JP2009274478A - ハイブリッド車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関の排気通路にEHCが設けられたハイブリッド車両において、できるだけ効率的にEHCへ電力を供給する。
【解決手段】ECU110は、正弦波制御モードまたは矩形波制御モードで第2MG30を駆動するように第2インバータ66を制御する。EHC100は、排気ガスを浄化する触媒または触媒に導入される排気ガスを電気加熱可能に構成される。EHC100は、リレー102を介して第1MG20の中性点N1と第2MG30の中性点N2との間に電気的に接続される。そして、第2MG30が矩形波制御モードで駆動されているとき、第2MG30の中性点N2の電位変動を利用してEHC100への給電が行なわれる。
【選択図】図3

Description

この発明は、内燃機関および車両走行用の電動機の少なくとも一方から出力される動力によって走行するハイブリッド車両に関し、特に、内燃機関の排気通路に電気加熱式触媒装置(以下「EHC(Electrical Heating Catalyzer)」とも称する。)が設けられたハイブリッド車両に関する。
特開2004−245135号公報(特許文献1)は、内燃機関の排気ガス浄化装置を備えたハイブリッド車両の電力制御装置を開示する。この電力制御装置においては、バッテリの充電可能電力が検出され、車両の減速時にモータジェネレータにより発電された電力のうち、上記充電可能電力分がバッテリに供給され、余剰分がDPF(Diesel Particulate Filter)のヒータへ供給される。
この電力制御装置によれば、車両の減速時に回生されるエネルギーのうちバッテリに受入れられない分をDPFの再生または活性エネルギーとして効果的に使用することができる(特許文献1参照)。
特開2004−245135号公報 特開2007−89289号公報 特開2006−132394号公報 特開2004−48923号公報
上記の特開2004−245135号公報に開示される電力制御装置は、車両の減速時に回生されるエネルギーをEHCの動作電力として有効利用できる点で有用であるが、車両の減速時に限定されるものである。そして、車両の減速時以外においても、できるだけ効率的にEHCへ電力を供給することが望まれる。
それゆえに、この発明の目的は、内燃機関の排気通路にEHCが設けられたハイブリッド車両において、できるだけ効率的にEHCへ電力を供給することである。
この発明によれば、ハイブリッド車両は、内燃機関および車両走行用の第1の交流電動機の少なくとも一方から出力される動力によって走行するハイブリッド車両であって、蓄電装置と、第1のインバータと、インバータ制御部と、EHCとを備える。蓄電装置は、第1の交流電動機へ供給される電力を蓄える。第1のインバータは、蓄電装置から電力を受け、第1の交流電動機を駆動する。インバータ制御部は、第1のインバータの出力電圧波形を正弦波とする正弦波制御モードまたは出力電圧波形を矩形波とする矩形波制御モードで第1の交流電動機を駆動するように第1のインバータを制御する。EHCは、内燃機関の排気通路に設けられ、内燃機関から排出される排気ガスを浄化する触媒または触媒に導入される排気ガスを電気加熱可能に構成される。そして、EHCは、第1の交流電動機が矩形波制御モードで駆動されているときに第1の交流電動機の中性点から給電されるように中性点に電気的に接続される。
好ましくは、インバータ制御部は、正弦波制御モードで第1の交流電動機が駆動されているとき、電気加熱式触媒装置へ給電されるように、第1のインバータを制御することによって中性点の電位を調整する。
好ましくは、ハイブリッド車両は、発電装置をさらに備える。発電装置は、内燃機関の動力を用いて発電する。発電装置は、第2の交流電動機と、第2のインバータとを含む。第2の交流電動機は、内燃機関の出力軸に連結される。第2のインバータは、第2の交流電動機を駆動する。インバータ制御部は、正弦波制御モードで第2の交流電動機を駆動するように第2のインバータをさらに制御する。そして、EHCは、第1の交流電動機の中性点と第2の交流電動機の中性点との間に電気的に接続される。
さらに好ましくは、インバータ制御部は、正弦波制御モードで第1の交流電動機が駆動されているとき、電気加熱式触媒装置へ給電されるように、第2のインバータを制御することによって第2の交流電動機の中性点の電位を調整する。
また、さらに好ましくは、ハイブリッド車両は、受電部と、電流センサと、電圧センサとをさらに備える。受電部は、車両外部の電源から供給される電力を受けて第1の交流電動機の中性点および第2の交流電動機の中性点へ出力する。電流センサは、受電部から入力される電流を検出する。電圧センサは、電源の電圧を検出する。そして、インバータ制御部は、電流センサおよび電圧センサの検出値に基づいて、受電部から力率1で電力を入力して蓄電装置を充電するように第1および第2のインバータを制御する。
好ましくは、ハイブリッド車両は、第1および第2のコンデンサをさらに備える。第1および第2のコンデンサは、第1のインバータに接続される正極線と負極線との間に直列に接続され、正極線および負極線の中間点を形成する。そして、EHCは、第1の交流電動機の中性点と中間点との間に電気的に接続される。
この発明においては、第1の交流電動機は、正弦波制御モードまたは矩形波制御モードで駆動される。ここで、第1のインバータの出力電圧波形を矩形波とする矩形波制御モード時は、第1の交流電動機の中性点の電位が大きく変動するところ、第1の交流電動機の中性点にEHCが電気的に接続されるので、その中性点電位の変動を利用して中性点からEHCへ給電される。
したがって、この発明によれば、車両の減速時以外においても、効率的にEHCへ電力を供給することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1によるハイブリッド車両の全体ブロック図である。図1を参照して、ハイブリッド車両1は、エンジン10と、第1MG(Motor Generator)20と、第2MG30と、動力分割装置40と、減速機50と、モータ駆動装置60と、蓄電装置70と、駆動輪80とを備える。また、ハイブリッド車両1は、排気通路90と、EHC100と、ECU(Electronic Control Unit)110と、温度センサ118とをさらに備える。
エンジン10、第1MG20および第2MG30は、動力分割装置40に連結される。そして、このハイブリッド車両1は、エンジン10および第2MG30の少なくとも一方から出力される駆動力によって走行する。エンジン10が発生する動力は、動力分割装置40によって2経路に分割される。すなわち、一方は減速機50を介して駆動輪80へ伝達される経路であり、もう一方は第1MG20へ伝達される経路である。
第1MG20および第2MG30は、交流電動機であり、たとえば、三相交流同期電動機である。第1MG20および第2MG30は、モータ駆動装置60によって駆動される。第1MG20は、動力分割装置40によって分割されたエンジン10の動力を用いて発電する。第1MG20によって発電された電力は、モータ駆動装置60により交流から直流に変換され、蓄電装置70に蓄えられる。
第2MG30は、蓄電装置70に蓄えられた電力および第1MG20により発電された電力の少なくとも一方を用いて駆動力を発生する。そして、第2MG30の駆動力は、減速機50を介して駆動輪80に伝達される。なお、図1では、駆動輪80は前輪として示されているが、前輪に代えて、または前輪とともに、第2MG30によって後輪を駆動してもよい。
なお、車両の制動時等には、駆動輪80により減速機50を介して第2MG30が駆動され、第2MG30が発電機として動作する。これにより、第2MG30は、車両の運動エネルギーを電力に変換する回生ブレーキとしても機能する。そして、第2MG30により発電された電力は、蓄電装置70に蓄えられる。
また、第1MG20の中性点と第2MG30の中性点との間には、EHC100が電気的に接続される。そして、後述のように、EHC100への給電が要求されると、第1MG20および第2MG30からEHC100へ動作電力が供給される。
動力分割装置40は、サンギヤと、ピニオンギヤと、キャリアと、リングギヤとを含む遊星歯車から成る。ピニオンギヤは、サンギヤおよびリングギヤと係合する。キャリアは、ピニオンギヤを自転可能に支持するとともに、エンジン10のクランクシャフトに連結される。サンギヤは、第1MG20の回転軸に連結される。リングギヤは第2MG30の回転軸および減速機50に連結される。
そして、エンジン10、第1MG20および第2MG30が、遊星歯車から成る動力分割装置40を介して連結されることによって、図2に示すように、エンジン10、第1MG20および第2MG30の回転数は、共線図において直線で結ばれる関係になる。
再び図1を参照して、モータ駆動装置60は、蓄電装置70から電力を受け、ECU110からの制御信号に基づいて第1MG20および第2MG30を駆動する。また、モータ駆動装置60は、ECU110からの制御信号に基づいて、第1MG20および/または第2MG30によって発電される交流電力を直流電力に変換して蓄電装置70へ出力する。
蓄電装置70は、再充電可能な直流電源であり、たとえば、ニッケル水素やリチウムイオン等の二次電池から成る。蓄電装置70の電圧は、たとえば200V程度である。蓄電装置70には、第1MG20および第2MG30によって発電された電力が蓄えられる。なお、蓄電装置70として大容量のキャパシタも採用可能である。
EHC100は、エンジン10の排気通路90に設けられ、エンジン10から排出される排気ガスを浄化する触媒またはその触媒に導入される排気ガスを電気加熱可能に構成される。EHC100は、第1MG20の中性点と第2MG30の中性点との間に電気的に接続され、第1MG20および第2MG30から動作電力を受ける。なお、EHC100には、種々の公知のEHCを適用することができる。
温度センサ118は、EHC100の温度を検出し、その検出値をECU110へ出力する。ECU110は、モータ駆動装置60を駆動するための制御信号を生成し、その生成した制御信号をモータ駆動装置60へ出力する。また、ECU110は、温度センサ118からの温度検出値に基づいて、第1MG20および第2MG30からEHC100への給電を制御する。
図3は、図1に示したハイブリッド車両1の電気システムの構成図である。図3を参照して、ハイブリッド車両1の電気システムは、蓄電装置70と、昇圧コンバータ62と、第1インバータ64と、第2インバータ66と、第1MG20と、第2MG30と、ECU110と、電圧センサ120,122とを含む。また、この電気システムは、電力線PSL1,PSL2と、EHC100と、リレー102と、温度センサ118とをさらに含む。
昇圧コンバータ62は、npn型トランジスタQ1,Q2と、ダイオードD1,D2と、リアクトルLとを含む。npn型トランジスタQ1,Q2は、正極線PL2と負極線NLとの間に直列に接続される。ダイオードD1,D2は、それぞれnpn型トランジスタQ1,Q2に逆並列に接続される。リアクトルLは、蓄電装置70の正極に接続される正極線PL1とnpn型トランジスタQ1,Q2の接続ノードとの間に接続される。
そして、昇圧コンバータ62は、ECU110からの信号PWCに基づきnpn型トランジスタQ1,Q2をオン/オフさせることによって、リアクトルLを用いて正極線PL2の電圧を正極線PL1の電圧(すなわち蓄電装置70の電圧)以上の電圧に調整する。
インバータ64は、U相アーム132、V相アーム134およびW相アーム136を含む。U相アーム132、V相アーム134およびW相アーム136は、正極線PL2と負極線NLとの間に並列に接続される。U相アーム132は、直列に接続されたnpn型トランジスタQ11,Q12から成り、V相アーム134は、直列に接続されたnpn型トランジスタQ13,Q14から成り、W相アーム136は、直列に接続されたnpn型トランジスタQ15,Q16から成る。npn型トランジスタQ11〜Q16には、それぞれダイオードD11〜D16が逆並列に接続される。
第1MG20は、三相コイル22をステータコイルとして含む。三相コイル22はY結線され、中性点N1が形成される。そして、三相コイル22はインバータ64に接続され、中性点N1には電力線PSL1が接続される。
インバータ66は、U相アーム142、V相アーム144およびW相アーム146を含む。第2MG30は、三相コイル32をステータコイルとして含む。インバータ66および第2MG30の構成は、それぞれインバータ64および第1MG20と同様である。
そして、インバータ64は、ECU110からの信号PWI1に基づいて、正極線PL2から受ける直流電圧を三相交流電圧に変換して第1MG20へ出力する。また、インバータ64は、エンジン10の動力を用いて第1MG20が発電した三相交流電圧を信号PWI1に基づいて直流電圧に変換し、その変換した直流電圧を正極線PL2へ出力する。
また、インバータ66は、ECU110からの信号PWI2に基づいて、正極線PL2から受ける直流電圧を三相交流電圧に変換して第2MG30へ出力する。また、インバータ66は、車両の制動時、駆動輪80の回転力を受けて第2MG30が発電した三相交流電圧を信号PWI2に基づいて直流電圧に変換し、その変換した直流電圧を正極線PL2へ出力する。
なお、このインバータ64,66および昇圧コンバータ62は、図1に示したモータ駆動装置60を形成する。
電力線PSL1の一端は、第1MG20の中性点N1に接続される。電力線PSL2の一端は、第2MG30の中性点N2に接続される。そして、電力線PSL1,PSL2の間にEHC100およびリレー102が直列に接続される。リレー102は、ECU110からの信号ENに基づいてオン/オフされる。
温度センサ118は、EHC100の温度TEHCを検出し、その検出値をECU110へ出力する。電圧センサ120は、正極線PL1と負極線NLとの間の電圧VLを検出し、その検出値をECU110へ出力する。電圧センサ122は、正極線PL2と負極線NLとの間の電圧VHを検出し、その検出値をECU110へ出力する。
ECU110は、昇圧コンバータ62を駆動するための信号PWC、ならびに第1MG20および第2MG30をそれぞれ駆動するための信号PWI1,PWI2を生成し、その生成された信号PWC,PWI1,PWI2をそれぞれ昇圧コンバータ62、第1インバータ64および第2インバータ66へ出力する。
また、ECU110は、EHC100の温度TEHCが予め定められた所定値よりも低いとき、リレー102をオンさせるための信号ENを生成し、その生成した信号ENをリレー102へ出力するとともに、EHC100の通電制御を実行する。以下、このECU110の構成について説明する。
図4は、ECU110の機能ブロック図である。図4を参照して、ECU110は、コンバータ制御部111と、第1インバータ制御部112と、制御モード設定部113と、第2インバータ制御部114と、EHC制御部115とを含む。
コンバータ制御部111は、電圧VL,VH、第1MG20のモータ電圧VM1、および第2MG30のモータ電圧VM2に基づいて電圧VHの目標値を設定し、電圧VHがその目標値に一致するように昇圧コンバータ62を制御するための信号PWCを生成して昇圧コンバータ62へ出力する。
第1インバータ制御部112は、第1MG20のトルク目標値TR1、モータ電流I1およびモータ回転角θ1、ならびに電圧VHに基づいて、第1MG20を駆動するための信号PWI1を生成し、その生成された信号PWI1を第1インバータ64へ出力する。ここで、第1インバータ制御部112は、制御モード設定部113から零相電圧指令値VZを受けると、その受けた零相電圧指令値VZを各相電圧指令値に重畳することによって、第1MG20の中性点N1の電位を零相電圧指令値VZで示される電圧に制御する。
第2インバータ制御部114は、第2MG30のトルク目標値TR2、モータ電流I2およびモータ回転角θ2、ならびに電圧VHに基づいて、制御モード設定部113から受けるモード信号MDに示される制御モードで第2MG30を駆動するための信号PWI2を生成し、その生成された信号PWI2を第2インバータ66へ出力する。具体的には、第2インバータ66の出力電圧波形を正弦波とする正弦波制御モードをモード信号MDが示しているとき、第2インバータ制御部114は、正弦波制御モードで第2MG30を駆動するための信号PWI2を生成する。また、第2インバータ66の出力電圧波形を矩形波とする矩形波制御モードをモード信号MDが示しているとき、第2インバータ制御部114は、矩形波制御モードで第2MG30を駆動するための信号PWI2を生成する。
また、第2インバータ制御部114は、トルク目標値TR2、モータ電流I2、モータ回転角θ2、および電圧VHに基づいて算出した第2MG30の電圧指令値V*を制御モード設定部113へ出力する。
なお、トルク目標値TR1,TR2は、アクセル開度や車両速度、蓄電装置70の充電状態(以下「SOC(State Of Charge)」とも称する。)等に基づいて、図示されない他のECUにおいて算出される。また、モータ電流I1,I2およびモータ回転角θ1,θ2は、図示されない各センサによって検出される。
制御モード設定部113は、電圧VHおよび第2インバータ制御部114からの電圧指令値V*に基づいて、第2インバータ66の変調率を算出し、その算出された変調率に基づいて第2MG30の制御モードを設定する。具体的には、変調率が第1の所定値よりも小さいとき、制御モード設定部113は、第2MG30の制御モードを正弦波制御モードに設定し、変調率が第2の所定値よりも大きいとき、制御モード設定部113は、第2MG30の制御モードを矩形波制御モードに設定する。そして、制御モード設定部113は、設定された制御モードに応じたモード信号MDを第2インバータ制御部114へ出力する。
また、制御モード設定部113は、信号ENに基づいてリレー102(図3)がオンされているか否かを判定し、リレー102がオンされているとき、第2MG30の制御モードが正弦波制御モードであれば、第1MG20の中性点N1の電位を変化させるための零相電圧指令値VZを生成して第1インバータ制御部112へ出力する。
EHC制御部115は、EHC100(図3)の温度TEHCの検出値を温度センサ118(図3)から受ける。そして、EHC制御部115は、温度TEHCが所定値よりも低いとき、リレー102をオンさせるための信号ENをリレー102へ出力する。一方、温度TEHCが所定値よりも高いときは、EHC制御部115は、リレー102をオフさせるための信号ENをリレー102へ出力する。
再び図3を参照して、このハイブリッド車両1においては、EHC100は、リレー102を介して第1MG20の中性点N1と第2MG30の中性点N2との間に接続される。そして、温度センサ118によってEHC100の温度TEHCが検出され、温度TEHCが所定値よりも低くなると、リレー102がオンされる。
ここで、ECU110により第2MG30が矩形波制御モードで制御されているとき、図5に示すように、第2MG30の中性点N2の電位VN2は大きく変動する。一方、第1MG20は、ECU110により正弦波制御モードで制御されるので、第1MG20の中性点N1の電位VN1は電圧VH/2で安定する。したがって、この中性点N1,N2間の電位差によってEHC100に電力が流れる。言い換えると、第2MG30が矩形波制御モードで制御されているとき、第2MG30の中性点N2の電位変動を利用してEHC100への給電が行なわれる。
一方、ECU110により第2MG30が正弦波制御モードで制御されているときは、第2MG30の中性点N2の電位VN2も電圧VH/2で安定するので、中性点N1,N2間に電位差が生じない。そこで、この場合は、第1インバータ64の零相電圧を変化させるように第1インバータ64が制御され、第1MG20の中性点N1の電位を積極的に変動させる。これにより、中性点N1,N2間に電位差が生じ、EHC100へ電力が供給される。
なお、第2MG30が正弦波制御モードで制御されているとき、第1MG20の中性点N1の電位を変化させるとともに、第2MG30の中性点N2の電位を変化させてもよい。これにより、中性点N1,N2間の電位差を大きくすることができ、EHC100へ大電力を供給することができる。
以上のように、この実施の形態1においては、EHC100は、第1MG20の中性点N1と第2MG30の中性点N2との間に電気的に接続される。第2MG30は、正弦波制御モードまたは矩形波制御モードで駆動される。ここで、矩形波制御モード時は、第2MG30の中性点N2の電位が大きく変動するところ、この電位変動を利用して、中性点N1,N2間に接続されたEHC100へ給電される。したがって、この実施の形態1によれば、車両の減速時以外においても、効率的にEHC100へ電力を供給することができる。
また、この実施の形態1によれば、第1MG20の中性点N1および第2MG30の中性点N2の双方の電位を変化させることにより、中性点N1,N2間の電位差を大きくできるので、EHC100へ大電力を供給することが可能である。
[実施の形態2]
図6は、実施の形態2によるハイブリッド車両の電気システムの構成図である。図6を参照して、このハイブリッド車両1Aは、図3に示した実施の形態1における電気システムの構成において、コンデンサC1,C2をさらに含み、ECU110に代えてECU110Aを含む。そして、コンデンサC1,C2によって形成される正極線PL2および負極線NLの中間点Mに電力線PSL1が接続される。
コンデンサC1,C2は、互いに容量が同等であり、正極線PL2と負極線NLとの間に直列に接続される。したがって、中間点Mの電位は、正極線PL2と負極線NLとの中間電位(電圧VH/2)となる。
ECU110Aは、第2インバータ66の変調率に基づいて、第2MG30を正弦波制御モードまたは矩形波制御モードで駆動する。また、ECU110Aは、EHC100の温度TEHCが所定値よりも低いとき、EHC100の通電制御を実行する。具体的には、ECU110Aは、第2MG30が矩形波制御モードで駆動されているとき、リレー102をオンさせる。そうすると、第2MG30の中性点N2の電位変動に応じて中性点N2と中間点Mとの間に電位差が生じ、EHC100に電力が流れる。一方、第2MG30が正弦波制御モードで駆動されているとき、ECU110Aは、リレー102をオンさせるとともに、第2MG30の中性点N2の電位を積極的に変動させるように第2インバータ66を制御する。すなわち、ECU110Aは、第2MG30の各相電圧指令値に所定の零相電圧指令値を重畳することによって、中性点N2の電位を零相電圧指令値で示される電圧に制御する。これにより、中性点N2と中間点Mとの間に電位差が生じ、EHC100に電力が流れる。
このハイブリッド車両1Aにおいては、車両の駆動力を発生する第2MG30は、大トルクを出力可能な矩形波制御モードで駆動されることが多いところ、第2MG30の中性点N2と正極線PL2および負極線NLの中間点Mとの間にEHC100が電気的に接続されるので、第2MG30が矩形波制御モードで駆動されているときの中性点N2の電位変動を利用してEHC100への給電が行なわれる。一方、第2MG30が正弦波制御モードで駆動されているときは、第2インバータ66により第2MG30の中性点N2の電位を積極的に変動させることによってEHC100への給電が行なわれる。
以上のように、この実施の形態2によれば、EHC100を第1MG20の中性点N1に接続する必要がないので、システム構成が簡素化される。また、第2インバータ66の制御のみでEHC100への給電を制御できるので、制御も簡素化される。さらに、矩形波制御モードで駆動されることの多い第2MG30の中性点N2にEHC100を接続したので、矩形波制御モード時に発生する中性点N2の電圧変動を利用してEHC100への給電を効率的に行なうことができる。
[実施の形態3]
図7は、実施の形態3によるハイブリッド車両の電気システムの構成図である。図7を参照して、このハイブリッド車両1Bは、図3に示した実施の形態1における電気システムの構成において、コンデンサC1,C2をさらに含み、ECU110に代えてECU110Bを含む。そして、コンデンサC1,C2によって形成される正極線PL2および負極線NLの中間点Mに電力線PSL2が接続される。
ECU110Bは、EHC100の温度TEHCが所定値よりも低いとき、EHC100の通電制御を実行する。具体的には、ECU110Bは、リレー102をオンさせるとともに、第1MG20の中性点N1の電位を積極的に変動させるように第1インバータ64を制御する。すなわち、ECU110Bは、第1MG20の各相電圧指令値に所定の零相電圧指令値を重畳することによって、中性点N1の電位を零相電圧指令値で示される電圧に制御する。これにより、中性点N1と中間点Mとの間に電位差が生じ、EHC100に電力が流れる。
以上のように、この実施の形態3によれば、EHC100を第2MG30の中性点N2に接続する必要がないので、システム構成が簡素化される。また、第1インバータ64の制御のみでEHC100への給電を制御できるので、制御も簡素化される。さらに、EHC100の温度TEHCが所定値よりも低いときに第1インバータ64の零相電圧を変化させるだけでよいので、制御が容易である。
[実施の形態4]
この実施の形態4では、車両外部の電源(以下「外部電源」とも称する。)から蓄電装置70を充電可能であり、かつ、外部電源から蓄電装置70の充電時に外部電源からEHC100へ給電可能な構成が示される。
図8は、実施の形態4によるハイブリッド車両の電気システムの構成図である。図8を参照して、このハイブリッド車両1Cは、図3に示した実施の形態1における電気システムの構成において、充電インレット150と、電流センサ124と、電圧センサ126とをさらに含み、ECU100に代えてECU110Cを含む。
充電インレット150は、外部電源160から電力を入力するための電力インターフェースである。充電インレット150は、電力線PSL1,PSL2に接続される。すなわち、充電インレット150は、電力線PSL1,PSL2を介して中性点N1,N2に接続されるとともに、リレー102を介してEHC100にも接続される。
電流センサ124は、電力線PSL1においてEHC100の接続ノードと充電インレット150との間に配設され、充電インレット150から入力される電流IACを検出してECU110Cへ出力する。なお、電力線PSL2においてリレー102の接続ノードと充電インレット150との間に電流センサ124を配設してもよい。電圧センサ126は、外部電源160の電圧VACを検出し、その検出値をECU110へ出力する。
ECU110Cは、電流センサ124からの電流IACおよび電圧センサ126からの電圧VACの各検出値に基づいて、外部電源160から力率1で電力を入力して蓄電装置70を充電するように第1インバータ64、第2インバータ66および昇圧コンバータ62をそれぞれ制御するための信号PWI1,PWI2,PWCを生成する。
また、ECU110Cは、外部電源160から蓄電装置70の充電時、温度センサ118によって検出されるEHC100の温度TEHCが所定値よりも低い場合にリレー102をオンさせる。これにより、外部電源160から蓄電装置70の充電時、外部電源160からEHC100へも給電される。
ここで、電流センサ124は、EHC100の接続ノードよりも充電インレット150側に配設され、ECU110Cは、充電インレット150から入力された電流がEHC100へ分流される前の電流IACに基づいて電力制御を行なうので、外部電源160からEHC100へ給電される場合にも、外部電源160から力率1で効率的に電力が取得される。
図9は、図8に示した第1および第2インバータ64,66ならびに第1および第2MG20,30の零相等価回路を示した図である。第1インバータ64および第2インバータ66の各々は、図8に示したように三相ブリッジ回路から成り、各インバータにおける6個のスイッチング素子のオン/オフの組合わせは8パターン存在する。その8つのスイッチングパターンのうち2つは相間電圧が零となり、そのような電圧状態は零電圧ベクトルと称される。零電圧ベクトルについては、上アームの3つのスイッチング素子は互いに同じスイッチング状態(全てオンまたはオフ)とみなすことができ、また、下アームの3つのスイッチング素子も互いに同じスイッチング状態とみなすことができる。
外部電源160から蓄電装置70の充電時、第1インバータ64および第2インバータ66において零電圧ベクトルが制御される。したがって、この図9では、第1インバータ64の上アームの3つのスイッチング素子は上アーム64Aとしてまとめて示され、第1インバータ64の下アームの3つのスイッチング素子は下アーム64Bとしてまとめて示されている。同様に、第2インバータ66の上アームの3つのスイッチング素子は上アーム66Aとしてまとめて示され、第2インバータ66の下アームの3つのスイッチング素子は下アーム66Bとしてまとめて示されている。
そして、図9に示されるように、この零相等価回路は、外部電源160を入力電源とする単相PWMコンバータとみることができる。そこで、第1インバータ64および第2インバータ66において零電圧ベクトルを変化させ、第1インバータ64および第2インバータ66を単相PWMコンバータのアームとして動作するようにスイッチング制御することによって、外部電源160から供給される交流電力を直流電力に変換して正極線PL2および負極線NLへ出力することができる。
図10は、ECU110Cにより実現される力率1制御の制御ブロック図である。図10を参照して、この制御ブロックは、実効値演算部202と、位相検出部204と、正弦波生成部206と、除算部208と、乗算部210と、減算部212と、FB制御部214と、加算部216とを含む。
実効値演算部202は、電圧VACのピーク電圧を検出し、その検出したピーク電圧に基づいて電圧VACの実効値を算出する。位相検出部204は、電圧VACのゼロクロス点を検出し、その検出したゼロクロス点に基づいて電圧VACの位相を検出する。
正弦波生成部206は、位相検出部204によって検出された電圧VACの位相に基づいて、電圧VACと同相の正弦波を生成する。正弦波生成部206は、たとえば、正弦波関数のテーブルを用いて、位相検出部204からの位相に基づいて電圧VACと同相の正弦波を生成することができる。
除算部208は、実効値演算部202からの電圧VACの実効値で充電電力指令値PRを除算し、その演算結果を乗算部210へ出力する。乗算部210は、除算部208の演算結果に正弦波生成部206からの正弦波を乗算し、その演算結果を電流指令値IR0として出力する。
減算部212は、電流指令値IR0から電流IACを減算し、その演算結果をFB制御部214へ出力する。FB制御部214は、電流指令値IR0と電流IACとの偏差に基づいて、電流IACを電流指令値IR0に追従させるための制御量を算出し、その算出された制御量を加算部216へ出力する。一例として、FB制御部214では、たとえば、比例積分制御(PI制御)が行なわれる。そして、加算部216は、電流指令値IR0にFB制御部214からの制御量を加算し、最終的な電流指令値IRを算出する。
なお、このように生成される電流指令値IRは、外部電源160と同相であり、外部電源160の電圧に対して力率が1である。したがって、外部電源160から蓄電装置70の充電およびEHC100への給電を効率的に行なうことができる。
以上のように、この実施の形態4によれば、外部電源160から蓄電装置70の充電時に外部電源160からEHC100へ給電することができる。そして、外部電源160からEHC100への給電時においても、外部電源160から力率1で効率的に電力を取得することができる。
なお、上記の各実施の形態においては、動力分割装置40によりエンジン10の動力を分割して駆動輪80と第1MG20とに伝達可能なシリーズ/パラレル型のハイブリッド車両について説明したが、この発明は、その他の形式のハイブリッド車両にも適用可能である。すなわち、たとえば、第1MG20を駆動するためにのみエンジン10を用い、第2MG30でのみ車両の駆動力を発生する、いわゆるシリーズ型のハイブリッド車両や、エンジン10が生成した運動エネルギーのうち回生エネルギーのみが電気エネルギーとして回収されるハイブリッド車両、エンジンを主動力として必要に応じてモータがアシストするモータアシスト型のハイブリッド車両などにもこの発明は適用可能である。
なお、上記の各実施の形態において、昇圧コンバータ62は必須の構成要素ではなく、昇圧コンバータ62を備えないシステム構成にも本願発明は適用可能である。
なお、上記において、エンジン10は、この発明における「内燃機関」に対応し、第2MG30は、この発明における「第1の交流電動機」に対応する。また、第2インバータ66は、この発明における「第1のインバータ」に対応し、ECU110,110A〜110Cは、この発明における「インバータ制御部」に対応する。さらに、EHC100は、この発明における「電気加熱式触媒装置」に対応する。
また、さらに、第1MG20は、この発明における「第2の交流電動機」に対応し、第1インバータ64は、この発明における「第2のインバータ」に対応する。また、さらに、充電インレット150および電力線PSL1,PSL2は、この発明における「受電部」を形成し、電流センサ124および電圧センサ126は、それぞれこの発明における「電流センサ」および「電圧センサ」に対応する。また、さらに、コンデンサC1,C2は、この発明における「第1および第2のコンデンサ」に対応する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1によるハイブリッド車両の全体ブロック図である。 動力分割装置の共線図を示す図である。 図1に示すハイブリッド車両の電気システムの構成図である。 ECUの機能ブロック図である。 第1MGおよび第2MGの中性点の電位を示した図である。 実施の形態2によるハイブリッド車両の電気システムの構成図である。 実施の形態3によるハイブリッド車両の電気システムの構成図である。 実施の形態4によるハイブリッド車両の電気システムの構成図である。 図8に示す第1および第2インバータならびに第1および第2MGの零相等価回路を示した図である。 ECUにより実現される力率1制御の制御ブロック図である。
符号の説明
1,1A〜1C ハイブリッド車両、10 エンジン、20,30 MG、22,32 三相コイル、40 動力分割装置、50 減速機、60 モータ駆動装置、62 昇圧コンバータ、64,66 インバータ、64A,66A 上アーム、64B,66B 下アーム、70 蓄電装置、80 駆動輪、90 排気通路、100 EHC、102 リレー、110,110A〜110C ECU、111 コンバータ制御部、112 第1インバータ制御部、113 制御モード設定部、114 第2インバータ制御部、115 EHC制御部、118 温度センサ、120,122,126 電圧センサ、124 電流センサ、132,142 U相アーム、134,144 V相アーム、136,146 W相アーム、150 充電インレット、160 外部電源、202 実効値演算部、204 位相検出部、206 正弦波生成部、208 除算部、210 乗算部、212 減算部、214 FB制御部、216 加算部、PL1,PL2 正極線、NL 負極線、L リアクトル、Q1,Q2,Q11〜Q16,Q21〜Q26 npn型トランジスタ、D1,D2,D11〜D16,D21〜D26 ダイオード、N1,N2 中性点、PSL1,PSL2 電力線、C1,C2 コンデンサ、M 中間点。

Claims (6)

  1. 内燃機関および車両走行用の第1の交流電動機の少なくとも一方から出力される動力によって走行するハイブリッド車両であって、
    前記第1の交流電動機へ供給される電力を蓄える蓄電装置と、
    前記蓄電装置から電力を受け、前記第1の交流電動機を駆動する第1のインバータと、
    前記第1のインバータの出力電圧波形を正弦波とする正弦波制御モードまたは前記出力電圧波形を矩形波とする矩形波制御モードで前記第1の交流電動機を駆動するように前記第1のインバータを制御するインバータ制御部と、
    前記内燃機関の排気通路に設けられ、前記内燃機関から排出される排気ガスを浄化する触媒または前記触媒に導入される前記排気ガスを電気加熱可能に構成された電気加熱式触媒装置とを備え、
    前記電気加熱式触媒装置は、前記第1の交流電動機が前記矩形波制御モードで駆動されているときに前記第1の交流電動機の中性点から給電されるように前記中性点に電気的に接続される、ハイブリッド車両。
  2. 前記インバータ制御部は、前記正弦波制御モードで前記第1の交流電動機が駆動されているとき、前記電気加熱式触媒装置へ給電されるように、前記第1のインバータを制御することによって前記中性点の電位を調整する、請求項1に記載のハイブリッド車両。
  3. 前記内燃機関の動力を用いて発電する発電装置をさらに備え、
    前記発電装置は、
    前記内燃機関の出力軸に連結される第2の交流電動機と、
    前記第2の交流電動機を駆動する第2のインバータとを含み、
    前記インバータ制御部は、前記正弦波制御モードで前記第2の交流電動機を駆動するように前記第2のインバータをさらに制御し、
    前記電気加熱式触媒装置は、前記第1の交流電動機の中性点と前記第2の交流電動機の中性点との間に電気的に接続される、請求項1または請求項2に記載のハイブリッド車両。
  4. 前記インバータ制御部は、前記正弦波制御モードで前記第1の交流電動機が駆動されているとき、前記電気加熱式触媒装置へ給電されるように、前記第2のインバータを制御することによって前記第2の交流電動機の中性点の電位を調整する、請求項3に記載のハイブリッド車両。
  5. 車両外部の電源から供給される電力を受けて前記第1の交流電動機の中性点および前記第2の交流電動機の中性点へ出力する受電部と、
    前記受電部から入力される電流を検出する電流センサと、
    前記電源の電圧を検出する電圧センサとをさらに備え、
    前記インバータ制御部は、前記電流センサおよび前記電圧センサの検出値に基づいて、前記受電部から力率1で電力を入力して前記蓄電装置を充電するように前記第1および第2のインバータを制御する、請求項3に記載のハイブリッド車両。
  6. 前記第1のインバータに接続される正極線と負極線との間に直列に接続され、前記正極線および前記負極線の中間点を形成する第1および第2のコンデンサをさらに備え、
    前記電気加熱式触媒装置は、前記第1の交流電動機の中性点と前記中間点との間に電気的に接続される、請求項1または請求項2に記載のハイブリッド車両。
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