JP2009233514A - マイクロ化学反応装置及びマイクロ化学反応システム - Google Patents

マイクロ化学反応装置及びマイクロ化学反応システム Download PDF

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健之 近藤
Tomofumi Shiraishi
朋史 白石
Tsutomu Kawamura
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Abstract

【課題】目的物質の純度及び反応収率を向上させることができるマイクロ化学反応装置及びマイクロ反応システムを提供する。
【解決手段】第1導入溝12A〜12Dからそれぞれ導入された原料Aの流体層及び第2導入溝13A〜13Dからそれぞれ導入された原料Bの流体層を流路幅方向に交互に積層した状態で合流させて縮流する合流流路16と、この合流流路16の下流側に接続され原料A及び原料Bが拡散混合して化学反応する混合流路17とを有するマイクロ化学反応装置1において、第1導入溝12A〜12D及び第2導入溝13A〜13Dのうち流路幅方向最外側に位置する第1導入溝12Aを流路幅方向内側に位置する第1導入溝13B〜13Dより流路抵抗が大きくなるように形成し、流路幅方向最外側に位置する第2導入溝13Dを流路幅方向内側に位置する第2導入流路13A〜13Cより流路抵抗が大きくなるように形成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、化学合成や化学分析等の分野において複数種類の原料を化学反応させるマイクロ化学反応装置及びマイクロ化学反応システムに関する。
近年、化学合成や化学分析の分野では、微細加工技術(MEMS:Micro Electro Mechanical System)を用いて形成された断面寸法1〜1000μmの微細流路からなるマイクロ化学反応装置の利用が検討されている。このマイクロ化学反応装置は、マイクロリアクタ若しくはマイクロミキサと呼ばれ、下記(1)〜(3)の特徴を有するので、反応時間の短縮及び副反応抑制の観点から医薬品及びファインケミカルの合成プロセスへの適用が期待されている。
(1)拡散距離が小さいので、高速混合ができる。
(2)流路内で化学反応を行うので、滞留時間を精密に制御できる。
(3)流体の単位体積当たりの表面積が大きいので、精密な温度制御ができる。
ここで従来、マイクロミキサの一例として、第1種の流体を導入する複数の第1導入流路と、流路幅方向に第1導入流路と交互に配置され第2種の流体を導入する複数の第2導入流路と、複数の第1導入流路からそれぞれ導入された第1種の流体層及び複数の第2導入流路からそれぞれ導入された第2種の流体層を流路幅方向に交互に積層した状態で合流させて縮流する合流流路と、この合流流路の下流側に接続され第1種の流体及び第2種の流体が混合する混合流路とを備えた構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
米国特許第6935768号公報
上記特許文献1に記載のマイクロミキサをマイクロ化学反応装置として適用した場合を想定する。この場合、図14に示すように、複数の第1導入流路からそれぞれ導入された原料Aの流体層及び複数の第2導入流路からそれぞれ導入された原料Bの流体層が流路幅方向(図中上下方向)に交互に積層した状態で合流して縮流した後、互いに隣り合う原料Aの流体層と原料Bの流体層が界面にて拡散混合して化学反応する。このとき、複数の第1導入流路及び複数の第2導入流路のうち流路幅方向内側に位置する第1導入流路及び第2導入流路(これらを総称して内側導入流路と称す)からそれぞれ導入された内側流体層では、両隣に異種の流体層が存在するものの、流路幅方向外側に位置する第1導入流路及び第2導入流路(これらを総称して外側導入流路と称す)からそれぞれ導入された外側流体層では、片隣のみ異種の流体層が存在する。そのため、外側導入流路から導入された外側流体層においては、流路幅方向外側領域(言い換えれば、流路壁側領域)の原料が流路幅方向内側領域の原料に比べて混合及び反応の時間が遅れることになる。その結果、下記の式(1)(2)で表される逐次反応系では、副反応である式(2)のように目的物質Cと未反応の原料が反応して副生成物を生成し、反応液中の目的物質Cの純度及び反応収率が低下する。
原料A+原料B→目的物質C …(1)
目的物質C+原料B→副生成物D …(2)
本発明の目的は、目的物質の純度及び反応収率を向上させることができるマイクロ化学反応装置及びマイクロ反応システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の本発明は、第1種の流体を導入する複数の第1導入流路と、流路幅方向に前記第1導入流路と交互に配置され第2種の流体を導入する複数の第2導入流路と、前記複数の第1導入流路からそれぞれ導入された第1種の流体層及び前記複数の第2導入流路からそれぞれ導入された第2種の流体層を流路幅方向に交互に積層した状態で合流させて縮流する合流流路と、前記合流流路の下流側に接続され、互いに隣接する第1種の流体層及び第2種の流体層が界面にて拡散混合して化学反応する混合流路とを有するマイクロ化学反応装置において、前記複数の第1導入流路及び前記複数の第2導入流路のうち流路幅方向最外側に前記第1導入流路が位置する場合は、流路幅方向最外側に位置する前記第1導入流路を、流路幅方向内側に位置する前記第1導入流路より流路抵抗が大きくなるように形成し、流路幅方向最外側に前記第2導入流路が位置する場合は、流路幅方向最外側に位置する前記第2導入流路を、流路幅方向内側に位置する前記第2導入流路より流路抵抗が大きくなるように形成する。
第1の本発明においては、例えば複数の第1導入流路への供給圧をほぼ均一とし、複数の第2導入流路への供給圧をほぼ均一とした場合、流路幅方向最外側に位置する外側導入流路(第1導入流路又は第2導入流路)における流量を、流路幅方向内側に位置する内側導入流路(第1導入流路又は第2導入流路)における流量より低下することができる。これにより、外側導入流路から導入された外側流体層の流路幅方向厚みを、内側導入流路から導入された内側流体層の流路幅方向厚みに比べて薄くすることができる。したがって、外側流体層で生じやすい混合及び反応遅れの流体を低減することができる。その結果、目的物質の純度及び反応収率を向上させることができる。
上記目的を達成するために、第2の本発明は、第1種の流体を導入する複数の第1導入流路と、流路幅方向に前記第1導入流路と交互に配置され第2種の流体を導入する複数の第2導入流路と、前記複数の第1導入流路からそれぞれ導入された第1種の流体層及び前記複数の第2導入流路からそれぞれ導入された第2種の流体層を流路幅方向に交互に積層した状態で合流させて縮流する合流流路と、前記合流流路の下流側に接続され、互いに隣接する第1種の流体層及び第2種の流体層が界面にて拡散混合して化学反応する混合流路とを有するマイクロ化学反応装置において、前記第1導入流路と前記第2導入流路を流路幅方向にm本毎に交互に配置し、それらの流路幅方向外側に配置する前記第1導入流路又は前記第2導入流路の本数nをmより小さくなるように構成する。
第2の本発明においては、例えば、複数の第1導入流路の流路抵抗が互いにほぼ同じとなるように、かつ複数の第1導入流路への供給圧がほぼ均一となるように構成して、複数の第1導入流路のそれぞれにおける流量をほぼ同じとする。同様に、例えば、複数の第2導入流路の流路抵抗が互いにほぼ同じとなるように、かつ複数の第2導入流路への供給圧がほぼ均一となるように構成して、複数の第2導入流路のそれぞれにおける流量をほぼ同じとする。このような場合に、流路幅方向外側に配置されたn本の外側導入流路(第1導入流路又は第2導入流路)から導入された外側流体層の流路幅方向厚みは、流路幅方向内側に配置されたm本の内側導入流路(第1導入流路又は第2導入流路)から導入された内側流体層の流路幅方向厚みに比べて薄くすることができる。したがって、外側流体層で生じやすい混合及び反応遅れの流体を低減することができる。その結果、目的物質の純度及び反応収率を向上させることができる。
上記目的を達成するために、第3の本発明は、第1種の流体を導入する複数の第1導入流路、流路幅方向に前記第1導入流路と交互に配置され第2種の流体を導入する複数の第2導入流路、前記複数の第1導入流路からそれぞれ導入された第1種の流体層及び前記複数の第2導入流路からそれぞれ導入された第2種の流体層を流路幅方向に交互に積層した状態で合流させて縮流する合流流路、並びに前記合流流路の下流側に接続され、互いに隣接する第1種の流体層及び第2種の流体層が界面にて拡散混合して化学反応する混合流路を有するマイクロ化学反応装置と、前記マイクロ化学反応装置に第1種の流体を供給する第1供給系統と、前記マイクロ化学反応装置に第2種の流体を供給する第2供給系統とを備えたマイクロ化学反応システムにおいて、前記第1供給系統及び前記第2供給系統のうち少なくとも一方は、前記複数の第1導入流路及び前記複数の第2導入流路のうち流路幅方向最外側に位置する外側導入流路に流体を供給する外側供給系統と、前記複数の第1導入流路及び前記複数の第2導入流路のうち流路幅方向内側に位置する内側導入流路に流体を供給する内側供給系統とを有し、前記外側供給系統及び前記内側供給系統は、各外側導入流路への流体の供給量が各内側導入流路への流体の供給量より少なくなるように構成する。
第3の本発明においては、外側供給系統及び内側供給系統によって、流路幅方向最外側に位置する外側導入流路(第1導入流路又は第2導入流路)における流量を、流路幅方向内側に位置する内側導入流路(第1導入流路又は第2導入流路)における流量より低下することができる。これにより、外側導入流路から導入された外側流体層の流路幅方向厚みを、内側導入流路から導入された内側流体層の流路幅方向厚みに比べて薄くすることができる。したがって、外側流体層で生じやすい混合及び反応遅れの流体を低減することができる。その結果、目的物質の純度及び反応収率を向上させることができる。
本発明によれば、目的物質の純度及び反応収率を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
本発明の第1の実施形態を図1〜図5により説明する。
図1は、本実施形態のマイクロ化学反応装置の全体構造を表す斜視図である。図2は、本実施形態のマイクロ化学反応装置を構成するバッファプレートの詳細構造を表す平面図であり、図3は、図2中断面III−IIIにおけるバッファプレートの断面図である。図4は、本実施形態のマイクロ化学反応装置を構成する混合プレートの詳細構造を表す平面図であり、図5は、図4中断面V−Vにおける混合プレートの断面図である。
これら図1〜図5において、マイクロ化学反応装置1は、バッファプレート2、混合プレート3、及び上蓋プレート4を積層した構造となっている。バッファプレート2、混合プレート3、及び上蓋プレート4にはネジ穴(図示せず)が形成されており、それらのネジ穴にボルト5が挿通されてバッファプレート2、混合プレート3、及び上蓋プレート4が互いに締結されるようになっている。
バッファプレート2には、供給口6を介し供給された原料Aを一旦貯留する第1バッファ7と、供給口8を介し供給された原料Bを一旦貯留する第2バッファ9とが形成されている。なお、バッファ7,9の上面側(図3中上側)の開口は、混合プレート3の底面で覆われるようになっている。また、バッファプレート2の上面に形成されたOリング溝10,11にはOリング(図示せず)が設けられており、バッファ7,9のシール性を高めるようになっている。
混合プレート3は、原料Aを導入する例えば4つの第1導入溝12A〜12Dと、原料Bを導入する例えば4つの第2導入溝13A〜13Dとを有しており、第1導入溝12A〜12D及び第2導入溝13A〜13Dは、流路幅方向(図4中上下方向)に1本毎に交互に配置されている。また、第1導入溝12A〜12Dの上流側(図4中左側)と第1バッファ7とを連通する第1導入孔14がそれぞれ形成されており、第1バッファ7から第1導入溝12A〜12Dへの供給圧はほぼ均一となっている。同様に、第2導入溝13A〜13Dの上流側と第2バッファ9とを連通する第2導入孔15がそれぞれ形成されており、第2バッファ9から第2導入溝13A〜13Dへの供給圧はほぼ均一となっている。なお、第1導入孔14及び第2導入孔15はバッファ7,9の位置に合わせて形成されているため、第1導入溝12A〜12Dの流路長は第2導入溝13A〜13Dの流路長に比べて長くなっている。
第1導入溝12A〜12D及び第2導入溝13A〜13Dの下流側(図4中右側)には合流経路16が形成され、この合流経路16の下流側には混合流路17が形成されている。合流流路16では、第1導入溝12A〜12Dからそれぞれ導入した原料Aの流体層と第2導入溝13A〜13Dからそれぞれ導入した原料Bの流体層とを流路幅方向に交互に積層した状態で合流させて縮流するようになっている。混合流路17では、互いに隣接する原料Aの流体層と原料Bの流体層が界面で拡散混合して化学反応し、その生成物等が出口経路18及び接続口19を介し外部に流出するようになっている。なお、第1導入溝12A〜12D、第2導入溝13A〜13D、合流経路16、並びに反応経路17の上面側(図5中上側)の開口は、上蓋プレート4の底面で覆われるようになっている。また、混合プレート3の上面に形成されたOリング溝20にはOリング(図示せず)が設けられており、第1導入溝12A〜12D、第2導入溝13A〜13D、合流流路16、及び混合流路17のシール性を高めている。
ここで本実施形態の大きな特徴として、第1導入路12A〜12D及び第2導入溝13A〜13Dのうち流路幅方向最外側(図4中上側)に位置する第1導入溝12Aは、流路幅方向内側に位置する第1導入溝12B〜12Dに比べて溝幅寸法を小さくしている。これにより、第1導入溝12Aは、第1導入溝12B〜12Dに比べて流路抵抗(圧力損失)が大きくなっている。同様に、第1導入路12A〜12D及び第2導入溝13A〜13Dのうち流路幅方向最外側(図4中下側)に位置する第2導入溝13Dは、流路幅方向内側に位置する第2導入溝13A〜13Cに比べて溝幅寸法を小さくしている。これにより、第2導入溝13Dは、第2導入溝13A〜13Cに比べて流路抵抗(圧力損失)が大きくなっている。
なお、本実施形態では、第1導入溝12B〜12D及び第2導入溝13A〜13Cは、互いに溝幅寸法が同じであり、第1導入溝12A及び第2導入溝13Dは、互いに溝幅寸法が同じとなっている。また、第1導入溝12B〜12Dにそれぞれ対応する第1導入孔14及び第2導入溝13A〜13Dにそれぞれ対応する第2導入孔15は、互いに径寸法が同じとなっている。また、第1導入孔14及び第2導入孔15のそれぞれの断面積は、第1導入溝12A〜12D及び第2導入溝13A〜13Dのうちのいずれの断面積よりも小さくなっている。
以上のように構成された本実施形態においては、第1導入溝12Aにおける流量を第1導入溝12B〜12Dのそれぞれにおける流量より低下することができる。また、第2導入溝13Dにおける流量を第2導入溝13A〜13Cのそれぞれにおける流量より低下することができる。これにより、流路幅方向最外側に位置する第1導入溝12A及び第2導入溝13Dから合流流路16にそれぞれ導入された外側流体層の流路幅方向厚みを、流路幅方向内側に位置する第1導入溝12B〜12D及び第2導入溝13A〜13Cから合流流路16にそれぞれ導入された内側流体層の流路幅方向厚みに比べて薄くすることができる。したがって、外側流体層で生じやすい混合及び反応遅れの原料を低減することができる。その結果、目的物質の純度及び反応収率を向上させることができる。
なお、上記第1の実施形態においては、流路幅方向最外側に位置する第1導入溝12A及び第2導入溝13Dの溝幅寸法を小さくして流路抵抗を大きくする場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば第1導入溝12A及び第2導入溝13Dの深さ寸法を小さくして流路抵抗を大きくするようにしてもよい。また、例えば、第1導入溝12Aに対応する第1導入孔14の径寸法を、第1導入溝12B〜12Dに対応する第1導入孔14の径寸法に比べて小さくして、流路抵抗を大きくするようにしてもよい。同様に、第2導入溝13Dに対応する第2導入孔15の径寸法を、第2導入溝13A〜13Cにそれぞれ対応する第2導入孔15の径寸法に比べて小さくして、流路抵抗を大きくするようにしてもよい。これらの場合も、上記同様の効果を得ることができる。
本発明の第2の実施形態を図6により説明する。本実施形態は、流路幅方向最外側に位置する導入溝を、流路幅方向内側に位置する導入溝より流路長が長くなるように形成した実施形態である。
図6は、本実施形態による混合プレートの詳細構造を表す平面図である。なお、本実施形態において、上記第1の実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態の混合プレート3Aにおいて、流路幅方向最外側に位置する第1導入溝12A’は、上記第1の実施形態同様、流路幅方向内側に位置する第1導入溝12B〜12Dに比べて溝幅寸法を小さくしている。また、第1導入溝12A’は、流れ方向が屈曲(蛇行)するように形成されており、第1導入溝12B〜12Dに比べて流路長を長くしている。これにより、第1導入溝12Aは、第1導入溝12B〜12Dに比べて流路抵抗が大きくなっている。同様に、流路幅方向最外側に位置する第2導入溝13D’は、上記第1の実施形態同様、流路幅方向内側に位置する第2導入溝13A〜13Cの導入溝16に比べて溝幅寸法を小さくしている。また、第2導入溝13D’の導入溝16は、流れ方向が屈曲(蛇行)するように形成されており、第2導入溝13A〜13Cの導入溝16に比べて流路長を長くしている。これにより、第2導入溝13Dは、第2導入溝13A〜13Cに比べて流路抵抗が大きくなっている。
以上のように構成された本実施形態においても、上記第1の実施形態同様、第1導入溝12A’における流量を第1導入溝12B〜12Dのそれぞれにおける流量より低下することができる。また、第2導入溝13D’における流量を第2導入溝13A〜13Cのそれぞれにおける流量より低下することができる。これにより、流路幅方向最外側に位置する第1導入溝12A’及び第2導入溝13D’から合流流路16にそれぞれ導入された外側流体層の流路幅方向厚みを、流路幅方向内側に位置する第1導入溝12B〜12D及び第2導入溝13A〜13Cから合流流路16にそれぞれ導入された内側流体層の流路幅方向厚みに比べて薄くすることができる。したがって、外側流体層で生じやすい混合及び反応遅れの原料を低減することができる。その結果、目的物質の純度及び反応収率を向上させることができる。
本発明の第3の実施形態を図7により説明する。本実施形態は、第1導入溝と第2導入溝を流路幅方向にm本毎に交互に配置し、それらの流路幅方向外側に配置する外側導入溝の本数nをmより小さくなるように構成した実施形態である。なお、本実施形態において、上記第1及び第2の実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図7は、本実施形態による混合プレートの詳細構造を表す平面図である。
本実施形態では、混合プレート3Bには、1本の第1導入溝21A、2本の第2導入溝22A、2本の第1導入溝21B、2本の第2導入溝22B、2本の第1導入溝21C、2本の第2導入溝22C、2本の第1導入溝21D、1本の第2導入溝22Dがその順序で流路幅方向(図7中上下方向)に配置されている。言い換えれば、第1導入溝と第2導入溝を流路幅方向に2本毎に交互に配置し、それらの流路幅方向外側に配置する導入溝を1本としている。なお、本実施形態では、流路幅方向内側に配置する第1導入溝(又は第2導入溝)の1組の本数と流路幅方向外側に配置する第1導入溝(又は第2導入溝)の本数との比を2:1としているが、これに限られたものではない。すなわち、例えば流路形状や流体の粘性及び流速に応じて導入経路の本数等が変化するため、流体反応解析等を行って最適な導入経路の本数を設定することが望ましい。
第1導入溝21A〜21D(及びそれらに対応する第1導入孔14)は、流路抵抗が互いにほぼ同じとなるように構成されており、また第1バッファ7からの供給圧がほぼ均一となっている。これにより、第1導入溝21A〜21Dのそれぞれにおける流量がほぼ同じとなっている。同様に、第2導入溝22A〜22D(及びそれらに対応する第2導入孔15)は、流路抵抗が互いにほぼ同じとなるように構成されており、また第2バッファ9からの供給圧がほぼ均一となっている。これにより、第2導入溝22A〜22Dのそれぞれにおける流量がほぼ同じとなっている。
以上のように構成された本実施形態においては、流路幅方向外側に配置された1本の第1導入溝21Aから合流流路16に導入された外側流体層の流路幅方向厚みは、流路幅方向内側に配置された2本の第1導入溝21B(又は21C,21D)から合流流路16に導入された内側流体層の流路幅方向厚みに比べて薄くすることができる。同様に、流路幅方向外側に配置された1本の第2導入溝22Dから合流流路16に導入された外側流体層の流路幅方向厚みは、流路幅方向内側に配置された2本の第2導入溝22A(又は22B,22C)から合流流路16に導入された内側流体層の流路幅方向厚みに比べて薄くすることができる。したがって、外側流体層で生じやすい混合及び反応遅れの流体を低減することができる。その結果、目的物質の純度及び反応収率を向上させることができる。
また本実施形態では、第1導入溝21A〜21Dの流路抵抗が互いにほぼ同じでかつ第2導入溝22A〜22Dの流路抵抗が互いにほぼ同じとなるように構成されているため、例えばバッファ7,9からの供給圧を変化させた場合でも、各導入溝の流量比を一定とすることができる。したがって、目的物質の生産量を変更したい場合等に容易に対応することができる。
本発明の第4の実施形態を図8〜図11により説明する。本実施形態は、各外側導入溝への流体の供給量が各内側導入溝への流体の供給量より少なくなるように供給系統を構成した実施形態である。なお、本実施形態において、上記第1〜第3の実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図8は、本実施形態のマイクロ反応システムの全体構成を表す図である。図9は、本実施形態のマイクロ化学反応装置を構成する混合プレートの詳細構造を表す平面図である。図10は、本実施形態のマイクロ化学反応装置を構成する上蓋プレートの詳細構造を表す平面図であり、図11は、図10中断面XI−XIにおける上蓋プレートの断面図である。
これら図8〜図11において、マイクロ化学反応システムは、マイクロ化学反応装置1Aと、このマイクロ化学反応装置1Aに原料Aを供給する第1供給系統23と、マイクロ化学反応装置1Aに原料Bを供給する第2供給系統24とを備えている。マイクロ化学反応装置1Aは、バッファプレート2、混合プレート3C、及び上蓋プレート4Aを積層した構造となっている。
混合プレート3Cは、原料Aを導入する例えば4つの第1導入溝25A〜25Dと、原料Bを導入する例えば4つの第2導入溝26A〜26Dとを有しており、第1導入溝25A〜25D及び第2導入溝26A〜26Dは、流路幅方向(図9中上下方向)に1本毎に交互に配置されている。
第1導入路25A〜25D及び第2導入溝26A〜26Dのうち流路幅方向内側に位置する第1導入溝25B〜25Dに対しては、それらの上流側(図9中左側)とバッファプレート2の第1バッファ7とをそれぞれ連通する第1導入孔14が混合プレート3Cに形成されている。同様に、流路幅方向内側に位置する第2導入溝26A〜26Cに対しては、それらの上流側とバッファプレート2の第2バッファ9とをそれぞれ連通する第2導入孔15が混合プレート3Cに形成されている。一方、第1導入路25A〜25D及び第2導入溝26A〜26Dのうち流路幅方向最外側に位置する第1導入溝25Aに対しては、その上流側に連通する供給口27が上蓋プレート4Aに形成されている。同様に、流路幅方向最外側に位置する第2導入溝26Dに対しては、その上流側に連通する供給口28が上蓋プレート4Aに形成されている。
第1供給系統23は、原料Aを供給するポンプ29と、このポンプ29からマイクロ化学反応装置1Aの供給口6に配管接続された内側供給系統30と、この内側供給系統30から分岐されてマイクロ化学反応装置1Aの供給口27に配管接続された外側供給系統31とを有している。そして、ポンプ29からの原料Aが内側供給系統30を介しマイクロ化学反応装置1Aの第1バッファ7に供給されて、第1導入溝25B〜25Dに供給されるようになっている。また、ポンプ29からの原料Aが外側供給系統31を介しマイクロ化学反応装置1Aの第1導入溝25Aに供給されるようになっている。
第2供給系統24は、原料Bを供給するポンプ32と、このポンプ32からマイクロ化学反応装置1Aの供給口8に配管接続された内側供給系統33と、この内側供給系統33から分岐されてマイクロ化学反応装置1Aの供給口28に配管接続された外側供給系統34とを有している。そして、ポンプ32からの原料Bが内側供給系統33を介しマイクロ化学反応装置1Aの第2バッファ9に供給されて、第2導入溝26A〜26Cに供給されるようになっている。また、ポンプ32からの原料Bが外側供給系統34を介しマイクロ化学反応装置1Aの第2導入溝26Dに供給されるようになっている。
そして、本実施形態の大きな特徴として、第1供給系統23における内供給系統30及び外側供給系統31は、流路幅方向最外側に位置する第1導入流路25Aへの原料Aの供給量が、流路幅方向内側に位置する第1導入流路25B〜25Dへのそれぞれの原料Aの供給量より少なくなるように配管構成されている。同様に、第2供給系統24における内供給系統33及び外側供給系統34は、流路幅方向最外側に位置する第2導入流路26Dへの原料Bの供給量が、流路幅方向内側に位置する第2導入流路26A〜26Cへのそれぞれの原料Bの供給量より少なくなるように配管構成されている。
以上のように構成された本実施形態においては、第1導入溝25Aにおける流量を第1導入溝25B〜25Dのそれぞれにおける流量より低下することができる。また、第2導入溝26Dにおける流量を第2導入溝26A〜26Cのそれぞれにおける流量より低下することができる。これにより、流路幅方向最外側に位置する第1導入溝25A及び第2導入溝26Dから合流流路16にそれぞれ導入された外側流体層の流路幅方向厚みを、流路幅方向内側に位置する第1導入溝25B〜25D及び第2導入溝26A〜26Cから合流流路16にそれぞれ導入された内側流体層の流路幅方向厚みに比べて薄くすることができる。したがって、外側流体層で生じやすい混合及び反応遅れの原料を低減することができる。その結果、目的物質の純度及び反応収率を向上させることができる。
また本実施形態では、例えば第1供給系統23の外側供給系統31における配管を交換して流路抵抗を変更すれば、供給量を調節することが可能である。したがって、第1導入流路25Aと第1導入流路25B(又は25C,25D)との流量比の調整作業を容易に行うことができる。同様に、例えば第2供給系統24の外側供給系統34における配管を交換して流路抵抗を変更すれば、供給量を調節することが可能である。したがって、第1導入流路26Dと第2導入流路26A(又は26B,26C)との流量比の調整作業を容易に行うことができる。
なお、上記第4の実施形態においては、特に説明しなかったが、例えば図12に示すように、第1供給系統23の外側供給系統31にバルブ35を設け、第2供給系統24の外側供給系統34にバルブ36を設けてもよい。このような場合は、バルブ35,36によって外側供給系統31,34の供給量を容易に調節することができる。
また、上記第4の実施形態においては、第1供給系統23における内側供給系統30及び外側供給系統31は共通のポンプ29から分岐配管され、第2供給系統24における内側供給系統33及び外側供給系統34は共通のポンプ32から分岐配管された構成を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば図13に示すように、第1供給系統における内側供給系統30A及び外側供給系統31Aは、個別にポンプ29A,29Bを設け、互いに独立するように構成してもよい。同様に、第2供給系統における内側供給系統33A及び外側供給系統34Aは、個別にポンプ32A,32Bを設け、互いに独立するように構成してもよい。このような場合も、上記同様の効果を得ることができる。
なお、以上においては、マイクロ化学反応装置1,1Aは、流路幅方向外側一方に第1導入流路を配置し、流路幅方向外側他方に第2導入流路を配置した構造を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば流路幅方向両外側に第1導入流路を配置した構造としてもよいし、また例えば流路幅方向両外側に第2導入流路を配置した構造としてもよいことは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態のマイクロ化学反応装置の全体構造を表す斜視図である。 本発明の第1の実施形態のマイクロ化学反応装置を構成するバッファプレートの詳細構造を表す平面図である。 図2中断面III−IIIにおけるバッファプレートの断面図である。 本発明の第1の実施形態のマイクロ化学反応装置を構成する混合プレートの詳細構造を表す平面図である。 図4中断面V−Vにおける混合プレートの断面図である。 本発明の第2の実施形態による混合プレートの詳細構造を表す平面図である。 本発明の第3の実施形態による混合プレートの詳細構造を表す平面図である。 本発明の第4の実施形態のマイクロ反応システムの構成を表す図である。 本発明の第4の実施形態のマイクロ化学反応装置を構成する混合プレートの詳細構造を表す平面図である。 本発明の第4の実施形態のマイクロ化学反応装置を構成する上蓋プレートの詳細構造を表す平面図である。 図10中断面XI−XIにおける上蓋プレートの断面図である。 本発明の一変形例のマイクロ反応システムの構成を表す図である。 本発明の他の変形例のマイクロ反応システムの構成を表す図である。 従来技術の課題を説明するための図である。
符号の説明
1 マイクロ化学反応装置
1A マイクロ化学反応装置
7 第1バッファ
9 第2バッファ
12A〜12D 第1導入溝(第1導入流路)
13A〜13D 第2導入溝(第2導入流路)
14 第1導入孔(第1導入流路)
15 第2導入孔(第2導入流路)
16 合流流路
17 混合流路
21A〜21D 第1導入溝(第1導入流路)
22A〜22D 第2導入溝(第2導入流路)
23 第1供給系統
24 第2供給系統
25A〜25D 第1導入溝(第1導入流路)
26A〜26D 第2導入溝(第2導入流路)
29 ポンプ
30 内側供給系統
30A 内側供給系統
31 外側供給系統
31A 外側供給系統
32 ポンプ
33 内側供給系統
33A 内側供給系統
34 外側供給系統
34A 外側供給系統
35 バルブ
36 バルブ

Claims (9)

  1. 第1種の流体を導入する複数の第1導入流路と、流路幅方向に前記第1導入流路と交互に配置され第2種の流体を導入する複数の第2導入流路と、前記複数の第1導入流路からそれぞれ導入された第1種の流体層及び前記複数の第2導入流路からそれぞれ導入された第2種の流体層を流路幅方向に交互に積層した状態で合流させて縮流する合流流路と、前記合流流路の下流側に接続され、互いに隣接する第1種の流体層及び第2種の流体層が界面にて拡散混合して化学反応する混合流路とを有するマイクロ化学反応装置において、
    前記複数の第1導入流路及び前記複数の第2導入流路のうち流路幅方向最外側に前記第1導入流路が位置する場合は、流路幅方向最外側に位置する前記第1導入流路を、流路幅方向内側に位置する前記第1導入流路より流路抵抗が大きくなるように形成し、流路幅方向最外側に前記第2導入流路が位置する場合は、流路幅方向最外側に位置する前記第2導入流路を、流路幅方向内側に位置する前記第2導入流路より流路抵抗が大きくなるように形成したことを特徴とするマイクロ化学反応装置。
  2. 請求項1記載のマイクロ化学反応装置において、前記複数の第1導入流路及び前記複数の第2導入流路のうち流路幅方向最外側に前記第1導入流路が位置する場合は、流路幅方向最外側に位置する前記第1導入流路を、流路幅方向内側に位置する前記第1導入流路より流路断面形状が小さくなるように形成し、流路幅方向最外側に前記第2導入流路が位置する場合は、流路幅方向最外側に位置する前記第2導入流路を、流路幅方向内側に位置する前記第2導入流路より流路断面形状が小さくなるように形成したことを特徴とするマイクロ化学反応装置。
  3. 請求項1又は2記載のマイクロ化学反応装置において、前記複数の第1導入流路及び前記複数の第2導入流路のうち流路幅方向最外側に前記第1導入流路が位置する場合は、流路幅方向最外側に位置する前記第1導入流路を、流路幅方向内側に位置する前記第1導入流路より流路長が長くなるように形成し、流路幅方向最外側に前記第2導入流路が位置する場合は、流路幅方向最外側に位置する前記第2導入流路を、流路幅方向内側に位置する前記第2導入流路より流路長が長くなるように形成したことを特徴とするマイクロ化学反応装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載のマイクロ化学反応装置において、前記複数の第1導入流路への第1種の流体の供給圧をほぼ均一にする第1バッファと、前記複数の第2導入流路への第2種の流体の供給圧をほぼ均一にする第2バッファとを備えたことを特徴とするマイクロ化学反応装置。
  5. 第1種の流体を導入する複数の第1導入流路と、流路幅方向に前記第1導入流路と交互に配置され第2種の流体を導入する複数の第2導入流路と、前記複数の第1導入流路からそれぞれ導入された第1種の流体層及び前記複数の第2導入流路からそれぞれ導入された第2種の流体層を流路幅方向に交互に積層した状態で合流させて縮流する合流流路と、前記合流流路の下流側に接続され、互いに隣接する第1種の流体層及び第2種の流体層が界面にて拡散混合して化学反応する混合流路とを有するマイクロ化学反応装置において、
    前記第1導入流路と前記第2導入流路を流路幅方向にm本毎に交互に配置し、それらの流路幅方向外側に配置する前記第1導入流路又は前記第2導入流路の本数nをmより小さくなるように構成したことを特徴とするマイクロ化学反応装置。
  6. 請求項5記載のマイクロ化学反応装置において、前記複数の第1導入流路への第1種の流体の供給圧をほぼ均一にする第1バッファと、前記複数の第2導入流路への第2種の流体の供給圧をほぼ均一にする第2バッファとを備え、前記複数の第1導入流路の流路抵抗が互いにほぼ同じでかつ前記複数の第2導入流路の流路抵抗が互いにほぼ同じとなるように構成したことを特徴とするマイクロ化学反応装置。
  7. 第1種の流体を導入する複数の第1導入流路、流路幅方向に前記第1導入流路と交互に配置され第2種の流体を導入する複数の第2導入流路、前記複数の第1導入流路からそれぞれ導入された第1種の流体層及び前記複数の第2導入流路からそれぞれ導入された第2種の流体層を流路幅方向に交互に積層した状態で合流させて縮流する合流流路、並びに前記合流流路の下流側に接続され、互いに隣接する第1種の流体層及び第2種の流体層が界面にて拡散混合して化学反応する混合流路を有するマイクロ化学反応装置と、前記マイクロ化学反応装置に第1種の流体を供給する第1供給系統と、前記マイクロ化学反応装置に第2種の流体を供給する第2供給系統とを備えたマイクロ化学反応システムにおいて、
    前記第1供給系統及び前記第2供給系統のうち少なくとも一方は、前記複数の第1導入流路及び前記複数の第2導入流路のうち流路幅方向最外側に位置する外側導入流路に流体を供給する外側供給系統と、前記複数の第1導入流路及び前記複数の第2導入流路のうち流路幅方向内側に位置する内側導入流路に流体を供給する内側供給系統とを有し、
    前記外側供給系統及び前記内側供給系統は、各外側導入流路への流体の供給量が各内側導入流路への流体の供給量より少なくなるように構成したことを特徴とするマイクロ化学反応システム。
  8. 請求項7記載のマイクロ化学反応システムにおいて、前記外側供給系統及び前記内側供給系統は、共通のポンプから分岐配管されるように構成したことを特徴とするマイクロ化学反応システム。
  9. 請求項8記載のマイクロ化学反応システムにおいて、前記外側供給系統は、供給量を調節可能なバルブを設けたことを特徴とするマイクロ化学反応システム。
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