JP2009245270A - 映像配信システム及び映像配信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】映像コンテンツを複数の端末に対してシームレスに配信することのできる映像配信システムを提供すること
【解決手段】端末からの要求に応じ、該端末に適したコンテンツサーバを該端末の固有情報に基づいて選択し、該端末とコンテンツサーバとの間に通信路を確立する確立手段と、他の端末を用いて視聴されたものと同一の映像コンテンツをその視聴停止位置から引き続き視聴できるように、これまでの視聴状況が保存された視聴情報を端末に対して送信する送信手段と、を具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、VoD(Video on Demand)やマルチキャストといったネットワークを通じて映像コンテンツ等を提供する映像配信システムに関し、特に、コンテンツ視聴端末の仕様(画面サイズ、字幕の有無等)に基づいてポータルサーバが適切なコンテンツサーバを選択し、自動的にコンテンツ視聴端末とコンテンツサーバとの間のセッション(通信路)を確立する映像配信システムに関する。
VoDやマルチキャストといった映像配信サービスは、NGN(Next Generation Network)を通じて提供することによって、サービス品質を保証することが可能となる。NGNを通じた映像配信サービスの実現手順については、TISPAN等の標準化団体において議論されているが、現状では固定端末向けのサービス提供手順が対象となっており、固定端末に加え移動端末を含めたシームレスなサービスの提供方式については議論されていない(非特許文献1を参照。)。
非特許文献1で規定されている映像配信アーキテクチャとシーケンスの概要を図6及び図7を参照して説明する。
図6は、従来の映像配信ネットワークアーキテクチャを示すブロック図である。同図において、100は端末、101は回線認証サーバ、102はポータルサーバ、104はネットワーク、105はコンテンツサーバである。
端末100は、回線認証サーバ101に対して(1)回線認証要求を行い、ポータルサーバ102に対して(2)サーバアドレス要求(HTTP:Hyper Text Transfer Protocol)を行い、制御サーバ103に対しては(3)セッション制御要求(SIP:Session Initiation Protocol)を行う。
制御サーバ103は、(3)セッション制御要求(SIP)に応じて(4)ネットワーク制御を行い、コンテンツサーバ105に対して(5)セッション制御要求(SIP)を行う。端末100とコンテンツサーバ105との間では、ネットワーク104を介して(6)ストリーム制御(RTSP:Real−time Transport Protocol)が行われ、コンテンツサーバ105から端末100に対して(7)映像ストリーム(RTP:Real Time Streaming Protocol)が配信される。括弧内は、それぞれ使用されるプロトコルの一例を示している。
図7は、従来の映像配信サービス提供の手順を示す図である。先ず端末100が回線認証サーバ101に対して回線認証要求を行う(回線認証要求M1,回線認証応答M2)。回線認証がなされたら、端末100はポータルサーバ102にHTTP GET(コンテンツサーバアドレス要求)M3を送信する。これに応じてポータルサーバ102はHTTP 200 OK(コンテンツサーバアドレス)M4を返す。
次に、端末100が制御サーバ103にSIP INVITE(セッション制御要求)M5を送信すると、制御サーバ103はコンテンツサーバ105にSIP INVITE(セッション制御要求)M6を送信する。これに応じてコンテンツサーバ105から制御サーバ103にSIP 200 OK(セッション制御応答)M7が送信される。これに応じて制御サーバ103は端末100にSIP 200 OK(セッション制御応答)M8を返す。こうして端末100とコンテンツサーバ105との間のセッションが確立される。
次に、コンテンツの視聴を開始する端末100は、コンテンツサーバ105にRTSP PLAY(視聴開始要求)M9を送信する。これに応じてコンテンツサーバ105は端末100にRTSP 200 OK(応答)M10を返し、続いてRTP(映像ストリーム)M11を同端末100に送信する。
次に、コンテンツの視聴を停止するとき、端末100は、コンテンツサーバ105にRTSP TEARDWON(視聴停止要求)M12を送信する。これに応じてコンテンツサーバ105は端末100にRTSP 200 OK(応答)M13を返す。続いて端末100が制御サーバ103にSIP BYE(セッション開放要求)M14を送信すると、制御サーバ103は、コンテンツサーバ105にSIP BYE(セッション開放要求)M15を送信する。これに応じてコンテンツサーバ105は制御サーバ103にSIP 200 OK(セッション開放応答)M16を返す。そして制御サーバ103が端末100にSIP 200 OK(セッション開放応答)M17を返す。これにより確立されていたセッションは開放される。
このような非特許文献1の映像配信アーキテクチャは、固定端末のみを対象としているため、自宅内のテレビで視聴していたコンテンツの続きを自宅外で携帯電話を用いて視聴するといったサービスを実現することはできない。そもそも、同アーキテクチャでは各ユーザの視聴状況(例:ユーザ1は番組Aの先頭から12分経過した場面を視聴中)を管理するための機能が存在しない。また、同アーキテクチャでは、コンテンツ配信に必要な帯域等の情報をSIP等のセッション確立メッセージに記述して端末が送信する。したがって、ユーザが端末の受信能力を超えるコンテンツを要求することが可能であり、コンテンツ配信用の帯域やコンテンツサーバの配信機能等のリソースを浪費する可能性がある。これは、同アーキテクチャが、セッション確立は対等な端末間(end−to−end)で端末情報を交換することにより実現されるというVoIP等のセッション確立ポリシーを踏襲しているためである。
Draft ETSI TS 182 027 V0.0.15(2007−09)“TISPAN;IPTV Architecture; IPTV functions supported by the IMS subsystem”
本発明はかかる事情を考慮してなされたものであり、映像コンテンツを複数の端末に対してシームレスに配信することのできる映像配信システムを提供することを目的とする。
本発明の一観点に係る映像配信システムは、複数の端末からの要求に応じて映像コンテンツを配信する映像配信システムであって、前記複数の端末の各々の固有情報に関連付けて、各々の端末が視聴している映像コンテンツに関連する視聴情報を管理する管理手段と、前記複数の端末におけるいずれか一の端末からの要求に応じて、前記一の端末に適した一のコンテンツサーバを複数のコンテンツサーバのなかから前記固有情報に基づいて選択し、前記一の端末と前記一のコンテンツサーバとの間に通信路を確立する確立手段と、他の端末を用いて視聴されたものと同一の映像コンテンツをその視聴停止位置から引き続き視聴できるように、前記視聴情報を前記一の端末に対して送信する送信手段と、を具備することを特徴とする。
前記固有情報は、前記複数の端末の各々の画面解像度、アスペクト比、及び字幕の有無の少なくともいずれかを含んでもよい。
前記視聴情報は、前記映像コンテンツの識別名、視聴位置、及び視聴端末の少なくともいずれかを含んでもよい。
前記一のコンテンツサーバは、前記一の端末による前記映像コンテンツについての視聴情報を前記管理手段に対して定期的に送信してもよい。
前記確立手段は、第1の端末での映像コンテンツ視聴に適した第1のコンテンツサーバを選択するための第1のポータルサーバと、第2の端末での映像コンテンツ視聴に適した第2のコンテンツサーバを選択するための第2のポータルサーバとから構成されてもよい。
本発明の別の観点に係る映像配信方法は、複数の端末からの要求に応じて映像コンテンツを配信する映像配信方法であって、前記複数の端末の各々の固有情報に関連付けて、各々の端末が視聴している映像コンテンツに関連する視聴情報を管理するステップと、前記複数の端末におけるいずれか一の端末からの要求に応じて、前記一の端末に適した一のコンテンツサーバを複数のコンテンツサーバのなかから前記固有情報に基づいて選択するステップと、前記一の端末と前記一のコンテンツサーバとの間に通信路を確立するステップと、他の端末を用いて視聴されたものと同一の映像コンテンツをその視聴停止位置から引き続き視聴できるように、前記視聴情報を前記一の端末に対して送信するステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、映像コンテンツを複数の端末に対してシームレスに配信することのできる映像配信システムを提供できる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
本実施形態は、VoD(Video on Demand)やマルチキャストといったネットワークを通じて提供される映像配信サービスに関し、特に、端末の仕様(画面サイズ、字幕の有無等)に基づいてポータルサーバが適切なコンテンツサーバを選択し、自動的に端末とサーバとの間のセッションを確立する映像配信システムである。このため各ユーザにより使用される端末を管理し、及び該端末による視聴状況等を管理するサーバ(「視聴情報管理サーバ」という。)を設け、ポータルサーバが視聴情報管理サーバからユーザ関連情報を取得することによって、ユーザの端末に適したコンテンツを選択し、自動的にセッションを確立する。
図1は、このような映像配信システムの一実施形態に係る映像配信ネットワークのアーキテクチャを示すブロック図である。図1において、1は端末、2は回線認証サーバ、3はポータルサーバ、4は視聴情報管理サーバ、5は制御サーバ、6はネットワーク、7はコンテンツサーバ、9は管理データである。
図1において、端末やサーバは説明の便宜上、1つのみ示してあるが、一般にはそれぞれ複数の機器から構成される。例えば端末1は、固定端末としてのテレビ(通信機能を備える)であったり、携帯電話機であったりする。後述する本実施形態の具体例では、このような2種類の端末を同一のユーザが所有しており、映像配信システムからサービス提供を受ける場合について説明する。
端末1は、回線認証サーバ2に対して(1)回線認証要求を行い、ポータルサーバ3に対して(2)コンテンツ視聴要求(HTTP)を行う。
ポータルサーバ3は、視聴情報管理サーバ4に対して(3)端末種別/視聴状況要求(HTTP)を行い、該視聴情報管理サーバ4からの応答(端末種別)に基づいてコンテンツサーバ7を選択した上で、制御サーバ5に(4)セッション制御要求(SIP)を送信する。制御サーバ5は(5)ネットワーク制御を行うものであって、上記選択されたコンテンツサーバ7に(6)セッション制御要求(SIP)を送信する。
端末1とコンテンツサーバ7との間にセッションが確立すると、端末1はコンテンツサーバ7との間の(7)ストリーム制御(RTSP)を行う。該ストリーム制御の下で、コンテンツサーバ7から端末1に対して(8)映像ストリーム(RTP)が送信される。
なお、映像ストリーム(コンテンツ)の視聴中において、コンテンツサーバ7は、視聴情報管理サーバ4に対して(9)視聴状況送信(HTTP)を行う。
図2は、管理データ9の一例を示す図である。管理データ9は視聴情報管理サーバ4が管理しており、大別すると端末固有情報200と、視聴コンテンツ関連情報300とを有する。端末固有情報200は、端末ごとに、端末名称(例:「kawakami-keitai」)201、画面解像度(例:「320×240」)202、アスペクト比(例:「4:3」)203、字幕(例:「不要」)204などがあり、サービス加入時に端末1側から自動的に設定される。尚、上述したように、同一のユーザが複数の端末を用いる場合がある。視聴コンテンツ関連情報300は、コンテンツごとに、コンテンツ名(例:「night-news-1」)301、視聴位置(例:「0:15:49」)302、視聴端末(例:「kawakami-keitai」)303などがあり、例えばHTTPメッセージを用いて、コンテンツサーバ7が、コンテンツ配信中又はコンテンツの視聴停止時に上記情報を視聴情報管理サーバ4に送信することにより設定される。
管理データ9において、端末固有情報200と視聴コンテンツ関連情報300の両者は、例えば端末名称201及び視聴端末303によって関連付けられる。また、管理データ9は図示しないユーザIDによっても識別される。すなわち、どのようなユーザがどのような端末を持っており、どのような端末でコンテンツを視聴しているかが管理データ9から既知であるものとする。
なお、以上のような管理データ9の情報要素及びパラメータは図2に示したもののみ限定されないことは言うまでもない。
図3は、本発明の一実施形態に係る映像配信サービス提供の手順を示すシーケンス図である。以下、図3に沿って、本実施形態に係る映像配信システムの具体的な処理手順を説明する。
ユーザがコンテンツを視聴する場合、当該ユーザの端末1は、先ず回線認証サーバ2にアクセスし、回線認証を実行する(回線認証要求m1,回線認証応答m2)。これにより同一ユーザがPCや携帯電話等の異なった端末でサービスにアクセスした場合でも、なりすまし等を防止し、安全にサービスを提供することが可能となる。
次に、端末1はポータルサーバ3にアクセスを行い、視聴するコンテンツを選択する(HTTP GET(コンテンツ視聴要求)m3)。ポータルサーバ3は、対応する端末の情報(画面サイズ、字幕の有無等)を視聴情報管理サーバ4に問い合わせ、その応答を元に適切なコンテンツサーバ7を選択する(HTTP GET(端末種別/視聴状況要求)m4,HTTP 200 OK(応答)m5)。
その後、ポータルサーバ3は端末1とコンテンツサーバ7との間のセッションを確立するために、SIP等のセッション確立用メッセージを作成し、制御サーバ5経由でコンテンツサーバ7に送信する(SIP INVITE(セッション制御要求)m6,SIP INVITE(セッション制御要求)m7)。制御サーバ5はメッセージの内容に基づき、帯域確保やピンホール制御、NAT制御等を実行する(SIP 200 OK(セッション制御応答)m8,SIP 200 OK(セッション制御応答)m9)。
ポータルサーバ3は、コンテンツサーバ7からのセッション制御応答を受信した後に、その内容に基づき、コンテンツ視聴に必要となる情報(コンテンツサーバ7のURL、コンテンツ開始時間等)を端末1に送信する(HTTP 200 OK(応答)m10)。
端末1は、ポータルサーバ3からの情報に基づき、コンテンツサーバ7に対してRTSP等のコンテンツ制御メッセージを送信し、コンテンツ配信の開始を要求する(RTSP PLAY(視聴開始要求)m11,RTSP 200 OK(応答)m12,RTP(映像ストリーム)m13)。
コンテンツサーバ7は、端末1に対してコンテンツを配信している期間は、一定の間隔で視聴情報管理サーバ4に対して、ユーザの視聴情報(コンテンツ名、視聴位置、視聴端末)を送信する(視聴情報送信m14,応答m15)。これにより、途中で通信が切断した場合であっても、再度セッションを確立した後に、コンテンツの続きを視聴することが可能となる。
視聴を終了する場合、端末1はコンテンツサーバ7に対してコンテンツ制御メッセージを送信し、コンテンツ配信の停止を要求する(RTSP TEARDOWN(視聴停止要求)m16)。
これに応じてコンテンツサーバ7は、視聴情報管理サーバ4に対して視聴情報送信m17及び応答m18を送信する。またコンテンツサーバ7は、制御サーバ5経由でポータルサーバ3に対してセッション開放要求を送信し(SIP BYE(セッション開放要求)m19,SIP BYE(セッション開放要求)m20)、セッションが開放された後に(SIP 200 OK(セッション開放応答)m21,SIP 200 OK(セッション開放応答)m22)、コンテンツ制御メッセージに対する応答を端末1に送信する(RTSP 200 OK(応答)m23)。
本実施形態では、視聴情報管理サーバ4により各ユーザが使用する端末の端末固有情報200や、視聴コンテンツ名301、視聴位置302及び視聴端末300等の視聴コンテンツ関連情報300を管理データ9により一元的に管理し、同サーバ4からの情報に基づきポータルサーバ3がユーザの端末1に適したコンテンツを選択し、自動的に端末1とコンテンツサーバ7との間の通信路を確立することを特徴とする。したがって、自宅内で視聴していたコンテンツの続きを外出中に携帯電話で視聴する、といった端末種別に依存しないシームレスなサービスの提供が可能となる。本実施形態の具体例に係る映像配信システムについて、同サービスの提供手順の概要を図4及び図5を参照しながら説明する。
図4は、自宅内で視聴していたコンテンツの続きを外出中に携帯電話で視聴する場合の手順を説明するための図であって、自宅内のテレビでコンテンツを視聴する際の手順を示す図である。図4において、1aは固定端末としてのテレビ、1bは携帯端末、2は回線認証サーバ、3aはテレビ用ポータルサーバ、3bは携帯用ポータルサーバ、4は視聴情報管理サーバ、5は制御サーバ、6はネットワーク、7aはコンテンツサーバ(大画面向け)、7bはコンテンツサーバ(小画面向け)、9は管理データである。
[自宅内のテレビで視聴する際の手順]
今、ユーザはテレビ1aを使用して映像コンテンツを視聴しようとしている。このため、テレビ1aについての回線認証要求の後、テレビ1aからテレビ用ポータルサーバ3aに対してコンテンツ視聴要求(HTTP)を行う。テレビ用ポータルサーバ3aは、視聴情報管理サーバ4から取得した情報に基づき、大画面向けコンテンツが保存されているコンテンツサーバ(大画面向け)7aに対してSIPメッセージを送信する。これによりテレビ1aとテレビ用ポータルサーバ3aとの間にセッションが確立される。該セッションにおいて、テレビ1aはテレビ用ポータルサーバ3aから通知されたアドレス、すなわちコンテンツサーバ7aのアドレスに対してコンテンツ配信の開始を要求する。これに応じてコンテンツサーバ7aはテレビ1aに映像コンテンツを送信する。
ここで、当該ユーザがテレビ1aでのコンテンツ視聴を中断したとする(例:ユーザ1は先頭から12分後の場面で番組Aの視聴を中断)。コンテンツサーバ7aは、コンテンツ視聴を後で再開する時のために、定期的に視聴情報(コンテンツ名、視聴位置、視聴端末)を視聴情報管理サーバ4に送信している。視聴情報管理サーバ4は、コンテンツサーバ7aから送られてきた視聴情報を管理データ9において一元管理している。当該ユーザがテレビ1aでのコンテンツ視聴を中断したときについても、そのときの視聴情報が視聴情報管理サーバ4に送信され、管理データ9が更新される。
図5は、自宅内で視聴していたコンテンツの続きを外出中に携帯電話で視聴する場合の手順を説明するための図であって、コンテンツの続きを携帯電話を用いて自宅外で視聴する際の手順を示す図である。
[コンテンツの続きを携帯電話を用いて自宅外で視聴する際の手順]
今、当該ユーザは、テレビ1aで視聴を中断した映像コンテンツの続きを、携帯端末1bを使用して視聴しようとしている。このため、携帯端末1bについての回線認証要求の後、携帯端末1bから携帯用ポータルサーバ3bに対してコンテンツ視聴要求(HTTP)を行う。携帯用ポータルサーバ3bは、視聴情報管理サーバ4から取得した情報に基づき、携帯端末での視聴に適した小画面向けコンテンツが保存されているコンテンツサーバ(小画面向け)7bに対してSIPメッセージを送信する。これにより携帯端末1bと携帯用ポータルサーバ3bとの間にセッションが確立される。該セッションにおいて、携帯端末1bは携帯用ポータルサーバ3bから通知されたアドレス、すなわちコンテンツサーバ7bのアドレスに対してコンテンツ配信の開始を要求する。ここで、携帯端末1bは、携帯用ポータルサーバ3bから、視聴情報管理サーバ4の管理データ9に基づく視聴情報(例:ユーザ1は先頭から12分後の場面で番組Aの視聴を中断)を受信する。この情報に基づいて、携帯端末1bは、コンテンツ開始時点を指定(例:先頭から12分経過した場面から番組Aを再生)してコンテンツサーバ7bにコンテンツの送信要求を行う。
なお、コンテンツサーバ7bは、コンテンツサーバ7aと同様に、コンテンツ視聴を後で再開する時のために、定期的に視聴情報(コンテンツ名、視聴位置、視聴端末)を視聴情報管理サーバ4に送信する。視聴情報管理サーバ4は、コンテンツサーバ7bから送られてきた視聴情報を管理データ9において一元管理する。当該ユーザが携帯端末1bでのコンテンツ視聴を中断したときについても、そのときの視聴情報が視聴情報管理サーバ4に送信され、管理データ9が更新される。
以上説明した本実施形態によれば、以下のような作用効果を奏することができる。
・視聴情報管理サーバ4が、端末1の情報(画面サイズ、字幕の有無等)を管理データ9により一元的に管理することにより、テレビや携帯電話等の異なった端末に対して最適なコンテンツサーバ7を選択し、最適なコンテンツを提供することが可能となる。
・視聴情報管理サーバ4が、コンテンツサーバ7から送られてきた各ユーザの視聴情報を管理データ9により一元的に管理することにより、コンテンツ視聴を中断した後に、異なった端末で視聴を継続することが可能となる。
・ポータルサーバ3がSIPメッセージ等のセッション確立要求メッセージを作成することにより、悪意のあるユーザが必要以上の帯域を要求することを防止することが可能となる。
・ポータルサーバ3が、ユーザの加入情報等に基づきコンテンツ視聴要求の可否を判断することができ、制御サーバ5に不要なセッション確立要求メッセージが送信されることを防止し、制御サーバ5への負荷が軽減される。また、端末1側ではSIPメッセージの送信が不要となるため、端末の処理負荷が軽減される。
・回線認証を用いることによって、なりすまし等を防止すると共に、TVと携帯電話等、異なった端末間で確実にサービスを連携することが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る映像配信ネットワークアーキテクチャを示すブロック図 視聴情報管理サーバが管理するデータの一例を示す図 本発明の一実施形態に係る映像配信サービス提供の手順を示すシーケンス図 自宅内で視聴していたコンテンツの続きを外出中に携帯電話で視聴する場合の手順を説明するための図であって、自宅内のテレビでコンテンツを視聴する際の手順を示す図 自宅内で視聴していたコンテンツの続きを外出中に携帯電話で視聴する場合の手順(コンテンツの続きを携帯電話を用いて自宅外で視聴)を示す図 従来の映像配信ネットワークアーキテクチャを示すブロック図 従来の映像配信サービス提供の手順を示すシーケンス図
符号の説明
1…端末;
2…回線認証サーバ;
3…ポータルサーバ;
4…視聴情報管理サーバ;
5…制御サーバ;
6…ネットワーク;
7…コンテンツサーバ

Claims (6)

  1. 複数の端末からの要求に応じて映像コンテンツを配信する映像配信システムであって、
    前記複数の端末の各々の固有情報に関連付けて、各々の端末が視聴している映像コンテンツに関連する視聴情報を管理する管理手段と、
    前記複数の端末におけるいずれか一の端末からの要求に応じて、前記一の端末に適した一のコンテンツサーバを複数のコンテンツサーバのなかから前記固有情報に基づいて選択し、前記一の端末と前記一のコンテンツサーバとの間に通信路を確立する確立手段と、
    他の端末を用いて視聴されたものと同一の映像コンテンツをその視聴停止位置から引き続き視聴できるように、前記視聴情報を前記一の端末に対して送信する送信手段と、を具備することを特徴とする映像配信システム。
  2. 前記固有情報は、前記複数の端末の各々の画面解像度、アスペクト比、及び字幕の有無の少なくともいずれかを含む請求項1記載の映像配信システム。
  3. 前記視聴情報は、前記映像コンテンツの識別名、視聴位置、及び視聴端末の少なくともいずれかを含む請求項1又は2記載の映像配信システム。
  4. 前記一のコンテンツサーバは、前記一の端末による前記映像コンテンツについての視聴情報を前記管理手段に対して定期的に送信する請求項1乃至3のいずれかに記載の映像配信システム。
  5. 前記確立手段は、第1の端末を使用した映像コンテンツ視聴に適した第1のコンテンツサーバを選択するための第1のポータルサーバと、第2の端末を使用した映像コンテンツ視聴に適した第2のコンテンツサーバを選択するための第2のポータルサーバとを有する請求項1乃至3のいずれかに記載の映像配信システム。
  6. 複数の端末からの要求に応じて映像コンテンツを配信する映像配信方法であって、
    前記複数の端末の各々の固有情報に関連付けて、各々の端末が視聴している映像コンテンツに関連する視聴情報を管理するステップと、
    前記複数の端末におけるいずれか一の端末からの要求に応じて、前記一の端末に適した一のコンテンツサーバを複数のコンテンツサーバのなかから前記固有情報に基づいて選択するステップと、
    前記一の端末と前記一のコンテンツサーバとの間に通信路を確立するステップと、
    他の端末を用いて視聴されたものと同一の映像コンテンツをその視聴停止位置から引き続き視聴できるように、前記視聴情報を前記一の端末に対して送信するステップと、を有することを特徴とする映像配信方法。
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