JP2009238138A - プリントシステム及びプリンタ - Google Patents

プリントシステム及びプリンタ Download PDF

Info

Publication number
JP2009238138A
JP2009238138A JP2008086425A JP2008086425A JP2009238138A JP 2009238138 A JP2009238138 A JP 2009238138A JP 2008086425 A JP2008086425 A JP 2008086425A JP 2008086425 A JP2008086425 A JP 2008086425A JP 2009238138 A JP2009238138 A JP 2009238138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printer
terminal
storage medium
print
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008086425A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5029463B2 (ja
Inventor
Fukio Handa
富己男 半田
Yoshihiro Yano
義博 矢野
Shinichiro Mori
慎一郎 森
Yasushi Abe
泰史 安部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2008086425A priority Critical patent/JP5029463B2/ja
Publication of JP2009238138A publication Critical patent/JP2009238138A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5029463B2 publication Critical patent/JP5029463B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】プリントした文書がプリンタに放置された状態になることをより確実に防止することができるプリントシステム及びプリンタを提供する。
【解決手段】プリンタ2は、プリント情報を受信するプリンタ通信部21と、ICカード30との間で通信するプリンタリーダ・ライタ22と、プリント情報を受信することによりプリント待機の状態とし、ICカード30とプリンタリーダ・ライタ22との間で通信した場合に、プリント情報のプリントを開始するとともにプリント開始情報をICカード30に書き込み、プリント終了後にICカード30とプリンタリーダ・ライタ22との間で通信した場合に、ICカード30に書き込んだプリント開始情報を消去するプリンタ制御部25とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、端末から受信したプリント情報をプリントするプリントシステム及びプリンタに関するものである。
従来、プリンタでプリントアウトした文書がプリンタに置きっぱなしにされてしまうのを防止するために、利用端末からのプリントデータをサーバに格納し、ユーザがプリンタのリーダ・ライタにICカードをかざしたときに、プリントアウトを実行するプリントシステムがあった(例えば特許文献1)。
しかし、特許文献1のプリントシステムの場合、プリントアウトする文書等が大量(例えば100枚程度等)にある場合には、プリント終了するまでの時間が長く(例えば数分程度)、ユーザがプリント終了するまで待てずに、自分の席等に戻って作業を開始してしまうときがあった。このような場面では、ユーザは、プリンタから離れて別の作業をしてしまうので、プリントアウトしたことを忘れてしまい、やはりプリントアウトした文書がプリンタに置きっぱなしになってしまうことがあった。
特開平10−16355号公報
本発明の課題は、プリントした文書がプリンタに放置された状態になることをより確実に防止することができるプリントシステム及びプリンタを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
請求項1の発明は、プリンタ(20,220,420)と、前記プリンタに対してプリント情報を送信する端末(10,210,310)とを備えるプリントシステム(1,200,300,400)において、前記プリンタは、プリント情報を受信する受信部(21)と、記憶媒体(30,32)との間で通信するプリンタライタ部(22)と、前記プリント情報を受信することによりプリント待機の状態とし、前記記憶媒体と前記プリンタライタ部との間で通信した場合に、前記プリント情報のプリントを開始するとともにプリントが開始された旨の情報であるプリント開始情報を前記記憶媒体に書き込むプリント開始情報書き込み処理を行い、プリント終了後に前記記憶媒体と前記プリンタライタ部との間で通信した場合に、前記記憶媒体に書き込んだ前記プリント開始情報を消去するプリント開始情報消去処理を行うプリンタ制御部(25,225,425)とを備えること、を特徴とするプリントシステムである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のプリントシステムにおいて、前記端末(10)は、前記記憶媒体(30,32)の情報を読み出す端末リーダ(12)と、前記端末リーダが読み出した情報に基づいて、前記記憶媒体に前記プリント開始情報が記憶されているか否かを判定して、その判定結果に応じて前記端末の機能を制限する端末制御部(14)とを備えること、を特徴とするプリントシステムである。
請求項3の発明は、請求項1に記載のプリントシステムにおいて、前記プリンタ制御部(225)は、前記プリント待機の状態で記憶媒体(30,32)と前記プリンタライタ部(22)との間で通信した場合に、前記端末(210)の機能を制限をする信号を前記端末に対して出力し、前記プリント終了後に前記記憶媒体と前記プリンタライタ部との間で通信した場合に、前記制限を解除する信号を前記端末に対して出力すること、を特徴とするプリントシステムである。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3に記載のプリントシステムにおいて、前記端末(10,210)の機能は、文書作成機能、前記端末の電子メール機能及びWEBサイト閲覧機能のうち少なくも1つであること、を特徴とするプリントシステムである。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のプリントシステムにおいて、前記記憶媒体(30,32)の情報を読み出すゲートリーダ部(341)と、前記ゲートリーダ部が読み出した情報に基づいて前記記憶媒体に前記プリント開始情報が記憶されているか否かを判定しその判定結果に応じて前記プリンタ(20)が設置されている室内から退出するゲートの開閉を制御するゲート制御部(344)とを有する開閉装置(340)を備えること、を特徴とするプリントシステムである。
請求項6の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のプリントシステムにおいて、前記プリンタ(420)が設置されている室内から退出するゲートの開閉を制御する開閉装置(440)を備え、前記プリンタ制御部(425)は、前記プリント待機の状態で前記記憶媒体(30,32)と前記プリンタライタ部(22)との間で通信した場合に、前記ゲートにロックをする信号を前記開閉装置に対して出力し、前記プリント終了後に記憶媒体と前記プリンタライタ部との間で通信した場合に、前記ゲートのロックを解除する信号を前記開閉装置に対して出力すること、を特徴とするプリントシステムである。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のプリントシステムにおいて、前記プリンタ(20,220,420)に対してそれぞれ前記プリント情報を送信する複数の端末(10,210,310)と、前記各端末に対応した前記記憶媒体(30,32)とをそれぞれ備え、前記プリンタ制御部(25,225,425)は、前記各端末からの前記プリント情報を受信した場合に、その端末に対応した前記各記憶媒体に対して前記プリント開始情報書き込み処理及び前記プリント開始情報消去処理を行うこと、を特徴とするプリントシステムである。
請求項8の発明は、プリント情報を受信する受信部(21)と、記憶媒体(30,32)との間で通信するプリンタライタ部(22)と、前記プリント情報を受信することによりプリント待機の状態とし、前記記憶媒体と前記プリンタライタ部との間で通信した場合に、前記プリント情報のプリントを開始するとともにプリントが開始された旨の情報であるプリント開始情報を前記記憶媒体に書き込み、プリント終了後に前記記憶媒体と前記プリンタライタ部との間で通信した場合に、前記記憶媒体に書き込んだ前記プリント開始情報を消去するプリンタ制御部(25,225,425)と、を備えるプリンタである。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本発明は、プリントが終了し記憶媒体のプリント開始情報を消去するまで、記憶媒体にプリント開始情報が書き込んだ状態を維持することができる。この記憶媒体に書き込まれたプリント開始情報を利用して、他の機器の機能等の制限等をすることにより、ユーザがこれらの機能等を利用できなくすることができるので、必ず出力物を取りに行くように促すことができる。これにより、プリントした文書等がユーザによってプリンタに放置された状態(以下、「プリント放置状態」という)になることを、より確実に防止することができる。
(2)本発明は、記憶媒体にプリント開始情報が記憶されているか否かに応じて端末の機能を制限するので、記憶媒体にプリント開始情報が記憶されている間は、端末の機能を制限することができる。これにより、プリントを開始すると、プリント終了後に、プリンタのプリンタライタ部でプリント開始情報を消去しない限り端末のこれらの機能が利用できないので、プリント放置状態になることを防止することができる。
(3)本発明は、プリント終了後に記憶媒体とプリンタライタ部との間で通信して端末の制限を解除するまで、端末の機能を制限することができるので、プリント放置状態になることを防止することができる。
(4)本発明は、文書作成機能、電子メール機能及びWEBサイト閲覧機能のように使用頻度の高い機能を制限することにより、プリント放置状態であることをユーザに気付かせる効果を向上することができる。
(5)本発明は、記憶媒体にプリント開始情報が記憶されているか否かに応じてゲートの開閉を制御するので、プリント開始情報を消去するまでプリンタが設置されている室内からユーザが退出できなくすることができるため、プリント放置状態になることを防止することができる。
(6)本発明は、プリント終了後に記憶媒体とプリンタライタ部との間で通信してゲートのロックを解除する信号を開閉装置に対して出力するまで、プリンタが設置されている室内からユーザが退出できなくすることができるため、プリント放置状態になることを防止することができる。
(7)本発明は、複数の端末の各端末からのプリント情報を受信した場合に、その端末に対応した各記憶媒体に対してプリント開始情報書き込み処理及びプリント開始情報消去処理を行うので、プリンタと複数の端末とを接続して、複数の端末からの各プリント情報に対応することができる。
本発明は、プリント放置状態になることをより確実に防止することができるプリントシステム及びプリンタを提供するという目的を、プリンタ通信部21がプリント情報を受信することによりプリント待機の状態とし、ICカードとプリンタリーダ・ライタとの間で通信した場合に、プリント情報のプリントを開始するとともにプリント開始情報をICカードに書き込み、プリント終了後にICカードとプリンタリーダ・ライタとの間で通信した場合に、ICカードに書き込んだプリント開始情報を消去するプリンタ制御部を備えることによって実現した。
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態のプリントシステム1のブロック図である。
図1に示すように、プリントシステム1は、複数のユーザ端末10と、プリンタ20と、ICカード30とを備えている。
ユーザ端末10は、例えばパーソナルコンピュータ等の情報通信端末であり、ワープロ(「ワードプロセッサ」の略称)、WEB閲覧、電子メールの送受信等の機能を有する。
各ユーザ端末10とプリンタ20とは、LAN(Local Area Network)等によって電気的に接続され、プリントデータ(プリント情報)を通信することができる。なお、図1には、1台のユーザ端末10の構成のみを詳細に示しているが、他のユーザ端末10も同様な構成である。また、図1にはIC(集積回路)カード30が1枚のみ示されているが、各ユーザ端末10に対応したICカード(図示せず)がそれぞれ用意されている。ユーザは、各ユーザ端末10を利用する場合には、そのユーザ端末10に対応したICカード30を、端末リーダ・ライタ12にかざして使用するようになっている。
ユーザ端末10は、端末通信部11と、端末リーダ・ライタ12(端末リーダ)と、端末記憶部13と、端末制御部14とを備えている。
端末通信部11は、プリンタ20に対してプリントデータを送信する電気回路等である。また、端末通信部11は、インターネット等の通信網(図示せず)に対して接続されており、WEB閲覧時に情報の送受信をしたり、電子メール等の情報の送受信を行う。端末通信部11は、端末制御部14によって制御される。
端末リーダ・ライタ12は、ICカード30との間で情報の送受信をして、カード記憶部32の情報を読み取ったり、書き込み及び更新したりする装置である。端末リーダ・ライタ12は、磁界に情報を乗せて、ICカード30との間で情報の送受信をする。端末リーダ・ライタ12は、端末制御部14によって制御される。
ユーザは、ユーザ端末10を使用する間は、ICカード30を端末リーダ・ライタ12にかざしておく必要がある。ICカード30が端末リーダ・ライタ12にかざれると、端末リーダ・ライタ12がICカード30内に記憶されている端末識別情報を読み出し、端末制御部14が読み出した端末識別情報と端末記憶部13の端末識別情報とを照合し、一致した場合に、ユーザ端末10が使用可能な状態となる。
なお、端末識別情報とは、各ユーザ端末10と他のユーザ端末10とを識別するための情報であり、本実施形態では、各ユーザ端末10に割り当てられたIPアドレス(Internet Protocol Address)を利用している。
端末記憶部13は、ユーザ端末10の動作に必要なプログラム及び情報や、端末識別情報等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶装置である。端末記憶部13には、ワープロソフト13aと、WEB閲覧ソフト13bと、電子メールソフト13cと、機能制限ソフト13d等とが記憶されている。
端末制御部14は、ユーザ端末10を統括的に制御するための制御部であり、例えばCPU(中央処理装置)等から構成される。端末制御部14は、端末記憶部13に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、前述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
後述するように、端末制御部14は、端末リーダ・ライタ12がICカード30から読み出した情報に基づいて、ICカード30の出力フラグがONかOFFであるかを判定する。端末制御部14は、その判定結果に応じて、ユーザ端末10のワープロ等の機能を制限する。
ユーザ端末10は、上記構成により、ワープロソフト13aを利用して作成した文書、WEB閲覧ソフト13bを利用して閲覧したホームページの画面、電子メールソフト13cを利用した文書等の情報を、プリントデータとしてプリンタ20に送信することができる。
プリンタ20は、インクジェット方式やレーザプリント方式を利用した印刷装置である。プリンタ20は、プリンタ通信部21(受信部)と、プリンタリーダ・ライタ22(プリンタライタ部)と、出力部23と、プリンタ記憶部24と、プリンタ制御部25とを備えている。
プリンタ通信部21は、各ユーザ端末10からプリントデータを受信する電気回路である。プリンタ通信部21は、プリンタ制御部25によって制御される。
プリンタリーダ・ライタ22は、ICカード30との間で情報の送受信をするための装置であり、端末リーダ・ライタ12と同様な構成である。プリンタリーダ・ライタ22は、プリンタ制御部25によって制御される。
出力部23は、プリント用紙に実際にプリントするための装置であり、例えばレーザビーム方式のプリンタであれば、感光ドラム、トナー収容部、プリントしたプリンタ用紙を収容する印刷済みトレイ等から構成される。出力部23は、プリンタ制御部25によって制御される。
プリンタ記憶部24は、プリンタ20の動作に必要なプログラム及び情報や、端末識別情報等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶装置である。プリンタ記憶部24は、プリンタ通信部21が各ユーザ端末10から受信したプリントデータを、一時的に記憶する記憶領域を有している。
プリンタ制御部25は、プリンタ20を統括的に制御するための制御部であり、例えば、CPU等から構成される。プリンタ制御部25は、プリンタ記憶部24に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、前述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
プリンタ20は、上記構成により、ユーザ端末10から受信した印刷情報を、プリントすることができる。
ICカード30は、アンテナ31と、カード記憶部32(記憶媒体)と、カード制御部33とを備えている。
アンテナ31は、端末リーダ・ライタ12との間、プリンタリーダ・ライタ22との間で情報の送受信をするために、カード基材に形成されたアンテナコイルである。アンテナ31は、例えばエッチング等の方法により形成された導体である。アンテナ31は、端末リーダ・ライタ12との送受信時、プリンタリーダ・ライタ22との送受信時に、端末リーダ・ライタ12、プリンタリーダ・ライタ22が形成する磁界により電流が発生して電力を起電し、ICカード30に電力を供給する。
カード記憶部32とカード制御部33とは、1つの半導体集積回路素子から形成される。
カード記憶部32は、ICカード30の動作に必要なプログラム、情報等を記憶するための記憶装置であり、例えば、電力が供給されなくても情報の記憶が維持される不揮発性メモリ(例えばEEPROM等)である。カード記憶部32は、このICカード30に対応したユーザ端末10の端末識別情報を記憶する記憶領域や、出力フラグ格納部32aを有している。
出力フラグ格納部32aは、プリントが開始された旨の情報である出力フラグ(プリント開始情報)のON、OFFを記憶するための記憶領域である。
カード制御部33は、ICカード30を統括的に制御するための制御部であり、例えばCPU等から構成される。カード制御部33は、カード記憶部32に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、前述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
カード制御部33は、アンテナ31に電気的に接続されており、アンテナ31の起電力によって駆動する。カード制御部33は、端末リーダ・ライタ12との間、プリンタリーダ・ライタ22との間で通信して、カード記憶部32の端末識別情報の照合や、必要に応じて書き換えの処理等を行う。また、後述するように、カード制御部33は、端末リーダ・ライタ12との間で通信したときには、出力フラグがONかOFFであるかを判別し、プリンタリーダ・ライタ22との間で通信したときには、出力フラグのON、OFFの切り替えを行うことができる。
図2は、第1実施形態のプリントシステム1の処理の流れを説明する図である。
最初に、ステップS(以下単に「S」という)1において、端末制御部14は、ユーザの操作に応じて、プリントデータ及び端末識別情報をプリンタ20に送信する。
S2において、ユーザ端末10から送信されたプリントデータ及び端末識別情報をプリンタ通信部21が受信すると、プリンタ制御部25は、これらをプリンタ記憶部24に記憶させる。また、プリンタ制御部25は、これと同時に、プリントアウトを可能にしてプリンタ20を待機させた状態であるプリント待機の状態とする。
ここで、プリントを実行するためには、ユーザは、端末リーダ・ライタ12にかざされていたICカード30を、プリンタ20まで携行する必要がある。
そして、S3において、ユーザによってICカード30がプリンタリーダ・ライタ22にかざされると、プリンタリーダ・ライタ22は、ICカード30とプリンタリーダ・ライタ22との間で通信して、ICカード30に記憶された端末識別情報を読み出す。
S4において、プリンタ制御部25は、ICカード30から読み出した端末識別情報とプリンタ記憶部24に記憶された端末識別情報とを照合して一致する場合には、その端末識別情報に対応したプリントデータのプリントを開始する。
また、プリンタ制御部25は、プリントを開始すると同時に、S5において、出力フラグをONにするように、カード制御部33に対して命令する。これに応じて、カード制御部33は、カード記憶部32の出力フラグ格納部32aの出力フラグをOFFの状態からONへと切り替える(プリント開始情報を記憶させる)。
S5までの処理によって、ICカード30は、プリンタ20でプリントが実行されている間は、カード記憶部32の出力フラグ格納部32aの出力フラグがONとされた状態となる。
従って、S6において、ICカード30が端末リーダ・ライタ12にかざされると、S7において、端末制御部14は、端末リーダ・ライタ12からの出力に基づいて、出力フラグ格納部32aの出力フラグがONであると判定し(S7:YES)、S71に進む。
S71において、端末制御部14は、機能制限ソフト13dに従って、WEB閲覧、電子メール、ワープロ等の機能を制限するように、ユーザ端末10を制御する。
S8において、プリンタ20でのプリントが終了した後に、S9において、ユーザによってICカード30がプリンタリーダ・ライタ22にかざされると、プリンタ制御部25は、プリンタリーダ・ライタ22とICカード30との間で通信して、ICカード30に記憶された情報を読み出して、S10に進む。
S10において、プリンタ制御部25は、プリンタリーダ・ライタ22が読み出した情報に基づいて、出力フラグがONか否かを確認する。これまでの処理によって、出力フラグは、ONの状態であるので、プリンタ制御部25は、出力フラグがONであると判定し(S10:YES)、S11に進んで、プリンタリーダ・ライタ22が読み出した情報に基づいて、出力フラグをONからOFFへと切り替える(プリント開始情報を消去する)。
なお、出力フラグが既にOFFである場合には、プリンタ制御部25は、なにも行わない(S12)。
これまでの処理によって、カード記憶部32の出力フラグ格納部32aには、出力フラグがOFFの状態となる。従って、この状態で、ICカード30が端末リーダ・ライタ12にかざされると(S6)、端末制御部14は、端末リーダ・ライタ12からの出力に基づいて、出力フラグ格納部32aの出力フラグがOFFであると判定し(S7:NO)、S72に進む。
S72において、端末制御部14は、機能制限ソフト13dに従って、WEB閲覧、電子メール、ワープロ等の機能を制限することなく、これらの機能が利用可能になるようにユーザ端末10を制御する。
なお、図2では、ユーザ端末10が1台のみの場合の処理を説明したが、実際には、複数のユーザ端末10と、各ユーザ端末10に対応したICカード30と、プリンタ20との間で、同様な処理が行われる。
以上説明した処理によって、プリントシステム1は、プリントを開始してから終了するまでの間は、ICカード30に出力フラグをONとした状態を維持することができる。この出力フラグをOFFとするためには、ユーザは、プリント終了後に、ICカード30をプリンタリーダ・ライタ22にかざさなければならない。また、ユーザ端末10のワープロ等の機能は、ICカード30の出力フラグのON、OFFに応じて制限され、出力フラグをOFFとしないと利用することができない。
このため、ユーザは、ワープロ等の機能を利用できないときは、プリンタ20でプリント中であるか、又はプリントした出力物がプリンタに放置された状態(以下、「プリント放置状態」という)であることに気付くことができる。しかも、プリントが終了してICカード30をプリンタ20まで携行し、プリンタリーダ・ライタ22にかざさなければ、これらの機能が利用できない。
これにより、プリントシステム1は、ユーザに必ず出力物を取りに行くように促すことができる。また、プリントシステム1は、ユーザ端末10の機能のうち、比較的利用頻度が高いWEB閲覧、電子メール、ワープロ等の機能を制限するので、ユーザに気付かせる効果を向上することができる。
例えば、大量の文書等をプリントするためには、長いプリント時間を要する。このような場合に、ユーザが待ちきれずにプリンタ20からユーザ端末10に戻って作業をしてしまう場面であっても、文書等がプリント放置状態になることを防止することができる。
また、重要書類がプリンタ20でプリントされ印刷済みトレイに置きっぱなしにされると、第三者に持ち出されてしまうおそれもあったが、プリントシステム1は、プリント放置状態になることを防止できるので、セキュリティの向上を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を適用したプリントシステムの第2実施形態について説明する。
なお、以下の説明及び図面において、前述した第1実施形態と同様の機能、処理を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図3は、第2実施形態のプリントシステム200のブロック図である。
プリントシステム200は、複数のユーザ端末210と、プリンタ220と、ICカード30とを備えている。
ユーザ端末210は、端末記憶部213に機能制限ソフト213dが記憶されている。
後述するように、端末制御部214は、機能制限ソフト213dによって駆動されることにより、プリンタ220が送信した機能制限信号を受信した場合に、ユーザ端末210のワープロ等の機能を制限する。
プリンタ220は、プリンタ記憶部224に機能制限ソフト224aが記憶されている。
後述するように、プリンタ制御部225は、機能制限ソフト224aによって駆動されることにより、プリント開始時には、ユーザ端末210の機能を制限をする機能制限信号をユーザ端末210に送信し、一方、プリント終了時には、この制限を解除する制限解除信号をユーザ端末210に送信する。
図4は、第2実施形態のプリントシステム200の処理の流れを説明する図である。
プリンタ制御部225は、S5において、カード記憶部32の出力フラグをONにすると、S201に進んで、プリンタ通信部21を制御して、ユーザ端末210に対して機能制限信号を送信する。
S201において、この機能制限信号を端末通信部11が受信すると、端末制御部214は、機能制限ソフト213dに従って、WEB閲覧、電子メール、ワープロ等の機能を制限するように、ユーザ端末210を制御する。
S5で出力フラグの書き込みが終了した状態では、第1実施形態のプリントシステム1と同様に、カード記憶部32の出力フラグ格納部32aの出力フラグがONとされた状態となる。
S8において、プリント終了した後に、S9において、ICカード30がプリンタリーダ・ライタ22にかざされると、プリンタリーダ・ライタ22がICカード30と通信し、プリンタ制御部225は、ICカード30に記憶された情報を読み出して、S10に進む。
S10において、プリンタ制御部225は、カード記憶部32の出力フラグがONであると判定すると(S10:YES)、S11に進んで、出力フラグをOFFへと切り替え、その後、S203に進む。
S203において、プリンタ制御部225は、プリンタ通信部21を制御して、制限解除信号をユーザ端末210に対して送信する。
S204において、この制限解除信号を端末通信部11が受信すると、端末制御部214は、機能制限ソフト213dに従って、WEB閲覧、電子メール、ワープロ等の機能の制限を解除する。
以上説明した処理によって、プリントシステム200は、プリントを開始してから終了するまでの間は、ユーザ端末210の機能を制限することができる。また、ユーザがICカード30をプリンタまで携行して、プリンタリーダ・ライタ22にかざされない限り制限解除信号を送信しないので、プリント放置状態になることを防止することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明を適用したプリントシステムの第3実施形態について説明する。
図5は、第3実施形態のプリントシステム300のブロック図である。
プリントシステム300は、ユーザ端末310と、プリンタ20と、ICカード30と、入退室ゲート開閉装置340とを備えている。
ユーザ端末310は、第1実施形態のユーザ端末10から機能制限ソフト13d(図1参照)を削除した構成であり、ICカード30の出力フラグのON、OFFとは関係なく動作する。
入退室ゲート開閉装置340は、第1実施形態のプリントシステム1に新たに追加した装置である。入退室ゲート開閉装置340は、プリンタ20が設置されている室内から室外へと退室するためのゲート(図示せず)の開閉を制御するための装置である。入退室ゲート開閉装置340は、ゲートリーダ341と、開閉部342と、ゲート記憶部343と、ゲート制御部344とを備えている。
ゲートリーダ341は、ICカード30との間で情報の送受信をして、カード記憶部32の情報を読み取る装置である。ゲートリーダ341は、磁界に乗せられた情報を、ICカード30から受信する。ゲートリーダ341は、ゲート制御部344によって制御される。ゲートリーダ341は、プリンタが設置されている室内に設置されている。ユーザは、ICカード30をゲートリーダ341にかざしてから、退室するようになっている。
開閉部342は、例えばソレノイド等を駆動することにより、ゲートの扉が開閉しないようにロックしたり、ゲートの扉が開閉できるようにロックを解除する装置である。
ゲート記憶部343は、入退室ゲート開閉装置340の動作に必要なプログラム及び情報や、端末識別情報等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶装置である。
ゲート制御部344は、入退室ゲート開閉装置340を統括的に制御するための制御部であり、例えばCPU等から構成される。ゲート制御部344は、ゲート記憶部343に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、前述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
ゲート制御部344は、ゲートリーダ341がICカード30から読み出した情報に基づいて、ICカード30の出力フラグがONかOFFであるかを判定する。ゲート制御部344は、出力フラグがONであると判定した場合には、開閉部342のロックを維持し、一方、出力フラグがOFFであると判定した場合には、開閉部342のロックを解除するように、ゲートの開閉を制御する。
図6は、第3実施形態のプリントシステム300の処理の流れを説明する図である。
S5で出力フラグの書き込み終了した状態では、第1実施形態のプリントシステム1と同様に、カード記憶部32の出力フラグ格納部32aの出力フラグがONとされた状態となる。
この状態で、S301において、ICカード30がゲートリーダ341にかざされると、S302において、ゲート制御部344は、ゲートリーダ341からの出力に基づいて、出力フラグ格納部32aの出力フラグがONであると判定し(S302:YES)、S303に進む。
S303において、ゲート制御部344は、開閉部342のロックを維持するように制御する。
プリント終了後(S8)、S10,11の処理によって、カード記憶部32の出力フラグがONである場合には、プリンタ制御部225は、出力フラグをOFFへと切り替える。一方、出力フラグが既にOFFである場合には、プリンタ制御部225は、何も行わない(S12),
これまでの処理によって、カード記憶部32の出力フラグ格納部32aには、出力フラグがOFFの状態となる。従って、この状態で、ICカード30がゲートリーダ341にかざされると(S301)、ゲート制御部344は、ゲートリーダ341からの出力に基づいて、出力フラグ格納部32aの出力フラグがOFFであると判定し(S302:NO)、S304に進む。
S304において、ゲート制御部344は、開閉部342のロックを解除するように、ゲートの開閉を制御する。
以上説明した処理によって、プリントシステム300は、プリントを開始してから終了するまでの間は、ゲートの開閉部342をロックした状態を維持することができる。出力フラグをOFFにして開閉部342のロックを解除するためには、ユーザは、プリント終了後に、ICカード30をプリンタ20まで携行して、プリンタリーダ・ライタ22にかざした後に、ゲートリーダ341にかざす必要がある。
つまり、プリントシステム300は、プリントが終了するまで、プリントが設置してある室内からユーザが退出できなくすることができるため、プリント放置状態になることを防止することができる。また、プリントアウトしたことをユーザが忘れてしまって退室しようとした場合にも、開閉部342のロックが解除されないことから、プリントしたことをユーザに気付かせる効果を向上することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明を適用したプリントシステムの第4実施形態について説明する。
図7は、第4実施形態のプリントシステム400のブロック図である。
なお、以下の説明及び図面において、前述した第3実施形態と同様の機能、処理を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図7に示すように、プリントシステム400は、プリンタ420のプリンタ記憶部424にゲート制限ソフト424aを記憶させ、また、入退室ゲート開閉装置440にゲート通信部445を設けた点が、プリントシステム300と相違している。また、プリンタ420と入退室ゲート開閉装置440とは、LANケーブル等の電気ケーブル401により接続され、情報を通信することができる。
プリンタ制御部425は、プリンタ記憶部424のゲート制限ソフト424aに駆動されることにより、プリント待機の状態でICカード30とプリンタリーダ・ライタ22との間で通信した場合に、入退室ゲート開閉装置440に対して、開閉部342のロックを維持するように指示する信号を出力する。また、プリンタ制御部425は、プリント終了後にICカード30とプリンタリーダ・ライタ22との間で通信した場合に、入退室ゲート開閉装置440に対して、開閉部342のロックの解除を許可する信号を出力する。
ゲート制御部444は、ゲート通信部445がプリンタ420から受信した信号に基づいて、開閉部342を制御する。
ゲート制御部444は、プリンタ420から開閉部342のロックを維持するように指示する信号を受信した場合には、ICカード30がゲートリーダ341にかざされても、開閉部342のロックを維持する。
一方、ゲート制御部444は、プリンタ420から開閉部342のロックの解除を許可する信号を受信した後には、ICカード30がゲートリーダ341にかざされたときに、開閉部342のロックを解除する。
以上説明した構成により、プリントシステム400は、開閉部342のロックを維持する指示する信号を出力した後は、開閉部342のロックの解除を許可する信号を出力するまで、プリンタが設置されている室内からユーザが退出できなくすることができる。これにより、プリントシステム400は、プリント放置状態になることを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、前述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
本実施形態において、ユーザ端末やプリンタと通信するために記憶媒体を内蔵したICカードを用いる例を示したが、これに限定されない。出力フラグのON、OFFを記憶できる装置であれば、その形態は限定されない。例えば、フラッシュメモリ等を内蔵し、ユーザ端末やプリンタにUSB(ユニバーサル シリアル バス)接続可能な記憶装置を利用してもよい。
第1実施形態のプリントシステムのブロック図である。 第1実施形態のプリントシステムの処理の流れを説明する図である。 第2実施形態のプリントシステムのブロック図である。 第2実施形態のプリントシステムの処理の流れを説明する図である。 第3実施形態のプリントシステムのブロック図である。 第3実施形態のプリントシステムの処理の流れを説明する図である。 第4実施形態のプリントシステムのブロック図である。
符号の説明
1,200,300,400 プリントシステム
10,210,310 ユーザ端末
11 端末通信部
12 端末リーダ・ライタ
13,213 端末記憶部
13a ワープロソフト
13b WEB閲覧ソフト
13c 電子メールソフト
13d,213d 機能制限ソフト
14,214 端末制御部
20,220,420 プリンタ
21 プリンタ通信部
22 プリンタリーダ・ライタ
23 出力部
24,224,424 プリンタ記憶部
25,225,425 プリンタ制御部
30 ICカード
32 カード記憶部
32a 出力フラグ格納部
33 カード制御部
224a 機能制限ソフト
340,440 入退室ゲート開閉装置
341 ゲートリーダ
342 開閉部
344,444 ゲート制御部
424a ゲート制限ソフト

Claims (8)

  1. プリンタと、前記プリンタに対してプリント情報を送信する端末とを備えるプリントシステムにおいて、
    前記プリンタは、
    プリント情報を受信する受信部と、
    記憶媒体との間で通信するプリンタライタ部と、
    前記プリント情報を受信することによりプリント待機の状態とし、前記記憶媒体と前記プリンタライタ部との間で通信した場合に、前記プリント情報のプリントを開始するとともにプリントが開始された旨の情報であるプリント開始情報を前記記憶媒体に書き込むプリント開始情報書き込み処理を行い、プリント終了後に前記記憶媒体と前記プリンタライタ部との間で通信した場合に、前記記憶媒体に書き込んだ前記プリント開始情報を消去するプリント開始情報消去処理を行うプリンタ制御部とを備えること、
    を特徴とするプリントシステム。
  2. 請求項1に記載のプリントシステムにおいて、
    前記端末は、
    前記記憶媒体の情報を読み出す端末リーダと、
    前記端末リーダが読み出した情報に基づいて、前記記憶媒体に前記プリント開始情報が記憶されているか否かを判定して、その判定結果に応じて前記端末の機能を制限する端末制御部とを備えること、
    を特徴とするプリントシステム。
  3. 請求項1に記載のプリントシステムにおいて、
    前記プリンタ制御部は、前記プリント待機の状態で前記記憶媒体と前記プリンタライタ部との間で通信した場合に、前記端末の機能を制限をする信号を前記端末に対して出力し、前記プリント終了後に前記記憶媒体と前記プリンタライタ部との間で通信した場合に、前記制限を解除する信号を前記端末に対して出力すること、
    を特徴とするプリントシステム。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のプリントシステムにおいて、
    前記端末の機能は、文書作成機能、前記端末の電子メール機能及びWEBサイト閲覧機能のうち少なくも1つであること、
    を特徴とするプリントシステム。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のプリントシステムにおいて、
    前記記憶媒体の情報を読み出すゲートリーダ部と、前記ゲートリーダ部が読み出した情報に基づいて前記記憶媒体に前記プリント開始情報が記憶されているか否かを判定しその判定結果に応じて前記プリンタが設置されている室内から退出するゲートの開閉を制御するゲート制御部とを有する開閉装置を備えること、
    を特徴とするプリントシステム。
  6. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のプリントシステムにおいて、
    前記プリンタが設置されている室内から退出するゲートの開閉を制御する開閉装置を備え、
    前記プリンタ制御部は、前記プリント待機の状態で前記記憶媒体と前記プリンタライタ部との間で通信した場合に、前記ゲートにロックをする信号を前記開閉装置に対して出力し、前記プリント終了後に記憶媒体と前記プリンタライタ部との間で通信した場合に、前記ゲートのロックを解除する信号を前記開閉装置に対して出力すること、
    を特徴とするプリントシステム。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のプリントシステムにおいて、
    前記プリンタに対してそれぞれ前記プリント情報を送信する複数の端末と、
    前記各端末に対応した前記記憶媒体とをそれぞれ備え、
    前記プリンタ制御部は、前記各端末からの前記プリント情報を受信した場合に、その端末に対応した前記各記憶媒体に対して前記プリント開始情報書き込み処理及び前記プリント開始情報消去処理を行うこと、
    を特徴とするプリントシステム。
  8. プリント情報を受信する受信部と、
    記憶媒体との間で通信するプリンタライタ部と、
    前記プリント情報を受信することによりプリント待機の状態とし、前記記憶媒体と前記プリンタライタ部との間で通信した場合に、前記プリント情報のプリントを開始するとともにプリントが開始された旨の情報であるプリント開始情報を前記記憶媒体に書き込み、プリント終了後に前記記憶媒体と前記プリンタライタ部との間で通信した場合に、前記記憶媒体に書き込んだ前記プリント開始情報を消去するプリンタ制御部と、
    を備えるプリンタ。
JP2008086425A 2008-03-28 2008-03-28 プリントシステム及びプリンタ Expired - Fee Related JP5029463B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008086425A JP5029463B2 (ja) 2008-03-28 2008-03-28 プリントシステム及びプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008086425A JP5029463B2 (ja) 2008-03-28 2008-03-28 プリントシステム及びプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009238138A true JP2009238138A (ja) 2009-10-15
JP5029463B2 JP5029463B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=41251953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008086425A Expired - Fee Related JP5029463B2 (ja) 2008-03-28 2008-03-28 プリントシステム及びプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5029463B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004094920A (ja) * 2002-07-12 2004-03-25 Canon Inc 情報処理装置および印刷装置および印刷システムおよび情報処理装置の制御方法および印刷装置の制御方法および印刷システムの印刷方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP2005342964A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Canon Inc ネットワークプリントシステム、印刷装置及び印刷ジョブ管理装置
JP2006018653A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Konica Minolta Photo Imaging Inc 情報端末装置及び画像プリントシステム並びに無線icチップ
JP2006287537A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Canon Inc 電子装置及びその制御方法、並びに制御プログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004094920A (ja) * 2002-07-12 2004-03-25 Canon Inc 情報処理装置および印刷装置および印刷システムおよび情報処理装置の制御方法および印刷装置の制御方法および印刷システムの印刷方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP2005342964A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Canon Inc ネットワークプリントシステム、印刷装置及び印刷ジョブ管理装置
JP2006018653A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Konica Minolta Photo Imaging Inc 情報端末装置及び画像プリントシステム並びに無線icチップ
JP2006287537A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Canon Inc 電子装置及びその制御方法、並びに制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5029463B2 (ja) 2012-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7735734B2 (en) Portable terminal unit
TW542959B (en) Semiconductor device and control device for use therewith
CN104978597A (zh) 用于具有一次性读取功能的rfid标签的电子电路芯片
US20060132569A1 (en) Certification medium issue system and certification medium issue method
JP4338989B2 (ja) メモリデバイス
JP2005018741A (ja) 認証動作システム、認証印刷システム、ネットワークプリンタ、プリンタ利用端末、プリンタ用プログラム及び利用端末用プログラム、並びに認証印刷方法及びプリンタ利用端末の出力制限方法
JP5029463B2 (ja) プリントシステム及びプリンタ
TW200945210A (en) Electronic tag system and control method of electronic tag
JP4533102B2 (ja) 情報処理装置、及び情報処理方法
JP4326863B2 (ja) 画像形成装置および印刷方法
JP4617839B2 (ja) 情報提供装置及び情報提供方法
JP4853462B2 (ja) 権限委譲システム、id管理サーバ、権限委譲方法および権限委譲プログラム
JP2008176493A (ja) 機器アクセス管理システム
JP4958537B2 (ja) 認証装置及び認証システム
JP2005348250A (ja) 画像形成装置、データ暗号化方法、プログラム及び記録媒体
JP5365239B2 (ja) Icカードの発行システム
JP4799058B2 (ja) Icカード、並びにコンピュータ・プログラム
JP2006195901A (ja) 半導体装置
JP2007299031A (ja) 情報記憶装置および制御方法
JP2006338307A (ja) 印刷システム
JP2008299543A (ja) 管理情報通知システム、および、その方法
JP2006172005A (ja) 携帯可能電子装置
JP4487765B2 (ja) 画像処理装置および不揮発性記憶媒体
JP2008097415A (ja) 情報システム、認証方法、情報処理装置、およびプログラム
JP2008243099A (ja) 携帯可能電子装置、携帯可能電子装置におけるファイルアクセス方法およびicカード

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5029463

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees