JP2009239842A - 無線通信システム - Google Patents

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寿美 川端
Kazuhiro Nagasawa
和浩 長澤
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Abstract

【課題】無線通信においてヌル点に起因する通信エラーを排除する。
【解決手段】受信されたRF信号を処理するアナログ部(11)と、上記アナログ部の出力信号を波形整形するための波形整形部(16)と、上記波形整形部の出力信号をデジタル処理するデジタル部(12)とを設ける。そして、上記アナログ部には、上記RF信号を振幅検波する振幅検波回路(17)と、上記RF信号を位相検波する位相検波回路(18)とを設ける。上記デジタル部には、上記RF信号の受信状況に応じて、上記振幅検波回路の検波結果と上記位相検波回路の検波結果とを選択的に後段回路に伝達するための出力回路とを設ける。無線通信におけるヌル点を回避する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信システム、特にデータを複数のパケットに分割して行われるパケット通信を可能とする無線通信システムに関する。
非接触(コンタクトレス)ICカード用リーダライタやNFC(Near Field Communication:近距離無線通信技術)用の無線通信システムで用いられる負荷変調方式は振幅変調の一種であり、第1機器と第2機器とが対向配置された状態で、第1機器から第2機器にキャリアが伝達されると、この第2機器において送信すべきデータで上記キャリアが変調され、それが第1機器で受信されることでデータ通信が可能とされる。しかしながら、第1機器と第2機器との距離によっては、第1機器で受信されたRF信号(Radio Frequency)の変調・無変調の振幅差成分がなくなることがあるために、データが受信できなくなる。これはヌル点(Communication Hole)と呼ばれ、それに起因して通信エラーが発生することが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−36418号公報
受信RF信号を、互いに90度の位相差を持つ2つの検波クロックでそれぞれ検波する方式であるIQ検波方式による振幅復調回路について本願発明者が検討した。
図3及び図4(A),(B)に、入力とクロックの位相差を0〜180度変更した場合のIQ検波動作概念が示される。図3は、入力信号とクロック信号との掛算結果と検波効率(矩形波入力例)の関係を示す波形図である。図4(A)はIQ検波動作のベクトル図であり、図4(B)は検波効率と位相との関係(SIN波入力)の説明図である。
IQ検波方式では、入力するRF信号の位相と検波クロックの位相関係によって検波利得が異なり、1 チャンネルのみであると0度、180度の位相差で利得最大、90度、270度の位相差では利得最低(検波不可)となる。IQの2チャネルの合計の検波利得はサイン(SIN)波のとき最小で、最大利得の70%=−3dB(45度位相差相当)になる。
位相変化のない単純な振幅方向のRF信号変化であっても、IQ検波方式では、エンベロープ検波に比較して検波効率がIQ検波出力のどちらかを出力として扱うことができると仮定して、少なくとも3dBまで落ちる。IQ検波を掛算回路で実現する場合、カードの位置によりRF信号の振幅が変化し、低電圧動作で掛け算回路のダイナミックレンジを確保した設計が困難とされる。IQ検波方式で、振幅・位相の合成検波をする場合、合成されたためにヌル点が発生することがあり、合成の仕方が一義的にきまらない。図4(B)で、I系統、Q系統のどちらかの検波効率が0になる場合に相当する。IQ検波は、SINより波形がせまくなったRF信号では検波効率がさらに下がる。図3の矩形波の場合に相当し、検波効率は最大の50%である。
本発明の目的は、無線通信においてヌル点に起因する通信エラーを排除するための技術を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものについて簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、受信されたRF信号を処理するアナログ部と、上記アナログ部の出力信号を波形整形するための波形整形部と、上記波形整形部の出力信号をデジタル処理するデジタル部とを設ける。そして、上記アナログ部には、上記RF信号を振幅検波する振幅検波回路と、上記RF信号を位相検波する位相検波回路とを設ける。上記デジタル部には、上記RF信号の受信状況に応じて、上記振幅検波回路の検波結果と上記位相検波回路の検波結果とを選択的に後段回路に伝達するための出力回路とを設ける。それにより、無線通信におけるヌル点を回避する。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、無線通信においてヌル点に起因する通信エラーを排除することができる。
1.代表的な実施の形態
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕本発明の代表的な実施の形態に係る無線通信システムは、受信されたRF信号を処理するアナログ部(11)と、上記アナログ部の出力信号を波形整形するための波形整形部(16)と、上記波形整形部の出力信号をデジタル処理するデジタル部(12)とを含む。そして、上記アナログ部は、上記RF信号を振幅検波する振幅検波回路(17)と、上記RF信号を位相検波する位相検波回路(18)とを含む。上記デジタル部は、上記RF信号の受信状況に応じて、上記振幅検波回路の検波結果と上記位相検波回路の検波結果とを選択的に後段回路に伝達するための出力回路(52)とを含む。
〔2〕また、本発明の代表的な実施の形態に係る別の無線通信システムは、受信されたRF信号を処理するアナログ部(11)と、上記アナログ部の出力信号の波形整形を行う波形整形部(16)と、上記波形整形部の出力信号をデジタル処理するデジタル部(12)とを含み、データを複数のパケットに分割して行われるパケット通信を可能とする。このとき、上記アナログ部は、上記RF信号を振幅検波する振幅検波回路(17)と、上記RF信号を位相検波する位相検波回路(18)とを含む。上記波形整形部は、上記振幅検波回路の出力信号を波形整形する第1波形整形部(AD1)と、上記位相検波回路の出力信号を波形整形する第2波形整形部(AD2)とを含む。上記デジタル部は、上記第1波形整形部の出力をデコードする第1デコーダ(DEC1)と、上記第2波形整形部の出力をデコードする第2デコーダ(DEC2)と、上記RF信号の無変調時と変調時との振幅差に応じて、上記第1デコーダの出力と、上記第2デコーダの出力とを選択的に後段回路に伝達するための出力回路(52)とを含む。
〔3〕上記パケット通信における1パケットは、プリアンブルとシンクコードとそれに続くデータを含む。上記デジタル部は、上記第1デコーダの出力信号から上記プリアンブルを検出する第1プリアンブル検出回路(PD1)と、上記第1デコーダの出力信号から上記シンクコードを検出する第1シンクコード検出回路(SD1)とを含む。さらに上記デジタル部は、上記第2デコーダの出力信号から上記プリアンブルを検出する第2プリアンブル検出回路(PD2)と、上記第2デコーダの出力信号から上記シンクコードを検出する第2シンクコード検出回路(SD2)と、上記第1,2プリアンブル検出回路での検出結果、上記第1,2シンクコード検出回路での検出結果に基づいて、上記出力回路の選択動作を制御可能な判定回路(51)とを含む。
〔4〕上記振幅検波回路は、ピークホールド機能を備えた非線形アンプでRF信号を非線形増幅した後にエンベロープ検波を行うように構成することができる。
〔5〕上記位相検波回路は、上記RF信号を波形整形した後、基準クロック信号と位相を比較して位相変動を検出するように構成することができる。
〔6〕上記判定回路では、上記第1デコーダの出力についてのプリアンブルもしくはシンクコードの判定と、その判定よりも時間的に遅れて上記第2デコーダの出力についてのプリアンブルもしくはシンクコードの判定が行われる。上記第1デコーダの出力における上記プリアンブルもしくは上記シンクコードが良好と判定された場合には、上記出力回路によって上記第1デコーダの出力が選択的に後段回路に伝達される。また、上記第1デコーダの出力における上記プリアンブルもしくは上記シンクコードの判定結果が良好ではなく、上記第2デコーダの出力における上記プリアンブルもしくは上記シンクコードが良好と判定された場合には、上記出力回路によって上記第2デコーダの出力が選択的に後段回路に伝達される。
〔7〕上記デジタル部は、上記第1デコーダの出力における上記プリアンブルもしくは上記シンクコードの判定よりも上記第2デコーダの出力における上記プリアンブルもしくは上記シンクコードの判定を遅延させるための遅延回路(DLY1)を含めることができる。このとき上記遅延回路での遅延時間は、1パケット分もしくはそれよりも短い時間に設定することができる。
2.実施の形態の説明
<実施形態1>
次に、実施の形態について更に詳述する。
図1には、本発明にかかる無線通信システムの一例とされる非接触ICカードシステム(非接触式ICカードマイコン、あるいはICカード用マイクロコントローラなどと称されることもある)が示される。図1に示される非接触ICカードシステムは、リーダライタ100と非接触ICカード200とを含んで成る。リーダライタ100は、非接触ICカード200のリードライトを可能とするもので、特に制限されないが、ループアンテナ10、アナログ部11、デジタル部12、データ検出部13、及び波形整形回路16を含み、非接触ICカード200との間で無線通信を可能とする。この無線通信においては、データを複数のパケットに分割して行われるパケット通信が行われる。1パケットは、プリアンブル(PREAMBLE)とシンク(SYNC)コードとそれに続くデータを含む。プリアンブルは、パケット通信で送受信のタイミングを計るのに設けられる一種のデータである。プリアンブルは、16進コードですべて[00h]となっている。シンクコードはプリアンブルに続く2バイトコードとされる。このシンクコード(SYNC)がタイミング基準となってシンクコード(SYNC)以降のデータ検出が可能とされる。シンクコードに続くデータには、リーダライタ100とICカード200との間の通信制御用データやユーザデータ、さらにはエラーチェックコードなどが含まれる。
アナログ部11は、ループアンテナ10を介してRF信号の送信を行う送信回路11と、ループアンテナ10介してRF信号の受信を行う受信回路14とを含む。受信回路14は、受信信号の振幅検波を行う振幅検波回路17と受信信号の位相検波を行う位相検波回路18とを含む。振幅検波回路17での検波結果や、位相検波回路18での検波結果は、波形整形回路16でデジタル信号に変換されてからデジタル部12に伝達され、そこでデジタル信号処理された後にデータ検出部13に伝達されてデータ検出が行われる。
特に制限されないが、リーダライタ100のアナログ部11、デジタル部12、データ検出部13、及び波形整形回路16は、公知の半導体集積回路製造技術により、単結晶シリコン基板などの一つの半導体基板に形成される。さらに図示はされないが、半導体基板に形成された半導体集積回路は外部に別の半導体集積回路を接続可能であって、上記デジタル部12で処理されたデータ信号を入出力可能な構成となっている。
リーダライタ100は、所定の周波数のキャリア信号(搬送波)を発生し、このキャリア信号をループアンテナ10から電波として放出している。このとき、非接触ICカード200は、自己のループアンテナ201がリーダライタ100のループアンテナ10と電磁誘導を引き起こす範囲内にあると、キャリア信号がループアンテナ201に誘起される。この誘起電圧は、非接触ICカード200内回路の動作用電源として使用される。また、非接触ICカード200において送信すべきデータによって上記キャリアが変調され、それがリーダライタ100に受信されることでデータ通信が可能とされる。しかしながら、リーダライタ100と非接触ICカード200との距離によっては、リーダライタ100の受信信号(RF信号)の変調・無変調の振幅差成分がなくなることがあるために、データが受信できなくなる。それは、いわゆるヌル点(Communication Hole)であり、それに起因して通信エラーが発生する。
図2には、ヌル点とヌル点以外のRF信号波形が示される。
図2に示されるように、ヌル点では、無変調時と変調時の振幅差に代わり、無変調時と変調時の位相差が発生する。この位相差を検波し、その検波結果を用いてデータ検出を行うようにすれば、RF信号の変調・無変調の振幅差成分がなくなっているにもかかわらず、ヌル点での通信エラーを回避することができる。そこで、図1に示される構成では、受信回路14において振幅検波回路17とは別に位相検波回路18を設け、RF信号の受信状況に応じて、上記振幅検波回路17の検波結果と上記位相検波回路18の検波結果とを選択的に後段回路に伝達することにより、ヌル点に起因する通信エラーを排除するようにしている。
図5には、図1に示されるリーダライタ100における主要部の構成例が示される。
振幅検波回路(DET1)17は、入力端子IN1を介して入力された信号のピークをホールドするピークホールド回路PH1、ピークホールド回路PH1の出力信号を増幅するための非線形アンプNLA1、振幅偏移変調(ASK; amplitude shift keying)エンベロープ検波を可能とする包絡線検波回路EDET1を含んで成る。位相検波回路(DET2)18は、入力端子IN1を介して入力された信号の波形整形を行う波形整形回路MOD1と、この波形整形回路MOD1の出力信号と基準クロックCLK1とを比較して位相差を検出するための掛算回路MIX1を含んで成る。
波形整形回路16は、波形整形回路AD1と第2波形整形回路AD2とを含む。波形整形回路AD1は、上記包絡線検波回路EDET1の出力信号をデジタル信号に変換することで波形整形を行う。波形整形回路AD2は、上記掛算回路MIX1の出力信号DOUT2の出力信号をデジタル信号に変換することで波形整形を行う。波形整形回路AD1の出力(DOUT1)及び波形整形回路AD2の出力(DOUT2)は、デジタル回路12に取り込まれる。
上記デジタル回路12は、第1デコーダDEC1、第2デコーダDEC2、遅延回路DLY1、プリアンブル検出回路PD1,PD2、シンクコード検出回路SD1,SD2、判定回路51、及び出力回路(Y1)52を含む。第1デコーダDEC1は、波形整形回路AD1の出力信号DOUT1をデコードする。遅延回路DLY1は、波形整形回路AD2の出力信号DOUT2を所定時間だけ遅延する。第2デコーダDEC2は、遅延回路DLY1の出力信号をデコードする。リアンブルプリアンブル検出回路PD1は、第1デコード回路DEC1の出力信号からプリアンブルを検出する。リアンブルプリアンブル検出回路PD2は、第1デコード回路DEC1の出力信号からプリアンブルを検出する。シンクコード検出回路SD1は、第1デコード回路DEC1の出力信号からシンクコードを検出する。シンクコード検出回路SD2は、第2デコード回路DEC2の出力信号からシンクコードを検出する。判定回路51は、プリアンブル検出回路PD1,PD2、シンクコード検出回路SD1,SD2での検出結果に基づいて、出力回路52の選択動作を制御する。
上記第1デコーダの出力についてのプリアンブルもしくはシンクコードの判定と、その判定よりも時間的に遅れて上記第2デコーダの出力についてのプリアンブルもしくはシンクコードの判定が行われ、上記第1デコーダの出力における上記プリアンブルもしくは上記シンクコードが良好と判定された場合には、上記出力回路によって上記第1デコーダの出力が選択的に後段回路に伝達される。また、上記第1デコーダの出力における上記プリアンブルもしくは上記シンクコードの判定結果が良好ではなく、上記第2デコーダの出力における上記プリアンブルもしくは上記シンクコードが良好と判定された場合には、上記出力回路によって上記第2デコーダの出力が選択的に後段回路に伝達される。
図6には、図1及び図5に示されるリーダライタ100の動作例が示される。
リーダライタ100の動作状態には、第1状態から第4状態が挙げられる。第1状態では、振幅変調成分・位相変調成分とも、プリアンブルやシンクコードが検出できる(ヌル点近傍)。第2状態では、振幅変調成分にプリアンブルやシンクコードが検出できないで、位相変調成分にプリアンブルやシンクコードが検出できる(ヌル点)。第3状態では、振幅変調成分・位相変調成分とも、プリアンブルやシンクコードが検出できる(ヌル点近傍)。第4状態では、振幅変調成分にプリアンブルやシンクコードが検出でき、位相変調成分にプリアンブルやシンクコードが検出できない(ヌル点以外)。
入力端子IN1の表面部分から振幅変調成分を、中心部分から位相変調成分を検波してデジタル変換した信号がそれぞれDOUT1,DOUT2である。DOUT1においては、プリアンブルSPA1とシンクコードSSC1が、DOUT2においてはプリアンブルSPA2とシンクコードSSC2とが、それぞれ1パケット毎にその先頭に存在する。遅延回路DLY1には1パケット分の遅延時間が設定されている。このため、DOUT2の出力データは、DOUT1の出力データに比べて1パケット分遅延される。そして第2状態では、振幅変調成分にプリアンブルやシンクコードが検出できないが、位相変調成分においてプリアンブルやシンクコードが検出でき、それがデータ検出回路(Z1)13でのデータ検出に供される。つまり、DOUT1のSPA1もしくはSSC1が論理的に検出されなくても、遅延したDOUT2のSPA2とSSC2が検出され、それが出力回路52で選択されることにより、出力回路Y1からのデータ出力は常に存在することになる。これにより、無線通信におけるヌル点を回避することができる。
図7は、遅延回路DLY1での遅延時間を変えた例である。すなわち、図6に示される動作例では1パケット分の遅延時間が遅延回路DLY1に設定されているのに対して、図7に示される動作例では、遅延回路DLY1での遅延時間は1パケット分よりも短くなっている。具体的には、プリアンブルの期間と、シンクコードの期間と、第1デコーダDEC1又は第2デコーダDEC2のデコードに要する時間との合計時間が遅延回路DLY1に設定される。このように遅延回路DLY1に設定される時間が1パケット分よりも短い場合でも、出力回路52において、第1デコーダDEC1の出力と第2デコーダDEC2の出力との切替えが可能とされ、出力回路Y1からの出力データは常に存在することになるので、無線通信におけるヌル点を回避することができる。
上記の例によれば、以下の作用効果を得ることができる。
(1)DOUT1のSPA1もしくはSSC1が論理的に検出されなくても、遅延したDOUT2のSPA2とSSC2が検出され、それが出力回路52で選択されることにより、出力回路Y1からのデータ出力は常に存在することになる。これにより、無線通信におけるヌル点を回避することができ、無線通信においてヌル点に起因する通信エラーを排除することができる。
(2)上記(1)の作用効果により、無線通信におけるヌル点を回避することができるので、受信回路の検波性能が向上し、NFC用の無線通信システムにおいて通信の信頼性の向上を図ることができる。
<実施形態2>
図8には、図1に示されるリーダライタ100における主要部の別の構成例が示される。
図8に示されるリーダライタ100が、図5に示されるのと大きく相違するのは、振幅検波回路17の出力側に第1帯域フィルタBPF1、第1増幅回路AMP1、第1シュミット回路SHMT1が設けられ、また同様に、位相検波回路18の出力側に第2帯域フィルタBPF2、第2増幅回路AMP2、第2シュミット回路SHMT2が設けられている点である。振幅検波回路17の出力信号は、第1帯域フィルタBPF1を介して第1増幅回路AMP1に伝達され、そこで増幅された後に第1シュミット回路SHMT1に伝達され、そこで2値化信号に変換されてから第1デコーダDEC1に伝達される。同様に、位相検波回路18の出力信号は、第2帯域フィルタBPF2を介して第2増幅回路AMP2に伝達され、そこで増幅された後に第2シュミット回路SHMT2に伝達され、そこで2値化信号に変換されてから第2デコーダDEC2に伝達される。このような構成によれば、第1帯域フィルタBPF1及び第2帯域フィルタBPF2によって通信帯域を選択することができ、また、第1増幅回路AMP1及び第2増幅回路AMP2により、第1シュミット回路SHMT1及び第2シュミット回路SHMT2での閾値に適合するようなレベルにまで信号を増幅することができるので、DOUT1及びDOUT2の波形品質の向上を図ることができる。
<実施形態3>
図9には、図1に示されるリーダライタ100における主要部の別の構成例が示される。
図9に示されるリーダライタ100が、図5に示されるのと大きく相違するのは、第2デコーダDEC2の後段に遅延回路DLY1を配置した点である。かかる構成によれば、第2デコーダDEC2でデコードされた後の信号が遅延回路DLY1で遅延されるため、遅延回路DLY1での遅延が、アナログ部11からの影響を受けにくいという利点がある。
<実施形態4>
図10には、図1に示されるリーダライタ100における主要部の別の構成例が示される。
図10に示されるリーダライタ100が、図5に示されるのと大きく相違するのは、振幅検波回路17の構成にある。図10に示されるリーダライタ100において振幅検波回路17は2相入力に対応しており、ピークホールド回路、非線形アンプがそれぞれ2組設けられる。また、入力端子IN1からの入力信号とは別に、この入力端子IN1からの入力信号とは論理が反転された信号が入力端子IN1_Bから取り込まれる。入力端子IN1からの入力信号は第1ピークホールド回路PH1に入力され、非線形アンプNLA1で増幅されてから包絡線検波回路EDET1に入力される。入力端子IN2からの入力信号は第2ピークホールド回路PH2に入力され、非線形アンプNLA2で増幅されてから包絡線検波回路EDET1に入力される。かかる構成によれば、2相入力のため、図5等に示される場合に比べて振幅検波効率が上がるという利点がある。
<実施形態5>
図11には、図1に示されるリーダライタ100における主要部の別の構成例が示される。
図11に示されるリーダライタ100が、図5に示されるのと大きく相違するのは、位相検波回路18において、基準クロック信号CLK1の波形整形を行う第2波形整形回路MOD2が設けられた点である。かかる構成によれば、基準クロック信号CLKが第2波形整形回路MOD2によって波形整形されてから掛算回路MIX1に伝達されるため、位相検波回路18に伝達された基準クロック信号CLK1が鈍っている場合でも、高い位相検波性能を発揮することができる。
<実施形態6>
図11には、図1に示されるリーダライタ100における主要部の別の構成例が示される。
図11に示されるリーダライタ100が、図5に示されるのと大きく相違するのは、遅延回路DLY1が波形整形回路AD1の後段に配置されている点である。かかる構成によれば、遅延回路DLY1によって波形整形回路AD1の出力信号が所定時間だけ遅延されてから第1デコーダDEC1に伝達される。このようにしても上記実施形態の場合と同様の作用効果を発揮する。
以上本発明者によってなされた発明を具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野である非接触ICカードシステムに適用した場合について説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、無線通信システムに広く適応することができる。
本発明にかかる無線通信システムの一例とされる非接触ICカードシステムの構成例ブロック図である。 ヌル点とヌル点以外のRF信号を示す波形図である。 入力とクロックの位相差を0〜180度変更した場合のIQ検波動作概念の波形図である。 入力とクロックの位相差を0〜180度変更した場合のIQ検波動作概念の説明図である。 図1に示される非接触ICカードシステムにおける主要部の構成例ブロック図である。 上記非接触ICカードシステムにおけるリーダライタの動作例説明図である。 上記非接触ICカードシステムにおけるリーダライタの別の動作例説明図である。 図1に示される非接触ICカードシステムにおける主要部の別の構成例ブロック図である。 図1に示される非接触ICカードシステムにおける主要部の別の構成例ブロック図である。 図1に示される非接触ICカードシステムにおける主要部の別の構成例ブロック図である。 図1に示される非接触ICカードシステムにおける主要部の別の構成例ブロック図である。 図1に示される非接触ICカードシステムにおける主要部の別の構成例ブロック図である。
符号の説明
10 ループアンテナ
11 アナログ部
12 デジタル部
13 データ検出部
14 受信回路
15 送信回路
16 波形整形回路
17 振幅検波回路
18 位相検波回路
51 判定回路
52 出力回路
100 リーダライタ
200 非接触ICカード

Claims (8)

  1. 受信されたRF信号を処理するアナログ部と、
    上記アナログ部の出力信号を波形整形するための波形整形部と、
    上記波形整形部の出力信号をデジタル処理するデジタル部と、を含む無線通信システムであって、
    上記アナログ部は、上記RF信号を振幅検波する振幅検波回路と、上記RF信号を位相検波する位相検波回路と、を含み、
    上記デジタル部は、上記RF信号の受信状況に応じて、上記振幅検波回路の検波結果と上記位相検波回路の検波結果とを選択的に後段回路に伝達するための出力回路と、を含むことを特徴する無線通信システム。
  2. 受信されたRF信号を処理するアナログ部と、
    上記アナログ部の出力信号の波形整形を行う波形整形部と、
    上記波形整形部の出力信号をデジタル処理するデジタル部と、を含み、データを複数のパケットに分割して行われるパケット通信を可能とする無線通信システムであって、
    上記アナログ部は、上記RF信号を振幅検波する振幅検波回路と、上記RF信号を位相検波する位相検波回路と、を含み、
    上記波形整形部は、上記振幅検波回路の出力信号を波形整形する第1波形整形部と、
    上記位相検波回路の出力信号を波形整形する第2波形整形部と、を含み、
    上記デジタル部は、上記第1波形整形部の出力をデコードする第1デコーダと、
    上記第2波形整形部の出力をデコードする第2デコーダと、
    上記RF信号の無変調時と変調時との振幅差に応じて、上記第1デコーダの出力と、上記第2デコーダの出力とを選択的に後段回路に伝達するための出力回路と、を含むことを特徴する無線通信システム。
  3. 上記パケット通信における1パケットは、プリアンブルとシンクコードとそれに続くデータを含み、
    上記デジタル部は、上記第1デコーダの出力信号から上記プリアンブルを検出する第1プリアンブル検出回路と、
    上記第1デコーダの出力信号から上記シンクコードを検出する第1シンクコード検出回路と、
    上記第2デコーダの出力信号から上記プリアンブルを検出する第2プリアンブル検出回路と、
    上記第2デコーダの出力信号から上記シンクコードを検出する第2シンクコード検出回路と、
    上記第1,2プリアンブル検出回路での検出結果、上記第1,2シンクコード検出回路での検出結果に基づいて、上記出力回路の選択動作を制御可能な判定回路と、を含む請求項2記載の無線通信システム。
  4. 上記振幅検波回路は、ピークホールド機能を備えた非線形アンプでRF信号を非線形増幅した後にエンベロープ検波を行う請求項2記載の無線通信システム。
  5. 上記位相検波回路は、上記RF信号を波形整形した後、基準クロック信号と位相を比較して位相変動を検出する請求項2記載の無線通信システム。
  6. 上記判定回路では、上記第1デコーダの出力についてのプリアンブルもしくはシンクコードの判定と、その判定よりも時間的に遅れて上記第2デコーダの出力についてのプリアンブルもしくはシンクコードの判定が行われ、
    上記第1デコーダの出力における上記プリアンブルもしくは上記シンクコードが良好と判定された場合には、上記出力回路によって上記第1デコーダの出力が選択的に後段回路に伝達され、
    上記第1デコーダの出力における上記プリアンブルもしくは上記シンクコードの判定結果が良好ではなく、上記第2デコーダの出力における上記プリアンブルもしくは上記シンクコードが良好と判定された場合には、上記出力回路によって上記第2デコーダの出力が選択的に後段回路に伝達される請求項3記載の無線通信システム。
  7. 上記デジタル部は、上記第1デコーダの出力における上記プリアンブルもしくは上記シンクコードの判定よりも上記第2デコーダの出力における上記プリアンブルもしくは上記シンクコードの判定を遅延させるための遅延回路を含み、
    上記遅延回路での遅延時間は、1パケット分もしくはそれよりも短い時間に設定されて成る請求項6記載の無線通信システム。
  8. 上記アナログ部、上記波形整形部、及び上記デジタル部が一つの半導体基板に形成された請求項1乃至6の何れか1項記載の無線通信システム。
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