JP2009287153A - 着圧靴下 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷え性の傾向にある人にとって下腿のむくみを予防乃至緩和するのに有効な着圧靴下を提供する。
【解決手段】足部から少なくとも下腿まで延び、装着時における下腿の締め付け圧は足首部において最も高く上方へ行くにしたがって低くなるように繊維部分が伸縮し、着用モデルに装着したときの足首部における締め付け圧が23〜38hPaとなるように伸縮度が決められており、所定測定方法によって求められる足裏部を覆う部分の保温率Rtが26%以上であることを特徴とする着圧靴下。
【選択図】図1

Description

本発明は、下腿のむくみを予防乃至緩和するための着圧靴下に関する。
長時間に亘って立ち続けたり坐り続けたりすると、ふくらはぎ等の下腿にむくみを生じ、だるさや疲労感を感じることがある。これは、長時間にわたる血液やリンパ液の滞留に伴って、老廃物が下腿に蓄積するためであると言われている。
これに対処すべく種々の提案がなされている。特許文献1に記載の携帯用のマッサージ器は、足首やふくらはぎに巻き付けるベルト、靴下等に電極を設け、低周波または中周波を印加してマッサージ作用をなすことにより、血行をよくしようとするものである。特許文献2に記載の靴下は、履口の裏糸に伸縮弾性の小さいカバリングヤーンを編み込み、レッグ部(下腿)にカバリングヤーンに加えて天然ゴム糸を編み込んだものであり、履口にフィットしレッグ部に着圧が作用するようにして装着感の改善を図る。さらに着圧は静脈流の方向である足首部分から履口側及び爪先部側に向けて小さくなるようにして、血行を良くしむくみ等を解消しようとするものである。特許文献3に記載の下肢被覆材は、伸縮性を有する生地によりリンパ液の流れる方向に沿って部分的着圧部を形成し、その押圧作用による刺激とマッサージ作用でリンパ液及び血液の流れを助長してむくみや疲労感を解消しようとするものであり、締め付け圧が下から上に向けて低くなる構成が望ましいとしている。
特開2006−296927号公報 特開平10−310903号公報 特開2006−219805号公報
しかしながら、特許文献1のマッサージ器は、電極設置箇所の局部的な作用しか得られず、また低周波等の印加をともなうので使用時間が限られ、十分な効果を得難い。
特許文献2の靴下及び特許文献3の下肢被覆材は、下腿に締め付け圧を作用させ、その圧力を下(足首部)から上に向けて低くするという設定を採用している。このような締め付け圧の設定は、血液やリンパ液の滞留を解消乃至緩和するのに有効であり、一定のむくみ防止効果を発揮する。但し、この効果を得るために、締め付け圧は下退部下部で例えば43.6hPaという圧力に設定されている(特許文献2)。
しかしながら、冷え性の人は、下肢の血行が不十分なために冷えが生じているのであり、上記のような締め付け圧を作用させる靴下を履いた場合は、却って血行が阻害されてしまい、むくみの防止効果が得られなかったり、だるさを感じたりすることがある。
そこで、本発明は、冷え性の傾向にある人にとって下腿のむくみを予防乃至緩和するのに有効な着圧靴下を提供することを目的としている。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討したところ、冷え性の傾向のある人の場合には、靴下による締め付け圧を作用させながらもその圧力を従来の設定値より低くし、且つ足裏部を覆う部分を保温することにより、高いむくみ防止効果が得られることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて完成されたものである。
すなわち、本発明は、下記の着圧靴下を提供するものである:
足部から少なくとも下腿まで延び、装着時における下腿の締め付け圧は足首部において最も高く上方へ行くにしたがって低くなるように繊維部分が伸縮し、ヌードボディ・パンツ型MP20相当の着用モデルに装着したときの足首部における締め付け圧が23〜38hPaとなるように伸縮度が決められており、
以下の測定方法によって求められる足裏部を覆う部分の保温率Rtが26%以上であることを特徴とする着圧靴下。
測定方法:20℃、65%RHの環境下においてカトーテック株式会社製サーモラボII型試験機の10cm×10cmタイプ熱源台及び該熱源台上部に位置する熱板に相当する加熱台及び該加熱台上部に位置する台板を用い、該台板上に、台板上面全体を覆うようにして試験片を置き、台板直下の温度を30℃に保つために前記加熱台に供給する熱量Hsと、台板上に何も置かない状態で台板直下の温度を30℃に保つために前記加熱台に供給する熱量Hoとから、次式により得られる値Rtを保温率とする:
Rt=(Ho−Hs)/Ho×100
なお、本発明において、足首部とは、下腿における踝(くるぶし)の直上部分をいう。
カトーテック株式会社製サーモラボII型試験機の10cm×10cmタイプ熱源台に相当する加熱台を構成するには、例えば、箱体の上壁の少なくとも一部を試料載置用の台板で構成し、箱体内に台板を加熱するためのヒータを設け、該ヒータの熱が台板以外の壁部から箱体外へ出ないように、その壁部を断熱化すること、及び壁部を囲む補助壁を設けて両壁間の温度を箱体内温度と同等化することのいずれかまたは双方により熱遮蔽した構造を採用することができる。
以下、図面を参照した実施形態に基づいて本発明をより詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る着圧靴下を示す側面図である。
この着圧靴下は、装着したときに足部から下腿の膝下まで延びる寸法を有している。この着圧靴下は、伸縮性材料で製造され、各部の周長を通常の人体の足部及び下腿の周長より小さくすることにより、装着時に締め付け圧が作用するようになっている。下腿に作用する締め付け圧は足首部において最も高く上方へ行くにしたがって低くなるように設定される。
足首部における締め付け圧は、ヌードボディ・パンツ型MP20(株式会社七彩製)相当の着用モデルに装着したときの足首部における締め付け圧が23〜38hPaとなるように、着圧靴下の伸縮度が決められる。また、次の保温率測定方法によって求められる足裏部を覆う部分の保温率Rtが26%以上とされる:
保温率測定方法 20℃、65%RHの環境下においてカトーテック株式会社製サーモラボII型試験機の10cm×10cmタイプ熱源台及び該熱源台上部に位置する熱板に相当する加熱台及び該加熱台上部に位置する台板を用い、該台板上に、台板上面全体を覆うようにして試験片を置き、台板直下の温度を30℃に保つために前記加熱台に供給する熱量Hsと、台板上に何も置かない状態で台板直下の温度を30℃に保つために前記加熱台に供給する熱量Hoとから、
Rt=(Ho−Hs)/Ho×100
により得られる値Rtを保温率とする。
このように着圧靴下は、上記の締め付け圧の設定と保温率の確保とにより、冷え性の傾向にある人の場合に不足しがちな下腿の血流を促進しつつ締め付け圧を作用させることができるので、そのような人の下腿のむくみを予防乃至解消するのに有効である。締め付け圧が上記下限値より低いと下腿の締め付け作用が不足して血液やリンパ液、老廃物の流れが不十分となり、締め付け圧が上記上限値を超えると締め付け作用が強すぎて血液やリンパ液、老廃物の流れを締め付け部位でせき止めてしまい、いずれもむくみの予防乃至解消の効果が十分に得られない。
この観点から、足首部における上記締め付け圧は、24〜37hPaとなるように伸縮度が決められているのがより望ましい。
上記着用モデル(ヌードボディ・パンツ型MP20)の主な仕様は次のとおりである。
・ボディ本体:半硬質発泡ウレタン成型、麻布張
・下腿の周長
足首部:20.5cm、
足首部から上方へ膝下までの5cm毎の寸法:21.5cm、26.0cm、31.3cm、35.0cm、34.4cm、32.8cm
なお、前述の着用モデルは比較的硬質な材料で所定の寸法に製造されている一方、人体の場合は柔軟性があり、人によって下腿の寸法が種々異なるため、上記締め付け圧は、人体に装着した時の圧力とは異なる。しかしながら、標準的な寸法の上記着用モデルに装着したときの締め付け圧を基準とすることにより、多くの人に対して望ましい締め付け圧を与えることができ効果を発揮することができる。
この着圧靴下の保温率が上記下限未満となると、下腿の血流の促進効果が十分に得られない。この状態で上記締め付け圧を作用させても、むくみの予防乃至解消の効果が得られない。
この観点から、上記測定方法によって求められる足裏部を覆う部分の保温率Rtは27%以上とするのがより望ましく、28%以上とするのがさらに望ましい。
上記締め付け圧を得るには、靴下を伸縮性に富む繊維で編成し、装着箇所の寸法に対して周長を小さくすることにより得ることができる。図示の例では、下腿を覆う部分1,足の甲部を覆う部分2は、75デニールのナイロン、ポリウレタン、ポリプロピレン繊維を使用し、平編みしている。また、下腿を覆う部分1は、リンパ液の流れに沿う部分にミス編み部分11を設けて刺激効果を出すことにより、マッサージ効果を高めている。
締め付け圧は、足首部から上方へ行くにしたがって低くなるように伸縮度が設定される。血液やリンパ液が下腿に滞留するのを防止するには、足首部に締め付け圧を作用させることが最も効果的であり、その締め付け圧の設定が重要である。そして、下腿における足首部より上方における締め付け圧を足首部より低くすれば、血液やリンパ液の流れを阻害せずに締め付け圧による滞留防止と流れの促進が得られるのである。したがって、足首部より上方の締め付け圧は、比較的緩やかな機能上の要求の下に設定されるのであり、装着感の良否等を考慮して決めることができる。例えば、この締め付け圧の設定は、前記着用モデルに装着した場合、膝の直ぐ下の部分での圧力が足首部での圧力の34〜92%とすることができ、より好ましくは40〜80%、さらに好ましくは50〜70%とされる。
足裏部及び踵部を覆う部分3において上記保温率を得るためには、断熱性の高い繊維材料を使用する、編成する糸の径を太くする、編成密度を高くする、保温性の高い編み方をする等の構成を採用することができる。図示の例では、75デニールのポリプロピレンのマルチフィラメントを使用し、タック編みをすることにより、保温性を高めている。
この着圧靴下の製造に用いる伸縮性繊維としては、生ゴム、ポリウレタンなどのポリウレタン系繊維等を挙げることができる。また、ポリウレタン系繊維を芯とし、綿、アクリル、ナイロンなどのポリアミド系繊維、ポリエーテル・エステル系繊維、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系繊維などでカバリングするカバリング繊維としてもよい。
上記保温率を測定するためのサーモラボII型試験機を使用した測定方法は以下の通りである。B.T.Boxは、試料を載せる台板となる熱板(上面寸法10×10cm)を下方から支持する箱体を備え、該箱体中に電気ヒータを配置して熱板を下方から加熱する構造となっている。熱板は箱体の上面から1mm突出するようにして側面を該断熱ボックスに囲まれており、箱体の側部及び下部は、上面が箱体上面より低い位置にある断熱性の外周壁で囲まれている。熱板は、A2017(ジュラルミン)製である。サーモラボII型試験機は、B.T.Boxの熱板の温度制御をするための制御部を備えている。
B.T.Boxの外周壁の上面に両面テープを貼る。外周壁の上面に達する寸法の試料を用意し、熱板(台板)の上面を覆うようにして試料を置き、試料に皺が生じないように注意しながら、先に貼った両面テープに試料を貼り付けて固定する。この状態で試験機を作動させ、熱板下部の電気ヒータの温度制御により、箱体内における台板直下の温度を30℃に保つための電力量から供給熱量Hsを換算する。これとは別個に、熱板上に何も置かない状態で箱体内における台板直下の温度を30℃に保つための電力量から供給熱量Hoを換算する。これに基づき、前述の式により値Rtを求める。
[1.一般の人と冷え性の人との相違を示す試験]
従来のむくみ防止用靴下が一般の人と冷え性の人とに与える効果について試験をした。
1-1. 被験者と試験用靴下
被験者として下腿に冷え性をもつ人6名及びそうでない一般の人6名を選んだ。従来の締め付け作用に基づくむくみ防止用靴下を用い、冷え性の人とそうでない人とに履かせてむくみ防止乃至緩和の効果を調べた。
靴下の仕様は次の通りである。
材質:ナイロン、ポリウレタンを主体とする
寸法
総丈: 置き寸法25.8cm、伸び寸法49.1cm
足首部の幅: 置き寸法7.5cm、伸び寸法14.7cm
ふくらはぎ部の幅: 置き寸法7.8cm、伸び寸法21.9cm
ここで、置き寸法は靴下を平らな面に置いた時の寸法、伸び寸法は次の伸び測定方法により引張り力を掛けたときの寸法である。ふくらはぎ部の幅は、靴下の履き口から8.5cm足先寄りの箇所で測定したものである(以下の実施例及び比較例において同じ)。
伸び測定方法:靴下における置き寸法を測定した箇所の両端部を幅9mmの挟み具で挟み、一方向へ4kgの力で引っ張り、そのときの寸法を測定して伸び寸法とする。測定装置には、大竹工作所製伸び寸法測定機を用いた。
この靴下は、足裏部を覆う部分が他の部分と同じ構成であり、保温仕様とはなっていない。
1-2. 素足での試験
先ず靴下を履かない状態で、被験者を椅子に坐らせ膝裏で大腿と下腿とが90度となる姿勢とし、膝裏の窪み中央部から10cm下方の部位(ふくらはぎ)の周長を測定する(周長L1a)。次に、靴下を履かないままで着座姿勢を保った6時間後に同じ姿勢で同じ部位の周長を測定した(周長L1b)。そして、周長L1a−周長L1bにより周長差dL1を求めた。
1-3. 靴下着用による試験
先ず靴下を履かない状態で、前述と同様にして、膝裏の窪み中央部から10cm下方の部位(ふくらはぎ)の周長を測定する(周長L2a)。次に、被験者に試験用靴下を履かせ、着座姿勢を保った6時間後に同じ姿勢で同じ部位の周長を測定した(周長L2b)。そして、周長L2a−周長L2bにより周長差dL2を求めた。
1-4. 結果
上記の測定結果を表1に示す。表1は各仕様について6名の平均値を示している。
Figure 2009287153
表1によると、実験開始の6時間経過後に、一般の被験者では、素足の場合に周長が7mm増加し、むくみが発生乃至増大したが、むくみ防止用靴下を履いた場合は、周長の変化がなく、むくみが解消乃至緩和したことを示している。これに対し、冷え性の被験者では、素足の場合に周長が7mm増加し、むくみが発生乃至増大し、むくみ防止用靴下を履いた場合でも周長が3mmと増加し、むくみ防止効果が得られていない。
すなわち、一般用のむくみ防止用靴下は、冷え性の人には効果がないことが明らかである。
[2.実施例及び比較例による比較試験]
本発明に係る着圧靴下が冷え性の人に与える効果について試験をした。
2-1. 実施例及び比較例の作成
図1に示した基本形状の靴下について、以下の表2及び表3の仕様により、締め付け圧及び保温率を種々設定したサンプルを作成した。締め付け圧及び保温率は各々、前述のヌードボディ・パンツ型MP20を着用モデルとした測定、及び、カトーテック株式会社製サーモラボII型試験機を用いた測定によって特定した。締め付け圧の測定は、エイ・エム・アイ・テクノ社製の接触圧測定器(AMI3037−2型)を使用し、靴下を装着させた着用モデルの下腿における測定箇所の後部に測定用エアパッド(直径2cm)を挿入して行なった。
Figure 2009287153
Figure 2009287153
2-2. むくみ度の測定
被験者として下腿に冷え性をもつ人達を選んだ。先ず靴下を履かない状態で、被験者を椅子に坐らせ膝裏で大腿と下腿とが90度となる姿勢とし、膝裏の窪み中央部から10cm下方の部位(ふくらはぎ)の周長を測定する(周長La)。次に、被験者にサンプルの靴下を履かせ、着座姿勢を保った6時間後に同じ姿勢で同じ部位の周長を測定した(周長Lb)。そして、周長La−周長Lbにより周長差dLを求めた。被験者は、各仕様について6名とした。
2-3. 結果
上記の測定結果を表4に示す。表4は各仕様について6名の平均値を示している。
Figure 2009287153
表4によると、実験開始の6時間経過後に、実施例1では周長が0.3mm減少しむくみが発生していないことを示し、実施例2では周長が6.8mm減少しむくみが解消乃至緩和したことを示している。これに対し、比較例1,4は、保温率が実施例と同じように高くても、締め付け圧が低い比較例1では周長が4.5mm増加し、締め付け圧が高い比較例4では周長が3.5mm増加し、各々むくみが発生乃至増大したことを示している。また、比較例2,3では、締め付け圧が各々実施例1,2と同じであっても、保温率が低いため比較例2では5.2mm、比較例3では2.7mm増加し、各々むくみが発生乃至増大したことを示している。
これにより、締め付け圧及び保温率が本発明で特定した所定の範囲である場合に、むくみの防止乃至緩和が可能であることが明らかである。
本発明の実施の形態に係る着圧靴下の一実施形態を示す側面図である。
符号の説明
1 下腿を覆う部分
3 足裏部を覆う部分

Claims (1)

  1. 足部から少なくとも下腿まで延び、装着時における下腿の締め付け圧は足首部において最も高く上方へ行くにしたがって低くなるように繊維が伸縮し、ヌードボディ・パンツ型MP20相当の着用モデルに装着したときの足首部における締め付け圧が23〜38hPaとなるように伸縮度が決められており、
    以下の測定方法によって求められる足裏部を覆う部分の保温率Rtが26%以上であることを特徴とする着圧靴下。
    測定方法:20℃、65%RHの環境下においてカトーテック株式会社製サーモラボII型試験機の10cm×10cmタイプ熱源台及び該熱源台上部に位置する熱板に相当する加熱台及び該加熱台上部に位置する台板を用い、該台板上に、台板上面全体を覆うようにして試験片を置き、台板直下の温度を30℃に保つために前記加熱台に供給する熱量Hsと、台板上に何も置かない状態で台板直下の温度を30℃に保つために前記加熱台に供給する熱量Hoとから、次式により得られる値Rtを保温率とする:
    Rt=(Ho−Hs)/Ho×100
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