JP2009244524A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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JP2009244524A
JP2009244524A JP2008089961A JP2008089961A JP2009244524A JP 2009244524 A JP2009244524 A JP 2009244524A JP 2008089961 A JP2008089961 A JP 2008089961A JP 2008089961 A JP2008089961 A JP 2008089961A JP 2009244524 A JP2009244524 A JP 2009244524A
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Takeshi Aoki
毅 青木
Katsumi Okamoto
克巳 岡本
Koji Uda
孝司 右田
Makoto Sato
佐藤  誠
Satoshi Nakatsu
理志 中津
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Abstract

【課題】 現像室内でのトナーの帯電量を均一に近づける現像装置及び画像形成装置を提
供する。
【解決手段】 トナーを担持する現像剤担持体52Yと、現像剤担持体52Yにトナーを
供給するトナー供給部材53Yと、現像剤担持体52Y上のトナー量を規制する規制部材
54Yと、現像剤担持体52Y及びトナー供給部材53Yを有する現像室51Yと、現像
室51Yの上部及び下部に接続され、現像室51Y外で下部から上部へトナーを搬送する
搬送部55Yと、搬送部55Y内に配され、トナーを撹拌しながら搬送する搬送手段56
Y,57Y,58Yと、搬送部55Yに接続され、トナーを搬送部55Yに補給するトナ
ー補給部60Yと、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、潜像担持体上の静電潜像を現像剤で現像する現像装置及び画像形成装置に関
する。
潜像担持体の表面に画像データに基づく静電潜像を露光形成する電子写真記録方式の画
像形成装置が知られており、この画像形成装置では、その静電潜像を現像装置によりトナ
ー現像して潜像担持体表面のトナー像を、記録用紙などの記録媒体に転写して画像形成す
る。この種の画像形成装置としては、近年、現像装置と一体にあるいは別個に構築されて
トナーを収容するトナーカートリッジを着脱可能に装着するように設計するのが一般的で
あり、潜像担持体表面の静電潜像を繰り返し現像することにより、収容トナーが消費され
た際には、そのトナーカートリッジを交換することにより潜像担持体表面の静電潜像を現
像するトナーを補充するようになっている。
このような現像装置において、現像室内のトナーは、攪拌部材、トナー供給ローラ、規
制ブレードにより長時間攪拌されることで帯電能力が劣化する。トナーカートリッジの交
換により新品トナーと現像室に残留する劣化トナーが攪拌混合されて使用すると、帯電能
力の高い新品トナーが選択的に帯電され、劣化トナーの帯電が不十分となり、攪拌混合さ
れたトナー全体の帯電量が不十分となることで規制通過モレや、非画像部への付着(かぶ
り)が発生する。これを防止するため、特開2000−181216号公報には、現像装
置の駆動時間をカウントし、駆動時間に応じて非画像部において強制書き込みを実施し、
現像室内の帯電能力が劣化したトナーを消費する現像室内残留劣化トナーの処理技術が開
示されている。
特開2000−181216号公報
しかしながら、従来の従来の技術では、現像室内で劣化状態(帯電性)が異なるトナー
が混在し、帯電量の異なるトナーが混じることで、規制モレやカブリ等が発生する場合が
ある。
本発明は、従来技術の持つ課題を解決し、現像室内でのトナーの帯電量を均一に近づけ
る現像装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の現像装置は、トナーを担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体にトナーを
供給するトナー供給部材と、前記現像剤担持体上のトナー量を規制する規制部材と、前記
現像剤担持体及び前記トナー供給部材を有する現像室と、前記現像室の上部及び下部に接
続され、前記現像室の下部から上部へトナーを搬送する搬送部と、前記搬送部内に配され
、トナーを撹拌しながら搬送する搬送手段と、前記搬送部に接続され、トナーを前記搬送
部に補給するトナー補給部と、を備えたので、現像室にトナーを補給する前に、搬送部で
異なる帯電をもつトナーを撹拌することができ、現像室内でのトナーの帯電量を均一に近
づけることが可能となる。
また、前記搬送部は、前記現像室の下部に接続され、トナーを回収する下部搬送路と、
前記下部搬送路に接続され、前記現像室外で下部から上部へトナーを搬送する持ち上げ搬
送路と、前記持ち上げ搬送路と前記現像室の上部とを接続し、トナーを現像室へ搬送する
上部搬送路と、を有し、前記トナー補給部は、前記下部搬送路に接続されるので、搬送部
でトナーを撹拌する部分が多くなり、現像室内でのトナーの帯電量をさらに均一に近づけ
ることが可能となる。
また、前記上部搬送路は、前記現像剤担持体の軸方向における中央部で前記現像室の上
部に接続されるので、トナーを円滑且つ均一に現像室内に供給することが可能となる。
また、前記下部搬送路は、下部搬送手段を有し、前記トナー補給部は、前記下部搬送路
における前記下部搬送手段の搬送方向の上流側に接続されるので、搬送部でトナーを撹拌
する部分がさらに多くなり、現像室内でのトナーの帯電量をさらに均一に近づけることが
可能となる。
また、前記トナー補給部は、トナーカートリッジと、前記トナーカートリッジと前記搬
送部とを接続するトナー補給路と、前記トナー補給路内でトナーを搬送するトナー補給部
材と、を有し、前記トナー補給部材と前記下部搬送手段とは同一部材であるので、1つの
駆動手段で前記トナー補給部材と前記下部搬送手段の両方を駆動することが可能となり、
部品点数やエネルギを低減することが可能となる。
また、前記トナー補給部は、トナーカートリッジと、前記トナーカートリッジと前記搬
送部とを接続するトナー補給路と、前記トナー補給路内でトナーを搬送するトナー補給部
材と、を有し、前記トナー補給部材と前記下部搬送手段とは別部材であるので、設計の自
由度が増す。
また、前記トナー補給路は、前記下部搬送手段の搬送方向と交差する方向に配されるので
、現像剤担持体の軸方向のスペースを有効活用でき、さらに設計の自由度が増す。
さらに、本発明の画像形成装置は、静電潜像が形成される潜像担持体と、前記静電潜像
を現像剤で現像して前記潜像担持体上にトナー像を形成する現像装置と、前記潜像担持体
上のトナー像を転写材に転写する転写装置と、転写材上のトナー像を定着する定着装置と
、を少なくとも備え、前記現像装置として、前記請求項1乃至請求項7のいずれか1つに
記載の現像装置を搭載したので、均一に近い帯電量で画質の良い画像を形成することがで
きる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の現像装置を備えた画像形成装置の実施形態を示す図であり、図2は図
1のイエロー画像形成ステーションを拡大した図である。
図1に示すように、画像形成装置10は、4つの画像形成ステーション15(Y、M、
C、K)、中間転写ベルト70、二次転写ユニット80を有し、さらに、定着ユニット9
0、ユーザへの報知手段をなし液晶パネルからなる表示ユニット95、及び、これらのユ
ニット等を制御し画像形成装置としての動作を司る制御ユニット100を有している。
画像形成ステーション15(Y、M、C、K)は、それぞれ、イエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーで画像を形成する機能を有している。
画像形成ステーション15(Y、M、C、K)の構成は同様であるので、以下、画像形成
ステーション15Yについて説明する。
画像形成ステーション15Yは、図2に示すように、像担持体の一例としての感光体2
0Yの回転方向に沿って、帯電ユニット30Y、露光ユニット40Y、現像装置としての
現像カートリッジ50Y、一次転写部B1、感光体クリーニングユニット75Yを有して
いる。
感光体20Yは、円筒状の基材とその外周面に形成された感光層を有し、中心軸を中心
に回転可能であり、本実施の形態においては、矢印で示すように時計回りに回転する。
帯電ユニット30Yは、感光体20Yを帯電するための装置である。露光ユニット40
Yからは、レーザを照射することによって帯電された感光体20Y上に潜像を形成する。
露光ユニット40Yは、半導体レーザ、ポリゴンミラー、F−θレンズ等を有しており
、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等の不図示のホストコンピュータから入力
された画像信号に基づいて、変調されたレーザを帯電された感光体20Y上に照射する。
現像カートリッジ50Yは、感光体20Y上に形成された潜像を、イエロー(Y)のト
ナーを用いて現像するための装置である。現像カートリッジ50Yは、交換可能なトナー
カートリッジ56Yから新品トナーが供給される現像室51Y内に現像ローラ52Y、ト
ナー供給ローラ53Yが配置され、現像ローラ52Yには、規制ブレード54Yが当接し
現像ローラ52Y上のトナーを薄層化する。
一次転写部B1は、感光体20Yに形成されたイエロートナー像を中間転写ベルト70
に転写するところである。各一次転写部B1、B2、B3、B4で4色のトナーが順次重
ねて転写された場合には、中間転写ベルト70にフルカラートナー像が形成される。
中間転写ベルト70は、ベルト駆動ローラ71a、従動ローラ71bに張架されたエン
ドレスのベルトであり、感光体20(Y、M、C、K)と当接しながら回転駆動される。
二次転写ユニット80は、中間転写ベルト70上に形成された単色トナー像やフルカラ
ートナー像を紙、フィルム、布等の転写材に転写するための装置である。
定着ユニット90は、定着ローラ90aと加圧ローラ90bにより構成され、転写材上
に転写された単色トナー像やフルカラートナー像を転写材に融着させて永久像とするため
の装置である。
感光体クリーニングユニット75Yは、感光体20Yの表面に当接されたゴム製の感光
体クリーニングブレード76Yを有し、一次転写部B1で中間転写ベルト70上にトナー
像が転写された後に、感光体20Y上に残存するトナーを感光体クリーニングブレード7
6Yにより掻き落として除去するための装置である。
次に、このように構成された画像形成装置10の動作について説明する。
まず、不図示のホストコンピュータからの画像信号及び制御信号がインターフェイスを
介して画像形成装置のメインコントローラに入力されると、このメインコントローラから
の指令に基づくユニットコントローラの制御により感光体20Y、現像カートリッジ50
Yに備えられた現像ローラ52Y、供給ローラ53Y、及び、中間転写ベルト70等が回
転する。感光体20Yは、回転しながら、帯電位置において帯電ユニット30Yにより順
次帯電される。
感光体20Yの帯電された領域は、感光体20Yの回転に伴って露光位置に至り、露光
ユニット40Yによって、イエローYの画像情報に応じた潜像が該領域に形成される。
感光体20Y上に形成された潜像は、感光体20Yの回転に伴って現像位置に至り、現
像カートリッジ50Yによって現像される。これにより、感光体20Y上にトナー像が形
成される。
感光体20Y上に形成されたトナー像は、感光体20Yの回転に伴って一次転写部B1
位置に至り、一次転写ユニットによって、中間転写ベルト70に転写される。この際、一
次転写ユニットには、トナーの帯電極性とは逆の極性の一次転写電圧が印加される。この
結果、各感光体20(Y、M、C、K)上に形成された4色のトナー像は、中間転写ベル
ト70に重なり合って転写され、中間転写ベルト70上にはフルカラートナー像が形成さ
れる。
中間転写ベルト70は、モータ等のベルト駆動手段からの駆動力がベルト駆動ローラ7
1aを介して伝達されることによって駆動される。
中間転写ベルト70上に形成されたフルカラートナー像は、二次転写ユニット80によ
って紙等の転写材に転写される。このような転写材は、給紙トレイから、給紙ローラ94
a、レジストローラ94bを介して二次転写ユニット80へ搬送される。
転写材に転写されたフルカラー液体現像剤像は、定着ユニット90によって加熱加圧さ
れて転写材に融着される。定着ユニット90の通過後、排紙ローラ94cにより排紙され
る。
一方、感光体20(Y、M、C、K)は一次転写部B1、B2、B3、B4位置を経過
した後に、除電ユニット(図示せず)によって除電され、さらに、感光体クリーニングユ
ニット75(Y、M、C、K)に支持された感光体クリーニングブレード76(Y、M、
C、K)によって、その表面に付着しているトナーが掻き落とされ、次の潜像を形成する
ための帯電に備える。掻き落とされたトナーは、感光体クリーニングユニット75(Y、
M、C、K)が備える残存トナー回収部に回収される。
二次転写後の中間転写ベルト70の従動ローラ71b側に中間転写ベルトクリーニング
装置(図示せず)が設置され、二次転写後の中間転写ベルト70をクリーニングする。な
お、中間転写ベルトを用いた中間転写方式の実施例に基づいて説明してきたが、直接転写
式の画像形成装置であっても良い。
現像カートリッジ50Yにおいて、長時間の現像駆動が行われた後、現像室51Y内の
トナーは劣化状態(帯電性等)の異なるトナーが混在する。
トナーの劣化としては、例えば、トナーに外添された疎水性シリカ等の外添剤が、トナ
ーに加えられる機械的ストレスにより次第にトナーに埋め込まれたり遊離したりすること
によるトナーの流動性の低下、トナーの破砕による小粒径トナーの増大、あるいは、現像
時のトナーの帯電量がトナーの粒子径に比例するため、トナーの粒子径により選択的に現
像が行われることによる現像装置内への小粒径トナーの蓄積、さらに、それらの小粒径ト
ナーによる流動性の低下、流動性の低下したトナーが相互に凝集することによる凝集塊の
発生などであり、これらは、画像の劣化の原因となる。
小粒径トナーは、その帯電量が過剰に大きくなり易く、さらに、潜像担持体への鏡像力
が強く働くため、画像においては、非画像部への付着(いわゆる、画像のカブリ)として
観察される。また、小粒径トナーは飛散し易く、現像装置の開口部等から飛散し、画像形
成装置の内部汚染を引き起こす。
また、トナーの流動性が低下すると、現像装置内でのトナーの摩擦帯電が不充分となり
、所望の帯電極性とは逆極性のトナーが生じる。この逆極性のトナーは、やはり、画像の
カブリとして観察される。
また、流動性の低下したトナーやそれらの凝集塊は、現像ローラ52Yと規制ブレード
54Yの接触部を円滑に通過することができないため、その帯電が不足して、画像のカブ
リを生じさせたりする。さらに、凝集塊は、現像ローラ52Yと規制ブレード54Yの接
触部における機械的力及び摩擦熱により、現像ローラ52Yあるいは規制ブレード54Y
の表面にトナーが融着(いわゆる、フィルミング)したり、凝集塊が極端に大きな場合に
は、そのまま接触部に詰まってしまう。その結果、フィルミング等が発生した接触部では
、現像ローラ52Y上にトナー層が形成されず、そこに対応する画像は白いスジ(画像抜
け)として観察される。
図3は本発明に係る現像カートリッジ50Yの第1実施例を示す斜視図、図4は図3の
現像カートリッジ50Yの軸方向に垂直な方向の断面図である。
図3及び図4に示すように、第1実施例の現像カートリッジ50Yは、現像室51Yと
搬送部55Yとを有し、現像室51Yと搬送部55Yとは、現像ローラ52Yとトナー供
給ローラ53Yの下方側の接線を境界線Vとして区分され、現像室入口部51aYから境
界線Vまでの空間を現像室51Yとし、境界線Vの下方の空間55aY、並びに、下部搬
送路55bY、持ち上げ搬送路55cY及び上部搬送路55dYを搬送部55Yとする。
また、新しいトナーを現像カートリッジ50Yに補給するトナー補給部60Yを備える。
現像室51Yは、現像ローラ52Y及びトナー供給ローラ53Y等を備える。トナー供
給ローラ53Yは、現像ローラ52Yにトナーを供給するものであり、どちらの方向に回
転してもよい。現像ローラ52Yは、反時計方向に回転し、トナー供給ローラ53Yから
トナーを供給される。規制ブレード54Yは、現像ローラ52Yの下方に配され、現像ロ
ーラ52Y上のトナー量を規制する。
搬送部55Yは、境界線Vの下方の空間55aY、並びに、下部搬送路55bY、持ち
上げ搬送路55cY及び上部搬送路55dYを有する。また、下部搬送路55bY、持ち
上げ搬送路55cY及び上部搬送路55dYは、それぞれ下部搬送手段としての下部搬送
部材56Y、持ち上げ搬送手段としての持ち上げ搬送部材57Y及び上部搬送手段として
の上部搬送部材58Yを有する。図3では、説明のために各搬送部材の一部を露出して示
される。
境界線Vの下方の空間55aYは、主に現像ローラ52Yとトナー供給ローラ53Yと
のニップ部を通過したトナーが下部搬送路55bYに落下する部分である。
下部搬送部材56Yは、現像カートリッジ50Yの下方、特に、トナー供給ローラ53
Yの下方に配され、現像室50Yから落下したトナーを回収し、軸方向の第1方向へ搬送
しながら撹拌するものであり、スクリューコンベア等で構成される。
持ち上げ搬送部材57Yは、現像室51Yの外で下部搬送部材56Yが搬送したトナー
を現像カートリッジ50Yの上方、且つ、第1方向と垂直な方向へ搬送しながら撹拌する
ものであり、スクリュー等で構成される。
上部搬送部材58Yは、持ち上げ搬送部材57Yが上方に搬送したトナーを軸方向略中
央部の現像室入口部51aYへ移動させるもので、軸方向の第1方向へ搬送しながら撹拌
するものであり、スクリューコンベア等で構成される。
トナー補給部60Yは、トナーカートリッジ61Y、トナー補給部材62Y及びトナー
補給路63Yを有する。また、トナー補給部60Yは、搬送部55Yの下部搬送路55b
Yにおける下部搬送部材56Yの搬送方向上流側に接続され、トナーを搬送部55Yに補
給する。
トナーカートリッジ61Yは、新しいトナーが充填され、トナー補給部材62Y及びト
ナー補給路63Yに対して着脱自在に構成される。トナー補給路63Yは、トナーカート
リッジ61Yと現像カートリッジ50Yの搬送部55Yを接続するもので、内部にトナー
補給部材62Yを有する。トナー補給部材62Yは、トナーを軸方向の第1方向へ搬送し
ながら撹拌するものであり、スクリューコンベア等で構成される。本実施例では、トナー
補給部材62Yと下部搬送部材56Yとは同一部材である。
なお、各搬送部材56Y,57Y,58Yは、図示しない駆動手段により駆動される。
駆動手段は、1つで各搬送部材56Y,57Y,58Yを駆動してもよいし、各搬送部材
56Y,57Y,58Yに対応して複数配してもよい。
さらに、規制ブレード54Yは、現像ローラ52Yの上方又は下方に配され、現像ロー
ラ52Yに担持されるトナー量を規制するものである。規制ブレード54Yを現像ローラ
52Yの下方に現像ローラ52Yの回転方向に対してカウンタ方向に当接するように設け
た場合、現像ローラ52Yとトナー供給ローラ53Yとのニップ部を通過したトナーがよ
り下部搬送路55bYに落下しやすくなる。
図5は、トナーの流れを示す概略図である。トナーカートリッジ61Y内の新しいトナ
ーは、トナー補給路63Y内のトナー補給部材62Yによって軸方向の第1方向へ搬送さ
れながら撹拌され、現像カートリッジ50Yの搬送部55Y内へ搬送される。
搬送部55Y内では、新しいトナーが現像ローラ52Y、トナー供給ローラ53Y及び
規制ブレード54Y等を通過し回収されたトナーと混合され、下部搬送部材56Y、持ち
上げ搬送部材57及び上部搬送部材58Yを通過し、再び現像室51Yへ投入される。こ
のように、回収されたトナーと新しいトナーとが混合され、撹拌されることにより、帯電
が均一化される。回収されたトナーと新しいトナーとが混合され撹拌される距離が長い方
が、より帯電が均一化されるので、トナー補給路62Yは、境界線Vの下方の空間55a
Yや下部搬送路55bYに接続されるのが好ましい。
図6は本発明に係る現像カートリッジ50Yの第2実施例を示す平面図、図7は図6の
現像カートリッジ50Yの軸方向に垂直な方向の断面図である。
図6及び図7に示すように、第2実施例の現像カートリッジ50Yは、第1実施例と同
様の現像室51Yと搬送部55Yとを有するが、補給部60の接続位置が異なるものであ
る。
第2実施例のトナー補給部60Yは、トナーカートリッジ61Y、トナー補給部材62
Y及びトナー補給路63Yを有する。また、トナー補給部60Yは、搬送部55Yの下部
搬送路55bYにおける下部搬送部材56Yの略中央において、搬送方向と交差する方向
に配され、トナーを搬送部55Yに補給する。
トナーカートリッジ61Yは、新しいトナーが充填され、トナー補給部材62Y及びト
ナー補給路63Yに対して着脱自在に構成される。トナー補給路62Yは、トナーカート
リッジ61Yと現像カートリッジ50Yの搬送部55Yの境界線Vの下方の空間55aY
や下部搬送路55bYを接続するもので、内部にトナー補給部材62Yを有する。トナー
補給部材62Yは、トナーを軸方向に垂直な第2の方向へ搬送しながら撹拌するものであ
り、スクリューコンベア等で構成される。本実施例では、トナー補給部材62Yと下部搬
送部材56Yとは別部材である。
第2実施例のトナー補給部材62Yは、トナーを軸方向に垂直な第2の方向へ搬送する
ように構成したので、軸方向のスペースが不足している場合等に用いることが可能である
このように、本実施形態の現像装置は、トナーを担持する現像剤担持体52Yと、現像
剤担持体52Yにトナーを供給するトナー供給部材53Yと、現像剤担持体52Y上のト
ナー量を規制する規制部材54Yと、現像剤担持体52Y及びトナー供給部材53Yを有
する現像室51Yと、現像室51Yの上部及び下部に接続され、現像室51Yの下部から
上部へトナーを搬送する搬送部55Yと、搬送部55Y内に配され、トナーを撹拌しなが
ら搬送する搬送手段56Y,57Y,58Yと、搬送部55Yに接続され、トナーを搬送
部55Yに補給するトナー補給部60Yと、を備えたので、現像室51Yにトナーを補給
する前に、搬送部55Yで異なる帯電をもつトナーを撹拌することができ、現像室51Y
内でのトナーの帯電量を均一に近づけることが可能となる。
また、搬送部55Yは、現像室51Yの下部に接続され、トナーを回収する下部搬送路
55bYと、下部搬送路55bYに接続され、現像室51Y外で下部から上部へトナーを
搬送する持ち上げ搬送路55cYと、持ち上げ搬送路55cYと現像室51Yの上部とを
接続し、トナーを現像室51Yへ搬送する上部搬送路55dYと、を有し、トナー補給部
60Yは、下部搬送路55bYに接続されるので、搬送部55Yでトナーを撹拌する部分
が多くなり、現像室51Y内でのトナーの帯電量をさらに均一に近づけることが可能とな
る。
また、上部搬送路55dYは、現像剤担持体52Y軸方向における略中央部で現像室5
1Yの上部に接続されるので、トナーを円滑且つ均一に現像室51Y内に供給することが
可能となる。
また、下部搬送路55bYは、下部搬送手段56Yを有し、トナー補給部60Yは、下
部搬送路55bYにおける下部搬送手段56Yの搬送方向の上流側に接続されるので、搬
送部55Yでトナーを撹拌する部分がさらに多くなり、現像室51Y内でのトナーの帯電
量をさらに均一に近づけることが可能となる。
また、トナー補給部60Yは、トナーカートリッジ61Yと、トナーカートリッジ61
Yと搬送部55Yとを接続するトナー補給路62Yと、トナー補給路62Y内でトナーを
搬送するトナー補給部材63Yと、を有し、トナー補給部材63Yと下部搬送手段56Y
とは同一部材であるので、1つの駆動手段でトナー補給部材63Yと下部搬送手段56Y
の両方を駆動することが可能となり、部品点数やエネルギを低減することが可能となる。
また、トナー補給部60Yは、トナーカートリッジ61Yと、トナーカートリッジ61
Yと搬送部55Yとを接続するトナー補給路62Yと、トナー補給路62Y内でトナーを
搬送するトナー補給部材63Yと、を有し、トナー補給部材63Yと下部搬送手段56Y
とは別部材であるので、設計の自由度が増す。
また、トナー補給路60Yは、下部搬送手段56Yの搬送方向と交差する方向に配され
るので、現像剤担持体20Yの軸方向のスペースを有効活用でき、さらに設計の自由度が
増す。
さらに、本実施形態の画像形成装置は、静電潜像が形成される感光体20Yと、静電潜
像を現像剤で現像して感光体20Y上にトナー像を形成する現像装置と、感光体20Y上
のトナー像を転写材に転写する転写装置80と、転写材上のトナー像を定着する定着装置
90と、を少なくとも備え、前記現像装置を搭載したので、均一に近い帯電量で画質の良
い画像を形成することができる。
本実施形態の画像形成装置を示す図である。 感光体周辺及び現像カートリッジの主要構成要素を示した断面図である。 本発明に係る現像カートリッジの第1実施例を示す斜視図である。 図3の現像カートリッジの軸方向に垂直な方向の断面図である。 トナーの流れを示す概略図である。 本発明に係る現像カートリッジの第2実施例を示す平面図である。 図6の現像カートリッジの軸方向に垂直な方向の断面図である。
符号の説明
10Y,10M,10C,10K…画像形成装置、15Y,15M,15C,15K…
画像形成ステーション、20Y,20M,20C,20K…感光体(潜像担持体)、30
Y,30M,30C,30K…帯電器、40Y,40M,40C,40K…露光ユニット
、50Y,50M,50C,50K…現像カートリッジ(現像装置)、51Y,51M,
51C,51K…現像室、52Y,52M,52C,52K…現像ローラ(現像剤担持体
)、53Y,53M,53C,53K…トナー供給ローラ(トナー供給部材)、54Y,
54M,54C,54K…規制ブレード、55Y,55M,55C,55K…搬送部、5
6Y,56M,56C,56K…下部搬送部材、57Y,57M,57C,57K…持ち
上げ搬送部材、58Y,58M,58C,58K…上部搬送部材、70…中間転写ベルト
(中間転写部材)、75Y,75M,75C,75K…感光体クリーニングユニット(潜
像担持体クリーニングユニット)、80…二次転写ユニット、90…定着ユニット

Claims (8)

  1. トナーを担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体にトナーを供給するトナー供給部材と、
    前記現像剤担持体上のトナー量を規制する規制部材と、
    前記現像剤担持体及び前記トナー供給部材を有する現像室と、
    前記現像室の上部及び下部に接続され、前記現像室の下部から上部へトナーを搬送する
    搬送部と、
    前記搬送部内に配され、トナーを撹拌しながら搬送する搬送手段と、
    前記搬送部に接続され、トナーを前記搬送部に補給するトナー補給部と、
    を備えたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記搬送部は、
    前記現像室の下部に接続され、トナーを回収する下部搬送路と、
    前記下部搬送路に接続され、前記現像室外で下部から上部へトナーを搬送する持ち上
    げ搬送路と、
    前記持ち上げ搬送路と前記現像室の上部とを接続し、トナーを現像室へ搬送する上部
    搬送路と、
    を有し、
    前記トナー補給部は、前記下部搬送路に接続される
    請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記上部搬送路は、前記現像剤担持体の軸方向における中央部で前記現像室の上部に接
    続される
    請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記下部搬送路は、下部搬送手段を有し、
    前記トナー補給部は、前記下部搬送路における前記下部搬送手段の搬送方向の上流側に
    接続される
    請求項2又は請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記トナー補給部は、
    トナーカートリッジと、
    前記トナーカートリッジと前記搬送部とを接続するトナー補給路と、
    前記トナー補給路内でトナーを搬送するトナー補給部材と、
    を有し、
    前記トナー補給部材と前記下部搬送手段とは同一部材である
    請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記トナー補給部は、
    トナーカートリッジと、
    前記トナーカートリッジと前記搬送部とを接続するトナー補給路と、
    前記トナー補給路内でトナーを搬送するトナー補給部材と、
    を有し、
    前記トナー補給部材と前記下部搬送手段とは別部材である
    請求項4に記載の現像装置。
  7. 前記トナー補給路は、前記下部搬送手段の搬送方向と交差する方向に配される
    請求項6に記載の現像装置。
  8. 静電潜像が形成される潜像担持体と、
    前記静電潜像を現像剤で現像して前記潜像担持体上にトナー像を形成する現像装置と、
    前記潜像担持体上のトナー像を転写材に転写する転写装置と、
    転写材上のトナー像を定着する定着装置と、
    を少なくとも備え、
    前記現像装置として、前記請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の現像装置を搭
    載したことを特徴とする画像形成装置。



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