JP2009238476A - 回転陽極型x線管 - Google Patents

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安孝 伊藤
Hitoshi Hattori
仁志 服部
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保夫 吉井
Chiharu Tadokoro
千治 田所
Hironori Nakamuta
浩典 中牟田
Tetsuya Yonezawa
哲也 米澤
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Abstract

【課題】 冷却能力・軸受信頼性並びに振動安定性に優れる回転陽極型X線管を提供することにある。
【解決手段】 X線管においては、中空円盤状の回転陽極が中空筒状の回転体に固定支持されている。両端が固定支持された固定シャフトは、一体化された柱状軸受け部及び円盤部を有し、中心軸に沿って冷却媒体の流路が形成されている。回転体には、柱状軸受け部が第1の間隙を空けて挿入され、回転体が回転可能に支持されている。円盤部は、回転陽極内に第2の間隙を空けて配置されている。第1及び第2の間隙には、潤滑剤が充填され、軸受け部には、軸受溝が形成されて第1及び第2の動圧軸受けが形成され、回転陽極の重心がこの第1及び第2の動圧軸受け間に配置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、両持ち支持された固定シャフトに回転体が動圧軸受けで回転可能に支持されている回転陽極型X線管に関する。
一般に、X線管装置は、医療診断システム及び工業診断システム等に用いられている。医療診断システム等に使用されている回転陽極型X線管は、特許文献1に開示されるように、高温・真空下で高速回転される厳しい使用環境下で動作される。この特許文献1に開示されるX線管では、固定シャフトが片持ち支持され、回転体がこの固定シャフトに嵌合され、回転体内表面と固定シャフト外表面間の間隙に液体金属潤滑剤が充填された動圧軸受けが設けられている。回転体の回転に伴って発生する動圧軸受けの液体金属潤滑剤に発生される動圧で回転体が固定体に軸支されている。動圧軸受けによれば、陽極ターゲットを高速で回転させることができる。
また、X線管では、小型化・軽量化が要請され、この小型化・軽量化の為には、ターゲットは、液体金属を介して冷却することが必要とされる。特許文献2には、片持ち支持された固定シャフトにボールベアリングを利用した軸受けを介して回転体が軸支されたX線管が開示されている。このX線管では、回転体を冷却する為に固定シャフトが中空に形成され、冷却導管がその固定シャフト内に挿入されて冷却導管を介して冷却液が固定シャフト内に供給され、この冷却液によって固定シャフトが冷却されている。
同様に、特許文献3には、両持ち支持された固定シャフトにボールベアリングを利用した軸受けを介して回転体が軸支されたX線管が開示されている。このX線管では、固定シャフトが円筒状に形成され、その円筒内に冷却液が流通されて、高電圧側のコネクタが冷却されている。
更に、特許文献4には、固定シャフトが両端支持された両持ちタイプのX線管が開示されている。このX線管では、回転体内表面と固定シャフト外表面間の間隙に液体金属潤滑剤が充填された動圧軸受けが設けられている。しかも、固定シャフトは、円筒状に形成され、その円筒内に冷却液が流通されて回転体が冷却されている。
特許第3139873号 米国特許5,541,975 特開平8−968899 米国特許5,838,763
特許文献1に開示されたX線管では、片持ち支持された固定シャフトに陽極ターゲットから熱が伝達され、動圧軸受けを含めて軸受け構造に熱がこもり、軸受けが高温となる虞があり、軸受け能力が低下する虞がある。従って、特許文献1に開示されたX線管は、小型化・軽量化に不向きな構造とされている。
特許文献2に開示されたX線管は、高電圧側のコネクタを冷却するための構造であって、回転体には、軸受け側の円筒体と陽極ターゲットを支持する円筒体で構成され、回転体内には、両円筒体間に空間が形成され、陽極ターゲットからの熱が固定シャフトに伝わり難い構造となっている。しかも、軸受けがボールベアリングで構成され、2重円筒状の回転体側が固定シャフトに点接触されていることから、陽極ターゲットで発生した熱が固定シャフトに伝わりに難く、効果的に陽極ターゲット及び回転体を冷却し難い問題がある。
特許文献3に開示されたX線管は、ボールベアリングを利用した軸受けで回転体が支持されている。片持ち支持された固定シャフトは、内部を流れる冷却液で冷却することができるが、陽極ターゲットを支持する回転体は、点接触されたボールベアリングを介して固定シャフトに接触されていることから、陽極ターゲットで発生した熱が固定シャフトに伝わりに難く、効果的に陽極ターゲット及び回転体を冷却し難い問題がある。
特許文献4に開示されたX線管では、冷却液が固定シャフトに沿った一方向流路を介して流れることから、流入・流出量を増大させることが可能で動圧軸受けを備えたX線管における冷却能力を高めることができる。しかし、このX線管においては、陽極ターゲットの重心が軸受部外に配置される構造であって、陽極ターゲットが軸受け部とカソードとの間に配置されている。従って、大きな重量の陽極ターゲットが僅かに偏芯を起こして回転される場合には、回転体が振動し易く、しかも、軸受部の信頼性が低下する問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされてものであり、その目的は、冷却能力・軸受信頼性並びに振動安定性に優れる回転陽極型X線管を提供することにある。
この発明によれば、
電子ビームが照射されてX線を発生するターゲットを備え、円盤状内面を有する中空円盤状の回転陽極と、
この回転陽極に向けて電子ビームを発生する陰極と、
当該回転陽極を支持し、円筒内面を有する中空筒状の回転体と、
両端が固定支持され、前記回転体に挿入されて前記回転体を回転可能に支持する固定シャフトであって、当該固定シャフトが第1の間隙を空けて前記円筒内面に対向される対向面を備える柱状軸受部及びこの柱状軸受部に一体的に固定され、前記第1の間隙に連通する第2の間隙を空けて前記円盤状内面に対向される外表面を備える円盤部を有し、中心軸に沿って冷却媒体の流路が形成されている固定シャフトと、
前記第1及び第2の間隙に充填された潤滑剤と、及び
前記円筒内面及び前記対向面の少なくとも一方に形成されている軸受溝及び前記第1の間隙に充填された前記潤滑剤で前記対向面上に形成される第1及び第2の動圧軸受けであって、当該第1及び第2の動圧軸受け間に前記回転陽極の重心が配置されている第1及び第2の動圧軸受けと、
を具備することを特徴とする回転陽極型X線管が提供される。
この発明のX線管においては、回転体を両側支持する固定シャフトを冷却導管が貫通配置されていることから、冷却導管を介する冷却液の流入・流出を容易にすることができ、X線管に蓄積される熱の冷却効率を増大させることができる。冷却導管が固定シャフト内を貫通しているため、圧力損失が減少し、冷却水用ポンプの小型化が可能となる。また、回転する陽極が両側支持され、重量のあるターゲットが軸受間に配置されていることから、軸受の信頼性・振動安定性を高めることができる。その結果として、冷却能力・軸受安信頼性・振動安定性に優れたX線管が実現される。
以下、必要に応じて図面を参照しながら、この発明の一実施の形態に係るX線管を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、この発明の第1の実施の形態に係る両持ち軸受構造を有する回転陽極型X線管を示している。回転陽極型X線管1は、回転磁界を発生するステータコイル2とともにX線管装置の筐体(図示せず)に収納されている。回転陽極型X線管1は、真空外囲器90を備え、真空外囲器90の外周には、回転磁界を発生するステータコイル2が配置されている。真空外囲器90内は、真空に維持され、真空外囲器90内には、回転陽極型X線管1の中心軸6(固定シャフト10の中心軸に一致する。)に沿って固定シャフト、即ち、固定シャフト10が配置され、この固定シャフト10の両端部10A,10Bには、真空外囲器90が気密にシールされている。また、真空外囲器90内には、固定シャフト10に回転可能に支持された回転体60が配置され、この回転体60には、回転体60と共に回転される陽極ターゲット50が固定されている。この陽極ターゲット60は、重金属で作られ、他の部品に比べて大きな重量を有している。また、この陽極ターゲット60の重心C(実質的に回転体60の重心に一致する。)が中心軸6上に定めら、回転体60の重心、即ち、陽極ターゲット60の重心は、後に説明される固定シャフト10上に回転体60を回転可能に支持する一対のラジアル軸受け11A、11B間、好ましくは、一対のラジアル軸受け11A、11B間の中心に位置されている。
固定シャフト10は、円筒に形成され、その円筒内には、冷却液20の流路を定める冷却導管30が挿入嵌合されている。この冷却導管30内の流路には、冷却液20が図示しないポンプによって矢印で示されるように供給され、X線管装置外で冷却された冷却液が再びポンプを介して冷却導管30の流路に循環されている。固定シャフト10は、中心軸6に一致する中心軸を有する円盤部15を備え、円盤部15が固定シャフト10に一体化されている。この円盤部15も陽極ターゲット60と同様に一対のラジアル軸受け11A、11B間に配置されている。
固定シャフト10は、筒状の回転体60に挿入嵌合され、この回転体60の内表面と固定シャフト10の外表面(対向面)間には、間隙G1が設けられ、この間隙G1に液体金属潤滑剤70が充填されている。回転体60の内表面と固定シャフト10の外表面(対向面)のいずれか一方には、ヘリングボーンパターン等の溝(図示せず)が形成されて回転体60と固定シャフト10間にラジアル動圧軸受け11A,11Bが形成されている。ラジアル動圧軸受け11A,11Bにおいては、回転体60の回転に伴い溝に液体金属潤滑剤70が引き込まれて液体金属潤滑剤70の動圧が上昇され、回転体60が固定シャフト10のラジアル方向で支持される。
陽極ターゲット50の内表面と円盤部15外表面との間に間隙G1に連通されている間隙G2が設けられように、円盤部15は、筒状の回転体60に固定された中空円盤状の陽極ターゲット50内に嵌合されている。間隙G2には、間隙G1と同様に液体金属潤滑剤70が充填され、陽極ターゲット50の内表面と円盤部15外表面のいずれか一方には、螺旋状等の溝(図示せず)が形成されて陽極ターゲット50と円盤部15と間にスラスト動圧軸受け14A,14Bが形成されている。スラスト動圧軸受け14A,14Bにおいては、回転体60の回転に伴い螺旋溝に液体金属潤滑剤70が引き込まれて液体金属潤滑剤70の動圧が上昇され、回転体60が固定シャフト10のスラスト方向で支持され、間隙G2が略一定に維持される。
筒状回転体60の両端部60A,60Bの内面には、シールリング63A,63Bが設けられ、このシールリング63A,63Bによって固定シャフト10の両端部10A,10Bの外面が固定シャフト10の両端部10A,10Bとの対向面で液密にシールされている。従って、液体金属潤滑剤70は、固定シャフト10と回転体60間の間隙G1、G2間に封じ込まれ、間隙G1から外部に漏れ出ることが防止される。このシールリングシールリング63A、63Bも好ましくは、重心Cに関して略対象に配置されていることが好ましい。
筒状回転体60の筒状部外面には、真空外囲器90外に配置されたモータステータ2に対向するようにモータロータ64が固定され、モータステータ2からモータロータ64に与えられる回転磁界に基づいてモータロータ64に回転力が発生され、回転体60が回転される。また、真空外囲器90内には、陽極ターゲット50の外表面の電子射突面52に対向して陰極80が配置され、陰極80から照射された電子ビームが陽極ターゲット50の電子射突面52に射突されてX線が電子射突面52から発生される。発生されたX線は、真空外囲器90に設けたX線窓を介してX線管外に照射される。
上述したように、図1に示される回転陽極型X線管においては、液体金属70が熱伝達流体として用いられて冷却導管30に一方向で流されている。しかも、陽極ターゲット50及びこの陽極ターゲット50が固定されている回転体60は、間隙G1、G2に充填された液体金属潤滑剤70を介して円盤部15並びに固定シャフト10に接している。従って、陽極ターゲット50で発生した熱は、液体金属潤滑剤70及び円盤部15を介して固定シャフト10に伝達される。固定シャフト10に伝達された熱は、その内を流れる冷却液20に伝達され、X線管1の外部に放出される。
間隙G1、G2内の液体金属潤滑剤70には、陽極ターゲット50で発生した熱が伝達されるが、冷却導管30に流される冷却液20によって固定シャフト10を介して冷却される。従って、液体金属潤滑剤70が加熱されて気泡等が生ずることがなく、確実に回転体60を一対のラジアル軸受け11A、11Bが回転可能に支持することができる。しかも、回転体60の重心、即ち、陽極ターゲット60の重心が一対のラジアル軸受け11A、11B間に定められていることから、一対のラジアル軸受け11A、11Bには、均一な荷重が陽極ターゲット60から付与され、陽極ターゲット60が偏芯して回転されるような事態を防止することができ、確実に回転体60を回転可能に支持することができる。
(第2の実施の形態)
図2は、この発明の他の実施の形態に係る回転陽極型X線管を示している。図2において、図1に付した符号と同一符号は同一部分或いは同一箇所を示すものとしてその説明を省略する。
図2に示すX線管においては、円盤部15にも空洞部が設けられ、この空洞部内に冷却容器12を構成するように冷却導管30が円盤状に拡張されている。固定シャフト10の円筒内に挿入配置された冷却導管30が定める流路に連通するように冷却容器12に円環状に流路が設けられ、この円環状流路にも冷却導管30内の流路から冷却液20が流入されている。従って、冷却容器12は、陽極ターゲット60を冷却する機能を有し、陽極ターゲット50で発生した熱は、間隙G2を介して冷却容器12内の冷却液20に伝達され、この伝達された熱は、冷却導管30に流される冷却液20を介してX線管外に運び出される。
図2に示されたX線管においては、陽極ターゲット50内に冷却液20が供給される冷却容器12が設けられ、間隙G2内の液体金属潤滑剤70を介して熱が冷却容器12に伝達されることから、効果的に陽極ターゲット50を冷却することができる。
また、図2に示されたX線管においては、従って、液体金属潤滑剤70が加熱されて気泡等が生ずることがなく、確実に回転体60を一対のラジアル軸受け11A、11Bが回転可能に支持すると共にスラスト動圧軸受け14A,14Bも確実に回転体60を回転可能に支持することができる。しかも、回転体60の重心、即ち、陽極ターゲット60の重心が一対のラジアル軸受け11A、11B間に定められていることから、一対のラジアル軸受け11A、11Bには、均一な荷重が陽極ターゲット60から付与され、陽極ターゲット60が偏芯して回転されるような事態を防止することができ、確実に回転体60を回転可能に支持することができる。
上述したように、この発明のX線管によれば、回転体を両側支持する固定シャフトを冷却導管が貫通されている。従って、この冷却導管を介する冷却液の流入・流出を容易にすることができ、X線管に蓄積される熱の冷却効率を増大させることができる。冷却導管が固定シャフト内を貫通しているため、圧力損失が減少し、冷却水用ポンプの小型化が可能となる。また、回転する陽極が両側支持され、重量のあるターゲットが軸受間に配置されていることから、軸受の信頼性・振動安定性を高めることができる。その結果として、冷却能力・軸受安信頼性・振動安定性に優れたX線管が実現される。
この発明の一実施の形態に係る両持ち軸受構造を有する回転陽極型X線管の構造を概略的に示す断面図である。 この発明の他の実施の形態に係る両持ち軸受構造を有する回転陽極型X線管の構造を概略的に示す断面図である。
符号の説明
1…回転陽極型X線管、2…モータステータ、10…固定シャフト、10A,10B...固定シャフト両端部、11A,11B…ラジアル軸受け、14A、14B…スラスト軸受け、12…空洞部、15…円盤部、20…冷却液、30…冷却導管、50…陽極ターゲット、52…電子衝突面、60…回転体、63A,63B…シールリング、64…モータロータ、70…液体金属潤滑剤、80…陰極、90…真空外囲器

Claims (3)

  1. 電子ビームが照射されてX線を発生するターゲットを備え、円盤状内面を有する中空円盤状の回転陽極と、
    この回転陽極に向けて電子ビームを発生する陰極と、
    当該回転陽極を支持し、円筒内面を有する中空筒状の回転体と、
    両端が固定支持され、前記回転体に挿入されて前記回転体を回転可能に支持する固定シャフトであって、当該固定シャフトが第1の間隙を空けて前記円筒内面に対向される対向面を備える柱状軸受部及びこの柱状軸受部に一体的に固定され、前記第1の間隙に連通する第2の間隙を空けて前記円盤状内面に対向される外表面を備える円盤部を有し、中心軸に沿って冷却媒体の流路が形成されている固定シャフトと、
    前記第1及び第2の間隙に充填された潤滑剤と、及び
    前記円筒内面及び前記対向面の少なくとも一方に形成されている軸受溝及び前記第1の間隙に充填された前記潤滑剤で前記対向面上に形成される第1及び第2の動圧軸受けであって、当該第1及び第2の動圧軸受け間に前記回転陽極の重心が配置されている第1及び第2の動圧軸受けと、
    を具備することを特徴とする回転陽極型X線管。
  2. 前記円盤部は、前記冷却媒体の流路に連通する中空部を有し、前記流路から冷却媒体が供給されることを特徴とする請求項1の回転陽極型X線管。
  3. 前記回転体の両開口部には、前記第1及び第2の間隙から前記潤滑剤の漏洩を防止するシール部が前記固定シャフトとの間に設けられていることを特徴とする請求項1の回転陽極型X線管。
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