JP2009259200A - データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】データ処理装置としての処理効率を高めることを課題とする。
【解決手段】複数のデバイスと、ポートを介してデバイス間のデータ通信を中継するデータ送受信部とを有するデータ処理装置が、データ送受信部によって、ポートを特定するポート番号に対応付けて、各ポートに対応するデバイスが実行するデータ処理を特定する処理機能情報と、各ポートに対応するデバイスの稼働状況に応じて更新される負荷値とを記憶し、受信データに付与された処理機能情報に一致するポート番号の中から、負荷値が最も低いデバイスに対応するポート番号を有するポートに対応するデバイスに対してデータを中継する。また、デバイスによって、データ送受信部に対して、自己が完了させたデータ処理の次に実行すべきデータ処理を特定する処理機能情報が付与された処理済データを送信する。
【選択図】 図1

Description

本件は、データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラムに関する。
従来より、ATCA(Advanced Telecom Computing Architecture)仕様のボードなど、データ処理を実行する複数のデバイスを有し、同一の処理機能が割り当てられた各デバイスの中から一のデバイスを選択して、大量のデータを高速にデータ処理するデータ処理装置がある。
例えば、このデータ処理装置は、暗号化処理を実行するデバイスA、B、CおよびDを含むデバイスグループαと、符号化処理を実行するデバイスE、F、GおよびHを含むデバイスグループβと、データ処理の要求元に対してデータパケットの受信処理および返信処理を実行するデバイスZとを有する。そして、データ処理装置は、全てのデバイス各々に対応する各ポートを有し、デバイス間のデータパケット中継を実行するスイッチ(例えば、L2レイヤスイッチ)をさらに有する。
このようなデータ処理装置によって使用されるデバイスの選択方式には、ラウンドロビン方式と、負荷値(例えば、CPUの稼働率)に応じた処理分散方式(特許文献1参照)とがある。
以下に一例をあげて、ラウンドロビン方式を使用するデータ処理装置について具体的に説明する。図22の(A)の(1)に示すように、データパケットの受信処理を完了したデバイスZは、デバイスA、B、C、D、A、B・・・という固定の順序で、データ処理の要求元からデータパケットを受け付けるごとに、デバイスグループαの中から選択するデバイスを順次変更し、選択したデバイスに対してデータパケットを送信する。
続いて、図22の(A)の(2)に示すように、デバイスZからデータパケットを受け付け、暗号化処理を完了したデバイスAは、デバイスE、F、G、H、E、F・・・という固定の順序で、暗号化処理を完了するごとにデバイスグループβの中から選択するデバイスを順次変更し、選択したデバイスに対してデータパケットを送信する。
そして、デバイスAからデータパケットを受け付け、符号化処理を完了したデバイスEは、デバイスZに対してデータパケットを送信し、デバイスZは、データ処理の要求元にデータパケットを返信する返信処理を実行する。
一方で、負荷値に応じた処理分散方式を使用するデータ処理装置について説明すると、負荷値に応じた処理分散方式を使用するデータ処理装置は、全てのデバイスの負荷状態を監視し、全てのデバイスに対して各デバイスの監視結果を通知するMPU(監視プロセッサ)をさらに有する。
このような構成の下、図22の(B)の(1)に示すように、データパケットの受信処理を完了したデバイスZは、データパケットを受け付けるごとに、MPUから通知された監視結果に基づいて、デバイスグループαの中から最も負荷がかかっていないデバイス(例えば、デバイスA)を選択し、選択したデバイスに対してデータを送信する。
続いて、図22の(B)の(2)に示すように、デバイスZからデータパケットを受け付け、暗号化処理を完了したデバイスAは、MPUから通知された監視結果に基づいて、デバイスグループβの中から最も負荷がかかっていないデバイス(例えば、デバイスE)を選択し、選択したデバイスに対してデータを送信する。
そして、デバイスAからデータパケットを受け付け、符号化処理を完了したデバイスEは、デバイスZに対してデータパケットを送信し、デバイスZは、データ処理の要求元にデータパケットを返信する返信処理を実行する。なお、図22は、従来のデータ処理装置による処理を説明するための図である。
特開2007−26184号公報
ところで、上記した従来の技術は、データ処理装置としての処理能力を最大限に活用できない場合があるという課題があった。
すなわち、上記したラウンドロビン方式を使用したデータ処理装置は、データパケットに含まれたデータ量を考慮せずにデータ処理を実行するデバイスを選択するので、各デバイスが処理するデータ量にかたよりが生じる結果、データ処理装置としての処理能力を最大限に活用できない場合があるという問題点があった。
また、上記した負荷値に応じた処理分散方式を使用したデータ処理装置は、各デバイスがMPUから通知された監視結果に基づいてデバイスを選択する処理も負担しなければならないので、本来各デバイスが実行すべきデータ処理(例えば、暗号化処理や符号化処理)の処理能力が低下する結果、データ処理装置としての処理能力を最大限に活用できない場合があるという問題点があった。
そこで、このデータ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラムは、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、データ処理装置としての処理効率を高めることが可能なデータ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、開示のデータ処理装置は、データ処理を実行する複数のデバイスと、全てのデバイス各々に対応する各ポートを介してデバイス間のデータ通信を中継するデータ送受信部とを有し、予め設定された順番で複数のデバイスにデータ処理を実行させるデータ処理装置である。ここで、前記データ送受信部は、各ポートを特定するポート番号に対応付けて、各ポートに対応するデバイスが実行するデータ処理を特定する処理機能情報と、各ポートに対応するデバイスの稼働状況に応じて更新される負荷値とを記憶するポートテーブルと、デバイスからデータを受信した場合に、前記ポートテーブルを参照して、受信データに付与された処理機能情報に一致するポート番号の中から、前記負荷値が最も低いデバイスに対応するポート番号を選択し、当該ポート番号を有するポートに対応するデバイスに対してデータを中継するデータ中継手段とを備えることを要する。また、前記デバイスは、前記データ送受信部から中継されたデータをデータ処理し、処理済のデータに次に実行すべきデータ処理を特定する処理機能情報を付与して送信するデータ送信手段を備えることを要する。
また、開示のデータ処理方法は、データ処理を実行する複数のデバイスと、全てのデバイス各々に対応する各ポートを介してデバイス間のデータ通信を中継するデータ送受信部とを有するデータ処理装置によって、予め設定された順番で複数のデバイスにデータ処理を実行させるデータ処理方法である。ここで、前記データ送受信部は、各ポートを特定するポート番号に対応付けて、各ポートに対応するデバイスが実行するデータ処理を特定する処理機能情報と、各ポートに対応するデバイスの稼働状況に応じて更新される負荷値とを記憶するポートテーブルを記憶するポートテーブル記憶ステップと、デバイスからデータを受信した場合に、前記ポートテーブル記憶ステップによって記憶されているポートテーブルを参照して、受信データに付与された処理機能情報に一致するポート番号の中から、前記負荷値が最も低いデバイスに対応するポート番号を選択し、当該ポート番号を有するポートに対応するデバイスに対してデータを中継するデータ中継ステップとを含むことを要する。また、前記デバイスは、前記データ送受信部から中継されたデータをデータ処理し、処理済のデータに次に実行すべきデータ処理を特定する処理機能情報を付与して送信するデータ送信ステップを含むことを要する。
また、開示のデータ処理プログラムは、データ処理を実行する複数のデバイスと、全てのデバイス各々に対応する各ポートを介してデバイス間のデータ通信を中継するデータ送受信部とを有するデータ処理装置としてのコンピュータに、予め設定された順番で複数のデバイスにデータ処理を実行させるデータ処理プログラムである。ここで、前記データ処理プログラムは、前記データ送受信部に、各ポートを特定するポート番号に対応付けて、各ポートに対応するデバイスが実行するデータ処理を特定する処理機能情報と、各ポートに対応するデバイスの稼働状況に応じて更新される負荷値とを記憶するポートテーブルを記憶するポートテーブル記憶手順と、デバイスからデータを受信した場合に、前記ポートテーブル記憶手順によって記憶されているポートテーブルを参照して、受信データに付与された処理機能情報に一致するポート番号の中から、前記負荷値が最も低いデバイスに対応するポート番号を選択し、当該ポート番号を有するポートに対応するデバイスに対してデータを中継させるデータ中継手順とを実行させることを要する。また、前記データ処理プログラムは、前記デバイスに、前記データ送受信部から中継されたデータをデータ処理し、処理済のデータに次に実行すべきデータ処理を特定する処理機能情報を付与して送信するデータ送信手順を実行させることを要する。
開示のデータ処理装置によれば、データ処理装置としての処理効率を高めることが可能である。
以下に添付図面を参照して、本実施例に係るデータ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、以下では、この発明が適用されたデータ処理装置(例えば、ATCA仕様のボード)を実施例として説明する。
以下の実施例1では、実施例1で用いる主要な用語、実施例1に係るデータ処理装置の概要および特徴、データ処理装置の構成、データ処理装置の処理の流れを順に説明し、最後に実施例1の効果を説明する。
[実施例1で用いる主要な用語]
まず最初に、本実施例で用いる主要な用語を説明する。実施例1で用いる「処理機能情報」とは、デバイス各々が実行するデータ処理を特定する情報(機能ヘッダ)のことである。例えば、実施例1に係るデータ処理装置が、データ処理の要求元から受け付けたデータを受信処理、暗号化処理、符号化処理および返信処理の順にデータ処理してデータ処理の要求元にデータを返信するように設定されている場合には、暗号化処理が処理機能情報「No.1」に対応し、符号化処理が処理機能情報「No.2」に対応し、返信処理が処理機能情報「エンド」に対応する。なお、処理機能情報の構成は、本発明を特定するものではなく、例えば、1バイトの信号で表される情報である。
[実施例1に係るデータ処理装置の概要および特徴]
次に、図1を用いて実施例1に係るデータ処理装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係るデータ処理装置の概要および特徴を説明するための図である。
実施例1に係るデータ処理装置は、データ処理を実行する複数のデバイス(例えば、デバイスA、B、C)と、全てのデバイス各々に対応する各ポート(例えば、P1、P2、P3)を介してデバイス間のデータ通信を中継するスイッチとを有する。
そして、実施例1に係るデータ処理装置は、予め設定された順番で複数のデバイスにデータ処理を実行させることを概要とする。ここで、実施例1に係るデータ処理装置は、データ処理装置としての処理効率を高めることを主たる特徴とする。
すなわち、実施例1に係るデータ処理装置のスイッチは、各ポートを特定するポート番号に対応付けて、各ポートに対応するデバイスが実行するデータ処理を特定する処理機能情報と、各ポートに対応するデバイスの稼働状況に応じて更新される負荷値とを記憶するポートテーブルを有する。
このような構成の下、例えば、処理機能情報「No.1」に対応する処理機能が割り当てられたデバイスAは、図1の(1)に示すように、受信したデータをデータ処理した場合に、スイッチに対して、自己が完了させたデータ処理の次に実行すべきデータ処理を特定する処理機能情報「No.2」が付与された処理済データを送信する。
デバイスAからデータを受信したスイッチは、図1の(2)に示すように、ポートテーブルを参照して、受信データに付与された処理機能情報「No.2」に一致するポート番号の中から、負荷値が最も低いデバイスに対応するポート番号(例えば、ポート番号「P2」)を選択する。
そして、スイッチは、図1の(3)に示すように、ポート番号「P2」を有するポートに対応するデバイスBに対してデータを中継する。
このようなことから、実施例1に係るデータ処理装置は、上記した主たる特徴のごとく、データ処理装置としての処理効率を高めることが可能である。
[データ処理装置の構成]
次に、図2〜図6を用いて、図1に示したデータ処理装置の構成を説明する。図2は、データ処理装置の構成を示すブロック図である。図3は、デバイスの構成を示すブロック図である。図4は、機能ヘッダ付与部による処理を説明するための図である。図5は、スイッチおよびポートの構成を示すブロック図である。図6は、ポートテーブルに記憶される情報の一例を示した図である。
図2に示すように、このデータ処理装置100は、デバイス200(デバイス200A〜Hおよびデバイス200Z)と、スイッチ300とを備える。ここで、スイッチ300が備えたポート400(ポート400A〜Hおよびポート400Z)は、例えば、ポート400Aがデバイス200Aに対応するというように、デバイス200A〜Hおよびデバイス200Zがポート400A〜Hおよびポート400Zにそれぞれ対応する。なお、以下では、例えば、デバイス200A〜Hおよびデバイス200Zについて、デバイス200A〜H、Zと表記する。
(デバイス)
デバイス200は、例えば、CPUに相当し、各々に割り当てられたデータ処理を実行する。なお、デバイス200A〜H、Zは、同一の構成からなり、例えば、デバイス200A〜Dが暗号化処理を実行し、デバイス200E〜Hが符号化処理を実行し、デバイス200Zがデータ処理の要求元に対してデータパケットの受信処理および返信処理を実行する他は、同一の処理を実行するものである。
デバイス200は、図3に示すように、負荷状態計測部201と、負荷状態送信部202と、データ受信部203と、機能ヘッダ削除部204と、データ処理部205と、機能ヘッダ付与部206と、データ送信部207とを有する。なお、請求の範囲に記載の「データ送信手段」は、機能ヘッダ付与部206に特に関連する。
負荷状態計測部201は、デバイス各々の負荷状態を計測する。具体的には、負荷状態計測部201は、データ処理部205を監視する。そして、負荷状態計測部201は、データ処理部205がデータ処理を実行している時間の長さと、データ処理を実行していない時間の長さとに基づいて、データ処理部205の負荷値(例えば、稼働率70%)を計測し、負荷状態送信部202に対して計測した負荷値を送信する。
負荷状態送信部202は、負荷状態計測部201から受け付けた負荷値をデバイス200に対応するポート400に対して送信する。なお、例えば、デバイス200Aの負荷状態送信部202に接続されるバス(太線)は、ポート400Aに備えられた後述の負荷状態受信部402に接続されるものである。
データ受信部203は、デバイス間で通信されるデータを受信する。具体的には、データ受信部203は、ポート400から受け付けたデータパケットを機能ヘッダ削除部204に対して送信する。なお、例えば、デバイス200Aのデータ受信部203に接続される各バスは、ポート400B〜H、Zにそれぞれ備えられた後述のポート選択処理部404に接続されるものである。
機能ヘッダ削除部204は、データに付与された処理機能情報を削除する。具体的には、機能ヘッダ削除部204は、データ受信部203から受け付けたデータパケットから、処理機能情報(機能ヘッダ)を削除し、データパケットに含まれているデータをデータ処理部205に対して送信する。
データ処理部205は、デバイス200各々に割り当てられたデータ処理を実行する。具体的には、データ処理部205は、機能ヘッダ削除部204から受け付けたデータを暗号化処理(または、送受信処理、復号化処理)する。そして、データ処理部205は、処理済のデータを機能ヘッダ付与部206に対して送信する。
機能ヘッダ付与部206は、次に実行すべきデータ処理を特定する処理機能情報を処理済のデータに付与する。具体的には、機能ヘッダ付与部206は、図4に示すように、データ処理部205から受け付けた処理済のデータに、データ処理部205によって実行されたデータ処理の次に実行すべきデータ処理を特定する処理機能情報を付与してデータパケットを生成する。そして、機能ヘッダ付与部206は、生成したデータパケットをデータ送信部207に対して送信する。
例えば、デバイス200Zの機能ヘッダ付与部206は、受信処理済のデータをデータ処理部205から受け付けた場合には、図4の(A)に示すように、受信処理済のデータに暗号化処理を特定する処理機能情報「No.1」を付与してデータパケットを生成する。
また、デバイス200A〜Dの機能ヘッダ付与部206は、暗号化処理済のデータをデータ処理部205から受け付けた場合には、図4の(B)に示すように、暗号化処理済のデータに符号化処理を特定する処理機能情報「No.2」を付与してデータパケットを生成する。
また、デバイス200E〜Hの機能ヘッダ付与部206は、符号化処理済のデータをデータ処理部205から受け付けた場合には、図4の(C)に示すように、符号化処理済のデータに返信処理を特定する処理機能情報「エンド」を付与してデータパケットを生成する。
データ送信部207は、機能ヘッダ付与部206から受け付けたデータパケットをデバイス200各々に対応するポート400に対して送信する。なお、例えば、デバイス200Aのデータ送信部207に接続されるバスは、ポート400Aに備えられた後述のポート選択処理部404に接続されるものである。
(スイッチおよびポート)
ポート400は、図5に示すように、ポートテーブル401と、負荷状態受信部402と、ポートテーブル更新処理部403と、ポート選択処理部404とを有する。なお、請求の範囲に記載の「ポートテーブル」は、ポートテーブル401に特に関連し、請求の範囲に記載の「データ中継手段」は、ポート選択処理部404に特に関連する。
ポート400は、図5に示すように、ポートテーブル401と、負荷状態受信部402と、ポートテーブル更新処理部403と、ポート選択処理部404とを有する。なお、請求の範囲に記載の「ポートテーブル」は、ポートテーブル401に特に関連し、請求の範囲に記載の「データ中継手段」は、ポート選択処理部404に特に関連する。
ポートテーブル401は、図6に示すように、各ポート400を特定するポート番号に対応付けて、各ポート400に対応するデバイス200が実行するデータ処理を特定する処理機能情報と、各ポート400に対応するデバイス200の稼働状況に応じて更新される負荷値とを記憶する。
ここで、ポート番号および処理機能情報は、データ処理装置100の駆動の開始とともに格納される情報である。また、負荷値は、ポートテーブル更新処理部403によって適宜更新される情報である。
負荷状態受信部402は、ポート400各々に対応するデバイス200から受け付けた負荷値を他のポート400に送信する。例えば、ポート400Aの負荷状態受信部402は、デバイス200Aから負荷値を受け付けた場合に、ポートテーブル更新バスに対して、ポート400Aのポート番号P1と、デバイス200Aの負荷値(例えば、稼働率70%)とを送信する。
なお、例えば、ポート400Aの負荷状態受信部402に接続される各バスは、ポート400Aに対応するデバイス200Aに備えられた負荷状態送信部202と、ポートテーブル更新バスに接続されるものである。
ここで、ポートテーブル更新バスは、例えば、ポート400Aの負荷状態受信部402から受け付けたポート400Aのポート番号P1およびデバイス200Aの負荷値(例えば、70%)を、全てのポート400A〜H、Zに備えられたポートテーブル更新処理部403に対してそれぞれ送信する。
ポートテーブル更新処理部403は、デバイス200各々の稼働状況に応じてポートテーブル401を更新する。具体的には、ポートテーブル更新処理部403は、ポートテーブル更新バスを介してポート400からポート番号および負荷値を受け付けると、ポートテーブル401に記憶されているポート番号に対応する負荷値を更新する。
なお、例えば、ポート400Aのポートテーブル更新処理部403に接続されるバスは、ポートテーブル更新バスを介して、全てのポート400A〜H、Zに備えられた負荷状態受信部402に接続されるものである。
ポート選択処理部404は、デバイス200からデータを受信した場合に、ポートテーブル401を参照して、受信データに付与された処理機能情報に一致するポート番号の中から、負荷値が最も低いデバイス200に対応するポート番号を選択し、このポート番号を有するポート400に対応するデバイス200に対してデータを中継する。
例えば、ポート400Zのポート選択処理部404は、デバイス200Zからデータパケットを受け付けると、受信処理済のデータに付与された処理機能情報「No.1」を読み込む。続いて、ポート400Zのポート選択処理部404は、ポートテーブル401を参照して、処理機能情報「No.1」に対応するポート番号(P1〜P4(図6参照))の中から、負荷値が最も低いデバイス200Bに対応するポート番号P2を選択する。そして、ポート400Zのポート選択処理部404は、ポート番号P2に対応するデバイス200Bに対してデータを中継する。
また、例えば、ポート400A〜Dのポート選択処理部404は、デバイス200A〜Dからデータパケットを受け付けると、暗号化処理済のデータに付与された処理機能情報「No.2」を読み込む。そして、ポート400A〜Dのポート選択処理部404は、ポートテーブル401を参照して、処理機能情報「No.2」に対応するポート番号(P5〜P8(図6参照))の中から、負荷値が最も低いデバイス200Hに対応するポート番号P8を選択する。そして、ポート400A〜Dのポート選択処理部404は、このポート番号P8に対応するデバイス200Hに対してデータを中継する。
また、例えば、ポート400E〜Hのポート選択処理部404は、デバイス200A〜Dからデータパケットを受け付けると、符号化処理済のデータに付与された処理機能情報「エンド」を読み込む。そして、ポート400E〜Hのポート選択処理部404は、ポートテーブル401を参照して、処理機能情報「エンド」に対応するポート番号P9を選択する。そして、ポート400E〜Hのポート選択処理部404は、このポート番号P9に対応するデバイス200Zに対してデータを中継する。
なお、例えば、ポート400Aのポート選択処理部404からデバイス200Aに接続されるバスは、デバイス200Aに備えられたデータ送信部207に接続されるものである。また、ポート400Aのポート選択処理部404に接続され、スイッチ300を経由する各バスは、デバイス200B〜HおよびZにそれぞれ備えられたデータ受信部203に接続されるものである。
[データ処理装置による処理]
次に、データ処理装置100による処理を説明する。実施例1に係るデータ処理装置100は、データ処理の要求元から受け付けたデータを受信処理、暗号化処理、符号化処理および返信処理の順に実行するものとする。そして、以下では、図7を用いて、デバイス200が、ポート400からデータパケットを受信してから、ポート400に対してデータパケットを送信するまでの処理の流れを説明する。また、図8を用いて、ポート400が、デバイス200からデータパケットを受信してから、他のデバイス200に対してデータパケットを中継するまでの処理の流れを説明する。
図7は、デバイスによる処理の流れを示すフローチャート図である。図8は、ポートによる処理の流れを示すフローチャート図である。なお、デバイス200およびポート400による処理は、データ処理装置100の駆動の停止とともに終了するものとする。
図7に示すように、デバイス200は、ポート400からデータパケットを受け付けると(ステップS1001肯定)、データパケットから処理機能情報を削除し(ステップS1002)、デバイス200各々に割り当てられたデータ処理を実行する(ステップS1003)。
続いて、デバイス200は、処理済のデータに、次に実行すべきデータ処理を特定する処理機能情報を付与してデータパケットを生成し(ステップS1004)、データパケットをデバイス各々に対応するポート400に対して送信し(ステップS1005)、再びデータパケットの受信を待機する(ステップS1001否定)。
図8に示すように、ポート400は、デバイス200からデータパケットを受け付けると(ステップS2001肯定)、処理済のデータに付与された処理機能情報を読み込み(ステップS2002)、処理機能情報に対応するポート番号の中から、負荷値が最も低いデバイス200に対応するポート番号を選択する(ステップS2003)。
そして、ポート400は、選択したポート番号に対応するデバイス200に対してデータパケットを中継し(ステップS2004)、再びデータパケットの受信を待機する(ステップS2001否定)。
[実施例1の効果]
上記したように、実施例1によれば、データ処理装置としての処理効率を高めることが可能である。例えば、実施例1に係るデータ処理装置は、同一の処理機能が割り当てられた各デバイスに負荷を均等に分散し、かつ、デバイスが本来実行すべきデータ処理の処理能力を高めることができるので、データ処理装置としての処理効率を高めることが可能である。
ところで、実施例1に係るデータ処理装置100において、プログラムアクセスエラーなどの障害が発生し、データ処理を実行することができないデバイス200にデータが送信され、データ処理装置100としての処理能力を最大限に活用できない場合がある。
そこで、実施例2では、障害が発生していない各デバイス200の中から一のデバイス200を選択する場合を説明する。なお、実施例2では、実施例2に係るデータ処理装置100の構成およびデータ処理装置100による処理の流れを説明した後、実施例2による効果を説明する。
[実施例2に係るデータ処理装置の構成]
まず、図9、図10および図11を用いて実施例2に係るデータ処理装置100の構成を説明する。図9は、実施例2に係るデバイスの構成を示すブロック図である。図10は、実施例2に係るスイッチおよびポートの構成を示すブロック図である。図11は、実施例2に係るポートテーブルに記憶される情報の一例を示した図である。
(デバイス)
実施例2に係るデバイス200の構成は、障害検出部208と、障害情報送信部209とを新たに備える他は、実施例1に係るデバイス200と以下に説明する点が異なる。
すなわち、障害検出部208は、デバイス200各々の障害を検出する。具体的には、障害検出部208は、データ処理部205を監視し、データ処理部205にデバイス障害やソフトウェア障害(例えば、プログラムアクセスエラー)の発生を検出した場合に、障害情報送信部209に対して障害が発生した旨を示した障害情報を送信する。
障害情報送信部209は、障害検出部208から受け付けた障害情報をデバイス200各々に対応するポート400に対して送信する。なお、例えば、デバイス200Aの障害検出部208に接続されるバスは、ポート400Aに備えられた後述の障害情報受信部405に接続されるものである。
(スイッチおよびポート)
実施例2に係るスイッチ300およびポート400の構成は、障害情報受信部405を新たに備える他は、実施例1に係るスイッチ300およびポート400と以下に説明する点が異なる。
すなわち、ポートテーブル401は、ポート番号に対応付けて、障害が発生したデバイスを特定する障害情報を記憶する。具体的には、ポートテーブル401は、図11に示すように、デバイス200ごとに、処理機能情報と、負荷値と、デバイスに障害が発生したか否かを示した障害情報とを、デバイス200各々に対応するポート400のポート番号に対応付けて記憶する。
ここで、障害情報は、障害の発生もしくは障害からの復旧にともない、適宜更新される情報である。また、障害情報の「1」は、デバイス200に障害が発生していないことを示す情報であり、障害情報の「0」は、デバイス200に障害が発生していることを示す情報である。
障害情報受信部405は、ポート400各々に対応するデバイス200から受け付けた障害情報を他のポート400に送信する。例えば、ポート400Aの障害情報受信部405は、デバイス200Aから障害情報を受け付けた場合に、ポートテーブル更新バスに対して、ポート400Aのポート番号P1と、デバイス200Aの障害情報(「1」もしくは「0」)とを送信する。
なお、例えば、ポート400Aの障害情報受信部405に接続される各バスは、デバイス200Aに備えられた障害情報送信部209と、ポートテーブル更新バスに接続されるものである。ここで、ポートテーブル更新バスは、例えば、ポート400Aの障害情報受信部405から受け付けたポート400Aのポート番号P1およびデバイス200Aの障害情報を全てのポート400A〜H、Zに備えられたポートテーブル更新処理部403に対してそれぞれ送信する。
ポートテーブル更新処理部403は、ポートテーブル更新バスを介して他のポート400からポート番号および障害情報を受け付けると、ポートテーブル401に記憶されているポート番号に対応する障害情報を更新する。例えば、ポートテーブル更新処理部403は、ポート400Aのポート番号P1と、障害情報「0」とを受け付けると、ポート番号P1に対応する障害情報を「1」から「0」に更新する。
ポート選択処理部404は、障害情報に対応しないポート番号を選択する。例えば、ポート400A〜Dのポート選択処理部404は、デバイス200A〜Dからデータパケットを受け付けると、暗号化処理済のデータに付与された処理機能情報「No.2」を読み込む。そして、ポート400A〜Dのポート選択処理部404は、ポートテーブル401を参照して、処理機能情報「No.2」に対応するポート番号(P5〜P8(図11参照))の中から、デバイスに障害が発生していないことを示す障害情報「1」に対応する各ポート番号(P5〜P7)を選択する。
続いて、ポート400A〜Dのポート選択処理部404は、選択した各ポート番号(P5〜P7)の中から、負荷値が最も低いデバイス200Gに対応するポート番号P7を選択する。そして、ポート400A〜Dのポート選択処理部404は、このポート番号P7に対応するデバイス200Gに対してデータを中継する。
[実施例2に係るデータ処理装置による処理]
次に、図12を用いて、実施例2に係るデータ処理装置による処理を説明するが、以下では、実施例2に係るデータ処理装置に特徴的なポート400がデバイス200からデータパケットを受信してから、他のデバイス200に対してデータパケットを中継するまでの流れを説明する。図12は、実施例2に係るポートによるデータ処理の流れを示すフローチャート図である。
図12に示すように、ポート400は、デバイス200からデータパケットを受け付けると(ステップS3001肯定)、処理済のデータに付与された処理機能情報を読み込み(ステップS3002)、処理機能情報に対応するポート番号の中から、デバイスに障害が発生していないことを示す障害情報に対応する各ポート番号を選択する(ステップS3003)。
続いて、ポート400は、選択した各ポート番号の中から、負荷値が最も低いデバイス200に対応するポート番号を選択する(ステップS3004)。
そして、ポート400は、選択したポート番号に対応するデバイス200に対してデータパケットを中継し(ステップS3005)、再びデータパケットの受信を待機する(ステップS3001否定)。
[実施例2の効果]
上記したように、実施例2によれば、デバイスに障害が発生したときのデータ処理装置としての処理効率を高めることが可能である。例えば、実施例2に係るデータ処理装置は、障害が発生したデバイスにデータパケットを送信しないので、デバイスに障害が発生したときのデータ処理装置としての処理効率を高めることが可能である。
ところで、デバイス200には、メモリに格納していたプログラムを書き換えることによって、割り当てられた処理機能を変更することが可能な、いわゆる、リコンフィグラブルデバイスがある。
そこで、実施例3では、実施例2に係るデータ処理装置100のデバイス200A〜H、Zにリコンフィグラブルデバイスを適用し、例えば、データ処理装置100の駆動中にデバイス200Aに割り当てられた暗号化処理を符号化処理に変更する場合を説明する。なお、実施例3では、実施例3に係るデータ処理装置100の構成およびデータ処理装置100による処理の流れを説明した後、実施例3による効果を説明する。
[実施例3に係るデータ処理装置の構成]
まず、図13、図14および図15を用いて実施例3に係るデータ処理装置100の構成を説明する。図13は、実施例3に係るデバイスの構成を示すブロック図である。図14は、実施例3に係るスイッチおよびポートの構成を示すブロック図である。図15は、実施例3に係るポートテーブル更新処理部による処理を説明するための図である。
(デバイス)
実施例3に係るデバイス200の構成は、処理機能変更部210と、機能変更情報送信部211とを新たに備える他は、実施例2に係るデバイス200と以下に説明する点が異なる。
すなわち、処理機能変更部210は、デバイス200に割り当てられた処理機能を変更する。具体的に一例をあげて説明すると、デバイス200Aの処理機能変更部210は、機能変更指令としての符号化処理プログラムを受け付けると、障害情報送信部209に対して障害が発生した旨を示した障害情報「0」の送信を依頼する。
続いて、処理機能変更部210は、データ処理部205のメモリに格納されていた暗号化処理プログラムを消去し、データ処理部205のメモリに符号化処理プログラムを新たに格納し、機能変更情報変更部211に対して、符号化処理を特定する処理機能情報「No.2」を送信する。
そして、処理機能変更部210は、障害情報送信部209に対して障害が発生していない旨を示した障害情報「1」の送信を依頼する。
障害情報送信部209は、処理機能変更部210から障害情報の送信依頼を受け付けた場合に、障害情報「1」(もしくは「0」)をデバイス200各々に対応するポート400に対して送信する。
機能変更情報送信部211は、処理機能変更部210から受け付けた処理機能情報をデバイス200各々に対応するポート400に対して送信する。なお、例えば、デバイス200Aの機能変更情報送信部211に接続されるバスは、ポート400Aに備えられた後述の機能変更情報受信部406に接続されるものである。
(スイッチおよびポート)
実施例2に係るスイッチ300およびポート400の構成は、機能変更情報受信部406を新たに備える他は、実施例2に係るスイッチ300およびポート400と以下に説明する点が異なる。なお、請求の範囲に記載の「処理機能情報更新手段」は、実施例3に係るポートテーブル更新処理部403に特に関連する。
すなわち、機能変更情報受信部406は、ポート400各々に対応するデバイス200から受け付けた機能変更情報をポート400に送信する。例えば、ポート400Aの機能変更情報受信部406は、デバイス200Aから符号化処理を特定する処理機能情報「No.2」を受け付けた場合に、ポートテーブル更新バスに対してポート400Aのポート番号P1と、符号化処理を特定する処理機能情報「No.2」とを送信する。
なお、例えば、ポート400Aの機能変更情報受信部406に接続される各バスは、ポート400Aに対応するデバイス200Aに備えられた機能変更情報送信部211と、ポートテーブル更新バスに接続されるものである。ここで、ポートテーブル更新バスは、例えば、ポート400Aの機能変更情報受信部406から受け付けたポート400Aのポート番号P1および符号化処理を特定する処理機能情報「No.2」を全てのポート400A〜H、Zに備えられたポートテーブル更新処理部403に対してそれぞれ送信する。
ポートテーブル更新処理部403は、デバイス各々が実行するデータ処理が変更された場合に、ポートテーブル401に記憶されている処理機能情報を更新する。
具体的に一例をあげて説明すると、ポート400Aのポートテーブル更新処理部403は、ポートテーブル更新バスを介してポート400Aのポート番号P1と、障害情報「0」とを受け付けると、ポートテーブル401に記憶されているポート番号P1に対応する障害情報を「1」から「0」に変更する(図15の(A)参照)。(デバイス200Aの処理機能を変更している間に、デバイス200Aに対するデータパケットの送信を抑制する趣旨である。)
続いて、ポートテーブル更新処理部403は、ポートテーブル更新バスを介してポート400Aのポート番号P1および符号化処理を特定する処理機能情報「No.2」を受け付け、ポートテーブル401に記憶されているポート番号P1に対応する処理機能情報を、暗号化処理を特定する処理機能情報「No.1」から符号化処理を特定する「No.2」に更新する(図15の(B)参照)。
そして、ポートテーブル更新処理部403は、ポートテーブル更新バスを介してポート400Aのポート番号P1と、障害情報「1」とを受け付け、ポートテーブル401に記憶されているポート番号P1に対応する障害情報を「0」から「1」に変更する(図15の(C)参照)。(デバイス200Aに対するデータパケットの送信の抑制を解除する趣旨である。)
[実施例3に係るデータ処理装置による処理]
次に、実施例3に係るデータ処理装置による処理を説明するが、以下では、図16および図17を用いて、実施例3に係るデータ処理装置による機能変更処理を説明する。
図16は、実施例3に係るデバイスによる処理の流れを示すフローチャート図である。図17は、実施例3に係るポートによる処理の流れを示すフローチャート図である。
図16に示すように、デバイス200は、機能変更指令としてのプログラムを受け付けると(ステップS4001肯定)、デバイス200各々に対応するポート400に対して障害が発生した旨を示した障害情報「0」を送信し(ステップS4002)、メモリに格納されていたプログラムを消去して、メモリに受信したプログラムを新たに格納する(ステップS4003)。
続いて、処理機能変更部210は、受信したプログラムによるデータ処理を特定する処理機能情報をデバイス各々に対応するポート400に対して送信し(ステップS4004)、デバイス各々に対応するポート400に対して障害が発生していない旨を示した障害情報「1」を送信し(ステップS4005)、機能変更処理を終了する。
図17に示すように、ポート400は、デバイス200からポート番号と、障害情報「0」とを受け付けると(ステップS5001肯定)、受け付けたポート番号に対応する障害情報を「1」から「0」に変更する(ステップS5002)。
続いて、ポート400は、ポート番号および変更後の機能処理を特定する処理機能情報を受け付け(ステップS5003肯定)、受け付けたポート番号に対応する処理機能情報を更新する(ステップS5004)。
そして、ポート400は、デバイス200からポート番号と、障害情報「1」とを受け付け(ステップS5005肯定)、受け付けたポート番号に対応する障害情報を「0」から「1」に変更し、機能変更処理を終了する。
[実施例3の効果]
上記したように、実施例3によれば、駆動中に各デバイスに割り当てられた機能処理を変更可能なデータ処理装置であっても適用することが可能である。
ところで、同一の処理機能が割り当てられた各デバイス200にかかる処理負荷が少ない場合には、同一の処理機能が割り当てられた各デバイス200の内、いずれかのデバイス200に対する電力供給を停止するようにしてもよい。
そこで、実施例4では、デバイス200にかかる処理負荷に応じてデータ処理を実行するデバイス200の数を切り替えることで、電力消費を低減する場合を説明する。なお、実施例4では、実施例4に係るデータ処理装置100の構成およびデータ処理装置100による処理の流れを説明した後、実施例4による効果を説明する。
[実施例4に係るデータ処理装置の構成]
まず、図18および図19を用いて実施例4に係るデータ処理装置100の構成を説明する。図18は、実施例4に係るデータ処理装置の構成を示すブロック図である。図19は、実施例4に係るポートテーブルに記憶される情報の一例を示した図である。
実施例4に係るデータ処理装置100の構成は、スイッチ300に電源供給制御部500を新たに備え、データ処理装置100にDC−DC変換部600およびモード設定部700を新たに備える他は、実施例1に係るデータ処理装置100と同様の構成要素を有する。そして、実施例4に係るデータ処理装置100の構成は、実施例1に係るデータ処理装置100と以下に説明する点が異なる。
モード設定部700は、データ処理にかかる負荷を複数のデバイス200に分散する均等負荷分散状態と、データ処理を実行するデバイス200の数を減らして無駄な電力消費を低減する集中型負荷分散状態とからなるデータ処理装置100の制御状態の内、いずれかの制御状態を選択する制御状態選択指示をユーザから受け付ける。そして、モード設定部700は、ユーザから受け付けた制御状態選択指示に応じて、均等負荷分散状態もしくは集中型負荷分散状態の内、いずれかの制御状態を全てのポート選択処理部404に設定する。
ポートテーブル401は、ポート番号に対応付けて、電源供給の有無を特定するためのValid情報を記憶する。具体的には、ポートテーブル401は、図19に示すように、処理機能情報と、負荷値と、電源供給中であるか否かを示したValid情報とを、デバイス200各々に対応するポート400のポート番号に対応付けて記憶する。ここで、Valid情報「1」は、対応するデバイス200が電源供給を受けており、データ処理を実行可能であることを示す情報であり、Valid情報「0」は、対応するデバイス200が電源供給を受けておらず、データ処理を実行不能であることを示す情報である。
ポート選択処理部404は、制御状態が均等負荷分散状態にあるときには、デバイス200からデータを受信した場合に、ポートテーブル401を参照して、受信データに付与された処理機能情報に一致するポート番号の中から、負荷値が最も低いデバイス200に対応するポート番号を選択し、このポート番号を有するポート400に対応するデバイス200に対してデータを中継する。
また、ポート選択処理部404は、制御状態が集中型負荷分散状態にあるときには、データ処理を実行可能なデバイス200に対応する各ポート番号の中で、負荷値が最も高いデバイス200に対応するポート番号を選択し、このポート番号を有するポート400に対応するデバイス200に対してデータを中継する。例えば、ポート選択処理部404は、データパケットを受け付けると、受信処理済のデータに付与された処理機能情報を読み込む。
続いて、ポート選択処理部404は、ポートテーブル401を参照して、読み出した処理機能情報に対応し、かつ、Valid情報「1」に対応するポート番号を選択する。次に、ポート選択処理部404は、選択したポート番号の中から負荷値が100%に到達しておらず、かつ、負荷値が最も高いデバイス200に対応するポート番号を選択する。そして、ポート選択処理部404は、選択したポート番号に対応するデバイス200に対してデータを中継する。
電源供給制御部500は、ポートテーブル501と、ポートテーブル更新処理部502と、電源制御信号送信部503とを備える。ポートテーブル501は、上述したポートテーブル401と同一の構成を有し、ポートテーブル501に記憶されている情報は、各ポート400のポートテーブル401に記憶されている情報に同期するように更新される。
ポートテーブル更新処理部502は、各デバイス200の稼働状況に応じて、Valid情報を更新する。例えば、ポートテーブル更新処理部502は、デバイス200Aに対応するポート番号P1の負荷値が予め設定されている電力供給開始閾値(例えば、60%)を上回った場合には、デバイス200Bに対応するポート番号P2のValid情報「0」をValid情報「1」に更新する。ここで、Valid情報を更新するポート番号は、ラウンドロビン方式で選択してもよいし、ポート番号の若い順番で選択するようにしてもよい。
また、ポートテーブル更新処理部502は、デバイス200Aに対応するポート番号P1の負荷値が予め設定されている電力供給停止閾値(例えば、40%)を下回ると、デバイス200Bに対応するポート番号P2のValid情報「1」をValid情報「0」に更新する。
電源制御信号送信部503は、ポートテーブル更新処理部502によってポートテーブル501のValid情報が更新されると、更新されたValid情報に対応するポート番号と、Valid情報の更新内容とを含んだ電源制御信号をDC−DC変換部500に対して送信する。例えば、電源制御信号送信部503は、ポートテーブル更新処理部502により、ポート番号P2に対応するValid情報「0」がValid情報「1」に更新された場合には、ポート番号P2およびValid情報「1」を含んだ電源制御信号をDC−DC変換部500に対して送信する。また、例えば、電源制御信号送信部503は、ポートテーブル更新処理部502により、ポート番号P2に対応するValid情報「1」がValid情報「0」に更新された場合には、ポート番号P2およびValid情報「0」を含んだ電源制御信号をDC−DC変換部500に対して送信する。
DC−DC変換部600は、各デバイス200に対する電源供給を制御する。例えば、DC−DC変換部600は、電源制御信号送信部503からポート番号P2およびValid情報「1」を含んだ電源制御信号を受け付けた場合には、ポート番号P2に対応するデバイス200Bに対する電源供給を開始する。また、DC−DC変換部600は、電源制御信号送信部503からポート番号P2およびValid情報「0」を含んだ電源制御信号を受け付けた場合には、ポート番号P2に対応するデバイス200Bに対する電源供給を停止する。
[実施例4に係るデータ処理装置による処理]
次に、図20を用いて、実施例4に係るデータ処理装置による処理を説明する。なお、以下では、集中型負荷分散状態を選択する状態選択指示をユーザから受け付けた場合の電源供給制御部500およびDC−DC変換部600による処理を説明する。また、以下に説明する処理は、データ処理装置の駆動の停止とともに処理を終了する。図20は、実施例4に係るデータ処理装置による処理の流れを示すフローチャート図である。
図20に示すように、ポートテーブル更新処理部502は、いずれかのデバイス200に対応するポート番号の負荷値が電力供給停止閾値を下回ると(ステップS7001肯定)、電力供給停止閾値を下回ったポート番号と同一の処理機能情報に対応するポート番号の中で、いずれかのポート番号に対応するValid情報「1」をValid情報「0」に更新する(ステップS7002)。続いて、DC−DC変換部600は、Valid情報が「1」に変わったポート番号に対応するデバイスに対する電源供給を停止する(ステップS7003)。
また、ポートテーブル更新処理部502は、いずれかのデバイス200に対応するポート番号の負荷値が電力供給開始閾値を上回ると(ステップS7004肯定)、電力供給開始閾値を上回ったポート番号と同一の処理機能情報に対応するポート番号の中で、いずれかのポート番号に対応するValid情報「0」をValid情報「1」に更新する(ステップS7005)。続いて、DC−DC変換部600は、Valid情報が「1」に変わったポート番号に対応するデバイスに対する電源供給を開始する(ステップS7006)。
[実施例4の効果]
上記したように、実施例4によれば、同一の処理機能が割り当てられた各デバイスにかかる処理負荷が少ない場合には、電力を供給するデバイスの数を減らすことができるので、無駄な電力消費を低減することが可能である。
なお、例えば、特開2005−4757号公報、特開2001−251664号公報および特開平8−161274号公報に開示されている技術のように複数のデバイスの処理負荷のバランスを取るための技術が従来からある。この従来の技術に比べ、上記した実施例1〜3によれば、ポートテーブルを用いて簡易に複数のデバイスの処理負荷のバランスを取ることができる。
さて、これまで実施例1〜4について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、実施例5として、他の実施例を説明する。
例えば、本発明は、所定のデータ処理が完了した後、この所定のデータ処理の次に実行すべきデータ処理を実行することが可能な複数のデバイスの中から一のデバイスを、デバイス200以外の構成要素によって選択すればよく、様々な構成形態をとることが可能である。
具体的に例をあげると、実施例1〜4に係るデータ処理装置100では、各ポート400にそれぞれポートテーブル401を備える場合を説明したが、各ポート400に共通のポートテーブル401を備えるようにしてもよい。
また、実施例1に係るデータ処理装置100では、各デバイス200に負荷状態計測部201および負荷状態送信部202を備える場合を説明したが、全てのポート400に対して各デバイスの負荷状態を通知するMPU(監視プロセッサ)を、各デバイス200から分離した構成要素として備えるようにしてもよい。
また、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(例えば、図1、図6、図11、図15および図19に示した記憶情報や図4に示したデータパケットの構成)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図3に示した、データ受信部203と、データ送信部207とを統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
ところで、本発明はあらかじめ用意されたプログラムをデータ処理装置100としてのコンピュータで実行することによって実現するようにしてもよい。そこで、以下では、図18を用いて、上記の実施例に示したデータ処理装置100と同様の機能を有するデータ処理プログラムを実行するコンピュータを一例として説明する。図21は、データ処理プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、データ処理装置100としてのコンピュータ1100は、デバイス200としてのCPU1200、ポート400としてのCPU1400、ROM1500、HDD1600、RAM1700および外部IF1800をバスなどで接続する。
ROM1500には、図21に示すように、上記の実施例1に示したデバイス200と同様の機能を発揮するプログラム、つまり、負荷状態計測プログラム1501、負荷状態送信プログラム1502、データ受信プログラム1503、機能ヘッダ削除プログラム1504、データ処理プログラム1505(例えば、暗号化処理プログラム)、機能ヘッダ付与プログラム1506およびデータ送信プログラム1507があらかじめ記憶される。さらに、ROM1500には、上記の実施例1に示したポート400と同様の機能を発揮するプログラム、つまり、負荷状態受信プログラム1508、ポートテーブル更新処理プログラム1509およびポート選択処理プログラム1510があらかじめ記憶されている。なお、これらのプログラム1501〜プログラム1510については、図3または図5に示したデータ処理装置100の各構成要素と同様、適宜統合または、分散してもよい。
そして、各CPU1200がプログラム1501〜プログラム1507をROM1500から読み出して実行することで、図21に示すように、プログラム1501〜プログラム1507は、負荷状態計測プロセス1201、負荷状態送信プロセス1202、データ受信プロセス1203、機能ヘッダ削除プロセス1204、データ処理プロセス1205、機能ヘッダ付与プロセス1206およびデータ送信プロセス1207として機能するようになる。
また、各CPU1400がプログラム1508〜プログラム1510をROM1500から読み出して実行することで、図21に示すように、プログラム1508〜プログラム1510は、負荷状態受信プロセス1408、ポートテーブル更新処理プロセス1409、ポート選択処理プロセス1410として機能するようになる。
なお、プロセス1201〜プロセス1207は、図3に示した、負荷状態計測部201と、負荷状態送信部202と、データ受信部203と、機能ヘッダ削除部204と、データ処理部205と、機能ヘッダ付与部206と、データ送信部207とにそれぞれ対応し、プロセス1408〜プロセス1410は、図5に示した、負荷状態受信部402と、ポートテーブル更新処理部403と、ポート選択処理部404とにそれぞれ対応する。
また、HDD1600には、図21に示すように、ポートテーブル1601が設けられ、CPU1200がHDD1600からポートテーブル1601を読み出してRAM1700に格納しRAM1700に格納されたポートテーブルデータ1701に基づいて処理を実行する。なお、図3に示した例では、各ポート400にそれぞれポートテーブル401が設けられる場合を説明したが、図21に示した例では、各CPU1400が共通のポートテーブルデータ1701に基づいて処理を実行するものとする。なお、ポートテーブルデータ1701は、図5に示した、ポートテーブル401に対応する。
なお、上記した各プログラム1501〜プログラム1510については、必ずしも最初からROM1500に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ1100に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、またはコンピュータ1100の内外に備えられるHDDなどの「固定用の物理媒体」、さらには公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ1100に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ1100がこれから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の実施例1〜5を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)データ処理を実行する複数のデバイスと、全てのデバイス各々に対応する各ポートを介してデバイス間のデータ通信を中継するデータ送受信部とを有し、予め設定された順番で複数のデバイスにデータ処理を実行させるデータ処理装置であって、
前記データ送受信部は、
各ポートを特定するポート番号に対応付けて、各ポートに対応するデバイスが実行するデータ処理を特定する処理機能情報と、各ポートに対応するデバイスの稼働状況に応じて更新される負荷値とを記憶するポートテーブルと、
デバイスからデータを受信した場合に、前記ポートテーブルを参照して、受信データに付与された処理機能情報に一致するポート番号の中から、前記負荷値が最も低いデバイスに対応するポート番号を選択し、当該ポート番号を有するポートに対応するデバイスに対してデータを中継するデータ中継手段とを備え、
前記デバイスは、
前記データ送受信部から中継されたデータをデータ処理し、処理済のデータに次に実行すべきデータ処理を特定する処理機能情報を付与して送信するデータ送信手段を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
(付記2)前記ポートテーブルは、ポート番号に対応付けて、障害が発生したデバイスを特定する障害情報を記憶し、
前記データ中継手段は、前記ポートテーブルに記憶されている各ポート番号の中から、前記障害情報に対応しないポート番号を選択することを特徴とする付記1に記載のデータ処理装置。
(付記3)前記データ送受信部は、
デバイス各々が実行するデータ処理が変更された場合に、前記ポートテーブルに記憶されている処理機能情報を更新する処理機能情報更新手段をさらに備えたことを特徴とする付記2に記載のデータ処理装置。
(付記4)前記ポートテーブルを監視して、いずれかのデバイスに対応する負荷値が予め設定されている電力供給停止閾値を下回った場合には、電力供給停止閾値を下回ったデバイスと同一のデータ処理を実行する各デバイスの内、一のデバイスに対する電力の供給を停止し、いずれかのデバイスに対応する負荷値が予め設定されている電力供給開始閾値を上回った場合には、電力供給開始閾値を上回ったデバイスと同一のデータ処理を実行する各デバイスの内、一のデバイスに対する電力の供給を開始する電力供給制御手段とをさらに備え、
前記ポートテーブルは、ポート番号に対応付けて、電力供給中のデバイスを特定する電力供給情報を記憶し、
前記データ中継手段は、前記ポートテーブルに記憶されている各ポート番号の中から、前記電力供給情報に対応するポート番号を選択することを特徴とする付記1〜3のいずれか1つに記載のデータ処理装置。
(付記5)データ処理にかかる負荷を前記複数のデバイスに分散する均等負荷分散状態と、データ処理を実行するデバイスの数を減らして無駄な電力消費を低減する集中型負荷分散状態とからなる制御状態の内、いずれかの制御状態を選択する制御状態選択指示をユーザから受け付ける制御状態選択指示受付手段をさらに備え、
前記データ中継手段は、前記制御状態選択指示受付手段により均等負荷分散状態の選択をユーザから受け付けた場合には、デバイスからデータを受信したときに、前記ポートテーブルを参照して、受信データに付与された処理機能情報に一致するポート番号の中から、前記負荷値が最も低いデバイスに対応するポート番号を選択して、当該ポート番号を有するポートに対応するデバイスに対してデータを中継し、前記制御状態選択指示受付手段により集中型負荷分散状態の選択をユーザから受け付けた場合には、デバイスからデータを受信したときに、前記ポートテーブルを参照して、受信データに付与された処理機能情報に一致し、かつ、前記電力供給情報に対応するポート番号の中から、前記負荷値が最も高いデバイスに対応するポート番号を選択して、当該ポート番号を有するポートに対応するデバイスに対してデータを中継することを特徴とする付記4に記載のデータ処理装置。
(付記6)前記電力供給停止閾値および/または前記電力供給開始閾値を時期や季節に応じて変更する閾値変更手段を備えたことを特徴とする付記4または5に記載のデータ処理装置。
(付記7)データ処理を実行する複数のデバイスと、全てのデバイス各々に対応する各ポートを介してデバイス間のデータ通信を中継するデータ送受信部とを有するデータ処理装置によって、予め設定された順番で複数のデバイスにデータ処理を実行させるデータ処理方法であって、
前記データ送受信部は、
各ポートを特定するポート番号に対応付けて、各ポートに対応するデバイスが実行するデータ処理を特定する処理機能情報と、各ポートに対応するデバイスの稼働状況に応じて更新される負荷値とを記憶するポートテーブルを記憶するポートテーブル記憶ステップと、
デバイスからデータを受信した場合に、前記ポートテーブル記憶ステップによって記憶されているポートテーブルを参照して、受信データに付与された処理機能情報に一致するポート番号の中から、前記負荷値が最も低いデバイスに対応するポート番号を選択し、当該ポート番号を有するポートに対応するデバイスに対してデータを中継するデータ中継ステップとを含み、
前記デバイスは、
前記データ送受信部から中継されたデータをデータ処理し、処理済のデータに次に実行すべきデータ処理を特定する処理機能情報を付与して送信するデータ送信ステップを含んだことを特徴とするデータ処理方法。
(付記8)データ処理を実行する複数のデバイスと、全てのデバイス各々に対応する各ポートを介してデバイス間のデータ通信を中継するデータ送受信部とを有するデータ処理装置としてのコンピュータに、予め設定された順番で複数のデバイスにデータ処理を実行させるデータ処理プログラムであって、
前記データ送受信部に、
各ポートを特定するポート番号に対応付けて、各ポートに対応するデバイスが実行するデータ処理を特定する処理機能情報と、各ポートに対応するデバイスの稼働状況に応じて更新される負荷値とを記憶するポートテーブルを記憶するポートテーブル記憶手順と、
デバイスからデータを受信した場合に、前記ポートテーブル記憶手順によって記憶されているポートテーブルを参照して、受信データに付与された処理機能情報に一致するポート番号の中から、前記負荷値が最も低いデバイスに対応するポート番号を選択し、当該ポート番号を有するポートに対応するデバイスに対してデータを中継させるデータ中継手順とを実行させ、
前記デバイスに、
前記データ送受信部から中継されたデータをデータ処理し、処理済のデータに次に実行すべきデータ処理を特定する処理機能情報を付与して送信するデータ送信手順を実行させることを特徴とするデータ処理プログラム。
実施例1に係るデータ処理装置の概要および特徴を説明するための図である。 データ処理装置の構成を示すブロック図である。 デバイスの構成を示すブロック図である。 機能ヘッダ付与部による処理を説明するための図である。 スイッチおよびポートの構成を示すブロック図である。 ポートテーブルに記憶される情報の一例を示した図である。 デバイスによる処理の流れを示すフローチャート図である。 ポートによる処理の流れを示すフローチャート図である。 実施例2に係るデバイスの構成を示すブロック図である。 実施例2に係るスイッチおよびポートの構成を示すブロック図である。 実施例2に係るポートテーブルに記憶される情報の一例を示した図である。 実施例2に係るポートによるデータ処理の流れを示すフローチャート図である。 実施例3に係るデバイスの構成を示すブロック図である。 実施例3に係るスイッチおよびポートの構成を示すブロック図である。 実施例3に係るポートテーブル更新処理部による処理を説明するための図である。 実施例3に係るデバイスによる処理の流れを示すフローチャート図である。 実施例3に係るポートによる処理の流れを示すフローチャート図である。 実施例4に係るデータ処理装置の構成を示すブロック図である。 実施例4に係るポートテーブルに記憶される情報の一例を示した図である。 実施例4に係るデータ処理装置による処理の流れを示すフローチャート図である。 データ処理プログラムを実行するコンピュータを示す図である。 従来のデータ処理装置による処理を説明するための図である。
符号の説明
100 データ処理装置
200(200A〜H、Z) デバイス
201 負荷状態計測部
202 負荷状態送信部
203 データ受信部
204 機能ヘッダ削除部
205 データ処理部
206 機能ヘッダ付与部
207 データ送信部
208 障害検出部
209 障害情報送信部
210 処理機能変更部
211 機能変更情報送信部
300 スイッチ
400(400A〜H、Z) ポート
401 ポートテーブル
402 負荷状態受信部
403 ポートテーブル更新処理部
404 ポート選択処理部
405 障害情報受信部
406 機能変更情報受信部
500 電源供給制御部
501 ポートテーブル
502 ポートテーブル更新処理部
503 電源制御信号送信部
600 DC−DC変換部
700 モード設定部
1100 コンピュータ
1200 CPU(Central Processing Unit)
1201 負荷状態計測プロセス
1202 負荷状態送信プロセス
1203 データ受信プロセス
1204 機能ヘッダ削除プロセス
1205 データ処理プロセス
1206 機能ヘッダ付与プロセス
1207 データ送信プロセス
1400 CPU
1408 負荷状態受信プロセス
1409 ポートテーブル更新処理プロセス
1410 ポート選択処理プロセス
1500 ROM(Read Only Memory)
1501 負荷状態計測プログラム
1502 負荷状態送信プログラム
1503 データ受信プログラム
1504 機能ヘッダ削除プログラム
1505 データ処理プログラム
1506 機能ヘッダ付与プログラム
1507 データ送信プログラム
1508 負荷状態受信プログラム
1509 ポートテーブル更新処理プログラム
1510 ポート選択処理プログラム
1600 HDD(Hard disk drive)
1601 ポートテーブル
1700 RAM(Random Access Memory)
1701 ポートテーブルデータ
1800 外部IF(Interface)

Claims (6)

  1. データ処理を実行する複数のデバイスと、全てのデバイス各々に対応する各ポートを介してデバイス間のデータ通信を中継するデータ送受信部とを有し、予め設定された順番で複数のデバイスにデータ処理を実行させるデータ処理装置であって、
    前記データ送受信部は、
    各ポートを特定するポート番号に対応付けて、各ポートに対応するデバイスが実行するデータ処理を特定する処理機能情報と、各ポートに対応するデバイスの稼働状況に応じて更新される負荷値とを記憶するポートテーブルと、
    デバイスからデータを受信した場合に、前記ポートテーブルを参照して、受信データに付与された処理機能情報に一致するポート番号の中から、前記負荷値が最も低いデバイスに対応するポート番号を選択し、当該ポート番号を有するポートに対応するデバイスに対してデータを中継するデータ中継手段とを備え、
    前記デバイスは、
    前記データ送受信部から中継されたデータをデータ処理し、処理済のデータに次に実行すべきデータ処理を特定する処理機能情報を付与して送信するデータ送信手段を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記ポートテーブルは、ポート番号に対応付けて、障害が発生したデバイスを特定する障害情報を記憶し、
    前記データ中継手段は、前記ポートテーブルに記憶されている各ポート番号の中から、前記障害情報に対応しないポート番号を選択することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記データ送受信部は、
    デバイス各々が実行するデータ処理が変更された場合に、前記ポートテーブルに記憶されている処理機能情報を更新する処理機能情報更新手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記ポートテーブルを監視して、いずれかのデバイスに対応する負荷値が予め設定されている電力供給停止閾値を下回った場合には、電力供給停止閾値を下回ったデバイスと同一のデータ処理を実行する各デバイスの内、一のデバイスに対する電力の供給を停止し、いずれかのデバイスに対応する負荷値が予め設定されている電力供給開始閾値を上回った場合には、電力供給開始閾値を上回ったデバイスと同一のデータ処理を実行する各デバイスの内、一のデバイスに対する電力の供給を開始する電力供給制御手段をさらに備え、
    前記ポートテーブルは、ポート番号に対応付けて、電力供給中のデバイスを特定する電力供給情報をさらに記憶し、
    前記データ中継手段は、前記ポートテーブルに記憶されている各ポート番号の中から、前記電力供給情報に対応するポート番号を選択し、選択したポート番号を有するポートに対応するデバイスに対してデータを中継することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のデータ処理装置。
  5. データ処理を実行する複数のデバイスと、全てのデバイス各々に対応する各ポートを介してデバイス間のデータ通信を中継するデータ送受信部とを有するデータ処理装置によって、予め設定された順番で複数のデバイスにデータ処理を実行させるデータ処理方法であって、
    前記データ送受信部は、
    各ポートを特定するポート番号に対応付けて、各ポートに対応するデバイスが実行するデータ処理を特定する処理機能情報と、各ポートに対応するデバイスの稼働状況に応じて更新される負荷値とを記憶するポートテーブルを記憶するポートテーブル記憶ステップと、
    デバイスからデータを受信した場合に、前記ポートテーブル記憶ステップによって記憶されているポートテーブルを参照して、受信データに付与された処理機能情報に一致するポート番号の中から、前記負荷値が最も低いデバイスに対応するポート番号を選択し、当該ポート番号を有するポートに対応するデバイスに対してデータを中継するデータ中継ステップとを含み、
    前記デバイスは、
    前記データ送受信部から中継されたデータをデータ処理し、処理済のデータに次に実行すべきデータ処理を特定する処理機能情報を付与して送信するデータ送信ステップを含んだことを特徴とするデータ処理方法。
  6. データ処理を実行する複数のデバイスと、全てのデバイス各々に対応する各ポートを介してデバイス間のデータ通信を中継するデータ送受信部とを有するデータ処理装置としてのコンピュータに、予め設定された順番で複数のデバイスにデータ処理を実行させるデータ処理プログラムであって、
    前記データ送受信部に、
    各ポートを特定するポート番号に対応付けて、各ポートに対応するデバイスが実行するデータ処理を特定する処理機能情報と、各ポートに対応するデバイスの稼働状況に応じて更新される負荷値とを記憶するポートテーブルを記憶するポートテーブル記憶手順と、
    デバイスからデータを受信した場合に、前記ポートテーブル記憶手順によって記憶されているポートテーブルを参照して、受信データに付与された処理機能情報に一致するポート番号の中から、前記負荷値が最も低いデバイスに対応するポート番号を選択し、当該ポート番号を有するポートに対応するデバイスに対してデータを中継させるデータ中継手順とを実行させ、
    前記デバイスに、
    前記データ送受信部から中継されたデータをデータ処理し、処理済のデータに次に実行すべきデータ処理を特定する処理機能情報を付与して送信するデータ送信手順を実行させることを特徴とするデータ処理プログラム。
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