JP2009253553A - 画像データ出力装置および画像データ出力方法 - Google Patents

画像データ出力装置および画像データ出力方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 表示装置に表示した被写体の画像が実物大になる画像データを表示装置のサイズおよび解像度に応じて出力することができる画像データ出力装置および画像データ出力方法を提供する。
【解決手段】 撮影装置10では、演算部16は、第1記憶部15に記憶される距離データ、ならびに表示装置30の解像度情報およびサイズ情報に基づいて、ズーム倍率の演算を行なう。そして、演算で求めたズーム倍率をズーム部13に指示し、指示したズーム倍率に調整させる。撮像素子12は、撮影した画像の画像データを第1記憶部15に記憶する。表示出力装置20では、第2記憶部23は、撮影装置10から第1記憶部15に記憶される画像データを取得する。再生データ生成部24は、第2記憶部23によって取得された画像データを、等倍でRGB画像データに変換して表示データを生成し、生成した表示データを表示装置30に送信し、表示させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮影した画像を表示するための画像データを出力することができる画像データ出力装置および画像データ出力方法に関する。
第1の従来の技術である波浪観測装置は、テレビカメラによって波浪を撮影し、撮影した波浪の画像を画面に表示する。そして、表示した画面での波高および波長を、縮尺度によって換算して実際の波浪の波高および波長を求める。この波浪観測装置は、テレビカメラから波浪までの距離を検出するセンサを備え、縮尺度は、撮影画面の縦横の寸法の実物に対する割合であり、そのセンサによって検出された距離に基づいて算出される(たとえば特許文献1参照)。
第2の従来の技術として、表示画面上の被写体を実物大で表示する実物大画像入出力装置がある。この実物大画像入出力装置は、超音波距離測定装置によって、ビデオカメラから被写体までの距離を測定し、測定した距離とビデオカメラの画角とに基づいて、被写体を実物大に表示するための画像表示サイズを計算する。投影スクリーンに投影するビデオプロジェクタは、ビデオプロジェクタと投影スクリーンとの距離に基づいて、被写体の画像が投影スクリーン上で画像表示サイズの大きさとなるように投影レンズの画角を調整して、被写体の画像を投影スクリーンに投影表示する(たとえば特許文献2参照)。
あるいは、実物大画像入出力装置は、投影する倍率を変更することができる可変倍率ビデオプロジェクタを用いて、予めビデオカメラごとに、被写体の画像が実物大の大きさで表示される投射倍率を求めておき、ビデオカメラごとに投射倍率を切り換えて表示する。
第3の従来の技術として、立体画像を実物大で表示する立体画像入出力装置がある。この立体画像入出力装置は、ビデオカメラから被写体までの距離を、撮影光軸を平行に設置した2台のビデオカメラによって撮影した被写体の2つの画像中に占める被写体の位置の差異に基づいて計算する。そして、計算した距離とビデオカメラの画角とに基づいて、被写体を表示画面に等倍で表示するための画像表示サイズを計算し、計算した画像表示サイズで、2台のビデオカメラによって撮影した画像を表示する(たとえば特許文献3参照)。
第4の従来の技術であるレンズ付きフイルムユニット用接写アダプタは、レンズ付きフイルムユニットに装着され、被写体を拡大して撮影するための接写アダプタである。この接写アダプタには、撮影距離がたとえば0.1mで撮影された被写体像が、印画紙上に拡大プリントされることによってほぼ実物大となる倍率で撮影を可能とするためのクローズアップレンズが取り付けられている(たとえば特許文献4参照)。
第5の従来の技術として、実物大の画像をスクリーン上に表示させることができる画像表示装置がある。この画像表示装置は、スクリーンに表示される画像の大きさを変化させるためのズームレンズを有するプロジェクタ本体、およびプロジェクタ本体とスクリーンとの距離を測定する距離測定回路を備える。プロジェクタ本体は、プロジェクタ本体とスクリーンとの距離を変化させる方向に可動するプロジェクタ支持台に固定される。使用者が画像中の一部分を選択し、その選択された一部分の目標表示寸法たとえば実物の寸法が入力されると、その選択された一部分の実表示寸法が目標表示寸法に一致するように、ズームレンズの倍率を調整し、調整しても一致しないときは、実表示寸法が目標表示寸法に一致するように、プロジェクタ支持台を移動して、スクリーンに画像を表示する(たとえば特許文献5参照)。
特開昭61−254813号公報 特開2000−224459号公報 特開2000−224612号公報 特開2002−6451号公報 特開2002−297119号公報
第1の従来の技術は、実際の波浪の波高および波長を求めることはできる。しかしながら、撮影画面に表示される波浪の寸法は、縮尺度で縮尺された寸法であり、実物大に表示することはできないという問題がある。
第2の従来の技術は、プロジェクタの投影レンズの画角を調整して、あるいは可変倍率ビデオプロジェクタを用いる場合は、投射倍率を変化させて、被写体の画像が投影スクリーン上で実物大の大きさとなるように投影表示するものである。第5の従来の技術は、プロジェクタ本体とスクリーンとの距離に応じてプロジェクタ本体のズームレンズの倍率を調整し、選択された一部分の実表示寸法が、入力された実物の寸法に一致するように表示するものである。すなわち、第2および5の従来の技術は、プロジェクタによって、被写体の画像をスクリーンに実物大で表示することはできるが、液晶ディスプレイあるいはCRTなどの表示装置に表示することはできないという問題がある。
第3の従来の技術は、ビデオカメラと被写体との距離およびビデオカメラの画角とに基づいて、被写体を表示画面に等倍で表示するための画像表示サイズを計算し、計算した画像表示サイズで画像を表示するものである。しかしながら、表示装置に表示した被写体の画像が実物大になる画像データを表示装置のサイズおよび解像度に応じて出力することはできないという問題がある。
第4の従来の技術は、クローズアップレンズを用いて、印画紙上に拡大プリントされる被写体像がほぼ実物大となるようにするものであるが、表示装置には適用することはできない。
本発明の目的は、表示装置に表示した被写体の画像が実物大になる画像データを表示装置のサイズおよび解像度に応じて出力することができる画像データ出力装置および画像データ出力方法を提供することである。
本発明は、被写体を撮影するズーム倍率を変化させて撮影することができる撮影手段と、
撮影手段と被写体との距離を計測する計測手段と、
画像データを表示する表示装置の表示サイズおよび解像度を表す表示装置情報を取得する取得手段と、
計測手段によって計測される距離、ならびに取得手段によって取得される表示装置情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、撮影手段によって撮影される画像の画像データを表示装置に表示したときに表示装置に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるように撮影手段のズーム倍率を調整し、調整したズーム倍率で撮影手段に被写体を撮影させる制御手段と、
撮影手段によって撮影される画像を表す画像データを出力する出力手段とを含むことを特徴とする画像データ出力装置である。
また本発明は、被写体を撮影するズーム倍率を変化させて撮影することができる撮影手段と、
撮影手段と被写体との距離を計測する計測手段と、
画像データを表示する表示装置の表示サイズおよび解像度を表す表示装置情報を取得する取得手段と、
撮影手段によって撮影される画像を表す画像データを、計測手段によって計測される距離、撮影手段が被写体を撮影したときのズーム倍率、ならびに取得手段によって取得される表示装置情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、撮影手段によって撮影される画像を表す画像データを表示装置に表示したときに表示装置に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるように変換する制御手段と、
制御手段によって変換される画像データを出力する出力手段とを含むことを特徴とする画像データ出力装置である。
また本発明は、被写体を撮影するズーム倍率を変化させて撮影することができる撮影手段と、
撮影手段と被写体との距離を計測する計測手段と、
画像データを表示する表示装置の表示サイズおよび解像度を表す表示装置情報を取得する取得手段と、
計測手段によって計測される距離に基づいて撮影手段のズーム倍率を調整し、調整したズーム倍率で撮影手段に被写体を撮影させ、撮影手段によって撮影される画像を表す画像データを、計測手段によって計測される距離、前記調整したズーム倍率、ならびに取得手段によって取得される表示装置情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、撮影手段によって撮影される画像を表す画像データを表示装置に表示したときに表示装置に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるように変換する制御手段と、
制御手段によって変換される画像データを出力する出力手段とを含むことを特徴とする画像データ出力装置である。
また本発明は、被写体を撮影するズーム倍率を変化させて撮影することができる撮影装置と被写体との距離を計測する計測ステップと、
画像データを表示する表示装置の表示サイズおよび解像度を表す表示装置情報を取得する取得ステップと、
計測ステップで計測された距離、ならびに取得ステップで取得された表示装置情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、撮影装置によって撮影される画像の画像データを表示装置に表示したときに表示装置に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるように撮影装置のズーム倍率を調整する調整ステップと、
調整ステップで調整されたズーム倍率で撮影装置に被写体を撮影させる撮影ステップと、
撮影ステップで撮影された画像を表す画像データを出力する出力ステップとを含むことを特徴とする画像データ出力方法である。
また本発明は、被写体を撮影するズーム倍率を変化させて撮影することができる撮影装置と被写体との距離を計測する計測ステップと、
画像データを表示する表示装置の表示サイズおよび解像度を表す表示装置情報を取得する取得ステップと、
撮影装置で被写体を撮影する撮影ステップと、
撮影ステップで撮影された画像を表す画像データを、計測ステップで計測された距離、撮影ステップで撮影されたときのズーム倍率、ならびに取得ステップで取得された表示装置情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、撮影ステップで撮影される画像の画像データを表示装置に表示したときに表示装置に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるように変換する変換ステップと、
変換ステップで変換された画像データを出力する出力ステップとを含むことを特徴とする画像データ出力方法である。
また本発明は、被写体を撮影するズーム倍率を変化させて撮影することができる撮影装置と被写体との距離を計測する計測ステップと、
画像データを表示する表示装置の表示サイズおよび解像度を表す表示装置情報を取得する取得ステップと、
計測ステップで計測された距離に基づいて撮影装置のズーム倍率を調整する調整ステップと、
調整ステップで調整されたズーム倍率で撮影装置に被写体を撮影させる撮影ステップと、
撮影ステップで撮影された画像を表す画像データを、計測ステップで計測された距離、調整ステップで調整されたズーム倍率、ならびに取得ステップで取得された表示装置情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、撮影ステップで撮影される画像の画像データを表示装置に表示したときに表示装置に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるように変換する変換ステップと、
変換ステップで変換された画像データを出力する出力ステップとを含むことを特徴とする画像データ出力方法である。
本発明によれば、撮影手段によって、被写体が撮影されるズーム倍率を変化させて撮影することができ、計測手段によって、撮影手段と被写体との距離が計測され、取得手段によって、画像データを表示する表示装置の表示サイズおよび解像度を表す表示装置情報が取得される。
そして、制御手段によって、計測手段によって計測される距離と、取得手段によって取得される表示装置情報が示す表示サイズおよび解像度とに基づいて、撮影手段によって撮影される画像の画像データを表示装置に表示したときに表示装置に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるように撮影手段のズーム倍率が調整され、調整されたズーム倍率で撮影手段に被写体を撮影させ、出力手段によって、撮影手段によって撮影される画像を表す画像データが出力される。
したがって、撮影された画像データは、表示装置のサイズおよび解像度で実物大で表示することができる画像データとなり、表示装置に表示した被写体の画像が実物大になる画像データを表示装置のサイズおよび解像度に応じて出力することができる。
また本発明によれば、撮影手段によって、被写体が撮影されるズーム倍率を変化させて撮影することができ、計測手段によって、撮影手段と被写体との距離が計測され、取得手段によって、画像データを表示する表示装置の表示サイズおよび解像度を表す表示装置情報が取得される。
そして、制御手段によって、撮影手段によって撮影される画像を表す画像データが、計測手段によって計測される距離、撮影手段が被写体を撮影したときのズーム倍率、ならびに取得手段によって取得される表示装置情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、撮影手段によって撮影される画像を表す画像データを表示装置に表示したときに表示装置に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるように変換され、出力手段によって、制御手段によって変換される画像データが出力される。
したがって、撮影時のズーム倍率に応じて、撮影された画像データを表示装置のサイズおよび解像度で実物大で表示することができる画像データに変換するので、表示装置に表示した被写体の画像が実物大になる画像データを表示装置のサイズおよび解像度に応じて出力することができる。
また本発明によれば、撮影手段によって、被写体が撮影されるズーム倍率を変化させて撮影することができ、計測手段によって、撮影手段と被写体との距離が計測され、取得手段によって、画像データを表示する表示装置の表示サイズおよび解像度を表す表示装置情報が取得される。
そして、制御手段によって、計測手段によって計測される距離に基づいて撮影手段のズーム倍率が調整され、調整されたズーム倍率で撮影手段に被写体を撮影させ、撮影手段によって撮影される画像を表す画像データが、計測手段によって計測される距離、前記調整したズーム倍率、ならびに取得手段によって取得される表示装置情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、撮影手段によって撮影される画像を表す画像データを表示装置に表示したときに表示装置に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるように変換され、出力手段によって、制御手段によって変換される画像データが出力される。
したがって、被写体との距離に応じてズーム倍率を変化させるので、撮影された画像データで表示される画像のサイズを一定にすることができ、表示装置のサイズおよび解像度による変換だけを行なうことによって、表示装置に表示した被写体の画像が実物大になる画像データを表示装置のサイズおよび解像度に応じて出力することができる。
また本発明によれば、計測ステップでは、被写体を撮影するズーム倍率を変化させて撮影することができる撮影装置と被写体との距離を計測する。取得ステップでは、画像データを表示する表示装置の表示サイズおよび解像度を表す表示装置情報を取得する。
調整ステップでは、計測ステップで計測された距離と、取得ステップで取得された表示装置情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、撮影装置によって撮影される画像の画像データを表示装置に表示したときに表示装置に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるように撮影装置のズーム倍率を調整する。撮影ステップでは、調整ステップで調整されたズーム倍率で撮影装置に被写体を撮影させる。そして、出力ステップでは、撮影ステップで撮影された画像を表す画像データを出力する。
したがって、本発明に係る画像データ出力方法を適用すれば、撮影された画像データは、表示装置のサイズおよび解像度で実物大で表示することができる画像データとなり、表示装置に表示した被写体の画像が実物大になる画像データを表示装置のサイズおよび解像度に応じて出力することができる。
また本発明によれば、計測ステップでは、被写体を撮影するズーム倍率を変化させて撮影することができる撮影装置と被写体との距離を計測する。取得ステップでは、画像データを表示する表示装置の表示サイズおよび解像度を表す表示装置情報を取得する。撮影ステップでは、撮影装置で被写体を撮影する。
変換ステップでは、撮影ステップで撮影された画像を表す画像データを、計測ステップで計測された距離、撮影ステップで撮影されたときのズーム倍率、ならびに取得ステップで取得された表示装置情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、撮影ステップで撮影される画像の画像データを表示装置に表示したときに表示装置に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるように変換する。そして、出力ステップでは、変換ステップで変換された画像データを出力する。
したがって、本発明に係る画像データ出力方法を適用すれば、撮影時のズーム倍率に応じて、撮影された画像データを表示装置のサイズおよび解像度で実物大で表示することができる画像データに変換するので、表示装置に表示した被写体の画像が実物大になる画像データを表示装置のサイズおよび解像度に応じて出力することができる。
また本発明によれば、計測ステップでは、被写体を撮影するズーム倍率を変化させて撮影することができる撮影装置と被写体との距離を計測する。取得ステップでは、画像データを表示する表示装置の表示サイズおよび解像度を表す表示装置情報を取得する。調整ステップでは、計測ステップで計測された距離に基づいて撮影装置のズーム倍率を調整する。撮影ステップでは、調整ステップで調整されたズーム倍率で撮影装置に被写体を撮影させる。
変換ステップでは、撮影ステップで撮影された画像を表す画像データを、計測ステップで計測された距離、調整ステップで調整されたズーム倍率、ならびに取得ステップで取得された表示装置情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、撮影ステップで撮影される画像の画像データを表示装置に表示したときに表示装置に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるように変換する。そして、出力ステップでは、変換ステップで変換された画像データを出力する。
したがって、本発明に係る画像データ出力方法を適用すれば、被写体との距離に応じてズーム倍率を変化させるので、撮影された画像データで表示される画像のサイズを一定にすることができ、表示装置のサイズおよび解像度による変換だけを行なうことによって、表示装置に表示した被写体の画像が実物大になる画像データを表示装置のサイズおよび解像度に応じて出力することができる。
図1は、本発明の実施の第1の形態である実物大画像入出力装置1の構成の一例を示すブロック図である。本発明に係る画像データ出力方法は、画像データ出力装置である実物大画像入出力装置1で処理される。
実物大画像入出力装置1は、撮影装置10、表示出力装置20および表示装置30を含んで構成される。撮影装置10は、静止画を撮影するカメラあるいは動画を撮影するビデオカメラであり、レンズ部11、撮像素子12、ズーム部13、距離センサ部14、第1記憶部15、演算部16、第1通信部17および第1外部記憶部18を含んで構成される。
レンズ部11は、たとえばレンズによって構成され、被写体からの光を撮像素子12に集光する。撮像素子12は、たとえばCMOS(Complementary Metal Oxide
Semiconductor)の電化結合素子(Charge Coupled Device:略称「CCD」)によって構成され、レンズ部11によって集光された被写体の光信号を電気信号に変換し、画像データとして第1記憶部15に送る。
ズーム部13は、レンズ部11を演算部16から指示されるズーム倍率に調整する。レンズ部11、撮像素子12およびズーム部13は、撮影手段である。計測手段である距離センサ部14は、たとえば赤外線を用いて、レンズ部11と被写体との距離を測定するセンサであり、測定した距離を表す距離データを演算部16に送る。
第1記憶部15は、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory
)などの半導体メモリによって構成され、撮影装置10を制御するための制御プログラム、および撮影装置10を制御するために用いられる情報を記憶する。そして、演算部16から指示される情報を読み出し、読み出した情報を演算部16に送る。第1記憶部15に記憶される情報は、撮像素子12から受け取る画像データ、ならびに演算部16から受け取る情報、たとえば表示装置30の解像度を表す解像度情報、表示装置30の表示サイズ(以下単に「サイズ」ともいう)を表すサイズ情報、距離データ、およびズーム倍率を表すズーム倍率情報を含む。解像度情報およびサイズ情報は、表示装置情報である。
制御手段である演算部16は、たとえば中央処理装置(Central Processing Unit:以下「CPU」という)によって構成され、第1記憶部15に記憶される制御プログラムを実行することによって、ズーム部13、距離センサ部14、第1通信部17および第1外部記憶部18を制御する。具体的には、演算部16は、距離センサ部14から受け取る距離データ、ならびに第1記憶部15によって記憶される表示装置30の解像度情報およびサイズ情報に基づいて、ズーム部13を制御し、撮影を行う。
第1通信部17は、表示出力装置20の第2通信部21と通信回線たとえばLAN(
Local Area Network)によって接続され、情報を送受信する。たとえば表示装置30の解像度情報およびサイズ情報を表示出力装置20から受信し、受信した解像度情報およびサイズ情報を演算部16に送る。さらに、演算部16から受け取る情報たとえば、演算部16によって第1記憶部15から読み出された情報を表示装置30へ送信する。
第1外部記憶部18は、着脱可能な記録媒体に情報を記録あるいは再生するための装置であり、演算部16から受け取る情報たとえば演算部16によって第1記憶部15から読み出された画像データを記憶する。撮影装置10は、第1通信部17および第1外部記憶部18のうち少なくともいずれか1つを含む。第1通信部17または第1外部記憶部18は、取得手段であり、出力手段である。
表示出力装置20は、たとえばパーソナルコンピュータあるいはプレイヤによって構成され、第2通信部21、第2外部記憶部22、第2記憶部23、再生データ生成部24、表示データ出力部25および第3通信部26を含んで構成される。
第2通信部21は、撮影装置10の第1通信部17と通信回線たとえばLANによって接続され、情報を送受信する。たとえば第2記憶部23から受け取る表示装置30の解像度情報およびサイズ情報を撮影装置10に送信し、撮影装置10から受信する画像データを第2記憶部23に送る。第2外部記憶部22は、着脱可能な記録媒体に情報を記録あるいは再生するための装置であり、記録媒体に記憶される画像データを読み出し、読み出した画像データを第2記憶部23に送る。
第2記憶部23は、たとえばHDD(Hard Disk Drive)あるいはフラッシュメモリなどによって構成され、第1通信部17あるいは第1外部記憶部18から受け取る画像データを記憶する。そして、記憶した画像データを読み出し、読み出した画像データを再生データ生成部24に送る。さらに、第3通信部34から受け取る表示装置30の解像度情報およびサイズ情報を記憶する。そして、記憶した解像度情報およびサイズ情報を読み出し、読み出した解像度情報およびサイズ情報を第2通信部21に送る。
再生データ生成部24は、第2記憶部23から読み出した画像データを、第2記憶部23から読み出した解像度情報が示す表示装置30の解像度のRGB(Red-Green-Blue)画像データに変換して、表示するための画像データである表示データを生成する。すなわち、第2記憶部23から読み出した画像データは、撮影装置10で撮影されたファイルフォーマットたとえばカメラのファイルフォーマットの画像データであり、表示装置30のファイルフォーマットたとえばJPEG(Joint Photographic Experts Group)あるいはBMP(Bit MaP)などのファイルフォーマットに変換する。そして、変換した表示データを表示データ出力部25に送る。
表示データ出力部25は、表示装置30の表示データ入力部31とRGBケーブルによって接続され、再生データ生成部24から受け取る表示データを表示装置30へRGB信号で送信する。第3通信部26は、表示装置30の第4通信部35と通信回線たとえばLANによって接続され、表示装置30から表示装置30の解像度情報およびサイズ情報を受信し、受信した解像度情報およびサイズ情報を第2記憶部23に送る。
表示装置30は、表示データ入力部31、表示データ生成部32、表示部33、第3記憶部34および第4通信部35を含んで構成される。表示データ入力部31は、表示出力装置20の表示データ出力部25とRGBケーブルによって接続され、表示出力装置20から表示データをRGB信号で受信し、受信した表示データを表示データ生成部32に送る。表示データ生成部32は、表示データ入力部31から受け取った表示データに対して表示のための前処理を行い、表示部33に送る。表示部33は、たとえば表示パネルによって構成され、表示データ生成部32から受け取る表示データを表示する。
第3記憶部34は、表示装置30の解像度情報およびサイズ情報を記憶する。第4通信部35は、表示出力装置20の第3通信部26と通信回線たとえばLANによって接続され、情報を送受信する。たとえば第3記憶部34に記憶される表示装置30の解像度情報およびサイズ情報を読み出し、読み出した解像度情報およびサイズ情報を表示出力装置20へ送信する。
図2は、撮影装置10、表示出力装置20および表示装置30の関係を模式的に示す図である。撮影装置10は、距離センサおよびズーム機能を搭載する撮影装置である。距離センサは、距離センサ部14によって実現され、ズーム機能は、ズーム部13によって実現される。撮影装置10は、レンズ部11と被写体との距離を距離センサ部14によって測定し、測定した距離と、表示装置30からの解像度情報およびサイズ情報に基づいて、表示装置30に表示したときに、被写体の画像が実物大になるズーム倍率を計算し、計算したズーム倍率をズーム部13に指示し、指示したズーム倍率で被写体を撮影する。
撮影装置10は、撮影した被写体の画像データを、通信回線または着脱可能な記録媒体によって、表示出力装置20に送る。表示出力装置20は、撮影装置10から受け取った画像データを、RGBの表示データとして再生し、再生した表示データを表示装置30に送り、表示させる。
図3は、基準距離を説明するための図である。基準距離は、撮影装置10によってズーム倍率を1倍に設定して被写体9を撮影し、撮影された画像データを表示出力装置20で拡大も縮小もすることなく等倍で表示装置30に表示した場合、表示装置30に表示される被写体9の画像36のサイズが実物の被写体9のサイズと同一になる距離である。このとき、表示装置30のサイズと撮像素子12で撮影される範囲のサイズとは、同じサイズとし、かつ表示装置30の解像度での各画素と撮像素子12の各素子は、1対1に対応させる。
図4は、演算部16によるズーム倍率の決定方法を説明するための図である。図4(a)は、被写体9とレンズ部11との距離が基準距離の2倍の距離であることを示す。図4(b)は、ズーム倍率を1倍に設定した状態で撮影し、撮影した画像データを等倍で表示装置30に表示したときの画像36aを示す。画像36aのサイズは、被写体が基準距離にある場合の画像36のサイズの1/2である。
図4(c)は、ズーム倍率を2倍に設定した状態で撮影し、撮影した画像データを等倍で表示装置30に表示したときの画像36bを示す。画像36bのサイズは、被写体が基準距離にある場合の画像36のサイズと同じである。
図5は、撮影装置10から表示出力装置20に送られる情報を示す図である。実物大画像入出力装置1は、撮影装置10から表示出力装置20に画像データを送信する。その画像データは、表示出力装置20が等倍で表示装置30に表示したとき、表示装置30に表示される被写体9の画像のサイズが、実物の被写体9のサイズと同一になる画像データである。
図6は、撮影装置10によって処理される第1の撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。撮影装置10のシャッターが押されると、ステップA1に移る。
計測ステップであるステップA1では、距離センサ部14は、被写体9とレンズ部11との距離を測定し、測定した距離の距離データを演算部16に送る。ステップA2では、演算部16は、距離センサ部14から受け取った距離情報つまり距離データを第1記憶部15に格納つまり記憶する。取得ステップであるステップA3では、第1通信部17は、表示出力装置20から表示装置30の解像度情報およびサイズ情報を受信し、受信した解像度情報およびサイズ情報を演算部16に送る。演算部16は、第1通信部17から受け取った解像度情報およびサイズ情報を第1記憶部15に格納つまり記憶する。
ステップA4では、演算部16は、第1記憶部15に記憶される解像度情報が示す表示装置の解像度を、撮像素子12の有効画素として第1記憶部15に設定し記憶する。有効画素とは、撮像素子12を構成する素子の1個を表示装置30の画素の1個に対応させたとき、撮像素子12の素子のうち、表示装置30の画素に対応付けられた素子である。
ステップA5では、演算部16は、第1記憶部15に記憶される距離データに基づいて、ズーム倍率の演算を行なう。具体的には、演算部16は、第1記憶部15に記憶される距離データが示す距離、すなわち距離センサ部14で測定された距離を基準距離で除算した距離比をズーム倍率Lとする。
ステップA6では、ズームの設定を行なう。具体的には、演算部16は、ステップA5での演算で求めたズーム倍率をズーム部13に指示し、指示したズーム倍率に調整させる。ステップA5およびステップA6は、調整ステップである。撮影ステップであるステップA7では、撮像素子12は、被写体9を撮影した画像の画像データを第1記憶部15に保存つまり記憶し、第1の撮影処理を終了する。図6に示したフローチャートには記載していない出力ステップで、第1記憶部15に保存つまり記憶される画像データを第1通信部17によって送信または第1外部記憶部18によって記録媒体に記憶して出力することができる。
図7は、表示出力装置20によって処理される第1の再生処理の処理手順を示すフローチャートである。たとえば表示出力装置20の図示しない操作部から再生の指示があると、ステップB1に移る。
ステップB1では、撮影データつまり撮影された画像データを読み出す。具体的には、第2記憶部23は、図示しない操作部から指示された画像データが、第2記憶部23に記憶されている場合は、第2記憶部23から読み出し、読み出した画像データを再生データ生成部24に送る。図示しない操作部から指示された画像データが、第2外部記憶部22に記憶されている場合は、第2記憶部23は、第2外部記憶部22から読み出し、読み出した画像データを再生データ生成部24に送る。図示しない操作部から指示された画像データが、撮影装置10に記憶されている場合は、第2記憶部23は、画像データを第2通信部21によって撮影装置10から受信し、第2通信部21によって受信した画像データを再生データ生成部24に送る。
ステップB2では、再生データ生成部24は、第2記憶部23から受け取った画像データを等倍でRGB画像データに変換して表示データを生成し、生成した表示データを表示データ出力部25に送る。ステップB3では、表示データ出力部25は、再生データ生成部24から受け取った表示データを表示装置30に送信して、第1の再生処理を終了する。
図8は、表示装置30によって処理される第1の表示処理の処理手順を示すフローチャートである。表示出力装置20から表示データの送信があると、ステップC1に移る。
ステップC1では、表示データ入力部31は、表示出力装置20から表示データを受信し、受信した表示データを表示データ生成部32に送る。ステップC2では、表示データ生成部32は、表示データ入力部31から受け取った表示データを表示部33に、スケーリング処理無しで、つまり拡大も縮小もすることなく、等倍で表示し、第1の表示処理を終了する。
図9は、撮影装置10によって行なわれるズーム倍率の演算例を示す図である。前提条件として、4つの条件がある。すなわち、(1)表示装置30の解像度は、1920×1080であり、表示サイズは、65インチつまり横1428(mm)×縦804(mm)である。(2)横1428(mm)×縦804(mm)の被写体を、解像度1920×1080で撮影することができる基準距離は、1mである。(3)被写体の大きさは、横714(mm)×縦402(mm)である。(4)距離センサ部14による計測距離は、2mである。
演算部16は、計測距離の基準距離に対する距離比を演算する。この例では、距離センサ部14による計測距離2mを基準距離1mで除算するので、距離比は2倍となる。そして、ズーム倍率を距離比の2倍にして、撮影する。被写体の画像は、表示装置30に横714(mm)×縦402(mm)の大きさで表示され、被写体の大きさ横714(mm)×縦402(mm)と同一サイズになる。ちなみに、基準ズーム倍率つまりズーム倍率1倍で、被写体の映像を表示装置30に表示した場合、被写体の画像は横357(mm)×縦201(mm)で表示される。
上述した実施の第1の形態では、演算部16は、表示装置30の解像度情報およびサイズ情報を表示出力装置20から第1通信部17によって受信することによって取得したが、表示装置30の解像度情報およびサイズ情報を着脱可能な記録媒体に記憶させておき、その記録媒体を第1外部記憶部18に装着し、装着した記録媒体から第1外部記憶部18によって読み出すことによって取得してもよい。あるいは、撮影装置10の図示しない操作部から、表示装置30の解像度情報およびサイズ情報を入力させて、入力された情報を取得してもよい。
図10は、解像度情報およびサイズ情報を記録媒体から取得する処理手順を示すフローチャートである。図6に示したフローチャートのステップA3の代わりに実行され、ステップA3が実行された後、ステップD1に移る。
ステップD1では、演算部16は、撮影装置10の第1外部記憶部18に、表示装置30の解像度情報およびサイズ情報が記憶された記録媒体が装着されるのを待つ。ステップD2では、演算部16は、記録媒体が第1外部記憶部18に装着されると、装着された記録媒体に記憶されている表示装置30の解像度情報およびサイズ情報を、第1外部記憶部18によって読み出し、読み出した解像度情報およびサイズ情報を第1記憶部15に格納つまり記憶し、図6に示したフローチャートのステップA4に戻る。
図11は、解像度情報およびサイズ情報を操作部から取得する処理手順を示すフローチャートである。図6に示したフローチャートのステップA3の代わりに実行され、ステップA3が実行された後、ステップE1に移る。
ステップE1では、演算部16は、撮影装置10の図示しない操作部から、表示装置30の解像度情報およびサイズ情報が入力されると、入力された解像度情報およびサイズ情報を第1記憶部15に記憶し、図6に示したフローチャートのステップA4に戻る。
図1に示した実施の第1の形態では、撮影装置10、表示出力装置20および表示装置30は、それぞれ独立した筐体の装置としたが、表示出力装置20を撮影装置10に搭載してもよいし、表示装置30に搭載してもよい。
図12は、表示出力装置20を撮影装置10に搭載する場合の解像度情報およびサイズ情報の取得の手順を示すフローチャートである。撮影装置10および表示装置30に電源が投入され、動作可能になると、ステップF1に移る。
ステップF1では、表示出力装置20の表示データ出力部25と表示装置30の表示データ入力部31とがRGBケーブルで接続され、かつ表示出力装置20の第3通信部26と表示装置30の第4通信部35とがLANケーブルで接続されるのを待つ。ステップF2では、ケーブルが接続されると、表示出力装置20と表示装置30とが接続されたことをプラグアンドプレイ機能によって両装置が認識する。
ステップF3では、表示装置30の第3記憶部34に格納つまり記憶されている表示装置30の解像度情報およびサイズ情報を表示装置30の第4通信部35からLANケーブルに出力つまり送信する。ステップF4では、表示出力装置20の第3通信部26に接続されているLANケーブルから表示装置30の解像度情報およびサイズ情報を受信し、表示出力装置20の第2記憶部23に格納つまり記憶する。ステップF5では、表示出力装置20の第2記憶部23に格納つまり記憶されている解像度情報およびサイズ情報が、表示出力装置20の第2通信部21から撮影装置10の第1通信部17に送信される。そして、第1通信部17によって受信された解像度情報およびサイズ情報が第1記憶部15に格納つまり記憶され、処理を終了する。
図13は、表示出力装置20を表示装置30に搭載する場合の解像度情報およびサイズ情報の取得の手順を示すフローチャートである。撮影装置10および表示装置30に電源が投入され、動作可能になると、ステップG1に移る。
ステップG1では、表示装置30の第3記憶部34に格納されている解像度情報およびサイズ情報を表示装置30の第4通信部35から、表示出力装置20の第3通信部26へ送信し、表示出力装置20の第2記憶部23に格納つまり記憶される。ステップG2では、表示出力装置20の第2記憶部23に格納されている解像度およびサイズの情報を、表示出力装置20の第2通信部21から撮影装置10の第1通信部17へ送信し、撮影装置10の第1記憶部15に格納つまり記憶し、処理を終了する。
表示出力装置20を撮影装置10に搭載するのではなく、表示出力装置20と撮影装置10とを一体としてもよいし、表示出力装置20を表示装置30に搭載するのではなく、表示出力装置20と表示装置30とを一体としてもよい。表示出力装置20と撮影装置10とを一体にする場合は、撮影装置10の第1通信部17および第1外部記憶部18、ならびに表示出力装置20の第2通信部21および第2外部記憶部22は不要であり、表示出力装置20と表示装置30とを一体にする場合は、表示出力装置20の表示データ出力部25および第3通信部26、ならびに表示装置30の表示データ入力部31および第4通信部35は不要である。
図14は、実物大画像入出力装置1の構成の他の例を示すブロック図である。図14に示した実物大画像入出力装置1は、表示出力装置と表示装置とを一体にした例であり、撮影装置110および表示出力表示装置120を含んで構成される。撮影装置110は、レンズ部111、撮像素子112、ズーム部113、距離センサ部114、第1記憶部115、演算部116、第1通信部117および第1外部記憶部118を含んで構成される。
レンズ部111、撮像素子112、ズーム部113、距離センサ部114、第1記憶部115、演算部116、第1通信部117および第1外部記憶部118は、それぞれ図1に示したレンズ部11、撮像素子12、ズーム部13、距離センサ部14、第1記憶部15、演算部16、第1通信部17および第1外部記憶部18と同じであり、重複をさけるために撮影装置110の説明は省略する。
表示出力表示装置120は、図1に示した表示出力装置20を表示装置30に含めた構成であり、第2通信部121、第2外部記憶部122、第2記憶部123、再生データ生成部124、表示データ生成部125および表示部126を含んで構成される。第2通信部121、第2外部記憶部122および第2記憶部123は、それぞれ図1に示した第2通信部21、第2外部記憶部22および第2記憶部23と同じであり、表示部126は図1に示した表示部33と同じであり、重複を避けるために説明は省略する。
再生データ生成部124は、変換した画像データを直接表示データ生成部125に送ること以外は図1に示した再生データ生成部124と同じであり、表示データ生成部125は、表示データを直接再生データ生成部124から受け取ること以外は、図1に示した表示データ生成部32と同じであり、重複を避けるために説明は省略する。
このように、レンズ部11、撮像素子12およびズーム部13によって、被写体9が撮影されるズーム倍率を変化させて撮影することができ、距離センサ部14によって、レンズ部11と被写体9との距離が計測され、第1通信部17または第1外部記憶部18によって、画像データを表示する表示装置30の表示サイズおよび解像度を表す解像度情報およびサイズ情報が取得される。
そして、演算部16によって、距離センサ部14によって計測される距離と、第1通信部17または第1外部記憶部18によって取得される解像度情報およびサイズ情報が示す表示サイズおよび解像度とに基づいて、レンズ部11、撮像素子12およびズーム部13によって撮影される画像の画像データを表示装置30に表示したときに表示装置30に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるようにレンズ部11、撮像素子12およびズーム部13のズーム倍率が調整され、調整されたズーム倍率でレンズ部11、撮像素子12およびズーム部13に被写体9を撮影させ、第1通信部17または第1外部記憶部18によって、レンズ部11、撮像素子12およびズーム部13によって撮影される画像を表す画像データが出力される。
したがって、撮影された画像データは、表示装置30のサイズおよび解像度で実物大で表示することができる画像データとなり、表示装置30に表示した被写体の画像が実物大になる画像データを表示装置30のサイズおよび解像度に応じて出力することができる。
さらに、図6に示したフローチャートにおいて、ステップA1では、被写体9を撮影するズーム倍率を変化させて撮影することができる撮影装置10と被写体9との距離を計測する。ステップA3では、画像データを表示する表示装置30の表示サイズおよび解像度を表す解像度情報およびサイズ情報を取得する。
ステップA5およびステップA6では、ステップA1で計測された距離と、ステップA3で取得された解像度情報およびサイズ情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、撮影装置10によって撮影される画像の画像データを表示装置30に表示したときに表示装置30に表示される画像の大きさが被写体9の大きさと同じ大きさになるように撮影装置10のズーム倍率を調整する。ステップA7では、ステップA5およびステップA6で調整されたズーム倍率で撮影装置10に被写体9を撮影させる。そして、出力ステップでは、ステップA7で撮影された画像を表す画像データを出力する。
したがって、本発明に係る画像データ出力方法を適用すれば、撮影された画像データは、表示装置30のサイズおよび解像度で実物大で表示することができる画像データとなり、表示装置30に表示した被写体9の画像が実物大になる画像データを表示装置30のサイズおよび解像度に応じて出力することができる。
図15は、本発明の実施の第2の形態である実物大画像入出力装置2の構成の一例を示すブロック図である。本発明に係る画像データ出力方法は、画像データ出力装置である実物大画像入出力装置2で処理される。
実物大画像入出力装置2は、撮影装置210、表示出力装置220および表示装置230を含んで構成される。撮影装置210は、静止画を撮影するカメラあるいは動画を撮影するビデオカメラであり、レンズ部211、撮像素子212、ズーム部213、距離センサ部214、第1記憶部215、演算部216、第1通信部217および第1外部記憶部218を含んで構成される。
レンズ部211、撮像素子212、距離センサ部214、第1記憶部215、第1通信部217および第1外部記憶部218は、それぞれ図1に示したレンズ部11、撮像素子12、距離センサ部14、第1記憶部15、第1通信部17および第1外部記憶部18と同じであり、重複を避けるために説明は省略する。
ズーム部213は、ユーザによって操作され、撮影時のズーム倍率を表すズーム倍率情報を演算部216に送る。演算部216は、図1に示した演算部16と同様にCPUによって構成され、第1記憶部215に記憶される制御プログラムを実行することによって、距離センサ部214、第1通信部217および第1外部記憶部218を制御する。
具体的には、制御手段である演算部216は、距離センサ部214から受け取る距離データ、ズーム部213から受け取るズーム倍率情報、ならびに第1記憶部215によって記憶される表示装置230の解像度情報およびサイズ情報に基づいて、第1記憶部215によって記憶される画像データのリサイズ処理を行う。リサイズ処理は、撮影された被写体の画像を表示装置230に表示したときに実物大になるように、画像データを変換する処理である。
たとえば、撮影装置210として解像度1920×1080のカメラを用いて、基準距離かつズーム倍率1倍で被写体を撮影し、リサイズ処理なしで、解像度が1920×1080である65インチの表示装置230に表示した場合、実物大に表示されるという前提条件のとき、100mm×50mmの被写体を、測定距離が基準距離の2倍かつズーム倍率4倍で撮影し、解像度が1920×1080である65インチの表示装置230に、リサイズ処理せずに表示すると、200mm×100mmのサイズで表示される。したがって、解像度が1920×1080である65インチの表示装置230に実物大で表示させるためには、縦横のサイズを1/2倍にするリサイズ処理が必要である。すなわち、リサイズ倍率は、式(1)によって求められる。
リサイズ倍率=1/(基準距離/測定距離×ズーム倍率)=1/(1/2×4)=1/2 …(1)
同じ前提条件で、100mm×50mmの被写体を、測定距離が基準距離の2倍かつズーム倍率3倍で撮影し、解像度が3840×2160である65インチの表示装置230に、リサイズ処理せずに表示すると、75mm×32.5mmのサイズで表示される。したがって、実物大で表示させるためには、縦横のサイズを4/3倍にするリサイズ処理が必要である。すなわち、リサイズ倍率は、式(2)によって求められる。ここに、カメラ解像度は、撮影装置210の横方向の解像度であり、表示解像度は、表示装置230の横方向の解像度である。
リサイズ倍率=1/(基準距離/測定距離×ズーム倍率×カメラ解像度/表示解像度)
=1/(1/2×3×1920/3840)=4/3 …(2)
同じ前提条件で、100mm×50mmの被写体を、測定距離が基準距離の2倍かつズーム倍率3倍で撮影し、解像度が1920×1080である32.5インチの表示装置230に、リサイズ処理せずに表示すると、75mm×32.5mmのサイズで表示される。したがって、実物大で表示させるためには、縦横のサイズを4/3倍にするリサイズ処理が必要である。すなわち、リサイズ倍率は、式(3)によって求められる。ここに、表示サイズは、実際に表示する表示装置230の大きさであり、表示前提サイズは、前提条件に示す表示装置230の大きさである。
リサイズ倍率=1/(基準距離/測定距離×ズーム倍率×表示サイズ/表示前提サイズ)
=1/(1/2×3×32.5/65)=4/3 …(3)
表示出力装置220は、第2通信部221、第2外部記憶部222、第2記憶部223、再生データ生成部224、表示データ出力部225および第3通信部226を含んで構成される。表示装置230は、表示データ入力部231、表示データ生成部232、表示部233、第3記憶部234および第4通信部235を含んで構成される。
第2通信部221、第2外部記憶部222、第2記憶部223、再生データ生成部224、表示データ出力部225および第3通信部226は、それぞれ図1に示した第2通信部21、第2外部記憶部22、第2記憶部23、再生データ生成部24、表示データ出力部25および第3通信部26と同じであり、表示データ入力部231、表示データ生成部232、表示部233、第3記憶部234および第4通信部235は、それぞれ表示データ入力部31、表示データ生成部32、表示部33、第3記憶部34および第4通信部35と同じであり、重複を避けるために説明は省略する。
図16は、撮影装置210、表示出力装置220および表示装置230の関係を模式的に示す図である。撮影装置210は、距離センサおよびズーム機能を搭載する撮影装置である。距離センサは、距離センサ部214によって実現され、ズーム機能は、ズーム部213によって実現される。撮影装置210は、レンズ部211と被写体9との距離を距離センサ部214によって測定し、測定した距離と、撮影時のズーム倍率と、表示装置230からの解像度情報およびサイズ情報に基づいて、表示装置230に表示したときに、被写体の画像が実物大になるように、被写体9を撮影した画像の画像データを変換する。
撮影装置210は、変換した被写体9の画像データを、通信回線または着脱可能な記録媒体によって、表示出力装置220に送る。表示出力装置220は、撮影装置210から受け取った画像データを、RGBの表示データに変換し、変換した表示データを表示装置230に送り、表示させる。
図17は、基準距離を説明するための図である。基準距離は、撮影装置210によってズーム倍率を1倍に設定して被写体9を撮影し、撮影された画像データを表示出力装置220で拡大も縮小もすることなく等倍で表示装置230に表示した場合、表示装置230に表示される被写体9の画像236のサイズが実物の被写体9のサイズと同一になる距離である。このとき、表示装置230のサイズと撮像素子212で撮影される範囲のサイズとは、同じサイズとし、かつ表示装置230の解像度での各画素と撮像素子212の各素子は、1対1に対応させる。
図18は、演算部216によるリサイズの処理方法を説明するための図である。図18(a)は、被写体9とレンズ部211との距離が基準距離の2倍の距離であることを示す。図18(b)は、ズーム倍率を1倍に設定した状態で撮影し、撮影した画像データを等倍で表示装置230に表示したときの画像236aを示す。画像236aのサイズは、被写体が基準距離にある場合の画像236のサイズの1/2である。
図18(c)は、ズーム倍率を1倍に設定した状態で撮影し、撮影した画像データに対してサイズを2倍にするリサイズ処理を行った後、表示装置230に表示したときの画像236bを示す。画像236bのサイズは、被写体9が基準距離にある場合の画像236のサイズと同じである。
図19は、撮影装置210によって処理される第2の撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。撮影装置210のシャッターが押されると、ステップH1に移る。
計測ステップであるステップH1では、距離センサ部214は、被写体9とレンズ部211との距離を測定し、測定した距離の距離データを演算部216に送る。ステップH2では、演算部216は、距離センサ部214から受け取った距離データを第1記憶部215に格納つまり記憶する。取得ステップであるステップH3では、第1通信部217は、表示出力装置220から表示装置230の解像度情報およびサイズ情報を受信し、受信した解像度情報およびサイズ情報を演算部216に送る。演算部216は、第1通信部217から受け取った解像度情報およびサイズ情報を第1記憶部215に格納つまり記憶する。
ステップH4では、演算部216は、第1記憶部215に記憶される解像度情報が示す表示装置230の解像度を、撮像素子212の有効画素として第1記憶部215に設定し記憶する。撮影ステップであるステップH5では、撮像素子212は、撮影した画像の画像データを第1記憶部215に保存つまり記憶する。
変換ステップであるステップH6では、演算部216は、第1記憶部215に記憶される表示装置230の解像度情報およびサイズ情報、距離データ、ならびにズーム部13から受け取るズーム倍率情報に基づいて、リサイズ処理を行う。そしてリサイズ処理を行った画像データを第1記憶部215に記憶し、第2の撮影処理を終了する。図19に示したフローチャートには記載していない出力ステップで、第1記憶部215に記憶されるリサイズ処理が行なわれた画像データを第1通信部217によって送信または第1外部記憶部218によって記録媒体に記憶して出力することができる。
表示出力装置220によって処理される第2の再生処理の処理手順は、図7に示した表示出力装置20の第1の再生処理の処理手順と同じであり、表示装置230によって処理される第2の表示処理の処理手順は、図8に示した表示装置30の第1の表示処理の処理手順と同じであり、重複を避けるために説明は省略する。
図20は、撮影装置210によって行なわれるリサイズの演算例を示す図である。前提条件として、5つの条件がある。すなわち、(1)表示装置230の解像度は、1920×1080であり、表示サイズは、65インチつまり横1428(mm)×縦804(mm)である。(2)横1428(mm)×縦804(mm)の被写体を、解像度1920×1080で撮影することができる基準距離は、1mである。(3)被写体の大きさは、横714(mm)×縦402(mm)である。(4)距離センサ部214による計測距離は、2mである。(5)撮影時のズーム倍率は、0.5倍である。
演算部216は、計測距離の基準距離に対する距離比を演算する。この例では、距離センサ部214による計測距離2mを基準距離1mで除算するので、距離比は2倍となる。そして、撮像素子212によって撮影される被写体9のサイズを求める。撮像素子212によって撮影される被写体9のサイズは、実物のサイズを距離比2で除算し、さらにズーム倍率0.5を乗算したサイズ、すなわち1/4のサイズであり、横178.5(mm)×縦100.5(mm)となる。
したがって、表示装置230に表示する被写体9の画像のサイズを実物大にするためには、画像サイズを4倍に拡大する必要がある。演算部216は、解像度は変えないで、画像サイズを4倍にするリサイズ処理を行い、リサイズ処理された画像データを第1記憶部215に格納つまり記憶する。リサイズ処理された画像データを表示装置230に表示すると、被写体の画像は、横714(mm)×縦402(mm)の大きさとなり、被写体9の大きさ横714(mm)×縦402(mm)と同一サイズになる。
上述した実施の第2の形態では、リサイズ処理を撮影装置210で行ったが、リサイズ処理を表示出力装置220で行ってもよい。
図21は、実物大画像入出力装置2の構成の他の例を示すブロック図である。図21に示した実物大画像入出力装置2は、リサイズ処理を撮影装置210ではなく、表示出力装置220の再生データ生成部224で行う。
図21に示した例では、表示出力装置220は、撮像素子212で撮影された被写体9の画像の画像データと、距離センサ部214によって計測された距離の距離データと、撮影時のズーム倍率のズーム倍率情報とを、第2通信部221あるいは第2外部記憶部222によって、撮影装置210から受け取る。表示出力装置220の第2記憶部223は、撮影装置210から受け取った画像データ、距離データおよびズーム倍率情報を第2記憶部223に記憶する。
再生データ生成部224は、第2記憶部223に記憶される画像データ、距離データ、ズーム倍率情報、ならびに表示装置230の解像度情報およびサイズ情報に基づいて、リサイズ処理を行う。
図22は、撮影装置210によって処理される第3の撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。撮影装置210のシャッターが押されると、ステップJ1に移る。
ステップJ1では、距離センサ部214は、被写体9とレンズ部211との距離を測定し、測定した距離の距離データを演算部216に送る。ステップJ2では、演算部216は、距離センサ部214から受け取った距離データを第1記憶部215に格納つまり記憶する。ステップJ3では、第1通信部217は、表示出力装置220から表示装置230の解像度情報およびサイズ情報を受信し、受信した解像度情報およびサイズ情報を演算部216に送る。演算部216は、第1通信部217から受け取った解像度情報およびサイズ情報を第1記憶部215に格納つまり記憶する。
ステップJ4では、演算部216は、第1記憶部215に記憶される解像度情報が示す表示装置の解像度を、撮像素子212の有効画素として第1記憶部215に設定し記憶する。ステップJ5では、撮像素子212は、撮影した画像の画像データを第1記憶部215に保存つまり記憶する。そして、演算部216は、ズーム部213から受け取った撮影時のズーム倍率のズーム倍率情報を第1記憶部215に保存つまり記憶し、第3の撮影処理を終了する。
図23は、表示出力装置220によって処理される第3の再生処理の処理手順を示すフローチャートである。たとえば表示出力装置220の図示しない操作部から再生の指示があると、ステップK1に移る。
ステップK1では、第2記憶部223は、撮影データつまり撮影された画像データ、距離データ、およびズーム倍率情報を読み出す。具体的な読み出し方法は、図7に示したフローチャートのステップB1と同じ処理であり、重複を避けるために説明は省略する。ステップK2では、再生データ生成部224は、第2記憶部223から画像データ、距離データ、ズーム倍率情報、ならびに表示装置230の解像度情報およびサイズ情報を読み出す。
ステップK3では、再生データ生成部224は、第2記憶部223から読み出した画像データに対して、第2記憶部223から読み出した距離データ、ズーム倍率情報、ならびに表示装置230の解像度情報およびサイズ情報に基づいて、リサイズ処理を行う。そして、リサイズ処理を行った画像データをRGBデータに変換して表示データを生成し、生成した表示データを表示データ出力部225に送る。ステップK4では、表示データ出力部225は、再生データ生成部224から受け取った表示データを表示装置230に送信して、第3の再生処理を終了する。
図24は、表示装置230によって処理される第3の表示処理の処理手順を示すフローチャートである。表示出力装置220から表示データの送信があると、ステップL1に移る。
ステップL1では、表示データ入力部231は、表示出力装置220から表示データを受信し、受信した表示データを表示データ生成部232に送る。ステップL2では、表示データ生成部232は、表示データ入力部231から受け取った表示データを表示部233に、スケーリング処理無しで、つまり拡大も縮小もすることなく、等倍で表示し、第3の表示処理を終了する。
このように、レンズ部211、撮像素子212およびズーム部213によって、被写体9が撮影されるズーム倍率を変化させて撮影することができ、距離センサ部214によって、レンズ部211と被写体9との距離が計測され、第1通信部217または第1外部記憶部218によって、画像データを表示する表示装置230の表示サイズおよび解像度を表す解像度情報およびサイズ情報が取得される。
そして、演算部216によって、レンズ部211、撮像素子212およびズーム部213によって撮影される画像を表す画像データが、距離センサ部214によって計測される距離、レンズ部211、撮像素子212およびズーム部213が被写体9を撮影したときのズーム倍率、ならびに第1通信部217または第1外部記憶部218によって取得される解像度情報およびサイズ情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、レンズ部211、撮像素子212およびズーム部213によって撮影される画像を表す画像データを表示装置230に表示したときに表示装置230に表示される画像の大きさが被写体9の大きさと同じ大きさになるように変換され、第1通信部217または第1外部記憶部218によって、演算部216によって変換される画像データが出力される。
したがって、撮影時のズーム倍率に応じて、撮影された画像データを表示装置230のサイズおよび解像度で実物大で表示することができる画像データに変換するので、表示装置230に表示した被写体9の画像が実物大になる画像データを表示装置230のサイズおよび解像度に応じて出力することができる。
さらに、図19に示したフローチャートにおいて、ステップH1では、被写体9を撮影するズーム倍率を変化させて撮影することができる撮影装置210と被写体9との距離を計測する。ステップH3では、画像データを表示する表示装置230の表示サイズおよび解像度を表す解像度情報およびサイズ情報を取得する。ステップH5では、撮影装置210で被写体9を撮影する。
ステップH6では、ステップH5で撮影された画像を表す画像データを、ステップH1で計測された距離、ステップH5で撮影されたときのズーム倍率、ならびにステップH3で取得された解像度情報およびサイズ情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、ステップH5で撮影される画像の画像データを表示装置230に表示したときに表示装置230に表示される画像の大きさが被写体9の大きさと同じ大きさになるように変換する。そして、出力ステップでは、ステップH6で変換された画像データを出力する。
したがって、本発明に係る画像データ出力方法を適用すれば、撮影時のズーム倍率に応じて、撮影された画像データを表示装置230のサイズおよび解像度で実物大で表示することができる画像データに変換するので、表示装置230に表示した被写体9の画像が実物大になる画像データを表示装置230のサイズおよび解像度に応じて出力することができる。
図25は、本発明の実施の第3の形態である実物大画像入出力装置3の構成の一例を示すブロック図である。本発明に係る画像データ出力方法は、画像データ出力装置である実物大画像入出力装置3で処理される。
実物大画像入出力装置3は、撮影装置310、表示出力装置320および表示装置330を含んで構成される。撮影装置310は、静止画を撮影するカメラあるいは動画を撮影するビデオカメラであり、レンズ部311、撮像素子312、ズーム部313、距離センサ部314、第1記憶部315、演算部316、第1通信部317および第1外部記憶部318を含んで構成される。
レンズ部311、撮像素子312、ズーム部313、距離センサ部314、第1記憶部315、第1通信部317および第1外部記憶部318は、それぞれ図1に示したレンズ部11、撮像素子12、ズーム部13、距離センサ部14、第1記憶部15、第1通信部17および第1外部記憶部18と同じであり、重複を避けるために説明は省略する。
制御手段である演算部316は、図1に示した演算部16と同様にCPUによって構成され、第1記憶部315に記憶される制御プログラムを実行することによって、ズーム部313、距離センサ部314、第1通信部217および第1外部記憶部218を制御する。
具体的には、演算部316は、距離センサ部314から受け取る距離データが示す距離を基準距離で除算して距離比を求め、求めた距離比と同じ割合のブーム倍率にするようにズーム部313に指示する。さらに、撮像素子312によって撮影され、第1記憶部315によって記憶される画像データを、第1記憶部315によって記憶される表示装置330の解像度情報およびサイズ情報に基づいて、表示装置330に表示する被写体9の画像のサイズが実物大になるように変換する。
図26は、撮影装置310によって処理される第4の撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。撮影装置310のシャッターが押されると、ステップM1に移る。ステップM1〜ステップM4は、それぞれ図6に示したフローチャートのステップA1〜ステップA4と同じであり、重複を避けるために説明は省略する。
ステップM5では、演算部316は、第1記憶部315に記憶される距離データに基づいて、ズーム倍率の演算を行なう。具体的には、第1記憶部315に記憶される距離データが示す距離を基準距離で除算した距離比をズーム倍率とする。ステップM6では、ズームの設定を行なう。具体的には、演算部316は、演算で求めたズーム倍率をズーム部313に指示し、ズーム倍率を指示したズーム倍率に調整させる。ステップM5およびステップM6は、調整ステップである。
撮影ステップおよび変換ステップであるステップM7では、撮像素子322は、被写体9を撮影した画像の画像データを第1記憶部315に保存つまり記憶する。そして、演算部316は、第1記憶部315に記憶される画像データを、第1記憶部315によって記憶される表示装置330の解像度情報およびサイズ情報に基づいて、表示装置330に表示する被写体9の画像のサイズが実物大になるように変換し、変換した画像データを第1記憶部315に保存つまり記憶し、第4の撮影処理を終了する。実物大になるように変換するリサイズ処理は、上述した第2の形態である実物大画像入出力装置2で説明したリサイズ処理と同様の処理が演算部316によって行われる。
図26に示したフローチャートには記載していない出力ステップで、第1記憶部315に記憶される変換された画像データを第1通信部317によって送信または第1外部記憶部318によって記録媒体に記憶して出力することができる。
図27は、表示出力装置320によって処理される第4の再生処理の処理手順を示すフローチャートである。たとえば表示出力装置320の図示しない操作部から再生の指示があると、ステップN1に移る。ステップN1〜ステップN3は、それぞれ図7に示したフローチャートのステップB1〜ステップB3と同じ処理であり、重複を避けるために説明は省略する。
図28は、表示装置330によって処理される第4の表示処理の処理手順を示すフローチャートである。表示出力装置320から表示データの送信があると、ステップP1に移る。ステップP1およびステップP2は、それぞれ図8に示したフローチャートのステップC1およびステップC2と同じ処理であり、重複を避けるために説明は省略する。
このように、レンズ部311、撮像素子312およびズーム部313によって、被写体9が撮影されるズーム倍率を変化させて撮影することができ、距離センサ部314によって、レンズ部311と被写体9との距離が計測され、第1通信部317または第1外部記憶部318によって、画像データを表示する表示装置330の表示サイズおよび解像度を表す解像度情報およびサイズ情報が取得される。
そして、演算部316によって、距離センサ部314によって計測される距離に基づいてレンズ部311、撮像素子312およびズーム部313のズーム倍率が調整され、調整されたズーム倍率でレンズ部311、撮像素子312およびズーム部313に被写体9を撮影させ、レンズ部311、撮像素子312およびズーム部313によって撮影される画像を表す画像データが、距離センサ部314によって計測される距離、前記調整したズーム倍率、ならびに第1通信部317または第1外部記憶部318によって取得される解像度情報およびサイズ情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、レンズ部311、撮像素子312およびズーム部313によって撮影される画像を表す画像データを表示装置330に表示したときに表示装置330に表示される画像の大きさが被写体9の大きさと同じ大きさになるように変換され、第1通信部317または第1外部記憶部318によって、演算部316によって変換される画像データが出力される。
したがって、被写体9との距離に応じてズーム倍率を変化させるので、撮影された画像データで表示される画像のサイズを一定にすることができ、表示装置330のサイズおよび解像度による変換だけを行なうことによって、表示装置330に表示した被写体9の画像が実物大になる画像データを表示装置330のサイズおよび解像度に応じて出力することができる。
さらに、図26に示したフローチャートにおいて、ステップM1では、被写体9を撮影するズーム倍率を変化させて撮影することができる撮影装置310と被写体9との距離を計測する。ステップM3では、画像データを表示する表示装置330の表示サイズおよび解像度を表す解像度情報およびサイズ情報を取得する。ステップM5およびステップM6では、ステップM1で計測された距離に基づいて撮影装置310のズーム倍率を調整する。ステップM7では、ステップM5およびステップM6で調整されたズーム倍率で撮影装置310に被写体9を撮影させる。
ステップM7では、ステップM7で撮影された画像を表す画像データを、ステップM1で計測された距離、ステップM5およびステップM6で調整されたズーム倍率、ならびにステップM3で取得された解像度情報およびサイズ情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、ステップM7で撮影される画像の画像データを表示装置330に表示したときに表示装置330に表示される画像の大きさが被写体9の大きさと同じ大きさになるように変換する。そして、出力ステップでは、ステップM7で変換された画像データを出力する。
したがって、本発明に係る画像データ出力方法を適用すれば、被写体9との距離に応じてズーム倍率を変化させるので、撮影された画像データで表示される画像のサイズを一定にすることができ、表示装置330のサイズおよび解像度による変換だけを行なうことによって、表示装置330に表示した被写体9の画像が実物大になる画像データを表示装置330のサイズおよび解像度に応じて出力することができる。
本発明の実施の第1の形態である実物大画像入出力装置1の構成の一例を示すブロック図である。 撮影装置10、表示出力装置20および表示装置30の関係を模式的に示す図である。 基準距離を説明するための図である。 演算部16によるズーム倍率の決定方法を説明するための図である。 撮影装置10から表示出力装置20に送られる情報を示す図である。 撮影装置10によって処理される第1の撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。 表示出力装置20によって処理される第1の再生処理の処理手順を示すフローチャートである。 表示装置30によって処理される第1の表示処理の処理手順を示すフローチャートである。 撮影装置10によって行なわれるズーム倍率の演算例を示す図である。 解像度情報およびサイズ情報を記録媒体から取得する処理手順を示すフローチャートである。 解像度情報およびサイズ情報を操作部から取得する処理手順を示すフローチャートである。 表示出力装置20を撮影装置10に搭載する場合の解像度情報およびサイズ情報の取得の手順を示すフローチャートである。 表示出力装置20を表示装置30に搭載する場合の解像度情報およびサイズ情報の取得の手順を示すフローチャートである。 実物大画像入出力装置1の構成の他の例を示すブロック図である。 本発明の実施の第2の形態である実物大画像入出力装置2の構成の一例を示すブロック図である。 撮影装置210、表示出力装置220および表示装置230の関係を模式的に示す図である。 基準距離を説明するための図である。 演算部216によるリサイズの処理方法を説明するための図である。 撮影装置210によって処理される第2の撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。 撮影装置210によって行なわれるリサイズの演算例を示す図である。
実物大画像入出力装置2の構成の他の例を示すブロック図である。 撮影装置210によって処理される第3の撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。 表示出力装置220によって処理される第3の再生処理の処理手順を示すフローチャートである。 表示装置230によって処理される第3の表示処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の第3の形態である実物大画像入出力装置3の構成の一例を示すブロック図である。 撮影装置310によって処理される第4の撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。 表示出力装置320によって処理される第4の再生処理の処理手順を示すフローチャートである。 表示装置330によって処理される第4の表示処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1,2,3 実物大画像入出力装置
9 被写体
10,110,210,310 撮影装置
11,111,211,311 レンズ部
12,112,212,312 撮像素子
13,113,213,313 ズーム部
14,114,214,314 距離センサ部
15,115,215,315 第1記憶部
16,116,216,316 演算部
17,117,217,317 第1通信部
18,118,218,318 第1外部記憶部
20,220,320 表示出力装置
21,121,221,321 第2通信部
22,123,223,323 第2外部記憶部
23,124,224,324 第2記憶部
24,125,225,325 再生データ生成部
25,225,325 表示データ出力部
26,226,326 第3通信部
30,230,330 表示装置
31,231,331 表示データ入力部
32,125,225,325 表示データ生成部
33,126,226,326 表示部
34,234,334 第3記憶部
35,235,335 第4通信部
40 記録媒体
120 表示出力表示装置

Claims (6)

  1. 被写体を撮影するズーム倍率を変化させて撮影することができる撮影手段と、
    撮影手段と被写体との距離を計測する計測手段と、
    画像データを表示する表示装置の表示サイズおよび解像度を表す表示装置情報を取得する取得手段と、
    計測手段によって計測される距離、ならびに取得手段によって取得される表示装置情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、撮影手段によって撮影される画像の画像データを表示装置に表示したときに表示装置に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるように撮影手段のズーム倍率を調整し、調整したズーム倍率で撮影手段に被写体を撮影させる制御手段と、
    撮影手段によって撮影される画像を表す画像データを出力する出力手段とを含むことを特徴とする画像データ出力装置。
  2. 被写体を撮影するズーム倍率を変化させて撮影することができる撮影手段と、
    撮影手段と被写体との距離を計測する計測手段と、
    画像データを表示する表示装置の表示サイズおよび解像度を表す表示装置情報を取得する取得手段と、
    撮影手段によって撮影される画像を表す画像データを、計測手段によって計測される距離、撮影手段が被写体を撮影したときのズーム倍率、ならびに取得手段によって取得される表示装置情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、撮影手段によって撮影される画像を表す画像データを表示装置に表示したときに表示装置に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるように変換する制御手段と、
    制御手段によって変換される画像データを出力する出力手段とを含むことを特徴とする画像データ出力装置。
  3. 被写体を撮影するズーム倍率を変化させて撮影することができる撮影手段と、
    撮影手段と被写体との距離を計測する計測手段と、
    画像データを表示する表示装置の表示サイズおよび解像度を表す表示装置情報を取得する取得手段と、
    計測手段によって計測される距離に基づいて撮影手段のズーム倍率を調整し、調整したズーム倍率で撮影手段に被写体を撮影させ、撮影手段によって撮影される画像を表す画像データを、計測手段によって計測される距離、前記調整したズーム倍率、ならびに取得手段によって取得される表示装置情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、撮影手段によって撮影される画像を表す画像データを表示装置に表示したときに表示装置に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるように変換する制御手段と、
    制御手段によって変換される画像データを出力する出力手段とを含むことを特徴とする画像データ出力装置。
  4. 被写体を撮影するズーム倍率を変化させて撮影することができる撮影装置と被写体との距離を計測する計測ステップと、
    画像データを表示する表示装置の表示サイズおよび解像度を表す表示装置情報を取得する取得ステップと、
    計測ステップで計測された距離、ならびに取得ステップで取得された表示装置情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、撮影装置によって撮影される画像の画像データを表示装置に表示したときに表示装置に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるように撮影装置のズーム倍率を調整する調整ステップと、
    調整ステップで調整されたズーム倍率で撮影装置に被写体を撮影させる撮影ステップと、
    撮影ステップで撮影された画像を表す画像データを出力する出力ステップとを含むことを特徴とする画像データ出力方法。
  5. 被写体を撮影するズーム倍率を変化させて撮影することができる撮影装置と被写体との距離を計測する計測ステップと、
    画像データを表示する表示装置の表示サイズおよび解像度を表す表示装置情報を取得する取得ステップと、
    撮影装置で被写体を撮影する撮影ステップと、
    撮影ステップで撮影された画像を表す画像データを、計測ステップで計測された距離、撮影ステップで撮影されたときのズーム倍率、ならびに取得ステップで取得された表示装置情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、撮影ステップで撮影される画像の画像データを表示装置に表示したときに表示装置に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるように変換する変換ステップと、
    変換ステップで変換された画像データを出力する出力ステップとを含むことを特徴とする画像データ出力方法。
  6. 被写体を撮影するズーム倍率を変化させて撮影することができる撮影装置と被写体との距離を計測する計測ステップと、
    画像データを表示する表示装置の表示サイズおよび解像度を表す表示装置情報を取得する取得ステップと、
    計測ステップで計測された距離に基づいて撮影装置のズーム倍率を調整する調整ステップと、
    調整ステップで調整されたズーム倍率で撮影装置に被写体を撮影させる撮影ステップと、
    撮影ステップで撮影された画像を表す画像データを、計測ステップで計測された距離、調整ステップで調整されたズーム倍率、ならびに取得ステップで取得された表示装置情報が示す表示サイズおよび解像度に基づいて、撮影ステップで撮影される画像の画像データを表示装置に表示したときに表示装置に表示される画像の大きさが被写体の大きさと同じ大きさになるように変換する変換ステップと、
    変換ステップで変換された画像データを出力する出力ステップとを含むことを特徴とする画像データ出力方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011114349A (ja) * 2009-11-23 2011-06-09 Masahide Tanaka 画像情報出力装置
JP2014127867A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Ricoh Co Ltd 画像処理装置および制御方法
JP2018006995A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 株式会社ニコン 撮像装置、表示装置、画像処理プログラム
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