JP2009271809A - 車両走行制御装置及び車両走行制御方法 - Google Patents

車両走行制御装置及び車両走行制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両の推奨速度が自動的に設定され、車速と推奨速度との間に差が生じた際に運転者の意思を考慮した対応を取ることができる車両走行制御装置及び車両走行制御方法を提供する。
【解決手段】操作量センサ14で検出した実測ペダル操作量θrが、推奨速度Vrecに対応する推奨ペダル操作量θrec及び誤差許容量βの和よりも大きいとき(θ>θrec+β)、アクセルペダル12が戻し中でなければ、反力付与機構24及びアクセルペダル12の組合せと、スピーカ26とにより運転者に警告を行う。これにより、運転者による減速動作としてのアクセルペダル12の戻しがない場合にのみ、すなわち、運転手が減速の必要性を認識していない場合にのみ、警告を行うことで、運転手の意思を考慮した対応を取ることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、アクセルペダルに対する反力を増大させる反力増大速度、定速クルーズ走行時のクルーズ速度等の推奨速度を用いて車両の走行を制御する車両走行制御装置及びこの車両走行制御装置を用いる車両走行制御方法に関する。
通常の使用状態でリターンスプリング等によりアクセルペダルにかかる原位置復帰力(原位置に戻ろうとする力)に加え、追加的な反力をアクセルペダルに付加する技術が存在する(特許文献1、2)。特許文献1では、車速センサ、舵角センサ、勾配センサ及び振動センサの各検出値を用いてしきい速度を算出し、車速がこのしきい速度に達したときにアクセルペダルに反力を付与する。これにより、運転者に速度の出し過ぎを確実に認識させることを企図している(特許文献1の要約参照)。
また、特許文献2では、運転者によるアクセルペダルの操作とは別に自動的にスロットル開度を制御し、車速を一定とする定速クルーズ走行が可能である。定速クルーズ走行を行う際には、アクセルペダルへの反力付与を用いながら、定速クルーズ走行の設定速度(以下、「クルーズ速度」とも称する。)をアクセルペダルの操作により調整することができる。すなわち、定速クルーズ走行時、アクセルペダルに対する反力を急増させ、運転者が右足をアクセルペダル上に自然に載置できる領域(「フットレスト化領域」)と、運転者の加速意思を検出するための領域(「加速検出領域」)とを設けておき、アクセルペダルがフットレスト化領域を越えて加速検出領域まで踏み込まれたとき、車速を増加させる。そして、アクセルペダルが加速検出領域から出ると、その時点での車速を新たなクルーズ速度として設定する。新たなクルーズ速度の設定後は、アクセルペダルがフットレスト化領域に戻される(特許文献2の段落[0026]〜[0033]、図2及び図3参照)。
特開2003−260951号公報 特開2006−143120号公報
上述の通り、特許文献1では、各センサの検出値を用いてしきい速度が自動的に設定されるが、車速がしきい速度を上回っている場合、アクセルペダルに追加的に付与される反力は、しきい速度と車速の関係から決定される。このため、車速がしきい速度を上回っている状態に、運転者の如何なる意思が現れているかが考慮されていない。すなわち、車速がしきい速度を上回っている場合には、運転者がしきい速度よりも速い車速を意図的に実現させている場合のみならず、例えば、道路状況の変化によりしきい速度が下がったことに伴って、運転者が意図していなくとも、車速がしきい速度を上回る場合も存在する。しかし、特許文献1では、いずれの場合も同様の対応を取っており、運転者の意思を十分考慮したものとはなっていない。また、特許文献2では、自動的にクルーズ速度を変更することは開示されていない。従って、いずれの特許文献に基づいても、車速と車両の走行環境又は走行状態に応じた推奨速度(しきい速度を含む。)とに差が生じた場合における運転者の意思を考慮した対応は検討されていない。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、車両の推奨速度が自動的に設定され、車速と推奨速度との間に差が生じた際に運転者の意思を考慮した対応を取ることができる車両走行制御装置及び車両走行制御方法を提供することを目的とする。
この発明に係る車両走行制御装置は、車両の走行環境又は走行状態に応じた推奨速度を判定する推奨速度判定部と、アクセルペダルのペダル操作量を検出し、実測ペダル操作量として出力するペダル操作量検出部と、運転者の減速動作を検出する減速動作検出部と、前記運転者に対して所定の警告を行う警告部と、前記警告部を制御する警告制御部と、を備え、前記警告制御部は、前記実測ペダル操作量に対応する速度であるペダル操作量対応速度が、前記推奨速度よりも速いとき、又は前記実測ペダル操作量が、前記推奨速度に対応するペダル操作量である推奨ペダル操作量よりも大きいとき、前記減速動作検出部が前記減速動作を検出しなければ、前記警告部に前記警告を行わせることを特徴とする。
この発明によれば、実測ペダル操作量に対応するペダル操作量対応速度が、推奨速度よりも速いとき、又は実測ペダル操作量が、推奨速度に対応する推奨ペダル操作量よりも大きいとき、運転者の減速動作がなければ、運転者に警告を行う。これにより、運転者による減速動作がない場合にのみ、すなわち、運転手が減速の必要性を認識していない場合にのみ、警告を行うことで、運転手の意思を考慮した対応を取ることができる。
前記車両走行制御装置は、さらに、前記アクセルペダルに対し、前記推奨ペダル操作量以上の操作量で付加的な反力を付与する反力付与機構を有してもよい。これにより、実測ペダル操作量と推奨ペダル操作量のずれを運転者に対して容易に認識させることができる。
前記警告制御部は、前記減速動作検出部が前記減速動作を検出しているかどうかの判定を、前記推奨速度が下がったときに行うことが好ましい。これにより、推奨速度が下がったときに、運転手による減速動作がなければ、運転手に所定の警告がなされる。従って、推奨速度が下がったことに運転手が気づかない場合でも、運転手に推奨速度の減少を認識させることができる。
前記警告部は、前記反力付与機構により付加的な反力を増大させることで警告を行うこともできる。これにより、運転者にペダル戻しを促すことができる。
この発明に係る車両走行制御装置は、車両の走行環境又は走行状態に応じた推奨速度を判定する推奨速度判定部と、アクセルペダルのペダル操作量を検出し、実測ペダル操作量として出力するペダル操作量検出部と、運転者の加速動作を検出する加速動作検出部と、前記推奨速度を用いて前記車両の走行を制御する走行制御部と、を備え、前記走行制御部は、前記実測ペダル操作量に対応する速度であるペダル操作量対応速度が、前記推奨速度よりも遅いとき、又は前記実測ペダル操作量が、前記推奨速度に対応するペダル操作量である推奨ペダル操作量よりも小さいとき、前記加速動作検出部が前記加速動作を検出しなければ、前記推奨速度として前記ペダル操作量対応速度を用いることを特徴とする。
この発明によれば、実測ペダル操作量に対応するペダル操作量対応速度が、推奨速度よりも遅いとき、又は実測ペダル操作量が、推奨速度に対応する推奨ペダル操作量よりも小さいとき、運転者の加速動作がなければ、推奨速度としてペダル操作量対応速度を用いる。これにより、運転手の意思に応じた推奨速度を設定し、この推奨速度に応じて車両の走行を制御することができる。
この発明に係る車両走行制御方法は、車両の走行環境又は走行状態に応じた推奨速度を判定し、アクセルペダルのペダル操作量の測定値である実測ペダル操作量を検出し、運転者の減速動作の有無を判定し、前記実測ペダル操作量に対応する速度であるペダル操作量対応速度が、前記推奨速度よりも速いとき、又は前記実測ペダル操作量が、前記推奨速度に対応するペダル操作量である推奨ペダル操作量よりも大きいとき、前記減速動作がなければ、前記運転者に対して所定の警告を行うことを特徴とする。
この発明によれば、実測ペダル操作量に対応するペダル操作量対応速度が、推奨速度よりも大きいとき、又は実測ペダル操作量が、推奨速度に対応する推奨ペダル操作量よりも大きいとき、運転者の減速動作がなければ、運転者に警告を行う。これにより、運転者による減速動作がない場合にのみ、すなわち、運転手が減速の必要性を認識していない場合にのみ、警告を行うことで、運転手の意思を考慮した対応を取ることができる。
この発明に係る車両走行制御方法は、車両の走行環境又は走行状態に応じた推奨速度を判定し、アクセルペダルのペダル操作量の測定値である実測ペダル操作量を検出し、運転者の加速動作の有無を判定し、前記推奨速度を用いて前記車両の走行を制御するものであって、前記実測ペダル操作量に対応する速度であるペダル操作量対応速度が、前記推奨速度よりも遅いとき、又は前記実測ペダル操作量が、前記推奨速度に対応するペダル操作量である推奨ペダル操作量よりも小さいとき、前記加速動作がなければ、前記推奨速度として前記ペダル操作量対応速度を用いることを特徴とする。
この発明によれば、実測ペダル操作量に対応するペダル操作量対応速度が、推奨速度よりも遅いとき、又は実測ペダル操作量が、推奨速度に対応する推奨ペダル操作量よりも小さいとき、運転者の加速動作がなければ、推奨速度としてペダル操作量対応速度を用いる。これにより、運転手の意思に応じた推奨速度を設定し、この推奨速度に応じて車両の走行を制御することができる。
この発明によれば、実測ペダル操作量に対応するペダル操作量対応速度が、推奨速度よりも速いとき、又は実測ペダル操作量が、推奨速度に対応する推奨ペダル操作量よりも大きいとき、運転者の減速動作がなければ、運転者に警告を行う。これにより、運転者による減速動作がない場合にのみ、すなわち、運転手が減速の必要性を認識していない場合にのみ、警告を行うことで、運転手の意思を考慮した対応を取ることができる。
A.一実施形態
以下、この発明に係る車両走行制御装置の一実施形態について図面を参照して説明する。
1.車両走行制御装置10の構成
図1は、この実施形態に係る車両走行制御装置10のブロック図である。車両走行制御装置10は、四輪車等の車両に搭載可能であり、基本的には、アクセルペダル12(警告部)と、操作量センサ14(ペダル操作量検出部)と、スロットル弁15と、車速センサ16と、クルーズ走行開始スイッチ18と、ナビゲーションシステム20(推奨速度判定部)と、ECU(electric control unit)22(減速動作検出部、警告制御部、減速制御部、加速動作検出部及び走行制御部)と、反力付与機構24(警告部)と、スピーカ26(警告部)と、ブレーキシステム28とを備える。
操作量センサ14は、アクセルペダル12の原位置からの操作量(実測ペダル操作量θr)[度]を検出し、ECU22に出力する。スロットル弁15は、車両が通常走行をしているとき、ECU22により実測ペダル操作量θrに応じてその開度TH[度]が制御される。すなわち、本実施形態では、いわゆるスロットル・バイ・ワイヤ方式が採用され、スロットル弁15は、ECU22からの制御信号Stによりその開度THが制御される。なお、アクセルペダル12とスロットル弁15が機械的に連結された方式を採用することもできる。
車速センサ16は、図示しない車両の車速V[km/時]を測定し、ECU22に出力する。クルーズ走行開始スイッチ18(以下、「スイッチ18」とも称する。)は、運転者の操作により定速クルーズ走行の開始を指令するものである。すなわち、運転者がスイッチ18をオンにすると、スイッチ18から定速クルーズ走行の開始を指示するクルーズ走行開始信号ScがECU22に送信される。
ナビゲーションシステム20は、GPS(Global Positioning System)を用いて車両の位置を検出可能であると共に、各道路の推奨速度Vrec[km/時]の情報を記憶したメモリ30を備えている。推奨速度Vrecは、例えば、各道路の状況に応じて燃費を最適化できる速度や各道路の制限速度を示す。燃費を最適化できる速度は、車両の燃費性能特性、道路の勾配、道路の種類(アスファルト、砂利道等)、カーブの有無等により予め設定しておくことができる。そして、ナビゲーションシステム20は、検出した車両の位置に応じた推奨速度VrecをECU22に通知する。
ECU22は、実測ペダル操作量θrと、推奨速度Vrecと、車速Vに基づいて、スロットル弁15、反力付与機構24、スピーカ26及びブレーキシステム28の動作を制御する。制御方法の詳細については後述する。なお、ECU22は、メモリ32を備えている。
反力付与機構24は、アクセルペダル12に連結された図示しないモータ等からなり、ECU22からの制御信号Srに応じた反力Frをアクセルペダル12に付与する。これにより、アクセルペダル12には、ばね等によるアクセルペダル12自体の原位置復帰力(原位置に復帰しようとする力)に加えて反力付与機構24からの反力Frが付加される。
2.車両走行制御方法
図2には、本実施形態における車両走行制御方法のフローチャートが示されている。
ステップS1において、ECU22は、ナビゲーションシステム20から現時点における推奨速度Vrecを取得する。取得のタイミングは、車両が道路に出たときなどの所定のタイミングでよいが、運転者がクルーズ走行開始スイッチ18を押すことにより出力されたクルーズ走行開始信号Scを受信したときでもよい。
続くステップS2において、ECU22は、推奨速度Vrecに対応する推奨ペダル操作量θrecを算出する。例えば、下記の式(1)を用いて推奨速度Vrec毎に推奨ペダル操作量θrecを算出する。
θrec=f(Vrec)=αVrec (1)
上記式(1)において、係数αは、正の実数である。式(1)からも了解されるように、推奨速度Vrecと推奨ペダル操作量θrecとは、一意に対応する。
続くステップS3において、ECU22は、推奨ペダル操作量θrec以上の踏込みがあったとき、反力付与機構24からアクセルペダル12に反力Frを付与する。ステップS4において、ECU22は、操作量センサ14で検出した実測ペダル操作量θrが、推奨ペダル操作量θrecと正の誤差許容量βの差を上回り、推奨ペダル操作量θrecと前記誤差許容量βの和を下回る範囲(θrec−β<θr<θrec+β)にあるかどうかを判定する。誤差許容量βは、運転者が推奨速度Vrecでの走行(すなわち、実測ペダル操作量θrと推奨ペダル操作量θrecとの一致)を意図している場合に取り得る実測ペダル操作量θrの許容誤差範囲を規定するものであり、例えば、予め実験を行うことにより決定できる。
図3Aに示すように、実測ペダル操作量θrが、上記範囲内にある場合(S4:Yes)、運転者が推奨速度Vrecでの走行を意図していると判断することができる。この場合、ステップS5において、ECU22は、推奨ペダル操作量θrecを基準に、フットレスト化領域を発生させる。フットレスト化領域は、アクセルペダル12に対する反力Frを急増させ、運転者が右足をアクセルペダル12上に自然に載置できる領域である(例えば、特許文献2参照)。反力Frの生成方法については後述する。続くステップS6において、ECU22は、車速Vが、目標速度としての推奨速度Vrecと等しくなるように、スロットル弁15の開度THをフィードバック制御する。
ステップS4において、実測ペダル操作量θrが、上記範囲(θrec−β<θr<θrec+β)内にない場合(S4:No)、ステップS7において、ECU22は、実測ペダル操作量θrが、推奨ペダル操作量θrecと誤差許容量βの和を超えるかどうかを判定する。実測ペダル操作量θrが、前記和を超えない場合(S7:No)、実測ペダル操作量θrは、図3Bに示すように、推奨ペダル操作量θrecと誤差許容量βの差未満であり(θr<θrec−β)、運転者に車速Vを推奨速度Vrecよりも低くしようとする意図があるか、又は、推奨速度Vrecが増加したこと等に伴って車速Vを推奨速度Vrecに近付けている最中であると判断できる。
この場合、ステップS8において、ECU22は、アクセルペダル12が踏込み中であるかどうかを判定する。この判定は、実測ペダル操作量θrが増加中であるかどうかを確認することにより行うことができる。アクセルペダル12が踏込み中である場合(S8:Yes)、実測ペダル操作量θrは、推奨ペダル操作量θrecに向かっている最中であると考えられるため、処理を終了する。アクセルペダル12が踏込み中でない場合(S8:No)、運転者は、車速Vを推奨速度Vrecよりも低くしようとしていると考えられる。そこで、ステップS9において、ECU22は、現在の実測ペダル操作量θrを推奨ペダル操作量θrecとして設定する(θrec←θr)。続くステップS10において、ECU22は、新たな推奨ペダル操作量θrec(現在の実測ペダル操作量θr)に対応する推奨速度Vrecをメモリ32から読み出し、読み出した推奨速度Vrecを新たな推奨速度Vrecとして設定する。ステップS10の後はステップS5に進む。
ステップS7に戻り、実測ペダル操作量θrが、推奨ペダル操作量θrecと誤差許容量βの和を超える場合(S7:Yes)、実測ペダル操作量θrは、図3Cに示すように、推奨ペダル操作量θrecと誤差許容量βの和を超え(θr>θrec+β)、運転者に車速Vを推奨速度Vrecよりも高くしようとする意図があるか、又は、推奨速度Vrecが減少したこと等に伴って車速Vを推奨速度Vrecに近付けている最中であると判断できる。この場合、ステップS11において、ECU22は、アクセルペダル12が戻し中であるかどうかを判定する。この判定は、実測ペダル操作量θrが減少中であるかどうかを確認することにより行うことができる。アクセルペダル12が戻し中である場合(S11:Yes)、実測ペダル操作量θrは、推奨ペダル操作量θrecに向かっている最中であると考えられる。そこで、ステップS12において、自動ブレーキをかける。すなわち、ECU22は、ブレーキシステム28に対して減速信号Sbを送信し、ブレーキシステム28を作動させることにより、車両を減速させる。アクセルペダル12が戻し中でない場合(S11:No)、ステップS13において、ECU22は、制御信号Srを用いて反力付与機構24を動作させてアクセルペダル12に振動や反力を付加する。これにより、運転手に対し、車速Vが推奨速度Vrecより高くなっていることを報知する。併せて、ECU22は、スピーカ26に対し警告信号Saを送信し、スピーカ26から車速Vが推奨速度Vrecより高くなっていることを報知する。ステップS12、S13の後は処理を終了する。
図4Aには、推奨速度Vrecに追従する車速V(以下、「車速V1」とも称する。)と、推奨速度Vrecよりも高い値で変化する車速V(以下、「車速V2」とも称する。)が示されている。また、図4Bには、図4Aの車速V1に対応して反力付与機構24がアクセルペダル12に付与する反力Fr(以下、「反力Fr1」とも称する。)と、図4Aの車速V2に対応して反力付与機構24がアクセルペダル12に付与する反力Fr(以下、「反力Fr2」とも称する。)が示されている。なお、反力Fr1、Fr2の決定は、図2のステップS5において行われる。また、図4Aにおける点描表現は、アクセルペダル12にかかる力(原位置復帰力及び反力Fr)のうち、反力Frが占める比重を示す。すなわち、点の密度が高くなる程、アクセルペダル12にかかる力において反力Frが占める比重が高くなり、点の密度が低くなる程、反力Frが占める比重が低くなる。
図4A及び図4Bに示すように、車速Vが、推奨速度Vrecに追従する車速V1である場合、車速V1に対応する反力Fr1は、推奨速度Vrecに対応する反力Fr(以下、「推奨反力Fr_rec」と称する。)に維持される。この推奨反力Fr_recがアクセルペダル12に付与されることにより、フットレスト化が実現される。一方、車速Vが、推奨速度Vrecに追従せずにより速い速度となる車速V2である場合、車速V2に対応する反力Fr2は、車速V2が推奨速度Vrecから離れるに連れて大きくなる。換言すると、アクセルペダル12のペダル操作量θが大きくなるに連れて、反力Fr2が増加する。従って、車速V2が推奨速度Vrecから離れる程、運転者に減速を促すことができる。
3.本実施形態の効果
以上のように、本実施形態では、実測ペダル操作量θrが、推奨ペダル操作量θrec及び誤差許容量βの和よりも大きいとき(θ>θrec+β)(S7:Yes)、アクセルペダル12が戻し中でなければ(S11:No)、反力付与機構24及びアクセルペダル12の組合せと、スピーカ26とにより運転者に警告を行う(S13)。これにより、運転者による減速動作としてのアクセルペダル12の戻しがない場合にのみ、すなわち、運転手が減速の必要性を認識していない場合にのみ、警告を行うことで、運転手の意思を考慮した対応を取ることができる。また、実測ペダル操作量θrと推奨ペダル操作量θrecのずれを運転者に対して容易に認識させることができる。さらに、推奨速度Vrecが下がったことにより実測ペダル操作量θrが推奨ペダル操作量θrecと誤差許容量βの和を上回ったが、そのことに運転手が気づかない場合でも、運転手に推奨速度Vrecの減少を認識させることができる。
本実施形態では、ECU22は、実測ペダル操作量θrが推奨ペダル操作量θrec及び誤差許容量βの和よりも大きいとき(S7:Yes)、ECU22がアクセルペダル12の戻しを検出した場合(S11:Yes)、ブレーキシステム28を作動させる(S12)。アクセルペダル12が戻し中であるとき(S11:Yes)、すなわち、実測ペダル操作量θrが推奨ペダル操作量θrecよりも大きいことを運転者が認識し、これを修正しようとしているときに、車両側でも運転者の減速動作を補助することができ、車両の操作性を向上させることができる。
本実施形態では、反力付与機構24により付加的な反力Frを増大させることで警告を行う。これにより、運転者にペダル戻しを促すことができる。
本実施形態では、実測ペダル操作量θrが、推奨ペダル操作量θrecと誤差許容量βの和よりも小さいとき(S7:No)、アクセルペダル12が踏込み中でなければ(S8:No)、新たな推奨速度Vrecとして実測ペダル操作量θrに対応する推奨速度Vrecを用いる。これにより、運転手の意思に応じた推奨速度Vrecを設定し、この推奨速度Vrecに応じて車両の走行を制御することができる。
B.変形例
なお、この発明は、上記実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
上記実施形態では、推奨速度Vrecをナビゲーションシステム20から取得したが、これに限られない。例えば、無線通信を用いて車両外部から取得することもできる。また、ECU22で推奨速度Vrecを算出する構成も可能である。或いは、特許文献1の構成に適用することもできる。
上記実施形態では、推奨速度Vrecとして、各道路の状況に応じて燃費を最適化できる速度や制限速度を例示したが、その他の事項から推奨速度Vrecを決定することもできる。例えば、クルーズ速度(クルーズ走行を行う際の設定速度)を推奨速度Vrecの代わりに用いることもできる。或いは、先行車との距離情報、気象情報(ワイパの動作状況に関する情報、雨滴センサの情報等を含む。)、渋滞情報、過去の事故履歴、高度車両情報システムに基づく道路の実勢速度、道路が位置する環境(郊外、市街地、住宅街、スクールゾーン等)、道路の幅員、車線数、画像処理によって検出された道路標識、路面の摩擦抵抗係数等を用いて推奨速度Vrecを決定することもできる。
上記実施形態では、アクセルペダル12及び反力付与機構24の組合せと、スピーカ26との両方から運転者に対する警告を行ったが、一方のみから警告を行うこともできる。或いは、その他の方法により、警告を行うこともできる。例えば、メータ部のインジケータに所定の表示を行う、アクセルペダル12の反力を極端に増加させる、ステアリングコラムやシートに所定の振動を付与する、又はシートベルトを所定の大きさの力で引き込むことにより変更の可否を問い合わせることが可能である。
上記実施形態では、図2のステップS4、S7において実測ペダル操作量θrと推奨ペダル操作量θrecとの関係を判定したが、これに代えて、実測ペダル操作量θrに対応する車速V(以下、「ペダル操作量対応速度Vθ」とも称する。)と、推奨速度Vrecとの関係を用いることもできる。すなわち、ステップS4に対応する処理として、ペダル操作量対応速度Vθが、推奨速度Vrecと正の許容誤差γの差より大きく、推奨速度Vrecと前記許容誤差γとの和より小さいかどうかを判定し、ステップS7に対応する処理として、ペダル操作量対応速度Vθが推奨速度Vrecと許容誤差γとの和よりも大きいかどうかを判定することもできる。ペダル操作量対応速度Vθは、例えば、所定の条件で実測ペダル操作量θrを維持するとその車速Vに収束すると予想される車速Vであり、予め実験やシミュレーション等により取得し、メモリ32に記憶しておくことで利用可能である。なお、実測ペダル操作量θrとペダル操作量対応速度Vθの関係は、推奨ペダル操作量θrecと推奨速度Vrecの関係をそのまま用いることもできる。
上記実施形態では、図2の各ステップを1つのECU22で行ったが、各ステップを複数の演算装置に分担して行わせることも可能である。
車速Vがゼロ又は非常に低い速度から加速する場合には、ペダル操作量θが推奨ペダル操作量θrec以上であるとしても、加速時の煩わしさを回避するため、警告をしないようにしてもよい。
この発明の一実施形態に係る車両走行制御装置のブロック図である。 図1の車両走行制御装置における車両走行制御方法のフローチャートである。 図3Aは、アクセルペダルの操作量が、推奨速度に対応する推奨ペダル操作量付近にある場合を示す図であり、図3Bは、アクセルペダルの操作量が、推奨ペダル操作量よりも大きい場合を示す図であり、図3Cは、アクセルペダルの操作量が、推奨ペダル操作量よりも小さい場合を示す図である。 図4Aは、推奨速度に追従する車速と、推奨速度に追従しない車速の例を示すタイムチャートであり、図4Bは、図4Aの推奨速度に追従する車速に対応する反力と、図4Aの推奨速度に追従しない車速に対応する反力の例を示すタイムチャートである。
符号の説明
10…車両走行制御装置 12…アクセルペダル(警告部)
14…操作量センサ(ペダル操作量検出部)
15…スロットル弁 16…車速センサ
18…クルーズ走行開始スイッチ
20…ナビゲーションシステム(推奨速度判定部)
22…ECU(減速動作検出部、警告制御部、減速制御部、加速動作検出部、走行制御部)
24…反力付与機構(警告部) 26…スピーカ(警告部)
28…ブレーキシステム 30、32…メモリ
Fr、Fr1、Fr2…反力 Fr_rec…推奨反力
Sa…警告信号 Sb…減速信号
Sc…クルーズ走行開始信号 Sr、St…制御信号
V、V1、V2…車速 Vrec…推奨速度
Vθ…ペダル操作量対応速度 θ…ペダル操作量
θr…実測ペダル操作量 θrec…推奨ペダル操作量
β…誤差許容量

Claims (7)

  1. 車両の走行環境又は走行状態に応じた推奨速度を判定する推奨速度判定部と、
    アクセルペダルのペダル操作量を検出し、実測ペダル操作量として出力するペダル操作量検出部と、
    運転者の減速動作を検出する減速動作検出部と、
    前記運転者に対して所定の警告を行う警告部と、
    前記警告部を制御する警告制御部と、
    を備え、
    前記警告制御部は、前記実測ペダル操作量に対応する速度であるペダル操作量対応速度が、前記推奨速度よりも速いとき、又は前記実測ペダル操作量が、前記推奨速度に対応するペダル操作量である推奨ペダル操作量よりも大きいとき、前記減速動作検出部が前記減速動作を検出しなければ、前記警告部に前記警告を行わせる
    ことを特徴とする車両走行制御装置。
  2. 請求項1記載の車両走行制御装置において、さらに、
    前記アクセルペダルに対し、前記推奨ペダル操作量以上のペダル操作量で付加的な反力を付与する反力付与機構を有する
    ことを特徴とする車両走行制御装置。
  3. 請求項1又は2記載の車両走行制御装置において、
    前記警告制御部は、前記減速動作検出部が前記減速動作を検出しているかどうかの判定を、前記推奨速度が下がったときに行う
    ことを特徴とする車両走行制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両走行制御装置において、
    前記警告部は、反力付与機構により付加的な反力を増大させることで警告を行う
    ことを特徴とする車両走行制御装置。
  5. 車両の走行環境又は走行状態に応じた推奨速度を判定する推奨速度判定部と、
    アクセルペダルのペダル操作量を検出し、実測ペダル操作量として出力するペダル操作量検出部と、
    運転者の加速動作を検出する加速動作検出部と、
    前記推奨速度を用いて前記車両の走行を制御する走行制御部と、
    を備え、
    前記走行制御部は、前記実測ペダル操作量に対応する速度であるペダル操作量対応速度が、前記推奨速度よりも遅いとき、又は前記実測ペダル操作量が、前記推奨速度に対応するペダル操作量である推奨ペダル操作量よりも小さいとき、前記加速動作検出部が前記加速動作を検出しなければ、前記推奨速度として前記ペダル操作量対応速度を用いる
    ことを特徴とする車両走行制御装置。
  6. 車両の走行環境又は走行状態に応じた推奨速度を判定し、
    アクセルペダルのペダル操作量の測定値である実測ペダル操作量を検出し、
    運転者の減速動作の有無を判定し、
    前記実測ペダル操作量に対応する速度であるペダル操作量対応速度が、前記推奨速度よりも速いとき、又は前記実測ペダル操作量が、前記推奨速度に対応するペダル操作量である推奨ペダル操作量よりも大きいとき、前記減速動作がなければ、前記運転者に対して所定の警告を行う
    ことを特徴とする車両走行制御方法。
  7. 車両の走行環境又は走行状態に応じた推奨速度を判定し、
    アクセルペダルのペダル操作量の測定値である実測ペダル操作量を検出し、
    運転者の加速動作の有無を判定し、
    前記推奨速度を用いて前記車両の走行を制御する車両走行制御方法であって、
    前記実測ペダル操作量に対応する速度であるペダル操作量対応速度が、前記推奨速度よりも遅いとき、又は前記実測ペダル操作量が、前記推奨速度に対応するペダル操作量である推奨ペダル操作量よりも小さいとき、前記加速動作がなければ、前記推奨速度として前記ペダル操作量対応速度を用いる
    ことを特徴とする車両走行制御方法。
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