JP2009278810A - モータ組立体およびポンプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インバータおよびモータを風雨や日光から防ぐ保護構造を有するモータ組立体および該モータ組立体を備えたポンプ装置を提供する。
【解決手段】本発明のモータ組立体は、ポンプ1に連結されるモータ5と、モータ5の反ポンプ側端部に配置されたインバータ6と、モータ5の回転軸10に連結された冷却ファン9と、モータ5の側面を覆う内カバー7と、内カバー7の少なくとも一部とインバータ6とを覆う外カバーと8を備える。内カバー7は、その反ポンプ側端部に形成された第1の開口部7aと、ポンプ側端部に形成された第2の開口部7bとを有している。内カバー7とモータ5との間には隙間が形成され、内カバー7と外カバー8との間には隙間が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ組立体およびポンプ装置に関し、特にインバータおよびモータを風雨や日光から防ぐ保護構造を有するモータ組立体に関するものである。
ポンプを駆動する駆動源としては、モータが広く採用されている。最近では、モータにインバータを取り付けたインバータ一体型のポンプモータが主流となりつつある。インバータは、パワースイッチング素子(例えば、Insulated Gate Bipolar Transistor(IGBT)、パワーMOS FETなど)を備えており、このパワースイッチング素子により、モータの入力電源を変化させ、モータを可変速運転することができる。
ポンプはさまざまな場所で使用され、屋外に設置される場合もある。このような場合、モータやインバータが風雨にさらされて、これらが故障するおそれがある。また、インバータおよびモータが直射日光にさらされると、これらが高温となってしまい、故障の原因ともなる。特に、インバータのパワースイッチング素子は熱を発生するため、インバータの温度がその耐熱温度を超えてしまうことも考えられる。
特開平7−115778号公報 特開2000−116059号公報 特開昭63−162997号公報
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、インバータおよびモータを風雨や日光から防ぐ保護構造を有するモータ組立体および該モータ組立体を備えたポンプ装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の一態様は、ポンプに連結されるモータと、前記モータの反ポンプ側端部に配置されたインバータと、前記モータの回転軸に連結された冷却ファンと、前記モータの側面を覆う内カバーと、前記内カバーの少なくとも一部と前記インバータとを覆う外カバーとを備え、前記内カバーは、その反ポンプ側端部に形成された第1の開口部と、ポンプ側端部に形成された第2の開口部とを有しており、前記内カバーと前記モータとの間には隙間が形成され、前記内カバーと前記外カバーとの間には隙間が形成されていることを特徴とするモータ組立体である。
本発明の好ましい態様は、前記冷却ファンは、前記インバータと前記モータとの間に配置されており、前記インバータは、前記モータに向かって突起する冷却フィンを有しており、前記冷却フィンは、前記第1の開口部を覆うように前記内カバーに接触していることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記インバータは、パワースイッチング素子と、該パワースイッチング素子を収容するボックスとを有し、前記パワースイッチング素子は、前記ボックスの内面に接触しており、前記冷却フィンは、前記パワースイッチング素子が接触する前記ボックスの内面と反対側に位置する外面に設けられていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記冷却ファンは、前記インバータと前記モータとの間に配置されており、前記インバータは、前記第1の開口部を密閉するように配置されており、前記インバータは、前記内カバーの内部空間と外部空間とを連通する貫通孔を有していることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記インバータは、前記冷却ファンと前記モータとの間に配置されており、前記インバータは、前記第1の開口部を密閉するように配置されており、前記インバータは、前記内カバーの内部空間と外部空間とを連通する貫通孔を有していることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記インバータは、パワースイッチング素子と、該パワースイッチング素子を収容するボックスとを有し、前記パワースイッチング素子は、前記ボックスの内面に接触しており、前記パワースイッチング素子が接触する前記ボックスの内面と反対側に位置する外面には、前記ポンプから供給される液体が流れる冷却ジャケットが取り付けられていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記冷却ファンは、前記モータと前記ポンプとの間に配置されており、前記インバータは、前記モータに向かって突起する冷却フィンを有しており、
前記冷却フィンは、前記第1の開口部を覆うように前記内カバーに接触していることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記内カバーの内面には、吸音材または制振材が取り付けられていることを特徴とする。
本発明の他の態様は、上記モータ組立体と、上記モータ組立体に駆動されるポンプとを備えたことを特徴とするポンプ装置である。
本発明によれば、内カバーによってモータが覆われ、外カバーによってインバータが覆われるので、インバータおよびモータを風雨および日光から保護することができ耐候性が向上する。したがって、屋外での使用に耐えうるモータ組立体を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るモータ組立体を備えたポンプ装置を示す縦断面図である。
ポンプ装置は、液体を移送するポンプ1と、このポンプ1を駆動する本発明の実施形態に係るモータ組立体2とを備えている。モータ組立体2は、ポンプ1に連結されたモータ5と、モータ5の回転速度を制御するインバータ6と、モータ5の側面を覆う内カバー7と、インバータ6および内カバー7を覆う外カバー8とを備えている。モータ5には、ロータに永久磁石を用いた同期電動機が用いられている。このタイプのモータ(Permanent Magnet motor)は、一般的なモータよりも効率がよく、したがって発熱が低いという特徴を持っている。しかしながら、他のタイプのモータを用いてもよいことはいうまでもない。なお、内カバー7は図示しない支持部材によってモータ5に連結されている。
ポンプ1とモータ組立体2との間にはブラケット14が配置されており、このブラケット14を介してポンプ1とモータ組立体2とが互いに固定されている。ポンプ1は回転軸10を介してモータ組立体2に連結されている。このような構成により、ポンプ1はモータ組立体2により駆動され、液体を吸込口1aから吸込み、加圧し、そして吐出口1bから吐出する。ポンプ1の例としては多段式遠心ポンプが挙げられるが、他の型式のポンプを用いることもできる。
モータ5の上部(反ポンプ側端部)には冷却ファン9が配置されており、この冷却ファン9は、モータ5の回転軸10に連結されている。したがって、冷却ファン9はモータ5の回転軸10と一体的に回転するようになっている。インバータ6、冷却ファン9、およびモータ5は同軸上に配置され、インバータ6とモータ5との間に冷却ファン9が配置されている。
モータ5および冷却ファン9は、内カバー7によって囲まれている。すなわち、内カバー7は、モータ5の側面全体を覆う形状を有しており、さらに冷却ファン9全体を覆っている。内カバー7の内面とモータ5の側面との間には隙間が形成されている。モータ5の側面には冷却フィン13が設けられており、これら冷却フィン13は、内カバー7の内面とモータ5の側面との間に配置されている。内カバー7の内面には吸音材11が取り付けられている。この吸音材11は、モータ5の側面を囲むように配置されている。
ここで、吸音材とは、音を内部に取り込んで音エネルギーを熱エネルギーに変換することで音を吸収する部材をいう。吸音材の例としてはスポンジやウレタンフォームなどが挙げられる。なお、吸音材に代えて制振材を取り付けてもよい。制振材とは、固体の振動エネルギーを熱エネルギーに変換することによって固体の振動を低減させる部材をいう。制振材の例としてはゴム板やプラスチック板などが挙げられる。
図2(a)は、図1に示すモータ組立体の一部を示す拡大断面図である。図2(b)は、インバータの冷却フィンと空気取り入れ孔との関係を示す平面図である。
図2(a)に示すように、内カバー7の上端(反ポンプ側端部)には空気取り入れ孔として機能する第1の開口部7aが形成されている。この第1の開口部7aはインバータ6と冷却ファン9との間に位置している。
インバータ6は、パワースイッチング素子15と、このパワースイッチング素子15の動作を制御する制御基板16と、パワースイッチング素子15および制御基板16を収容するボックス17とを備えている。パワースイッチング素子15は、ボックス17の底部の内面に接触した状態でボックス17に固定されている。インバータ6の底部はモータ5に対向しており、その底部の外面全体には、モータ5に向かって突起する冷却フィン18が設けられている。これら冷却フィン18は内カバー7の上部に接触しており、図2(b)に示すように、第1の開口部7aを覆うように配置されている。
図1に示すように、内カバー7の下端(ポンプ側端部)は開口しており、第2の開口部7bを構成している。外カバー8は、内カバー7の上半分とインバータ6の全体を覆う形状を有している。より詳しくは、外カバー8は、内カバー7の上半分およびインバータ6の周りを囲む第1の壁部(周壁)8Aと、この第1の壁部8Aの上端側開口(反ポンプ側開口)を閉じる第2の壁部8Bとを有している。これら第1の壁部8Aおよび第2の壁部8Bは一体に形成してもよく、または別部材で形成してもよい。内カバー7と外カバー8との間には隙間が形成されており、インバータ6と外カバー8との間にも隙間が形成されている。外カバー8は図示しない支持部材によって内カバー7に連結されている。外カバー8の下端(ポンプ側端部)は開口している。
図3(a)および図3(b)は、冷却ファンの回転によって形成される空気の流れを説明するための図である。図3(a)に示すように、冷却ファン9を回転させると、空気(周囲の気体)は、外カバー8と内カバー7との隙間を通り、内カバー7の第1の開口部7aから内カバー7の内部に流入する。空気が第1の開口部7aに流入するとき、空気の流れがインバータ6の冷却フィン18と接触し、これによりインバータ6が冷却される。空気は、さらに内カバー7とモータ5との間の隙間をポンプ1に向かって流れる。このとき、空気の流れは、モータ5の冷却フィン13と接触し、これによりモータ5が冷却される。その後、空気は内カバー7の第2の開口部7bから外部に排出される。
一方、冷却ファン9を逆回転させると、図3(b)に示すように、空気は内カバー7の第2の開口部7bから内カバー7内に流入し、内カバー7とモータ5との間の隙間をインバータ6に向かって流れる。空気は、内カバー7の第1の開口部7aから流出し、インバータ6の冷却フィン18に接触する。その後、空気は、内カバー7と外カバー8との間の隙間を通過し、外カバー8の下端開口から外部に排出される。このように、冷却ファン9をいずれの方向に回転させても、冷却フィン13,18に接触する空気の流れが形成されるため、インバータ6およびモータ5を冷却することができる。
外カバー8はインバータ6を完全に覆っているので、インバータ6を直射日光から保護することができる。したがって、インバータ6が過度に高温となることを防止することができる。なお、耐熱効果を高めるために、外カバー8の外面に耐熱塗料を塗布してもよい。また、外カバー8によりインバータ6を風雨から守ることができるので、インバータ6の故障を減らすことができる。さらに、モータ5は内カバー7によって覆われているので、モータ5を風雨や日光から守ることができ耐候性が向上する。
図4(a)および図4(b)は、本実施形態のモータ組立体の変形例を示す部分拡大図である。
この例では、ボックス17の底部の外面の一部にのみ冷却フィン18が設けられている。より具体的には、パワースイッチング素子15はボックス17の内面に接触し、冷却フィン18はボックス17の外面に設けられ、パワースイッチング素子15と冷却フィン18とは互いに対応する位置(反対側の位置)にある。冷却フィン18の設置面積は、パワースイッチング素子15とボックス17との接触面積とほぼ同じである。
この例においても、冷却フィン18は内カバー7の第1の開口部7aを覆うように配置されている。したがって、冷却ファン9の回転により、空気の流れは冷却フィン18に集中し、冷却フィン18に集中的に風が当り、風の流速が早まることで熱伝達が向上して、冷却が促進される。したがって、最も発熱量が大きいパワースイッチング素子15を効率よく冷却することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、特に説明しない本実施形態の構成は上述した実施形態と同様であるので、その重複する説明を省略する。
図5(a)は、本発明の他の実施形態に係るモータ組立体を備えたポンプ装置を示す縦断面図であり、図5(b)は図5(a)に示すモータ組立体の一部を示す拡大断面図である。
インバータ6は、内カバー7の第1の開口部7aを塞ぐように配置されている。このインバータ6には、内カバー7の内部空間と外部空間とを連通する貫通孔6aが形成されている。本実施形態では、この貫通孔6aは空気取り入れ孔または空気排き出し孔として機能する。インバータ6の底面(底部の外面)は内カバー7の内側に位置しており、この底面全体には、上述の実施形態と同様に、冷却フィン18が設けられている。これら冷却フィン18は冷却ファン9に近接している。
図6(a)および図6(b)は、冷却ファンの回転によって形成される空気の流れを説明するための図である。図6(a)に示すように、冷却ファン9を回転させると、空気はインバータ6の貫通孔6aを流れて冷却フィン18に接触し、これによりインバータ6が冷却される。また、空気の流れはモータ5の冷却フィン13に接触し、モータ5を冷却する。
一方、冷却ファン9を逆回転させると、図6(b)に示すように、空気は、第2の開口部7bから内カバー7に流入し、冷却フィン13,18に接触した後、インバータ6の貫通孔6aから排出される。このように、冷却ファン9をいずれの方向に回転させても、冷却フィン13,18に接触する空気の流れが形成されるため、インバータ6およびモータ5を冷却することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、特に説明しない本実施形態の構成は図5(a)および図5(b)に示す実施形態と同様であるので、その重複する説明を省略する。
図7(a)は、本発明の他の実施形態に係るモータ組立体を備えたポンプ装置を示す縦断面図であり、図7(b)は図7(a)に示すモータ組立体の一部を示す拡大断面図である。
インバータ6は、冷却ファン9とモータ5との間に配置されている。すなわち、冷却ファン9は、内カバー7の外側であって、外カバー8の内側に配置されている。インバータ6は、内カバー7の第1の開口部7aを塞ぐように配置されている。インバータ6には、内カバー7の内部空間と外部空間とを連通する貫通孔6aが形成されている。インバータ6の底面は内カバー7の内側に位置しており、この底面全体には冷却フィン18が設けられている。これらの冷却フィン18はモータ5の上部に近接して配置されている。回転軸10はインバータ6の貫通孔6aを通って延びており、回転軸10の端部に冷却ファン9が連結されている。
図8(a)および図8(b)は、冷却ファンの回転によって形成される空気の流れを説明するための図である。図8(a)および図8(b)に示すように、冷却ファン9をいずれの方向に回転させても、冷却フィン13,18に接触する空気の流れが形成されるため、インバータ6およびモータ5を冷却することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、特に説明しない本実施形態の構成は図1に示す実施形態と同様であるので、その重複する説明を省略する。
図9(a)は、本発明の他の実施形態に係るモータ組立体を備えたポンプ装置を示す縦断面図であり、図9(b)は図9(a)に示すモータ組立体の一部を示す拡大断面図である。
インバータ6には、冷却ジャケット24が固定されている。この冷却ジャケット24は、液体が流れる流入ライン25および流出ライン26を介してポンプ1に接続されている。流入ライン25の端部はポンプ1の吐出側流路に接続されており、流出ライン26の端部はポンプ1の吸込側流路に接続されている。ポンプ1を駆動させると、ポンプ1の吐出側流路と吸込側流路との間には差圧が生じ、この差圧により、ポンプ1に移送される液体の一部が流入ライン25を通って冷却ジャケット24に流入し、冷却ジャケット24を通過し、そしてポンプ1に戻る。
冷却ジャケット24は、パワースイッチング素子15が接触するボックス15の内面と反対側に位置する外面に取り付けられている。すなわち、パワースイッチング素子15はボックス17の内面に接触し、冷却ジャケット24はボックス17の外面に接触し、パワースイッチング素子15と冷却ジャケット24は互いに対応する位置(反対側の位置)にある。
通常、ポンプ1によって移送される液体は、インバータ6の温度よりも低い温度を有している。したがって、液体が冷却ジャケット24を通過する間、インバータ6と液体との間で熱交換が行われ、これによりインバータ6が冷却される。さらに、冷却ファン9の回転により形成される空気の流れは、冷却ジャケット24に接触し、この冷却ジャケット24を冷却する。したがって、インバータ6をより効率よく冷却することができる。
図10(a)は、上記実施形態の変形例を示す縦断面図であり、図10(b)は図10(a)に示す冷却フィンと第1の開口部との関係を示す平面図である。
この例では、冷却ジャケット24が取り付けられている箇所を除く、インバータ6のボックス17の底部の外面に冷却フィン18が設けられている。冷却ジャケット24は、図9(a)および図9(b)に示すものと同一である。冷却フィン18は、内カバー7の第1の開口部7aを塞ぐように配置されている。この構成例によれば、冷却ファン9により送られてくる空気によりインバータ6全体を冷却し、同時に冷却ジャケット24によりパワースイッチング素子15を冷却することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、特に説明しない本実施形態の構成は図1に示す実施形態と同様であるので、その重複する説明を省略する。
図11は、本発明の他の実施形態に係るモータ組立体を備えたポンプ装置を示す縦断面図である。図12(a)および図12(b)は図11に示すモータ組立体の一部を模式的に示す拡大断面図である。
この実施形態では、冷却ファン9はモータ5とポンプ1との間に配置されている。すなわち、冷却ファン9はモータ5の下部(ポンプ側端部)に配置されており、回転軸10に固定されている。インバータ6の冷却フィン18は、内カバー7の第1の開口部7aを覆うように配置されている。冷却ファン9は内カバー7の内側に配置されており、内カバー7の第2の開口部7bは冷却ファン9の下方に位置している。内カバー7の下部にはブラケット14が固定されている。
冷却ファン9を回転させると、第2の開口部7bから空気が取り込まれ、空気はモータ5と内カバー7との隙間をインバータ6に向かって流れる。このとき、空気の流れは冷却フィン13に接触し、これによりモータ5を冷却する。空気は第1の開口部7aから流出してインバータ6の冷却フィン18に接触し、これによりインバータ6を冷却する。さらに空気は内カバー7と外カバー8との間を流れ、外カバー8の下端開口から外部に排出される。
なお、上述したポンプ装置は、ポンプの回転軸が縦方向に延びる、いわゆる縦置型ポンプ装置である。このタイプのポンプ装置は、設置面積やフットプリントが小さくなるという利点を有する。しかしながら、本発明はこれに限らず、横置き型のポンプ装置であってもよい。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲とすべきである。
本発明の一実施形態に係るモータ組立体を備えたポンプ装置を示す縦断面図である。 図2(a)は、図1に示すモータ組立体の一部を示す拡大断面図である。図2(b)は、インバータの冷却フィンと空気取り入れ孔との関係を示す平面図である。 図3(a)および図3(b)は、冷却ファンの回転によって形成される空気の流れを説明するための図である。 図4(a)および図4(b)は、上記実施形態のモータ組立体の変形例を示す部分拡大図である。 図5(a)は、本発明の他の実施形態に係るモータ組立体を備えたポンプ装置を示す縦断面図であり、図5(b)は図5(a)に示すモータ組立体の一部を示す拡大断面図である。 図6(a)および図6(b)は、冷却ファンの回転によって形成される空気の流れを説明するための図である。 図7(a)は、本発明の他の実施形態に係るモータ組立体を備えたポンプ装置を示す縦断面図であり、図7(b)は図7(a)に示すモータ組立体の一部を示す拡大断面図である。 図8(a)および図8(b)は、冷却ファンの回転によって形成される空気の流れを説明するための図である。 図9(a)は、本発明の他の実施形態に係るモータ組立体を備えたポンプ装置を示す縦断面図であり、図9(b)は図9(a)に示すモータ組立体の一部を示す拡大断面図である。 図10(a)は、上記実施形態の変形例を示す縦断面図であり、図10(b)は図10(a)に示す冷却フィンと第1の開口部との関係を示す平面図である。 本発明の他の実施形態に係るモータ組立体を備えたポンプ装置を示す縦断面図である。 図12(a)および図12(b)は図11に示すモータ組立体の一部を模式的に示す拡大断面図である。
符号の説明
1 ポンプ
2 モータ組立体
5 モータ
6 インバータ
7 内カバー
8 外カバー
9 冷却ファン
10 回転軸
11 吸音材または制振材
13 冷却フィン
14 ブラケット
15 パワースイッチング素子
16 制御基板
17 ボックス
18 冷却フィン
24 冷却ジャケット
25 流入ライン
26 流出ライン

Claims (9)

  1. ポンプに連結されるモータと、
    前記モータの反ポンプ側端部に配置されたインバータと、
    前記モータの回転軸に連結された冷却ファンと、
    前記モータの側面を覆う内カバーと、
    前記内カバーの少なくとも一部と前記インバータとを覆う外カバーとを備え、
    前記内カバーは、その反ポンプ側端部に形成された第1の開口部と、ポンプ側端部に形成された第2の開口部とを有しており、
    前記内カバーと前記モータとの間には隙間が形成され、
    前記内カバーと前記外カバーとの間には隙間が形成されていることを特徴とするモータ組立体。
  2. 前記冷却ファンは、前記インバータと前記モータとの間に配置されており、
    前記インバータは、前記モータに向かって突起する冷却フィンを有しており、
    前記冷却フィンは、前記第1の開口部を覆うように前記内カバーに接触していることを特徴とする請求項1に記載のモータ組立体。
  3. 前記インバータは、パワースイッチング素子と、該パワースイッチング素子を収容するボックスとを有し、
    前記パワースイッチング素子は、前記ボックスの内面に接触しており、
    前記冷却フィンは、前記パワースイッチング素子が接触する前記ボックスの内面と反対側に位置する外面に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のモータ組立体。
  4. 前記冷却ファンは、前記インバータと前記モータとの間に配置されており、
    前記インバータは、前記第1の開口部を密閉するように配置されており、
    前記インバータは、前記内カバーの内部空間と外部空間とを連通する貫通孔を有していることを特徴とする請求項1に記載のモータ組立体。
  5. 前記インバータは、前記冷却ファンと前記モータとの間に配置されており、
    前記インバータは、前記第1の開口部を密閉するように配置されており、
    前記インバータは、前記内カバーの内部空間と外部空間とを連通する貫通孔を有していることを特徴とする請求項1に記載のモータ組立体。
  6. 前記インバータは、パワースイッチング素子と、該パワースイッチング素子を収容するボックスとを有し、
    前記パワースイッチング素子は、前記ボックスの内面に接触しており、
    前記パワースイッチング素子が接触する前記ボックスの内面と反対側に位置する外面には、前記ポンプから供給される液体が流れる冷却ジャケットが取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のモータ組立体。
  7. 前記冷却ファンは、前記モータと前記ポンプとの間に配置されており、
    前記インバータは、前記モータに向かって突起する冷却フィンを有しており、
    前記冷却フィンは、前記第1の開口部を覆うように前記内カバーに接触していることを特徴とする請求項1に記載のモータ組立体。
  8. 前記内カバーの内面には、吸音材または制振材が取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のモータ組立体。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載のモータ組立体と、
    前記モータ組立体に駆動されるポンプとを備えたことを特徴とするポンプ装置。
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