JP2009266207A - 情報検索装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報検索装置、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】検索方法を選択することなく、検索対象となる所定の情報群より、取得することを望むサービス情報を精度良く適切に探し出す検索を行う。
【解決手段】本装置10では、文字列情報受付部11がサービス情報を検索するための文字列を受け付け、第1検索部12がこの文字列に基づき、文字列属性確定情報記憶部TB1を参照して文字列属性確定順位に応じた属性確定検索種別を特定し、該当する索引情報記憶部F11〜F14を参照して属性検索情報を特定すると共に、文字列の属性を確定する。次いで、検索方法決定部13が確定した文字列の属性に基づき、検索方法決定情報記憶部TB2を参照して検索方法を決定する。さらに、第2検索部14がこの検索方法に従って検索情報記憶部F21〜F23で特定した属性検索情報に基づきサービス情報を特定し、抽出する。そして、サービス情報出力部15が抽出したサービス情報を出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、所望のサービス情報を探し出す検索技術に係り、詳しくは、検索対象となる所定の情報群より、指定(入力)された1又は2以上の文字列に対応するサービス情報を、このサービス情報の特徴を考慮して精度良く適切に探し出すことのできる検索を行う情報検索装置、情報検索方法、及び情報検索用のコンピュータプログラムに関する。
従来、ガソリンスタントやコンビニエンスストア、ラーメン店、ホテル・旅館といった店舗情報や、有名な施設情報、行楽地情報といったPOI(Point Of Interest)情報などを探し出し、その情報を表示する情報検索装置が知られている。また、この情報検索装置機能を備え、電子地図と共にその情報を表示するカーナビゲーション装置(以下、「カーナビ」という。)も知られている。
このような情報検索装置には、検索対象物の住所を基に探し出す住所検索、検索対象物の電話番号を基に探し出す電話番号検索、検索対象物の種類・目的を基に探し出すジャンル検索、検索対象物の名称を基に探し出す50音検索、緯度・経度を検索キーとし、その周辺から条件に検索対象物探し出す周辺検索といった各種検索機能が備わっている。
したがって、検索対象となる所定の情報群(検索データ)より所望のサービス情報を探し出す場合、ユーザは各種検索機能の中から適宜検索方法を選択(指定)して検索を行う必要がある。
ところが、近年では検索対象物の種類や目的が多種多様化・細分化され、所望のサービス情報がどの検索方法によって効率良く適切に検索できるのか分からない場合がある。
したがって、ユーザが選択した検索方法では、所望のサービス情報を精度良く適切に探し出すこと出来ないこともあった。
また、このような情報検索装置では、たとえば、このサービス情報の特徴を表した属性と一致する文字列(キーワード)を入力することで指定し、複数のテキストファイルの内容を順次走査して指定された文字列を切り出していくことで、所望のサービス情報を探し出している。そのため、入力した文字列が一致しなければ所望のサービス情報を探し出すことができず、ユーザが意図した検索結果が得られない場合がある。
そこで、所望のサービス情報を精度良く適切に探し出すようにした手段が幾つか提案されている。
たとえば、目的地の設定において、ジャンルごとに1つ以上のキーワードを予め対応付けたデータベースを備え、指定されたキーワードに対応するジャンルをそのデータベースに基づいて検索して候補として表示し、この候補から選択された施設を目的地として設定するようにした手段がある(特許文献1を参照)。
また、地図名称に関連するキーワード群を予め記憶する手段を備え、地図名称の入力があったときに、入力された地図名称に関連するキーワード群を選択して表示し、そこから所望のキーワードを選択することで、入力された地図名称に関連する情報の検索を可能とするようにした手段もある(特許文献2を参照)。
さらに、施設の検索条件をユーザからの入力に基づいて設定し、設定された検索条件の設定履歴を登録することで、過去に登録された検索条件の設定履歴に基づいて検索条件を設定し、設定された検索条件に該当する施設を検索するようにした手段もある(特許文献3を参照)。
特開2002−297028号公報 特開2005−84291号公報 特開2006−194817号公報
しかしながら、上記特許文献1乃至3に記載の技術は何れにおいても、各種検索機能の中から適宜検索方法を選択するといった操作における負荷をユーザに対して与えるものであり、検索方法の選択を行うことなく所望のサービス情報を精度良く適切に探し出すことを可能としたものではない。
また、Webを利用して地図情報検索サービスを行うWebアプリでは、エンタープライズ系データベースを使用することにより、入力された語句の属性(エリア・ジャンル・キーワード)に応じて適切に検索を行うようにするものもある。しかしながら、カーナビのような限られた環境ではデータサイズの制約によりエンタープライズ系データベースを組み込みデータベースとして導入することが困難である。
このように、検索方法を選択するといった操作における負荷をユーザに対して与えることなく、取得することを望むサービス情報を精度良く適切に探し出すことを可能とした検索手段は、現在のところ提案されていない。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであり、検索方法を選択することなく、検索対象となる所定の情報群より、取得することを望むサービス情報を精度良く適切に探し出す検索を行うことが可能な仕組みを提供することを目的とする。
本発明の情報検索装置は、検索対象となる所定の情報群より、指定された文字列に対応する施設等のサービス情報を探し出す検索を行う情報検索装置であって、検索可能な文字列と、前記文字列を区分する特徴を表す属性内において前記サービス情報を特定するのに用いる属性検索情報と、を互いに関連付けて記憶し、前記属性ごとに複数設けられた第1記憶手段群と、検索を行う文字列において前記属性が確定した文字列の数(以下、「属性確定文字列数」という。)と、前記文字列が確定した属性(以下、「文字列確定属性」という。)と、に応じて検索を行う優先順位(以下、「文字列属性確定順位」という。)を決定し、前記文字列属性確定順位に関連付けて前記属性が確定していない文字列の属性を確定する検索の種別(以下、「属性確定検索種別」という。)を記憶する第2記憶手段と、前記属性確定文字列数と、前記文字列確定属性と、に関連付けて、前記サービス情報を探し出す検索方法を記憶する第3記憶手段と、前記属性検索情報と、前記サービス情報と、を互いに関連付けて記憶し、前記検索方法に従った前記属性検索情報の組み合わせに応じて複数設けられた第4記憶手段群と、前記サービス情報を検索するための文字列の入力を受け付ける文字列情報受付手段と、前記文字列情報受付手段で受け付けた文字列に基づき、前記第2記憶手段を参照して前記文字列属性確定順位に応じた前記属性確定検索種別に従って前記第1記憶手段群を参照し、前記属性検索情報を特定すると共に、前記文字列の属性を確定する第1検索手段と、前記第1検索手段で確定した文字列の属性に基づき、前記第3記憶手段を参照して検索方法を決定する検索方法決定手段と、前記検索方法決定手段で決定した前記検索方法に従って前記第4記憶手段群を参照し、前記第1検索手段で特定した前記属性検索情報に基づきサービス情報を特定し、抽出する第2検索手段と、前記第2検索手段で抽出した前記サービス情報を出力するサービス情報出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の情報検索装置は、前記文字列の数が2以上のとき、前記第2検索手段が、前記第1検索手段でそれぞれ特定した属性検索情報が共通するサービス情報を特定し、抽出するものとしても良い。
また、本発明の情報検索装置は、前記第4記憶手段群が、前記属性検索情報に応じて階層化されており、前記第2検索手段で前記属性検索情報が階層化されていることを特定したとき、階層検索を行うことを問い合わせる階層検索確認情報を出力すると共に、その回答を受け付ける階層検索確認手段、をさらに備え、前記第2検索手段が、前記階層検索確認手段で受け付けた前記回答に応じて階層検索を行うものとしても良い。
また、本発明の情報検索方法は、検索可能な文字列と、前記文字列を区分する特徴を表す属性内において前記サービス情報を特定するのに用いる属性検索情報と、を互いに関連付けて記憶し、前記属性ごとに複数設けられた第1記憶手段群と、検索を行う文字列において前記属性が確定した文字列の数(以下、「属性確定文字列数」という。)と、前記文字列が確定した属性(以下、「文字列確定属性」という。)と、に応じて検索を行う優先順位(以下、「文字列属性確定順位」という。)を決定し、前記文字列属性確定順位に関連付けて前記属性が確定していない文字列の属性を確定する検索の種別(以下、「属性確定検索種別」という。)を記憶する第2記憶手段と、前記属性確定文字列数と、前記文字列確定属性と、に関連付けて、前記サービス情報を探し出す検索方法を記憶する第3記憶手段と、前記属性検索情報と、前記サービス情報と、を互いに関連付けて記憶し、前記検索方法に従った前記属性検索情報の組み合わせに応じて複数設けられた第4記憶手段群と、を備え、情報検索装置において、検索対象となる所定の情報群より、指定された文字列に対応する施設等のサービス情報を探し出す検索を行う情報検索方法であって、前記情報検索装置が、前記サービス情報を検索するための文字列の入力を受け付ける第1ステップと、前記情報検索装置において、前記第1ステップで受け付けた文字列に基づき、前記第2記憶手段を参照して前記文字列属性確定順位に応じた前記属性確定検索種別に従って記第1記憶手段群を参照し、前記属性検索情報を特定すると共に、前記文字列の属性を確定する第2ステップと、前記情報検索装置において、前記第2ステップで特定した文字列の属性(文字列確定属性)に基づき、前記第3記憶手段を参照して検索方法を決定する第3ステップと、前記情報検索装置において、前記第3ステップで決定した前記検索方法に従って前記第4記憶手段群を参照し、前記第2ステップで特定した前記属性検索情報に基づきサービス情報を特定し、抽出する第4ステップと、前記情報検索装置において、前記第4ステップで抽出した前記サービス情報を出力する第5ステップと、を含んだことを特徴とする。
また、本発明の情報検索方法は、前記文字列の数が2以上のとき、前記第4ステップが、前記第2ステップでそれぞれ特定した属性検索情報が共通するサービス情報を特定し、抽出するものとしても良い。
また、本発明の情報検索方法は、前記第4記憶手段群が、前記属性検索情報に応じて階層化されており、前記第4ステップで前記属性検索情報が階層化されていることを特定したとき、階層検索を行うことを問い合わせる階層検索確認情報を出力すると共に、その回答を受け付けるステップαをさらに含み、前記第4ステップが、前記ステップαで受け付けた前記回答に応じて階層検索を行うものとしても良い。
また、本発明のコンピュータプログラムは、検索可能な文字列と、前記文字列を区分する特徴を表す属性内において前記サービス情報を特定するのに用いる属性検索情報と、を互いに関連付けて記憶し、前記属性ごとに複数設けられた第1記憶手段群と、検索を行う文字列において前記属性が確定した文字列の数(以下、「属性確定文字列数」という。)と、前記文字列が確定した属性(以下、「文字列確定属性」という。)と、に応じて検索を行う優先順位(以下、「文字列属性確定順位」という。)を決定し、前記文字列属性確定順位に関連付けて前記属性が確定していない文字列の属性を確定する検索の種別(以下、「属性確定検索種別」という。)を記憶する第2記憶手段と、前記属性確定文字列数と、前記文字列確定属性と、に関連付けて、前記サービス情報を探し出す検索方法を記憶する第3記憶手段と、前記属性検索情報と、前記サービス情報と、を互いに関連付けて記憶し、前記検索方法に従った前記属性検索情報の組み合わせに応じて複数設けられた第4記憶手段群と、を備え、検索対象となる所定の情報群より、指定された文字列に対応する施設等のサービス情報を探し出す検索を行うことを実行させるためにコンピュータを、前記サービス情報を検索するための文字列の入力を受け付ける手段、受け付けた前記文字列に基づき、前記第2記憶手段を参照して前記文字列属性確定順位に応じた前記属性確定検索種別に従って前記第1記憶手段群を参照し、前記属性検索情報を特定すると共に、前記文字列の属性を確定する手段、特定した前記文字列の属性(文字列確定属性)に基づき、前記第3記憶手段を参照して検索方法を決定する手段、決定した前記検索方法に従って前記第4記憶手段群を参照し、前記属性検索情報に基づきサービス情報を特定し、抽出する手段、抽出した前記サービス情報を出力する手段、として機能させることを特徴とする。
また、本発明のコンピュータプログラムは、前記コンピュータを、前記文字列の数が2以上のとき、前記属性検索情報を特定し、前記検索方法を決定した後、それぞれ特定した属性検索情報が共通するサービス情報を特定し、抽出する手段、としてさらに機能させるものとしても良い。
また、本発明のコンピュータプログラムは、前記第4記憶手段群が、前記属性検索情報に応じて階層化されており、前記コンピュータを、前記属性検索情報が階層化されていることを特定したとき、階層検索を行うことを問い合わせる階層検索確認情報を出力すると共に、その回答を受け付ける手段、受け付けた前記回答に応じて階層検索を行う手段、としてさらに機能させるものとしても良い。
本発明の情報検索装置は、属性確定文字列数と、文字列確定属性と、に応じて検索を行う優先順位を決定し、この順位に関連付けて属性が確定していない文字列の属性を確定する検索の種別を記憶する記憶手段と、属性確定文字列数と、文字列確定属性と、に関連付けて、サービス情報を探し出す検索方法を記憶する記憶手段と、を備える。ゆえに、サービス情報を検索するため文字列を受け付けると、属性確定文字列数と文字列確定属性から検索を行う優先順位を決定し、この順位に基づく検索から受け付けた文字列の属性を確定することができる。また、文字列の属性が確定すると、検索方法の選択(指定)がなくとも、属性確定文字列数と文字列確定属性からサービス情報を探し出す検索方法を決定することができる。
したがって、検索方法を選択することなく、検索対象となる所定の情報群より、取得することを望むサービス情報を精度良く適切に探し出す検索を行うことが可能となる。
本発明に係る情報検索装置を用いた情報検索システムの一例を示す概略図である。 本発明に係る情報検索装置を情報検索システムに用いることにより実現されるナビゲーション装置を示す概略図である。 本発明に係る情報検索装置の実施形態の一例を示すブロック構成図である。 本発明に係る情報検索装置が備える記憶部に記憶されている第1(駅エリア)索引ファイルの構造を示す一例である。 本発明に係る情報検索装置が備える記憶部に記憶されている第2(住所エリア)索引ファイルの構造を示す一例である。 本発明に係る情報検索装置が備える記憶部に記憶されている第3(ジャンルエリア)索引ファイルの構造を示す一例である。 本発明に係る情報検索装置が備える記憶部に記憶されている第4(キーワードエリア)索引ファイルの構造を示す一例である。 本発明に係る情報検索装置が備える文字列属性確定テーブルの構造を示す一例である。 本発明に係る情報検索装置が備える検索方法決定テーブルの構造を示す一例である。 本発明に係る情報検索装置が備える記憶部に記憶されている第1(住所)検索ファイルの構造を示す一例である。 本発明に係る情報検索装置が備える記憶部に記憶されている第2(周辺)検索ファイルの構造を示す一例である。 本発明に係る情報検索装置が備える記憶部に記憶されている第3(ジャンル)検索ファイルの構造を示す一例である。 本発明に係る情報検索装置での大まかな情報検索処理の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る情報検索装置での詳細な情報検索処理の一例を示すフローチャートである。 図14に示す情報検索処理の流れの続きを示すフローチャートである。 図15に示す情報検索処理の流れの続きを示すフローチャートである。 図16に示す情報検索処理の流れの続きを示すフローチャートである。 図17に示す情報検索処理の流れの続きを示すフローチャートである。 図18に示す情報検索処理の流れの続きを示すフローチャートである。 図19に示す情報検索処理の流れの続きを示すフローチャートである。 図20に示す情報検索処理の流れの続きを示すフローチャートである。 本発明に係る情報検索装置での情報検索処理の他の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る情報検索装置での情報検索処理の他の一例を示すフローチャートである。 本実施形態による情報検索処理の第1の具体例を説明する図である。 本実施形態による情報検索処理の第2の具体例を説明する図である。 本実施形態による情報検索処理の第3の具体例を説明する図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る情報検索装置、情報検索方法、情報検索用のコンピュータプログラムの一例について説明する。
本発明に係る情報検索装置(以下、「本装置」という)は、検索対象となる所定の情報群より、指定された文字列に対応する施設等のサービス情報を探し出す検索を行う装置である。
図1は、本装置10を用いた情報検索システム(以下、「本システム」という)の一例を示す概略図である。
本システムは、図1に示すように、本装置10と、表示部20と、入力部30と、によって構成することができる。
表示部20は、本装置10による検索結果を出力・表示するディスプレイ(モニタ)である。
入力部30は、本装置10に対して各種指示を行うコマンドの入力用ボタンであり、図2に示すように、文字入力ボタン31、検索実行ボタン32等より構成されている。
図2は、本システムを用いることにより実現されるナビゲーション装置1を示す概略図である。
図2において、入力部30(31,32)は、表示部20のスクリーン上に積層されたものとなっている。
文字入力ボタン31は、該当情報を検索するための文字の入力情報を発信する処理を行う。文字入力ボタン31としては、たとえば平仮名のキーボードを模したGUI(Graphic User Interface)画面を表示部20に表示し、ユーザがGUI画面上で平仮名を1文字ずつカーソルあるいは指で選択していくことで、所望の文字列の入力を行なうものとすることができる。
図2において、文字入力ボタン31は、あ行、か行、さ行・・・わ行の各種文字ボタン、句点「。」を入力するためのボタン、読点「、」を入力するためのボタン、「−」を入力するためのボタンにより構成されている。
また、表示部20には、文字入力ボタン31より入力された文字情報を出力表示する表示欄21が表示されたものとなっている。
図2において、表示欄21には、「渋谷区 ラーメン とんこつ」といった文字列が表示されている。
さらに、表示部20には、片仮名を入力するための「カタカナ」ボタン、ローマ文字を入力するための「ABC」ボタン、小文字入力に切り替えたり、濁点「゛」や半濁点「゜」を入力するための「小゛゜」ボタン、数字を入力するための「123」ボタン、等が備えられている。
検索実行ボタン32は、受け付けた文字情報により構成された文字列に基づく検索実行を要求する検索実行指示情報を発信する処理を行う。
図2において、検索実行ボタン32は、「OK」ボタンにより構成されている。
また、本システムでは、現在位置を特定するために、測位装置40を備えていても良い。
測位装置40は、現在の位置を測定する処理を行う。位置の測定は、たとえばGPS受信機により行うことができる。GPS受信機は、GPS衛星から放射されるGPS信号を受信してGPS衛星とGPS受信機自身との距離(疑似距離)を測定し、複数の衛星からのGPS信号を同時に受信することによりGPS受信機自身の現在位置(GPS測位解)を算出する。
図3は、本装置10の一例を示すブロック構成図である。
本装置10は、図3に示すように、駅エリア索引情報記憶部F11と、住所エリア索引情報記憶部F12と、ジャンル索引情報記憶部F13と、キーワード索引情報記憶部F14と、住所検索情報記憶部F21と、周辺検索情報記憶部F22と、ジャンル検索情報記憶部F23と、文字列属性確定情報記憶部TB1と、検索方法決定情報記憶部TB2と、文字列情報受付部11と、第1検索部12と、検索方法決定部13と、第2検索部14と、サービス情報出力部15と、階層検索確認部16と、制御部17と、を有している。なお、図中の符号18は、本装置10において制御信号、データ等を伝送するバスである。
本実施の形態において、第1記憶手段群は、駅エリア索引情報記憶部F11と、住所エリア索引情報記憶部F12と、ジャンル索引情報記憶部F13と、キーワード索引情報記憶部F14といった4つの記憶部により構成されたものとなっている。
また、本実施の形態において、第2記憶手段は、文字列属性確定情報記憶部TB1により構成されたものとなっている。
また、本実施の形態において、第3記憶手段は、検索方法決定情報記憶部TB2により構成されたものとなっている。
さらに、本実施の形態において、第4記憶手段群は、住所検索情報記憶部F21と、周辺検索情報記憶部F22と、ジャンル検索情報記憶部F23といった3つの記憶部により構成されたものとなっている。
本装置10は、情報処理装置であればよく、たとえば、モバイルタイプのパーソナルコンピュータをはじめ、PND(Personal Navigation Device)や専用デバイス、携帯電話機などで実現される。また、本装置10は、図示しないが、CPU(中央処理装置)、プログラム記憶部、キーボタン等の入力装置、ディスプレイ等の出力装置、OS(オペレーティング・システム)、等を有する。
また、本装置10は、図示しないが、CPU(中央処理装置)、プログラム記憶部、マウスやキーボード又はキーボタン等の入力装置、ディスプレイ等の出力装置、OS(オペレーティング・システム)、等を有する。
CPUは、プログラム記憶部に記憶されたコンピュータプログラムに従い、本装置10の各構成要素を統制制御し、プログラム処理を実行する手段である。プログラム記憶部は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等で構成され、本装置10が使用する各種コンピュータプログラムを記憶している手段である。
駅エリア索引情報記憶部F11は、検索可能な文字列と、この文字列を区分する特徴を表す属性内においてサービス情報を特定するのに用いる属性検索情報と、を互いに関連付けて記憶する手段であって、ここでは、検索可能な文字列として、地点を示す駅名情報、属性検索情報として、この駅の地点情報もしくはこの地点情報が含まれる所定範囲の検索メッシュ等の駅エリア検索情報を記憶する。したがって、本装置10では、この駅名情報に基づき、駅エリア検索情報としてその駅のサービス情報、もしくはその駅が含まれる検索メッシュを特定する検索を行うことができる。
図4は、駅エリア索引情報記憶部F11に記憶されている情報の例を示す図である。
たとえば、図4に示す駅エリア索引ファイルでは、駅名情報と駅サービス情報(又は検索メッシュ)とを関連付けてファイルを構成することを示している。
住所エリア索引情報記憶部F12は、検索可能な文字列と、この文字列を区分する特徴を表す属性内においてサービス情報を特定するのに用いる属性検索情報と、を互いに関連付けて記憶する手段であって、ここでは、検索可能な文字列として、領域を示す市区町村以上の住所情報、又は地点を示す大字以下の住所情報、属性検索情報として、この住所の地点情報もしくはこの地点情報が含まれる領域を示す行政区域コード等の住所エリア検索情報を記憶する。したがって、本装置10では、この住所情報に基づき、住所エリア検索情報としてその住所にあるサービス情報、もしくはその住所が含まれる行政区域コードを特定する検索を行うことができる。
図5は、住所エリア索引情報記憶部F12に記憶されている情報の例を示す図である。
たとえば、図5に示す住所エリア索引ファイルでは、住所情報と住所サービス情報(又は行政区域コード)とを関連付けてファイルを構成することを示している。
ジャンル索引情報記憶部F13は、検索可能な文字列と、この文字列を区分する特徴を表す属性内においてサービス情報を特定するのに用いる属性検索情報と、を互いに関連付けて記憶する手段であって、ここでは、検索可能な文字列として、ジャンル情報、属性検索情報として、このジャンルが含まれる(区分される)種別コード等のジャンル検索情報を記憶する。したがって、本装置10では、このジャンル情報に基づき、ジャンル検索情報としてそのジャンルが含まれる種別コードを特定する検索を行うことができる。
図6は、ジャンル索引情報記憶部F13に記憶されている情報の例を示す図である。
たとえば、図6に示すジャンル索引ファイルでは、ジャンル情報と種別コードとを関連付けてファイルを構成することを示している。
キーワード索引情報記憶部F14は、検索可能な文字列と、この文字列を区分する特徴を表す属性内においてサービス情報を特定するのに用いる属性検索情報と、を互いに関連付けて記憶する手段であって、ここでは、検索可能な文字列として、キーワード情報、属性検索情報として、このキーワードが含まれる検索対象物の地点情報もしくはこの地点情報が含まれる所定範囲の検索メッシュ等の駅エリア検索情報や、このキーワードが含まれる検索対象物の地点情報もしくはこの地点情報が含まれる領域を示す行政区域コード等の住所エリア検索情報、このキーワードが含まれる検索対象物のジャンルが含まれる(区分される)種別コード等のジャンル検索情報を記憶する。したがって、本装置10では、このキーワード情報に基づき、駅エリア検索情報としてその駅のサービス情報、もしくはその駅が含まれる検索メッシュ、住所エリア検索情報としてその住所にあるサービス情報、もしくはその住所が含まれる行政区域コード、ジャンル検索情報としてそのジャンルが含まれる種別コード、をそれぞれ特定する検索を行うことができる。
図7は、キーワード索引情報記憶部F14に記憶されている情報の例を示す図である。
たとえば、図7に示すキーワード索引ファイルでは、キーワード情報と、駅サービス情報(又は検索メッシュ)、住所サービス情報(又は行政区域コード)種別コード、とを関連付けてファイルを構成することを示している。
文字列属性確定テーブルTB1は、検索を行う文字列において、属性確定文字列数と、文字列確定属性と、に応じて文字列属性確定順位を決定し、この文字列属性確定順位に関連付けて、属性が確定していない文字列の属性を確定する検索の種別である属性確定検索種別を記憶する手段である。ここで、属性確定文字列数とは、入力された文字列の中で既に属性が確定した文字列の数をいう。また、文字列確定属性とは、入力された文字列の中で既に属性が確定した文字列の属性をいう。また、属性確定検索種別とは、属性確定文字列数と文字列確定属性との組み合わせに応じて予め設定した、未だ属性が確定していない文字列の属性を確定するための検索を行う索引の種別をいう。
なお、属性を確定する場合、エリアやジャンルにおいて入力された2つの文字列の属性がエリア同士又はジャンル同士のように重複することはありえない。したがって、既に1つ目の文字列において属性が確定した場合、2つ目の文字列の属性は、たとえばキーワードとして扱うものとする。
図8は、文字列属性確定情報記憶部TB1に記憶されている情報の例を示す図である。
たとえば、図8に示す文字列属性確定テーブルでは、入力される文字列の数を最大3とし、入力された文字列の属性が確定している数が0の場合、文字列の属性を決定する検索を行う優先順位を示す文字列属性確定順位が1〜4の範囲となり、入力された文字列の属性が確定している数が1の場合、文字列の属性を決定する検索を行う優先順位を示す文字列属性確定順位が5〜15の範囲となり、入力された文字列の属性が確定している数が2の場合、文字列の属性を決定する検索を行う優先順位を示す文字列属性確定順位が16〜25の範囲となっていることが示されている。
したがって、文字列属性確定テーブルでは、入力された文字列の属性が確定している数が0の場合、文字列属性確定順位1として駅エリアにおいて属性を確認し、同順位2として住所エリアにおいて属性を確認し、同順位3としてジャンルにおいて属性を確認し、同順位4としてキーワードにおいて属性を確認することが設定されたものとなっている。
また、文字列属性確定テーブルでは、入力された文字列の属性が確定している数が1であり、確定された属性がエリア(駅エリア又は住所エリア)である場合、駅エリアを同順位5、住所エリアを同順位6として、残りの文字列の属性をそれぞれジャンルにおいて確認し、さらに、駅エリアを同順位7、住所エリアを同順位8として、残りの文字列の属性をそれぞれキーワードにおいて確認することが設定されたものとなっている。
また、入力された文字列の属性が確定している数が1であり、確定された属性がジャンルである場合、同順位9として、残りの文字列の属性を駅エリアにおいて確認し、同順位10として、残りの文字列の属性を住所エリアにおいて確認し、同順位11として、残りの文字列の属性をキーワードにおいて確認することが設定されたものとなっている。
また、入力された文字列の属性が確定している数が1であり、確定された属性がキーワードである場合、同順位12として、残りの文字列の属性を駅エリアにおいて確認し、同順位13として、残りの文字列の属性を住所エリアにおいて確認し、同順位14として、残りの文字列の属性をジャンルにおいて確認し、同順位15として、残りの文字列の属性をキーワードにおいて確認することが設定されたものとなっている。
さらに、文字列属性確定テーブルでは、入力された文字列の属性が確定している数が2であり、確定された属性がエリア(駅エリア又は住所エリア)とジャンルである場合、駅エリアを同順位16、住所エリアを同順位17として、残りの文字列の属性をそれぞれキーワードにおいて確認することが設定されたものとなっている。
また、入力された文字列の属性が確定している数が2であり、確定された属性がエリア(駅エリア又は住所エリア)とキーワードである場合、駅エリアを同順位18、住所エリアを同順位19として、残りの文字列の属性をそれぞれジャンルにおいて確認し、また、駅エリアを同順位20、住所エリアを同順位21として、残りの文字列の属性をそれぞれキーワードにおいて確認することが設定されたものとなっている。
また、入力された文字列の属性が確定している数が2であり、確定された属性がジャンルとキーワードである場合、同順位22として、残りの文字列の属性を駅エリアにおいて確認し、同順位23として、残りの文字列の属性を住所エリアにおいて確認し、同順位24として、残りの文字列の属性をキーワードにおいて確認することが設定されたものとなっている。
さらに、入力された文字列の属性が確定している数が2であり、確定された属性がキーワードとキーワードである場合、同順位25として、残りの文字列の属性をキーワードにおいて確認することが設定されたものとなっている。
以上のように、この文字列属性確定テーブルでは、駅エリア、住所エリア、ジャンル、その他のキーワードの順に、所望のサービス情報を迅速かつ容易に探し出すことのできるものと設定している。なお、この順序は任意であるので、ジャンル、駅エリア、住所エリア、その他のキーワードの順のように変更するものとしても良い。
検索方法決定情報記憶部TB2は、属性確定文字列数と、文字列確定属性と、に関連付けて、サービス情報を探し出す検索方法を記憶する手段である。ここで、検索方法とは、たとえば駅エリア索引検索や、住所エリア索引検索、ジャンル索引検索、キーワード索引検索で特定した属性検索情報だけでは所望のサービス情報をピンポイントで探し出すことが出来ない場合、引き続き行う検索をいい、たとえば住所階層検索や、ジャンル階層検索、AND検索、属性検索情報(行政区域コードやジャンル種別コード等)と現在位置情報(測位装置40より取得する)により周辺検索、及び属性検索情報でフィルタリング、といった各種検索方法の中から最適な検索方法を決定することをいう。
したがって、たとえば駅エリアの属性検索情報とジャンルの属性検索情報が特定されていれば周辺検索を行うとか、領域を示す住所エリアの属性検索情報とジャンルの属性検索情報が特定されていれば階層検索を行うとか、キーワードの属性検索情報とキーワードの属性検索情報が特定されていればAND検索を行うといったものを検索方法として決定する。
図9は、検索方法決定情報記憶部TB2に記憶されている情報の例を示す図である。
たとえば、図9に示す検索方法決定テーブルでは、入力される文字列の数を最大3とし、文字列の属性が確定している数が1の場合、駅エリアが確定していれば検索方法A、住所エリアが確定していれば検索方法B、ジャンルが確定していれば検索方法C、キーワードが確定していれば検索方法D、をそれぞれ第2検索として行うことが設定されたものとなっている。
また、検索方法決定テーブルでは、文字列の属性が確定している数が2であり、駅エリアとジャンルが確定していれば検索方法E、駅エリアとキーワードが確定していれば検索方法F、住所エリアとジャンルが確定していれば検索方法G、住所エリアとキーワードが確定していれば検索方法H、ジャンルとキーワードが確定していれば検索方法I、キーワードとキーワードが確定していれば検索方法J、をそれぞれ第2検索として行うことが設定されたものとなっている。
さらに、検索方法決定テーブルでは、文字列の属性が確定している数が3であり、駅エリアとジャンルとキーワードが確定していれば検索方法K、駅エリアとキーワードとキーワードが確定していれば検索方法L、住所エリアとジャンルとキーワードが確定していれば検索方法M、住所エリアとキーワードとキーワードが確定していれば検索方法N、ジャンルとキーワードとキーワードが確定していれば検索方法O、キーワードとキーワードとキーワードが確定していれば検索方法P、をそれぞれ第2検索として行うことが設定されたものとなっている。
住所検索情報記憶部F21は、属性検索情報と、サービス情報と、を互いに関連付けて記憶する手段であり、ここでの属性検索情報は、都道府県といった領域を示す住所エリア検索情報としての行政区域コードや、市区町村といった領域を示す住所エリア検索情報としての行政区域コード、大字町丁目といった地点を示す住所エリア検索情報としての行政区域コード、大ジャンル検索情報としての種別コード、中ジャンル検索情報としての種別コード、小ジャンル検索情報としての種別コードをいう。また、サービス情報は、ガソリンスタントやコンビニエンスストア、ラーメン店、ホテル・旅館といった店舗情報や、有名な施設情報、行楽地情報といったPOI(Point Of Interest)情報をいう。したがって、本装置10では、この属性検索情報に基づきサービス情報を特定する検索を行うことができる。
図10は、住所検索情報記憶部F21に記憶されている情報の例を示す図である。
たとえば、図10に示す住所検索ファイルでは、都道府県の行政区域コードと、位置情報(緯度・経度)と、市区町村の行政区域コードと、下位階層記憶位置を指定するオフセット情報と、位置情報(緯度・経度)と、大字町丁目の行政区域コードと、位置情報(緯度・経度)と、・・・大ジャンル種別コードと、中ジャンル種別コードと、下位階層記憶位置を指定するオフセット情報と、小ジャンル種別コードと、下位階層記憶位置を指定するオフセット情報と、施設の名称や住所、電場番号といったサービス情報と、を関連付けてファイルを構成することを示している。
周辺検索情報記憶部F22は、属性検索情報と、サービス情報と、を互いに関連付けて記憶する手段であり、ここでの属性検索情報は、地点を示す駅エリア検索情報としての検索メッシュや、大ジャンル検索情報としての種別コード、中ジャンル検索情報としての種別コード、小ジャンル検索情報としての種別コードをいう。また、サービス情報は、店舗情報や、有名な施設情報、行楽地情報といったPOI(Point Of Interest)情報をいう。したがって、本装置10では、この属性検索情報に基づきサービス情報を特定する検索を行うことができる。
図11は、周辺検索情報記憶部F22に記憶されている情報の例を示す図である。
たとえば、図11に示す周辺検索ファイルでは、位置情報(緯度・経度)と、検索メッシュと、大ジャンル種別コードと、中ジャンル種別コードと、下位階層記憶位置を指定するオフセット情報と、小ジャンル種別コードと、下位階層記憶位置を指定するオフセット情報と、施設の名称や住所、電場番号といったサービス情報と、を関連付けてファイルを構成することを示している。
ジャンル検索情報ファイルF23は、属性検索情報と、サービス情報と、を互いに関連付けて記憶する手段であり、ここでの属性検索情報は、地点を示す駅エリア検索情報としての検索メッシュや、都道府県といった領域を示す住所エリア検索情報としての行政区域コード、市区町村といった領域を示す住所エリア検索情報としての行政区域コード、大字町丁目といった地点を示す住所エリア検索情報としての行政区域コード、大ジャンル検索情報としての種別コード、中ジャンル検索情報としての種別コード、小ジャンル検索情報としての種別コードをいう。また、サービス情報は、店舗情報や、有名な施設情報、行楽地情報といったPOI(Point Of Interest)情報をいう。したがって、本装置10では、この属性検索情報に基づきサービス情報を特定する検索を行うことができる。
図12は、ジャンル検索情報記憶部F23に記憶されている情報の例を示す図である。
たとえば、図12に示すジャンル検索ファイルでは、検索メッシュと、都道府県の行政区域コードと、市区町村の行政区域コードと、大字町丁目の行政区域コードと、大ジャンル種別コードと、中ジャンル種別コードと、下位階層記憶位置を指定するオフセット情報と、小ジャンル種別コードと、下位階層記憶位置を指定するオフセット情報と、施設の名称や住所、電場番号といったサービス情報と、を関連付けてファイルを構成することを示している。
文字列情報受付部11は、サービス情報を検索するための文字列の入力を受け付ける処理を行う。
この文字列情報受付部11で受け付けた文字列情報は、第1検索部12へ送信される。
第1検索部12は、文字列情報受付部11で受け付けた文字列に基づき、文字列属性確定情報記憶部TB1を参照して文字列属性確定順位に応じた属性確定検索種別に従い、索引情報記憶部群F11,F12,F13,F14を参照して属性検索情報を特定すると共に、文字列の属性を確定する処理を行う。
この第1検索部12で確定した文字列の属性情報は、検索方法決定部13へ送信され、また、第1検索部12で特定した属性検索情報は、第2検索部14へ送信される。
検索方法決定部13は、第1検索部12で確定した文字列の属性(文字列確定属性)に基づき、検索方法決定情報記憶部TB2を参照して検索方法を決定する処理を行う。
この検索方法決定部13で決定した検索方法情報は、第2検索部14へ送信される。
第2検索部14は、検索方法決定部13で決定した検索方法に従って検索情報記憶部群F21,F22,F23を参照し、第1検索部12で特定した属性検索情報に基づきサービス情報を特定し、抽出する処理を行う。
この第2検索部14で抽出したサービス情報は、サービス情報出力部15へ送信される。
ここで、サービス情報出力部15よりユーザへ提供されるサービス情報としては、たとえば、以下のような情報をいう。
1.駅エリアや大字以下の住所エリア(以下、「地点」という。)とジャンルが決定した場合、当該地点を中心とした当該ジャンルのPOIの一覧。
2.市区町村以上の住所エリア(以下、「領域」という。)とジャンルが決定した場合、当該領域に対応する当該ジャンルのPOIの一覧。
3.地点とキーワードが決定した場合、当該地点を中心とした当該キーワードに対応するPOIの一覧。
4.領域とキーワードが決定した場合、当該領域に対応する当該キーワードに対応するPOIの一覧。
5.ジャンルとキーワードが決定した場合、当該ジャンルおよび当該キーワードに対応するPOIの一覧。
6.キーワードが決定した場合、すべての語句に対応するPOIの一覧。
サービス情報出力部15は、第2検索部14で抽出したサービス情報を出力する処理を行う。このサービス情報出力部15は、ディスプレイ等の表示部20に接続され、制御部17の制御下、出力されたサービス情報がテキストデータや画像データである場合、これをディスプレイ20に表示する。
制御部17は、CPU、ROM、RAM等を具備し、プログラム記憶部に記憶されたプログラムに従い、本装置10の各構成要素を統制制御し、プログラム処理を実行する。
<第1の実施の形態>
次に、上述した本装置10により実行される情報検索方法を実施する本装置10の大まかな動作の一例を、図13を参照しながら説明する。図13は、本装置10での情報検索処理の一例を示すフローチャートである。
まず、文字列情報受付部11が、サービス情報を検索するための文字列の入力を受け付けたか否か判断する(S10)。
その結果、文字列情報受付部11が、文字列の入力を受け付けた場合(Y)、第1検索部12が、文字列情報受付部11で受け付けた文字列に基づき、文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位に応じた属性確定検索種別を特定する(S20)。
一方、文字列情報受付部11が、文字列の入力を受け付けていない場合(N)、文字列情報受付部11は、文字列の入力を受け付けたか否か判断を繰り返す(S10)。
次いで、第1検索部12は、属性確定検索種別に従って索引ファイル群F11,F12,F13,F14を参照し、属性検索情報を特定すると共に、文字列の属性を確定する(S30)。
第1検索部12が属性検索情報を特定すると共に、文字列の属性を確定すると、引き続き、検索方法決定部13が、第1検索部12で確定した文字列の属性に基づき、検索方法決定情報記憶部TB2を参照し、文字列の属性に基づいて検索方法を決定する(S40)。
さらに、第2検索部14が、検索方法決定部13で決定した検索方法に従って検索ファイル群F21,F22,F23を参照し、第1検索部12で特定した属性検索情報に基づいてサービス情報を特定し、抽出する(S50)。
そして、サービス情報出力部15が、第2検索部14で抽出したサービス情報を、本装置10に備えられたディスプレイ20より出力する(S60)。
これにより、本装置10での一連の動作が終了する。
なお、これら一連の処理は、制御部17での統制制御により実行される。
以上のように本実施の形態では、サービス情報の特徴を考慮し、ユーザが直感的に入力した語句に対して精度良く適切に探し出す検索を行うことのできるので、ユーザの意図を汲み取った検索結果を返すことが可能となる。
したがって、検索方法を選択するといった操作における負荷をユーザに対して与えることなく、取得することを望むサービス情報を精度良く適切に探し出し、検索におけるユーザの満足度を高めることができる。
次に、上述した本装置10により実行される情報検索方法を実施する本装置10の詳細な動作の一例を、図14乃至図21を参照しながら説明する。図14乃至図21は、本装置10での情報検索処理の一例を連続して示すフローチャートである。
まず、文字列情報受付部11が、サービス情報を検索するための文字列の入力を受け付ける(S110)。
次いで、第1検索部12が、文字列情報受付部11で受け付けた文字列に基づき、文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位1に従って属性確定検索種別を特定する(S111)。
第1検索部12は、文字列属性確定順位1の属性確定検索種別に従って駅エリア索引ファイルF11を検索し、第1文字列は駅エリア索引においてヒットするか否か判定をする(S112)。
その結果、第1文字列が駅エリア索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第1文字列の属性を駅エリアに確定する(S113)。
そして、第1検索部12は、第2文字列(2つ目の文字列)があるか否か判定する(S124)。
一方、第1検索部12は、第1文字列が駅エリア索引においてヒットしない場合(N)、再び文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位2に従って属性確定検索種別を特定する(S114)。
次いで、第1検索部12は、文字列属性確定順位2の属性確定検索種別に従って住所エリア索引ファイルF12を検索し、第1文字列は住所エリア索引においてヒットするか否か判定をする(S115)。
その結果、第1文字列が住所エリア索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第1文字列の属性を住所エリアに確定する(S116)。
そして、第1検索部12は、第2文字列(2つ目の文字列)があるか否か判定する(S124)。
一方、第1検索部12は、第1文字列が住所エリア索引においてヒットしない場合(N)、再び文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位3に従って属性確定検索種別を特定する(S117)。
次いで、第1検索部12は、文字列属性確定順位3の属性確定検索種別に従ってジャンルエリア索引ファイルF13を検索し、第1文字列はジャンル索引においてヒットするか否か判定をする(S118)。
その結果、第1文字列がジャンル索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第1文字列の属性をジャンルに確定する(S119)。
そして、第1検索部12は、第2文字列(2つ目の文字列)があるか否か判定する(S124)。
一方、第1検索部12は、第1文字列がジャンル索引においてヒットしない場合(N)、再び文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位4に従って属性確定検索種別を特定する(S120)。
さらに、第1検索部12は、文字列属性確定順位4の属性確定検索種別に従ってキーワード索引ファイルF14を検索し、第1文字列はキーワード索引においてヒットするか否か判定をする(S121)。
その結果、第1文字列がキーワード索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第1文字列の属性をキーワードに確定する(S122)。
そして、第1検索部12は、第2文字列(2つ目の文字列)があるか否か判定する(S124)。
一方、第1検索部12は、第1文字列がキーワード索引においてヒットしない場合(N)、該当なし情報を特定する(S123)。
そして、第1検索部12は、第2文字列(2つ目の文字列)があるか否か判定する(S124)。
その結果、第1検索部12は、第2文字列があると判定した場合(Y)、第1文字列が駅エリア索引で確定済みか否か判定する(S125)。
一方、第1検索部12は、第2文字列が無いと判定した場合(N)、引き続き、検索方法決定部13が、第1検索部12で確定した文字列の属性に基づき、検索方法決定情報記憶部TB2を参照し、文字列の属性に基づいて検索方法を決定する(S134)。
そして、第2検索部14が、検索方法決定部13で決定した検索方法に従って検索する(S135)。具体的には、第2検索部14は、検索ファイル群F21,F22,F23のうち、検索方法決定部13で決定した検索方法における文字列属性1(図9参照)に応じた1または2以上の検索ファイルを参照し、確定された文字列属性をキーワードとする検索処理を行う。例えば、検索方法A、E,F,K,Lの場合は文字列属性1が「駅エリア」であるため周辺検索情報(周辺検索ファイル)F22が参照され、検索方法B、G,H,M,Nの場合は文字列属性1が「住所エリア」であるため住所検索情報(住所検索ファイル)F21が参照され、検索方法C、I,Oの場合は文字列属性1が「ジャンル」であるためジャンル検索情報(ジャンル検索ファイル)F23が参照され、検索方法D、J,Pの場合は文字列属性1が「キーワード」であるため検索ファイル群F21,F22,F23の全てが参照されることになる。
なお、その後は、第2検索部14が、第1検索部12で特定した属性検索情報に基づいてサービス情報を特定して抽出し、サービス情報出力部15が、第2検索部14で抽出したサービス情報を、本装置10に備えられたディスプレイ20より出力する。
これにより、本装置10での一連の動作が終了する。
また、第1検索部12は、第1文字列が駅エリア索引で確定済みか否か判定した結果、第1文字列が駅エリア索引で確定済みである場合(Y)、文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位5に従って属性確定検索種別を特定する(S127)。
一方、第1検索部12は、第1文字列が駅エリア索引で確定済みか否か判定した結果、第1文字列が駅エリア索引で確定済みで無い場合(N)、引き続き第1文字列が住所エリア索引で確定済みか否か判定する(S126)。
その結果、第1文字列が住所エリア索引で確定済みである場合(Y)、第1検索部12は、文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位6に従って属性確定検索種別を特定する(S127)。
一方、第1検索部12は、第1文字列が住所エリア索引で確定済みで無い場合(N)、引き続き第1文字列がジャンル索引で確定済みか否か判定する(S136)。
そして、第1検索部12は、文字列属性確定順位5又は6の属性確定検索種別に従ってジャンル索引ファイルF13を検索し、第2文字列はジャンル索引においてヒットするか否か判定をする(S128)。
その結果、第1検索部12は、第2文字列がジャンル索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第2文字列の属性をジャンルに確定する(S129)。
そして、第1検索部12は、第3文字列(3つ目の文字列)があるか否か判定する(S161)。
一方、第1検索部12は、第2文字列がジャンル索引においてヒットしない場合(N)、再び文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位7又は8に従って属性確定検索種別を特定する(S130)。
第1検索部12は、文字列属性確定順位7又は8の属性確定検索種別に従ってキーワード索引ファイルF14を検索し、第2文字列はキーワード索引においてヒットするか否か判定をする(S131)。
その結果、第2文字列がキーワード索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第2文字列の属性をキーワードに確定する(S132)。
そして、第1検索部12は、第3文字列(3つ目の文字列)があるか否か判定する(S161)。
一方、第1検索部12は、第2文字列がキーワード索引においてヒットしない場合(N)、該当なし情報を特定する(S133)。
そして、第1検索部12は、第3文字列(3つ目の文字列)があるか否か判定する(S161)。
また、第1検索部12は、第1文字列が住所エリア索引で確定済みで無く、引き続き第1文字列がジャンル索引で確定済みか否か判定した結果、第1文字列がジャンル索引で確定済みである場合(Y)、再び文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位9に従って属性確定検索種別を特定する(S137)。
一方、第1検索部12は、第1文字列がジャンル索引で確定済みで無い場合(N)、引き続き第1文字列がキーワード索引で確定済みか否か判定する(S147)。
そして、第1検索部12は、文字列属性確定順位9の属性確定検索種別に従って駅エリア索引ファイルF11を検索し、第2文字列は駅エリア索引においてヒットするか否か判定をする(S138)。
その結果、第2文字列が駅エリア索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第2文字列の属性を駅エリアに確定する(S139)。
そして、第1検索部12は、第3文字列(3つ目の文字列)があるか否か判定する(S161)。
一方、第1検索部12は、第2文字列が駅エリア索引においてヒットしない場合(N)、再び文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位10に従って属性確定検索種別を特定する(S140)。
第1検索部12は、文字列属性確定順位10の属性確定検索種別に従って住所エリア索引ファイルF12を検索し、第2文字列は住所エリア索引においてヒットするか否か判定をする(S141)。
その結果、第2文字列が住所エリア索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第2文字列の属性を住所エリアに確定する(S142)。
そして、第1検索部12は、第3文字列(3つ目の文字列)があるか否か判定する(S161)。
一方、第1検索部12は、第2文字列が住所エリア索引においてヒットしない場合(N)、再び文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位11に従って属性確定検索種別を特定する(S143)。
第1検索部12は、文字列属性確定順位11の属性確定検索種別に従ってキーワード索引ファイルF14を検索し、第2文字列はキーワード索引においてヒットするか否か判定をする(S144)。
その結果、第1検索部12は、第2文字列がキーワード索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第2文字列の属性をキーワードに確定する(S145)。
そして、第1検索部12は、第3文字列(3つ目の文字列)があるか否か判定する(S161)。
一方、第1検索部12は、第2文字列がキーワード索引においてヒットしない場合(N)、該当なし情報を特定する(S146)。
そして、第1検索部12は、第3文字列(3つ目の文字列)があるか否か判定する(S161)。
また、第1検索部12は、第1文字列がジャンル索引で確定済みで無く、引き続き第1文字列がキーワード索引で確定済みか否か判定した結果、第1文字列がキーワード索引で確定済みである場合(Y)、再び文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位12に従って属性確定検索種別を特定する(S148)。
一方、第1検索部12は、第1文字列がキーワード索引で確定済みで無い場合(N)、該当なし情報を特定する(S160)。
そして、第1検索部12は、第3文字列(3つ目の文字列)があるか否か判定する(S161)。
そして、第1検索部12は、文字列属性確定順位12の属性確定検索種別に従って駅エリア索引ファイルF11を検索し、第2文字列は駅エリア索引においてヒットするか否か判定をする(S149)。
その結果、第2文字列が駅エリア索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第2文字列の属性を駅エリアに確定する(S150)。
そして、第1検索部12は、第3文字列(3つ目の文字列)があるか否か判定する(S161)。
一方、第1検索部12は、第2文字列が駅エリア索引においてヒットしない場合(N)、再び文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位13に従って属性確定検索種別を特定する(S151)。
第1検索部12は、文字列属性確定順位13の属性確定検索種別に従って住所エリア索引ファイルF12を検索し、第2文字列は住所エリア索引においてヒットするか否か判定をする(S152)。
その結果、第2文字列が住所エリア索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第2文字列の属性を住所エリアに確定する(S153)。
そして、第1検索部12は、第3文字列(3つ目の文字列)があるか否か判定する(S161)。
一方、第1検索部12は、第2文字列が住所エリア索引においてヒットしない場合(N)、再び文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位14に従って属性確定検索種別を特定する(S154)。
第1検索部12は、文字列属性確定順位14の属性確定検索種別に従ってジャンル索引ファイルF13を検索し、第2文字列はジャンル索引においてヒットするか否か判定をする(S155)。
その結果、第2文字列がジャンル索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第2文字列の属性をジャンルに確定する(S156)。
そして、第1検索部12は、第3文字列(3つ目の文字列)があるか否か判定する(S161)。
一方、第1検索部12は、第2文字列がジャンル索引においてヒットしない場合(N)、再び文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位15に従って属性確定検索種別を特定する(S157)。
第1検索部12は、文字列属性確定順位17の属性確定検索種別に従ってキーワード索引ファイルF14を検索し、第2文字列はキーワード索引においてヒットするか否か判定をする(S158)。
その結果、第2文字列がキーワード索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第2文字列の属性をキーワードに確定する(S159)。
そして、第1検索部12は、第3文字列(3つ目の文字列)があるか否か判定する(S161)。
一方、第1検索部12は、第2文字列がキーワード索引においてヒットしない場合(N)、該当なし情報を特定する(S160)。
そして、第1検索部12は、第3文字列(3つ目の文字列)があるか否か判定する(S161)。
その結果、第1検索部12は、第3文字列があると判定した場合(Y)、第1文字列と第2文字列が、駅エリア索引とジャンル索引で確定済みか否か判定する(S162)。
一方、第1検索部12は第3文字列が無いと判定した場合(N)、引き続き、検索方法決定部13が、第1検索部12で確定した文字列の属性に基づき、検索方法決定情報記憶部TB2を参照し、文字列の属性に基づいて検索方法を決定する(S168)。
そして、第2検索部14が、検索方法決定部13で決定した検索方法に従って検索する(S169)。
なお、その後は、第2検索部14が、第1検索部12で特定した属性検索情報に基づいてサービス情報を特定して抽出し、サービス情報出力部15が、第2検索部14で抽出したサービス情報を、本装置10に備えられたディスプレイ20より出力する。
これにより、本装置10での一連の動作が終了する。
また、第1検索部12は、第1文字列と第2文字列が、駅エリア索引とジャンル索引で確定済みか否か判定した結果、第1文字列と第2文字列が、駅エリア索引とジャンル索引で確定済みである場合(Y)、文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位16に従って属性確定検索種別を特定する(S164)。
一方、第1検索部12は、第1文字列と第2文字列が、駅エリア索引とジャンル索引で確定済みか否か判定した結果、第1文字列と第2文字列が、駅エリア索引とジャンル索引で確定済みで無い場合(N)、引き続き第1文字列と第2文字列が、住所エリア索引とジャンル索引で確定済みか否か判定する(S163)。
その結果、第1検索部12は第1文字列と第2文字列が、住所エリア索引とジャンル索引で確定済みである場合(Y)、第1検索部12は、文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位17に従って属性確定検索種別を特定する(S164)。
一方、第1検索部12は、第1文字列と第2文字列が、住所エリア索引とジャンル索引で確定済みで無い場合(N)、引き続き第1文字列と第2文字列が、駅エリア索引とキーワード索引で確定済みか否か判定する(S170)。
そして、第1検索部12は、文字列属性確定順位16又は17の属性確定検索種別に従ってキーワード索引ファイルF14を検索し、第3文字列はキーワード索引においてヒットするか否か判定をする(S165)。
その結果、第3文字列がキーワード索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第3文字列の属性をキーワードに確定する(S166)。
そして、検索方法決定部13が、第1検索部12で確定した文字列の属性に基づき、検索方法決定情報記憶部TB2を参照し、文字列の属性に基づいて検索方法を決定する(S168)。
一方、第1検索部12は、第3文字列がキーワード索引においてヒットしない場合(N)、該当なし情報を特定する(S167)。
そして、第2検索部14が、検索方法決定部13で決定した検索方法に従って検索する(S169)。
なお、その後は、第2検索部14が、第1検索部12で特定した属性検索情報に基づいてサービス情報を特定して抽出し、サービス情報出力部15が、第2検索部14で抽出したサービス情報を、本装置10に備えられたディスプレイ20より出力する。
これにより、本装置10での一連の動作が終了する。
また、第1検索部12は、第1文字列と第2文字列が、住所エリア索引とジャンル索引で確定済みで無く、引き続き第1文字列と第2文字列が、駅エリア索引とキーワード索引で確定済みか否か判定した結果、第1文字列と第2文字列が、駅エリア索引とキーワード索引で確定済みである場合(Y)、再び文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位18に従って属性確定検索種別を特定する(S172)。
一方、第1文字列と第2文字列が、駅エリア索引とキーワード索引で確定済みで無い場合(N)、第1検索部12は、引き続き第1文字列と第2文字列が、住所エリア索引とキーワード索引で確定済みか否か判定する(S171)。
その結果、第1文字列と第2文字列が、住所エリア索引とキーワード索引で確定済みである場合(Y)、第1検索部12は、文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位19に従って属性確定検索種別を特定する(S172)。
一方、第1検索部12は、第1文字列と第2文字列が、住所エリア索引とキーワード索引で確定済みで無い場合(N)、引き続き第1文字列と第2文字列が、ジャンル索引とキーワード索引で確定済みか否か判定する(S181)。
そして、第1検索部12は、文字列属性確定順位18又は19の属性確定検索種別に従ってジャンル索引ファイルF13を検索し、第3文字列はジャンル索引においてヒットするか否か判定をする(S173)。
その結果、第3文字列がジャンル索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第3文字列の属性をジャンルに確定する(S174)。
そして、検索方法決定部13が、第1検索部12で確定した文字列の属性に基づき、検索方法決定情報記憶部TB2を参照し、文字列の属性に基づいて検索方法を決定する(S179)。
一方、第1検索部12は、第3文字列がジャンル索引においてヒットしない場合(N)、第1検索部12は、再び文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位20又は21に従って属性確定検索種別を特定する(S175)。
そして、第1検索部12は、文字列属性確定順位20又は21の属性確定検索種別に従ってキーワード索引ファイルF14を検索し、第3文字列はキーワード索引においてヒットするか否か判定をする(S176)。
その結果、第1検索部12は、第3文字列がキーワード索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第3文字列の属性をキーワードに確定する(S177)。
そして、検索方法決定部13が、第1検索部12で確定した文字列の属性に基づき、検索方法決定情報記憶部TB2を参照し、文字列の属性に基づいて検索方法を決定する(S179)。
一方、第1検索部12は、第3文字列がキーワード索引においてヒットしない場合(N)、該当なし情報を特定する(S178)。
さらに、検索方法決定部13が、第1検索部12で確定した文字列の属性に基づき、検索方法決定情報記憶部TB2を参照し、文字列の属性に基づいて検索方法を決定する(S179)。
そして、第2検索部14が、検索方法決定部13で決定した検索方法に従って検索する(S180)。
なお、その後は、第2検索部14が、第1検索部12で特定した属性検索情報に基づいてサービス情報を特定して抽出し、サービス情報出力部15が、第2検索部14で抽出したサービス情報を、本装置10に備えられたディスプレイ20より出力する。
これにより、本装置10での一連の動作が終了する。
また、第1検索部12は、第1文字列と第2文字列が、住所エリア索引とキーワード索引で確定済みで無く、引き続き第1文字列と第2文字列が、ジャンル索引とキーワード索引で確定済みか否か判定した結果、第1文字列と第2文字列が、ジャンル索引とキーワード索引で確定済みである場合(Y)、再び文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位22に従って属性確定検索種別を特定する(S182)。
一方、第1文字列と第2文字列が、ジャンル索引とキーワード索引で確定済みで無い場合(N)、第1検索部12は、引き続き第1文字列と第2文字列が、キーワードとキーワード索引で確定済みか否か判定する(S194)。
第1検索部12は、文字列属性確定順位22の属性確定検索種別に従って駅エリア索引ファイルF11を検索し、第3文字列は駅エリア索引においてヒットするか否か判定をする(S183)。
その結果、第3文字列が駅エリア索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第3文字列の属性を駅エリアに確定する(S184)。
そして、検索方法決定部13が、第1検索部12で確定した文字列の属性に基づき、検索方法決定情報記憶部TB2を参照し、文字列の属性に基づいて検索方法を決定する(S192)。
一方、第3文字列が駅エリア索引においてヒットしない場合(N)、第1検索部12は、再び文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位23に従って属性確定検索種別を特定する(S185)。
そして、第1検索部12は、文字列属性確定順位23の属性確定検索種別に従って住所エリア索引ファイルF12を検索し、第3文字列は住所エリア索引においてヒットするか否か判定をする(S186)。
その結果、第3文字列が住所エリア索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第3文字列の属性を住所エリアに確定する(S187)。
そして、検索方法決定部13が、第1検索部12で確定した文字列の属性に基づき、検索方法決定情報記憶部TB2を参照し、文字列の属性に基づいて検索方法を決定する(S192)。
一方、第3文字列が住所エリア索引においてヒットしない場合(N)、第1検索部12は、再び文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位24に従って属性確定検索種別を特定する(S188)。
そして、第1検索部12は、文字列属性確定順位24の属性確定検索種別に従ってキーワード索引ファイルF14を検索し、第3文字列はキーワード索引においてヒットするか否か判定をする(S189)。
その結果、第3文字列がキーワード索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第3文字列の属性をキーワードに確定する(S190)。
そして、検索方法決定部13が、第1検索部12で確定した文字列の属性に基づき、検索方法決定情報記憶部TB2を参照し、文字列の属性に基づいて検索方法を決定する(S192)。
一方、第1検索部12は、第3文字列がキーワード索引においてヒットしない場合(N)、該当なし情報を特定する(S191)。
さらに、検索方法決定部13が、第1検索部12で確定した文字列の属性に基づき、検索方法決定情報記憶部TB2を参照し、文字列の属性に基づいて検索方法を決定する(S192)。
そして、第2検索部14が、検索方法決定部13で決定した検索方法に従って検索する(S193)。
なお、その後は、第2検索部14が、第1検索部12で特定した属性検索情報に基づいてサービス情報を特定して抽出し、サービス情報出力部15が、第2検索部14で抽出したサービス情報を、本装置10に備えられたディスプレイ20より出力する。
これにより、本装置10での一連の動作が終了する。
また、第1検索部12は、第1文字列と第2文字列が、ジャンル索引とキーワード索引で確定済みで無く、引き続き第1文字列と第2文字列が、キーワード索引とキーワード索引で確定済みか否か判定した結果、第1文字列と第2文字列が、キーワード索引とキーワード索引で確定済みである場合(Y)、第1検索部12は、再び文字列属性確定情報記憶部TB1を参照し、文字列属性確定順位25に従って属性確定検索種別を特定する(S195)。
一方、第1検索部12は、第1文字列と第2文字列が、キーワード索引とキーワード索引で確定済みで無い場合(N)、検索方法決定部13が、第1検索部12で確定した文字列の属性に基づき、検索方法決定情報記憶部TB2を参照し、文字列の属性に基づいて検索方法を決定する(S199)。
第1検索部12は、文字列属性確定順位25の属性確定検索種別に従ってキーワード索引ファイルF14を検索し、第3文字列はキーワード索引においてヒットするか否か判定をする(S196)。
その結果、第3文字列がキーワード索引においてヒットした場合(Y)、第1検索部12は、第3文字列の属性をキーワードに確定する(S197)。
そして、検索方法決定部13が、第1検索部12で確定した文字列の属性に基づき、検索方法決定情報記憶部TB2を参照し、文字列の属性に基づいて検索方法を決定する(S199)。
一方、第1検索部12は、第3文字列がキーワード索引においてヒットしない場合(N)、該当なし情報を特定する(S198)。
さらに、検索方法決定部13が、第1検索部12で確定した文字列の属性に基づき、検索方法決定情報記憶部TB2を参照し、文字列の属性に基づいて検索方法を決定する(S199)。
そして、第2検索部14が、検索方法決定部13で決定した検索方法に従って検索する(S200)。
なお、その後は、第2検索部14が、第1検索部12で特定した属性検索情報に基づいてサービス情報を特定して抽出し、サービス情報出力部15が、第2検索部14で抽出したサービス情報を、本装置10に備えられたディスプレイ20より出力する。
これにより、本装置10での一連の動作が終了する。
以上のように本発明は、検索対象物にはエリアやジャンルといったサービス情報の特徴を示す属性に、所望のサービス情報を迅速かつ容易に探し出すことのできる順位性があることを見い出し、この順位性に従って検索を行うことにより文字列の属性を確定し、さらに、この文字列の属性に基づいて検索方法を決定する。
したがって、検索方法を指定するといった操作における負荷をユーザに与えることなく、精度良く適切にサービス情報を探し出す検索を行うことができる。
<第2の実施の形態>
また、本発明では、複数の文字列の入力を受け付けた場合でも、検索を行うことができる。すなわち、上述した第1の実施の形態とは、複数の文字列に応じた検索処理を行う点で異なる。
本実施の形態において、第2検索部14は、文字列の数が2以上のとき、第1検索部12でそれぞれ特定した属性検索情報が共通するサービス情報を特定し、抽出する機能を備える。
以下、その処理についての一例を図22に基づき説明する。
図22は、本発明に係る本発明に係る情報検索装置での情報検索処理の他の一例を示すフローチャートである。なお、以下に述べる実施の形態では、上述した第1の実施の形態での基本的な情報の流れと異なる点を中心にそれぞれ説明する。
まず、文字列情報受付部11が、サービス情報を検索するための文字列の入力を受け付けたか否か判断し、文字列情報受付部11が、文字列の入力を受け付けた場合(Y)、第1検索部12が、文字列情報受付部11で受け付けた文字列に基づき、文字列属性確定情報記憶部TB1を参照して、文字列属性確定順位に応じた属性確定検索種別を特定し、さらに、第1検索部12が、属性確定検索種別に従って索引ファイル群F11,F12,F13F14を参照し、属性検索情報を特定すると共に、文字列の属性を確定する(S30)処理までは、上述した第1の実施の形態の場合と同様である。
次いで、第1検索部12が、文字列情報受付部11より受け付けた文字列の数が1であるか否か判断する(S31)。
その結果、第1検索部12が文字列情報受付部11より受け付けた文字列が1である
場合(Y)、検索方法決定部13が、第1検索部12で確定した文字列の属性に基づき、検索方法決定情報記憶部TB2を参照し、文字列の属性に基づいて検索方法を決定する(S40)。
そして、第2検索部14が、検索方法決定部13で決定した検索方法に従って検索ファイル群F21,F22,F23を参照し、第1検索部12で特定した属性検索情報に基づいてサービス情報を特定し、抽出する(S50A)。
一方、第1検索部12が文字列情報受付部11より受け付けた文字列が1でない(すなわち、2以上文字列を受け付けた)場合(N)、第2検索部14が、検索方法決定部13で決定した検索方法に従って検索ファイル群F21,F22,F23を参照し、第1検索部12でそれぞれ特定した属性検索情報が共通するサービス情報を特定し、抽出する(S50B)。
そして、サービス情報出力部15が、第2検索部14で抽出したサービス情報を、本装置10に備えられたディスプレイ20より出力する(S60)。
これにより、本装置10での一連の動作が終了する。
なお、これら一連の処理は、制御部17での統制制御により実行される。
以上のように本実施の形態では、受け付ける文字列の数を考慮し、複数の文字列に応じた検索処理を可能とすることで、精度良く適切にサービス情報を探し出す検索を行うことのできるので、ユーザの満足度をより高めることができる。
<第3の実施の形態>
また、本発明では、属性検索情報が階層化されている場合でも、検索を行うことができる。すなわち、上述した第1の実施の形態とは、階層検索処理を行う点で異なる。
本実施の形態においては、階層検索確認部16をさらに備える。
階層検索確認部16は、第2検索部14で属性検索情報が階層化されていることを特定したとき、階層検索を行うことを問い合わせる階層検索確認情報を出力すると共に、その回答を受け付ける処理を行う。
また、第2検索部14は、階層検索確認部16で受け付けた回答に応じて階層検索を行う機能を備える。
以下、その処理についての一例を図23に基づき説明する。
図23は、本発明に係る本発明に係る情報検索装置での情報検索処理の他の一例を示すフローチャートである。なお、以下に述べる実施の形態においても、上述した第1の実施の形態での基本的な情報の流れと異なる点を中心にそれぞれ説明する。
まず、文字列情報受付部11が、サービス情報を検索するための文字列の入力を受け付けたか否か判断し、文字列情報受付部11が、文字列の入力を受け付けた場合(Y)、第1検索部12が、文字列情報受付部11で受け付けた文字列に基づき、文字列属性確定情報記憶部TB1を参照して、文字列属性確定順位に応じた属性確定検索種別を特定する。さらに、第1検索部12が、属性確定検索種別に従って索引ファイル群F11,F12,F13F14を参照し、属性検索情報を特定すると共に、文字列の属性を確定し、引き続き、検索方法決定部13が、第1検索部12で確定した文字列の属性に基づき、検索方法決定情報記憶部TB2を参照し、文字列の属性に基づいて検索方法を決定する(S40)処理までは、上述した第1の実施の形態の場合と同様である。
引き続き、第2検索部14が、検索方法決定部13で決定した検索方法に従って検索ファイル群F21,F22,F23を参照し、第1検索部12で特定した属性検索情報に基づいてサービス情報を特定する(S50C)。
次いで、第2検索部14が、第1検索部12で特定した属性検索情報が階層化されているか否か判断する(S51)。
その結果、第2検索部14が、属性検索情報が階層化されていることを特定した(すなわち、階層化されている)とき(Y)、引き続き、階層検索確認部16が、ユーザに対して階層検索を行うことを問い合わせる階層検索確認情報を出力する(S52)。
一方、第2検索部14が、属性検索情報が階層化されていることを特定しなかった(すなわち、階層化されている)とき(N)、第2検索部14が、既に特定したサービス情報を抽出する(S55)。
また、階層検索確認部16は、階層検索確認情報の出力に応じ、その回答を受け付けたか否か判断する(S51)。
その結果、階層検索確認部16が、階層検索を行うことを要求する回答を受け付けた(Y)場合、第2検索部14は、階層検索確認部16で受け付けた回答に応じて階層検索を行、サービス情報を特定し、抽出する(S54)。
一方、階層検索確認部16が、階層検索を行うことを要求する回答を受け付けていない(N)場合、第2検索部14が、既に特定したサービス情報を抽出する(S55)。
そして、サービス情報出力部15が、第2検索部14で抽出したサービス情報を、本装置10に備えられたディスプレイ20より出力する(S60)。
これにより、本装置10での一連の動作が終了する。
なお、これら一連の処理は、制御部17での統制制御により実行される。
以上のように本実施の形態では、属性検索情報が階層化されている場合でも、階層検索を可能とすることで、精度良く適切にサービス情報を探し出す検索を行うことのできるので、ユーザの満足度を一層高めることができる。
<第1の実施例>
次に、具体的な検索方法ついて幾つか例示する。
まず、とんこつ味のラーメン店を渋谷駅で検索する場合、文字列として「ラーメン」「とんこつ」を入力する。
そうすると、文字列「ラーメン」に対して、図8に示す文字列属性確定テーブルにおける文字列属性確定順位1から順次検索する。その結果、駅エリア索引、住所エリア索引、ジャンル索引を検索することで、文字列属性確定順位3でヒットし、属性が決まる。一方、「とんこつ」に対しても同様に検索する。「とんこつ」の場合、既にジャンルが属性として決まっているので、同順位9から駅エリア索引、住所エリア索引、キーワード索引を検索することで、同順位11でヒットし、属性が決まる。
次いで、図9に示す検索方法決定テーブルにおいて、文字列の確定属性が「ジャンル」と「キーワード」である場合の検索方法を検索し、検索方法Iが決まる。
検索方法が決まると、決定した検索方法Iに従って、図6に示すジャンル索引ファイルより、「ラーメン」に対して関連付けられているジャンルの種別コードを特定すると共に、測位装置40より現在地である渋谷駅の検索メッシュを特定する。そして、検索方法Iにおける文字列属性1(「ジャンル」:図9参照)に応じた検索ファイルであるジャンル検索ファイル(図12参照)を参照し、渋谷駅の検索メッシュ(駅エリア検索情報)と、「ラーメン」のジャンル(例えば、大ジャンル「グルメ」、中ジャンル「中華」の下位層に対応付けされている小ジャンル)とに紐付いているサービス情報のうち、「とんこつ」の文字を含むサービス情報を絞り込む。
そうすると、図24において示すように、キーワードが「とんこつ」で、渋谷駅の検索メッシュ「0094DC81」付近にあり、ジャンルが「ラーメン」であるサービス情報として、名称Cと名称Bの施設情報が絞り込まれて検索されることになる。
<第2の実施例>
次に、とんこつ味で替え玉がある店を渋谷駅で検索する場合、文字列として「とんこつ」「替え玉」を入力する。
そうすると、文字列「とんこつ」に対して、図8に示す文字列属性確定テーブルにおける文字列属性確定順位1から順次検索する。その結果、駅エリア索引、住所エリア索引、ジャンル索引、キーワード索引を検索することで、文字列属性確定順位4でヒットし、属性が決まる。一方、「替え玉」に対しても同様に検索する。「替え玉」の場合、既にその他のキーワードが属性として決まっているので、同順位12から駅エリア索引、住所エリア索引、ジャンル索引、キーワード索引を検索することで、同順位15でヒットし、属性が決まる。
次いで、図9に示す検索方法決定テーブルにおいて、文字列の確定属性が「キーワード」と「キーワード」である場合の検索方法を検索し、検索方法Jが決まる。
検索方法が決まると、決定した検索方法Jに従って、測位装置40より現在地である渋谷駅の検索メッシュを特定するとともに、検索方法Jにおける文字列属性1(「キーワード」:図9参照)に応じた検索ファイルである検索ファイル群F21,F22,F23を参照し、渋谷駅の検索メッシュ(駅エリア検索情報)に紐付いているサービス情報のうち、「とんこつ」の文字および「替え玉」の文字を含むサービス情報を絞り込む。
そうすると、図25において示すように、キーワードが「とんこつ」で、渋谷駅の検索メッシュ「0094DC81」付近にあるサービス情報として、名称Cと名称Dの施設情報が絞り込まれると共に、キーワードが「替え玉」で、渋谷駅の検索メッシュ「0094DC81」付近にあるサービス情報として、名称Cと名称Hの施設情報が絞り込まれる。
そして、該当データ同士を比較(AND検索)することで、キーワードが「とんこつ」と「替え玉」であるサービス情報として、名称Cの施設情報が絞り込まれて検索されることになる。
<第3の実施例>
次に、渋谷区でとんこつ味のラーメン店を検索する場合、文字列として「渋谷区」「ラーメン」「とんこつ」を入力する。
そうすると、文字列「渋谷区」に対して、図8に示す文字列属性確定テーブルにおける文字列属性確定順位1から順次検索する。その結果、駅エリア索引、住所エリア索引を検索することで、文字列属性確定順位2でヒットし、属性が決まる。また、文字列「ラーメン」に対しても同様に検索する。「ラーメン」の場合、既に住所エリアが属性として決まっているので、同順位6又は8からジャンル索引、キーワード索引を検索することで、同順位6でヒットし、属性が決まる。さらに、文字列「とんこつ」に対しても同様に検索する。「とんこつ」の場合、既に住所エリアとジャンルが属性として決まっているので、同順位17のキーワードを検索することで、同順位17でヒットし、属性が決まる。
次いで、図9に示す検索方法決定テーブルにおいて、文字列の確定属性が「住所エリア」と「ジャンル」と「キーワード」である場合の検索方法を検索し、検索方法Mが決まる。
検索方法が決まると、決定した検索方法Mに従って、図5に示す住所エリア索引ファイルより、「渋谷区」に対して関連付けられているエリアの行政区域コードと、図6に示すジャンル索引ファイルより、「ラーメン」に対して関連付けられているジャンルの種別コードを特定する。そして、検索方法Mにおける文字列属性1(「住所エリア」:図9参照)に応じた検索ファイルである住所検索ファイル(図10参照)を参照し、「渋谷区」の行政区域コードと「ラーメン」のジャンル(例えば、大ジャンル「グルメ」、中ジャンル「中華」の下位層に対応付けされている小ジャンル)の種別コードとが紐付いているサービス情報のうち、「とんこつ」の文字を含むサービス情報を絞り込む。
そうすると、図26において示すように、キーワードが「とんこつ」で、行政区域コードが「渋谷区(13113)」、ジャンルが「ラーメン」であるサービス情報として、名称Cの施設情報が絞り込まれて検索されることになる。
また、本装置10は、ナビゲーション機能を兼ね備えた装置としても良い。この場合、本装置10は、図示しないが、地図情報を記憶する手段や、この地図上の領域若しくはサービスを識別する位置識別情報と、サービス情報とを互いに関連付けて記憶する手段をさらに備える。この際、地図情報は、CD−ROMやDVD−ROM等の記憶媒体に格納されたものすることができる。
これにより、サービス情報に基づき位置情報を特定し、さらに、特定した位置情報に基づき該当する道路地図情報を特定、抽出し、この道路地図上にサービス情報が表示されるように、サービス情報と道路地図情報とを重ね合わせて出力することができる。
本発明は、所定の情報群より、ユーザが求めているサービス情報の検索が可能なデバイスを扱う業種において産業上有用であり、電子地図上に検索のよって所望のPOI情報の表示を可能とするカーナビゲーション装置等の電化製品市場においても有用である。
F11 駅エリア索引情報記憶部(第1記憶部群)、F12 住所エリア索引情報記憶部(第1記憶部群)、F13 ジャンル索引情報記憶部(第1記憶部群)、F14 キーワード索引情報記憶部(第1記憶部群)、F21 住所検索情報記憶部(第4記憶部群)、F22 周辺検索情報記憶部(第4記憶部群)、F23 ジャンル検索情報記憶部(第4記憶部群)、TB1 文字列属性確定情報記憶部(第2記憶部)、検索方法決定情報記憶部(第3記憶部)、10 情報検索装置、11 文字列情報受付部、12 第1検索部、13 検索方法決定部、14 第2検索、15 サービス情報出力部、16 階層検索確認部、17 制御部、20 表示部、30 入力部、40 測位装置。
本発明の情報検索装置は、検索対象となる所定の情報群より、指定された文字列に対応する施設等のサービス情報を探し出す検索を行う情報検索装置であって、検索可能な文字列と、前記文字列を区分する特徴を表す属性内において前記サービス情報を特定するのに用いる属性検索情報と、を互いに関連付けて記憶し、前記属性ごとに複数設けられた第1記憶手段群と、検索を行う文字列において前記属性が確定した文字列の数(以下、「属性確定文字列数」という。)と、前記文字列に対して確定された属性(以下、「文字列確定属性」という。)と、に応じて検索を行う優先順位(以下、「文字列属性確定順位」という。)を決定し、前記文字列属性確定順位に関連付けて前記属性が確定していない文字列の属性を確定する検索のための索引の種別(以下、「属性確定検索種別」という。)を記憶する第2記憶手段と、前記属性確定文字列数と、前記文字列確定属性と、に関連付けて、前記サービス情報を探し出す検索方法を記憶する第3記憶手段と、前記属性検索情報と、前記サービス情報と、を互いに関連付けて記憶し、前記検索方法に従った前記属性検索情報の組み合わせに応じて複数設けられた第4記憶手段群と、前記サービス情報を検索するための文字列の入力を受け付ける文字列情報受付手段と、前記文字列情報受付手段が文字列の入力を受け付けた場合に、前記第2記憶手段を参照して前記属性確定文字列数と前記文字列確定属性とに応じて決定される文字列属性確定順位に関連付けられている属性確定検索種別を特定し、前記文字列情報受付手段で受け付けた文字列のうち文字列確定属性の確定対象となる文字列について、前記第1記憶手段群のうち特定した属性確定検索種別に対応する属性について設けられた第1記憶手段を参照して属性を確認し、前記文字列確定属性の確定対象となる文字列が検索可能な文字列として関連付けされている前記属性検索情報を特定すると共に、前記文字列確定属性の確定対象となる文字列の当該文字列確定属性を確定する第1検索手段と、前記第1検索手段で確定した文字列の文字列確定属性に基づき、前記第3記憶手段を参照して検索方法を決定する検索方法決定手段と、前記検索方法決定手段で決定した前記検索方法に従って前記第4記憶手段群を参照し、前記第1検索手段で特定した前記属性検索情報に基づきサービス情報を特定し、抽出する第2検索手段と、前記第2検索手段で抽出した前記サービス情報を出力するサービス情報出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明のコンピュータプログラムは、検索可能な文字列と、前記文字列を区分する特徴を表す属性内において前記サービス情報を特定するのに用いる属性検索情報と、を互いに関連付けて記憶し、前記属性ごとに複数設けられた第1記憶手段群と、検索を行う文字列において前記属性が確定した文字列の数(以下、「属性確定文字列数」という。)と、前記文字列に対して確定された属性(以下、「文字列確定属性」という。)と、に応じて検索を行う優先順位(以下、「文字列属性確定順位」という。)を決定し、前記文字列属性確定順位に関連付けて前記属性が確定していない文字列の属性を確定する検索のための索引の種別(以下、「属性確定検索種別」という。)を記憶する第2記憶手段と、前記属性確定文字列数と、前記文字列確定属性と、に関連付けて、前記サービス情報を探し出す検索方法を記憶する第3記憶手段と、前記属性検索情報と、前記サービス情報と、を互いに関連付けて記憶し、前記検索方法に従った前記属性検索情報の組み合わせに応じて複数設けられた第4記憶手段群と、を備えたコンピュータに、検索対象となる所定の情報群より、指定された文字列に対応する施設等のサービス情報を探し出す検索を行うことを実行させるためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、前記サービス情報を検索するための文字列の入力を受け付ける手段、文字列の入力を受け付けた場合に、前記第2記憶手段を参照して前記属性確定文字列数と前記文字列確定属性とに応じて決定される文字列属性確定順位に関連付けられている属性確定検索種別を特定し、受け付けた文字列のうち文字列確定属性の確定対象となる文字列について、前記第1記憶手段群のうち特定した属性確定検索種別に対応する属性について設けられた第1記憶手段を参照して属性を確認し、前記文字列確定属性の確定対象となる文字列が検索可能な文字列として関連付けされている前記属性検索情報を特定すると共に、前記文字列確定属性の確定対象となる文字列の当該文字列確定属性を確定する手段、確定した前記文字列の文字列確定属性に基づき、前記第3記憶手段を参照して検索方法を決定する手段、決定した前記検索方法に従って前記第4記憶手段群を参照し、前記属性検索情報に基づきサービス情報を特定し、抽出する手段、抽出した前記サービス情報を出力する手段、として機能させることを特徴とする。
文字列属性確定情報記憶部TB1は、検索を行う文字列において、属性確定文字列数と、文字列確定属性と、に応じて文字列属性確定順位を決定し、この文字列属性確定順位に関連付けて、属性が確定していない文字列の属性を確定する検索の種別である属性確定検索種別を記憶する手段である。ここで、属性確定文字列数とは、入力された文字列の中で既に属性が確定した文字列の数をいう。また、文字列確定属性とは、入力された文字列の中で既に属性が確定した文字列の属性をいう。また、属性確定検索種別とは、属性確定文字列数と文字列確定属性との組み合わせに応じて予め設定した、未だ属性が確定していない文字列の属性を確定するための検索を行う索引の種別をいう。
ジャンル検索情報記憶部F23は、属性検索情報と、サービス情報と、を互いに関連付けて記憶する手段であり、ここでの属性検索情報は、地点を示す駅エリア検索情報としての検索メッシュや、都道府県といった領域を示す住所エリア検索情報としての行政区域コード、市区町村といった領域を示す住所エリア検索情報としての行政区域コード、大字町丁目といった地点を示す住所エリア検索情報としての行政区域コード、大ジャンル検索情報としての種別コード、中ジャンル検索情報としての種別コード、小ジャンル検索情報としての種別コードをいう。また、サービス情報は、店舗情報や、有名な施設情報、行楽地情報といったPOI(Point Of
Interest)情報をいう。したがって、本装置10では、この属性検索情報に基づきサービス情報を特定する検索を行うことができる。
そして、第2検索部14が、検索方法決定部13で決定した検索方法に従って検索する(S135)。具体的には、第2検索部14は、検索ファイル群F21,F22,F23のうち、検索方法決定部13で決定した検索方法における文字列属性1(図9参照)に応じた1または2以上の検索ファイルを参照し、確定された文字列属性をキーワードとする検索処理を行う。例えば、検索方法A、E,F,K,Lの場合は文字列属性1が「駅エリア」であるため周辺検索情報記憶部F22が参照され、検索方法B、G,H,M,Nの場合は文字列属性1が「住所エリア」であるため住所検索情報記憶部F21が参照され、検索方法C、I,Oの場合は文字列属性1が「ジャンル」であるためジャンル検索情報記憶部F23が参照され、検索方法D、J,Pの場合は文字列属性1が「キーワード」であるため検索ファイル群F21,F22,F23の全てが参照されることになる。
なお、その後は、第2検索部14が、第1検索部12で特定した属性検索情報に基づいてサービス情報を特定して抽出し、サービス情報出力部15が、第2検索部14で抽出したサービス情報を、本装置10に備えられたディスプレイ20より出力する。
これにより、本装置10での一連の動作が終了する。
本発明の情報検索装置は、検索対象となる所定の情報群より、指定された文字列に対応する施設等のサービス情報を探し出す検索を行う情報検索装置であって、検索可能な文字列と、前記文字列を区分する特徴を表す属性内において前記サービス情報を特定するのに用いる属性検索情報と、を互いに関連付けた索引を属性毎に記憶し、前記属性ごとに複数設けられた第1記憶手段群と、前記サービス情報の検索を行う文字列において前記属性が確定した文字列の数(以下、「属性確定文字列数」という。)と、前記文字列に対して確定された属性(以下、「文字列確定属性」という。)と、に応じて、属性が確定していない文字列の属性を確定するために前記第1記憶手段群を検索する優先順位(以下、「文字列属性確定順位」という。)を決定し、前記文字列属性確定順位に関連付けて前記属性が確定していない文字列の属性を確定するための索引の種別(以下、「属性確定検索種別」という。)を記憶する第2記憶手段と、前記属性確定文字列数と、前記文字列確定属性と、に関連付けて、前記サービス情報を探し出す検索方法を記憶する第3記憶手段と、前記属性検索情報と、前記サービス情報と、を互いに関連付けて記憶し、前記検索方法に従った前記属性検索情報の組み合わせに応じて複数設けられた第4記憶手段群と、前記サービス情報を検索するための文字列の入力を受け付ける文字列情報受付手段と、前記文字列情報受付手段が文字列の入力を受け付けた場合に、前記第2記憶手段を参照して前記属性確定文字列数と前記文字列確定属性とに応じて決定される文字列属性確定順位に関連付けられている属性確定検索種別を特定し、前記文字列情報受付手段で受け付けた文字列のうち文字列確定属性の確定対象となる文字列(以下、「対象文字列」という。)について、前記第1記憶手段群のうち特定した属性確定検索種別に対応する属性について設けられた第1記憶手段(以下、「対象索引」という。)を参照して対象文字列が含まれるかどうかを確認し、対象文字列が対象索引に含まれるときに、対象索引において対象文字列に対応する前記属性検索情報を特定すると共に、対象文字列の文字列確定属性を確定する処理を、前記文字列情報受付手段で受け付けたすべての文字列について実施する第1検索手段と、前記第1検索手段で確定した文字列の文字列確定属性に基づき、前記第3記憶手段を参照して検索方法を決定する検索方法決定手段と、前記検索方法決定手段で決定した前記検索方法に従って前記第4記憶手段群を参照し、前記第1検索手段で特定した前記属性検索情報に基づきサービス情報を特定し、抽出する第2検索手段と、前記第2検索手段で抽出した前記サービス情報を出力するサービス情報出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明のコンピュータプログラムは、検索可能な文字列と、前記文字列を区分する特徴を表す属性内において施設等のサービス情報を特定するのに用いる属性検索情報と、を互いに関連付けた索引を属性毎に記憶し、前記属性ごとに複数設けられた第1記憶手段群と、前記サービス情報の検索を行う文字列において前記属性が確定した文字列の数(以下、「属性確定文字列数」という。)と、前記文字列に対して確定された属性(以下、「文字列確定属性」という。)と、に応じて、属性が確定していない文字列の属性を確定するために前記第1記憶手段群を検索する優先順位(以下、「文字列属性確定順位」という。)を決定し、前記文字列属性確定順位に関連付けて前記属性が確定していない文字列の属性を確定するための索引の種別(以下、「属性確定検索種別」という。)を記憶する第2記憶手段と、前記属性確定文字列数と、前記文字列確定属性と、に関連付けて、前記サービス情報を探し出す検索方法を記憶する第3記憶手段と、前記属性検索情報と、前記サービス情報と、を互いに関連付けて記憶し、前記検索方法に従った前記属性検索情報の組み合わせに応じて複数設けられた第4記憶手段群と、を備えたコンピュータに、検索対象となる所定の情報群より、指定された文字列に対応する施設等のサービス情報を探し出す検索を行うことを実行させるためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、前記サービス情報を検索するための文字列の入力を受け付ける手段、文字列の入力を受け付けた場合に、前記第2記憶手段を参照して前記属性確定文字列数と前記文字列確定属性とに応じて決定される文字列属性確定順位に関連付けられている属性確定検索種別を特定し、受け付けた文字列のうち文字列確定属性の確定対象となる文字列(以下、「対象文字列」という。)について、前記第1記憶手段群のうち特定した属性確定検索種別に対応する属性について設けられた第1記憶手段(以下、「対象索引」という。)を参照して対象文字列が含まれるかどうかを確認し、対象文字列が対象索引に含まれるときに、対象索引において対象文字列に対応する前記属性検索情報を特定すると共に、対象文字列の文字列確定属性を確定する処理を、前記文字列情報受付手段で受け付けたすべての文字列について実施する手段、確定した前記文字列の文字列確定属性に基づき、前記第3記憶手段を参照して検索方法を決定する手段、決定した前記検索方法に従って前記第4記憶手段群を参照し、前記属性検索情報に基づきサービス情報を特定し、抽出する手段、抽出した前記サービス情報を出力する手段、として機能させることを特徴とする。

Claims (9)

  1. 検索対象となる所定の情報群より、指定された文字列に対応する施設等のサービス情報を探し出す検索を行う情報検索装置であって、
    検索可能な文字列と、前記文字列を区分する特徴を表す属性内において前記サービス情報を特定するのに用いる属性検索情報と、を互いに関連付けて記憶し、前記属性ごとに複数設けられた第1記憶手段群と、
    検索を行う文字列において前記属性が確定した文字列の数(以下、「属性確定文字列数」という。)と、前記文字列が確定した属性(以下、「文字列確定属性」という。)と、に応じて検索を行う優先順位(以下、「文字列属性確定順位」という。)を決定し、前記文字列属性確定順位に関連付けて前記属性が確定していない文字列の属性を確定する検索の種別(以下、「属性確定検索種別」という。)を記憶する第2記憶手段と、
    前記属性確定文字列数と、前記文字列確定属性と、に関連付けて、前記サービス情報を探し出す検索方法を記憶する第3記憶手段と、
    前記属性検索情報と、前記サービス情報と、を互いに関連付けて記憶し、前記検索方法に従った前記属性検索情報の組み合わせに応じて複数設けられた第4記憶手段群と、
    前記サービス情報を検索するための文字列の入力を受け付ける文字列情報受付手段と、
    前記文字列情報受付手段で受け付けた文字列に基づき、前記第2記憶手段を参照して前記文字列属性確定順位に応じた前記属性確定検索種別に従って前記第1記憶手段群を参照し、前記属性検索情報を特定すると共に、前記文字列の属性を確定する第1検索手段と、
    前記第1検索手段で確定した文字列の属性に基づき、前記第3記憶手段を参照して検索方法を決定する検索方法決定手段と、
    前記検索方法決定手段で決定した前記検索方法に従って前記第4記憶手段群を参照し、前記第1検索手段で特定した前記属性検索情報に基づきサービス情報を特定し、抽出する第2検索手段と、
    前記第2検索手段で抽出した前記サービス情報を出力するサービス情報出力手段と、
    を備えたことを特徴とする情報検索装置。
  2. 前記文字列の数が2以上のとき、
    前記第2検索手段は、前記第1検索手段でそれぞれ特定した属性検索情報が共通するサービス情報を特定し、抽出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
  3. 前記第4記憶手段群は、前記属性検索情報に応じて階層化されており、
    前記第2検索手段で前記属性検索情報が階層化されていることを特定したとき、階層検索を行うことを問い合わせる階層検索確認情報を出力すると共に、その回答を受け付ける階層検索確認手段、をさらに備え、
    前記第2検索手段は、前記階層検索確認手段で受け付けた前記回答に応じて階層検索を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
  4. 検索可能な文字列と、前記文字列を区分する特徴を表す属性内において前記サービス情報を特定するのに用いる属性検索情報と、を互いに関連付けて記憶し、前記属性ごとに複数設けられた第1記憶手段群と、検索を行う文字列において前記属性が確定した文字列の数(以下、「属性確定文字列数」という。)と、前記文字列が確定した属性(以下、「文字列確定属性」という。)と、に応じて検索を行う優先順位(以下、「文字列属性確定順位」という。)を決定し、前記文字列属性確定順位に関連付けて前記属性が確定していない文字列の属性を確定する検索の種別(以下、「属性確定検索種別」という。)を記憶する第2記憶手段と、前記属性確定文字列数と、前記文字列確定属性と、に関連付けて、前記サービス情報を探し出す検索方法を記憶する第3記憶手段と、前記属性検索情報と、前記サービス情報と、を互いに関連付けて記憶し、前記検索方法に従った前記属性検索情報の組み合わせに応じて複数設けられた第4記憶手段群と、を備え、情報検索装置において、検索対象となる所定の情報群より、指定された文字列に対応する施設等のサービス情報を探し出す検索を行う情報検索方法であって、
    前記情報検索装置が、前記サービス情報を検索するための文字列の入力を受け付ける第1ステップと、
    前記情報検索装置において、前記第1ステップで受け付けた文字列に基づき、前記第2記憶手段を参照して前記文字列属性確定順位に応じた前記属性確定検索種別に従って前記第1記憶手段群を参照し、前記属性検索情報を特定すると共に、前記文字列の属性を確定する第2ステップと、
    前記情報検索装置において、前記第2ステップで特定した文字列の属性に基づき、前記第3記憶手段を参照して検索方法を決定する第3ステップと、
    前記情報検索装置において、前記第3ステップで決定した前記検索方法に従って前記第4記憶手段群を参照し、前記第2ステップで特定した前記属性検索情報に基づきサービス情報を特定し、抽出する第4ステップと、
    前記情報検索装置において、前記第4ステップで抽出した前記サービス情報を出力する第5ステップと、
    を含んだことを特徴とする情報検索方法。
  5. 前記文字列の数が2以上のとき、
    前記第4ステップは、前記第2ステップでそれぞれ特定した属性検索情報が共通するサービス情報を特定し、抽出する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報検索方法。
  6. 前記第4記憶手段群は、前記属性検索情報に応じて階層化されており、
    前記第4ステップで前記属性検索情報が階層化されていることを特定したとき、階層検索を行うことを問い合わせる階層検索確認情報を出力すると共に、その回答を受け付けるステップαをさらに含み、
    前記第4ステップは、前記ステップαで受け付けた前記回答に応じて階層検索を行う、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報検索方法。
  7. 検索可能な文字列と、前記文字列を区分する特徴を表す属性内において前記サービス情報を特定するのに用いる属性検索情報と、を互いに関連付けて記憶し、前記属性ごとに複数設けられた第1記憶手段群と、検索を行う文字列において前記属性が確定した文字列の数(以下、「属性確定文字列数」という。)と、前記文字列が確定した属性(以下、「文字列確定属性」という。)と、に応じて検索を行う優先順位(以下、「文字列属性確定順位」という。)を決定し、前記文字列属性確定順位に関連付けて前記属性が確定していない文字列の属性を確定する検索の種別(以下、「属性確定検索種別」という。)を記憶する第2記憶手段と、前記属性確定文字列数と、前記文字列確定属性と、に関連付けて、前記サービス情報を探し出す検索方法を記憶する第3記憶手段と、前記属性検索情報と、前記サービス情報と、を互いに関連付けて記憶し、前記検索方法に従った前記属性検索情報の組み合わせに応じて複数設けられた第4記憶手段群と、を備え、検索対象となる所定の情報群より、指定された文字列に対応する施設等のサービス情報を探し出す検索を行うことを実行させるためにコンピュータを、
    前記サービス情報を検索するための文字列の入力を受け付ける手段、
    受け付けた前記文字列に基づき、前記第2記憶手段を参照して前記文字列属性確定順位に応じた前記属性確定検索種別に従って前記第1記憶手段群を参照し、前記属性検索情報を特定すると共に、前記文字列の属性を確定する手段、
    特定した前記文字列の属性に基づき、前記第3記憶手段を参照して検索方法を決定する手段、
    決定した前記検索方法に従って前記第4記憶手段群を参照し、前記属性検索情報に基づきサービス情報を特定し、抽出する手段、
    抽出した前記サービス情報を出力する手段、
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  8. 前記コンピュータを、
    前記文字列の数が2以上のとき、
    前記属性検索情報を特定し、前記検索方法を決定した後、それぞれ特定した属性検索情報が共通するサービス情報を特定し、抽出する手段、
    としてさらに機能させることを特徴とする請求項7に記載のコンピュータプログラム。
  9. 前記第4記憶手段群は、前記属性検索情報に応じて階層化されており、
    前記コンピュータを、
    前記属性検索情報が階層化されていることを特定したとき、階層検索を行うことを問い合わせる階層検索確認情報を出力すると共に、その回答を受け付ける手段、
    受け付けた前記回答に応じて階層検索を行う手段、
    としてさらに機能させることを特徴とする請求項7に記載のコンピュータプログラム。
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