JP2009234638A - 混合容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡素化され、かつ、混合作業において液漏れを起こすことのない混合容器を提案する。
【解決手段】環状周壁1aとこの環状周壁1aの下端に一体連結する底壁1bによってその内側に内容物の収納、混合空間Mを形成するカップ1と、このカップ1の口部1cに着脱自在に固定保持され該口部1cを密閉状態に保持する蓋体2とを備えた混合容器において、前記蓋体2を、カップ1の口部開口に対面する天面壁2aと、この天面壁2aの縁部に一体連結し該カップ1の口部外壁に係合可能な周壁2bにて構成する。そして、前記蓋体2とカップ1との相互間に、該カップ1の口部1cの全域を覆う弾性シート3を設ける。弾性シート3には、前記収納、混合空間M内の圧力上昇に伴って開放するスリットバルブ3aを設け、該蓋体2の天面壁2aに、該蓋体2の内外において連通する貫通孔4を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、種類の異なる材料を単一の混合空間内で混合するのに好適な混合容器に関するものである。
毛染め剤や化粧料では、種類の異なる材料(例えば、主剤と補助剤等)をそれぞれの容器から所定量注出し注出した内容物を別途に用意した密閉型の容器内で混合して使用するものが商品として流通している。
ところで、この種の商品において、とくに内容物の混合に際して内容物が反応してガスが発生するものにあっては、混合容器内の圧力上昇を回避すべくガス抜き機構が必要とされているところ(例えば、特許文献1参照)、近年に至ってはその構造が複雑化していく傾向にあり混合容器そのもののコスト上昇が避けられない状況にあった。
特開2006−182425号公報
本発明の課題は、構造のより簡素化された新規な混合容器を提案するところにある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、環状周壁とこの環状周壁の下端に一体連結する底壁によってその内側に内容物の収納、混合空間を形成するカップと、このカップの口部に着脱自在に固定保持され該口部を密閉状態に保持する蓋体とを備えた混合容器であって、
前記蓋体は、カップの口部開口に対面する天面壁と、この天面壁の縁部に一体連結し該カップの口部外壁に係合可能な周壁からなり、
前記蓋体とカップとの相互間に、該カップの口部の全域を覆う弾性シートを設け、
該弾性シートに、前記収納、混合空間内の圧力上昇に伴って開放するスリットバルブを設け、
該蓋体の天面壁に、該蓋体の内外において連通する貫通孔を設けたことを特徴とする混合容器である。
上記の構成になる混合容器において、蓋体には、その天面壁から突設され、スリットバルブの開放時に該スリットバルブの開放部位に当接してその開放度合いを規制するストッパーを設けるのが好ましい。また、天面壁の下面には、貫通孔を取り囲み弾性シートとの相互間にて極僅かな隙間を残して配置される筒体を設けるのが望ましい。
蓋体の天面壁は、その上面側、下面側への反転を可能とするドーム型の断面形状とすることができる。
カップとしては、環状周壁の内面に間隔をおいて配置され、かつ、カップの軸心に対して角度をもって傾斜させた複数枚の縦リブを設けるか、あるいは、環状周壁を内側に向けて角度をもって局所的に張り出させた複数の凸部を設けることができる。
蓋体とカップとの相互間に弾性シートを設け、この弾性シートに形成したスリットバルブを通して容器内の圧力上昇を開放するようにしたため、構造の複雑化を伴うことはない。
スリットバルブの開放度合いはその開放部位が蓋体の天面壁に設けたストッパーに当接することにより規制されるため該バルブを通して内容物が流れ出るのが抑制される。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがう混合容器の外観斜視図であり、図2は図1の分解斜視図であり、図3は図1に示した混合容器の断面を示した図である。
図における1は内容物の収納、混合空間Mを形成するカップである。このカップ1は環状周壁1aと、この環状周壁1aの下端に一体連結する底壁1bからなる。
2はカップ1の口部1cにねじあるいはアンダーカットにより着脱自在に固定保持され該口部1cを密閉状態に保持する蓋体である。この蓋体2はカップ1の口部開口に対面する天面壁2aと、この天面壁2aの縁部に一体連結し該カップ1の口部外壁に係合可能な周壁2bからなる。
3は蓋体2とカップ1(口部1cの突端)との相互間で挟持される弾性シート(パッキン状のもの)である。この弾性シート3はカップ1の口部1cの全域を覆うものであり、収納、混合空間M内の圧力上昇に伴って開放するスリットバルブ3aが設けられている。
4は蓋体2の天面壁2aに設けられ、その内外において連通する貫通孔、5は蓋体2の天面壁2aの下面で該貫通孔4を取り囲むように設けられた筒体である。この筒体5は弾性シート3との相互間にて極僅かな隙間tを形成する先端部(下端部)を有している。
また、6は蓋体2の天面壁2aの下面に形成された筒状を例として示したストッパーである。このストッパー6はスリットバルブ3aが開放する際に該ストッパーの6の先端部(下端部)が当接してスリットバルブ3aの開放度合いを規制するものであり、該先端部には図4に外観を示す如く加圧ガスを通り抜けやすくするための切欠部6aが形成されている。
さらに、7はカップ1の周壁1aの下部に設けられた縦リブである。この縦リブ7はその周りに沿い間隔をおいて複数枚設けられており、混合容器に対して揺さぶり動作を付加する際に内容物の混合を促進する機能を発揮する。また、該縦リブ7はカップ1を積み重ねる、いわゆるスタッキングに際してカップ1が相互に分離不能に組み合わさるブロッキング現象を効果的に軽減し得る機能をも発揮する。
上記の構成になる混合容器は、蓋体2とカップ1との相互間にスリットバルブ3aを有する弾性シート3を配置した簡単な構造になるものであって、効率的な製造が行え製造コストの上昇を招くことはない。
また、スリットバルブ3aは図5に示すようにストッパー6によりその開放度合いが規制されるだけでなく、貫通孔4は筒体5に取り囲まれているため、内容物の混合を促進すべく容器に揺さぶり動作を加えても該貫通孔4を通して内容物が漏れ出ることはない。
図6は本発明にしたがう混合容器の他の例を示した図である。この例は縦リブ7をより長くするとともにカップ1の軸心に対して角度θをもって傾斜させた例である。縦リブ7に角度θを付与しておくことにより内容物の効率的な混合が可能となる。
図7は本発明にしたがう混合容器の他の例を示した図である。この例はカップ1の環状周壁1aを、内側に向けて角度θをもって局所的に張り出させた複数の凸部8を設け、その部位における径方向の寸法がカップ1の長手方向の中央部で細径になるように成形したものである。
かかる構成の混合容器においては、容器が握りやすくなるうえ内容物の効率的な混合が可能となる。
図8(a)〜(c)は本発明にしたがう混合容器のさらに他の例を示した図である。本発明においては蓋体2の天面壁2aはドーム型をなす断面形状とすることも可能であり、この場合も図8(b)に示すように容器内の圧力が上昇してもスリットバルブ3aの開放度合いが規制されるため内容物の漏れ出しを抑制し効率的な混合が可能となる。
とくに蓋体2をドーム型をなす断面形状とすることで図8(c)に示すように起点2aを境に反転させることが可能となり容器の洗浄等に際して弾性シート3を簡単に取り外すことができる。
弾性シート3は実施の形態において示した如く、カップ1の口部1cと蓋体2との間で挟持して固定することができるが、該弾性シート3は予め蓋体2の内面に装着しておくようにしてもよく、この点については限定されない。
構造が簡素化され、かつ混合動作に際して液漏れのおそれがない混合容器が提供できる。
本発明にしたがう混合容器の外観斜視図である。 図1に示した混合容器の分解状態を示した図である。 図1に示した混合容器の断面を示した図である。 ストッパーの外観形状を示した図である。 スリットバルブが開放された状態を示した図である。 本発明にしたがう混合容器の他の実施の形態を示した図である。 本発明にしたがう混合容器の他の実施の形態を示した図である。 本発明にしたがう混合容器のさらに他の実施の形態を示した図であり、(a)は蓋体の取付け状態を示した図であり、(b)はスリットバルブの開放状態を示した図であり、(c)は蓋体を下面側へ反転させた状態を示した図である。
符号の説明
1 カップ
1a 環状周壁
1b 底壁
1c 口部
2 蓋体
2a 天面壁
2b 周壁
3 弾性シート
3a スリットバルブ
4 貫通孔
5 筒体
6 ストッパー
6a 切欠部
7 縦リブ
8 凸部
t 隙間

Claims (6)

  1. 環状周壁とこの環状周壁の下端に一体連結する底壁によってその内側に内容物の収納、混合空間を形成するカップと、このカップの口部に着脱自在に固定保持され該口部を密閉状態に保持する蓋体とを備えた混合容器であって、
    前記蓋体は、カップの口部開口に対面する天面壁と、この天面壁の縁部に一体連結し該カップの口部外壁に係合可能な周壁からなり、
    前記蓋体とカップとの相互間に、該カップの口部の全域を覆う弾性シートを設け、
    該弾性シートに、前記収納、混合空間内の圧力上昇に伴って開放するスリットバルブを設け、
    該蓋体の天面壁に、該蓋体の内外において連通する貫通孔を設けたことを特徴とする混合容器。
  2. 前記蓋体は、その天面壁から突設され、スリットバルブの開放時に該スリットバルブの開放部位に当接してその開放度合いを規制するストッパーを有する、請求項1記載の混合容器。
  3. 前記蓋体は、天面壁の下面に、貫通孔を取り囲み弾性シートとの相互間にて極僅かな隙間を残して配置される筒体を有する、請求項1又は2記載の混合容器。
  4. 前記蓋体の天面壁は、その上面側、下面側への反転を可能とするドーム型の断面形状を有する、請求項1〜3の何れかに記載の混合容器。
  5. 前記カップは、環状周壁の内面に間隔をおいて配置され、かつ、カップの軸心に対して角度をもって傾斜させた複数枚の縦リブを有する請求項1〜4の何れかに記載の混合容器。
  6. 前記カップは、環状周壁を内側に向けて角度をもって局所的に張り出させた複数の凸部を有する請求項1〜4の何れかに記載の混合容器。
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