JP2009264110A - 圧縮機 - Google Patents

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Yoshinori Inoue
井上  宜典
Naoki Hida
直樹 肥田
Naoki Usui
直樹 臼井
Akinobu Kanai
明信 金井
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Abstract

【課題】あらゆる吐出容量に対して常に好適な量の潤滑油が斜板室内に貯留されるような容量可変型圧縮機を提供する。
【解決手段】貯油室44と斜板室20を還油通路によって連通し、還油通路を、貯油室44とシリンダボア25を連通する連通路46と、連通路46と斜板室20を連通するピストン26周面に設けられた導油溝47によって構成し、吐出容量が増大するに従い、貯油室44から斜板室20までの還油通路を介した距離が長くなるようにした。これにより、簡単な加工によって、吐出容量の増大に伴い還油量が減少し、圧縮室27からのブローバイガス中に混在する分も含めて、吐出容量に関わらず斜板室20に送られる潤滑油の量はほぼ一定となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両空調装置に用いられる圧縮機において、特に容量可変型斜板式圧縮機に関するものである。
容量可変型斜板式圧縮機では、駆動軸の駆動に伴って斜板が回転すると、斜板の傾角に応じた揺動運動がシューを介してピストンの往復動に変換されるので、ピストンがボア内で往復動する。これにより、吸入室からシリンダボア内に冷媒ガスが吸入され、冷媒ガスは圧縮された後吐出室へ吐出される。こうして吐出室に吐出された冷媒ガスは外部冷凍回路に循環される。そして、吐出室へ吐出される冷媒ガスの圧縮容量は、制御弁による斜板室内の圧力調整により制御される。吐出室と斜板室とは給気通路を介して連通され、吸入室と斜板室とは抽気通路を介して連通されている。そして、圧縮機においては、吐出室の冷媒ガスを制御ガスとして給気通路を介して斜板室に供給するとともに、抽気通路を介して前記斜板室の冷媒ガスを制御ガスとして吸入室に排出することにより斜板室内の圧力が調圧されるようになっている。この調圧によって斜板の傾角が調節され、ピストンのストローク量が調節されて圧縮機の吐出容量が調節されるようになっている。前記給気通路上には制御弁が設けられており、該制御弁の開度を調節することで斜板室へ供給される冷媒ガス量が調節されるようになっている。
主として、これらの圧縮機では、吸入・圧縮・吐出行程の実行時、斜板室内において摺接運動を行う斜板等の潤滑が斜板室内に貯溜された潤滑油により行われ、斜板等の焼付きを防止している。
しかし、上記各圧縮機では、斜板室と吸入室を連通する抽気通路等により、斜板室内に貯溜されていた潤滑油も吸入室まで流出される。吸入室まで流出された潤滑油は、ピストンの往復動によりボア内に流入され、ブローバイガスとともに斜板室内に戻されるものもあるが、斜板室内に戻されないものは吐出室を経て、冷凍回路を循環することとなる。
かかる潤滑油の冷凍回路への流出は、n圧縮機が容量可変型のものであれば、大容量運転時又は駆動軸が高速で回転されているときには、冷凍回路内の冷媒循環量が多く、冷媒とともにミスト状の潤滑油もブローバイガス等により多量に斜板室内に補充されるため、さほど問題とはならないが、小容量運転時又は駆動軸が低速で回転されているときには、冷凍回路内の冷媒循環量が少なく、ミスト状の潤滑油が斜板室内に補充される量よりも冷凍回路で滞留している潤滑油量が多いことから、斜板室内の潤滑油の貯溜量が減少してしまう。この場合、斜板などが充分に潤滑されず摺動不良となるおそれがある。
一方、小容量運転時において斜板室内に充分な油溜量を確保しようと設計すると、こんどは大容量運転時において潤滑油が過剰に貯留されてしまう。この場合、貯溜油が斜板の回転によって攪拌されることにより高温化し、容量可変圧縮機の温度上昇を招き、圧縮機における摺動部位や、ゴム材料や樹脂材料により形成されている各種シール部材の耐久性を低下させるおそれがある。
そこで、従来の容量可変型斜板式圧縮機では、あらゆる運転状況に応じて好適に斜板室内の潤滑が行われるようにする試みがなされている。
例えば、特許文献1に開示された圧縮機では、機内の油分離室で分離された分離油を回収する油溜室と、該油溜室内の貯溜油を還給する斜板室とが還油通路により連通され、前記還油通路には、油分離室内の圧力が高い(大容量運転)状態では還油通路の開度を縮小し、同圧力が低い(小容量運転)状態では同通路の開度を拡大するように制御している弁手段が設けられている。
特開平6−249146号公報
しかしながら、特許文献1に開示された圧縮機では、吐出容量ではなく油分離室内ひいては吐出室内の圧力によって還油量を制御しているため、あらゆる吐出容量に対して常に設計どおりの量が還油されているとはいいがたい。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的はあらゆる吐出容量に対して常に好適な量の潤滑油が斜板室内に貯留されるような容量可変型圧縮機を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の圧縮機は、斜板室に収容される斜板が駆動軸に一体回転可能かつ、傾斜角変更可能に連結され、前記斜板の外周にはシューを介してピストンが係留されており、前記駆動軸の回転にともなう前記斜板の回転によって、前記ピストンがシリンダボア内で往復直線運動されて、前記シリンダボア内に区画される圧縮室内で冷媒ガスの圧縮が行われ、前記斜板の傾斜角が変更されることによって吐出容量が変更される容量可変型斜板式圧縮機において、圧縮された冷媒ガスを外部冷凍回路につながる吐出口まで導く吐出通路中に油分離機構を備え、分離された潤滑油を貯えるための貯油室を備え、前記貯油室と前記斜板室は還油通路によって連通され、前記還油通路は、前記圧縮室の容積が増大するに伴い前記貯油室から前記斜板室への還油量を減少させる還油量調整手段を備えていることを特徴とするものである。
このような構成によれば、吐出容量の増大に伴い、貯油室から斜板室への還油量が減少するので、圧縮室からのブローバイガスに含まれる潤滑油の量を合わせて、あらゆる吐出容量に対して常に好適な量の潤滑油が斜板室内に貯溜される。
さらに、前記還油通路は、前記貯油室と前記シリンダボアを連通する連通路と、該連通路と前記斜板室を連通する前記ピストン周面に設けられた導油溝とによって構成され、前記還油量調整手段は、傾斜角変更可能な前記斜板と、前記斜板の外周に係留された前記ピストンと、断面積が前記連通路の断面積以下である前記導油溝とによって構成され、前記斜板の傾斜角が増大し、前記ピストンの下死点位置が下がって、前記導油溝の前記還油通路の一部として機能する部分の距離が長くなることによって、前記貯油室から前記斜板室への還油量が減少するのが好ましい。
このような構成によれば、簡単な加工によって、還油通路と還油量調整手段を形成できる。
もしくは、前記還油通路は、前記貯油室と前記シリンダボアを連通する連通路と、該連通路と前記斜板室を連通する前記シリンダボア周面に設けられた導油溝とによって構成され、前記還油量調整手段は、傾斜角変更可能な前記斜板と、前記斜板の外周に係留された前記ピストンと、断面積が前記連通路の断面積以下である前記導油溝とによって構成され、前記斜板の傾斜角が増大し、前記ピストンの下死点位置が下がって、前記導油溝の前記還油通路の一部として機能する部分の距離が長くなることによって、前記貯油室から前記斜板室への還油量が減少してもよい。
このような構成によっても、簡単な加工によって、還油通路と還油量調整手段を形成できる。
もしくは、前記シリンダボアと前記ピストンとの摺動面におけるラジアルクリアランスは、前記斜板室とつながる側において前記圧縮室とつながる側よりも拡大されており、前記還油通路は、前記貯油室と前記シリンダボアを連通する連通路と、該連通路と前記斜板室を連通する前記ラジアルクリアランスとによって構成され、前記還油量調整手段は、傾斜角変更可能な前記斜板と、前記斜板の外周に係留された前記ピストンと、前記ラジアルクリアランスとによって構成され、前記斜板の傾斜角が増大し、前記ピストンの下死点位置が下がって、前記ラジアルクリアランスの前記還油通路の一部として機能する領域の面積が大きくなることによって、還油量が減少してもよい。
このような構成によれば、ピストンやシリンダボアの周面を切削する際に、還油通路や還油量調整手段の一部も切削できるので、工程を減らすことができる。
もしくは、前記還油通路は、前記貯油室と前記シリンダボアを連通する連通路であり、前記還油量調整手段は、傾斜角変更可能な前記斜板と、前記斜板の外周に係留された前記ピストンとによって構成され、前記斜板の傾斜角が増大し、前記ピストンの下死点位置が下がって、前記連通路の前記シリンダボア側の一端が前記ピストンの周面によって閉塞されることによって、還油量が減少してもよい。
このような構成によっても、簡単な加工によって、還油通路と還油量調整手段を形成できる。
さらに、前記連通路の前記シリンダボア側の断面はピストン摺動方向に長い長円状であることが好ましい。
このような構成によれば、吐出容量が大きくなるにつれて、これらの連通路が斜板室とつながる際に、断面が真円状であるのに比べ、還油量の急激な上昇を抑えられる。
さらに、前記連通路は前記ピストン摺動方向に複数設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、吐出容量と斜板室へと開通する還油通路の数が比例することにより、吐出容量と還油量がより細やかに比例するようにできる。
さらに、前記連通路によって前記貯油室と全てのシリンダボアが連通してもよい。
このような構成によれば、全てのシリンダボアにほぼ均等に還油されるので、ピストンとシリンダボアとの間の潤滑性と密封性が向上する。
本発明によれば、吐出容量の増大に伴い貯油室から斜板室への還油量が減少するので、あらゆる吐出容量に対して常に好適な量の潤滑油が斜板室内に貯留される。
(第1の実施形態)
以下、本発明を容量可変型斜板式圧縮機(以下、単に「圧縮機」と呼ぶ)に適用した例として、第1の実施形態に係る圧縮機を図1〜図3に基づいて説明する。なお、以下の説明において圧縮機の「上」「下」「前」「後」は、図1に示す矢印Y1の方向を上下方向とし、矢印Y2の方向を前後方向とする。
図1は、中間容量時における圧縮機10の断面図を示す。図1に示すように、圧縮機10は、シリンダブロック11と、シリンダブロック11の前端に接合されるフロントハウジング12と、シリンダブロック11の後端に弁・ポート形成体13を介して接合されるリヤハウジング14と、シリンダブロック11の上側に接合固定されたフランジ15の4つのハウジング構成部材を備えている。シリンダブロック11と、フロントハウジング12と、弁・ポート形成体13とリヤハウジング14は、締結ボルト16により一体的に締結固定されている。なお、締結ボルト16は、複数設けられており、図1には1本の締結ボルト16のみを図示している。
シリンダブロック11とフロントハウジング12との間には、斜板室20が区画形成され、斜板室20を挿通するようにして駆動軸21が回転可能に支持されている。駆動軸21は、車両の走行駆動源である図示しないエンジンに連結されている。
斜板室20内において駆動軸21には、円盤状をなすラグプレート22が一体回転可能に固定されている。また、斜板室20内には、円盤状をなすカムプレートとしての斜板23が収容されている。ラグプレート22と斜板23の間には、ヒンジ機構24が介在されている。そして、斜板23は、ヒンジ機構24を介したラグプレート22との間でのヒンジ機構24、及び駆動軸21の支持により、ラグプレート22及び駆動軸21と同期回転可能であるとともに、駆動軸21の中心軸T方向へのスライド移動を伴いながら駆動軸21に対し傾動可能となっている。
シリンダブロック11において中心軸T周りには、複数のシリンダボア25が等角度間隔で前後方向に貫通形成されている。片頭型のピストン26は、各シリンダボア25内に前後方向へ移動可能に収容されている。すなわち、圧縮機10においてピストン26は、シリンダボア25と同数設けられている。シリンダボア25の前後開口は、弁・ポート形成体13とピストン26によって閉塞されており、このシリンダボア25内にはピストン26の前後方向への移動に応じて容積が変化する圧縮室27が区画形成されている。
弁・ポート形成体13には、各シリンダボア25と対向する位置において、径方向内寄りに吸入ポート28が、径方向外寄りに吐出ポート29がそれぞれ形成されている。また、弁・ポート形成体13には、吸入ポート28を開閉する吸入弁30が形成されているとともに、吐出ポート29を開閉する吐出弁31が形成されている。
ピストン26のストロークは、ピストン26の正面(図1では圧縮室27に臨む面)にかかる圧力、すなわち圧縮室27の圧力(シリンダボア25内の圧力)と、ピストン26の背面(図1では斜板室20に臨む面)にかかる圧力、すなわち斜板室20内の圧力との差圧によって決定される。このため、ピストンストロークは、斜板室20内の圧力を高くし、圧縮室27と斜板室20との差圧を大きくすることにより、斜板23の傾斜角が小さくなることに伴って小さくなる。一方で、ピストンストロークは、斜板室20内の圧力を低くし、圧縮室27と斜板室20との差圧を小さくすることにより、斜板23の傾斜角が大きくなることに伴って大きくなる。
各ピストン26は、一対のシュー32を介して斜板23の外周部に係留されている。したがって、駆動軸21の回転によって斜板23が回転すると、斜板23は駆動軸21の中心軸T方向前後に揺動される。また、斜板23の揺動によって、ピストン26が前後方向に往復直線運動される。本実施形態の圧縮機10では、斜板室20、駆動軸21、斜板23、及びピストン26などによって圧縮機構が構成されている。
リヤハウジング14には、吸入室33と吐出室34がそれぞれ区画形成されている。吐出室34は、吸入室33の外方において吸入室33を囲むように形成されている。また、リヤハウジング14には、外部から冷媒を吸入するための吸入口35と、吸入口35から吸入室33へ冷媒を導入する吸入通路36が形成されているとともに、外部へと冷媒を吐出する吐出口37と、吐出室34から吐出口37へ冷媒を導入する吐出通路38が形成されている。圧縮機10には、抽気通路39及び給気通路40並びに制御弁41が設けられており、抽気通路39は、斜板室20と吸入室33とを連通する一方、給気通路40は、吐出室34と斜板室20とを連通する。そして、給気通路40の途中には、電磁弁よりなる周知の制御弁41が配設されている。
吐出通路38の途中には、有底円筒状に形成された油分離室42と、油分離室42内に装着された分離筒43からなる油分離機構が配設されている。また、シリンダブロック11とフランジ15で囲まれた領域には、貯油室44が区画形成されている。リヤハウジング14には、油分離室42と貯油室44とを連通する給油路45が形成され、シリンダブロック11には、貯油室44とシリンダボア25とを連通する連通路46が形成されている。ピストン26の摺動面には、断面積が連通路46の断面積以下である導油溝47が摺動方向に設けられており、連通路46と導油溝47によって貯油室44内の潤滑油を斜板室20内に導く還油通路が構成される。また、斜板23とピストン26と導油溝47によって還油量調整手段が構成される。
圧縮機10には、圧縮機10の外部に設けられる外部冷媒回路48が接続されるようになっており、この外部冷媒回路48により、吸入口35と吐出口37が接続される。外部冷媒回路48上には、凝縮器48aと、膨張弁48bと、蒸発器48cとが介在されている。
次に、本実施形態に係わる圧縮機10の動作について説明する。
駆動軸21が図示しないエンジンによって回転されると、斜板23は駆動軸21の中心軸T方向前後に揺動され、斜板23に係留されたピストン26がシリンダボア25内で往復動される。それによって、吸入室33から吸入された冷媒ガスが圧縮室27内にて圧縮され、吐出室34へと吐出される。圧縮された高圧の冷媒ガスは吐出室34から吐出通路38を介して油分離室42に導入される。吐出通路38から油分離室42内へと円筒状の内壁に沿って進入した冷媒ガスは、旋回流を生じたのち、分離筒43の内部へと案内され、吐出口37を経て外部冷凍回路48へと吐出される。この間、旋回流に基づく遠心力により、冷媒ガス中の混在油成分は分離される。分離された潤滑油は給油路45を通り、貯油室44内に貯留される。その後、連通路46と導油溝47を通って斜板室20へと還元される。
斜板23の傾斜角は、ピストン26の前後の圧力差、即ち斜板室20内の圧力とシリンダボア25内の圧力の差によって決定される。本実施形態において、この差圧は、斜板室20の圧力を増減させることによって調整される。吐出容量を減少させる場合には、制御弁41の開度を上げることにより、吐出室34内の高圧の冷媒ガスを斜板室20へ放出して斜板室20内の圧力を高くする。すると、斜板23の傾斜角は小さくなり、ピストン26のストローク量が減少して吐出容量が減少する。反対に吐出容量を増加させる場合には、制御弁の開度を下げることにより、吐出室34内の冷媒ガスが斜板室20へ放出されないようにする。すると、斜板室20内の圧力が低くなるので、斜板23の傾斜角は大きくなり、ピストン26のストローク量が増大して吐出容量が増大する。
図2は最大容量時における圧縮機10の断面図である。図2に示すように、最大容量時には、ピストン26の下死点は、図1よりも前側へと移動する。このとき、導油溝47の還油通路の一部として機能する部分の距離は図1のような中間容量時よりも長くなるので還油量調整機構の絞り効果が大きくなる。よって、貯油室44から斜板室20への還油量は減少する。一方、圧縮室27からの潤滑油を含んだブローバイガス量は吐出容量の増大に伴い増大する。
図3は最小容量時における圧縮機10の断面図である。図3に示すように、最小容量時には、ピストン26の下死点は、図1よりも後側へと移動する。このとき、導油溝47の還油通路の一部として機能する部分の距離は図1のような中間容量時よりも短くなるので還油量調整機構の絞り効果が小さくなる。よって、貯油室44から斜板室20への還油量は増大する。一方、圧縮室27からの潤滑油を含んだブローバイガス量は吐出容量の減少に伴い減少する。
以上より、吐出容量に関わらず、斜板室20に送られる潤滑油の量は、還油通路を介した量と、ブローバイガスに含まれる量を合わせて、ほぼ一定となる。
従って、本実施形態の圧縮機によれば以下に示す効果を得ることができる。
(1)貯油室44と斜板室20を、還油通路によって連通し、還油通路に圧縮室27の容積が増大するに伴い貯油室44から斜板室20への還油量を減少させる還油量調整手段を設けた。これにより、あらゆる吐出容量に対して、還油通路を介した還油量と、ブローバイガスに含まれる潤滑油量は合わせてほぼ一定となるので、常に好適な量の潤滑油が斜板室20内に貯留されるようになった。
(2)還油通路を、貯油室44とシリンダボア25を連通する連通路46と、連通路46と斜板室20を連通するピストン26に設けられた導油溝47によって構成し、還油量調整手段を、斜板23とピストン26と導油溝47によって構成した。これにより、簡単な加工によって、還油通路と還油量調整手段を形成できるようになった。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る圧縮機を図4〜図6に基づいて説明する。
この実施形態は、第1の実施形態における還油通路や還油量調整手段の構成を変更したものであり、その他の構成は共通である。従って、ここでは説明の便宜上、先の説明で用いた符号を一部共通して用い、共通する構成についてはその説明を省略し、変更した個所のみ説明を行う。
図4に示されるように、貯油室44はシリンダボア25と連通路46により連通されている。また、シリンダボア25の摺動面には導油溝49がピストン摺動方向に設けられており、連通路46と導油溝49によって貯油室44内の潤滑油を斜板室20内に導く還油通路が構成される。また、斜板23とピストン26と導油溝49によって還油量調整手段が構成される。
図5は最大容量時における圧縮機10の断面図である。図5に示すように、最大容量時には、ピストン26の下死点は、図4よりも前側へと移動する。このとき、導油溝49の還油通路の一部として機能する部分の距離は図4のような中間容量時よりも長くなるので還油量調整機構の絞り効果が大きくなる。よって、貯油室44から斜板室20への還油量は減少する。一方、圧縮室27からの潤滑油を含んだブローバイガス量は吐出容量の増大に伴い増大する。
図6は最小容量時における圧縮機10の断面図である。図6に示すように、最大容量時には、ピストン26の下死点は、図4よりも後側へと移動する。このとき、導油溝49の還油通路の一部として機能する部分の距離は図4のような中間容量時よりも短くなるので還油量調整機構の絞り効果が小さくなる。よって、貯油室44から斜板室20への還油量は増大する。一方、圧縮室27からの潤滑油を含んだブローバイガス量は吐出容量の減少に伴い減少する。
以上より、吐出容量に関わらず、斜板室20に送られる潤滑油の量は、還油通路を介した量と、ブローバイガスに含まれる量を合わせて、ほぼ一定となる。
従って、本実施形態の圧縮機によれば、第1の実施形態の効果(1)と同様の効果に加えて、以下に示す効果を得ることができる。
(3)還油通路を、貯油室44とシリンダボア25を連通する連通路46と、連通路46と斜板室20を連通するシリンダボア25に設けられた導油溝49によって構成し、還油量調整手段を、斜板23とピストン26と導油溝49によって構成した。これにより、簡単な加工によって、還油通路と還油量調整手段を形成できるようになった。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る圧縮機を図7〜図9に基づいて説明する。
この実施形態は、第1の実施形態における還油通路や還油量調整手段の構成を変更したものであり、その他の構成は共通である。従って、ここでは説明の便宜上、先の説明で用いた符号を一部共通して用い、共通する構成についてはその説明を省略し、変更した個所のみ説明を行う。
中間容量時における圧縮機10の部分拡大図である図7に示されるように、貯油室44はシリンダボア25と連通路46により連通されている。ピストン26の外径は斜板室20側において、反対側よりも縮径されているので、シリンダボア25とピストン26との間のラジアルクリアランス50は、連通路46を介して貯油室44からくる潤滑油を斜板室20内に積極的に導くように形成されており、連通路46とラジアルクリアランス50によって貯油室44内の潤滑油を斜板室20内に導く還油通路が構成される。また、斜板23とピストン26とラジアルクリアランス50によって還油量調整手段が構成される。
図8は最大容量時における圧縮機10の断面図である。図8に示すように、最大容量時には、ピストン26の下死点は、図7よりも前側へと移動する。このとき、ラジアルクリアランス50の還油通路の一部として機能する領域の面積は図7のような中間容量時よりも大きくなるので還油量調整機構の絞り効果が大きくなる。よって、貯油室44から斜板室20への還油量は減少する。一方、圧縮室27からの潤滑油を含んだブローバイガス量は吐出容量の増大に伴い増大する。
図9は最小容量時における圧縮機10の断面図である。図9に示すように、最小容量時には、ピストン26の下死点は、図7よりも後側へと移動する。このとき、ラジアルクリアランス50の還油通路の一部として機能する領域の面積は図7のような中間容量時よりも小さくなるので還油量調整機構の絞り効果が小さくなる。よって、貯油室44から斜板室20への還油量は増大する。一方、圧縮室27からの潤滑油を含んだブローバイガス量は吐出容量の減少に伴い減少する。
以上より、吐出容量に関わらず、斜板室20に送られる潤滑油の量は、還油通路を介した量と、ブローバイガスに含まれる量を合わせて、ほぼ一定となる。
従って、本実施形態の圧縮機によれば、第1の実施形態の効果(1)と同様の効果に加えて、以下に示す効果を得ることができる。
(4)ピストン26の外径を斜板室20側において、反対側よりも縮径させ、還油通路を、貯油室44とシリンダボア25を連通する連通路46と、シリンダボア25とピストン26との摺動面におけるラジアルクリアランス50によって構成し、還油量調整手段を、斜板23とピストン26とラジアルクリアランス50によって構成した。これにより、ピストン26の周面を切削する際に還油通路や還油量調整手段の一部も切削できるので、工程を減らすことができた。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態に係る圧縮機を図10〜図14に基づいて説明する。
この実施形態は、第1の実施形態における還油通路や還油量調整手段の構成を変更したものであり、その他の構成は共通である。従って、ここでは説明の便宜上、先の説明で用いた符号を一部共通して用い、共通する構成についてはその説明を省略し、変更した個所のみ説明を行う。
図10に示されるように、貯油室44はシリンダボア25と連通路51により連通されている。また、連通路51は、そのシリンダボア側の端がピストン摺動方向に51a、51b、51cと3本に並んで分岐している。連通路51は還油通路として機能しており、連通路51a、51b、51cの断面は部分断面図である図11に示すようにピストン摺動方向に長い長円状となっている。また、斜板23とピストン26によって還油量調整手段が構成される。さらに、図10における後方向からみた断面図である図12に示すように、連通路51の一部はシリンダブロック11のリヤハウジング14側の面において環状に形成されており、これによって全てのシリンダボア25と貯油室44はつながっている。
図13は最大容量時における圧縮機10の断面図である。図13に示すように、最大容量時には、ピストン26の下死点は、図10よりも前側へと移動する。このとき、図10に示すような中間容量時には斜板室20へと開放されていた連通路51a、51bは全てピストン26によって塞がれるので絞り効果が大きくなる。よって、貯油室44から斜板室20への還油量は減少する。一方、圧縮室27からの潤滑油を含んだブローバイガス量は吐出容量の増大に伴い増大する。
図14は最小容量時における圧縮機10の断面図である。図14に示すように、最小容量時には、ピストン26の下死点は、図10よりも後側へと移動する。このとき、図10に示すような中間容量時にはピストン26によって塞がれていた連通路51cは斜板室20へと開放されるので絞り効果が小さくなる。よって、貯油室44から斜板室20への還油量は増大する。一方、圧縮室27からの潤滑油を含んだブローバイガス量は吐出容量の減少に伴い減少する。
以上より、吐出容量に関わらず、斜板室20に送られる潤滑油の量は、還油通路を介した量と、ブローバイガスに含まれる量を合わせて、ほぼ一定となる。また、連通路51は図示されないものも含む全てのシリンダボアにつながっているので、全てのシリンダボアにほぼ均等に還油される。よって、ピストン26とシリンダボア25を積極的に潤滑かつ密封させるために、この構造を採用することができる。
従って、本実施形態の圧縮機によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(5)還油通路を貯油室44とシリンダボア25を連通する連通路51とし、還油量調整手段を斜板23とピストン26によって構成した。これにより、簡単な加工によって、還油通路と還油量調整手段を形成できるようになった。
(6)連通路51a、51b、51cの断面をピストン摺動方向に長い長円状とした。これにより、吐出容量が大きくなるにつれて、これらの連通路がピストン26により閉塞される際に、還油量の急激な減少を抑えるようにできた。
(7)連通路51をピストン26の摺動方向に複数設けた。これにより、吐出容量と斜板室20へと開通する還油通路の本数が反比例することにより、吐出容量と還油量がより細やかに反比例するようにできた。
(8)連通路51によって貯油室44と全てのシリンダボア25を連通させた。これにより、ピストン26とシリンダボア25との間の潤滑性と密封性が向上した。
なお上記実施形態は以下のように変更しても良い。
○ 図1において、図15に示すように、導油溝52をピストン26の周面にらせん状に設け、常に導油溝51に接するよう、連通路53を長穴状にしてもよい。これにより、還油通路をより長くすることができる。
○ 図10〜図14において、連通路51a、51b、51cの断面は長穴状となっているが、ピストン摺動方向に引き伸ばされていれば、長方形や菱形など他の形状でもよい。
第1の実施形態に係る容量可変型斜板式圧縮機の中間容量時における断面図 第1の実施形態に係る容量可変型斜板式圧縮機の最大容量時における断面図 第1の実施形態に係る容量可変型斜板式圧縮機の最小容量時における断面図 第2の実施形態に係る容量可変型斜板式圧縮機の中間容量時における断面図 第2の実施形態に係る容量可変型斜板式圧縮機の最大容量時における断面図 第2の実施形態に係る容量可変型斜板式圧縮機の最小容量時における断面図 第3の実施形態に係る容量可変型斜板式圧縮機の中間容量時における拡大図 第3の実施形態に係る容量可変型斜板式圧縮機の最大容量時における拡大図 第3の実施形態に係る容量可変型斜板式圧縮機の最小容量時における拡大図 第4の実施形態に係る容量可変型斜板式圧縮機の中間容量時における断面図 第4の実施形態に係る容量可変型斜板式圧縮機の連通路の部分断面図 第4の実施形態に係る容量可変型斜板式圧縮機の後側からみた断面図 第4の実施形態に係る容量可変型斜板式圧縮機の最大容量時における断面図 第4の実施形態に係る容量可変型斜板式圧縮機の最小容量時における断面図 第1の実施形態の変形例に係る容量可変型斜板式圧縮機の中間容量時における断面図
符号の説明
10・・・容量可変型斜板式圧縮機、20・・・斜板室、27・・・圧縮室、33・・・吸入室、34・・・吐出室、38・・・吐出通路、42・・・油分離室、43・・・分離筒、44・・・貯油室、45・・・給油路、46・・・連通路、47・・・導油溝、49・・・導油溝、50・・・ラジアルクリアランス、51・・・連通路、51a・・・連通路、51b・・・連通路、51c・・・連通路、52・・・導油溝、53・・・連通路

Claims (8)

  1. 斜板室に収容される斜板が駆動軸に一体回転可能かつ、傾斜角変更可能に連結され、前記斜板の外周にはシューを介してピストンが係留されており、前記駆動軸の回転にともなう前記斜板の回転によって、前記ピストンがシリンダボア内で往復直線運動されて、前記シリンダボア内に区画される圧縮室内で冷媒ガスの圧縮が行われ、前記斜板の傾斜角が変更されることによって吐出容量が変更される容量可変型斜板式圧縮機において、
    圧縮された冷媒ガスを外部冷凍回路につながる吐出口まで導く吐出通路中に油分離機構を備え、分離された潤滑油を貯えるための貯油室を備え、前記貯油室と前記斜板室は還油通路によって連通され、前記還油通路は、前記圧縮室の容積が増大するに伴い前記貯油室から前記斜板室への還油量を減少させる還油量調整手段を備えていることを特徴とする容量可変型斜板式圧縮機。
  2. 前記還油通路は、前記貯油室と前記シリンダボアを連通する連通路と、該連通路と前記斜板室を連通する前記ピストン周面に設けられた導油溝とによって構成され、
    前記還油量調整手段は、傾斜角変更可能な前記斜板と、前記斜板の外周に係留された前記ピストンと、断面積が前記連通路の断面積以下である前記導油溝とによって構成され、
    前記斜板の傾斜角が増大し、前記ピストンの下死点位置が下がって、前記導油溝の前記還油通路の一部として機能する部分の距離が長くなることによって、前記貯油室から前記斜板室への還油量が減少することを特徴とする請求項1に記載の容量可変型斜板式圧縮機。
  3. 前記還油通路は、前記貯油室と前記シリンダボアを連通する連通路と、該連通路と前記斜板室を連通する前記シリンダボア周面に設けられた導油溝とによって構成され、
    前記還油量調整手段は、傾斜角変更可能な前記斜板と、前記斜板の外周に係留された前記ピストンと、断面積が前記連通路の断面積以下である前記導油溝とによって構成され、
    前記斜板の傾斜角が増大し、前記ピストンの下死点位置が下がって、前記導油溝の前記還油通路の一部として機能する部分の距離が長くなることによって、前記貯油室から前記斜板室への還油量が減少することを特徴とする請求項1に記載の容量可変型斜板式圧縮機。
  4. 前記シリンダボアと前記ピストンとの摺動面におけるラジアルクリアランスは、前記斜板室とつながる側において前記圧縮室とつながる側よりも拡大されており、
    前記還油通路は、前記貯油室と前記シリンダボアを連通する連通路と、該連通路と前記斜板室を連通する前記ラジアルクリアランスとによって構成され、
    前記還油量調整手段は、傾斜角変更可能な前記斜板と、前記斜板の外周に係留された前記ピストンと、前記ラジアルクリアランスとによって構成され、
    前記斜板の傾斜角が増大し、前記ピストンの下死点位置が下がって、前記ラジアルクリアランスの前記還油通路の一部として機能する領域の面積が大きくなることによって、還油量が減少することを特徴とする請求項1に記載の容量可変型斜板式圧縮機。
  5. 前記還油通路は、前記貯油室と前記シリンダボアを連通する連通路であり、
    前記還油量調整手段は、傾斜角変更可能な前記斜板と、前記斜板の外周に係留された前記ピストンとによって構成され、
    前記斜板の傾斜角が増大し、前記ピストンの下死点位置が下がって、前記連通路の前記シリンダボア側の一端が前記ピストンの周面によって閉塞されることによって、還油量が減少することを特徴とする請求項1に記載の容量可変型斜板式圧縮機。
  6. 前記連通路の前記シリンダボア側の断面はピストン摺動方向に長い長円状であることを特徴とする請求項5に記載の容量可変型斜板式圧縮機。
  7. 前記連通路は前記ピストン摺動方向に複数設けられていることを特徴とする請求項5または6に記載の容量可変型斜板式圧縮機。
  8. 前記還油通路によって前記貯油室と全ての前記シリンダボアが連通していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の容量可変型斜板式圧縮機。
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