JP2009285932A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録装置の耐久性を高める。
【解決手段】記録装置は、記録媒体に液体を吐出する記録ヘッドを搭載するキャリッジと、キャリッジを移動自在に支持するガイド部とを備えている。キャリッジは、ガイド部と摺動可能な第1の摺動面と、キャリッジに対して変位可能に設けられた、ガイド部と摺動可能な第2の摺動面とを有している。記録装置は、ガイド部と第1の摺動面とが接触する第1の状態と、ガイド部と第2の摺動面とが接触する第2の状態と、に切替可能に構成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、記録ヘッドから液体を吐出して、記録媒体に画像を記録する記録装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ等の記録装置は、紙やプラスチックシートなどの平板状の記録媒体に液体であるインクを吐出する記録ヘッドと、搬送部と、を有する。搬送部は、記録ヘッドと対向する位置に、記録媒体を搬送する。
記録ヘッドは、記録媒体の搬送方向と直交する方向(以下、主走査方向と呼ぶ。)に往復移動可能なキャリッジに搭載されている。記録装置は、キャリッジの往復移動にともない、記録媒体にインクを吐出する。これにより、記録媒体に記録画像を形成することができる。
記録画像の画質を良好にするためには、記録ヘッドと記録媒体との間隔(以下、紙間と呼ぶ。)を適正な範囲に維持した状態で、キャリッジの往復移動を正確に行う必要がある。このため、キャリッジは、主走査方向に沿って延びるガイド軸に対して、摺動可能に支持されている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
また、特許文献2,3には、紙間を調整する機能を備えた記録装置が記載されている。
特開2000−198244号公報 特開平7−276736号公報 特開2004−042346号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載の記録装置では、次のような課題がある。記録装置が記録動作を行っているとき、ガイド部と接触するキャリッジの面(以下、接触面と呼ぶ。)は摺動する。そのため、記録装置を使用する度に、接触面は徐々に磨耗する。この接触面の磨耗によって紙間は変化し、記録画像の画質は低下する。
特許文献2または3に記載の記録装置は、紙間を調整する機能を備えてはいるが、接触面の磨耗による紙間の変化に対応した機能ではない。
そのため、記録装置を使用し続けた場合、キャリッジの往復移動によって生じる磨耗に起因する紙間の変化は無視できない。したがって、記録装置の耐久性は低下する。
本発明の目的は上記背景技術の課題に鑑み、耐久性が高い記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、記録媒体に液体を吐出する記録ヘッドを搭載するキャリッジと、前記キャリッジを移動自在に支持するガイド部とを備えた記録装置において、前記キャリッジは、前記ガイド部と摺動可能な第1の摺動面と、前記キャリッジに対して変位可能に設けられた、前記ガイド部と摺動可能な第2の摺動面とを有し、前記ガイド部と前記第1の摺動面とが接触する第1の状態と、前記ガイド部と前記第2の摺動面とが接触する第2の状態と、に切替可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、記録装置の耐久性を高めることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。以下では、記録媒体として記録用紙を取り扱うインクジェット記録装置を例にとって説明するが、本発明は、記録用紙に限らず、プラスチックシートや記録ディスクなどの平板状の記録媒体に記録を行う装置全般に適用できる。
[第1の実施例]
図1は本発明の一実施例における、記録装置の模式的斜視図であり、図2は図1の記録装置の模式的側面図である。記録装置1は、給送部2、搬送部3、排送部4、キャリッジユニット5、及び清掃部6を備えている。
キャリッジユニット5は、液体であるインクを吐出する記録ヘッド7と、記録ヘッド7が搭載されたキャリッジ50と、を備えている。記録ヘッド7は、液体(たとえば、インク。)を吐出して、記録媒体に記録を行う。
記録媒体は給送部2に積載されており、搬送部3を経由して、記録ヘッド7と対向する位置へ搬送される。記録が行われた記録媒体は、排送部4を経由して、記録装置1の外部へ排送される。清掃部6は、記録ヘッド7の回復処理を行うために設けられている。
以下、記録装置1の主な構成部品について、概略を述べていく。
(A)キャリッジユニット
図3は本実施例におけるキャリッジユニットの模式的側面図であり、図4は本実施例におけるキャリッジユニットの模式的背面図である。図3では、液体貯留部が搭載されていない状態のキャリッジユニット5が示されている。
キャリッジユニット5は、記録ヘッド7が搭載されたキャリッジ50を有している。記録ヘッド7は、キャリッジ50に設けられたヘッドセットレバー51によってキャリッジ50に固定されている。
記録装置1には、液体が吐出される記録ヘッド7の面(以下、吐出面と呼ぶことがある。)に対向するように、プラテン34が設けられている(図2参照。)。プラテン34は、給送部2から搬送された記録媒体を支えるために設けられている。
記録ヘッド7の吐出面は、プラテン34に支えられた状態の記録媒体に対して、適切な間隔を保った状態で正対する。以降、記録ヘッド7の吐出面と、記録媒体との間隔を紙間と呼ぶ。
キャリッジ50は、主走査方向に沿って延びているガイド部52及び支持部111によって支持されており、主走査方向に移動自在となっている。
支持部111は、記録媒体の搬送方向に対して、キャリッジ50に挟み込まれた状態となっている。そして、支持部111は記録装置1のシャーシ11と一体に形成されており、キャリッジ50の上端部を支持している。キャリッジ50は、主走査方向に摺動可能に支持されている。
キャリッジ50の上端部が、自重により支持部111に圧接されることで、キャリッジ50の姿勢が維持されている。
ガイド部52はシャーシ11に取り付けられている。ガイド部52は、プラテン34またはプラテン34に支持された状態の記録媒体の主面に直交する方向(以下、高さ方向と呼ぶ。)に対して、キャリッジ50の位置を固定している。
キャリッジ50の高さ方向の下端側には、高さ方向に垂直な第1の摺動面50bと、記録媒体の搬送方向に垂直な第3の摺動面50aと、が形成されている。
キャリッジ50は、可動部58と、スライド部583と、を備えている。図5はキャリッジ50の可動部58及びスライド部583の近傍を拡大した斜視図である。また図6は、図5とは別の角度から見たときの、キャリッジ50の可動部58及びスライド部583の近傍を拡大した斜視図である。ただし、図5では、ガイド部52は示されていない。
可動部58には、第1の摺動面50bと平行な第2の摺動面58bと、第3の摺動面50aと対向して設けられた第4の摺動面58aと、が形成されている。
ガイド部52は、第3の摺動面50aと第4の摺動面58aとの間に挟持されている。これにより、キャリッジの姿勢が維持されている。また、キャリッジ50の最下端部は、第1の摺動面50bまたは第2の摺動面58bによって規定されており、どちらか一方がガイド部52と接触する。このように、キャリッジ50はガイド部52によって下から支えられている。
可動部58は、キャリッジ50に対して、第2の摺動面58bと交差する方向に変位可能に支持されている。より好ましくは、可動部58は、第2の摺動面58bと直交する方向(高さ方向)に変位可能に支持されている。
これにより、ガイド部52と第1の摺動面50bとが接触する第1の状態と、ガイド部52と第2の摺動面58bとが接触する第2の状態と、に切替可能になっている。図3では、第1の状態におけるキャリッジ50が示されている。
可動部の第4の摺動面58aは、バネ581によって、第3の摺動面50a側に付勢されている。これにより、第3及び第4の摺動面50a,58aは、ガイド部52に圧接されている。
第3または第4の摺動面50b,58bは、通常、キャリッジ50の自重によってガイド部52に圧接されている。このようにして、ガイド部52はキャリッジ50の高さ、つまり紙間を一定の状態に保つ。
次に、第2の状態と第1の状態を切替えるための構成について、図7及び図8も参照して、具体的に説明する。図7(a)は、第1の状態におけるキャリッジユニット5の模式的背面図であり、図7(b)は、第2の状態におけるキャリッジユニット5の模式的背面図である。また、図8(a)は、第1の状態において、図3の領域Eに相当する部分の拡大図であり、図8(b)は第2の状態において、領域Eに相当する部分の拡大図である。
可動部58は、例えばバネのような弾性体582によって、ガイド部52から遠ざかる方向へ付勢されている。スライド部583は、第2の摺動面58bとは反対側の可動部58の面に接するように設けられている。可動部58には凸部が形成されており、この凸部がスライド部583と接触している。
さらに、スライド部583の、可動部58と接触する面とは反対側の面に、キャリッジ50がある。つまり、スライド部583は、可動部58とキャリッジ50によって挟持されている。
スライド部583は主走査方向に沿って延びた形状をしている。スライド部583は、キャリッジ50に対して相対的に、キャリッジの移動方向(主走査方向)にスライド可能に構成されている。このスライドに伴って、可動部58の凸部とスライド部583とが接触する点が変化する。
スライド部583の、可動部58と接触する領域は、斜面となっている。そのため、スライド部583がキャリッジ50に対して主走査方向に移動した場合、可動部58と接触する面において、スライド部583の高さ方向の幅は変化する。これにより、可動部58はキャリッジ50に対して上または下に変位する。
また、キャリッジ50がキャリッジの移動領域の最端部の直前まで移動したときに、スライド部583の端部が記録装置1のシャーシ11と衝突するように構成されている。シャーシ11は、記録装置1に固定されている。
これにより、キャリッジ50が最端部の直前まで移動した場所において、スライド部583は記録装置1に対して静止した状態となる。そして、キャリッジ50がさらに最端部まで移動することで、スライド部583はキャリッジ50に対して、相対的にスライドする。
このスライドに伴って、可動部58はキャリッジ50に対して、上下に変位する。可動部58が上に移動した場合、可動部に形成された第2の摺動面58bは、第1の摺動面50bよりも高い位置になる。つまり、この第1の状態において、第2の摺動面58bはガイド部52と接触しない(図7(a)及び図8(a)参照。)。
また、可動部58が下に移動した状態(第2の状態)では、第2の摺動面58bは、記録装置1が未使用の場合における第1の摺動面50bとほぼ同一の高さになる。つまり、第1の摺動面50bが磨耗しているとき、第2の摺動面58bは、がガイド部52に接触する(図7(b)及び図8(b)参照。)。
つまり、キャリッジ50が最端部まで移動すると、スライド部583の一端部が、シャーシ11に衝突する。これにより、スライド部583とキャリッジ50との相対位置が変化して、第1の状態となる。
同様に、キャリッジ50が上記とは反対方向の最端部まで移動すると、スライド部583の他端部が、シャーシ11に衝突する。これにより、スライド部583とキャリッジ50との相対位置が変化して、第2の状態となる。
このように本実施例では、キャリッジ50の移動を制御することによって、第1の状態と第2の状態とを切り替えることができる。第2の状態において、ガイド部52は、可動部58を介して、キャリッジ50を支えている。
本実施例では、記録装置1の初期使用時において、第1の状態になるように制御される。したがってキャリッジ50の高さ方向の支持及び位置決めは、第1の摺動面50bによって成される。
第1の状態で繰り返し記録動作を行うと、第1の摺動面50bは、ガイド部52と摺動を繰り返し、徐々に磨耗する。そして、磨耗した量だけキャリッジ50の高さは下がり、紙間が狭くなる。良好な記録画像を得るためには、紙間が適正な範囲内に収まっていることが要求される。
そこで、第1の摺動面50bがある程度磨耗したとき、第1の状態から第2の状態へ切り替える。これ以降の記録動作は、第2の状態で行なわれる。可動部58に形成された第2の摺動面58bは磨耗していないため、紙間が初期使用時における紙間とほぼ同じなる。
このようにして、耐久性が高く、良好な記録画像が得られる記録装置を提供することが可能になる。
本実施例において、第2の状態に切り替わるまでの間に、第1の摺動面50bと接触するガイド部52の表面は、摺動されることにより、平滑になっている。つまり、ガイド部52の摺動性は、初期使用時よりも高くなっている。
したがって、初期使用時において、第2の摺動面58bは第1の摺動面50bよりも摺動性が低い材料を使用することができる。なぜなら、第2の状態に切り替えられても、使用初期と同程度の摺動性を得ることができるからである。これにより、第2の摺動面58bを、安価かつ容易に入手可能な材料で形成することが出来る。
本実施例では、第2の摺動面58bの材質として、ポリアセタール(POM)の一般グレードを使用する。そして、第1の摺動面50bの材質として、摺動性がより高い、ポリアセタール(POM)の摺動グレードを使用する。
本実施例の記録装置は、第1の摺動面50bの磨耗の程度を定量的に測定する機能を有することが好ましい。そして、磨耗の程度を自動測定することによって、第1の状態から第2の状態へ、自動で切り替えることが出来る。
磨耗の程度を定量的に測定する機能としては、接触式センサや光学式センサなどが挙げられる。接触式センサや光学式センサなどによって、第1の摺動面50bの外形寸法を測定し、初期の第1の摺動面50bの外形寸法と比較する。これにより、磨耗の程度を判断することができる。
磨耗の程度は上記のセンサによって直接測定される必要は無く、磨耗の程度に係わる磨耗情報を測定して、間接的に推定されても良い。
図9には、可動部の切替えを示すフローチャートの一例が示されている。まず、記録処理の開始時に、第1の状態に切り替える。その後、第1の摺動面50bの磨耗の程度(以下、磨耗情報と呼ぶことがある。)を測定して、その値をカウンタにセットする。
次に、カウンタの値と予め設定された所定の臨界値とを比較する。カウンタの値が臨界値未満であれば、第1の状態のままで、記録動作を実施する。また、カウンタの値が臨界値以上であれば、第2の状態に切り替えた後に、記録動作を実施する。
次に、所定の量の記録(例えば、1枚の記録媒体に対する記録。)が終了した後に、記録処理が終了であるか、更なる記録が必要か判断する。
更なる記録が必要な場合には、再び、第1の摺動面50bの磨耗の程度を測定して、その値をカウンタにセットする。その後、カウンタの値が臨界値未満であれば第1の状態で記録動作を実施し、カウンタの値が臨界値以上であれば第2の状態に切り替えた後に記録動作を実施する。
記録動作後、記録処理が終了であるか、更なる記録が必要か判断する。このようにして、記録処理が終了するまで、上記の工程を繰り返し実施すれば良い。
以下、キャリッジユニット5の他の部分の構成について、図1及び図2を参照して説明する。キャリッジ50は、シャーシ11に取り付けられたモータ54によって、タイミングベルト55を介して駆動される。このタイミングベルト55は、アイドルプーリ56によって、張られた状態で設けられている。
キャリッジユニット5には、キャリッジ50の位置を検出するために、一定の間隔で複数のマークが施されたコードストリップ57がタイミングベルト55と平行に設けられている。つまり、コードストリップ57のマークは、キャリッジ50の移動方向に沿って、一定の間隔で形成されている。
通常、マークの間隔は、150〜300lpiである。ここで、「lpi」はスクリーン線数の単位である。
さらに、キャリッジ50には、上記のマークを読み取るエンコーダ(不図示)が設けられている。エンコーダでマークを読み取ることによって、キャリッジの位置を検出することが出来る。これにより、キャリッジの走査を精度良く行うことが出来る。
(B)給送部
図1及び図2に示すように、給送部2は記録媒体が積載される圧板21、記録媒体を給送する給送ローラ28、記録媒体を分離する分離ローラ241、及び記録媒体を積載位置に戻す戻しレバー22を備えている。これらの部品は、ベース20に取り付けられている。
圧板21は不図示の圧板カムによって、給送ローラ28に、接触、離間できるように構成されている。給送ローラ28と対向する圧板21の部位には、摩擦係数の大きい材質からなる分離シート213が設けられている。
分離シート213は、複数枚積載された記録媒体のうち、圧板21に近い記録媒体が重送されることを防止する。
また、圧板21にはサイドガイド23が、主走査方向に移動可能に設けられている。サイドガイド23は、記録媒体の積載位置を規定している。圧板21はベース20に結合された回動軸を中心に回動可能に構成されており、圧板用バネ212により給送ローラ28に向けて付勢されている。
給送ローラ28は円柱形状を成している。給送ローラ28は、記録媒体の搬送方向に回転可能となっている。給送ローラ28の駆動は、搬送部3と共用の搬送モータ(不図示)によって行われる。給送ローラ28は、不図示のギア(または、複数のギアが連結されたギア列。)を介して、搬送モータと連結している。
圧板21に積載された記録媒体は、給送ローラ28に圧接されることで、搬送部3に向けて搬送される。
さらに、ベース20には、分離ローラホルダ24が設けられている。分離ローラ241は、分離ローラホルダ24に回転可能に取り付けられている。分離ローラホルダ24は、ベース20に設けられた回動軸を中心に回動可能となっている。
そして、分離ローラホルダ24は、分離ローラーバネ(不図示)により給送ローラ28に向けて付勢されている。これにより、分離ローラ241は、給送ローラ28に圧接されている。
分離ローラ241にはクラッチバネが取り付けられており、所定以上の負荷がかかった場合、分離ローラ241が取り付けられた部分が回転できる構成になっている。分離ローラ241は分離ローラリリースシャフトとコントロールカムによって、給送ローラ28に対して、接触、離間できるように構成されている。
また、記録媒体を積載位置に戻す為の戻しレバーが、ベース20に回転可能に設けられており、解除方向に戻しレバーバネで付勢されている。記録媒体を積載位置に戻すときは、上記のコントロールカムによって、回転するように構成されている。
これらの圧板21、戻しレバー22、分離ローラ241の位置は給送センサによって検知されている。
上記の給送部を動作させると、圧板21に積載された複数の記録媒体から、1枚の記録媒体のみが分離されて、搬送部3に供給される。
(C)搬送部
図1及び図2に示すように、搬送部3は、曲げ起こした板金からなるシャーシ11に取り付けられている。搬送部3は記録媒体を搬送する搬送ローラ36と、記録媒体の端部を検出する端部検出器と、を有している。
搬送ローラ36は金属軸の表面に、セラミックの微小粒がコーティングされた構成である。金属軸の両端部はコーティングされておらず、軸受け部に回転可能に取り付けられている。軸受け部は、シャーシ11に形成されている。
また、搬送ローラ36と従動回転する複数のピンチローラ37が設けられている。ピンチローラ37はピンチローラホルダ30に保持されており、搬送ローラ36と接触している。搬送部3まで搬送された記録媒体は、搬送ローラ36とピンチローラ37との間に挟まれて、プラテン34へ向けてさらに搬送される。
プラテン34はシャーシ11に取り付けられている。プラテン34には、搬送基準面になるリブが形成されている。このリブは、記録ヘッド7との間隔を管理するとともに、後述の排送部4と合わせて、記録媒体の波打ちを低減する。
ピンチローラ37はピンチローラーバネによって付勢されることで、搬送ローラ36に圧接している。これにより、記録媒体の搬送力が生み出される。ピンチローラホルダ30の回転軸は、シャーシ11に形成された軸受け部に取り付けられている。
また、上記の端部検出器は、記録媒体の先端部及び後端部を検出するために設けられている。これにより、記録媒体の搬送を検知することができる。
搬送ローラ36の駆動は、直流(DC)モータからなる搬送モータの回転を、タイミングベルトによって、搬送ローラ36の軸上に設けたプーリ361に伝達することで行われる。
また、搬送ローラ36の軸上には、搬送ローラ36による搬送量を検出するためのコードホイール362が設けられている。コードホイール362には、150〜300lpiの間隔でマークが形成されている。さらに、コードホイール362に隣接する位置には、このマークを読み取るための検出器が取り付けられている。
また、搬送ローラ36の記録媒体の搬送方向における下流側には、画像情報に基づいて画像を形成する記録ヘッド7が設けられている。記録ヘッド7は、一例としてインクジェット記録ヘッドが用いられる。
記録装置1には、吐出する液体を貯留している液体貯留部71が着脱可能に装着されている。通常、インクジェット記録装置では、吐出する液体である各色のインクごとに、個別の液体貯留部が装着されている。
この記録ヘッド7は、例えばヒータにより、液体に熱を与えることが可能となっている。この熱により、液体は膜沸騰を起こす。膜沸騰による気泡の成長または収縮によって生じる圧力変化によって、記録ヘッド7に形成されたノズルから液体が吐出する。この液体によって、記録媒体に画像が形成される。
上記構成において、搬送部3に搬送された記録媒体は、ピンチローラ37と搬送ローラ36とによって、プラテン34へ搬送される。このとき、端部検出器によって、記録媒体の先端を検出する。これにより記録媒体へ記録画像を施す位置を決定することができる。
記録媒体に画像形成する際、記録媒体の搬送とともに、キャリッジを主走査方向に往復走査する。これにともなって、記録装置に設けられた電気基板からの電気信号に基づいて、記録ヘッド7から液体であるインクを吐出する。これにより、記録媒体に向けてインクを吐出して、記録画像が施される。
(D)排送部
図1及び図2に示すように、排送部4は、排送ローラ40と、拍車42と、を備えている。
拍車42は、排送ローラ40に所定の圧力で当設しており、従動して回転するように構成されている。
排送ローラ40はプラテン34に取り付けられており、排送ローラ40の金属軸には複数のゴム部が設けられている。排送ローラ40は、搬送ローラ36の駆動を、伝達ローラを介して伝達されることによって駆動される。
拍車42は、例えば、ステンレス鋼(SUS)の薄板で周囲に凸形状を複数設けたものを樹脂部と一体に成型されたものが用いられる。拍車42は、拍車ホルダ43に取り付けられている。
本実施例では、コイルばねを棒状に設けた拍車ばねによって、拍車42は拍車ホルダ43に取り付けられている。さらに拍車ばねによって、拍車42は、排送ローラ40と圧接している。
拍車42には、主に記録媒体の搬送力を生み出すものと、主に記録されるときの記録媒体の浮き上がりを防止するものとがある。
以上の構成によって、記録ヘッド7で記録画像が施された記録媒体は、排送ローラ40と拍車42とによって、記録装置1の外部に排出される。
(E)清掃部
清掃部6は、記録ヘッド7の吐出面の乾燥を抑制するためのキャップを備えている。キャップにはポンプが接続されている。
記録ヘッド7が動作していないとき、キャップが、記録ヘッド7に形成されたノズルを覆う。これにより、ノズル内のインクの乾燥を防止することができる。
また、キャップを記録ヘッド7に密着させた状態で、ポンプを作用させることにより、ノズルからインクを吸引する。このようにして、ノズルの内部や表面に付着した増粘インク及び異物などの除去を行なうことが出来る。
以上、本実施例の記録装置について説明してきたが、本発明の記録装置の構成は上記形態に限定されない。例えば、給送部2、搬送部3、排送部4、清掃部6などの構成は、任意の公知の構成であって良い。
本実施例では、キャリッジ50とガイド部52とが接触する接触面を、第1の摺動面50bと第2の摺動面58bに切替えた。しかし、第3の摺動面や第4の摺動面に対しても、同様な切替えを行っても良い。
[第2の実施例]
第1の摺動面50bの磨耗の程度に係わる磨耗情報は、磨耗の量と相関のある情報であっても良い。本実施例では、磨耗情報として、記録が行われた記録媒体の累積数を用いる。
本実施例に係る記録装置は、第1の実施例の記録装置において、累積の記録枚数を記憶しているカウンタをさらに有する。初期使用時には、カウンタの値は0に設定されている。
図10には、本実施例において、可動部の切替えを示すフローチャートの一例が示されている。まず、記録処理の開始時に、第1の状態に切り替える。
次に、カウンタの値と予め設定された所定の臨界値とを比較する。カウンタの値が臨界値未満であれば、第1の状態のままで、記録動作を実施する。また、カウンタの値が臨界値以上であれば、第2の状態に切り替えた後に、記録動作を実施する。
1枚の記録媒体に対して記録を行った後に、カウンタの値を1だけ加算する。つまり、カウンタの値は、記録が行われた記録媒体の累積数となる。その後、記録処理が終了であるか、更なる記録が必要か判断する。
更なる記録が必要な場合には、再び、カウンタの値と予め設定された所定の臨界値とを比較する。そして、カウンタの値が臨界値未満であれば第1の状態で記録動作を実施し、カウンタの値が臨界値以上であれば第2の状態に切り替えた後に記録動作を実施する。記録動作の後、カウンタの値を1だけ加算して、記録処理が終了であるか、更なる記録が必要であるかを判断する。
このようにして、記録処理が終了するまで、上記の工程を繰り返し実施する。
本実施例では、磨耗の程度を、記録が行われた記録媒体の累積数で判断する。そのため、磨耗の程度を直接測定する場合に比べて、記録装置の構成が簡素になるという利点がある。
[第3の実施例]
本実施例では、磨耗情報として、キャリッジ50の累積の移動距離を用いる。本実施例に係る記録装置は、第1の実施例の記録装置において、キャリッジ50の移動距離を測定する機能と、累積の移動距離を記憶しているカウンタと、をさらに有している。
第1の実施例で説明したように、記録装置1は一定の間隔でマークが施されたコードストリップ57と、当該マークを読み取るエンコーダとを有している。
したがってキャリッジ50の移動距離は、エンコーダによって読み取ったマークの累積個数と、マークの間隔との積として測定される。そして、キャリッジ50の累積の移動距離に基づいて、第1の摺動面50bの磨耗量を推定することができる。
図11には、本実施例において、可動部の切替えを示すフローチャートの一例が示されている。まず、記録処理の開始時に、第1の状態に切り替える。
次に、カウンタの値と予め設定された所定の臨界値とを比較する。カウンタの値が臨界値未満であれば、第1の状態のままで、記録動作を実施する。また、カウンタの値が臨界値以上であれば、第2の状態に切り替えた後に、所定の量(例えば、一枚の記録媒体。)の記録動作を実施する。
次に、上記の記録動作におけるキャリッジ50の移動距離を測定し、その値をカウンタに加算する。つまり、カウンタの値は、キャリッジ50の累積の移動距離となる。その後、記録処理が終了であるか、更なる記録が必要か判断する。
更なる記録が必要な場合には、再び、カウンタの値と予め設定された所定の臨界値とを比較する。そして、カウンタの値が臨界値未満であれば第1の状態で記録動作を実施し、カウンタの値が臨界値以上であれば第2の状態に切り替えた後に記録動作を実施する。記録動作の後、キャリッジ50の移動距離をカウンタに加算して、記録処理が終了であるか、更なる記録が必要であるかを判断する。
このようにして、記録処理が終了するまで、上記の工程を繰り返し実施する。
キャリッジ50の累積の移動距離は、磨耗の程度と相関性が高い。したがって、好ましい態様の記録装置を提供することができる。
また、磨耗情報として、キャリッジの累積の移動距離の代わりに、エンコーダで検出したマークの累積個数自体を用いることも可能である。
[第4の実施例]
本実施例では、磨耗情報として、液体貯留部71の交換回数を用いる。本実施例に係る記録装置は、第1の実施例の記録装置において、液体貯留部71の交換回数を記憶しているカウンタをさらに有している。
図12には、本実施例において、可動部の切替えを示すフローチャートの一例が示されている。まず、記録処理の開始時に、第1の状態に切り替える。
次に、カウンタの値と予め設定された所定の臨界値とを比較する。カウンタの値が臨界値未満であれば、第1の状態のままで、記録動作を実施する。また、カウンタの値が臨界値以上であれば、第2の状態に切り替えた後に、所定の量(例えば、一枚の記録媒体。)の記録動作を実施する。
次に、液体貯留部71の交換が必要かどうか判断する。液体貯留部71に貯留されている液体が少なくなった場合に、液体貯留部71は交換される。液体貯留部71の交換を行った場合、カウンタの値を1だけ加算する。つまり、カウンタの値は、液体貯留部71の交換回数を示している。
その後、記録処理が終了であるか、更なる記録が必要か判断する。
更なる記録が必要な場合には、再び、カウンタの値と臨界値とを比較する。そして、カウンタの値が臨界値未満であれば第1の状態で記録動作を実施し、カウンタの値が臨界値以上であれば第2の状態に切り替えた後に記録動作を実施する。記録動作の後、液体貯留部71の交換が必要であるかどうか判断し、必要であれば、液体貯留部71を交換すると伴にカウンタの値を1だけ加算する。その後、記録処理が終了であるか、更なる記録が必要であるかを判断する。
このようにして、記録処理が終了するまで、上記の工程を繰り返し実施する。
上記の実施例と同様に、液体貯留部71の交換回数も、第1の摺動面50bの磨耗の程度と相関を有する。したがって、好ましい形態の記録装置を提供することができる。
記録装置には、記録ヘッド7と液体貯留部71とが一体に構成されている形態のものがある。この場合、記録ヘッド7の交換回数を、磨耗情報として用いることも可能である。
[第5の実施例]
記録装置1において、良好な記録画像を得るためには、液体を記録媒体に正確に着弾させるように調整する必要がある。このような調整はレジ調整と呼ばれる。レジ調整としては、複数種の液体(例えば、各色のインク。)が着弾した相対位置の調整、キャリッジの往路と復路の位置の調整、複数の記録ヘッドの位置の調整などが挙げられる。
本実施例のキャリッジ50には、記録媒体に着弾した液体の位置のずれを測定するレジ調整用センサが設けられている。レジ調整用センサとしては、光センサを用いることが出来る。
光センサは、発光部と受光部とを有している。発光部及び受光部は、プラテン34に正対するように取り付けられている。つまり、発光部及び受光部は、記録動作時に、記録媒体と正対する。
図13には、本実施例において、可動部58の切替えを示すフローチャートの一例が示されている。まず、レジ調整の開始時に、第1の状態に切り替える。次に、第1の状態においてレジ調整を実施する。
レジ調整は、以下のように実施される。まず、記録媒体に所定の画像パターンを記録する。その後、光センサの発光部から、記録媒体に向けて光を照射する。そして、反射光を受光して、画像パターンの濃度差を検出する。この濃度差から、レジ調整における最適な調整値を測定する。
上記の調整値は、紙間の変化の影響を受ける。したがって、当該調整値は、磨耗の程度と相関を有しており、磨耗情報として用いることが出来る。
次に、測定された調整値と予め設定された所定の臨界値とを比較する。調整値が臨界値未満であれば、レジ調整を実施して終了する。調整値が臨界値以上であれば、第2の状態に切り替えた後に、再びレジ調整を行う。
このようにして、良好な記録画像を自動で得ることができるようになる。
以上、本発明の望ましい実施例について提示し、詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない限り、さまざまな変更及び修正が可能であることを理解されたい。
例えば、第1の状態と第2の状態の切替えに関するフローチャートは一例であり、上記の処理フローに限定されない。磨耗が進行したときに、第1の状態から第2の状態へ切り替えることが出来れば、どのような処理フローでも良い。
また、可動部58を変位させる手段は、上記の実施例の手段に限定されず、第2の摺動面58bとガイド部との間隔を制御できれば、どのようなものでも良い。
本発明の第1の実施例における記録装置の模式的斜視図。 本発明の第1の実施例における記録装置の模式的側面図。 第1の実施例におけるキャリッジユニットの模式的側面図。 第1の実施例におけるキャリッジユニットの模式的背面図。 キャリッジの可動部及びスライド部近傍を拡大した斜視図。 図5とは別の角度から見たときの、キャリッジの可動部及びスライド部近傍を拡大した斜視図。 (a)は、第1の状態における、第1の実施例のキャリッジユニットの模式的背面図であり、(b)は、第2の状態における、第1の実施例のキャリッジユニットの模式的背面図である。 (a)は、第1の状態において、図3の領域Eに相当する部分の拡大図であり、(b)は、第2の状態において、図3の領域Eに相当する部分の拡大図である。 本発明の第1の実施例における、可動部の切替えを示すフローチャート。 本発明の第2の実施例における、可動部の切替えを示すフローチャート。 本発明の第3の実施例における、可動部の切替えを示すフローチャート。 本発明の第4の実施例における、可動部の切替えを示すフローチャート。 本発明の第5の実施例における、可動部の切替えを示すフローチャート。
符号の説明
1 記録装置
5 キャリッジユニット
7 記録ヘッド
50 キャリッジ
50a 第3の摺動面
50b 第1の摺動面
52 ガイド部
58 可動部
58a 第4の摺動面
58b 第2の摺動面
111 支持部
581 バネ
582 弾性体
583 スライド部

Claims (13)

  1. 記録媒体に液体を吐出する記録ヘッドを搭載するキャリッジと、前記キャリッジを移動自在に支持するガイド部とを備えた記録装置において、
    前記キャリッジは、前記ガイド部と摺動可能な第1の摺動面と、前記キャリッジに対して変位可能に設けられた、前記ガイド部と摺動可能な第2の摺動面とを有し、
    前記ガイド部と前記第1の摺動面とが接触する第1の状態と、前記ガイド部と前記第2の摺動面とが接触する第2の状態と、に切替可能に構成されていることを特徴とする、記録装置。
  2. 前記キャリッジは、前記第2の摺動面と交差する方向に変位可能な可動部を備えており、
    前記第2の摺動面は前記可動部に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記キャリッジは、前記第2の摺動面と直交する方向に変位可能な可動部を備えており、
    前記第2の摺動面は前記可動部に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の記録装置。
  4. 前記第2の摺動面とは反対側の前記可動部の面と前記キャリッジとの間に挟持され、前記キャリッジの移動方向にスライドするスライド部をさらに有し、
    前記可動部は、前記ガイド部から遠ざかる方向へ付勢されており、
    前記スライド部のスライドに伴って前記可動部が変位するように、前記可動部と接触する前記スライド部の面には、斜面が形成されていることを特徴とする、請求項2または3に記載の記録装置。
  5. 前記キャリッジの移動領域の最端部の直前まで移動したときに、前記スライド部の端部が記録装置のシャーシと衝突するように構成されたことを特徴とする、請求項4に記載の記録装置。
  6. 記録装置の初期使用時では、前記第1の状態であり、
    前記第1の摺動面が予め設定された臨界値まで磨耗した後に、前記第2の状態に切替えられることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 前記第1の摺動面の磨耗の程度に係わる磨耗情報を、定量的に測定する機能をさらに有し、
    前記磨耗情報が予め設定された臨界値以上の場合に、前記第2の状態に切替えられることを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置。
  8. 前記磨耗情報は、記録が行われた前記記録媒体の累積数であることを特徴とする、請求項7に記載の記録装置。
  9. 前記磨耗情報は、前記キャリッジの累積の移動距離であることを特徴とする、請求項7に記載の記録装置。
  10. 前記キャリッジの移動方向に沿って、一定の間隔でマークが設けられたコードストリップと、
    前記キャリッジに設けられ、前記マークを検出するエンコーダと、をさらに有することを特徴とする、請求項9に記載の記録装置。
  11. 前記液体を貯留し、着脱可能に装着された液体貯留部をさらに有し、
    前記磨耗情報は前記液体貯留部の交換回数であることを特徴とする、請求項7に記載の記録装置。
  12. 吐出した前記液体が、前記記録媒体に着弾した位置のずれを測定するレジ調整用センサをさらに有し、
    前記磨耗情報は、前記レジ調整用センサによって測定されたレジ調整の調整値であることを特徴とする、請求項7に記載の記録装置。
  13. 記録装置の初期使用時に、前記第1の摺動面は前記第2の摺動面よりも高い摺動性を有することを特徴とする、請求項1から12のいずれか1項に記載の記録装置。
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