JP2009236274A - コネクタ - Google Patents

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Kazunari Watanabe
一成 渡辺
Takanori Matsui
孝紀 松井
Masaki Koike
正樹 小池
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Abstract

【課題】コネクタによる配管接続箇所の省スペース化を図る。
【解決手段】配管挿入前のコネクタ10は、フランジ係合爪66を回転スリーブ30の窓33から傾斜させ、このフランジ係合爪66の傾斜姿勢を作業者に視認させる。この場合、コネクタ10の周囲には、ハウジング20からの突出物は存在しない。配管Pが挿入されると、フランジ係合爪66は、フランジ部Paに係合して回転スリーブ30のスリーブ周壁内に収まる立設姿勢に変化して、回転スリーブ30の回転操作に伴い、外開きが妨げられる。作業者は、窓33から、フランジ係合爪66のこうした姿勢変化を視認できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、外周に環状突起を有する配管の接続に用いられるコネクタに関する。
この種のコネクタは、クイックコネクタとも称されて配管接続の簡便化を目的として種々提案されている(例えば、特許文献1)。この特許文献のコネクタは、ハウジングに装着するリテーナに、ハウジングの挿入孔への配管の挿入未了の状態ではリテーナの装着完了を妨げる検知爪を備える。この検知爪は、ハウジングにおけるリテーナ装着孔に係合しており、挿入孔への配管挿入に伴って環状突起に干渉して当該突起より外側に撓むことで検知爪の係合が解除されて、リテーナの装着ができるようにされている。よって、検知爪の係合解除がなされない限り、リテーナはハウジングからほぼ上半分が突出した半装着の状態を取ることになる。
特開2005−172161号公報
上記した特許文献で提案されたコネクタを始めとするクイックコネクタは、産業機械や車両等の各種機器における配管接続に用いられるが、フリーな状態の配管の接続に加え、所定経路で配設済みの配管の接続に使用されることがある。所定経路で配設済みの配管の接続にコネクタを用いる場合には、コネクタによる配管接続を行い得る領域を確保した上で、配管を所定経路で配設する必要がある。つまり、コネクタは、配管接続前の状態においてリテーナのほぼ状半分がハウジングから突出したリテーナ半装着の状態にあるので、リテーナをハウジングに装着させるための作業領域の他、リテーナのほぼ状半分がハウジングから突出した状態のコネクタを配設できるに足りるコネクタ配設領域を確保する必要がある。よって、こうした領域確保のため、コネクタによる配管接続箇所の省スペース化が望まれるに至った。
本発明は、上記した課題を踏まえ、コネクタによる配管接続箇所の省スペース化を図ることをその目的とする。
上記した目的の少なくとも一部を達成するために、本発明では、以下の構成を採用した。
[適用:コネクタ]
外周に環状突起を有する配管の接続に用いられるコネクタであって、
前記配管が挿入される挿入孔を有するハウジングと、
該ハウジングの前記挿入孔に配設された環状体と、
前記挿入孔の開口側において前記ハウジングに挿入孔軸回りに回転自在に装着され、挿入された前記配管の前記環状突起を取り囲む包囲領域を形成する回転スリーブと、
前記包囲領域に位置するよう前記環状体の端面に環状体周方向に複数配設され、前記配管の挿入に伴い前記環状突起に係合して前記配管の抜止を図る環状突起係合爪とを備え、
前記回転スリーブは、
前記環状突起係合爪に係合して前記環状突起係合爪の外開きを妨げるストッパを、前記複数の前記環状突起係合爪ごとに備え、
前記環状突起係合爪が前記環状突起に係合して配管挿入が完了すると回転操作され、該回転操作に伴って前記ストッパを前記環状突起係合爪に係合させる
ことを要旨とする。
上記構成のコネクタでは、配管が挿入される挿入孔を有するハウジングに挿入孔軸回りに回転自在に回転スリーブを装着し、この回転スリーブにて、配管の環状突起を取り囲む包囲領域を形成する。その一方、ハウジングの挿入孔に配設された環状体には、その端面に環状体周方向に複数の環状突起係合爪を備え、当該係合爪を、回転スリーブの形成する包囲領域に位置させる。このコネクタに配管が挿入されると、その配管挿入に伴い環状突起係合爪は配管の環状突起に係合する。こうして環状突起係合爪が環状突起に係合して配管挿入が完了すると、環状突起係合爪が位置する包囲領域を形成する回転スリーブが回転操作される。この回転スリーブは、環状突起係合爪に係合して環状突起係合爪の外開きを妨げるストッパを複数の前記環状突起係合爪ごとに備え、上記の回転操作に伴ってストッパを環状突起係合爪に係合させる。このため、回転スリーブの回転操作後には、環状突起係合爪の外開きが妨げられるので、環状突起係合爪と環状突起との係合は維持されて配管の抜止が図られる。つまり、上記構成のコネクタでは、ハウジングから半分程度リテーナを突出させたような半装着の形態を取らないので、配管接続に際しては、回転スリーブの回転操作に必要な領域を確保するだけでよい。よって、上記構成のコネクタによれば、コネクタによる配管接続箇所の省スペース化を図ることができる。
上記したコネクタは、次のような態様とすることができる。例えば、環状突起係合爪を環状体周方向に等ピッチで配設するようにでき、こうすれば、配管の環状突起との係合が配管周方向においても等ピッチとなる。よって、配管接続の信頼性や抜止防止の信頼性が高まる。
また、環状突起係合爪を、前記環状突起への係合の完了に伴い節度感を付与する節度感付与部を有するものとでき、こうすれば、節度感による環状突起との係合完了の認知に伴い、回転スリーブを速やかに回転操作に処してコネクタによる配管接続を完了できる。この結果、上記態様のコネクタによれば、環状突起を有する配管を容易に接続でき、作業効率が高まる。
また、前記ハウジングと前記回転スリーブとは共に筒状体とした上で、前記ハウジングを、前記挿入孔の開口側の外周壁に挿入孔軸回りの溝を備えるものとし、前記回転スリーブを、前記溝に係合して挿入孔軸回りに回転自在に前記ハウジングに装着されているものとできる。こうすれば、溝への係合という簡便な手法で回転スリーブをハウジングに回転自在に装着できる。
この場合、前記ハウジングと前記回転スリーブとを同径の筒状体とすれば、コネクタによる配管接続箇所の省スペース化をより進めることができる。
更に、前記回転スリーブを、前記包囲領域のスリーブ周壁に前記複数の前記環状突起係合爪ごとの開口部を備えるものとし、前記配管の未挿入の状態では、前記環状突起係合爪を前記開口部から視認可能な視認回転位置に位置し、配管挿入が完了すると前記視認回転位置からの回転操作に伴って前記ストッパを前記環状突起係合爪に係合させると共に、前記環状突起係合爪を前記スリーブ周壁で覆うものとできる。こうすれば、回転スリーブの開口部からの環状突起係合爪の視認状況を、配管未挿入の状況と、環状突起との係合が済んだ配管挿入完了の状況とで異なるものとできる。この場合、環状突起との係合が済んだ配管挿入完了の状況は、回転スリーブの回転操作に伴うストッパと環状突起係合爪との係合がなされているので、配管の接続完了を意味する。よって、作業者には、コネクタによる配管接続の完了状況を回転スリーブの開口部からの視認状況により容易に認知させることができる。
この場合、前記環状突起係合爪を前記回転スリーブと異なる色とすれば、配管未挿入の状況と配管挿入完了の状況とでの回転スリーブ開口部からの環状突起係合爪の視認状況を、より顕著とできる。この結果、コネクタによる配管接続の完了状況をより確実に認知させることができる。
また、前記挿入された前記配管の先端側の管路部の外周をシールするシール部材を前記挿入孔に配設した上で、このシール部材を前記環状体により保持するようにすることもできる。つまり、環状体をシール部材のストッパリングとして機能させる。こうすれば、シール部材の保持と環状突起係合爪の配設とを環状体で行うことができるので、部品点数の低減と、それに伴う構成の簡略化、組み付け作業の簡略化を図ることができる。
更に、前記環状突起係合爪を、前記環状体との配設位置において前記包囲領域の外側に傾斜するよう可動可能に前記環状体に設けた上で、この環状突起係合爪を、前記環状突起に当接する当接部と前記環状突起に係合する係合部とを備えたものとする。そして、この環状突起係合爪を、前記配管の未挿入の状態では前記外側に傾斜した傾斜姿勢を取って、前記回転スリーブの前記開口部に干渉し、配管挿入に伴って前記環状突起が前記当接部に当接すると、前記傾斜姿勢から配管軸芯に沿った姿勢に推移して前記係合部を前記環状突起に係合させると共に、前記回転スリーブのスリーブ周壁に収まるものとする。こうすれば、配管未挿入の際には開口部に干渉していた環状突起係合爪は、まず第1に、環状突起が環状突起係合爪との当接・係合を起こす係合位置到達前の状況において、回転スリーブの誤操作(誤回転操作)を防止する。第2に、配管挿入の完了と回転スリーブの回転操作に伴い、環状突起との係合を経て配管軸芯に沿った姿勢で回転スリーブのスリーブ周壁に収まって、開口部には干渉しなくなる。よって、配管未挿入の状況と配管挿入完了の状況とで、開口部と環状突起係合爪との干渉の様子を大きく異なるようにできることから、コネクタによる配管接続の完了状況をより確実に認知させることができる。
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例にかかるコネクタ10を分解して示す斜視図、図2は配管挿入前におけるコネクタ10の様子を一部拡大して示す説明図、図3は配管Pの挿入完了状態でコネクタ10を配管軸線方向に沿って半断面視して示す説明図である。
コネクタ10は、金属製または樹脂製の配管Pを合成樹脂製のチューブTbに接続するためのものであり、ハウジング20と、回転スリーブ30と、Oリングからなるシール部材56と、ストッパリング60とを備えている。配管Pは、金属製または樹脂製の丸パイプ材から形成され、配管先端面から所定距離を隔てた位置の外周面上に、環状に突出したバルジ部からなるフランジ部Paを備える。そして、この配管Pは、フランジ部Paから先端側を接続部Pbとし、その外周面をシール部材56によりシールされるシール面としている。この場合、接続部Pbの表面祖度は、Rz12.5μm以下(JIS:B0601−1994)になっており、シール部材56で押圧されたときのシール性を確保している。
ハウジング20は、中空で筒状の樹脂成型品とされ、一端側を回転スリーブ30の装着筐体22とし、他端側をチューブTbが圧入装着されるタケノコ状のチューブ接続部24とする。なお、以下、コネクタ10の装着筐体22の側を前端側、チューブ接続部24の側を後端側として、以下の説明を行なう。
ハウジング20は、その中空部を、後方から前方に向かって多段の第1ないし第3の接続孔26a〜26cとする。第1接続孔26aは、チューブTbに至る流路であり、第2接続孔26bは、配管Pの接続部Pbが挿入される配管先端挿入孔である。第3接続孔26cは、シール部材56と後述のストッパリング60の装着孔であり、後方側からシール部材56とストッパリング60を並べて収容する。この場合、第3接続孔26cは、その周壁に環状のリング装着溝27を備え、当該リング装着溝に後述の装着凸部64を嵌め込むことでストッパリング60を保持しつつ、シール部材56の抜止を図る。
この他、ハウジング20は、装着筐体22の前端側の外周壁に、回転スリーブ30の装着のため、第3接続孔26cの軸回りの環状のスリーブ装着溝22aと環状突起23とを備える。この環状突起23の前端側端面は傾斜面とされている。
次に、ストッパリング60について詳述する。図4は配管未挿入の状態におけるストッパリング60を挿入過程にある配管Pと共に示す斜視図、図5は配管Pの挿入完了状態におけるストッパリング60の様子を示す斜視図、図6は図5のストッパリング60の断面視の様子を一部拡大して示す説明図である。
これらの図に示すストッパリング60は、樹脂成型品であり、環状のリング部62に四つのフランジ係合爪66を備え、リング部62の外周壁に環状の装着凸部64を備える。四つのフランジ係合爪66は、リング部62にその周方向に等ピッチで配設され、図5と図6に示すように、リング部62の外周縁から延びて湾曲したブリッジ67によりリング部62と一体に形成されている。ブリッジ67は、その形状が湾曲していることおよびストッパリング60が樹脂成型品であることから、湾曲バネとして機能し、図4に示すようにフランジ係合爪66を外側に傾斜させた傾斜姿勢に付勢する。つまり、フランジ係合爪66は、ブリッジ67を介して、上記の傾斜姿勢と図5に示すように軸芯に沿った立設姿勢の両姿勢の間において可動可能にストッパリング60のリング部62に設けられている。このフランジ係合爪66は、その先端側から外縁部68と凹状陥没部69とを備え、外縁部68の外縁側に凸条74を備える。凹状陥没部69は、配管Pのフランジ部Paが入り込むよう形成されており、後端側の面を後述するようにフランジ部Paが当接するフランジ当接部69aとする。そして、図2や図3に示すように、フランジ係合爪66は、ストッパリング60および回転スリーブ30の組み付け完了の状態にあって、回転スリーブ30の内部、即ち回転スリーブ30が形成する後述の包囲領域PHに位置し、配管挿入に伴い後述するようにフランジ部Paを凹状陥没部69に係合させて配管Pの抜止を図る。
この他、ストッパリング60は、接続部Pbが挿入されるリング部62の挿入孔70の前端側をテーパ部71とし、当該テーパ部に、フランジ係合爪66の配設位置に合わせた凹所77を備える。その一方、それぞれのフランジ係合爪66は、下端側に凹所77に係合する凸部76を備える。よって、フランジ係合爪66が図4の傾斜姿勢から図5や図6の立設姿勢に推移すると、それぞれのフランジ係合爪66の凸部76は凹所77に係合するので、フランジ係合爪66は、上記した姿勢推移に伴う節度感を付与する。この場合、傾斜姿勢から立設姿勢へのフランジ係合爪66の姿勢推移は、後述するように凹状陥没部69へのフランジ部Paの係合完了、即ち配管Pの挿入完了に伴うものであることから、フランジ係合爪66は、配管挿入の完了を認知させる節度感を付与することになる。なお、この節度感付与の確実化を図るため、凹所77を凸部76より若干小さく形成したり、凸部76を凹所77より大きくした上で凸部76にスリットを形成したりするようにできる。
ここで、フランジ係合爪66の上記した姿勢推移を、配管Pの挿入動作と関連付けて説明する。フランジ係合爪66は、図4に示す傾斜姿勢にあるとき、その下端の凸部76を配管Pの接続部Pbの外側に位置させるので、配管Pの接続部Pbは、テーパ部71に案内されつつ挿入孔70に入り込む。こうして配管挿入が進むと、フランジ部Paは、接続部Pbの側の端面をフランジ係合爪66の凹状陥没部69におけるフランジ当接部69aに当接させる。更に配管挿入が進むと、フランジ係合爪66は、フランジ部Paから外力を受け、この外力により図4の傾斜姿勢から図5や図6の立設姿勢に推移するので、凹状陥没部69をフランジ部Paに係合させる。こうなると、既述したように配管Pの抜止が図られて配管挿入が完了し、配管挿入に伴う凸部76と凹所77との係合により、配管挿入の完了を認知させる節度感が付与される。
本実施例のコネクタ10では、既述したストッパリング60を、ハウジング20や回転スリーブ30のコネクタ構成材の他、チューブTbや配管Pとも異なる色、例えば緑色に着色して形成した。
次に、回転スリーブ30について説明する。図7は回転スリーブ30の斜視図、図8は図7における8−8線での断面図、図9は図8における9−9線での断面図である。
回転スリーブ30は、樹脂成型品であり、ハウジング20の装着筐体22と同径の筒状体32の外周壁に四つの窓33を当ピッチで備える。また、筒状体32の内壁側には、一端側に、ハウジング20への装着のための既述した周縁凸部31aと周縁凹部31bとを備え、他端側に、端部ストッパ34と当該ストッパ下端側の内側ストッパ36とを備える。端部ストッパ34と内側ストッパ36は、筒状体32の内周壁回りに等ピッチで形成され、隣り合う窓33の間に位置する。この両ストッパは、筒状体32の内側に突出した弧状の***部とされ、端部ストッパ34は、既述した立設姿勢にあるフランジ係合爪66の外縁部68を覆うよう形成されている。内側ストッパ36は、立設姿勢にあるフランジ係合爪66をその外周側で取り囲むよう立設姿勢のフランジ係合爪66の外径より大きく形成され、図9に示すようにその弧状壁面のほぼ中央に陥没凹所38を備える。よって、この内側ストッパ36は、回転スリーブ30の回転操作に伴ってフランジ係合爪66と重なると、その重なったフランジ係合爪66の外開きを妨げると共に、そのフランジ係合爪66の凸条74を陥没凹所38に係合させて、フランジ係合爪66に係合することになる。
ここで、上記した回転スリーブ30とストッパリング60のハウジング20への装着について説明する。まず、回転スリーブ30をハウジング20の装着筐体22に装着する。この際には、回転スリーブ30を装着筐体22の端面に押しつける。この押しつけにより、回転スリーブ30は、周縁凸部31aの側において、装着筐体22の傾斜面の環状突起23に沿って一端拡張され、装着筐体22のスリーブ装着溝22aに周縁凸部31aを係合させ、ハウジング20の環状突起23を周縁凹部31bに係合させることで、第3接続孔26cの軸回りに回転自在にハウジング20(詳しくは、第3接続孔26cの開口側の装着筐体22)に装着される。この場合、回転スリーブ30は、筒状体32により配管Pのフランジ部Paを取り囲む包囲領域PHを形成する。
次に、回転スリーブ30の側から、ストッパリング60のリング部62をハウジング20の第3接続孔26cに挿入し、リング部62の装着凸部64を第3接続孔26cのリング装着溝27に嵌め込む。これにより、ストッパリング60が装着される。この装着に際し、ストッパリング60のフランジ係合爪66は、図4に示す傾斜姿勢にあるが、それぞれのフランジ係合爪66が回転スリーブ30に干渉して図5に示す立設姿勢となるので、ストッパリング60の装着に支障は起きない。そして、このストッパリング60の装着に当たり、フランジ係合爪66を回転スリーブ30の窓33に合致させておけば、ストッパリング60は、装着後の状態において、図2に示すようにそれぞれのフランジ係合爪66を窓33から外部に傾斜させることになる。フランジ係合爪66を窓33に合致させずにストッパリング60を装着した場合には、その装着後において回転スリーブ30を回転させれば、それぞれのフランジ係合爪66は、窓33から外部に傾斜する。つまり、それぞれのフランジ係合爪66は、外側に傾斜した傾斜姿勢を取ることで回転スリーブ30の窓33に干渉することになり、配管Pが挿入完了位置に到達するまでの間に亘って、回転スリーブ30が回転することを防止する。そして、本実施例では、フランジ係合爪66が傾斜姿勢を取る際には既述したように配管未挿入の状態であることから、回転スリーブ30は、図2に示すように、それぞれのフランジ係合爪66を窓33から視認可能な視認回転位置に位置することになる。
なお、ストッパリング60を回転スリーブ30より先にハウジング20に装着することもでき、この場合には、装着筐体22への回転スリーブ30の装着に際して、フランジ係合爪66を上記した立設姿勢としておけばよい。
次に、配管Pの接続の様子を説明する。図10は配管Pの挿入初期におけるコネクタ10の断面図、図11は配管Pの挿入が進んでフランジ係合爪66が傾斜姿勢から立設姿勢に推移した状態のコネクタ10の斜視図、図12はフランジ係合爪66が立設姿勢に推移した状態のコネクタ10を平面視して示す説明図、図13はフランジ係合爪66が立設姿勢に推移した後に回転スリーブ30を回転操作した状態のコネクタ10を平面視して示す説明図、図14は回転スリーブ30を回転操作した状態のコネクタ10の斜視図である。
まず、配管挿入前のコネクタ10の様子について説明する。配管挿入前、即ち配管接続前において、コネクタ10は、図2に示すように、それぞれのフランジ係合爪66を傾斜姿勢とさせて回転スリーブ30の窓33に干渉させ、それぞれのフランジ係合爪66を窓33から作業者に視認させる。よって、作業者は、窓33からフランジ係合爪66を容易に視認でき、これにより、コネクタ10は配管可能な状況にあることを容易に認知する。本実施例のコネクタ10では、ストッパリング60をハウジング20や回転スリーブ30のコネクタ構成材に加えチューブTbや配管Pとも異なる緑色に着色して形成したので、窓33からのフランジ係合爪66の認知性はより確実に高まる。
しかも、フランジ係合爪66と窓33との係合により、配管未挿入の状態では、回転スリーブ30は回転操作不能である。このように回転スリーブ30が操作不能な状態、即ち配管未挿入の状態は、リテーナを用いた既存のコネクタでのリテーナ半装着の状態と等価であるが、図2に示すように、本実施例のコネクタ10ではハウジング20の外周領域に何も突出させない。
回転スリーブ30の回転不要、換言すれば窓33からフランジ係合爪66を作業者が視認した状態で、配管Pは、図10に示すように、その接続部Pbの側から回転スリーブ30の形成する包囲領域PH、延いてはストッパリング60の挿入孔70と第2接続孔26bに挿入される。そして、配管Pのフランジ部Paがフランジ係合爪66のフランジ当接部69aに当接し、更に配管挿入が進むと、図4〜図6を用いて説明したように、フランジ係合爪66はフランジ部Paから受ける外力により傾斜姿勢から立設姿勢に推移する。傾斜姿勢から立設姿勢にフランジ係合爪66が推移する様子や立設姿勢後のフランジ係合爪66は、図11や図12に示すように、作業者に窓33から視認される。この場合、図12に示すように、コネクタ10の正面視においては、立設姿勢のフランジ係合爪66は、窓33と正対して外部から作業者に視認される。そして、フランジ係合爪66は既述したように回転スリーブ30と相違する色であることから、立設姿勢のフランジ係合爪66は、窓33と正対した状態で窓奥側において際立って視認される。
既述したように、回転スリーブ30の内側ストッパ36はフランジ係合爪66の外径より大きく、回転スリーブ30の端部ストッパ34はフランジ係合爪66の外縁部68を覆うことから、フランジ係合爪66の立設姿勢への推移に伴い、フランジ係合爪66は、回転スリーブ30におけるスリーブ周壁に収まることになる。つまり、フランジ係合爪66の立設姿勢への推移に伴い、窓33を介した回転スリーブ30とフランジ係合爪66との干渉は解かれるので、回転スリーブ30は、回転操作可能となる。そして、フランジ係合爪66が立設姿勢を取る際には、フランジ係合爪66の凸部76とリング部62の凹所77との係合に伴う節度感が付与されるので、作業者への節度感付与により、作業者は、回転スリーブ30の回転操作を速やかに開始できる。
こうして回転スリーブ30が回転操作されると、当該回転操作に伴って、回転スリーブ30の内側ストッパ36は、フランジ係合爪66と重なり、その重なったフランジ係合爪66の外開きを妨げると共に、そのフランジ係合爪66の凸条74を陥没凹所38に係合させて、フランジ係合爪66に係合する(図9参照)。こうなると、図13や図14に示すように、図12で示していた回転スリーブ30の窓33は移動するため、回転スリーブ30の回転操作以前に当該窓から視認されていたフランジ係合爪66は回転スリーブ30の周壁によって隠され、作業者は窓33から配管Pのフランジ部Paを新たに視認する。このフランジ部Paは、フランジ係合爪66とその色彩において全く相違するので、作業者は、窓33から見える物の形状推移のみならず色の推移の視認状態によっても、回転スリーブ30の回転操作に伴う回転スリーブ30の内側ストッパ36とフランジ係合爪66との係合完了を認知できる。
しかも、本実施例のコネクタ10では、回転スリーブ30の回転操作に伴う内側ストッパ36によるフランジ係合爪66の外開きの妨げに際して、フランジ係合爪66の凸条74を回転スリーブ30の陥没凹所38に係合させるようにした。よって、作業者には、凸条74と陥没凹所38との係合に伴う節度感を付与でき、この節度感を付与する凸条74と陥没凹所38との係合は、フランジ係合爪66の外開きの妨げ、即ち回転スリーブ30の回転操作の完了時のものとなる。この結果、本実施例のコネクタ10では、ストッパリング60の凹状陥没部69とフランジ部Paとの係合に伴うフランジ係合爪66による配管抜止の完了と、回転スリーブ30の回転操作に伴うフランジ係合爪66の外開きの妨げの完了とを経た配管接続の完了を、リング部62の凹所77とフランジ係合爪66の凸部76との係合に伴う節度感と、回転スリーブ30の陥没凹所38とフランジ係合爪66の凸条74との嵌合に伴う節度感とにより、作業者に認知させることができる。
以上説明したように、本実施例のコネクタ10では、配管PをチューブTbに接続するに当たり、ハウジング20の周囲には既存のコネクタと相違してリテーナを突出させておかない。しかも、配管Pの接続に際しては、ハウジング20の第3接続孔26cに配設したストッパリング60のフランジ係合爪66をフランジ部Paに係合させ、その上で、回転スリーブ30の回転操作により、内側ストッパ36をフランジ係合爪66に係合させてフランジ係合爪66の外開きを妨げてフランジ係合爪66による配管Pの抜止を図るようにした。この結果、本実施例のコネクタ10によれば、配管接続に際して、回転スリーブ30の回転操作に必要な領域を確保するだけでよいので、ハウジングから突出したリテーナを要しない分だけは、配管接続箇所の省スペース化を図ることができる。
また、本実施例のコネクタ10では、配管Pのフランジ部Paに係合して配管抜止を図るフランジ係合爪66をストッパリング60のリング部62においてその周方向に等ピッチで配設したので、フランジ部Paとの係合についても配管周方向において等ピッチとできる。よって、本実施例のコネクタ10によれば、配管接続の信頼性や抜止防止の信頼性を高めることができる。
更に、本実施例のコネクタ10では、フランジ係合爪66に凹状陥没部69を設けて当該陥没部とフランジ部Paとの係合、およびその後の回転スリーブ30の回転操作を経て、配管Pの接続完了とした。そして、フランジ係合爪66の凹状陥没部69とフランジ部Paとの係合に際しては、ストッパリング60の凹所77とフランジ係合爪66の凸部76との係合を図るようにしてフランジ部Paとの係合の完了に伴う節度感を付与するようにした。よって、この節度感によるフランジ部Paとの係合完了の認知に伴い、回転スリーブ30を速やかに回転操作して配管接続を完了できる。この結果、本実施例のコネクタ10にすれば、フランジ部Paを有する配管Pを容易に接続でき、作業効率が高まる。
また、本実施例のコネクタ10では、回転スリーブ30とその装着対象であるハウジング20の装着筐体22とを共に筒状体とした上で、ハウジング20を、第3接続孔26cの開口側外周壁に挿入孔軸回りのスリーブ装着溝22aを備えるものとし、回転スリーブ30を、このスリーブ装着溝22aに係合させて回転自在にハウジング20に装着するようにした。よって、スリーブ装着溝22aへの回転スリーブ30の周縁凸部31aの係合という簡便な手法で回転スリーブ30をハウジング20に回転自在に装着でき、好ましい。しかも、ハウジング20の装着筐体22と回転スリーブ30とを同径の筒状体としたので、コネクタ10による配管接続箇所の省スペース化をより進めることができ、好ましい。
更に、本実施例のコネクタ10では、回転スリーブ30に、フランジ係合爪66に対応する窓33を備えるものとし、図2に示す配管未挿入の状態では、それぞれのフランジ係合爪66を窓33から作業者に視認できるようにした。これと共に、それぞれのフランジ係合爪66を窓33に干渉させて、回転スリーブ30を回転不能な状態に置くようにした。よって、本実施例のコネクタ10が配管接続に備えた未使用状態にあることを、作業者に、視覚の上からも操作状況の上からも明確に認知させることができる。しかも、本実施例では、ストッパリング60、延いてはフランジ係合爪66を他のコネクタ構成材と色違いにしたので、視覚の上からの未使用状態の認知性を高めることができる。
また、本実施例のコネクタ10では、窓33と干渉するよう外側に傾斜させて作業者に視覚の上から認知させていたフランジ係合爪66を、フランジ部Paとフランジ係合爪66との係合後の回転スリーブ30の回転操作に伴って回転スリーブ30の内側ストッパ36に係合させると共に、回転スリーブ30の筒状体32で覆うようにした。よって、本実施例のコネクタ10によれば、回転スリーブ30の窓33からのフランジ係合爪66の視認状況を、配管未挿入の状況と、フランジ係合爪66との係合が済んだ配管挿入完了の状況、即ち配管接続の完了状況とで異なるものとできるので、作業者には、コネクタ10による配管接続の完了状況を回転スリーブ30の窓33からのフランジ係合爪66の視認状況により容易に認知させることができる。しかも、本実施例では、ストッパリング60、延いてはフランジ係合爪66を他のコネクタ構成材と色違いにしたので、視覚の上からの配管接続の完了状況の認知性を高めることができる。
また、本実施例のコネクタ10では、接続部Pbの外周にて配管Pのシールを図るシール部材56をハウジング20の第2接続孔26bに配設するに当たり、当該接続孔に配設したストッパリング60のリング部62にてシール部材56を保持するようにした。よって、本実施例のコネクタ10によれば、シール部材56の保持とフランジ係合爪66の配設とをストッパリング60のリング部62で行うことができるので、部品点数の低減と、それに伴う構成の簡略化、組み付け作業の簡略化を図ることができる。
更に、本実施例のコネクタ10では、フランジ係合爪66を図4〜図6に示すように、窓33から外側に傾斜した傾斜姿勢と配管軸線に沿った姿勢であって回転スリーブ30のスリーブ周壁に収まり窓33と干渉しない立設姿勢との間で可動可能とした上で、配管Pの挿入完了時にはフランジ係合爪66の凹状陥没部69にフランジ部Paを係合させた。よって、本実施例のコネクタ10によれば、配管未挿入の状況と配管挿入完了の状況とで、窓33とフランジ係合爪66との干渉の様子を大きく異なるようにできることから、コネクタ10による配管接続の完了状況を、視覚の上からも操作状況の上からも明確に作業者に認知させることができ、好ましい。
しかも、本実施例のコネクタ10では、既述したように、回転スリーブ30の回転操作に伴う内側ストッパ36によるフランジ係合爪66の外開きの妨げに際して、フランジ係合爪66の凸条74を回転スリーブ30の陥没凹所38に係合させるようにして、この係合に伴う節度感を作業者に付与するようにした。よって、本実施例のコネクタ10によれば、ストッパリング60の凹状陥没部69とフランジ部Paとの係合に伴うフランジ係合爪66による配管抜止の完了と、回転スリーブ30の回転操作に伴うフランジ係合爪66の外開きの妨げの完了とを経た配管接続の完了を、リング部62の凹所77とフランジ係合爪66の凸部76との係合に伴う節度感と、回転スリーブ30の陥没凹所38とフランジ係合爪66の凸条74との嵌合に伴う節度感とにより、作業者に認知させることができる。この結果、本実施例のコネクタ10によれば、フランジ部Paを有する配管Pを容易、且つ確実に接続でき、作業効率が高まる。
次に、他の実施例について説明する。図15は図5相当図であり配管Pの挿入完了状態における他の実施例におけるストッパリング60Aの様子を示す斜視図、図16は図6相当図であり図15のストッパリング60を断面視して示す説明図である。この実施例では、ストッパリング60Aが配管挿入に伴って配管径方向に一旦撓んだ後に弾発復帰する点に特徴がある。
図示するように、ストッパリング60Aにあっても、リング部62とその外周の装着凸部64等を備え、リング部62の端面に当ピッチで備える四つのフランジ係合爪66Aについては、配管軸心方向に伸びて配管径方向に拡張可能な弾発片とされている。そして、このフランジ係合爪66Aは、その基部に二筋の半円状の溝78を備えることから配管径方向の拡張を容易に起こし、フランジ部Paを凹状陥没部69に係合させることで配管Pの抜止を図る。この場合、フランジ係合爪66Aの外縁部68は、その内側の円弧径が配管Pの接続部Pbの外径より小さくされているので、配管Pは、その挿入に際して、フランジ部Paの端面を外縁部68に押し当てる。
このストッパリング60Aを既述したストッパリング60に替えて有するコネクタ10では、配管Pが既述したようにフランジ部Paの端面を外縁部68に押し当てた後に配管挿入が進むと、フランジ係合爪66Aは配管径方向に拡張するよう撓む。そして、配管Pの更なる挿入が進んでフランジ部Paが外縁部68を超えると、フランジ係合爪66Aは、弾発復帰して凹状陥没部69をフランジ部Paに係合させるので、配管Pの抜止がなされる。この状態では、フランジ係合爪66Aは、既述したフランジ係合爪66と同様に、回転スリーブ30のスリーブ周壁内に収まることになるので、その後の回転スリーブ30の回転操作を経て、凸条74と陥没凹所38との係合により、フランジ係合爪66Aは、回転スリーブ30の内側ストッパ36により外開きを妨げられて当該ストッパと係合する。
上記した実施例では、フランジ係合爪66Aと回転スリーブ30の窓33との干渉を起こさないものの、窓33からのフランジ係合爪66Aの視認状態、回転スリーブ30の回転操作後の節度感付与等については、上記の実施例と同様である。よって、ストッパリング60Aを有するコネクタ10にあっても、既述した効果をほぼ同様に奏することができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、この発明は上記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。例えば、上記の実施例では、フランジ部Paを配管全周に亘って備える配管Pについて説明したが、フランジ係合爪66の配設箇所に応じた範囲においてフランジ部Paが形成された配管Pであってもよい。
また、フランジ係合爪66を当ピッチで備えるものについて説明したが、フランジ係合爪66を不等ピッチでリング部62に備えるようにすることもできる。この場合には、回転スリーブ30における窓33を不等ピッチのフランジ係合爪66に合わせたピッチで形成すればよい。
本発明の一実施例にかかるコネクタ10を分解して示す斜視図である。 配管挿入前におけるコネクタ10の様子を一部拡大して示す説明図である。 配管Pの挿入完了状態でコネクタ10を配管軸線方向に沿って半断面視して示す説明図である。 配管未挿入の状態におけるストッパリング60を挿入過程にある配管Pと共に示す斜視図である。 配管Pの挿入完了状態におけるストッパリング60の様子を示す斜視図である。 図5のストッパリング60の断面視の様子を一部拡大して示す説明図である。 回転スリーブ30の斜視図である。 図7における8−8線での断面図である。 図8における9−9線での断面図である。 配管Pの挿入初期におけるコネクタ10の断面図である。 配管Pの挿入が進んでフランジ係合爪66が傾斜姿勢から立設姿勢に推移した状態のコネクタ10の斜視図である。 フランジ係合爪66が立設姿勢に推移した状態のコネクタ10を平面視して示す説明図である。 フランジ係合爪66が立設姿勢に推移した後に回転スリーブ30を回転操作した状態のコネクタ10を平面視して示す説明図である。 回転スリーブ30を回転操作した状態のコネクタ10の斜視図である。 図5相当図であり配管Pの挿入完了状態における他の実施例におけるストッパリング60Aの様子を示す斜視図である。 図6相当図であり図15のストッパリング60を断面視して示す説明図である。
符号の説明
10...コネクタ
20...ハウジング
22...装着筐体
22a...スリーブ装着溝
23...環状突起
24...チューブ接続部
26a...第1接続孔
26b...第2接続孔
26c...第3接続孔
27...リング装着溝
30...回転スリーブ
31a...周縁凸部
31b...周縁凹部
32...筒状体
33...窓
34...端部ストッパ
36...内側ストッパ
38...陥没凹所
56...シール部材
60...ストッパリング
60A...ストッパリング
62...リング部
64...装着凸部
66...フランジ係合爪
66A...フランジ係合爪
67...ブリッジ
68...外縁部
69...凹状陥没部
69a...フランジ当接部
70...挿入孔
71...テーパ部
74...凸条
76...凸部
77...凹所
78...溝
P...配管
Pa...フランジ部
Pb...接続部
Tb...チューブ
PH...包囲領域

Claims (9)

  1. 外周に環状突起を有する配管の接続に用いられるコネクタであって、
    前記配管が挿入される挿入孔を有するハウジングと、
    該ハウジングの前記挿入孔に配設された環状体と、
    前記挿入孔の開口側において前記ハウジングに挿入孔軸回りに回転自在に装着され、挿入された前記配管の前記環状突起を取り囲む包囲領域を形成する回転スリーブと、
    前記包囲領域に位置するよう前記環状体の端面に環状体周方向に複数配設され、前記配管の挿入に伴い前記環状突起に係合して前記配管の抜止を図る環状突起係合爪とを備え、
    前記回転スリーブは、
    前記環状突起係合爪に係合して前記環状突起係合爪の外開きを妨げるストッパを、前記複数の前記環状突起係合爪ごとに備え、
    前記環状突起係合爪が前記環状突起に係合して配管挿入が完了すると回転操作され、該回転操作に伴って前記ストッパを前記環状突起係合爪に係合させる
    コネクタ。
  2. 前記環状突起係合爪は、環状体周方向に等ピッチで配設されている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記環状突起係合爪は、前記環状突起への係合の完了に伴い節度感を付与する節度感付与部を有する請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 請求項1ないし請求項3いずれかに記載のコネクタであって、
    前記ハウジングと前記回転スリーブとは共に筒状体とされ、
    前記ハウジングは、前記挿入孔の開口側の外周壁に挿入孔軸回りの溝を備え、
    前記回転スリーブは、前記溝に係合して挿入孔軸回りに回転自在に前記ハウジングに装着されている
    コネクタ。
  5. 前記ハウジングと前記回転スリーブとは同径の筒状体とされている請求項4に記載のコネクタ。
  6. 請求項1ないし請求項5いずれかに記載のコネクタであって、
    前記回転スリーブは、
    前記包囲領域のスリーブ周壁に前記複数の前記環状突起係合爪ごとの開口部を備え、
    前記配管の未挿入の状態では、前記環状突起係合爪を前記開口部から視認可能な視認回転位置に位置し、配管挿入が完了すると前記視認回転位置からの回転操作に伴って前記ストッパを前記環状突起係合爪に係合させると共に、前記環状突起係合爪を前記スリーブ周壁で覆う
    コネクタ。
  7. 前記環状突起係合爪は、前記回転スリーブと異なる色とされている請求項6に記載のコネクタ。
  8. 請求項1ないし請求項7いずれかに記載のコネクタであって、
    前記挿入孔に配設され、前記挿入された前記配管の先端側の管路部の外周をシールするシール部材を備え、
    前記環状体により、前記シール部材を前記連設挿入孔に保持する
    コネクタ。
  9. 請求項6ないし請求項8いずれかに記載のコネクタであって、
    前記環状突起係合爪は、
    前記環状体との配設位置において前記包囲領域の外側に傾斜するよう可動可能に前記環状体に設けられ、前記環状突起に当接する当接部と前記環状突起に係合する係合部とを備え、
    前記配管の未挿入の状態では前記外側に傾斜した傾斜姿勢を取って、前記回転スリーブの前記開口部に干渉し、配管挿入に伴って前記環状突起が前記当接部に当接すると、前記傾斜姿勢から配管軸芯に沿った姿勢に推移して前記係合部を前記環状突起に係合させると共に、前記回転スリーブのスリーブ周壁に収まる
    コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017008962A (ja) * 2015-06-17 2017-01-12 株式会社ブリヂストン 管継手及び位置決め方法

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