JP2009236406A - 空気調和装置および空気調和装置の制御方法 - Google Patents

空気調和装置および空気調和装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】熱効率を十分に高くする。
【解決手段】冷房運転時における室内熱交換器51を経た冷媒を圧縮機14に戻すための低圧側配管部と、当該配管部と並列に接続した補助熱交換器13とを備え、補助熱交換器13を室外熱交換器11の風下に配置し、室外熱交換器11の冷媒の出口温度に応じて、室内熱交換器51からの冷媒を、補助熱交換器13または低圧側配管部に導く制御手段(制御装置70)を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和装置および空気調和装置の制御方法に関する。
特許文献1には、流量調整弁と並列にバイパス流路を配設することで、圧縮機の吸い込み圧力が過度に低下することがない冷凍機に関する技術が開示されている。
特開平05−52430号公報
しかしながら、特許文献1に開示される技術では、熱効率を十分高くすることができないという問題点がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、熱効率を十分に高くすることが可能な空気調和装置および空気調和装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、圧縮機、室外熱交換器、減圧装置及び室内熱交換器を備えた空気調和装置において、冷房運転時における前記室内熱交換器を経た冷媒を前記圧縮機に戻すための低圧側配管部と、当該配管部と並列に接続した補助熱交換器とを備え、前記補助熱交換器を前記室外熱交換器の風下に配置し、前記室外熱交換器の冷媒の出口温度に応じて、前記室内熱交換器からの冷媒を、前記補助熱交換器または前記低圧側配管部に導く制御手段を備えたことを特徴とする。
このため、空気調和装置の熱効率を十分に高くすることができる。
また、本発明は、上記発明に加えて、前記制御手段は、前記室外熱交換器の冷媒の出口温度が所定の温度よりも低い場合には前記補助熱交換器に流れる冷媒の量を増加させるとともに、前記低圧側配管部に流れる冷媒の量を減少させ、所定の温度よりも高い場合には前記補助熱交換器に流れる冷媒の量を減少させるとともに、前記低圧側配管部に流れる冷媒の量を増加させる制御を行うことを特徴とする。
このため、室外熱交換器の冷媒の出口温度に応じて、補助熱交換器に流れる冷媒の量を調整することにより、状況に応じて熱効率を高くすることができる。
また、本発明は、上記発明に加えて、前記低圧側配管部に電動弁を有し、前記補助熱交換器は、前記電動弁をバイパスするように配置され、前記制御手段は、前記室外熱交換器の冷媒の出口温度に応じて、前記電動弁を制御することにより、前記補助熱交換器に流れる冷媒の量を調整することを特徴とする。
このため、1つの電動弁によって補助熱交換器に流れる冷媒の量を簡単に調整することができる。
また、本発明は、上記発明に加えて、前記低圧側配管部に第1電動弁を有し、前記補助熱交換器は、前記電動弁をバイパスするように配置されるとともに、前記バイパスする経路上に配置された第2電動弁を有し、前記制御手段は、前記室外熱交換器の冷媒の出口温度に応じて、前記第1および第2電動弁を制御することにより、前記補助熱交換器に流れる冷媒の量を調整する、ことを特徴とする。
このため、2つの電動弁によって補助熱交換器に流れる冷媒の量を正確に調整することができる。
また、本発明は、上記発明に加えて、前記補助熱交換器は、前記室外熱交換器と一体的に構成されていることを特徴とする。
このため、補助熱交換器を室外熱交換器と一体的に構成することにより、装置の構成を簡易化することができる。
また、本発明は、圧縮機、室外熱交換器、減圧装置及び室内熱交換器を備えた空気調和装置の制御方法において、冷房運転時における前記室内熱交換器を経た冷媒を前記圧縮機に戻すための低圧側配管部と、当該配管部と並列に接続した補助熱交換器とを備え、前記補助熱交換器が前記室外熱交換器の風下に配置されており、前記室外熱交換器の冷媒の出口温度に応じて、前記室内熱交換器からの冷媒を、前記補助熱交換器または前記低圧側配管部に導く制御ステップを備えたことを特徴とする。
このため、空気調和装置の熱効率を十分に高くすることができる。
(A)第1実施形態(図1〜図5)
図1は、本発明に係る空気調和装置の第1実施形態を示す冷媒回路図である。図1に示すように、空気調和装置は、室外機10、室内機50、および、制御装置70を有してなり、室外機10と、室内機50とが室外冷媒配管60および室内冷媒配管61によって連結されて、冷媒が循環する冷凍サイクルが構成される。
室外機10は、室外に設置され、室外冷媒配管60に圧縮機14が配設され、この圧縮機14の吸込側にアキュムレータ16が、吐出側に四方弁15が室外冷媒配管60を介してそれぞれ接続され、この四方弁15に、室外熱交換器11と室外電動膨張弁12とが室外冷媒配管60を介し順次接続され、また、四方弁15と室内機50との間には電動弁17が接続されている。電動弁17の両端には、補助熱交換器13に接続されるバイパス配管62が接続され、バイパス配管62には電動弁18が設けられている。なお、電動弁17は、後述するように、第1弁として動作し、電動弁18は、第2弁として動作する。室外熱交換器11には、この室外熱交換器11へ向かって送風する送風機19が隣接して配置されている。
一方、室内機50は室内に設置され、室内冷媒配管61に室内熱交換器51が配設される。室内熱交換器51には、これらの室内熱交換器51へ送風するファン(不図示)が隣接して配置されている。
上述の空気調和装置は、制御装置70により四方弁15が切り換えられることにより、室外冷媒配管60および室内冷媒配管61内を流れる冷媒の流れが変更されて、冷房運転または暖房運転が実施される。
空気調和装置が冷房側に切り換えられたときには、冷媒が室外冷媒配管60および室内冷媒配管61内を図1の実線矢印の如く流れ、室外熱交換器11が凝縮器に、室内熱交換器51が蒸発器になって冷房運転状態となり、室内熱交換器51が室内を冷房する。
また、四方弁15が暖房側に切り換えられたときには、冷媒が室外冷媒配管60および室内冷媒配管61内を図1の破線矢印の如く流れ、室内熱交換器51が凝縮器に、室外熱交換器11が蒸発器となって暖房運転状態となり、室内熱交換器51が室内を暖房する。
制御装置70は、室外電動膨張弁12の弁開度を調整して、圧縮機14に吸い込まれる冷媒の過熱度を目標過熱度に一致させるよう過熱度制御を実行する。また、制御装置70は、冷房運転時には、室外熱交換器11の冷媒の出口温度に応じて、電動弁17,18の弁開度を調整して、補助熱交換器13に流れる冷媒量を制御する。
図2は、室外機10の構成例を示している。この図に示すように、室外機10は、前面パネル21、底板22、外装パネル23、仕切板24、カバー25によって構成される筐体内に、室外熱交換器11、圧縮機14、アキュムレータ16、送風機19、トランス26、および、電装板27その他が配置されている。なお、送風機19は、ファン19a、モータ19b、および、支持台19cによって構成されている。電装板27には、補助板28が配置され、その両面には2枚のプリント基板29が配置される。また、電装板27の立上部には、パワートランジスタ等が設けられた放熱部30が配置される。電装板27の一部には、コンデンサ32が立設され、バンド31によって固定されている。
室外熱交換器11は、補助熱交換器13と一体的に構成されている。すなわち、図3に示すように、室外熱交換器11は、熱伝導性部材によって構成される複数のフィン11aと、これら複数のフィン11aを貫くように配置された複数のパイプ11bと、同じくこれら複数のフィン11aを貫くように配置された複数のパイプ11c(図中ハッチングが施されたパイプ)によって構成されている。ここで、パイプ11bには、四方弁15または室外電動膨張弁12からの冷媒が導かれ、送風機19によって送られる外気との間で、フィン11aを介して熱交換を行う。パイプ11cは、送風機19によって送られる外気の下流側に設けられ、冷媒との熱交換によって暖められた外気と、冷媒との間で熱交換を行い、冷房時において、室内機50から戻される冷媒の圧力を上昇させた後、四方弁15およびアキュムレータ16を介して圧縮機14に供給する。なお、パイプ11cには、フィン11aを介して伝導された熱も供給されており、パイプ11cを通過する冷媒は、伝導熱によっても熱が与えられる。
つぎに、本発明の第1実施形態の動作について説明する。図4は、本発明の第1実施形態において実行される処理の流れを説明するフローチャートである。この図の処理が開始されると、つぎのステップが実行される。すなわち、ステップS10において、制御装置70は、運転を開始する。つまり、制御装置70は、制御板72の各回路に対して電源電力の供給を開始するとともに、圧縮機14を起動する。
ステップS11では、制御装置70は、運転モードとして、暖房運転が選択されているか否かを判定し、暖房運転が選択されている場合(ステップS11;Yes)にはステップS12に進み、それ以外の場合(ステップS11;No)にはステップS13に進む。
ステップS12では、制御装置70は、電動弁17(第1弁)を全開の状態とし、電動弁18(第2弁)を全閉の状態とし、ステップS11に戻って同様の処理を繰り返す。この結果、暖房運転時には、電動弁17が全開とされ、電動弁18が全閉の状態とされることから、全ての冷媒は電動弁17を通過し、補助熱交換器13には冷媒が流れない状態となる。
ステップS13では、制御装置70は、電動弁17(第1弁)を全開の状態とし、電動弁18(第2弁)を全閉の状態とする。この結果、冷房運転時においても、初期状態では、電動弁17が全開とされ、電動弁18が全閉の状態とされることから、全ての冷媒は電動弁17を通過し、補助熱交換器13には冷媒が流れない状態となる。
ステップS14では、制御装置70は、室外熱交換器11の出口の冷媒温度Tを取得する。より詳細には、制御装置70は、室外熱交換器11の出口付近に設けられた温度センサの出力信号を入力し、冷媒温度Tを取得する。
ステップS15では、制御装置70は、ステップS14で取得した室外熱交換器11の出口の冷媒温度Tと、所定の閾値Aとを比較し、T<Aの場合(ステップS15;Yes)にはステップS16に進み、それ以外の場合(ステップS15;No)にはステップS17に進む。ここで、閾値Aは、例えば、高圧側の圧力が38kgf/cm2の場合には60℃とされ、高圧側の圧力が34kgf/cm2の場合には55℃とされる。なお、この閾値Aは、装置の特性または設置環境等に応じて、適宜設定することができる。
ステップS16では、制御装置70は、高圧に余裕があるとして、電動弁17(第1弁)を所定のステップ(例えば、5ステップ)だけ閉めるとともに、電動弁18(第2弁)を所定のステップ(例えば、5ステップ)だけ開ける制御を実行する。この結果、電動弁17を通過する冷媒の流量が減少されるとともに、電動弁18を介して補助熱交換器13に流れる冷媒の流量が増加される。補助熱交換器13に流れる冷媒は、室外熱交換器11の排熱によって暖められた外気と、冷媒との間で熱交換を行う。この結果、補助熱交換器13から出力される冷媒は、その圧力が上昇する。
ステップS17では、制御装置70は、冷房運転の過負荷状態であるとして、電動弁17(第1弁)を所定のステップ(例えば、5ステップ)だけ開けるとともに、電動弁18(第2弁)を所定のステップ(例えば、5ステップ)だけ閉める制御を実行する。この結果、電動弁17を通過する冷媒の流量が増加されるとともに、電動弁18を介して補助熱交換器13に流れる冷媒の流量が減少される。
ステップS18では、制御装置70は、運転の停止が指示されたか否かを判定し、運転停止が指示された場合(ステップS18;Yes)にはステップS19に進み、それ以外の場合にはステップS14に戻って、前述の場合と同様の処理を繰り返す。
ステップS19では、制御装置70は、電動弁17,18をともに全開の状態とし、制御を終了する。
以上の処理によれば、冷房運転時において、室外熱交換器11の出口の冷媒温度Tが、所定の閾値A未満である場合には、高圧に余裕があると判断され、室内機50から戻ってきた冷媒が、補助熱交換器13において室外熱交換器11の排熱によって圧力が高められた後、圧縮機14に導かれる。この結果、図5のP−H線図に示すように、圧縮機14に流入する冷媒の圧力がP4からP41に上昇する。そのため、圧縮機14において印加されるエネルギがQ1からQ2に減少する。これにより、冷房運転時における熱効率を向上させることができる。なお、圧縮機14に流入する冷媒の圧力が変化すると、P2,P3等についても変化する場合があるが、図5では説明を簡略化するために、図示を省略してある。
(B)第2実施形態(図6、図7)
つぎに、本発明の第2実施形態について説明する。図6は、本発明の第2実施形態の構成例を示す図である。なお、図6において図1と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図6に示す第2実施形態では、図1に示す第1実施形態と比較して、電動弁18(第2弁)が除外されている。それ以外の構成は、図1の場合と同様である。なお、第2実施形態では、バイパス配管62および補助熱交換器13によって形成される流路の流路抵抗は、電動弁17および室外冷媒配管60によって形成される流路の流路抵抗よりも大きいため、電動弁17を全開にした状態では、殆どの冷媒は補助熱交換器13ではなく、電動弁17を通過すると想定している。これにより、電動弁18を除外しても、電動弁17のみで制御を行うことができる。
図7は、本発明の第2実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。このフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。すなわち、ステップS30では、制御装置70は、運転を開始する。すなわち、制御装置70は、制御板72の各回路に対して電源電力の供給を開始するとともに、圧縮機14を起動する。
ステップS31では、制御装置70は、運転モードとして、暖房運転が選択されているか否かを判定し、暖房運転が選択されている場合(ステップS31;Yes)にはステップS32に進み、それ以外の場合(ステップS31;No)にはステップS33に進む。
ステップS32では、制御装置70は、電動弁17(第1弁)を全開の状態とし、ステップS31に戻って同様の処理を繰り返す。この結果、暖房運転時には、電動弁17が全開とされる。前述したように、バイパス配管62と補助熱交換器13とを合わせた流路抵抗は、電動弁17の流路抵抗よりも大きいため、殆どの冷媒は電動弁17を通過し、補助熱交換器13に流れる冷媒は少量となる。
ステップS33では、制御装置70は、電動弁17(第1弁)を全開の状態とする。この結果、冷房運転時においても、初期状態では、電動弁17が全開とされることから、殆どの冷媒は電動弁17を通過し、補助熱交換器13には冷媒が少量しか流れない状態となる。
ステップS34では、制御装置70は、室外熱交換器11の出口の冷媒温度Tを取得する。より詳細には、制御装置70は、室外熱交換器11の出口付近に設けられた温度センサの出力信号を入力し、冷媒温度Tを取得する。
ステップS35では、制御装置70は、ステップS34で取得した室外熱交換器11の出口の冷媒温度Tと、所定の閾値Aとを比較し、T<Aの場合(ステップS35;Yes)にはステップS36に進み、それ以外の場合(ステップS35;No)にはステップS37に進む。ここで、閾値Aは、前述の場合と同様である。また、この閾値Aを、装置の特性または設置環境等に応じて、適宜設定することができるのも前述の場合と同様である。
ステップS36では、制御装置70は、高圧に余裕があるとして、電動弁17(第1弁)を所定のステップ(例えば、5ステップ)だけ閉める制御を実行する。この結果、電動弁17を通過する冷媒の流量が減少されるとともに、補助熱交換器13に流れる冷媒の流量が増加される。補助熱交換器13に流れる冷媒は、室外熱交換器11の排熱によって暖められた外気と、冷媒との間で熱交換を行う。この結果、補助熱交換器13から出力される冷媒は、その圧力が上昇する。
ステップS37では、制御装置70は、冷房運転の過負荷状態であるとして、電動弁17(第1弁)を所定のステップ(例えば、5ステップ)だけ開ける制御を実行する。この結果、電動弁17を通過する冷媒の流量が増加されるとともに、補助熱交換器13に対して流れる冷媒の流量が減少される。
ステップS38では、制御装置70は、運転の停止が指示されたか否かを判定し、運転停止が指示された場合(ステップS38;Yes)にはステップS39に進み、それ以外の場合にはステップS34に戻って、前述の場合と同様の処理を繰り返す。
ステップS39では、制御装置70は、電動弁17を全開の状態とし、制御を終了する。
以上の処理によれば、冷房運転時において、室外熱交換器11の出口の冷媒温度Tが、所定の閾値A未満である場合には、高圧に余裕があると判断され、室内機50から戻ってきた冷媒が、補助熱交換器13において室外熱交換器11の排熱によって圧力が高められた後、圧縮機14に導かれる。この結果、前述したように、圧縮機14において印加されるエネルギがQ1からQ2に減少する。これにより、冷房運転時における熱効率を向上させることができる。
(C)変形実施の態様
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能であることは勿論である。
たとえば、以上の第1および第2実施形態では、補助熱交換器13は、室外熱交換器11と一体の構成としたが、これらを別々の構成としてもよい。例えば、補助熱交換器13を室外熱交換器11とは別の構成とし、補助熱交換器13を室外熱交換器11の近傍に配置し、室外熱交換器11を通過した外気が補助熱交換器13に流入するようにしてもよい。また、補助熱交換器13を室外熱交換器11の近傍に単に配置するのではなく、フィン同士をかしめたりしてもよい。また、補助熱交換器13にフィンを設けるのではなく、溝付管を利用するようにしてもよい。
また、第1および第2実施形態では、室内機50が1台の場合を例に挙げて説明したが、室内機50が複数台存在する場合であっても、本発明を適用することが可能である。
また、第2実施形態では、バイパス配管62および補助熱交換器13の流路抵抗を利用するようにしたが、バイパス配管62の一部に流路抵抗を増加させるための構成(例えば、バイパス配管の一部の流路面積を狭くする構成)を設けることにより、流路の調整を一層容易にできるようにしてもよい。また、バイパス配管62の一部に逆止弁を設け、この逆止弁によって、暖房時において、補助熱交換器13に冷媒が流れることを防止するようにしてもよい。
また、第1および第2実施形態では、開度制御が可能な電動弁17,18を設けるようにしたが、例えば、これらの代わりに「開」または「閉」の2つの状態の制御が可能な電磁弁を設け、このような電磁弁の状態を切り換えることにより、補助熱交換器13に冷媒を流したり、流さなかったりするようにしてもよい。そのような構成によれば、電動弁よりも価格が安い、電磁弁を使用することにより、装置のコストを低減するとともに、制御を簡易化することができる。
本発明の第1実施形態に係る構成図である。 図1の室外機の詳細構成を示す図である。 図1の室外熱交換器および補助熱交換器の詳細な構成例である。 第1実施形態において実行される処理の流れを説明するフローチャートである。 第1実施形態の動作を説明するためのP−H線図である。 第2実施形態の構成例を示す図である。 第2実施形態において実行される処理の流れを説明するフローチャートである。
符号の説明
10…室外機
11…室外熱交換器
12…室外電動膨張弁
13…補助熱交換器
14…圧縮機
15…四方弁
16…アキュムレータ
17…電動弁
18…電動弁
19…送風機
50…室内機
51…室内熱交換器

Claims (6)

  1. 圧縮機、室外熱交換器、減圧装置及び室内熱交換器を備えた空気調和装置において、
    冷房運転時における前記室内熱交換器を経た冷媒を前記圧縮機に戻すための低圧側配管部と、当該配管部と並列に接続した補助熱交換器とを備え、前記補助熱交換器を前記室外熱交換器の風下に配置し、前記室外熱交換器の冷媒の出口温度に応じて、前記室内熱交換器からの冷媒を、前記補助熱交換器または前記低圧側配管部に導く制御手段を備えたことを特徴とする空気調和装置。
  2. 請求項1に記載の空気調和装置において、
    前記制御手段は、前記室外熱交換器の冷媒の出口温度が所定の温度よりも低い場合には前記補助熱交換器に流れる冷媒の量を増加させるとともに、前記低圧側配管部に流れる冷媒の量を減少させ、所定の温度よりも高い場合には前記補助熱交換器に流れる冷媒の量を減少させるとともに、前記低圧側配管部に流れる冷媒の量を増加させる制御を行う、
    ことを特徴とする空気調和装置。
  3. 請求項2に記載の空気調和装置において、
    前記低圧側配管部に電動弁を有し、
    前記補助熱交換器は、前記電動弁をバイパスするように配置され、
    前記制御手段は、前記室外熱交換器の冷媒の出口温度に応じて、前記電動弁を制御することにより、前記補助熱交換器に流れる冷媒の量を調整する、
    ことを特徴とする空気調和装置。
  4. 請求項2に記載の空気調和装置において、
    前記低圧側配管部に第1電動弁を有し、
    前記補助熱交換器は、前記電動弁をバイパスするように配置されるとともに、前記バイパスする経路上に配置された第2電動弁を有し、
    前記制御手段は、前記室外熱交換器の冷媒の出口温度に応じて、前記第1および第2電動弁を制御することにより、前記補助熱交換器に流れる冷媒の量を調整する、
    ことを特徴とする空気調和装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の空気調和装置において、
    前記補助熱交換器は、前記室外熱交換器と一体的に構成されている、
    ことを特徴とする空気調和装置。
  6. 圧縮機、室外熱交換器、減圧装置及び室内熱交換器を備えた空気調和装置の制御方法において、
    冷房運転時における前記室内熱交換器を経た冷媒を前記圧縮機に戻すための低圧側配管部と、当該配管部と並列に接続した補助熱交換器とを備え、前記補助熱交換器が前記室外熱交換器の風下に配置されており、前記室外熱交換器の冷媒の出口温度に応じて、前記室内熱交換器からの冷媒を、前記補助熱交換器または前記低圧側配管部に導く制御ステップを備えたことを特徴とする空気調和装置の制御方法。
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