JP2009279181A - 内視鏡および内視鏡本体 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に向きを規定しつつ安価に指標を配置可能な内視鏡を提供する。
【解決手段】内視鏡10は内視鏡本体12と照明光学系34と導光部66と発光指標とを備えている。内視鏡本体12は、体腔内に挿入される挿入部22と、前記挿入部の基端部に設けられた操作部24とを有する。照明光学系は、前記内視鏡本体の前記操作部から前記挿入部にかけて挿通され、前記操作部に入射端を有し前記挿入部に出射端を有し、前記入射端に入射し前記出射端から出射した照明光で被写体を照明するように照明光を導光する。導光部66は、前記照明光学系34の入射端と出射端との間の部分から照明光の漏れ光を拾って光を導光、又は、照明光を直接導光する。発光指標は、前記内視鏡本体12に設けられ、前記導光部66によって導光された光により発光する。
【選択図】 図5

Description

この発明は、内視鏡および内視鏡本体に関する。
内視鏡の接眼部には、接眼光学系の視野を絞るマスク(視野絞り)を設けることが一般的である。このマスクは内視鏡の湾曲部の湾曲方向を認識させるためにイメージガイドファイバの端部などに設けられている。そして、特許文献1には、マスクが蒸着により施され、このマスクの上にカバーガラスが配設されることが開示されている。なお、特許文献1には、マスクが蒸着の他に金属板を写真腐蝕させて形成することもあることも開示されている。この場合、例えば観察画像の上方向が蒸着または写真腐蝕により施された指標により規定されている。すなわち、この指標は、内視鏡の湾曲部の湾曲方向(上下(UD)方向)を認識させることができる。このため、例えば観察画像の端の方にある被写体を観察画像の真ん中近辺に移動させたい場合などに、容易に湾曲部を湾曲させる方向を認識することができる。
特開平11−194278号公報
しかしながら、イメージガイドファイバは大きくても径が数mm程度であるため、特許文献1に開示されたようにイメージガイドファイバの端部に蒸着したり、金属板を写真腐蝕させてマスクを形成するには、細かい作業が要求されるうえに観察画像の確保のために高精度に蒸着や写真腐蝕を行うことが要求される。
また、イメージガイドファイバの基端部に蒸着を行う際には、内視鏡の挿入部の先端部に固定されるイメージガイドファイバの先端部との周方向の位置の兼ね合いを考慮する必要がある。また、基端部に蒸着を行ったイメージガイドファイバの基端部を内視鏡に取り付ける際にも周方向の位置決めを行う必要がある。このため、マスクを蒸着により形成する場合、少なくとも2回イメージガイドファイバの周方向(回転方向)の位置決めを行う必要がある。さらに、イメージガイドファイバの基端部を内視鏡に取り付ける際には、イメージガイドファイバの端面に対してマスクの指標の位置をイメージガイドファイバから導光される像に合わせて微調整して固定するとともに、湾曲部の湾曲方向に合わせるなどして形成する必要がある。この場合、イメージガイドファイバの基端部を内視鏡の口金等に固定させる必要があるが、接着剤を用いて固定することが殆どである。接着剤は硬化するまでにある程度の時間がかかるため、イメージガイドファイバの周方向の回転を防止する必要がある。このため、内視鏡の湾曲方向とイメージガイドファイバの回転方向とを一致させた状態を維持するのは難しい。これについては写真腐蝕により指標が施される場合も同様である。
また、接眼レンズが分離し、イメージガイドファイバの基端面が剥き出しになる内視鏡の場合、マスクを保護するためにカバーガラスを貼る必要があるなど組立コストが増している実体がある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、容易に向きを規定しつつ安価に指標を配置可能な内視鏡および内視鏡本体を提供することにある。
上記課題を解決するために、この発明に係る内視鏡は、体腔内に挿入される挿入部と前記挿入部の基端部に設けられた操作部とを有する内視鏡本体と、前記内視鏡本体の前記操作部から前記挿入部にかけて挿通され、前記操作部に入射端を有し前記挿入部に出射端を有し、前記入射端に入射し前記出射端から出射した照明光で被写体を照明するように照明光を導光する照明光学系と、前記照明光学系の入射端と出射端との間の部分から照明光の漏れ光を拾って光を導光、又は、照明光を直接導光する導光部と、前記内視鏡本体に設けられ、前記導光部によって導光された光により発光する発光指標とを具備することを特徴とする。
発光指標を観察することによって、光源から内視鏡に照明光が入射されているか否か、容易に確認できる。
また、前記発光指標は、前記操作部に設けられていることが好適である。
このため、内視鏡手技を行っている際に、発光指標を容易に確認できる。
また、前記内視鏡本体には、前記照明光学系で照明された被写体の像を導くイメージガイドと、前記イメージガイドで導かれた像を観察するための接眼部とを有する観察光学系が設けられ、前記発光指標は、前記接眼部を通して観察可能に設けられていることが好適である。
このため、接眼部を通して観察画像を観察する際に、発光指標をを容易に確認することができる。
また、前記挿入部は、少なくとも2つの方向に湾曲可能な湾曲部を備え、前記操作部は、前記湾曲部を湾曲させることが可能な湾曲操作部を備え、前記内視鏡本体には、前記照明光学系で照明された被写体の像を導くイメージガイドと、前記イメージガイドで導かれた像を観察するための接眼部とを有する観察光学系が設けられ、前記発光指標は、前記接眼部を通して観察される観察画像外で観察され、前記湾曲部を湾曲操作するときに視野の移動方向を認識させるのに用いられることが好適である。
このため、接眼部を通して観察される観察像を観察する際に、観察像の向きを湾曲部の湾曲方向に対応させて認識することができる。そうすると、湾曲部の湾曲による視野の移動方向も発光指標を観察するだけで容易に認識することができる。
また、前記発光指標は、前記イメージガイドを通して観察される前記観察画像の回転位置を認識可能なように前記観察画像の近傍に設けられていることが好適である。
イメージガイドを通して観察される観察画像は例えば円形等の一見しただけでは周方向の向きを認識し難い形状であるが、発光指標を観察画像の近傍に設けることによって、向きを容易に認識することができる。
また、前記導光部は、前記照明光学系の前記入射端に並設または近接する位置に設けられた導光部入射端と、前記導光部入射端に入射された光を出射する導光部出射端とを有する指標用ライトガイドを備え、前記発光指標は、前記指標用ライトガイドの前記導光部出射端にあることが好適である。
このため、指標用ライトガイドの導光部入射端から導光された照明光を導光部出射端の発光指標を通して観察させることによって、照明光が内視鏡の内部に導光されていることを認識することができる。
また、前記指標用ライトガイドの前記導光部出射端には、パイプ状部材が配設されていることが好適である。
パイプの径や形状を種々の状態に変化させることにより、発光指標の光量や指標の形状を種々に変更することができる。例えば、極小径の内径を有するパイプが用いられると、発光指標は輝点として表現され、パイプが潰された状態では発光指標の視認できる形状は線状である。
また、前記指標用ライトガイドの前記導光部入射端は、前記照明光学系から離れた位置に設けられていることが好適である。
このようにして、照明光学系から指標用ライトガイドを離して光量を調節して、観察画像中などにハレーションが生じるのを防止することができる。
また、上記課題を解決するために、この発明に係る内視鏡本体は、少なくとも上下方向に湾曲する湾曲部を有する挿入部と、前記挿入部の基端部に設けられ前記湾曲部を所望の方向に湾曲させる操作部と、前記挿入部および前記操作部にかけて挿通され前記操作部側から前記挿入部に照明光を導光して被写体を照明する照明光学系と、前記挿入部および前記操作部にかけて挿通され前記照明光学系で照明された被写体の像を前記挿入部側から前記操作部側に導く観察光学系と、前記照明光学系の照明光の入射端と出射端との間の部分から照明光を拾って光を導光、又は、照明光を直接導光する指標用導光部とを具備し、前記観察光学系の前記操作部側端部と前記指標用導光部の出射端とは互いに近接した状態で前記操作部に設けられ、前記指標用導光部の出射端の位置に基づいて、前記湾曲部を湾曲させたときに観察視野の移動方向を認識可能としたことを特徴とする。
湾曲部の湾曲方向に対して観察画像の向きを規定するために発光指標を用いることによって、観察画像を観察した状態で容易に観察画像の回転方向を認識することができる。
また、前記観察光学系は、前記操作部側端部に口金を有するイメージガイドを備え、前記操作部は、前記口金を有する前記イメージガイドの前記操作部側端部が配設される開口部を備え、前記指標用導光部の出射端に対して所望の向きに、前記開口部に対して圧入により固定するようにしたことが好適である。
イメージガイドの口金が開口部に対して圧入により固定されているので、内視鏡本体の作成時にイメージガイドがその軸回りに動くことを防止することができる。このため、内視鏡本体の作成時の作業性の向上を図ることができ、作成の手間(コスト)を削減することができる。
また、前記指標用導光部は、指標用ライトガイドと、前記指標用ライトガイドの出射端に設けられた細径のパイプとを備え、前記指標用ライトガイドを通した照明光を前記パイプを通して出射させるようにしたことが好適である。
このため、パイプを通して光量を調節しつつ、さらに、パイプの形状を円形又は円形以外の形状(例えばパイプを潰して線状の光を通すようにしたもの)にすることができる。このため、発光指標を輝点としたり線状などにして、観察画像に対する湾曲部の湾曲方向認識しやすくすることができる。
また、前記指標用ライトガイドに照明光を通したときに前記細径のパイプの端部から出射される光は、前記イメージガイドを通して観察される観察画像よりも小さい輝点として現れるようにして前記湾曲部の湾曲による視野の移動方向を認識可能としたことが好適である。
このため、パイプの内径を選択することによって、光量を調節することができるとともに、ハレーションの発生を抑制することができる。
また、前記指標用ライトガイドに照明光を通したときに前記細径のパイプの端部から出射される光は、前記イメージガイドを通して観察される観察画像に対して細長い輝線として現れるようにして前記湾曲部の湾曲による視野の移動方向を認識可能としたことが好適である。
このため、例えば湾曲部の湾曲による視野の移動方向に発光指標の長手方向を配置することにより、視野の移動方向を認識し易くすることができる。
また、前記開口部は、前記観察光学系が圧入、もしくは接着により固定される第1の孔と、前記第1の孔に対して前記湾曲部の湾曲方向に略一致する向きに隣接するとともに指標用導光部が圧入や接着により固定される第2の孔とを備えていることが好適である。
このため、内視鏡本体の製造時に指標用導光部と観察光学系とが固定される位置を容易に判別可能である。
この発明によれば、容易に向きを規定しつつ安価に指標を配置可能な内視鏡および内視鏡本体を提供することができる。
以下、図面を参照しながらこの発明を実施するための最良の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
まず、第1の実施の形態について図1から図8を用いて説明する。
図1(A)から図1(C)に示すように、この実施の形態に係る内視鏡10は、内視鏡本体12と、この内視鏡本体12に着脱可能なアダプタ14と、このアダプタ14に対して着脱可能なカメラヘッド16とを備えている。アダプタ14の照明光学系と内視鏡本体12の照明光学系とは別体であり、アダプタ14の観察光学系と内視鏡本体12の観察光学系とは別体である。また、アダプタ14は接眼部として用いられ、または、アダプタとカメラヘッド16とが組み合わせられて接眼部として用いられる。
そして、内視鏡本体12とアダプタ14とが互いに装着されたときに、内視鏡10の照明光学系および観察光学系が形成される。このため、観察光学系として用いられるカメラヘッド16は必ずしも必要ではないが、この実施の形態では説明の簡略化のために、カメラヘッド16がアダプタ14に装着されるものとして説明する。すなわち、ここでは、後述するモニタM(図8(A)および図8(B)参照)を用いて被写体Pを観察する場合について説明する。
なお、内視鏡本体12は内視鏡10として使用した後に、主として使い捨てられるものとして説明するが、アダプタ14およびカメラヘッド16は洗滌、消毒、滅菌することにより再使用される。
内視鏡本体12は、体腔内に挿入される挿入部22と、この挿入部22の基端部に設けられた操作部24とを備えている。内視鏡本体12の照明光学系は、それぞれ後述する照明レンズ32(図2参照)と、ライトガイドファイバ34(図4、図5(A)および図6(A)参照)とを備えている。内視鏡本体12の観察光学系は、それぞれ後述する対物レンズ36(図2参照)と、イメージガイドファイバ38(図4、図5(A)、図5(B)および図6(A)参照)とを備えている。
挿入部22は、その先端側から順次、先端硬質部42、操作部24からの操作によって湾曲する湾曲部44、及び柔軟性を有する可撓部46を備えている。この挿入部22の内部には、チャンネル、照明光学系および観察光学系が配設されている。図2に示すように、先端硬質部42の先端面には、チャンネルの開口42aと、照明光学系の照明レンズ32と、観察光学系の対物レンズ36とが配設されている。
図1(A)から図1(C)に示すように、操作部24は、操作部本体52と、操作者に把持されるグリップ54と、挿入部22の湾曲部44を湾曲操作するアングルレバー(湾曲操作部)56と、チャンネル用口金58とを備えている。グリップ54は、操作部本体52と挿入部22との間に設けられている。例えば定常状態に対して上下の2方向に回動可能なアングルレバー56は、操作部本体52に設けられている。チャンネル用口金58は、例えば操作部本体52に設けられているが、グリップ54と挿入部22との間にさらに設けられていることも好適である。
図1(A)、図3、図4から図6(A)に示すように、操作部本体52には、アダプタ14を着脱可能に装着するためのアダプタ装着用口金60が配設されている。
アダプタ装着用口金60は、例えばステンレス鋼材等の金属材や、ポリカーボネイト等の樹脂材料により形成されている。この口金60は、操作部本体52に固定された第1の装着部62と、第1の装着部62に固定された第2の装着部64とを備えている。これら第1および第2の装着部62,64は、それぞれ略円柱状に一体的に形成され、例えば挿入部22の中心軸と略同一の軸上に配設されている。そして、第1の装着部62の外径は、第2の装着部64の外径に対して大きく形成されている。
第1の装着部62のうち、第1の装着部62の底面は操作部本体52に固定され、上面63には第2の装着部64があり、これら底面および上面(アダプタ14の嵌合部82に対する軸方向の移動を規制する移動規制部)63は例えば平行である。さらに、第1の装着部62には、これら底面および上面63に対して直交する長方形状の平面(アダプタ14の嵌合部82に対する周方向の移動規制部)72が形成されている。すなわち、図3に示すように、アダプタ装着用口金60の第1の装着部62は略D形状である。
アダプタ装着用口金60の端部(第2の装着部64のうち、第1の装着部62に対して遠位側の端部)は平坦面に形成されている。このアダプタ装着用口金60の端部には、貫通された開口部60aが形成されている。開口部60aは、図5(B)に示すように、第1の貫通孔61aと第2の貫通孔61bとを備えている。第1の貫通孔61aは、略円形状に形成されている。第2の貫通孔61bは、第1の貫通孔61aよりも開口量が小さく形成されているとともに、ここでは第1の貫通孔61aに連通した状態に形成されている。
そして、特に、第1の貫通孔61aの中心と第2の貫通孔61bの中心とを結ぶ線分を延長すると、アングルレバー56を操作したときに湾曲部44が湾曲する方向と一致(または略一致)する。
ところで、イメージガイドファイバ38の基端部(操作部24側端部)には、例えばステンレス鋼材等の金属材製の被覆パイプ(口金)38aが固定されている。この被覆パイプ38aは、アダプタ装着用口金60の端部の開口部60aの第1の貫通孔61aに固定されている。このとき、特に、被覆パイプ38aは、アダプタ装着用口金60の端部の開口部60aの第1の貫通孔61aに対して、イメージガイドファイバ38を通して得られる像が所定の向きになるように調整された状態で、金属材製の被覆パイプ38a、もしくは開口部60aの弾性力を用いて圧入により固定されている。
開口部60aの第2の貫通孔61bには、さらに、指標用ライトガイドファイバ(導光部)66の一端(出射端)が例えば圧入や接着により固定されている。この指標用ライトガイドファイバ66の他端(入射端)は、自由端であり、ライトガイドファイバ34に近接した位置に配設されている。すなわち、指標用ライトガイドファイバ66の長さは適宜に調整されている。
なお、指標用ライトガイドファイバ66は、例えばプラスチック材やガラス材が用いられる。指標用ライトガイドファイバ66は、出来るだけ細く、イメージガイドファイバ38を通した像の観察の邪魔にならない程度であることが好ましい。このため、例えばプラスチック材を用いる場合、0.25mm程度又は可能であればさらに細径のもの、ガラス材を用いる場合、30μmから50μm程度又は可能であればさらに細径のもの等が用いられる。
図3から図5(A)に示すように、この長方形状の平面72には、口金60の外側に向けられる面が鏡面仕上げされた円盤74が埋設されている。この円盤74の裏面(口金60の内側)74aは略すり鉢状に形成されている。ライトガイドファイバ34の基端部(操作部24側端部)は、この鏡面仕上げされた円盤74の中心の位置に被覆パイプ34aを介して固定されている。このため、ライトガイドファイバ34の基端部は、第1の装着部62の中心軸に対して直交する方向に固定されている。なお、この円盤74の外径は、後述するロッドレンズ114の外径よりも大きく形成されている。
図3から図5(A)に示すように、第2の装着部64は、第1の装着部62の上面63の中心軸上に固定されている。このうち、第2の装着部64の上端の上面は第1の装着部62の上端の上面63に平行である。観察光学系のイメージガイドファイバ38の基端部は、この第2の装着部64の上端の上面の中心の位置に固定されている。さらに、第2の装着部64の外周面には、アダプタ14の後述する係合玉148に係合するために、円環状の凹部64aが形成されている。
アダプタ14は、アダプタ装着用口金60の第1および第2の装着部62,64に着脱可能に装着するための嵌合部(口金収容部)82と、光源取付部84と、接眼部としての観察像拡大部86と、ロック機構88とを備えている。ロック機構88は、アダプタ14の第2の装着部64の凹部64aと嵌合部82との間を装着状態に維持したり、これらの間の装着を解除したりするために設けられている。
嵌合部82は、アダプタ装着用口金60の第1および第2の装着部62,64を覆うように略筒状に形成されている。嵌合部82は、第1の筒状部(口金収容部)82aと、第2の筒状部(口金収容部)82bとを一体的に備えている。嵌合部82は、図4に示す下側の第1の筒状部82aの方が上側の第2の筒状部82bに比べて内径が大きく形成されている。これは、嵌合部82の上側の第2の筒状部82bに第2の装着部64が配設され、嵌合部82の下側の第1の筒状部82aに第1の装着部62が配設されることによるものである。さらに、第1の筒状部82aと第2の筒状部82bとの間には、アダプタ装着用口金60の第1の装着部62の上面が当接されるように、嵌合部82の中心軸に直交する方向に2つの平行面(このうち、一方(下面)が口金60の軸方向の移動を規制する移動規制部92aであり、他方(上面)がフランジ部144の載置面92bである)が形成され、すなわち、段差が形成されている。
さらに、嵌合部82のうち、第1の筒状部82aには、アダプタ装着用口金60の第1の装着部62の長方形状の平面72に突き合わせられるように平面(周方向の移動規制部)92cが形成されている。このため、嵌合部82は、アダプタ装着用口金60に対して軸方向および周方向に位置決めされた状態で着脱可能である。
嵌合部82のうち、アダプタ装着用口金60の第1の装着部62が配設される第1の筒状部82aには、嵌合部82の中心軸に直交する方向に第1の開口94aが形成されている。この第1の開口94aには、光源取付部84が固定されている。
嵌合部82のうち、アダプタ装着用口金60の第2の装着部64が配設される第2の筒状部82bには、嵌合部82の中心軸に直交する方向に第2の開口94bが形成されている。第2の開口94bは、嵌合部82の中心軸に対して略120度おきに形成されている。これら第2の開口94bには、ロック機構88が配設される。
嵌合部82の第2の筒状部82bのうち、第2の開口94bの上側には、嵌合部82の中心軸に直交する方向に第3の開口94cが形成されている。第3の開口94cは、後述するが、嵌合部82と、観察像拡大部86の第1の枠体102aとが螺合された位置の下側である。この第3の開口94cは、アダプタ14の内部に洗浄液を通すための穴として用いられる。
嵌合部82の第2の筒状部82bの上端には、観察像拡大部86が固定されている。観察像拡大部86は、それぞれ筒状の第1から第3の枠体102a,102b,102cと、接眼光学レンズ群104と、カバーガラス106とを備えている。第1の枠体102aには、接眼光学レンズ群104が固定されている。この第1の枠体102aの下端の外周面は、嵌合部82の上端の内周面に螺合されて固定されている。第2の枠体102bの内周面は、第1の枠体102aの外周面に螺合されて固定されている。第3の枠体102cには、カバーガラス106が固定されている。この第3の枠体102cのカバーガラス106は、第1の枠体102aの接眼光学レンズ群104に蓋をするように配設されているとともに、第2の枠体102bの内周面は、第3の枠体102cの下端の外周面に螺合されている。このとき、接眼光学レンズ群104およびカバーガラス106の観察用光軸(中心軸)は、嵌合部82の中心軸と同軸上にある。このため、接眼光学レンズ群104を通した観察像は、接眼光学レンズ群104を通す前の観察像に比べて拡大されて術者に観察される。
なお、第1の枠体102aと第2の枠体102bとの間、第2の枠体102bと第3の枠体102cとの間には、それぞれOリング108a,108bが配設されている。このため、第1の枠体102aと第2の枠体102bとの間、第2の枠体102bと第3の枠体102cとの間の水密が図られている。すなわち、接眼光学レンズ群104やカバーガラス106内に液体や気体が浸入することが防止されている。
上述したように、光源取付部84は、嵌合部82の第1の開口94aに固定されている。光源取付部84は、筒状の枠体112と、この枠体112の内部に固定されたロッドレンズ114とを備えている。光源取付部84の枠体112は、嵌合部82の下端の第1の開口94aに螺合により固定されている。このとき、ロッドレンズ114の照明用光軸は嵌合部82の中心軸に対して直交する方向にある。
なお、図7(A)に示すように、光源取付部84の枠体112には、ライトガイドケーブル122を介して図示しない光源装置が配設されたり、バッテリ光源124が配設されたりする。
ライトガイドケーブル122は、その一端に、アダプタ14の光源取付部84の枠体112に着脱可能に接続される光源ソケット132が配設されている。この光源ソケット132は、光源取付部84の枠体112に着脱可能に装着されるキャップ134と、照明ランプからの照射光を集光する集光レンズ136とを備えている。さらに、ライトガイドケーブル122は、その他端に、光源装置(図示せず)に接続される外部光源コネクタ138が配設されている。
バッテリ光源124は、照明ランプ(図示せず)と、この照明ランプを点灯駆動する電源(図示せず)と、アダプタ14の光源取付部84の枠体112に着脱可能に接続される光源ソケット132とを備えている。バッテリ光源124の光源ソケット132は、ライトガイドケーブル122の光源ソケット132と同一形状に形成されている。
このため、アダプタ14の光源取付部84の枠体112に、光源装置が接続されたライトガイドケーブル122の光源ソケット132や、バッテリ光源124の光源ソケット132が装着されると、光源取付部84のロッドレンズ114に照明光を入射可能である。
図4および図6(A)に示すように、ロック機構88は、アダプタ14とアダプタ装着用口金60との間の装着状態を解除する際に操作される筒状のレバー部材142を嵌合部82に対して回転可能に備えている。このレバー部材142は、嵌合部82および観察像拡大部86の外側に配設されている。なお、図6(B)および図7(B)に示すように、このレバー部材142の外周は、例えば1対の平行な平面142aと、1対の曲面142bとにより形成されている。このため、このようなレバー部材142の形状によりアダプタ14の転がりが防止されている。
さらに、図7(A)および図7(B)に示すように、レバー部材142には、穴142cが形成されている。この穴142cは、洗浄液や消毒液などをアダプタ14の内部に入れるために設けられている。
図4および図6(A)に示すように、レバー部材142は、中心部に嵌合部82が貫通するための円形状の開口を有するフランジ部144を備えている。フランジ部144は、観察像拡大部86の第2の枠体102bの下側であって、嵌合部82の第1の筒状部82aと第2の筒状部82bとの間の段差の上面92bに載置されている。
このフランジ部144の開口径は、観察像拡大部86に近接する側が狭く、光源取付部84に近接する側が広い。すなわち、フランジ部144の開口には、横断面が斜めの斜面146が形成されている。なお、嵌合部82は、レバー部材142のフランジ部144を載置した状態で支持する。
レバー部材142のフランジ部144が嵌合部82に載置された状態で、フランジ部144の斜面146に相対する位置には、嵌合部82の上述した3つの第2の開口94bが形成されている。これら3つの第2の開口94bには、それぞれアダプタ装着用口金60の第2の装着部64の凹部64aに係合される係合玉148が配設されている。これら第2の開口94bは、嵌合部82の内周面側の径が係合玉148の直径よりも小さく、外周面側の径が係合玉148の直径よりも大きく形成されている。このため、係合玉148は、嵌合部82の内周面に対して内側(中心軸側)に突出する所定の位置(口金60をアダプタ14の嵌合部82に係合させる位置)よりもさらに内側に移動することが規制され、外側に移動することが許容されている。そして、フランジ部144の斜面146により、係合玉148が嵌合部82の中心軸側に押圧されている。このため、レバー部材142を上側に移動させると、係合玉148が嵌合部82の中心軸に対して外側に移動することが許容されることになる。
レバー部材142のフランジ部144の上面と、観察像拡大部86の第1の枠体102aの下面との間には、コイルバネ150が嵌合部82の外周に配設されている。この場合、コイルバネ150は、レバー部材142のフランジ部144の上面と、観察像拡大部86の第1の枠体102aの下面との間を離隔させるように付勢している。このため、フランジ部144が、観察像拡大部86の第2の枠体102bの下側であって、嵌合部82の第1の筒状部82aと第2の筒状部82bとの間の段差の上面92bに押し付けられている。したがって、斜面146で係合玉148を嵌合部82の中心部側に付勢されている。このとき、第2の装着部64の凹部64aと係合するため、係合玉148の一部は、嵌合部82の内周面よりも中心側に突出されている。
この状態で、コイルバネ150の付勢力に抗してレバー部材142を嵌合部82に対して図4および図6(A)中の上側に移動させる。すると、フランジ部144と嵌合部82の上面92bとが離れて斜面146が上側に移動する。このため、係合玉148を嵌合部82の中心軸に対して外側に移動することが許容される。そうすると、嵌合部82との間の係合を解除することができる。
図1(A)、図1(B)、図4、図6(A)および図7に示すように、アダプタ14の観察像拡大部86の第2の枠体102bは、上述したようにカメラヘッド16が着脱可能なように、アイピース形状を有している。すなわち、図1(A)から図1(C)に示すように、この第2の枠体102bには、さらに、カメラヘッド16が着脱可能である。すなわち、この実施の形態では、アダプタ14の接眼部として、観察像拡大部86と、カメラヘッド16等の観察像表示機構とを備えている。
カメラヘッド16のうち、アダプタ14のカバーガラス106に相対する位置には、例えば撮像光学系としてCCDやCMOS(図示せず)が内蔵されている。そして、アダプタ14の観察像拡大部86で拡大され、撮像光学系で撮像された像は、カメラケーブル16aを介して伝達されてモニタM(図8(A)および図8(B)参照)に表示される。カメラヘッド16の撮像光学系は略矩形状に形成されているので、モニタMに表示される像自体は略矩形状に形成されている。一方、イメージガイドファイバ38は、その断面が略円形状に形成されているので、観察像Pの観察画像Fは略円形状である。
なお、カメラケーブル16aの代わりに軽量の小型のモニタ(図示せず)が固定されていたり、または、着脱可能に接続されていることも好適である。この場合、内視鏡10は、より携帯性に適している。
次に、この実施の形態に係る内視鏡10の作用について説明する。
まず、内視鏡本体12のアダプタ装着用口金60に被覆パイプ38aを有するイメージガイドファイバ38と、指標用ライトガイドファイバ66とを並設させて装着する際の作業について説明する。
内視鏡本体12の操作部24のアングルレバー56を操作し、湾曲部44を湾曲させる。このとき、イメージガイドファイバ38の図2に示す対物レンズ36を通して先端部(挿入部22の先端硬質部42側端部)から基端部に導かれる像の移動方向を適宜の手段により確認する。そして、イメージガイドファイバ38の周方向の向きが湾曲部44の湾曲方向に合う向きを認識しておく。
図5(B)に示す口金60の第1の貫通孔61aに対して、イメージガイドファイバ38の端部の被覆パイプ38aを圧入して固定する。なお、被覆パイプ38aとイメージガイドファイバ38とは予め接着剤等により固定され、被覆パイプ38aは口金60の第1の貫通孔61aに対して圧入により固定されているので、口金60に対するイメージガイドファイバ38の向きは圧入された時点で維持される。
その後、口金60の第1の貫通孔61aに隣接する第2の貫通孔61bに対して、予め所定の長さに切断した指標用ライトガイドファイバ66の一端を圧入もしくは接着して固定し、その他端をライトガイドファイバ34の近傍に近接させる。
このとき、図8(A)および図8(B)に示すように、指標用ライトガイドファイバ66の端部である発光指標Lは、観察画像Fの上側に配置される。そして、アングルレバー56を図1(A)から図1(C)に示すUD方向に適宜に回動させると、発光指標Lが観察画像Fの上側に配置された状態で観察画像F内の観察像(被写体)Pが図8(A)中の符号αで示す方向(湾曲部44の湾曲方向と同じ方向)に沿って移動する。
なお、イメージガイドファイバ38、指標用ライトガイドファイバ66をアダプタ装着用口金60に装着する順番は、上述したものに限らず、適宜に変更可能である。すなわち、イメージガイドファイバ38の端部の被覆パイプ38aを口金60の第1の貫通孔61aに固定するよりも前に、指標用ライトガイドファイバ66の一端を第2の貫通孔61bに固定していても良い。
次に、この実施の形態に係る内視鏡10を使用する際の手順について説明する。
まず、アダプタ14を内視鏡本体12に装着する手順について説明する。すなわち、アダプタ14を内視鏡本体12のアダプタ装着用口金60に装着する手順について説明する。なお、アダプタ14に対してカメラヘッド16を予め装着していても良く、カメラヘッド16を後から装着しても良い。
図4に示すように、アダプタ14の光源取付部84が配置された平面92cとアダプタ装着用口金60の円盤74が配設された平面72とが同じ向き(平行)になるように把持して、互いに装着する。
このとき、係合玉148は、嵌合部82の第2の筒状部82bにより嵌合部82の外側に向かって押圧される。このため、コイルバネ150の付勢力に抗してレバー部材142が嵌合部82に対して一旦上昇して係合玉148の外側への移動を許容する。この状態でアダプタ装着用口金60の第2の装着部64の凹部64aが係合玉148に対向したとき、コイルバネ150の付勢力により嵌合部82の内側に押圧されて、係合玉148が第2の装着部64の凹部64aと係合する。すなわち、アダプタ14とアダプタ装着用口金60とが係合される。
このとき、アダプタ装着用口金60の第1の装着部62の移動規制部としての平面63と嵌合部82の移動規制部としての平面(係合面)92aとが当接されることにより、嵌合部82に対する口金60の軸方向の移動が規制される。さらに、口金60の第1の装着部62の移動規制部としての平面72と、アダプタ14の嵌合部82の移動規制部としての平面(係合面)92cとが略密着する状態に突き合わせられる。このため、アダプタ装着用口金60とアダプタ14の嵌合部82とは互いの中心軸に対する回転(周方向の回転)が防止される。したがって、アダプタ装着用口金60と、アダプタ14の嵌合部82とは、一義的に位置決めされる。このとき、図6(A)に示すように、イメージガイドファイバ38と接眼光学レンズ群104とは同一軸上にあり、ライトガイドファイバ34とロッドレンズ114とは同一軸上にある。
したがって、アダプタ装着用口金60に対してアダプタ14の嵌合部82を所定の方向に移動させるだけで、内視鏡本体12の照明光学系の光軸と、アダプタ14の照明光学系の光軸とが合わせられるとともに、内視鏡本体12の観察光学系の光軸と、アダプタ14の観察光学系の光軸とが合わせられる。すなわち、1つの動作で2つの光軸が合わせられる。
さらに、アダプタ14の光源取付部84の枠体112には、ライトガイドケーブル122やバッテリ光源124の光源ソケット132が接続される。すなわち、アダプタ14の光源取付部84の枠体112には、キャップ134が着脱可能に螺合される。このため、集光レンズ136と光源取付部84のロッドレンズ114との照明用光軸も自動的に合わせられる。
したがって、例えば光源装置からライトガイドケーブル122を通した照明光は、アダプタ14のロッドレンズ114を介して内視鏡本体12のアダプタ装着用口金60の鏡面状の円盤74の中心付近に照射される。円盤74に照射された照明光の一部はライトガイドファイバ34の基端に入射される。すなわち、内視鏡本体12に光が入射される。そうすると、ライトガイドファイバ34から内視鏡10の挿入部22の先端硬質部42の照明レンズ32を通して照明光が出射される。また、ライトガイドファイバ34からの漏れ光が指標用ライトガイドファイバ66の他端に入射されてイメージガイドファイバ38に並設された指標用ライトガイドファイバ66の一端から出射される。
なお、このとき、円盤74は鏡面状なので、光を反射する。したがって、光の反射により円盤74に吸熱されることが抑制され、円盤74に熱が発生することが極力防止される。すなわち、口金60が加熱されることが極力防止され、操作部24自体の加熱も防止される。
そして、照明レンズ32を通して出射された光により、被検体が照明される。対物レンズ36は被検体の像を取り込んでイメージガイドファイバ38の先端に入射する。そうすると、イメージガイドファイバ38の基端部からその像が出射される。その像はアダプタ14の接眼光学レンズ群104を通して拡大されてカバーガラス106を通してカメラヘッド16の撮像光学系で撮像される。そうすると、その撮像光学系で撮像された観察像データがカメラヘッド16のカメラケーブル16aを介して伝送されて図8(A)および図8(B)に示すようにモニタMの観察画像Fに観察像(被写体)Pが表示される。
モニタMには、観察画像Fと発光指標Lとが表示される。発光指標Lは、指標用ライトガイドファイバ66を通して導光された一端を出射した光である。この発光指標Lは、観察画像Fの上側を規定するように指標用ライトガイドファイバ66の一端が調整されて配置されている。このため、アングルレバー56をU側(UP側)に動かすと、湾曲部44が上側に湾曲し、図8(A)に示す観察画像F内の観察像Pが図8(B)のように変化する。すなわち、被写体(観察対象物)Pが観察画像F中で移動する。一方、アングルレバー56をD側(DOWN側)に動かすと、湾曲部44が下側に湾曲し、図8(B)に示す観察画像F内の観察像Pが図8(A)に示すように変化する。
このとき、軸状のアダプタ装着用口金60には、ライトガイドファイバ34の基端部、および、イメージガイドファイバ38の基端部が互いに異なる方向を臨んで固定され、アダプタ14の光源取付部84と観察像拡大部86との光軸が異なる向きに向けられている。このため、照明光源から照明光を採るのと、術者が観察像拡大部86を覗いて観察したりモニタMで観察したりするのとが干渉することが防止されている。
また、必要に応じて、チャンネル用口金58からチャンネルを通して挿入部22の先端硬質部42の開口42aから鉗子等を突出させて各種の処置を行う。
内視鏡10の使用後、使い捨て型の内視鏡本体12を廃棄する。このとき、アダプタ14は再使用に供するため、内視鏡本体12から取り外す。以下、アダプタ14を内視鏡本体12から取り外す手順について説明する。
ロック機構88のレバー部材142を持って、嵌合部82に対して図6(A)中の上側に移動させる。このとき、コイルバネ150の付勢力に抗して、レバー部材142を嵌合部82に対して移動させる。すると、フランジ部144の斜面146が上側に移動する。このため、係合玉148の外側にスペースが生じる。そうすると、係合玉148と、第2の装着部64の凹部64aとの間の係合が外れる。このため、アダプタ装着用口金60とアダプタ14の嵌合部82との間の係合が解除される。
アダプタ14は、洗浄、消毒、滅菌を行うことにより、再使用に供する。この場合、図7(A)および図7(B)に示す穴142cから洗浄液等を入れて、図4に示す嵌合部82の第3の開口94cなどを通して内部を洗浄等する。このため、アダプタ14の内部が洗浄、消毒、滅菌されて再使用可能となる。このアダプタ14は、新しい使い捨て型内視鏡本体12に装着されて同様に使用される。
一方、アダプタ14が取り外された使用済みの使い捨て型内視鏡本体12は、袋等に入れられて廃棄される。
以上説明したように、この実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
アダプタ装着用口金60の開口部60aの第1の貫通孔61aに被覆パイプ38aを有するイメージガイドファイバ38の基端部を固定する際、向きを規定した状態で圧入するだけで容易に固定することができる。アダプタ装着用口金60にイメージガイドファイバ38の基端部の被覆パイプ38aを取り付ける際、圧入により固定すると、被覆パイプ38aはアダプタ装着用口金60の第1の貫通孔61aの軸回りに回転しないので、固定状態を容易に維持することができる。したがって、イメージガイドファイバ38を口金60に取り付ける作業を容易に行うことができるので、内視鏡本体12の組み立て性を大きく向上させることができる。また、新たな部品も必要としないので、安価に製造することができる。
そして、指標となる指標用ライトガイドファイバ66を湾曲方向(UD方向)を規定して取り付けた(特に、観察画像Fの上側に発光指標Lを配置した)ので、湾曲部44を湾曲させることによって、被写体Pの位置を観察画像F中で容易に位置を変更することができる。すなわち、図8(A)に示す位置に被写体Pがあって、図8(B)に示す位置に被写体Pをもっていきたい場合、湾曲部44のアングルレバー56を例えばU側に回動させると、観察画像Fのほぼ真ん中に被写体Pを移動させることができる。
なお、この実施の形態ではモニタMを用いて被写体Pを観察する場合について主に説明したが、モニタMを用いずにアダプタ14の観察像拡大部86を直接覗いて観察することも好適である。この場合も、観察画像Fから外れた位置に光源124からの漏れ光によって観察時に指標用ライトガイドファイバ66を通した発光指標Lを認識できる。
また、指標用ライトガイドファイバ66の端部(発光指標L)をアダプタ14をアダプタ装着用口金60に装着した際に操作部24のうちの外側に露出される位置に配置しても良い。この場合、例えば光源124から照明光が出射されているか否か、発光指標Lを視認することによって確認することができる。すなわち、この実施の形態では発光指標Lを内視鏡本体12の口金60aに設けたものとして説明したが、操作部24のいずれかの位置に配置されて、例えばバッテリ光源124のON/OFFの切り替えを発光指標Lで認識できるようにしても良い。
また、この実施の形態では、アダプタ14と内視鏡本体12とが着脱可能であるとして説明したが、アダプタ14が内視鏡本体12に固定された状態に一体に形成されていることも好適である。
また、この実施の形態では内視鏡本体12を内視鏡10として使用した後に、主として使い捨てられるものとして説明したが、洗滌、消毒、滅菌できる構造を取ることにより再使用することもできる。この場合、適宜に素材の選択をすることを要するものの、内視鏡本体12の内部に洗滌液、消毒液等が浸入することを防止するように、発光指標Lが配置された部位等に水密を図るようにすればよい。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について図9を用いて説明する。この実施の形態は第1の実施の形態の変形例であって、第1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付し説明を省略する。
図9(A)に示すように、内視鏡本体12の口金60の開口部60aと、ライトガイドファイバ34の基端部が配設された円盤74との間には、指標用ライトガイドファイバ66が配設されている。ここで、円盤74には、ライトガイドファイバ34の基端部と、指標用ライトガイドファイバ66の他端とが並設されている。すなわち、指標用ライトガイドファイバ66の他端は、円盤74を貫通した状態で配設されている。
図9(B)および図9(C)に示すように、開口部60aの第2の貫通孔61bには、指標用ライトガイドファイバ66と、被覆パイプ(パイプ状部材)66aとが配設されている。被覆パイプ66aは例えばステンレス鋼材等の金属材製の極細の内径を有するものが用いられる。
そして、指標用ライトガイドファイバ66の他端にはバッテリ光源124からアダプタ14のロッドレンズ114を通して照明光が直接入射される。このため、バッテリ光源124の照明光が指標用ライトガイドファイバ66の一端から出射される。しかしながら、極細の内径を有する被覆パイプ66aによって光路が狭められているので、被覆パイプ66aの端部から出射した光は小さな輝点(発光指標L)として観察像拡大部86を通して観察できたり、モニタMに表示したりすることができる。
なお、極細の内径を有する被覆パイプ66aを設けない場合、指標用ライトガイドファイバ66の断面積の大きさや光伝達率等にもよるが、観察画像Fがハレーションを引き起こす可能性があるのに対し、このような被覆パイプ66aを指標用ライトガイドファイバ66の一端に用いることによって、光の透過量を適宜に制御することができる。
なお、図9(B)中には、指標用ライトガイドファイバ66の外径と、被覆パイプ66aの外径とが同じ外径を有するものとして図示したが、口金60の第2の貫通孔61b内に段差を設けて、指標用ライトガイドファイバ66の一端がその段差に突き当てられるようにすることも好適である。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態について図10および図11を用いて説明する。この実施の形態は第1および第2の実施の形態の変形例であって、第1および第2の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付し説明を省略する。
この実施の形態では、図10(B)に示すように開口部60aが1つの開口であり、第1の貫通孔61aおよび第2の貫通孔61b(図5(B)および図9(C)参照)が設けられていない例について説明する。
図10(A)に示すように、指標用ライトガイドファイバ66の他端は、第1の実施の形態で説明したように、ライトガイドファイバ34の基端部と並設されていない。ライトガイドファイバ34の他端は、円盤74のすり鉢状の裏面74aに例えば接着剤等により固定されている。
指標用ライトガイドファイバ66の一端には、例えばステンレス鋼材やアルミニウム材等の金属材により形成された被覆パイプ66aが配設されている。図10(C)および図10(D)に示すように、被覆パイプ66aは、内視鏡本体12の口金60の開口部60aに固定される部分が平らに潰されている。このとき、図10(D)に示すように、被覆パイプ66aには、僅かに光が通る開口66bが形成されている。
ここで、指標用ライトガイドファイバ66の被覆パイプ66aと、被覆パイプ38aを被覆したイメージガイドファイバ38とを開口部60aに圧入して固定する作業について簡単に説明する。なお、後述するように、発光指標Lの長手方向を湾曲部44の湾曲方向として規定するため、アングルレバー56を操作して湾曲部44を湾曲させる向きに合わせて、イメージガイドファイバ38の周方向の向きを合わせる。そして、湾曲部44の湾曲方向に対して発光指標Lの長手方向が平行となるように、指標用ライトガイドファイバ66の被覆パイプ66aと、被覆パイプ38aを被覆したイメージガイドファイバ38とを開口部60aに圧入する。このとき、被覆パイプ38a,66aは共に弾性的作用により開口部60aに固定された状態が維持される。なお、図10(B)に示す被覆パイプ38a,66aと開口部60aとの間の隙間は、そのままでも良いし、接着剤等が流し込まれて強固に固定され、かつ、開口部60aをシールするようにしても良い。
そして、バッテリ光源124からアダプタ14のロッドレンズ114を通してライトガイドファイバ34に照明光が入射されると、ライトガイドファイバ34を通した漏れ光は、指標用ライトガイドファイバ66に入射される。このとき、指標用ライトガイドファイバ66は接着剤で円盤74の裏面74aに固定されているので、照明光の漏れ光が安定的に指標用ライトガイドファイバ66に入射される。このため、ライトガイドファイバ34からの漏れ光を指標用ライトガイドファイバ66の他端に確実に入射することができる。
指標用ライトガイドファイバ66の他端には、平らに潰された被覆パイプ66aが配設されているので、その被覆パイプ66aの開口(僅かな隙間)66bから光が出射される。このため、図11に示すように、発光指標Lは略棒状に観察される。このとき、発光指標Lの長手方向を湾曲部44の湾曲方向と平行に規定した状態で指標用ライトガイドファイバ66の被覆パイプ66aと、被覆パイプ38aを被覆したイメージガイドファイバ38とを開口部60aに圧入して固定した。そして、アングルレバー56を図1(A)から図1(C)に示すUD方向に適宜に回動させると、発光指標Lが観察画像Fの外側に配置された状態で観察画像F内の像が図11中の符号βで示す方向(湾曲部44の湾曲方向と同じ方向)に沿って移動する。すなわち、発光指標Lの長手方向と湾曲部44の湾曲方向とは一致(又は略一致)する。
これまで、いくつかの実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
(A)は本発明の第1から第3の実施の形態に係る、内視鏡本体、アダプタ、アダプタの接眼部としてのカメラヘッドを分離させた状態で有する内視鏡を示す概略図、(B)は内視鏡本体にアダプタを装着し、アダプタの接眼部としてのカメラヘッドを分離させた状態で有する内視鏡を示す概略図、(C)は内視鏡本体、アダプタ、アダプタの接眼部としてのカメラヘッドを装着した状態で有する内視鏡を示す概略図。 第1から第3の実施の形態に係る内視鏡本体の先端硬質部の先端を示す概略図。 第1から第3の実施の形態に係る内視鏡本体の操作部のアダプタ装着用口金の近傍を示す概略的な斜視図。 第1の実施の形態に係る内視鏡の内視鏡本体の操作部のアダプタ装着用口金およびアダプタを分離させた状態を示す概略的な断面図。 (A)は第1の実施の形態に係る内視鏡の内視鏡本体の操作部のアダプタ装着用口金を示す概略的な断面図、(B)は図5(A)中の矢印5B方向から観察した状態を示す概略図。 (A)は第1の実施の形態に係る内視鏡の内視鏡本体の操作部のアダプタ装着用口金にアダプタを嵌合させた状態示す概略的な断面図、(B)は図6(A)中の6B−6B線に沿う概略的な断面図。 (A)は第1から第3の実施の形態に係る内視鏡のアダプタの光源取付部に対してライトガイドケーブルやバッテリ光源が配設されることを示す概略図、(B)は図7(A)中の矢印7B方向から観察した状態を示すアダプタの下面図。 (A)は第1の実施の形態に係る内視鏡で被写体を観察したときのモニタ内に発光指標および観察像が表示された観察画像を示す概略図、(B)は図8(A)に示す状態に対して湾曲部を湾曲させて観察像内の被写体を観察像の端から真ん中近傍に移動させた状態を示す概略図。 (A)は本発明の第2の実施の形態に係る内視鏡の内視鏡本体の操作部のアダプタ装着用口金を示す概略的な断面図、(B)は図9(A)中の9B−9B線に沿う概略的な縦断面図、(C)は矢印9C方向から観察した状態を示す概略図。 (A)は第3の実施の形態に係る内視鏡の内視鏡本体の操作部のアダプタ装着用口金を示す概略的な断面図、(B)は図10(A)中の矢印10B方向から観察した状態を示す概略図、(C)は指標用ライトガイドファイバに先端側を潰した被覆パイプを固定した状態を示す概略図、(D)は図10(C)中の矢印10D方向から観察した状態を示す概略図。 第3の実施の形態に係る内視鏡で被写体を観察したときのモニタ内に発光指標および観察像が表示された観察画像を示す概略図。
符号の説明
34…ライトガイドファイバ、34a…被覆パイプ、38…イメージガイドファイバ、38a…被覆パイプ、60…口金、60a…開口部、62…第1の装着部、63…上面、64…第2の装着部、64a…凹部、66…指標用ライトガイドファイバ、72…平面、74…円盤、74a…裏面

Claims (15)

  1. 体腔内に挿入される挿入部と前記挿入部の基端部に設けられた操作部とを有する内視鏡本体と、
    前記内視鏡本体の前記操作部から前記挿入部にかけて挿通され、前記操作部に入射端を有し前記挿入部に出射端を有し、前記入射端に入射し前記出射端から出射した照明光で被写体を照明するように照明光を導光する照明光学系と、
    前記照明光学系の入射端と出射端との間の部分から照明光の漏れ光を拾って光を導光、又は、照明光を直接導光する導光部と、
    前記内視鏡本体に設けられ、前記導光部によって導光された光により発光する発光指標と
    を具備することを特徴とする内視鏡。
  2. 前記発光指標は、前記操作部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記内視鏡本体には、
    前記照明光学系で照明された被写体の像を導くイメージガイドと、
    前記イメージガイドで導かれた像を観察するための接眼部と
    を有する観察光学系が設けられ、
    前記発光指標は、前記接眼部を通して観察可能に設けられていることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記挿入部は、少なくとも2つの方向に湾曲可能な湾曲部を備え、
    前記操作部は、前記湾曲部を湾曲させることが可能な湾曲操作部を備え、
    前記内視鏡本体には、
    前記照明光学系で照明された被写体の像を導くイメージガイドと、
    前記イメージガイドで導かれた像を観察するための接眼部と
    を有する観察光学系が設けられ、
    前記発光指標は、前記接眼部を通して観察される観察画像外で観察され、前記湾曲部を湾曲操作するときに視野の移動方向を認識させるのに用いられることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の内視鏡。
  5. 前記発光指標は、前記イメージガイドを通して観察される前記観察画像の回転位置を認識可能なように前記観察画像の近傍に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡。
  6. 前記導光部は、前記照明光学系の前記入射端に並設または近接する位置に設けられた導光部入射端と、前記導光部入射端に入射された光を出射する導光部出射端とを有する指標用ライトガイドを備え、
    前記発光指標は、前記指標用ライトガイドの前記導光部出射端にあることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1に記載の内視鏡。
  7. 前記指標用ライトガイドの前記導光部出射端には、パイプ状部材が配設されていることを特徴とする請求項6に記載の内視鏡。
  8. 前記指標用ライトガイドの前記導光部入射端は、前記照明光学系から離れた位置に設けられていることを特徴とする請求項6もしくは請求項7に記載の内視鏡。
  9. 少なくとも上下方向に湾曲する湾曲部を有する挿入部と、
    前記挿入部の基端部に設けられ前記湾曲部を所望の方向に湾曲させる操作部と、
    前記挿入部および前記操作部にかけて挿通され前記操作部側から前記挿入部に照明光を導光して被写体を照明する照明光学系と、
    前記挿入部および前記操作部にかけて挿通され前記照明光学系で照明された被写体の像を前記挿入部側から前記操作部側に導く観察光学系と、
    前記照明光学系の照明光の入射端と出射端との間の部分から照明光を拾って光を導光、又は、照明光を直接導光する指標用導光部と
    を具備し、
    前記観察光学系の前記操作部側端部と前記指標用導光部の出射端とは互いに近接した状態で前記操作部に設けられ、
    前記指標用導光部の出射端の位置に基づいて、前記湾曲部を湾曲させたときに観察視野の移動方向を認識可能としたことを特徴とする内視鏡本体。
  10. 前記観察光学系は、前記操作部側端部に口金を有するイメージガイドを備え、
    前記操作部は、前記口金を有する前記イメージガイドの前記操作部側端部が配設される開口部を備え、前記指標用導光部の出射端に対して所望の向きに、前記開口部に対して圧入により固定するようにしたことを特徴とする請求項9に記載の内視鏡本体。
  11. 前記指標用導光部は、指標用ライトガイドと、前記指標用ライトガイドの出射端に設けられた細径の被覆パイプとを備え、
    前記指標用ライトガイドを通した照明光を前記被覆パイプを通して出射させるようにしたことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の内視鏡本体。
  12. 前記指標用ライトガイドに照明光を通したときに前記細径の被覆パイプの端部から出射される光は、前記イメージガイドを通して観察される観察画像よりも小さい輝点として現れるようにして前記湾曲部の湾曲による視野の移動方向を認識可能としたことを特徴とする請求項11に記載の内視鏡本体。
  13. 前記指標用ライトガイドに照明光を通したときに前記細径の被覆パイプの端部から出射される光は、前記イメージガイドを通して観察される観察画像に対して細長い輝線として現れるようにして前記湾曲部の湾曲による視野の移動方向を認識可能としたことを特徴とする請求項11に記載の内視鏡本体。
  14. 前記開口部は、前記観察光学系が圧入、もしくは接着により固定される第1の孔と、前記第1の孔に対して前記湾曲部の湾曲方向に略一致する向きに隣接するとともに指標用導光部が圧入や接着により固定される第2の孔とを備えていることを特徴とする請求項9から請求項13のいずれか1に記載の内視鏡本体。
  15. 請求項9から請求項14のいずれか1に記載の内視鏡本体と、
    前記観察光学系で導かれた像を観察するための接眼部と
    を具備し、
    前記照明光学系に照明光を入れる光源が着脱可能であることを特徴とする内視鏡。
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