が設けられている。尿素添加弁40には供給ライン41を通じて尿素供給ポンプ42から尿素水が供給され、尿素供給ポンプ42は尿素タンク44に貯留された尿素水を吸引して吐出する。
また、エンジン全体の制御を司る制御手段としての電子制御ユニット(以下ECUと称す)100が設けられる。ECU100は、CPU、ROM、RAM、入出力ポート、および記憶装置等を含むものである。ECU100は、各種センサ類の検出値等に基づいて、所望のエンジン制御が実行されるように、インジェクタ14、高圧ポンプ17、スロットルバルブ24等を制御する。またECU100は、尿素添加量を制御すべく、尿素添加弁40及び尿素供給ポンプ42を制御する。ECU100に接続されるセンサ類としては、前述のエアフローメータ22の他、NOx触媒34の下流側に設けられたNOxセンサ50、NOx触媒34の上流側と下流側にそれぞれ設けられた触媒前排気温センサ52及び触媒後排気温センサ54が含まれる。NOxセンサ50は排気ガスのNOx濃度に比例した大きさの出力信号を発する所謂限界電流式NOxセンサである。その構造については後に詳しく述べる。
他のセンサ類として、クランク角センサ26、アクセル開度センサ27及びエンジンスイッチ28がECU100に接続されている。クランク角センサ26はクランク角の回転時にクランクパルス信号をECU100に出力し、ECU100はそのクランクパルス信号に基づきエンジン10のクランク角を検出すると共に、エンジン10の回転速度を計算する。アクセル開度センサ27は、ユーザによって操作されるアクセルペダルの開度(アクセル開度)に応じた信号をECU100に出力する。エンジンスイッチ28はユーザによってエンジン始動時にオン、エンジン停止時にオフされる。
選択還元型NOx触媒(SCR: Selective Catalytic Reduction)34は、ゼオライト又はアルミナなどの基材表面にPtなどの貴金属を担持したものや、その基材表面にCu等の遷移金属をイオン交換して担持させたもの、その基材表面にチタニヤ/バナジウム触媒(V25/WO3/TiO2)を担持させたもの等が例示できる。選択還元型NOx触媒34は、その触媒温度が活性温度域にあり、且つ、還元剤としての尿素が添加されているときにNOxを還元浄化する。尿素が触媒に添加されると、触媒上でアンモニアが生成され、このアンモニアがNOxと反応してNOxが還元される。
NOx触媒34の温度は、触媒に埋設した温度センサにより直接検出することもできるが、本実施形態ではそれを推定することとしている。具体的には、ECU100が、触媒前排気温センサ52及び触媒後排気温センサ54によりそれぞれ検出された触媒前排気温及び触媒後排気温に基づき、触媒温度を推定する。なお推定方法はこのような例に限られない。
NOx触媒34に対する尿素添加量は、NOxセンサ50により検出されるNOx濃度に基づき制御される。具体的には、検出NOx濃度の値が常にゼロになるように尿素添加弁40からの尿素噴射量が制御される。この場合、検出NOx濃度の値のみに基づいて尿素噴射量を設定してもよいし、或いは、エンジン運転状態(例えばエンジン回転速度とアクセル開度)に基づいてNOx濃度をゼロとするような基本尿素噴射量を設定し、且つ、この基本尿素噴射量を検出NOx濃度の値がゼロになるようにフィードバック補正してもよい。NOx触媒34が尿素添加時のみNOxを還元可能なので、基本的に尿素は、エンジン運転中且つ燃料噴射実行時に常時添加される。また、NOx還元に必要な最小限の量しか尿素が添加されないよう、制御が行われる。過剰に尿素を添加するとアンモニアが触媒下流に排出されてしまい(所謂NH3スリップ)、異臭等の原因となるからである。
次に、NOxセンサ50の詳細について説明する。図2にはNOxセンサ50のセンサ素子200の構造が拡大して示されている。NOxセンサ50のセンサ素子200は、以下に説明されるように、互いに積層された酸化ジルコニア等の酸素イオン導電性固体電解質層、アルミナ等の絶縁材料層、多孔質拡散層などから構成される。
センサ素子200は、排気ガスが導入される第1チャンバ220および第2チャンバ221と、大気に連通する第1大気通路230、231と、第1チャンバ220側に設けられるポンプセル240と、第2チャンバ221側に設けられるセンサセル250およびモニタセル260とを有している。センサセル250とモニタセル260はセンサ素子200の長手方向に隣接して配置されている。第1チャンバ220は第2チャンバ221と絞り210を介して連通しており、第1チャンバ220には、多孔質拡散層209およびピンホール211を介して排気ガスが導入される。
センサ素子200は、センサセル250およびモニタセル260を構成するシート状の固体電解質体271の下方に、第1チャンバ220および第2チャンバ221を構成するスペーサ272を介して、ポンプセル240を構成するシート状の固体電解質体273を積層し、さらに第1大気通路230を構成するスペーサ274およびシート状の第1ヒータ212を積層して構成されている。固体電解質体271の上方には、多孔質拡散層209および第2大気通路231を構成するスペーサ275が積層される。
固体電解質体271、273は、ジルコニア等の酸素イオン導電性を有する固体電解質からなり、スペーサ272、274、275は、アルミナ等の絶縁材料で構成される。多孔質拡散層209は多孔質アルミナ等からなる。
また、図示の実施形態では、センサセル250の近傍に配置されて、センサセル250を構成するシート状の固体電解質体271にシート状の第2ヒータ214が積層されているが、この第2ヒータ214は上述の第1ヒータ212に追加して設けられるものであって、必須ではない。
ポンプセル240は、固体電解質体273とその上下表面に対向配置された一対の電極241、242からなり、第1チャンバ220内に導入された排気ガス中の酸素を第1大気通路230に排出又は汲み入れて、第1チャンバ220内の酸素濃度を調整する。一対の電極のうち第1チャンバ220側の電極241には、NOxの還元分解に対して不活性な電極、例えば、Pt−Au多孔質サーメット電極が、第1大気通路230側の電極242には、例えば、Pt多孔質サーメット電極が好適に使用される。なお、多孔質サーメット電極は、金属成分とジルコニア、アルミナ等のセラミックスをペースト化し、焼成することにより形成される。
モニタセル260は、固体電解質体271とその上下表面に対向配置された一対の電極261、262からなり、第1チャンバ220から絞り210を経て第2チャンバ221内に導入された排気ガス中の残留酸素濃度を検出する。一対の電極のうち第2チャンバ221側の電極261には、NOxの還元分解に対して不活性な電極、例えば、Pt−Au多孔質サーメット電極が、第2大気通路231側の電極262には、例えば、Pt多孔質サーメット電極が用いられ、これら電極261、262間に、所定の電圧を印加することにより、残留酸素濃度に応じた電流出力が得られる。
センサセル250は、固体電解質体271とその上下表面に対向配置された一対の電極251、252からなる。なお、センサセル250は、モニタセル260に隣接して設けられており、一対の電極のうち第2大気通路231側の電極252はモニタセル260の電極262と共通電極とされてもよい。センサセル250は、第2チャンバ221内に導入された排気ガス中のNOx濃度および残留酸素濃度を検出するもので、第2チャンバ221側の電極251には、NOxの還元分解に対して活性な電極、例えば、Pt−Rh多孔質サーメット電極が用いられる。これら電極251、252間に、所定の電圧を印加することにより、NOx濃度および残留酸素濃度に応じた電流出力が得られる。
第1ヒータ212及び第2ヒータ214は、アルミナ等の絶縁材料からなるシート内に、ヒータ電極を埋設して形成される。ヒータ電極は、外部からの給電により発熱し、第1ヒータ212は主にセンサ素子200全体を加熱して、上記各セル240、250、260を活性化温度(例えば、約750〜800℃)以上に保持するために用いられ、第2ヒータ214は、後述するように、主にセンサセル250を加熱して、Pt−Rh多孔質サーメット電極251に付着しているAuを蒸散させるのに用いられる。
ここで、上記構成のNOxセンサ50の動作原理を説明する。図2において、被測定ガスである排気ガスは、多孔質拡散層209、ピンホール211を通過して第1チャンバ220に導入される。導入されるガス量は、多孔質拡散層209、ピンホール211の拡散抵抗により決定される。ここで、ポンプセル240の電極241、242に、第1大気通路230側の電極242が+極となるように電圧を印加すると、第1チャンバ220側の電極241上で排気ガス中の酸素が還元分解されて酸素イオンとなり、ポンピング作用により電極242側へ排出される(図2の白抜き矢印の方向)。印加電圧の向きを逆にすると、第1大気通路230側から第1チャンバ220側へ酸素が導入される。
ポンプセル240では、この酸素ポンプ作用を利用し、印加電圧の大きさと向きを調整して酸素を出し入れすることにより、チャンバ内の酸素濃度を制御することができる。通常は、NOx検出時の酸素の影響を小さくするために、第1チャンバ220に導入される酸素を排出して、第2チャンバ221内を所定の低酸素濃度に保持する。なお、第1チャンバ220側の電極241はNOx不活性電極であるので、ポンプセル240において排気ガス中に含まれるNO2がNOに還元されることはあるものの、NOはそれ以上還元されない。したがって、第1チャンバ220内でNOxがNOにほぼ単ガス化され、このNOxを含む排気ガスが絞り210を通って第2チャンバ221内に流入する。
本実施の形態では、ポンプセル240の制御を、電流検出器281で測定されるポンプセル電流Ipに応じて予め定められた印加電圧マップを用いて行う。ポンプセル240は、酸素濃度に対して限界電流特性を有し、ポンプセル印加電圧Vpとポンプセル電流Ipの関係を示すV−I特性図において、限界電流検出域はV軸に略平行な直線部分からなり、酸素濃度が高いほど電圧値が大きくなる方向にシフトする。従って、ポンプセル電流Ipに応じてポンプセル印加電圧Vpを可変制御することにより、第1チャンバ220に導入された酸素を速やかに排出し、第1チャンバ220内を所定の低酸素濃度に制御する。これにより、特定ガスであるNOxを検出する際の妨害ガスとなる酸素の影響を小さくできる。
ポンプセル240近傍を通過した排気ガスは、絞り210を介して第1チャンバ220と連通する第2チャンバ221に流入する。排気ガス中に残留する微量の酸素は、モニタセル260の電極261、262間に、第2大気通路231側の電極262が+極となるように所定の電圧を印加すると、第2チャンバ221側の電極261上で還元分解されて酸素イオンとなり、ポンピング作用により電極262側へ排出される(図2の白抜き矢印の方向)。電極261はNOx不活性電極であるため、電流検出器183で測定されるモニタセル電流Imは、第2チャンバ221内の電極261に到達する酸素量に依存し、NOx量には依存しない。従って、モニタセル電流Imを検出することで、残留酸素濃度を検出することができる。
一方、センサセル250では、第2チャンバ221側の電極251がNOx活性電極であるため、電極251、252間に、第2大気通路231側の電極252が+極となるように所定の電圧を印加すると、第2チャンバ221側の電極251上で排気ガス中の残留酸素およびNOxが還元分解されて酸素イオンとなり、ポンピング作用により電極252側へ排出される(図2の白抜き矢印の方向)。従って、電流検出器182で測定されるセンサセル電流Isは、第2チャンバ221に到達する酸素量およびNOx量に依存したものとなる。センサセル250とモニタセル260は第2チャンバ221内で隣接しており、第2チャンバ221側の電極251、261に到達する酸素量はほぼ等しいので、センサセル電流Isからモニタセル電流Im(酸素量分)を減算することで、NOx濃度を検出することができる。
さて、このような基本構成を持つNOxセンサ50においては、当該NOxセンサ50が劣化するにつれ、第1チャンバ220内のポンプセル電極241及び第2チャンバ221内のモニタセル電極261から、NOx触媒能を有しないか又はその触媒能が低い金属材料(以下、低触媒能金属材料ともいう)であるAu材料が飛散すると共に、第2チャンバ221内のセンサセル電極251の表面に徐々に付着していき、当該センサセル電極251のRhが有するNOx触媒能を徐々に低下させていくことが判明した。この結果、排気ガスの同一NOx濃度に対するNOxセンサ50の出力は、NOxセンサ50の劣化につれ低濃度側に徐々に低下してしまう。センサセル電極251へのAu付着量がNOxセンサ50の劣化度と相関する。
次に、上述の構成からなるNOxセンサ50が用いられたNOxセンサの劣化抑制回復制御装置の第1の実施形態における劣化抑制回復制御の処理手順を、図3のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、図示されるルーチンはECU100により所定周期(例えば16msec)毎に繰り返し実行される。
そこで、制御がスタートとするとまず、ステップS301で、NOxセンサ50が劣化しているか否かを判定する劣化診断が行なわれる。なお、この劣化診断は、診断を行うのに適した所定条件が成立しているか否かを判断して行うことが好ましい。例えば、1)エンジン暖機完了(冷却水温が所定値以上)及び2)NOxセンサ活性済み(ヒータ温度が所定値以上)という条件に加え、3)NOxを含む排気ガスをNOxセンサ50に供給できるような条件が整ったとき、所定条件成立となる。本実施形態のようなディーゼルエンジンの場合、通常、空燃比は理論空燃比より著しくリーンであり、燃焼室から排出される排気ガスにはNOxが含まれる。そしてNOx触媒未活性時や尿素添加停止時などでNOxを含む排気ガスをNOxセンサ50に供給し得るようになったとき、3)の条件が満たされることになる。
この所定条件が成立していると判断された場合に行われる、劣化診断ないしは劣化判定では、燃焼室から排出される排気ガスのNOx濃度が所定値となるようにエンジンが制御され、この状態でセンサセル250からの出力電流Isが取得される。そして、この出力電流Isと基準電流Irとに基づき、出力比ないしは劣化度R=Is/Irが算出され、劣化度Rが所定の劣化判定値Rsと比較される。劣化度Rが劣化判定値Rsより大きい場合には、NOxセンサ50は正常と判定され、劣化度Rが劣化判定値Rsより小さい場合には、NOxセンサ50は劣化状態にあると判定される。
なお、上記基準電流Irは、排気ガスのNOx濃度が上記所定値のときに、新品相当のNOxセンサ50から出力される電流であり、予め実験などにより求められ、ECU100に保管されている。
ステップS301においてNOxセンサ50が正常と判定されたときには、このルーチンは一旦終了され、上述の劣化状態にあると判定されたとき、次のステップS302に進み、Au被毒回復制御が実行される。具体的には、NOxセンサ50が加熱手段として第1ヒータ212のみを有する場合には、この第1ヒータ212が、センサ素子200全体を加熱して、各セル240、250、260を活性化温度以上に保持するため通常の温度(例えば、約750〜800℃)に比べてさらに温度が上昇されて、Auの融点(1064℃)以上に加熱するようにされる。
また、NOxセンサ50が加熱手段として第1ヒータ212及び第2ヒータ214を有する場合には、第1ヒータ212は上述の通常の温度に維持したまま、第2ヒータ214がセンサセル250の近傍をAuの融点以上に加熱するようにされる。
そして、次のステップS303では、上述のAuの融点(1064℃)以上の加熱時間が所定の加熱時間T1を過ぎたか否かが判断されることにより、Auの融点以上の加熱が所定の加熱時間T1だけ継続されることになる。換言すると、所定の加熱時間T1が経過すると、ステップS302で開始されたAu被毒回復制御が終了される。なお、この所定の加熱時間T1は、上述の劣化度Rの大きさに対応させて変更するのが好ましく、例えば、劣化度Rが大きいときは所定の加熱時間T1が長くなるようにする。これは、予め実験で求めてマップの形態でECU100に保管させておいてもよい。
かくて、Au被毒の場合、Auの融点以上に加熱可能な加熱手段によってAuの融点以上に加熱することにより、センサセル250のRh材料を含む電極251に付着しているAuを蒸散させることができるので、NOxセンサ50の劣化を容易に回復させることができる。
ここで、加熱手段としてセンサ素子200全体の加熱用の第1ヒータと、センサセル250の近傍に配置された第2ヒータとを備えている、第2の形態のNOxセンサ50の場合には、第1ヒータ212による、ポンプセル240やモニタセル260の電極241や261からのAuの蒸散を防止しつつ、センサセル250の電極251に付着しているAuのみを蒸散させることができるので、NOxセンサ50の長寿命化を図ることができ、また、加熱のための電力の消費量を低減できる。
次に、上述の構成からなるNOxセンサ50が用いられたNOxセンサの劣化抑制回復制御装置の第2の実施形態における劣化抑制回復制御の処理手順を、図4のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、このルーチンもECU100により所定周期(例えば16msec)毎に繰り返し実行される。
このNOxセンサの劣化抑制回復制御装置の第2の実施形態が上述の第1の実施形態と異なる点は、ステップS301における出力劣化判定に代え、排気ガス温度検出手段により検出される排気ガス温度が所定値を超えるか否かの判定をステップS401にて行うようにした点である。したがって、ステップS402及びステップS403についての説明は、上記のステップS302及びステップS303についての説明を援用することにする。
そこで、この第2の実施形態では、ステップS401において、排気ガス温度検出手段としての触媒前排気温センサ52又は触媒後排気温センサ54、好ましくは、触媒後排気温センサ54により検出された排気ガス温度Tが所定の温度Texを超えているか否かが判定される。排気ガス温度Tが所定の温度Texを超えていないときは、このルーチンは一旦終了され、所定の温度Texを超えていると判定されたときは、次のステップS402に進み、第1の実施形態と同様に、Au被毒回復制御が実行される。すなわち、加熱制御手段により、加熱手段としての第1ヒータ212又は第2ヒータ214がAuの融点以上に所定時間T1作用させられる。
この第2の実施形態によれば、排気ガス温度Tが所定の温度Texを超えているので、加熱手段としての第1ヒータ212又は第2ヒータ214をAuの融点以上に作用させるための電力が少なくてもよい。したがって、電力消費を低減させつつ、センサセル250のRh材料を含む電極251に付着しているAuを蒸散させることができ、NOxセンサ50の劣化を抑制することができる。
さらに、上述の構成からなるNOxセンサ50が用いられたNOxセンサの劣化抑制回復制御装置の第3の実施形態における劣化抑制回復制御の処理手順を、図5のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、このルーチンもECU100により所定周期(例えば16msec)毎に繰り返し実行される。
このNOxセンサの劣化抑制回復制御装置の第3の実施形態が上述の第1及び第2の実施形態と異なる点は、ステップS301における出力劣化判定又はステップS401における排気ガス温度Tが所定の温度Texを超えているか否かの判定に代え、車両の走行距離又はエンジンの作動量の積算値Lが所定値Ltを超えているか否かの判定をステップS501にて行うようにした点である。試験結果によると、センサセル250のAu被毒が生ずるのは、車両の走行距離又はエンジンの作動量がある量に達したときであることが判明しており、そのときにAu被毒回復制御を実行するのが効果的である。なお、Au被毒回復制御を実行するステップS502及びステップS503についての説明は、上記第1の実施形態のステップS302及びステップS303についての説明を援用する。
そこで、この第3の実施形態では、ステップS501において、車両の走行距離又はエンジン10の作動量を積算する積算手段により積算される積算値Lが所定値Ltを超えているか否かが判定される。積算値Lが所定値Ltを超えていないときは、このルーチンは一旦終了され、所定値Ltを超えていると判定されたときは、次のステップS502に進み、第1及び第2の実施形態と同様に、Au被毒回復制御が実行される。すなわち、加熱制御手段により、加熱手段としての第1ヒータ212又は第2ヒータ214がAuの融点以上に所定時間T1作用させられる。
ここで、車両の走行距離を判定要素とする場合には、積算手段としてのトリップメータの積算値Lが所定値Lt(例えば、Lt=10,000km)を超えるか否かとすればよい。また、エンジン10の作動量を判定要素とする場合には、積算手段として、エンジン10の作動時間を積算するカウンター又はエンジン10への吸入空気量を積算するカウンターを用い、これらの積算値Lが所定値Ltを超えるか否かとすればよい。なお、いずれの場合も、ステップS502及びステップS503でのAu被毒回復制御が実行された後は、上記積算値Lが0にリセットされる。
この第3の実施形態によれば、車両の走行距離又はエンジンの作動量の積算値によって推定されるNOxセンサの劣化状態のときのみに、第1ヒータ212又は第2ヒータ214が作用させられるので、第1ヒータ212又は第2ヒータ214をAuの融点以上に作用させるための頻度が少なくて済み、それらの耐久性を向上させることができる。また、電力消費を低減しつつ、センサセルのRh材料を含む電極に付着しているAuを蒸散させることができる。
以上、本発明の第1ないし第3の実施形態について説明したが、本発明は他の実施形態を採ることも可能である。例えば、上述の第1ないし第3の実施形態を適宜組合わせて、新たな実施形態とすることも可能である。さらに、本発明に係るNOxセンサ及びその劣化抑制回復装置は内燃機関以外の用途にも適用可能である。また、内燃機関に適用した場合でも、内燃機関の種類、型式、用途等は限定されず、例えば火花点火式内燃機関、特に直噴リーンバーンガソリンエンジンにも適用可能である。
本発明に係るNOxセンサの劣化抑制回復制御装置を適用した内燃機関の概略的なシステム図である。 NOxセンサのセンサ素子の構造を示す断面図である。 本発明に係るNOxセンサの劣化抑制回復制御装置の第1の実施形態における劣化抑制回復制御の処理手順を示すフローチャートである。 本発明に係るNOxセンサの劣化抑制回復制御装置の第2の実施形態における劣化抑制回復制御の処理手順を示すフローチャートである。 本発明に係るNOxセンサの劣化抑制回復制御装置の第3の実施形態における劣化抑制回復制御の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 エンジン
15 排気通路
34 NOx触媒
50 NOxセンサ
100 電子制御ユニット(ECU)
200 センサ素子
212 第1ヒータ
214 第2ヒータ
220 第1チャンバ
221 第2チャンバ
230 第1大気通路
231 第2大気通路
240 ポンプセル
241、242 電極
250 センサセル
251、252 電極
260 モニタセル
261、262 電極

Claims (6)

  1. それぞれが対の電極を備える、ポンプセル、モニタセル及びセンサセルを有し、前記ポンプセルがAu材料を含む電極、及び前記センサセルがRh材料を含む電極を用いているNOxセンサにおいて、
    Auの融点以上に加熱可能な加熱手段を備えることを特徴とするNOxセンサ。
  2. 前記加熱手段は、全体構造加熱用の第1ヒータと、前記センサセルの近傍に配置された第2ヒータとを備えることを特徴とする請求項1に記載のNOxセンサ。
  3. 請求項1又は2に記載のNOxセンサの劣化を判定する判定手段と、
    当該判定手段により劣化状態にあると判定されたとき、前記加熱手段をAuの融点以上に所定時間作用させる加熱制御手段と、
    を備えることを特徴とするNOxセンサの劣化抑制回復制御装置。
  4. 請求項1又は2に記載のNOxセンサと、
    排気ガスの温度を検出する排気ガス温度検出手段と、
    当該排気ガス温度検出手段により検出される排気ガス温度が所定値を超えるとき、前記加熱手段をAuの融点以上に所定時間作用させる加熱制御手段と、
    を備えることを特徴とするNOxセンサの劣化抑制回復制御装置。
  5. 請求項1又は2に記載のNOxセンサと、
    車両の走行距離又はエンジンの作動量を積算する積算手段と、
    当該積算手段により積算される積算値が所定値を超えるとき、前記加熱手段をAuの融点以上に所定時間作用させる加熱制御手段と、
    を備えることを特徴とするNOxセンサの劣化抑制回復制御装置。
  6. 前記加熱制御手段は、前記加熱手段のうちの少なくとも第2ヒータをAuの融点以上に所定時間作用させることを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載のNOxセンサの劣化抑制回復制御装置。
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