JP2009278872A - 冷凍魚の切断装置 - Google Patents

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Kazufumi Kimura
和文 木村
Masahiko Suzui
正彦 鈴井
Masaru Endo
勝 遠藤
Tomohito Yamada
智史 山田
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Abstract

【課題】冷凍魚を冷凍のまま、簡便に、回転刃で、切身に切断できる切断装置を提供する。
【解決手段】回転刃20の周縁は、交互にナイフ状の切断刃部21と切欠部22を備えている。この切断刃部21と切欠部22の周縁長の比率は、0.4〜0.6が望ましい。回転刃20の周縁が連続のナイフ状であるのに比して、切欠部22を形成すると、冷凍魚への食い込みを良くし、切断時における摩擦抵抗を低減することができる。この回転刃20を公知の切身切断装置に取り付けて冷凍魚を切身に切断する。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷凍魚を切身にする切断装置に関する。
従来、冷凍魚を一食単位の切身にするために、例えば、特開平5−49390号公報にはバンドソーを使用する旨の開示がある。又、特開平11−266781号公報には、冷凍魚を半解凍した後に切断する旨の開示がある。
特開平5−49390号公報 特開平11−266781号公報
前記従来のバンドソーを使用する場合には、そのバンドソーの刃先構造として歯と切断物とが密着しないで連続して切断できるようにアサリが付けられている。しかし、このアサリによって、冷凍魚の切屑が多く出て、処理に困るという課題がある。
又、冷凍魚を半解凍した後に切断するという技術は、冷凍保温のものを一旦半解凍し、切断処理した後に、再度、冷凍化するため、エネルギーコストがかかるという課題がある。
又、刃物屋、装置制作者、及びユーザーは、回転刃では冷凍魚を切断できないと思っていて、バンドソーが好ましい切断具であると信じていた。しかし、このバンドソーは前記した様に切屑の課題があり、且つ、回転刃では装置の強度、剛性等を考慮すると、全く不可能であると信じられていた。
そこで、発明者は、冷凍魚のまま、簡便に、回転刃で、切身ができる切断装置は如何なる条件を満たせば良いかを追及した結果、冷凍魚のままで切断できる回転刃を製作したので、ここに提供するものである。
請求項1の切身切断装置は回転刃によって、冷凍魚を切断して切身を作成し、前記回転刃がナイフ状の切断部を備えることによって、冷凍魚を切断できる。
又、請求項2の切身切断装置に用いる回転刃は、回転刃の周縁に切断刃部と切欠部を交互に形成し、切断刃部と切欠部の周縁長の比率を0.4〜0.6であることによって、摩擦抵抗の軽減を図って冷凍魚のまま切断することができる。
また、請求項3の切身切断装置に用いる切断刃部はナイフ状の対称であり、中心に向かう箇所には裏スキが形成されていることによって、摩擦の低減を図ることができる。
本願の請求項1の切身切断装置は冷凍魚のまま切断することができる。又、請求項2の切身切断装置は、切断刃部の断面に、裏スキが形成されていることによって、摩擦の低減を図ることができる。
本発明の切身切断装置1についての実施例を図面を参照して説明する。
図1は、切身切断装置1の全体図であり、この切身切断装置1は良く知られた装置であり、本願の発明は回転刃20に特徴があり、この回転刃20を前記公知の切身切断装置に取り付けて冷凍魚を切身に切断するものである。
この切断装置1には、長手方向に載置の冷凍魚10を送り軸(X軸)方向に搬送するベルトコンベア5が設置してある。
又、前記ベルトコンベア5と垂直(Y軸)に、ベルトコンベア5に載置の冷凍魚10を適宜の厚みで、順次、切断するために、前後動する回転刃20(後記で詳述)が配置してある。
この回転刃20は上基台7に取り付けてあり、上基台7の裏面側に配置の電動機、減速機(図示略)を介して所定の回転数で回転すると共に、往動時には回転刃20が冷凍魚10を切断可能な位置(下方向)とし、復動時には回転刃20が冷凍魚10から離脱位置(上方向)とする往復機構(図示略)を介して往復動する。
即ち、回転刃20は、往動時には冷凍魚10を切断し、復動時には冷凍魚10を回避して、元の切断可能な状態にされる。
又、前記上基台7は基台8に載置固定されていて、この基台8は、前記冷凍魚10を適宜の厚みで切断するために、冷凍魚10のX軸方向に対して垂直方向(Y軸)の他、図3に示すように、角度θで傾斜状に切断可能に、Z軸を中心に、X−Y平面において、図示略の揺動装置を介して揺動可能になっている。そのため、図3に示すように、冷凍魚10に対して、垂直の他、傾斜状の切れ目11で切断することができる。
又、前記回転刃20の拡大図を図2に示し、図2(A)は回転刃の全体正面図、図2(B)は回転刃20の周縁のA〜A断面図、図2(C)は回転刃20の周縁の正面拡大図である。
回転刃20は、周縁が連続のナイフ状であっても、冷凍魚を切断できる。しかし、ここでは更に改良し、回転刃20の周縁は、交互に形成のナイフ状の切断刃部21と切欠部22で構成してあり、この切断刃部21と切欠部22の周縁長の比率は、種々の実験の結果、0.4〜0.6が望ましい。
尚、回転刃20の周縁が連続のナイフ状であるのに比して、切欠部22を形成すると、冷凍魚10への食い込みを良くし、切断時における摩擦抵抗を低減することができる。
また、切断刃部21と切欠部22の比率は、冷凍魚の冷凍状態、回転刃20の回転数、冷凍魚の大きさ等を考慮して選定するが、切断刃部21による切断状態と切欠部22による摩擦抵抗の軽減及び回転刃20の強度等から選定する。
尚、切欠部22の平面形状は、図2(A)に示す例では溝部をR状のV字であるが、回転刃20の材質、厚み、強度等を考慮しながら摩擦抵抗の軽減を図り、半円形、台形等を適宜選定する。
又、前記回転刃20の切断刃部21の断面は、図2(B)に示すように、中心軸に対して対称で、先端部23が三角状の尖塔のナイフ状であり、中心に向かう箇所には和包丁で施工されている「裏スキ25」が形成されていて、摩擦の低減を図っている。
尚、この回転刃20、先端部23の厚みは、冷凍魚10の種類、冷凍状態、回転刃20の材質、口径や回転数、等を考慮して選定する。
又、この回転刃20の表面に、フッソ樹脂コーティングを施して摩擦の低減を図ることが望ましい。
次に、前記切断装置1を使用して切身を得る操作について説明する。
冷凍魚10は、商品トレイに収納される切身の数、重量が決められているので、それに合わせて、切身として切断される。
尚、冷凍魚10は、図1に示すベルトコンベア5に載置される前に、予め図示略の光学機器等によって大きさ等が把握され、切身の厚みに基づくベルトコンベア5の搬送速度、切る方法(垂直切断、傾斜角θで切断)が選定される。
そして、ベルトコンベア5上の冷凍魚10は、固定された状態で、前記予め得られたデータに基づいて、前記ベルトコンベア5の搬送速度が制御されると共に、図3に示すように、切る方法(垂直切断、傾斜角θで切断)のデータに基づいて、揺動装置を介して決められた切断角度θで切断され、回転刃20は往復機構(図示略)を介して往復動して、順次、切身として切断する。
以上のように、冷凍魚10は冷凍状態のままで、ナイフ状の回転刃20で切断できるが、更に、望ましい回転刃20は、周縁に切断刃部21と切欠部22を交互に形成したものがよい。
すなわち、このナイフ状の回転刃20で切断すると、従来のように、冷凍魚を一旦半解凍した後に回転刃で切断処理し、再度、冷凍化する必要もなく、且つ、バンドソーで切断することもない。
又、このナイフ状の回転刃20、望ましくは周縁に切断刃部21と切欠部22を交互に形成の回転刃20は、従来の装置において回転刃のみを交換すれば良いので経済性に富むと共に、切屑の発生が極めて少ない。
切身切断装置の全体図である。 (A)は回転刃の全体正面図、(B)は回転刃の周縁のA〜A断面図、(C)は回転刃の周縁の正面拡大図である。 冷凍魚を切断して切身状態の平面図である。
符号の説明
1 切身切断装置
5 ベルトコンベア
10 冷凍魚
20 回転刃
21 切断刃部
22 切欠部

Claims (3)

  1. 回転刃によって冷凍魚を切断して切身を作成する切身切断装置であって、
    前記回転刃がナイフ状の切断部を備えることを特徴とする切身切断装置。
  2. 回転刃の周縁に切断刃部と切欠部を交互に形成し、切断刃部と切欠部の周縁長の比率を0.4〜0.6である請求項1の切身切断装置。
  3. 切断刃部の断面はナイフ状の対称形であり、中心に向かう箇所には裏スキが形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2の切身切断装置。

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103907667A (zh) * 2014-03-24 2014-07-09 浙江海洋学院 一种鱼类切片机
JP2014223036A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 洋介 大月 食材処理装置
JP2018510640A (ja) * 2015-03-23 2018-04-19 ニーンシュテット ゲーエムベーハー マグロ切身を製造する方法

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