JP2009237635A - 人材管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の目標キャリアを設定する際の基準を示して的確に目標キャリアを設定することができ、また、不足スキルに応じた適切な育成方法を取得できる人材管理システムを提供する。
【解決手段】特定された利用者の現在のキャリア情報を管理サーバ7から利用者端末2に送信し、利用者端末2において、受信した現在のキャリア情報に基づき目標キャリアを指定し、管理サーバ7において、利用者端末2を介して指定された目標キャリアに必要なスキル条件をスキル判定条件データベース24から取得し、目標キャリアに必要なスキル条件と現在のスキル情報とを照合して不足スキルを特定し、特定された不足スキルに適合した育成方法の情報を人材育成ディクショナリデータベース25から取得し、利用者端末2に送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、効果的に人材教育を行うことが可能な人材管理システムに関する。
企業における一般的な人事考課は、顕著化されている能力を評価し、その結果を踏まえて業務の配分や定期人事異動等の情報として活用されている。
また、従来においては、個人のスキルレベルに応じて目標とするスキルに到達するために効果的な学習コースを選択すると共に、必要なスキルを備えた人材を抽出するために、ユーザのスキルデータと選択された目標レベルの目標設定データとをスキル項目毎に比較し、目標レベルに達していないユーザのスキルレベルと到達目標スキルレベルのギャップを算出し、ギャップが属するスキル項目と学習コースのスキル項目との関連性を示す学習コース別の関連度とから推奨する学習コースを選択して出力するようにした育成・人材ナビゲーションシステムも考えられている(特許文献1参照)。
特開2004−37562号公報
しかしながら、能力には、日頃表面化していない潜在能力があり、その能力開発に研修等が行われているが、必ずしも、個々人のスキルレベルに合った研修や、習得を希望するスキルにあった研修・学習が行われているわけではない。
即ち、個々人のスキルレベルが把握されていないために、次のステップがどの段階に進むべきかが不明瞭な状況となっている。したがって、業務の割り当てが間違っていたり、適材適所の人事配置がなされなかったりするという問題点があった。
上述した特許文献1によれば、ユーザのスキルレベルと到達目標スキルレベルのギャップから最適な学習コースを選択することが可能となるが、現在のキャリアを正確に知る術がないため、何を基準にして目標キャリアを設定すればいいかを判断できない不都合がある。
また、不足スキルに適合した育成方法は学習コースだけではなく、不足スキルの性質によってはOJT業務をアサインすることも有用であるため、不足スキルに応じて異なる育成態様が必要となってくる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、利用者の目標キャリアを設定する際の基準を示して的確に目標キャリアを設定することができ、また、不足スキルに応じた適切な育成方法を取得することが可能な人材管理システムを提供することを主たる課題としている。
上記課題を達成するために、本発明に係る人材管理システムは、情報を入力する入力手段及び受信した情報を表示する表示手段を備えた利用者端末と、利用者の現在のキャリア情報及びスキル情報を含む個人情報等が登録された個人情報データベース群と、目標とするキャリアに必要なスキル条件が記録されたスキル判定条件データベースと、キャリアの変更において必要となる育成方法の情報が記録された人材育成ディクショナリデータベースと、これらデータベースを管理すると共に前記利用者端末に接続された管理サーバとを有して構成され、前記管理サーバは、前記利用者端末から入力された認証情報に基づき利用者を特定する利用者特定手段と、前記利用者特定手段で特定された利用者の現在のキャリア情報を前記個人情報データベース群から取得して前記利用者端末に送信する現在キャリア情報送信手段とを有し、前記利用者端末は、受信した現在のキャリア情報に基づき目標キャリアを指定する目標キャリア指定手段を備え、前記管理サーバは、前記利用者端末を介して指定された目標キャリアに必要なスキル条件を前記スキル判定条件データベースから取得し、前記目標キャリアに必要なスキル条件と前記現在のスキル情報とを照合し、不足スキルを特定する不足スキル特定手段と、特定された不足スキルに適合した育成方法の情報を前記人材育成ディクショナリデータベースから取得し、取得した育成方法の情報を前記利用者端末に送信する育成情報送信手段とを具備することを特徴としている。
尚、ここでいうキャリアとは、職種毎に細分化された専門分野とそのスキルレベルとによって特定される技能的なポジションを示す。
したがって、管理サーバは、利用者特定手段により利用者端末から入力された認証情報に基づき利用者を特定すると、現在キャリア情報送信手段により、特定された利用者の現在のキャリア情報を個人情報データベース群から取得し、利用者端末に送信する。
これを受けて、利用者端末において、目標キャリア指定手段により、受信した現在のキャリア情報に基づき目標キャリアを指定すると、管理サーバは、不足スキル特定手段により、指定された目標キャリアに必要なスキル条件をスキル判定条件データベースから取得し、目標キャリアに必要なスキル条件と現在のスキル情報とを照合して不足スキルを特定する。そして、育成方法送信手段により、特定された不足スキルに適合した育成方法を人材育成ディクショナリデータベースから取得し、取得した育成方法の情報を利用者端末に送信する。
よって、利用者は、管理サーバから送信される現在のキャリア情報を把握した上で、目標とするキャリアを指定することが可能となるので、現在のキャリアを目標キャリアの選定の際の基準とすることが可能となり、目標キャリアの選定を誤ることがなくなる。
また、上述の構成において、それぞれの現在キャリアから次に到達可能なキャリア情報が記録されたキャリアパスデータベースをさらに設け、前記利用者端末に、受信した現在のキャリア情報に基づき基準となる現在キャリアを指定する現在キャリア指定手段を備え、前記管理サーバに、前記利用者端末を介して指定された現在キャリアを基に前記利用者が到達可能なキャリア情報を前記キャリアパスデータベースから取得し、前記利用者端末に送信するキャリアパス送信手段を更に備え、前記不足スキル特定手段は、到達可能なキャリアの中から利用者端末を介して指定された目標キャリアに対して行うようにしてもよい。
このような構成によれば、利用者端末において、現在キャリアを把握した上で、現在キャリア指定手段により、受信した現在のキャリア情報に基づき基準となる現在キャリアを指定すると、管理サーバは、キャリアパス送信手段により、指定された現在キャリアを基に利用者が到達可能なキャリア情報をキャリアパスデータベースから取得して利用者端末に送信するので、現実的に到達可能なキャリアを把握して、このキャリアの中から目標キャリアを選定することが可能となり、その目標キャリアに見合った不足スキルが特定され、その不足スキルに適合した育成方法の情報を得ることが可能となる。
ここで、前記利用者端末は、受信した現在のキャリア情報について、専門分野を一方の軸とし、スキルレベルを他方の軸とする2次元マトリックス状の表で視覚的に表示させる現在キャリア表示手段と、受信した到達可能なキャリア情報について、専門分野を一方の軸とし、スキルレベルを他方の軸とする2次元マトリックス状の表で視覚的に表示させる到達可能キャリア表示手段とを備え、前記現在キャリア指定手段は、前記現在のキャリア情報の2次元マトリックス状の表から現在キャリアを指定し、前記目標キャリア指定手段は、前記到達可能なキャリア情報の2次元マトリックス状の表から目標キャリアを指定するようにしてもよい。
このような構成においては、現在のキャリア情報や目標とするキャリア情報が2次元マトリックス状の視覚的表記として把握できるので、把握が容易であり、指定の誤りが少なくなる。
また、利用者端末は、受信した育成方法の情報に基づき、希望する育成方法を選択する育成方法選択手段を備え、管理サーバに、利用者端末を介して選択された育成方法の未決裁情報を個人情報データベース群に記録する未決裁情報記録手段と、前記利用者端末から入力された認証情報に基づき管理者を特定する管理者特定手段と、特定された管理者の管理下にある利用者の前記未決裁情報を個人情報データベース群から取得して前記利用者端末に送信する未決裁情報送信手段とを設け、利用者端末に、受信した前記未決裁情報に基づき、利用者が選択した育成方法に対する決裁情報を生成する決裁情報生成手段を設け、管理サーバに、利用者端末を介して生成された決裁情報を前記個人情報データベース群に記録する決裁情報記録手段を更に設けるようにしてもよい。
このような構成においては、利用者端末において、育成方法選択手段により、受信した育成方法の中から希望する育成方法を選択すれば、管理サーバは、未決裁情報記録手段により、育成方法の未決裁情報を個人情報データベース群に記録し、未決裁情報送信手段により、管理者特定手段により特定された管理者の管理下にある利用者の未決裁情報を個人情報データベース群から取得して管理者が利用する利用者端末に送信する。そして、その利用者端末において、決裁情報生成手段により、利用者が選択した育成方法に対する決裁情報が生成されると、管理サーバは、決裁情報記録手段により、利用者端末を介して生成された決裁情報を個人情報データベース群に記録する。
さらに、管理サーバは、利用者特定手段で特定された利用者についての育成方法に対する前記決裁情報を前記個人情報データベース群から取得して前記利用者端末に送信する決裁情報送信手段を有し、前記利用者端末は、受信した決裁情報に対して育成用の計画表の作成を要請する計画表作成要請手段を備え、前記管理サーバは、前記計画表の作成要請を受けて前記決裁情報に基づき計画表を作成して前記利用者端末に計画表情報を送信する計画表情報送信手段を具備するようにしてもよい。
このような構成においては、管理サーバは、決裁情報送信手段により、利用者特定手段で特定された利用者からの要求に基づき、育成方法に対する決裁情報を個人情報データベース群から取得して利用者端末に送信し、これを受けて利用者端末において、計画表作成要請手段により、受信した決裁情報に基づき利用者を育成するための計画表の作成が要請されると、管理サーバは、計画表情報送信手段により、計画表の作成要請を受けて決裁情報に基づき計画表を作成して利用者端末に計画表情報を送信する。
そして、作成された計画表に対して、利用者端末に、受信した計画表情報に基づき、計画表の更新情報を入力する計画表更新情報入力手段を設け、管理サーバに、利用者端末を介して入力された計画表更新情報を前記個人情報データベース群に記録する計画表更新情報記録手段を設けるようにしてもよい。
以上の構成において、上述した育成方法は、職務の経験と知識の習得とを含み、育成情報送信手段は、現在キャリア及び目標とするキャリアに応じて経験すべき職務と習得すべき知識の情報を前記人材育成ディクショナリデータベースから取得するようにしてもよい。
また、職務内容とそれに対する予定人数及び予約人数等が記録された業務データベースを設け、育成方法が職務の経験である場合について、決裁情報生成手段による決裁が承認である場合に業務データベースの該当職務の予約人数を加算する予約情報更新手段を更に設けるようにしてもよい。
以上述べたように、本発明によれば、特定された利用者の現在のキャリア情報が管理サーバから利用者端末に送信され、利用者端末において、利用者は、受信した現在のキャリア情報に基づき目標キャリアを指定すると、管理サーバは、指定された目標キャリアに必要なスキル条件を取得して、利用者の不足スキルを特定し、特定された不足スキルに適合した育成方法を利用者端末に送信するので、利用者は、管理サーバから送信される現在のキャリア情報を把握した上で、目標キャリアを指定することが可能となり、受信した現在のキャリア情報を目標キャリアを選考する際の基準にすることが可能となり、目標キャリアの選定を適切に行うことができる。
特に、利用者端末を介して指定された現在キャリアを基に利用者が到達可能なキャリア情報を管理サーバから取得し、その到達可能なキャリアの中から目標キャリアを利用者端末で指定し、その目標キャリアに対して不足スキルを特定するようにすれば、誤り無く目標キャリアを指定することが可能となり、その目標キャリアに対する不足スキルが特定されて、それに適合した育成方法を得ることが可能となる。
また、現在キャリアを指定する際や目標キャリアを指定する際に、受信した現在のキャリア情報を、専門分野を一方の軸とし、スキルレベルを他方の軸とする2次元マトリックス状の表で視覚的に表示させた上でそのマトリックス状の表から指定するようにすれば、現在のキャリア情報や目標キャリア情報の把握が容易となり、指定の誤りを低減することが可能となる。
さらに、利用者が選択した育成方法に対して管理者の決裁が得られるようにし、また、その決裁情報に基づき計画表の作成及び更新を可能とすれば、目標キャリアの指定から計画表の作成・更新までの一連の処理を効率的に行うことが可能となる。
また、不足スキルに適合した育成方法として、現在キャリアと目標キャリアとに基づき、知識だけではなく、経験すべき職務をアサインすることが可能となるので、不足スキルに応じた適切な育成方法を提供することが可能となり、また、業務アサインを繰り返し行うことで、的確な作業割り当ても同時に進行させることが可能となる。
さらに、利用者が選択した育成方法が職務の経験である場合について、その決裁が承認である場合に職務の予約人数を加算するようにすることで、予定人数内で適切な業務アサインを行うことが可能となる。
以下、本発明に係る人材管理システムの実施形態を添付図面を参照しながら説明する。
図1において、本発明に係る人材管理システムの構成例を示す模式図が示されている。この人材管理システムは、インターネット等の通信網1に接続された従業員や管理者が使用する利用者端末2と、前記通信網1に接続するルータ3にLAN伝送路4を介して接続された人材管理に関するサービスを提供するウェブサーバ5、データベースサーバ6、及びこれらウェブサーバ5やデータベースサーバ6を管理する管理サーバ7とを有して構成されている。
データベースサーバ6は、個人情報データベース群8と全体制御データベース群9とを有し、個人情報データベース群8には、従業員としての利用者のキャリアを含めた最新の個人情報が登録された個人情報データベース(個人情報DB)11と、利用者の研修履歴情報が登録された個人情報研修履歴データベース(個人情報研修履歴DB)12と、利用者の国家試験資格等の取得資格情報が登録された個人情報取得資格データベース(個人情報取得資格DB)13と、利用者各人のスキル情報(設問解答情報)が登録されたスキル登録データベース(スキル登録DB)14と、目標専門分野のレベルで取得が望ましい国家資格が記録された専門分野・レベル別資格マスタデータベース(専門分野・レベル別資格マスタDB)15と、利用者の育成プランの総括情報が記録された個人育成プラン申請データベース(個人育成プラン申請DB)16と、利用者の目標キャリアで必要となる経験すべき職務に関する情報が記録された育成プラン申請(経験)データベース(育成プラン申請(経験)DB)17と、利用者の目標キャリアで必要となる習得すべき知識に関する情報が記録された育成プラン申請(知識)データベース(育成プラン申請(知識)DB)18と、利用者の経験すべき職務のプラン情報が記録された人材育成プラン(経験)データベース(人材育成プラン(経験)DB)19と、利用者の習得すべき知識のプラン情報が記録された人材育成プラン(知識)データベース(人材育成プラン(知識)DB)20と、管理者としての上司の個人情報が登録された上司マスタデータベース(上司マスタDB)21と、管理者としての上司と従業員としての利用者との対応情報が記録されたメンバマスタデータベース(メンバマスタDB)22とを備えている。
また、全体制御データベース群9には、現在のキャリアから到達可能なキャリアに関する情報が記憶されたキャリアパスデータベース(キャリアパスDB)23と、各キャリアで必要となるスキル条件を記憶したスキル判定条件データベース(スキル判定条件DB)24と、キャリアの変更において必要となる育成方法の情報を記憶した人材育成ディクショナリデータベース(人材育成ディクショナリDB)25と、経験すべき職務に関する情報が記憶された業務データベース(業務DB)26とを備えている。
ここで、個人情報データベース11は、個人情報研修履歴データベース12、個人情報取得資格データベース13、スキル登録データベース14と、図2に示されるように1:N:N:1の関係で関連付けられており、図3(a)に示されるように、氏名、部門名、部門コード、現在キャリア、ログインID、パスワード、目標キャリア、データ更新日、人材育成ステータス等が社員番号に対応づけて格納されている。このうち、人材育成ステータスは、現在の育成プランの状況を示すもので、育成プランについて申請作成中であれば”1”が、未決裁であれば”2”が、決裁済であれば”3”が、計画実施中であれば”4”が、育成終了であれば”5”が、差戻しであれば”0”が付される。
また、個人情報研修履歴データベース12には、図3(b)に示されるように、氏名、部門名、部門コード、研修名、会社名、研修期間、研修区分、完了区分、承認区分、最終更新年月日が社員番号に対応づけて格納されている。このうち、研修区分は、集合研修であれば”1”が、eラーニングであれば”2”が、社内研修であれば”3”が、書籍学習であれば”4”が付される。また、完了区分は、研修前であれば”1”が、研修中であれば”2”が、研修完了であれば”3”が付される。承認区分は、申請中であれば”1”が、承認であれば”2”が、否決であれば”3”が付される。
個人情報取得資格データベース13には、図3(c)に示されるように、氏名、部門名、部門コード、取得資格名称、資格コード、取得日、受験日、データ作成年月日が社員番号に対応づけて格納されている。
スキル登録データベース14には、図4に示されるように、スキルの大分類(例えば、システム運用)が複数の中分類(セキュリティの分析、セキュリティ対策、システム保守管理、ユーザー教育等)に分けられ、またそれぞれの中分類が詳細なスキル内容(設問)に分けられており、詳細なスキル内容毎に利用者によって回答された回答レベルが符号化して付されている。
回答レベルの表記において、A0は、知識がない場合を示し、A1は、知識はあるが作業したことはない場合であることを示し、A2は、他者のサポートがあれば作業ができる(したことがある)場合であることを示し、A3は、独力で作業ができる(したことがある)場合であることを示し、A4は、他者に指導ができる(したことがある))場合であることを示す。
専門分野・レベル別資格マスタデータベース15には、図5に示されるように、目標とする専門分野とそのレベル毎に、資格コード、資格名称、制度区分が格納されている。このうち、制度区分は、現在の試験制度上の資格である場合は”1”が、旧試験制度での資格である場合は”0”が付される。
また、個人情報データベース11は、図6に示されるように、個人育成プラン申請データベース16、人材育成プラン(経験)データベース19、人材育成プラン(知識)データベース20と1:1:N:Nの関係で関連付けられ、また、個人育成プラン申請データベース16は、育成プラン申請(経験)データベース17及び育成プラン申請(知識)データベース18と1:N:Nの関係で関連付けられている。
個人育成プラン申請データベース16には、図7(a)に示されるように、氏名、部門名、部門コード、申請ステータス、現在及び目標のキャリア、上司コメント、本人コメントが社員番号に対応付けて格納されている。このうち、申請ステータスは、申請作成中であれば”1”が、未決裁であれば”2”が、決裁済であれば”3”が、計画作成済であれば”4”が、差戻しであれば”0”が付される。
育成プラン申請(経験)データベース17には、図7(b)に示されるように、氏名、部門名、部門コード、経験すべき職務、経験の有無、選択の有無、承認区分が社員番号に対応づけて格納されている。このうち、選択の有無は、選択が有れば”1”に、選択が無い場合には”0”が付される。また、承認区分は、承認されれば”1”が、調整の必要があれば”2”が、否決であれば”0”が付される。
育成プラン申請(知識)データベース18には、図7(c)に示されるように、氏名、部門名、部門コード、習得すべき知識、習得の有無、選択の有無、承認区分が社員番号に対応づけて格納されている。このうち、選択の有無は、選択が有れば”1”に、選択が無い場合には”0”が付される。また、承認区分は、承認されれば”1”が、調整の必要があれば”2”が、否決であれば”0”が付される。
人材育成プラン(経験)データベース19には、図7(d)に示されるように、氏名、部門名、部門コード、経験すべき職務、予定期間の開始と終了、実施期間の開始と終了、結果ステータスが社員番号に対応づけて格納されている。このうち、このうち、結果ステータスは、未着手であれば”1”が、準備中であれば”2”が、実施中であれば”3”が、終了であれば”4”が、中止であれば”0”が付される。
人材育成プラン(知識)データベース20には、図7(e)に示されるように、氏名、部門名、部門コード、習得すべき知識、受講予定期間の開始と終了、受講実施期間の開始と終了、結果ステータスが社員番号に対応づけて格納されている。このうち、結果ステータスは、受講前であれば”1”が、受講中であれば”2”が、修了であれば”3”が、中止であれば”0”が付される。
さらに、上司マスタデータベース21は、図8に示されるように、メンバマスタデータベース22と関連づけられており、図9(a)に示されるように、この上司マスタデータベース21には、氏名、部門名、部門コード、チーム名、ログインID、パスワードが社員番号に対応づけて格納されている。
また、メンバマスタデータベース22には、メンバ社員番号がそのメンバの上司の社員番号と対応づけて格納されている。
以上に対して、全体制御データベース群9のうち、キャリアパスデータベース23には、図10に示されるように、キャリア毎に、そのキャリアから到達可能なキャリア(専門分野とそのスキルレベル)が記録されている。
また、スキル判定条件データベース24には、図11に示されるように、各キャリアに必要となる条件が、職種、専門分野別に、必要となるスキルレベルが記録されている。スキルレベルについては、スキルの大分類を細分化した中分類毎(個々のスキル毎)に必要な、回答レベルの割合いが数値化されて記録されている。
例えば、専門分野の「デベロップメント」でレベル1の判定を得るためには、大分類「システム運用」の中分類「セキュリティの分析」にて、設問数の10%以上に「A1」以上の回答が必要であり、その他の各中分類(「セキュリティ対策」、「システム保守管理」等)について、回答レベルごとに記載のある割合(パーセンテージ)だけ、同じか、またはそれ以上の回答レベルの回答が必要となる。また、レベル1の判定を得るためには、大分類「システム運用」だけでなく、他の大分類に記載のある条件を全て満たす必要があり、条件を1つでも満たさない場合は、「デベロップメント」でレベル1の判定は受けられない。
ここで、大分類「システム運用」中分類「セキュリティの分析」は設問数11個で10%以上の解答が必要であるため、回答レベルA1以上の回答が2個必要(1.1の切り上げで2)となる。同様に「情報資産管理」は設問数6個で10%以上が必要であるため、回答レベルA1以上の回答数が1個以上必要(0.6の切り上げで1)となる。
したがって、このスキル判定条件データベース24は、各キャリアに必要なスキル条件が記録されているので、目標キャリアに必要なスキル条件を把握するためだけでなく、利用者の現在キャリアを判定(回答レベルと比較)する場合や育成後のキャリアを判定する場合などにも利用可能である。
人材育成ディクショナリデータベース25には、図12に示されているように、それぞれの大分類のスキルが中分類のスキルに分けられ、それぞれの中分類毎にレベルアップの内容に応じて、レベルアップするための方策(育成方法)と、その詳細、及び、申込先その他の情報(育成に必要な、時間とコスト)が記載されている。
業務データベース26には、図13に示されるように、それぞれの業務の経験すべき職務毎に、課業(業務の内容)、キャリア(専門分野及びスキルレベル)、職務の作業開始時期および作業終了時期、予定人数、及び現在の予約人数が記録されている。
管理サーバ7は、情報処理装置として必要な機能の他に、図1に示されるように、利用者特定手段、現在キャリア情報送信手段、不足スキル特定手段、育成情報送信手段、キャリアパス送信手段、未決裁情報記録手段、管理者特定手段、未決裁情報送信手段、決裁情報記録手段、予約情報更新手段、決裁情報送信手段、計画表情報送信手段、計画表更新情報記録手段を備えている。
また、利用者端末2は、情報処理装置として必要な機能の他に、図1に示されるように、現在キャリア表示手段、現在キャリア指定手段、到達可能キャリア表示手段、目標キャリア指定手段、育成方法選択手段、決裁情報生成手段、計画表作成要請手段、計画表更新情報入力手段を備えている。
以下に、これらの手段について説明するが、実際には、常駐する所定のプログラムによりハードウエア資源との協働により具現される。
利用者特定手段は、利用者端末2から入力された認証情報に基づき、個人情報データベース11に登録されている利用者情報から利用者を特定する手段である。
現在キャリア情報送信手段は、利用者特定手段で特定された利用者の現在のキャリア情報を個人情報データベース群8から取得して前記利用者端末2に送信する手段である。
不足スキル特定手段は、利用者端末2を介して指定された目標キャリアに必要なスキル条件をスキル判定条件データベース24から取得し、この目標キャリアに必要なスキル条件と利用者の現在のスキル情報とを照合し、不足スキルを特定する手段であり、例えば、後述するキャリアパス送信手段により送信された到達可能なキャリアの中から利用者端末2を介して指定された目標キャリアに対して行われる。
育成情報送信手段は、特定された不足スキルに適合した育成方法(職務の経験、知識の習得)の情報を人材育成ディクショナリデータベース25から取得し、取得した育成方法の情報を一覧表として前記利用者端末2に送信する手段である。
キャリアパス送信手段は、後述する現在キャリア指定手段により利用者端末2を介して指定された現在キャリアを基に利用者が到達可能なキャリアの情報をキャリアパスデータベース23から取得して利用者端末2に送信する手段である。
未決裁情報記録手段は、後述する育成方法選択手段により利用者端末2を介して選択された育成方法の未決裁情報を個人情報データベース群8に記録する手段である。
管理者特定手段は、利用者端末2から入力された認証情報に基づき、上司マスタデータベース21に登録されている管理者情報から管理者を特定する手段である。
未決裁情報送信手段は、管理者特定手段により特定された管理者の管理下にある利用者の未決裁情報を個人情報データベース群8から取得して利用者端末2に送信する手段である。
決裁情報記録手段は、利用者端末2を介して生成された決裁情報を個人情報データベース群8に記録する手段である。
予約情報更新手段は、育成方法としての職務の経験について、後述する決裁情報生成手段による決裁が承認である場合に業務データベースの該当職務の予約人数を加算させる手段である。
決裁情報送信手段は、管理者特定手段により特定された管理者の管理下にある利用者の決裁情報を個人情報データベース群8から取得して利用者端末2に送信する手段である。
計画表情報送信手段は、後述する計画表作成要請手段からの計画表の作成要請を受けて、前記決裁情報に基づき計画表を作成して利用者端末2に計画表情報を送信する手段である。
計画表更新情報記録手段は、利用者端末2を介して入力された計画表更新情報を個人情報データベース群8に記録する手段である。
現在キャリア表示手段は、前述した現在キャリア情報送信手段から送信された現在のキャリア情報について、職種を一方の軸とし、レベルを他方の軸とする2次元マトリックス状の表によって視覚的に表示させる手段である。
現在キャリア指定手段は、前述した現在キャリア情報送信手段から送信された現在のキャリア情報に基づき基準となる現在キャリアを指定するもので、具体的には、視覚的に表示された現在のキャリア情報を表わす2次元マトリックス状の表から基準となる現在キャリアの部分をクリックすることにより指定する手段である。
到達可能キャリア表示手段は、前述したキャリアパス送信手段から送信された到達可能なキャリア情報について、職種を一方の軸とし、レベルを他方の軸とする2次元マトリックス状の表によって視覚的に表示させる手段である。
目標キャリア指定手段は、前述した現在キャリア情報送信手段から送信された現在のキャリア情報に基づき目標キャリアを指定するもので、具体的には、視覚的に表示された到達可能なキャリア情報を表わす2次元マトリックス状の表から指定したい目標キャリアの部分をクリックすることにより指定する手段である。
育成方法選択手段は、前述した育成方法送信手段から受信した育成方法の情報に基づき、希望する育成方法を選択する手段である。
決裁情報生成手段は、受信した未決裁情報に基づき、前記育成方法選択手段により利用者の選択した育成方法に対する決裁情報を生成する手段である。
計画表作成要請手段は、前述した決裁情報送信手段により送信された決裁情報に対して、育成用の計画表の作成を要請する手段である。
計画表更新情報入力手段は、受信した計画表情報に基づき、計画表の更新情報を入力する手段である。
図14及び15において、本発明に係る人材管理システムの動作処理例がフローチャートとして示され、以下、このフローチャートに基づき本システムの動作処理例を説明する。
尚、ここで示される処理例は、サーバで読み取ることが可能な制御プログラムをROMチップやCD−ROM等の記憶媒体を介して供給することにより、或いは、ネットワークを介して配信すること等によって各サーバにインストールし、このインストールされた制御プログラムを実行させることで行なわれる。
先ず、利用者は、利用者端末2からウェブサーバ5にアクセスし、利用者を特定するために、利用者端末2からID及びパスワード(PASS)等の認証情報を入力する(S1)。ウェブサーバ5はこれを受けてこれら認証情報(ID、PASS)を管理サーバに送信すると(S2)、管理サーバ7は、受信したID及びパスワードのデータと個人情報データベース群8の中の個人情報データベース11に記録されたIDとパスワードのデータとが一致するか否かの認証確認を行い(S3)、認証された場合にはログインを許可し、個人情報データベース11の中からログインした利用者を特定する(S4)。
その後、特定された利用者についての現在のキャリア情報(専門分野及びスキルレベル)の送信要求を個人情報データベース11に対して行い(S5)、これを受けて個人情報データベース11は、該当する利用者の現在のキャリア情報(専門分野及びスキルレベル)を管理サーバ7に送信する(S6)。利用者の現在のキャリア情報を取得した管理サーバ7は、ウェブサーバ5に対して利用者の現在のキャリア情報の表示要求を行い(S7)、これを受けてウェブサーバ5は、利用者の現在のキャリア情報を、図16(a)に示されるようなチャート形式で利用者端末2に表示する(S8)。
詳しくは、職種及びその専門分野を縦軸とし、それぞれの専門分野でのスキルレベルを横軸とする二次元マトリックス状の表を表示させると共に、現在のキャリアに該当するマス目部分の表示形式(例えば、色)を他の部分と異ならせるように表示させる。
利用者は、利用者端末2に表示された現在のキャリアの中から、キャリアパス(到達可能なキャリア)を表示させたい基準となる現在のキャリアをウェブ画面上で対応個所をクリックする等により選択する(S9)。これを受けて、ウェブサーバ5は、選択された基準となるキャリア情報を管理サーバ7に送信する(S10)。
管理サーバ7は、選択されたキャリア情報に基づき、キャリアパスデータベース23に対して選択されたキャリアから到達可能なキャリア情報(キャリアパス)の送信要求を行い(S11)、これを受けて、キャリアパスデータベース23は、選択されたキャリアからの到達可能なキャリア(キャリアパス)の情報(キャリアパス情報)を管理サーバ7へ送信する(S12)。
利用者の選択した現在のキャリアから到達可能なキャリア情報を取得した管理サーバ7は、ウェブサーバ5に対してキャリアパスの表示要求を行い(S13)、これによりウェブサーバ5は、到達可能なキャリア情報(キャリアパス)を図16(b)に示されるようなチャート形式で利用者端末2に表示する(S14)。
詳しくは、職種及びその専門分野を縦軸とし、それぞれの専門分野でのスキルレベルを横軸とする前述した二次元マトリックス状のチャートに、選択された現在のキャリアと、そこから到達可能なキャリアとを表示形式(例えば、色)を異ならせて表示する。
その後、利用者は、利用者端末2に表示されたキャリアパスの中から、目標とするキャリア(目標キャリア)をウェブ画面上で対応個所をクリックする等により選択する(S15)。これを受けて、ウェブサーバ5は、選択された目標キャリアの情報を管理サーバ7へ送信する(S16)。
管理サーバ7は、選択された目標キャリアのスキル条件をスキル判定条件データベース24に対して送信要求し(S17)、これを受けて、スキル判定条件データベース24は、選択された目標キャリアのスキル条件を管理サーバ7へ送信する(S18)。
管理サーバ7は、これを受けて、現在のスキル情報と目標キャリアのスキル条件とを照らし合わせて利用者の不足スキルを特定し(S19)、人材育成ディクショナリデータベース25に対して、不足スキルを向上させる育成方法の情報について送信要求を行い(S20)、これを受けて、人材育成ディクショナリデータベース25は、不足スキルを向上させる育成方法の情報を抽出して管理サーバ7へ送信する(S21)。
不足スキルを向上させる育成方法の情報を取得した管理サーバ7は、ウェブサーバ5に対して育成方法の表示要求を行い(S22)、これによりウェブサーバ5は、育成方法を図17に示されるような「スキルアップ育成プラン情報」として利用者端末2に表示させる(S23)。
この不足スキルの特定から育成方法の表示までの処理を説明すると、不足スキルを向上させる育成方法(必要なスキル)を、業務の経験、修得すべき知識、取得が望ましい資格の3つのカテゴリーに分類し、それぞれのカテゴリーについて、指定された目標キャリアを基に、スキル登録データベース14、スキル判定条件データベース24、及び人材育成ディクショナリデータベース25の情報を関連付け、不足スキルを抽出して表示する。
このうち、業務の経験については、以下のように不足スキルを特定し、利用者端末に表示させる。
先ず、図16(b)に示されるように、デベロップメントの専門分野のレベル2からレベル3へのスキルアップを希望する場合を想定すると、スキル判定条件データベース24の専門分野ディべロップメントに要求されるスキル条件(回答レベルの割合)に対して、スキル登録データベース14の回答レベルの割合が、要求されるスキル条件を満たしているか否かを判定し、レベル2からレベル3へのスキルアップに必要な経験すべき職務を表示すると共に回答レベルに応じて経験の有無又は経験済みの表示を行う。
たとえば、スキル登録データベース14(図4参照)の中分類「セキュリティの分析」の項目を見ると、この項目には、「A0」が1個、「A1」が4個、「A2」が3個、「A3」が3個ある。
これに対して、デベロップメントのレベル3について要求されるスキル条件をスキル判定条件DB(図11参照)から見ると、スキル判定条件DBの中分類の「セキュリティの分析」のレベル3は、「A2」・[A3」がともに20%必要で3個ずつ以上あれば条件を満足する。ここで、スキル登録DBにおいて、中分類単位で「A3」回答があれば図17の画面表示を「経験済」と表示し、「A2」回答があれば画面表示を「経験有」と表示し、「A0」および「A1」のみの場合は画面表示を「無」と表示する。
したがって、スキル登録データベース14には、「A2」及び[A3」は3個ずつあり、上記条件が満たされているので、画面表示の「経験有無」欄は「経験済」表示とする。
この際、「経験すべき職務」の“××業務の経験”表示は、人材育成ディクショナリデータベース25の「セキュリティの分析」の“A2→A3”へのレベルアップに必要なOJTの“××業務の経験”を表示する。
また、スキル登録データベース14の中分類「セキュリティ対策」の項目を見ると、この項目には、「A0」が4個、「A1」が2個、「A2」が3個、「A3」が0個ある。
これに対して、デベロップメントのレベル3について要求されるスキル条件をスキル判定条件データベース24から見ると、スキル判定条件データベース24の中分類のレベル3は、「A3」が30%で3つ以上あれば条件を満足する。
したがって、スキル登録データベース14には、「A3」は0個であるので、条件を満たしていないが、「A2」は3つあるので、人材育成ディクショナリDBの中分類 「セキュリティ対策」のA2→A3の詳細(□□業務の経験)を画面表示し、[経験有無」欄は、「経験有」と表示する。
また、スキル登録データベース14の中分類「ユーザー教育」の項目を見ると、この項目には、「A0」が4個、「A1」が3個、「A2」が2個、「A3」が0個ある。
これに対して、デベロップメントのレベル3について要求されるスキル条件をスキル判定条件データベース24から見ると、スキル判定条件データベース24の中分類のレベル3は、「A3」が10%で2つ以上あれば条件を満足する。
したがって、スキル登録データベース14には「A3」は0個であるので、条件を満たしていないが、「A2」は2つあるので、「経験すべき職務」の欄には、人材育成ディクショナリデータベース25の「ユーザ教育」の“A2→A3”へのレベルアップに必要なOJTの内容(「◆◆業務の経験」)を経験すべき職務の欄に画面表示し、[経験有無」欄は、「経験有」と表示する。
次に、知識については、以下のように不足スキルを特定し、利用者端末の画面に表示させる。[知識]によるレベルの向上は、基本的にレベル2までを想定しているため、この例では、レベル2までのスキルアップを前提とした内容としている。
先ず、スキル登録データベース14の中分類 「セキュリティ対策」 に「A2」が3つある。これに対して、スキル判定条件データベース24の中分類の「セキュリティ対策」 のレベル2は、「A1」が20%で2個以上、また、「A2」が10%で1個以上あれば条件を満足する。
このため、上述した条件を満たしているので、画面表示の「修得すべき知識」の欄には人材育成ディクショナリデータベース25の「セキュリティ対策」のレベルアップA2の育成プラン、即ちA1→A2の育成方法であるワークショップとしての「Y社−集合研修・・・コース」を表示すると共に、「修得有無」欄は「知識有」表示とする。また、個人情報研修履歴データベース12に当該研修履歴があれば「修得済」と表示する。この例では、個人情報研修履歴データベース12に「Y社−集合研修・・・コース」が記録されているので、「修得済」と表示する。
次に、取得がのぞましい国家資格については、以下のように特定し、利用者端末の画面に表示させる。
ここではデベロップメントのレベル2からレベル3へのスキルアップを想定しているので、専門分野・レベル別資格マスタデータベース15のデベロップメントのレベル3を参照し、制度区分”1”(現制度)の該当資格を表示する。
そして、個人情報取得資格データベース13に、専門分野・レベル別資格マスタデータベース15のデベロップメントのレベル3の資格(現制度)があれば「取得済」と状況欄に表示する。この例では、個人情報取得資格データベース13に専門分野・レベル別資格マスタデータベース15のデベロップメントのレベル3の資格のうち、「情報処理技術者試験(ソフトウエア開発技術者)」が取得済みとして記録されているので、状況欄のその部分に取得済みと表示する。
以上のような育成方法(スキルアップ育成プラン情報)の表示画面は、利用者が表示されているスキルを選択できる画面となっており、現在のステータス欄が「作成中」の表示となっている。
このように育成方法(スキルアップ育成プラン情報)が表示されると、これを確認した利用者は、この表示されている画面上の経験の欄において希望する職務経験を「選択」欄をクリックして選択し、知識の欄において希望する研修を「選択」欄をクリックして選択し、また取得がのぞましい国家資格の欄において受験目標とする国家資格を「受験目標」欄をクリックして選択する。
選択された「選択」欄や「受験目標」欄には○印が表示され、選択が完了したのちに、利用者がウェブ画面上の「申請ボタン」を押下することにより、計画項目(選択された育成方法)の申請を行う(S24)。これを受けて、ウェブサーバ5は、計画項目の申請情報を管理サーバ7へ送信する(S25)。
管理サーバ7は、計画項目(選択された育成方法)の申請情報を受信すると、個人情報データベース群8のうち、個人情報データベース11を更新し、個人育成プラン申請データベース16、育成プラン申請(経験)データベース17、育成プラン申請(知識)データベース18、個人情報取得資格データベース13を作成する(S26)。即ち、個人情報データベース11の「人材育成ステータス」を「2:未決裁」に変更して個人情報データベースのステータスを更新し、個人育成プラン申請データベース、育成プラン申請(経験)データベース17、育成プラン申請(知識)データベース18を作成すると共に、育成プラン申請(経験)データベース17及び育成プラン申請(知識)データベース18については、選択された業務や研修の「選択有無」欄を“1”(有)に設定する。また、取得が望ましい国家資格等の欄において、資格目標が選択されると、個人情報取得資格DBを作成する。そして、個人情報データベース群8の更新・作成が完了すると管理サーバ7は、ウェブサーバ5に対して育成申請内容の確認表示要求を行い(S27)、これを受けてウェブサーバ5は、育成申請内容の確認表示を利用者端末2に表示させる(S28)。
以上の育成プランをそれぞれの利用者が上述した手法で申請すると、次に、上司が育成プランを確認し、決裁する手続きを行う。
まず、上司は、利用者端末(管理者用)2から、ウェブサーバ5にアクセスし、利用者を特定するために、利用者端末2からID及びパスワード(PASS)等の認証情報を入力する(S30)。ウェブサーバ5はこれを受けてこれら認証情報(ID、PASS)を管理サーバ7に送信する(S31)と、管理サーバ7は、受信したID及びパスワードのデータと個人情報データベース群8の中の上司マスタデータベース21に記録されたIDとパスワードのデータとが一致するか否かの認証確認を行い(S32)、認証された場合にはログインを許可し、個人情報データベース11の中からログインした管理者を特定する(S33)。
その後、上司マスタデータベース21と紐付けされたメンバマスタデータベース22にアクセスし、特定された上司の管理下にある決裁対象者となるメンバ社員の情報(決裁対象者情報)の送信を要求し(S34)、これを受けてメンバマスタデータベース22から、該当する決裁対象者を抽出すると共に、その抽出された決裁対象者の社員番号をキーにして個人情報データベース等から決裁対象者情報を抽出し、管理サーバ7に送信する(S35)。
そして、決裁対象者情報を取得した管理サーバ7は、ウェブサーバ5に対して決裁対象者情報の表示要求を行い(S36)、これを受けてウェブサーバ5は、決裁対象者情報を、図18に示されるようなリスト形式で利用者端末2に表示する(S37)。
その後、上司は、表示されたリストの中から、決裁したい該当社員番号または氏名をクリックして選択し、図19に示されるように、その決裁対象者の未決裁の育成プラン申請情報を表示させる。
そして、「経験」の欄と「知識」の欄に選択されている職務経験と研修について承認、否決、調整を選択し、決裁ボタンを押下する決裁手続きを行う(S38)。この際、経験の承認については、その職務の経験(OJT)のアサインが可能であれば、承認欄をクリックすると共に作業予定時間を上司が入力して決裁する。また、全体的な計画について、見直しが必要と上司が判断した場合には、差戻しボタンを押下する。この差戻しの場合や調整が必要な場合には、上司コメント欄に理由を記載する。
利用者端末2の画面上で決裁ボタンが押下されて決裁情報が送信されると、決裁情報がウェブサーバ5へ送られ(S39)、これを受けて、ウェブサーバ5は、決裁情報を管理サーバ7へ送信する(S40)。管理サーバ7は、決裁情報を受信すると、個人情報DB群8へ決裁情報を送信して、個人育成プラン申請データベース16の申請ステータスを3(決裁済)に設定し、育成プラン申請(経験)データベース17の承認区分を1(承認)に設定し、育成プラン申請(知識)データベース18の承認区分を1(承認)に設定する等の関連情報を更新する(S41)。また、経験について承認がなされていれば、業務データベース26の予約された予約人数を1人加算する等の予約情報の更新処理がなされる(S42)。
そして、個人情報DB群8や業務データベース26の更新が完了すると、管理サーバ7は、ウェブサーバ5に対して決裁内容の確認表示要求を行い(S43)、これを受けてウェブサーバ5は、決裁内容の確認表示を利用者端末2に表示させる(S44)。
以上の上司の決裁処理が終了すると、その後、利用者が決裁内容を確認し、計画表を作成する手続きを行う。
まず、利用者は、利用者端末2から、ウェブサーバ5にアクセスし、利用者を特定するために、利用者端末2からID及びパスワード(PASS)等の認証情報を入力する(S45)。ウェブサーバ5はこれを受けてこれら認証情報(ID、PASS)を管理サーバ7に送信する(S46)と、管理サーバ7は、受信したID及びパスワードのデータと個人情報データベース群8の中の個人情報データベース11に記録されたIDとパスワードのデータとが一致するか否かの認証確認を行い(S47)、認証された場合にはログインを許可し、個人情報データベース11の中からログインした利用者を特定する(S48)。
その後、特定された利用者について、決裁内容の確認情報を個人情報データベース群8に対して要求し(S49)、これを受けて個人情報データベース群8から、該当する利用者の決裁内容の確認情報を管理サーバ7に送信する(S50)。利用者の決裁内容の確認情報を取得した管理サーバ7は、ウェブサーバ5に対して決裁内容の確認表示要求を行い(S51)、これを受けてウェブサーバ5は、決裁内容の確認情報を、図20に示されるように利用者端末2に表示する(S52)。
そして、利用者は、上司の承認結果を確認後、計画表作成ボタンを押下して計画表の作成を要求する(S53)。ウェブサーバ5は、これを受けて計画表作成情報を管理サーバ7に送信する(S54)。計画表作成情報を受けた管理サーバ7は、個人情報データベース群8に対して計画表作成に必要な情報を要求し(S55)、これを受けて個人情報データベース群8から、該当する利用者の計画表作成に必要な情報を管理サーバ7に送信する(S56)。計画表作成に必要な情報を取得した管理サーバ7は、計画表を作成し、ウェブサーバ5に対して計画表の表示要求を行い(S57)、これを受けてウェブサーバ5は、計画表を、図21に示されるような「スキルアップ計画表」として利用者端末に表示する(S58)。また、人材育成プラン(経験)データベース19、人材育成プラン(知識)データベース20を作成する。
尚、このスキルアップ計画表は、業務や研修等の育成方法に関する進捗状況について、利用者本人が更新(登録)できるようになっており、入力可能項目に適宜入力した後に「計画表更新ボタン」を押下して計画表の更新要求をすると(S59)、ウェブサーバ5はこれらの更新情報を管理サーバ7へ送信し(S60)、これを受けて管理サーバ7は、計画表に関連する各データベースの関連項目を更新する(S61)。この更新機能により、育成方法の進捗状況が自動的に管理される。尚、スキルアップ計画表の知識項目の備考・問い合わせ先等の欄の記載情報をクリックすることにより、研修会社等のホームページにリンクされ、申込処理が可能になるようになっている。
したがって、以上のシステムによれば、個々人の現在のキャリア(専門分野・スキルレベル)にあった次に到達可能なキャリア(キャリアパス)を把握し、希望するキャリア(目標キャリア)に必要な育成方法(経験すべき職務や習得すべき知識)を適切に把握することが可能となり、効率よく人材育成を行うことが可能となる。
また、スキル状況に応じてOJT業務を選択して業務アサインを行うことで、的確な作業割り当ても同時に進行させることが可能となる。
さらに、上述の構成を用いることで、(1)利用者がスキル登録データベースに回答レベルを登録して、現在キャリアをスキル判定条件データベースに基づき判定し、(2)判定された現在キャリアからパス可能(次に到達可能)なキャリアを表示させて、その中から目標キャリアを選択し、(3)現在キャリアと目標キャリアとから必要な育成方法を抽出・選択した上で、上司の承認を求め、(4)承認を受けた育成方法を実行し、(5)育成方法の実行完了後に利用者がスキル登録データベースに回答レベルを登録して、育成後のキャリアをスキル判定条件データベースに基づき判定し、その後、再び前記(2)以降のステップを繰り返す人材管理システムの構築が可能となる。
なお、上述の構成においては、利用者端末2をウェブサーバ5を介して管理サーバ7に接続させる構成、即ち、利用者端末2に表示されるウェブ画面を介して管理サーバ7との間で情報を送受信する例を示したが、ウェブサーバ5を無くして利用者端末2を管理サーバ7に接続する小規模LANを構築し、上述と同様の処理を行うようにしてもよい。
また、上述のシステムにおいては、所定の設問の回答レベルをもとにスキル判定条件データベース24に記憶された条件を満たすために必要な業務経験と研修が自動選択されるものであるが、専門分野のレベル向上について、各レベルにモデルとなるパターン(業務経験と研修の組み合わせ)があり、それを目指した育成プランを自動選択するようにしてもよい。例えば、ある専門分野がレベル2である人がレベル3へのステップアップを目指す場合に、レベル3でモデルとなる業務経験と研修の組み合わせがあり、現在の実績(業務経験・研修受講)と比較し、必要な業務経験と研修が自動選択される(育成プランが自動作成される)ようにしてもよい。
さらに、研修を受講(または業務を経験)すると、特定の設問について回答レベルが特定のレベルに達したことになるようにしてもよい。例えば、『○△研修という研修を受講すると、大分類「システム運用」の中分類「セキュリティの分析」の設問、「ログファイルを定期的にチェックすることができる。」の回答レベルがA1になる』というように、研修受講や業務経験ごとに、特定の設問の回答レベルが、特定のレベルになるようにしてもよい。
上記の○△研修という研修は、知識取得の内容であるため、「A1(知識がある)」になる想定としている。また、研修の内容によっては業務の経験を補足したということで、「A2(他者のサポートがあれば作業ができる)」等、他の回答レベルになるようにしてもよい。
更にまた、上述の構成において、図1及び図2に示されるように、個人情報データベース11と関連づけられた個人情報履歴データベース30を設け、この個人情報履歴データベース30を、図3(d)に示されるように、氏名、部門名、部門コード、キャリア、データ作成年月日、目標キャリア等の社員の履歴を社員番号に対応づけて格納しておき、人材育成管理の視点から、管理者(上司)が社員の過去の履歴を閲覧できるようにしてもよい。
図1は、本発明に係る人材管理システムの構成例を示す模式図である。 図2は、個人情報データベース、個人情報研修履歴データベース、個人情報取得資格データベース、及びスキル登録データベースの関連を示すブロック図である。 図3は、データベースの構成例を示す図であり、(a)は個人情報データベースの構成例を示し、(b)は個人情報研修履歴データベースの構成例を示し、(c)は個人情報取得資格データベースの構成例を示し、(d)は個人情報履歴データベースの構成例を示す。 図4は、スキル登録データベースの構成例を示す図である。 図5は、専門分野・レベル別資格マスタデータベースの構成例を示す図である。 図6は、個人情報データベース、個人育成プラン申請データベース、育成プラン申請(経験)データベース、育成プラン申請(知識)データベース、人材育成プラン(経験)データベース、人材育成プラン(知識)データベースの関連を示すブロック図である。 図7は、データベースの構成例を示す図であり、(a)は個人育成プラン申請データベースの構成例を示し、(b)は育成プラン申請(経験)データベースの構成例を示し、(c)は育成プラン申請(知識)データベースの構成例を示し、(d)は人材育成プラン(経験)データベースの構成例を示し、(e)は人材育成プラン(知識)データベースの構成例を示す。 図8は、上司マスタデータベースとメンバマスタデータベースの関連を示すブロック図である。 図9は、データベースの構成例を示す図であり、(a)は上司マスタデータベースの構成例を示し、(b)はメンバマスタデータベースの構成例を示す。 図10は、キャリアパスデータベースの構成例を示す図である。 図11は、スキル判定条件データベースの構成例を示す図である。 図12は、人材育成ディクショナリデータベースの構成例を示す図である。 図13は、業務データベースの構成例を示す図である。 図14は、本発明に係る人材管理システムの動作処理例を示すフローチャートを示す。 図15は、本発明に係る人材管理システムの動作処理例を示すフローチャートであり、図14の続きを示す。 図16(a)は、職種を縦軸とし、レベルを横軸とする現在キャリアを表わす2次元マトリックス状の表であり、図16(b)は、職種を縦軸とし、レベルを横軸とする次に到達可能なキャリアの情報を表わす2次元マトリックス状の表である。 図17は、育成方法をリスト表示する画面構成例であり、リスト表示された育成方法の中から希望する育成方法を選択する際に表示される「作成中」の画面を示す。 図18は、上司が人材管理する社員をリスト表示させた画面構成例である。 図19は、図18のリスト表示された社員の中から、選択された社員の育成方法を表示する画面構成例であり、上司が決裁ボタンを押して決裁する前の決裁情報入力画面を示す。 図20は、決裁ボタンを押して決裁した後の画面構成例を示す図である。 図21は、図20において計画表作成ボタンを押した際に作成される計画表の画面構成例を示す。
符号の説明
2 利用者端末
7 管理サーバ
8 個人情報データベース群
23 キャリアパスデータベース
24 スキル判定条件データベース
25 人材育成ディクショナリデータベース
26 業務データベース

Claims (8)

  1. 情報を入力する入力手段及び受信した情報を表示する表示手段を備えた利用者端末と、利用者の現在のキャリア情報及びスキル情報を含む個人情報等が登録された個人情報データベース群と、目標とするキャリアに必要なスキル条件が記録されたスキル判定条件データベースと、キャリアの変更において必要となる育成方法の情報が記録された人材育成ディクショナリデータベースと、これらデータベースを管理すると共に前記利用者端末に接続された管理サーバとを有して構成され、
    前記管理サーバは、
    前記利用者端末から入力された認証情報に基づき利用者を特定する利用者特定手段と、前記利用者特定手段で特定された利用者の現在のキャリア情報を前記個人情報データベース群から取得して前記利用者端末に送信する現在キャリア情報送信手段とを有し、
    前記利用者端末は、
    受信した現在のキャリア情報に基づき目標キャリアを指定する目標キャリア指定手段を備え、
    前記管理サーバは、
    前記利用者端末を介して指定された目標キャリアに必要なスキル条件を前記スキル判定条件データベースから取得し、前記目標キャリアに必要なスキル条件と前記現在のスキル情報とを照合し、不足スキルを特定する不足スキル特定手段と、
    特定された不足スキルに適合した育成方法の情報を前記人材育成ディクショナリデータベースから取得し、取得した育成方法の情報を前記利用者端末に送信する育成情報送信手段と
    を具備することを特徴とする人材管理システム。
  2. それぞれのキャリアから到達可能なキャリア情報が記録されたキャリアパスデータベースを備え、
    前記利用者端末は、
    受信した現在のキャリア情報に基づき基準となる現在キャリアを指定する現在キャリア指定手段を備え、
    前記管理サーバは、
    前記利用者端末を介して指定された現在キャリアを基に前記利用者が到達可能なキャリア情報を前記キャリアパスデータベースから取得し、前記利用者端末に送信するキャリアパス送信手段を更に備え、
    前記不足スキル特定手段は、前記到達可能なキャリアの中から前記利用者端末を介して指定された目標キャリアに対して行われることを特徴とする請求項1記載の人材管理システム。
  3. 前記利用者端末は、
    受信した現在のキャリア情報について、専門分野を一方の軸とし、スキルレベルを他方の軸とする2次元マトリックス状の表で視覚的に表示させる現在キャリア表示手段と、
    受信した到達可能なキャリア情報について、専門分野を一方の軸とし、スキルレベルを他方の軸とする2次元マトリックス状の表で視覚的に表示させる到達可能キャリア表示手段とを備え、
    前記現在キャリア指定手段は、前記現在のキャリア情報の2次元マトリックス状の表から現在キャリアを指定し、前記目標キャリア指定手段は、前記到達可能なキャリア情報の2次元マトリックス状の表から前記目標キャリアを指定すること
    を特徴とする請求項2記載の人材管理システム。
  4. 前記利用者端末は、受信した育成方法の情報に基づき、希望する育成方法を選択する育成方法選択手段を備え、
    前記管理サーバは、前記利用者端末を介して選択された育成方法の未決裁情報を前記個人情報データベース群に記録する未決裁情報記録手段と、前記利用者端末から入力された認証情報に基づき管理者を特定する管理者特定手段と、特定された管理者の管理下にある利用者の前記未決裁情報を個人情報データベース群から取得して前記利用者端末に送信する未決裁情報送信手段とを有し
    前記利用者端末は、受信した前記未決裁情報に基づき、前記利用者が選択した育成方法に対する決裁情報を生成する決裁情報生成手段を備え、
    前記管理サーバは、前記利用者端末を介して生成された決裁情報を前記個人情報データベース群に記録する決裁情報記録手段を具備することを特徴とする請求項1記載の人材管理システム。
  5. 前記管理サーバは、
    前記利用者特定手段で特定された利用者についての育成方法に対する前記決裁情報を前記個人情報データベース群から取得して前記利用者端末に送信する決裁情報送信手段を有し
    前記利用者端末は、受信した決裁情報に対して、育成用の計画表の作成を要請する計画表作成要請手段を備え、
    前記管理サーバは、前記計画表の作成要請を受けて前記決裁情報に基づき計画表を作成して前記利用者端末に計画表情報を送信する計画表情報送信手段を具備することを特徴とする請求項5記載の人材管理システム。
  6. 前記利用者端末は、受信した計画表情報に基づき、計画表の更新情報を入力する計画表更新情報入力手段を備え、
    前記管理サーバは、前記利用者端末を介して入力された計画表更新情報を前記個人情報データベース群に記録する計画表更新情報記録手段を具備することを特徴とする請求項5記載の人材管理システム。
  7. 前記育成方法は、職務の経験と知識の習得とを含み、前記育成情報送信手段は、現在のキャリア及び目標とするキャリアに応じて経験すべき職務と習得すべき知識の情報を前記人材育成ディクショナリデータベースから取得するものであることを特徴とする請求項1記載の人材管理システム。
  8. 職務内容とそれに対する予定人数及び予約人数等が記録された業務データベースを備え、
    前記管理サーバは、前記育成方法が職務の経験である場合について、前記決裁情報生成手段による決裁が承認である場合に前記業務データベースの該当職務の予約人数を加算する予約情報更新手段を更に具備することを特徴とする請求項1記載の人材管理システム。
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