JP2009282254A - 複数のカラオケ演奏端末間におけるログイン利用者コピーシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 仮想ログイン利用者コピー手段37により、グループメンバー登録管理データベース36及び端末登録管理データテーブル39を参照して、任意のグループの構成メンバーが任意のカラオケ演奏端末11にログインしている期間内に、他のカラオケ演奏端末11において、当該グループの構成メンバーがログインすると、当該グループの構成メンバーがログインしている一のカラオケ演奏端末11において、他のカラオケ演奏端末11に現にログインしている当該グループの構成メンバーを仮想ログイン利用者としてコピーして認証する。
【選択図】 図1
Description
端末グループ登録管理手段は、端末グループ登録管理データベースにて、任意のグループを構成する複数のカラオケ演奏端末を端末グループとして登録管理するための手段である。
そして、仮想ログイン利用者コピー手段は、端末グループを構成する各カラオケ演奏端末において、仮想ログイン利用者をコピーして認証するように機能する。
本発明の実施形態に係るログイン利用者コピーシステムは、予め登録されてなるグループの構成メンバーが、ネットワーク接続された複数のカラオケ演奏端末に分散してログインした際に、各カラオケ演奏端末において、他のカラオケ演奏端末に同時期にログインしているグループの構成メンバーを、仮想ログイン利用者としてコピーして認証するためのシステムである。
図1は、本発明の実施形態に係るログイン利用者コピーシステムを含むカラオケシステムの構成を示す説明図、図2は、カラオケ演奏端末の構成を示す説明図である。
本発明の実施形態に係るログイン利用者コピーシステムを含むカラオケシステムは、図1に示すように、LAN等からなる通信ネットワーク12を介して相互に接続されたサーバー13と複数のカラオケ演奏端末11とを備えている。なお、本実施形態のカラオケシステムは、例えば1店舗内に複数のカラオケルームが設けられており、各カラオケルームにそれぞれカラオケ演奏端末11が設置されると共に、管理室等にサーバー13が設置されたシステムを想定している。
サーバー13は、図1に示すように、制御手段31、送受信手段32、データ処理手段33、顧客データベース34、グループメンバー登録管理手段35、グループメンバー登録管理データベース36、仮想ログイン利用者コピー手段37、端末登録管理手段38、端末登録管理データテーブル39、端末グループ登録管理手段40、端末グループ登録管理データベース41を備えている。
制御手段31は、サーバー13を統括的に制御するための手段であり、CPU及びその周辺機器を含んで構成され、CPU等がROM等に格納されたアプリケーションプログラムに従って動作することにより制御機能を発揮するようになっている。送受信手段32は、各カラオケ演奏端末11との間でデータの送受信を行うための手段であり、通信ネットワーク12における通信方式の整合性を保つための通信回路やソフトウェアにより構成される。
データ処理手段33は、顧客データベース34にアクセスして、データの抽出、変更、追加を処理するためのプログラムからなる。
顧客データベース34は、利用者毎に利用者情報が登録されたデータベースであり、例えば、利用者毎に、利用者ID、氏名、セカンドネーム(例えば愛称)、住所、電話番号、生年月日、性別、職業等が関連付けて構成されている。また、顧客データベース34に登録する情報は、上述した情報に限られず、適宜必要な情報のみであってもよいし、他の情報を付加してもよい。
グループメンバー登録管理手段35は、グループメンバー登録管理データベース36にて、任意のグループを構成する複数の利用者の利用者IDをそれぞれ紐付けしてグループの構成メンバーとして登録管理するためのプログラムからなる。
図3に、グループメンバー登録管理データベース36の構成を示す。グループメンバー登録管理データベース36は、図3に示すように、グループを構成する利用者の利用者IDを登録管理するためのデータベースで、グループIDと利用者IDとが紐付けて構成されている。
グループの構成メンバーの登録は、例えば、各カラオケ演奏端末11に付帯したカラオケリモコン装置22からの入力により行うことができる。
端末登録管理手段38は、端末登録管理データテーブル39にて、各カラオケ演奏端末11においてログイン利用者管理手段63が特定した利用者IDを統括して管理するためのプログラムからなる。この端末登録管理手段38では、各カラオケ演奏端末11における利用者のログイン・ログアウト情報を取得して、その登録管理を行う。すなわち、任意の利用者が任意のカラオケ演奏端末11にログイン又はログアウトすると、ログイン利用者管理手段63が管理するログイン情報(ログアウト情報)がサーバー13に送信され、端末登録管理手段38の機能により端末登録管理データテーブル39が書き替えられる。
仮想ログイン利用者コピー手段37は、グループメンバー登録管理データベース36及び端末登録管理データテーブル39を参照して、任意のグループの構成メンバーの少なくとも1人が任意のカラオケ演奏端末11にログインしている期間内に、当該カラオケ演奏端末11とは異なるカラオケ演奏端末11において、当該グループの他の構成メンバーの少なくとも1人がログインすると、当該グループの構成メンバーがログインしている一のカラオケ演奏端末11において、他のカラオケ演奏端末11に現にログインしている当該グループの構成メンバーを仮想ログイン利用者としてコピーして認証するためのプログラムからなる。
また、後に詳述するように、任意のグループを構成する複数のカラオケ演奏端末11を端末グループとして登録管理する場合には、仮想ログイン利用者コピー手段37は、端末グループを構成する各カラオケ演奏端末11において、仮想ログイン利用者をコピーして認証するための手段として機能する。
そして、仮想ログイン利用者コピー手段37は、各カラオケ演奏端末11における現在のログイン状況を反映した端末登録管理データテーブル39を参照することにより、仮想ログイン利用者のコピー及び認証を行う。これにより、グループを構成する複数の利用者が、異なるカラオケルームに分散して歌唱を行う場合であっても、カラオケ端末11毎にログイン及びログアウトの操作を行う必要がなくなる。
端末グループ登録管理手段40は、端末グループ登録管理データベース41にて、任意のグループを構成する複数のカラオケ演奏端末11を端末グループとして登録管理するためのプログラムからなる。
図5に、端末グループ登録管理データベース41の構成を示す。端末グループ登録管理データベース41は、図5に示すように、グループを構成するカラオケ演奏端末11の端末IDを登録管理するためのデータベースで、端末グループIDと端末IDとが紐付けて構成されている。
端末グループの登録は、例えば、管理室に設置され、サーバー13にネットワーク接続された管理装置からの入力により行うことができる。
図2は、本発明の実施形態に係るログイン利用者コピーシステムを適用するカラオケ演奏端末の構成を示す説明図である。
本発明の実施形態に係るログイン利用者コピーシステムを適用するカラオケ演奏端末11は、図2に示すように、カラオケ本体21、カラオケリモコン装置22、ミキシングアンプ23、スピーカ24、マイクロホン25、表示手段26を備えている。カラオケ本体21と表示手段26とは、有線方式又は無線方式により接続されている。
カラオケリモコン装置22は、ユーザインタフェース機能を備えており、カラオケ本体21のローカル送受信手段57に対して有線方式又は無線方式によりデータの送受信を行うようになっており、データの送受信を行うための回路基板及びプログラムと、楽曲検索手段22aとして機能させるためのプログラムと、楽曲索引データベース22bと、一時記憶領域であるフラッシュメモリ(図示せず)とを備えている。
楽曲検索手段22aが参照する楽曲索引データベース22bは、カラオケ演奏端末11で演奏に供される楽曲についての属性情報を記述したデータベースであり、例えば、楽曲番号・曲名・歌手名・歌い出し部分の歌詞・流行時期・音楽ジャンル区分・デュエット曲か否かなど、種々の属性情報がこれに含まれている。
カラオケ本体21は、バス51、ネットワーク送受信手段52、中央制御手段53、ROM54、RAM55、HDD56、ローカル送受信手段57、予約管理手段58、音楽再生制御手段59、映像再生制御手段60、利用者ID取得手段61、ログイン利用者管理手段63を備えている。
中央制御手段53は、カラオケ演奏端末11を総合的に制御するための手段であり、例えばCPU及びその周辺機器により構成されており、CPU等がROM54等に記憶されたアプリケーションプログラムに従って動作することにより、制御機能を発揮することができるようになっている。
ROM54は、カラオケ演奏端末11を構成する各機器を制御するためのアプリケーションプログラムや数値データを記憶するための機器で、例えば半導体メモリ等で構成される。また、RAM55は、アプリケーションプログラムや各種データを一時的に記憶する一時記憶領域として機能するもので、例えば半導体メモリ等で構成される。なお、物理的な半導体メモリによりRAM55を構成するのではなく、ハードディスク記憶装置等を用いて仮想的なRAM55を構成してもよい。本実施形態では、RAM55に、予約待ち行列55aが格納されている。
HDD56には、楽曲データベース56a及び映像データベース56bが格納されている。なお、HDD56に替えて、あるいはHDD56と共に、データを書き替え可能なDVD等の大容量記憶装置を用いてもよい。
楽曲データベース56aは、演奏データ(MIDI(登録商標)データ)及び歌詞テロップデータが同期されて構成される楽曲データについて、楽曲IDと対応付けてそれぞれ格納したデータベースである。演奏データは各楽曲の演奏データをデジタル化したものであり、歌詞テロップデータは演奏データに同期された楽曲の歌詞文字データである。
映像データベース56bは、演奏される楽曲に対応した背景映像を、当該楽曲の楽曲IDに対応させた映像ファイルとして所定数格納したデータベースである。
利用者ID取得手段61は、利用者がカラオケ演奏端末11を利用する際に、利用者が所持するID媒体62から利用者IDを取得するための電子回路及びプログラムからなる。利用者ID取得手段61で取得した利用者IDは、RAM55に一時的に記憶され、ログイン利用者管理手段63で管理される。ID媒体62は、例えば、非接触型のICカード、携帯電話、携帯情報端末等からなり、利用者IDを記憶して、利用者ID取得手段61との間でデータの送受信を行うことができるようになっている。
ログイン利用者管理手段63は、現に当該カラオケ演奏端末11にログインしている利用者を、利用者IDに基づき特定して管理するためのプログラムからなる。すなわち、ログイン利用者管理手段63では、利用者ID取得手段61により利用者IDが取得された場合に、この利用者IDに基づいてカラオケ演奏端末11にログインしている利用者を特定して管理する。ログイン利用者管理手段63で管理されているログイン情報は、サーバー13に送信され、端末登録管理手段38における登録管理に利用される。
音楽再生制御手段59は、楽曲IDに基づいて楽曲データベース56aから抽出された演奏データをデジタル再生すると共にアナログ変換してミキシングアンプ23に出力するための電子回路である。ミキシングアンプ23は、マイクロホン25から入力された歌唱者の歌唱音声信号と、音楽再生制御手段59から送出される演奏音声信号とをミキシングすると共に、アンプ機能により増幅してスピーカ24より出力させるための装置である。なお、マイクロホン25の数は1本に限られず、2本以上であってもよい。
映像再生制御手段60は、カラオケ演奏中に、映像データベース56bから抽出した映像データ、及び楽曲データベース56aから抽出した楽曲データのうちの歌詞テロップデータ(歌詞文字データ)を当該楽曲の演奏データに同期させて表示手段26に出力するための電子回路である。さらに、映像再生制御手段60は、カラオケリモコン装置22を介した利用者からの操作指示による予約楽曲リストの表示等を表示手段26に表示させる機能も有している。
表示手段26は、カラオケ演奏時の映像、歌詞テロップ等を表示するための装置で、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等により構成される。
予約管理手段58は、利用者によりカラオケリモコン装置22における楽曲検索手段22aの機能を用いて選曲され、ローカル送受信手段57を介して送信された当該選曲者の利用者情報(例えば利用者ID)及び選曲された楽曲IDを対応付けて予約待ち行列55aとしてRAM55に格納し、管理するためのプログラムである。なお、楽曲選択の表示や予約待ち行列55aの表示は、カラオケリモコン装置22の入出力用表示部及び表示手段26の何れか一方、あるいは双方で行うことができる。
ローカル送受信手段57は、カラオケリモコン装置22との間でデータの送受信を行うための電子回路及びプログラムからなる。ネットワーク送受信手段52は、通信ネットワーク12を介してサーバー13との間でデータの送受信を行う際に、通信ネットワーク12における通信方式の整合性を保つための電子回路及びプログラムからなる。
次に、仮想ログイン利用者のコピー手順について説明する。
図6は、実施例1に係る仮想ログイン利用者のコピー手順の説明図である。
図6に示すように、グループメンバー登録管理データベースにおいて、グループG1として、利用者a、利用者b、利用者c、利用者d、利用者e、利用者fの6人が登録管理されていたとする。ここで、端末登録管理データテーブルにおいて、同時期に、端末1に利用者a、利用者b、利用者cの3人がログインし、端末3に利用者d、利用者e、利用者fの3人がログインしているものとして登録管理されていたとする。
図7は、実施例2に係る仮想ログイン利用者のコピー手順の説明図である。
図7に示すように、グループメンバー登録管理データベースにおいて、グループG1として、利用者a、利用者b、利用者c、利用者d、利用者e、利用者fの6人が登録管理されていたとする。ここで、端末登録管理データテーブルにおいて、同時期に、端末1に利用者a、利用者b、利用者cの3人がログインし、端末3に利用者d、利用者g、利用者hの3人がログインしているものとして登録管理されていたとする。
図8は、実施例3に係る仮想ログイン利用者のコピー手順の説明図である。
図8に示すように、グループメンバー登録管理データベースにおいて、グループG1として、利用者a、利用者b、利用者c、利用者d、利用者e、利用者fの6人が登録管理されていたとする。ここで、端末登録管理データテーブルにおいて、同時期に、端末1に利用者a及び利用者bの2人がログインし、端末2に利用者c及び利用者dの2人がログインし、端末5に利用者e及び利用者fの2人がログインしているものとして登録管理されていたとする。また、端末グループ登録管理データベースにおいて、端末1、端末2、端末3が同一の端末グループTG1として登録管理され、端末4、端末5、端末6が同一の端末グループTG2として登録管理されていたとする。
本発明のログイン利用者コピーシステム及びその周辺装置を構成する機器や手段は上述したものに限定されず、ログイン利用者コピーシステム及びカラオケシステムの利用目的等に応じて、必要な機器や手段のみの構成としたり、適宜他の機器や手段を付加したりすることができる。また、各手段をそれぞれ別個のものとして構成するのではなく、複数の機能を統合した手段として構成してもよい。例えば、サーバー13の機能を、顧客管理サーバー、ログイン認証サーバー、カラオケ演奏端末管理サーバー等に分担させることができる。
12 通信ネットワーク
13 サーバー
21 カラオケ本体
22 カラオケリモコン装置
22a 楽曲検索手段
22b 楽曲索引データベース
23 ミキシングアンプ
24 スピーカ
25 マイクロホン
26 表示手段
31 制御手段
32 送受信手段
33 データ処理手段
34 顧客データベース
35 グループメンバー登録管理手段
36 グループメンバー登録管理データベース
37 仮想ログイン利用者コピー手段
38 端末登録管理手段
39 端末登録管理データテーブル
40 端末グループ登録管理手段
41 端末グループ登録管理データベース
51 バス
52 ネットワーク送受信手段
53 中央制御手段
54 ROM
55 RAM
55a 予約待ち行列
56 HDD
56a 楽曲データベース
56b 映像データベース
57 ローカル送受信手段
58 予約管理手段
59 音楽再生制御手段
60 映像再生制御手段
61 利用者ID取得手段
62 ID媒体
63 ログイン利用者管理手段
Claims (2)
- 予め登録されてなるグループの構成メンバーが、ネットワーク接続された複数のカラオケ演奏端末に分散してログインした際に、各カラオケ演奏端末において、他のカラオケ演奏端末に同時期にログインしているグループの構成メンバーを、仮想ログイン利用者としてコピーして認証するログイン利用者コピーシステムであって、
グループメンバー登録管理手段と、ログイン利用者登録管理手段と、端末登録管理手段と、仮想ログイン利用者コピー手段と、を備え、
前記グループメンバー登録管理手段は、グループメンバー登録管理データベースにて、任意のグループを構成する複数の利用者の利用者IDをそれぞれ紐付けしてグループの構成メンバーとして登録管理し、
前記ログイン利用者管理手段は、現にカラオケ演奏端末にログインしている利用者を、利用者IDに基づき特定して管理し、
前記端末登録管理手段は、端末登録管理データテーブルにて、各カラオケ演奏端末において前記ログイン利用者管理手段が特定した利用者IDを統括して管理し、
前記仮想ログイン利用者コピー手段は、前記グループメンバー登録管理データベース及び前記端末登録管理データテーブルを参照して、任意のグループの構成メンバーの少なくとも1人が任意のカラオケ演奏端末にログインしている期間内に、当該カラオケ演奏端末とは異なるカラオケ演奏端末において、当該グループの他の構成メンバーの少なくとも1人がログインすると、当該グループの構成メンバーがログインしている一のカラオケ演奏端末において、他のカラオケ演奏端末に現にログインしている当該グループの構成メンバーを仮想ログイン利用者としてコピーして認証する、
ことを特徴とする複数のカラオケ演奏端末間におけるログイン利用者コピーシステム。 - 端末グループ登録管理手段をさらに備え、
前記端末グループ登録管理手段は、端末グループ登録管理データベースにて、任意のグループを構成する複数のカラオケ演奏端末を端末グループとして登録管理し、
前記仮想ログイン利用者コピー手段は、前記端末グループを構成する各カラオケ演奏端末において、仮想ログイン利用者をコピーして認証する、
ことを特徴とする請求項1に記載の複数のカラオケ演奏端末間におけるログイン利用者コピーシステム。
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