JP2009269737A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排紙トレイ上の放置を抑制すると共に、収容部の利用を適正化した画像処理装置を提供する。
【解決手段】排紙トレイ有無検出センサで記録シートAを検出すると、制御部は、タイマにタイムカウントを開始させる。タイムカウント中に手挿入センサが手の挿入を検出すると、制御部は、タイマのタイムカウントをリセットする。そして、制御部は、手の挿入を検出したときから再度タイムカウントを開始させる。所定時間が経過すると、制御部は、天板支えレバー駆動モータを駆動させ、天板310を下方に回転させる。制御部は、各ローラ311,312,313を回転駆動させ、排紙トレイ264上の記録シートAを回収BOX300に回収する。
【選択図】図3

Description

本発明は、排紙トレイに放置された記録シートを収容部に移動させる画像処理装置に関する。
特許文献1には、処理後、排紙された記録シートが排紙トレイ上に所定時間以上放置されているとき、放置された記録シートを収容部に移動させる機能を備えた画像処理装置が開示されている。
特開平09−300781号公報
この場合、排紙後、記録シートは、所定時間が経過したら機械的に収容部に移動されてしまう。利用者は、収容部の中から所望の記録シートを探し出す必要性がある。利用者が見つけられない場合、記録シートは収容部に放置される。これにより、収容部は、すぐに満杯になる可能性が高く、有効に機能しない問題がある。
本発明は、上記に鑑み、排紙トレイ上の放置を抑制すると共に、収容部の利用を適正化した画像処理装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、排紙トレイ上の記録シートを回収する収容部を備えた画像処理装置であって、前記排紙トレイ上の記録シートに対する取り出し操作の有無を検出する取り出し操作検出部と、前記記録シートを前記収容部に回収する回収機構と、前記回収機構を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記取り出し操作があったとき、前記回収機構の動作を禁止し、前記取り出し操作がなかったとき、前記回収機構を動作させることを特徴とする。
制御部は、排紙トレイに対する利用者の取り出し操作に応じて、記録シートを回収するか否かを判断する。そのため、制御部は、排紙トレイの積載状態(満杯か否か)を利用者が把握しているか否かを判断することができる。例えば、制御部は、利用者の取り出し操作があった場合、利用者が排紙トレイの積載状態(満杯か否か)を把握していると推測できるので、記録シートが所定時間以上放置されていたとしても、排紙トレイが満杯にはなりにくい。
そこで、制御部は、入力された処理情報に基づいて処理された記録シートが排紙トレイに排紙されてから一定時間内に取り出し操作がなかったとき、回収機構を動作させて記録シートを収容部に搬送する。制御部は、一定時間内に取り出し操作があったとき、前記回収機構の動作を延期、すなわち、収容部への回収するタイミングを延長する。
取り出し操作の有無は、排紙トレイにある取り出し操作検出部によって検出される。具体的には、取り出し操作検出部は、例えば、人体検出センサ、あるいは、赤外線センサがあげられる。取り出し操作検出部は、排紙トレイに利用者が手や道具をかざす、あるいは、排紙トレイ近傍に近づくといった利用者の動作を検出する。制御部は、排紙トレイに利用者が手や道具をかざしたことを検出したとき、あるいは、利用者が排紙トレイに近づいたことを検出したとき、取り出し操作がされたと判断する。
排紙トレイには、排紙トレイが満杯か否かを検出する排紙トレイ満杯検出部を備える。制御部は、排紙トレイが満杯のときは回収機構を動作させる。制御部は、排紙トレイが満杯でないとき、取り出し操作の有無に応じて、回収機構の動作をさせるか否かを判断する。すなわち、制御部は、前記取り出し操作があったとき、前記回収機構の動作を延長し、前記取り出し操作がなかったとき、前記回収機構を動作させる。
回収機構は、排紙トレイから収容部に向かって記録シートを移動させる。具体的には、排紙トレイは、装置本体に対して傾斜可能な載置台を有する。収容部は、傾斜した前記載置台の先に近接した位置に設けられる。回収機構は、前記載置台を傾斜させて、記録シートを前記収容部に落下させる。
他の方法としては、排紙トレイは、モータ等によって回転駆動するローラを有する。収容部は、載置台の先端に近接した位置に設けられる。回収機構は、前記ローラを駆動させて、記録シートを前記収容部に搬送する。
収容部は、記録シートの有無を検出する回収紙有無検出部を備える。制御部は、収容部に記録シートがあるとき報知する。これにより、利用者は、記録シートが収容部に回収されていることを認識することができる。
収容部は、満杯か否かを検出する回収紙満杯検出部を備える。制御部は、前記収容部が満杯のとき報知する。これにより、収容部から記録シートが溢れることを防止できる。また、利用者は、収容部から記録シートを取り出す必要があることを認識することができる。
収容部は、上面が開放した箱とされる。前記箱は、利用者が回収された記録シートが取り出しやすいように、装置本体に対して回動自在に設けられる。
上記構成によると、収容部の上面が開放しているので、排紙トレイの記録シートを回収する際、載置台から記録シートを搬送あるいは落下させることで、回収することができる。また、収容部が回動するので、利用者は、収容部を傾けることができ、回収された記録シートを容易に取り出すことができる。
本発明によると、排紙トレイに対する利用者の取り出し操作を検出することで、記録シートが放置されているか否かを判断するため、排紙トレイの積載状態、すなわち、満杯か否かを利用者が把握していると推定できる。そのため、記録シートが所定時間以上放置されていたとしても、満杯にはなりにくいと判断して、収容部への移動を延長する。
これにより、排紙トレイ上の放置を抑制すると共に収容部の利用を適正化し、収容部がすぐに満杯となることを抑制することができる。
以下、本発明の画像処理装置を詳細に説明する。なお、説明の便宜上、画像処理装置100は、コピーモード、プリンタモード、スキャナモード、ファクシミリモード、および、ファイリングモードを有する複合機である。
画像処理装置100は、図1に示すように、装置本体上部に画像読取部110、中央部に画像形成部210、下部に用紙給紙部250を配置して構成されている。画像処理装置100の上面に配置された透明ガラス体の原稿台111の上には、原稿セットトレイ上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿台111の上へ給送する自動原稿搬送装置112が備えられている。用紙給紙部250の下方には、載置台を兼ねた多段給紙ユニット270が配置されている。
原稿台111の下方に位置する画像読取部110は、第1走査ユニット113、第2走査ユニット114、光学レンズ115、光電変換素子であるCCDラインセンサ116を有する。画像読取部110は、自動原稿搬送装置112との関連した動作により、原稿台111上に載置された原稿の画像を所定の露光位置において相対的に走査して読み取る。
第1走査ユニット113は、原稿面上を露光する光源ランプユニット1、原稿からの反射光像を所定の方向に反射させる第1ミラー2aを搭載している。光源ランプユニット1の照射光量は、光量センサ3によって検出される。
第2走査ユニット114は、第1ミラー2aで反射された原稿からの反射光を光電変換素子であるCCDラインセンサ116に導く第2ミラー2b、および、第3ミラー2cを搭載している。光学レンズ115は、原稿からの反射光をCCDラインセンサ116の受光面に結像させる。
画像形成部210には、感光体ドラム222を所定の電位に帯電させる帯電器223、原稿読取部110または外部装置から転送された画像データに応じてレーザ光を出射して感光体ドラム222上に静電潜像を形成するレーザスキャンユニット(以下、LSUという。)227、感光体ドラム222上に形成された静電潜像に現像ローラ228を介してトナーを供給してトナー像に顕像化する現像器224、感光体ドラム222上に形成されたトナー像を用紙に転写する転写器(転写ローラ)225、転写工程後の感光体ドラム222上に残留したトナー等を回収するクリーナ226が設けられている。
LSU227は、内部に画像データによって変調されたレーザ光を照射する半導体レーザ11、回転によってレーザ光を主走査方向に偏光するポリゴンミラー12のレンズ群(図示せず)等と共に備えている。ポリゴンミラー12は、モータ13によって駆動される。
画像形成部210には、トナー像が転写された記録シートAを加熱および加圧して記録シートAにトナー像を定着させる定着ユニット217が設けられている。定着ユニット217は、上側の加熱ローラ21と下側の加圧ローラ22の一対のローラを備えている。
加熱ローラ21は、ヒータを備える。加熱ローラ21の温度は、温度センサ23によって検出される。定着ユニット217の排出側には、記録シートAの両面に画像を形成する両面画像形成モード時に記録シートの前後を反転させるスイッチバック路221が形成されている。スイッチバック路221は、記録済みの記録シートAの排出搬送路と兼用される。
用紙給紙部250は、本体側面に装着された手差トレイ254、両面ユニット255、給紙トレイ251と多段給紙ユニット270に備えられた給紙トレイ252,253で構成されている。また、これらの給紙トレイ251〜254は、複数枚の記録シートAを積層して収納する。給紙トレイ251〜254から給紙した記録シートAを画像形成部210における感光体ドラム222と転写器225との間の転写位置へと搬送する給紙ローラ256、レジストローラ257等の搬送手段を備えている。
給紙ローラ256は、給紙トレイ251から記録シートAを給紙する。レジストローラ257は、給紙ローラ256により給紙された記録シートAを突き当て一時停止させ、斜め送りを整合する。
両面ユニット255は、記録シートAを反転させるスイッチバック路221に通じており、両面画像形成モード時に表裏面が反転された記録シートAを再給紙する。排紙ローラ219は,両面印刷時(用紙反転搬送時)、記録シートAを挟持した状態で回転方向が逆転し、記録シートAを両面ユニット255の方向へ搬送する。
第2ゲート263は、記録済みの記録シートAを画像処理装置100の本体内のメイン排紙トレイ264方向に搬送するか、スイッチバック路から反転搬送される記録済みの記録シートを両面ユニット255に搬送するかを切換える。
画像処理装置100は、排紙トレイ264が排紙された記録シートAで満杯になったとき、あるいは、排紙した記録シートAが排紙トレイ264に所定時間以上放置されているとき、前記記録シートAを収容部300に回収する回収機能を備える。
具体的には、図1および図2に示すように、排紙トレイ264に放置された記録シートAを収容する収容部である回収BOX300、排紙トレイ264に放置された記録シートAを回収BOX300に導く天板310、天板310を支持する天板支えレバー320、天板支えレバー320を回転駆動させる天板支えレバー駆動モータ420、排紙トレイ264が満杯か否かを検出する排紙トレイ満杯検出部である排紙トレイ満杯検出センサ450、排紙トレイ264に記録シートAがあるか否かを検出する排紙トレイ有無検出センサ460、排紙トレイ264に対する利用者の取り出し操作を検出する取り出し操作検出部である手挿入センサ480、経過時間を計測するタイマ410、これら装置の制御を司る制御部400を備える。
回収BOX300は、記録シートAを収納する上面が開放した矩形状の箱である。回収BOX300は、画像処理装置100の本体左側部で、排紙トレイ264より下方に配置される。回収BOX300は、画像処理装置100に対して回転自在に支持される。具体的には、回収BOX300の背面(画像処理装置100の左側側壁と接触する面)の中心を軸にして、画像処理装置100の前後方向に回転する。回収BOX300の記録シートAの収容量は、排紙トレイ264のシート積載量よりも大とされる。これにより、排紙トレイ264から記録シートAを送り出したとき、記録シートAは、回収BOX300からこぼれずに収容できる。
回収BOX300は、回収紙有無検出部である回収紙有無検出センサ430、回収紙満杯検出部である回収紙満杯検出センサ440、表示ランプである回収お知らせランプ470を備える。
回収紙有無検出センサ430は、回収BOX300の中に回収された記録シートAがあるか否かを検出する。回収紙有無検出センサ430は、回収BOX300の中央より若干下方で、その側壁に配置される。
回収紙満杯検出センサ440は、回収BOX300の中の記録シートAの総重量を測定し、あらかじめ設定された所定の重量を超えていた時に満杯を検出する重量センサである。回収紙満杯検出センサ440は、回収BOX300の底面に配置される。
回収お知らせランプ470は、LEDや表示灯といった表示ランプである。回収お知らせランプ470は回収紙有無検出センサ430が回収BOX300の中に記録シートAがあることを検出した時に点滅する。
天板310は、排紙された記録シートAを受ける載置台であって、排紙トレイ264の一部である。天板310の下方には、スペースが形成される。天板310の一端を軸にして他端が下がるように傾斜自在に備えられる。天板310の他端が下がったとき、天板310の他端が回収BOX300の開口に近づく。これにより、傾斜した天板310を滑り落ちた記録シートAが回収BOX300に収容できる。
天板310は、記録シートAを回収BOX310に搬送するための3つのローラ311,312,313を備える。各ローラ311,312,313は、その一部が天板310から突出しており、記録シートAと接触する。各ローラ311,312,313は、ローラ駆動モータ490を有する。各ローラ311,312,313は、ローラ駆動モータ490の駆動により回転駆動する。
天板支えレバー320は、天板310の下方に配置される。天板支えレバー320は、画像処理装置100に対して回動自在に支持されており、天板支えレバー駆動モータ420の駆動により回転駆動する。なお、天板310、各ローラ311,312,313、ローラ駆動モータ490、天板支えレバー320、天板支えレバー駆動モータ420とから回収機構が形成される。
排紙トレイ満杯検出センサ450は、回動可能なレバーを有する検出センサで、排紙トレイ264に備えられる。排紙トレイ満杯検出センサ450は、排紙トレイ264上の記録シートAの上面が当接してレバーが回動され、そのレバーの傾き角により満杯を検出する。
排紙トレイ有無検出センサ460は、リミットスイッチであって、天板310に備えられる。排紙トレイ有無検出センサ460は、排紙トレイ264上の記録シートの下面が当接してスイッチが押し下げられることで、排紙トレイ264上に記録シートAがあることを検出する。
手挿入センサ480は、排紙トレイ264に手を入れたことを検出する透過型光学センサである。手挿入センサ480は、発光部481と受光部482と備える。発光部481は操作パネル(図示せず)の下方に、受光部482は排紙トレイ264の上面にそれぞれ配置される。手挿入センサ480は、発光部481が発光した光が遮光されると、利用者が手を入れたと検出できる。手挿入センサ480は、排紙トレイ264の周辺を囲むように複数の配置することが好ましい。例えば、排紙された記録シートAが積載される位置よりも外周配置される。あるいは、排紙トレイ264の外周端で、手挿入センサ480が外に向くように配置される。この構成により、排紙された記録シートAによって利用者が排紙トレイ264に手を入れたと誤検出を防止できる。
制御部400は、ROM(図示せず)およびRAM(図示せず)を備えたCPUである。制御部400は、ROMに予め書き込まれたプログラムにしたがって各装置を統括して制御し、この間に入出力されるデータをRAMの所定のメモリエリアに一時記憶する。制御部400は、画像処理回路(図示せず)から出力された画像データを画像メモリ(図示せず)に記憶させる。制御部400は、LANやインターネットを介して接続されるクライアントPCから送信された画像データやパスワード等のジョブ情報をHDD(図示せず)に記憶させる。
制御部400は、排紙トレイ264が満杯になったとき、排紙トレイ264上の記録シートAを回収する。具体的には、制御部400は、排紙トレイ満杯検出センサ450からの検出信号を受信すると、排紙トレイ264が満杯と判断する。制御部400は、天板支えレバー駆動モータ420を駆動させ、天板支えレバー320を下方に回転させる。これにより、天板310は、天板支えレバー320の回転に追従して傾く。制御部400は、ローラ駆動モータ490を駆動させて、各ローラ311,312,313を回転駆動させる。これにより、排紙トレイ264上の記録シートAは、ローラ311,312,313によって、回収BOX300に導かれ、回収される。
制御部400は、排紙した記録シートAが排紙トレイ264に所定時間以上放置されているとき、排紙トレイ264上の記録シートAを回収する。具体的には、制御部400は、排紙トレイ有無検出センサ460からの検出信号を受信すると、タイマ410にアクセスしてタイムカウントを開始させる。あらかじめ設定した所定時間が経過すると、制御部400は、上述の排紙トレイ264が満杯になったときの動作と同様に排紙トレイ264上の記録シートAを回収する。タイムカウント中に手挿入センサ480からの検出信号を受信すると、制御部400は、排紙トレイ264の積載状態を利用者に把握されていると判断し、タイマ410のタイムカウントをリセットする。そして、制御部400は、手挿入センサ480からの検出信号を受信したときから再度タイムカウントを開始させる。
次に回収機能の動作の概要を、図3および図4に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、処理はコピーモードとする。
図3の(a)は初期状態の画像処理装置100である。利用者が原稿台111に原稿を載置して、処理情報を入力する。利用者が開始ボタンを押し下げすると、制御部400は、入力された処理情報に基づいて処理を開始する。記録済みの記録シートAが排紙トレイ264に排紙されたことを排紙トレイ有無検出センサ460が検出すると、制御部400は、タイマ410にアクセスしてタイムカウントを開始させる(S100)。
制御部400は、所定時間を経過したかを確認する(S110)。所定時間を経過していない場合、制御部400は、排紙トレイ264が満杯になったかを確認する(S115)。満杯になっていない場合、制御部400は、利用者が排紙トレイ264に手を入れたことを検出したか否かを確認する(S120)。
利用者が排紙トレイ264に手を入れたことを検出した場合(図3(b)参照)、制御部400は、排紙トレイ有無検出センサ460の検出結果から排紙トレイ264上に記録シートAがあるか否かを確認する。排紙トレイ264上に記録シートAがない場合、制御部400は、利用者の取り出し操作によって記録シートAが全て取り出されたと判断する。そして、画像処理装置100は待機状態となる。
排紙トレイ264上に記録シートAがある場合、すなわち、利用者の取り出し操作によって全ての記録シートAが取り出されなかった場合、制御部400は、タイマ410のタイムカウントをリセットし、再度、タイムカウントを開始させる。そして、制御部400は、所定時間を経過したかを確認する(S110)。
利用者が排紙トレイ264に手を入れたことを検出しなかった場合、制御部400は、再度、所定時間を経過したかを確認する(S110)。
S110で所定時間を経過した場合(図3(c)参照)、あるいは、排紙トレイ264が満杯になった場合、制御部400は、回収BOX300が満杯か否かを確認する(S130)。回収BOX300が満杯の場合、制御部400は、操作パネル(図示せず)の液晶表示に回収BOX300が満杯である旨のエラーメッセージを表示させる(S170)。そして、画像処理装置100は待機状態となる。
回収BOX300が満杯でない場合、制御部400は、図3(d)に示すように、天板支えレバー駆動モータ420を駆動させて天板支えレバー320を反時計回りに回転させ、天板310を傾けさせる(S140)。制御部400は、図3(e)に示すように、ローラ駆動モータ490を駆動させて各ローラ311,312,313を回転させ、記録シートAを回収BOX300に搬送する(S150)。
制御部400は、排紙トレイ264に記録シートAがあるか否かを確認する。制御部400は、記録シートAがすべて搬送されるまでローラ駆動モータ490を駆動させる。すべての記録シートAを回収BOX300に搬送すると、制御部400は、図3(f)に示すように、天板支えレバー駆動モータ420を駆動させて天板支えレバー320を時計回りに回転させ、天板310を元に戻す(S160)。そして、画像処理装置100は待機状態となる。
利用者は、図3(g)に示すように、回収BOX300を記録シートAが取り出しやすいように回転させ、記録シートAを取り出す。記録シートAを取り出したことを回収紙有無検出センサ430あるいは回収紙満杯検出センサ440が検出すると、制御部400は、排紙トレイ264に記録シートAがあるか否かを確認し、ない時は待機状態となり、ある時は回収動作を開始する。
これにより、排紙トレイ264上の記録シートAの放置を抑制すると共に回収BOX300の利用を適正化して、回収BOX300がすぐに満杯となることを抑制できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。本実施形態では、コピーモードで説明したが、特にこの限りではなく、プリンタモード、ファクシミリモードといったように、排紙トレイに記録シートを排紙するモードであれば良い。
本実施形態では、回収BOXに、回収紙有無検出センサと回収紙満杯検出センサの2種類のセンサを設け、回収紙有無検出センサで記録シートの有無を検出し、回収紙満杯検出センサで満杯か否かを検出しているが、特に限りではない。例えば、回収紙満杯検出センサだけで、記録シートの有無および満杯か否かを検出してもよい。
本実施形態に係る画像処理装置の断面図 画像処理装置のブロック図 回収機能の動作の概要を示す図 回収機能の動作を示すフローチャート
符号の説明
100 画像処理装置
264 排紙トレイ
300 回収BOX
310 天板
320 天板支えレバー
400 制御部
410 タイマ
420 天板支えレバー駆動モータ
430 回収紙有無検出センサ
440 回収紙満杯検出センサ
450 排紙トレイ満杯検出センサ
460 排紙トレイ有無検出センサ
470 回収お知らせランプ
480 手挿入センサ
490 ローラ駆動モータ
A 記録シート

Claims (10)

  1. 排紙トレイ上の記録シートを回収する収容部を備えた画像処理装置であって、
    前記排紙トレイ上の記録シートに対する取り出し操作の有無を検出する取り出し操作検出部と、前記記録シートを前記収容部に回収する回収機構と、前記回収機構を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記取り出し操作があったとき、前記回収機構の動作を禁止し、前記取り出し操作がなかったとき、前記回収機構を動作させることを特徴とする画像処理装置。
  2. 制御部は、排紙トレイに記録シートが排紙されてから一定時間内に取り出し操作がないとき、回収機構を動作させ、一定時間内に取り出し操作があったとき、前記回収機構の動作を延期させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 取り出し操作検出部は、利用者が排紙トレイに近づいたか否かを検出し、
    制御部は、利用者が排紙トレイに近づいたことを検出したとき、取り出し操作がされたと判断することを特徴とするであることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 排紙トレイが満杯か否かを検出する排紙トレイ満杯検出部を備え、
    制御部は、前記排紙トレイが満杯のとき、回収機構を動作させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 排紙トレイが満杯でないとき、制御部は、取り出し操作の有無に応じて、回収機構を動作させるか否かを判断することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 回収機構は、排紙トレイから収容部に向かって記録シートを移動させることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 排紙トレイは、装置本体に対して傾斜可能な載置台を有し、
    収容部は、傾斜した前記載置台の先に近接した位置に設けられ、
    回収機構は、前記載置台を傾斜させて、記録シートを前記収容部に落下させることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 収容部は、記録シートの有無を検出する回収紙有無検出部を備え、
    制御部は、収容部に記録シートがあるとき、報知することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 収容部は、満杯か否かを検出する回収紙満杯検出部を備え、
    制御部は、前記収容部が満杯のとき、報知することを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 収容部は、上面が開放した箱とされ、
    前記箱は、利用者が回収された記録シートが取り出しやすいように、装置本体に対して回動自在に設けられたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011244323A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Casio Electronics Co Ltd 多機能型画像形成装置

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JP2011244323A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Casio Electronics Co Ltd 多機能型画像形成装置

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