JP2009232677A - エラストマートランスデューサーおよび誘電性ゴム組成物ならびに発電素子 - Google Patents

エラストマートランスデューサーおよび誘電性ゴム組成物ならびに発電素子 Download PDF

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純一 志熊
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道太 外尾
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Abstract


【課題】優れた耐久性とトランスデューサー性能を発揮できる新規なエラストマートランスデューサーおよび誘電性ゴム組成物ならびに発電素子の提供。
【解決手段】一対の電極層10,10間に中間層20を介装してなるエラストマートランスデューサー100であって、前記電極層10,10をベースゴムに導電性フィラーを含有した導電性ゴム組成物で構成すると共に、前記中間層20をベースゴムに誘電性フィラーを含有した誘電性ゴム組成物で構成する。これによって、優れた変形能を有し、ひずみなどの繰り返し応力に対して優れた耐久性を発揮できると共に、優れたトランスデューサー性能を発揮できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気エネルギーと機械エネルギーを相互に変換するためのトランスデューサー(変換器)に係り、特に誘電性ゴム組成物を用いたエラストマートランスデューサーおよびこれを構成する誘電性ゴム組成物ならびにこれらを用いた発電素子に関する。
電気エネルギーと機械エネルギーを相互に変換するためのトランスデューサー(変換器)は、例えば、モバイル機器、エンジン、人工筋肉などの電源(ジェネレータ)や、ポンプ、スピーカーなどのアクチュエータなどとして多種多様の分野への応用が検討されている。
また、トランスデューサーを構成する誘電性ゴム組成物はアンテナやコンデンサなどに応用が検討されている。
このようなトランスデューサー(変換器)は、ポリマー(誘電性ゴム)を中間層としてその両端を一対の電極層で挟んだ構造の誘電性エラストマー積層体から構成されている。例えば以下の特許文献1などには、トランスデューサーとして機能するシリコンやアクリルゴムなどをベースとした誘電性エラストマーの両面に電極となる素材を配設した構造の誘電性エラストマー積層体が開示されている。また、この誘電性エラストマーの材料として、以下の特許文献2などにはベースとなるエラストマーに高誘電率を示すセラミックス材料を分散させたものが開示されており、また、以下の特許文献3などには、ベースエラストマーに双極子モーメントを上昇させる活性成分を添加することで高い非誘電を示すエラストマーが開示されている。
特表2003−505865号公報 特開2007−063337号公報 特開2002−285013号公報
ところで、これら特許文献1〜3などに開示されているような従来の誘電性エラストマーには、以下に示すような課題がある。
1.高誘電率を達成すべく双極子モーメント量を増加させる活性成分を多量に添加しているため、エラストマーが本来有する可撓性を損なってしまい、トランスデューサーとしての性能が充分に発揮されないことが想定される。
2.また、誘電性セラミックスを多量に添加しているため、可撓性を損なうだけでなく、伸縮を繰り返し行った際に、亀裂や破断などが生じることがある。
3.また、素材の誘電率を向上させるために、添加剤を含有させても良いとの記載はあるが、トランスデューサーとしてどの程度の比誘電率、弾性率が好適であるかなどの具体的な数値は示されていない。
そこで、本発明は前記のような問題点を解決するために案出されたものであり、その目的は、優れた耐久性とトランスデューサー性能および発電性能を発揮できる新規なエラストマートランスデューサーおよび誘電性ゴム組成物ならびにこれらを用いた発電素子を提供するものである。
前記課題を解決するために第1の発明は、
一対の電極層間に中間層を介装してなるエラストマートランスデューサーであって、前記電極層がベースゴムに導電性フィラーを含有した導電性ゴム組成物で構成されると共に、前記中間層がベースゴムに誘電性フィラーを含有した誘電性ゴム組成物で構成されることを特徴とするエラストマートランスデューサーである。
また、第2の発明は、
第1の発明において、前記誘電性ゴム組成物の誘電性フィラーが、チオカルボニル基を有する有機化合物であることを特徴とするエラストマートランスデューサーである。
また、第3の発明は、
第1または第2の発明において、前記誘電性ゴム組成物が、アクリル系樹脂、シリコン系樹脂、クロロブレン系樹脂、フロロシリコン系樹脂の少なくとも1つであることを特徴とするエラストマートランスデューサーである。
また、第4の発明は、
第2または第3の発明において、前記チオカルボニル基を有する有機化合物が、チオウレア誘導体、チオアミド誘導体、チオケトン誘導体、ジチオカルバミン酸エステル誘導体の少なくとも1つであることを特徴とするエラストマートランスデューサーである。
また、第5の発明は、
第1〜第4のいずれかの発明において、前記導電性ゴム組成物のベースゴムと、前記誘電性ゴム組成物のベースゴムが同一樹脂であることを特徴とするエラストマートランスデューサーである。
また、第6の発明は、
第1〜第5のいずれかの発明において、前記中間層の厚さが10μm以上500μm以下であり、かつ前記各電極層の厚さが0.05μm以上100μm以下であることを特徴とするエラストマートランスデューサーである。
一方、第7の発明は、
ベースゴムに誘電性フィラーを含有した誘電性ゴム組成物であって、前記誘電性フィラーとしてチオカルボニル基を有する有機化合物を用いたことを特徴とする誘電性ゴム組成物である。
また、第8の発明は、
前記エラストマートランスデューサーを芯材上に取り付けると共に、当該エラストマートランスデューサーの各電極層に導電線を接続してなることを特徴とする発電素子である。
また、第9の発明は、
前記エラストマートランスデューサーを芯材上に複数取り付けると共に、当該各エラストマートランスデューサー同士を導電線で電気的に直列または並列に接続してなることを特徴とする発電素子である。
また、第10の発明は、
第8または第9のいずれかの発電素子において、前記芯材の形状が、シート状または円柱状あるいは筒状であることを特徴とする発電素子である。
また、第11の発明は、
第8〜第10のいずれかの発電素子において、前記芯材がPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)からなることを特徴とする発電素子である。
本発明に係るエラストマートランスデューサーにおいては、双極子モーメント量を増加させる活性成分を多量に添加する必要がないため、優れた変形能を有し、ひずみなどの繰り返し応力に対して優れた耐久性を発揮できる。
また、中間層を構成する誘電性ゴム組成物の誘電性フィラーとしてチオカルボニル基を有する有機化合物を用いたため、優れたトランスデューサー性能を発揮することができる。
そして、このエラストマートランスデューサーを用いた発電素子によれば、小型・軽量でかつ優れた変形能および発電能を発揮することができる。
本発明に係るエラストマートランスデューサー100の実施の一形態を示す構成図である。 アクチュエーション確認テストの一例を示す説明図である。 発電量確認テストの一例を示す説明図である。 チオカルボニル基を有する有機化合物であるノクセラーTMU、ノクセラーEURの添加率に対する比誘電率の変化を示すグラフ図である。 本発明のエラストマートランスデューサー100を発電源として用いた発電素子200の実施の一形態を示す構成図である。 シート状の芯材60上に本発明のエラストマートランスデューサー100を複数配列した発電素子200の実施の一形態を示す平面図である。 図6に示す発電素子200の側面図である。 (a)は円柱状の芯材60上に本発明のエラストマートランスデューサー100を設けた発電素子200の斜視図、(b)はその平面図である。 (a)は筒状の芯材60上に本発明のエラストマートランスデューサー100を設けた発電素子200の斜視図、(b)はその平面図である。 (a)は円柱状の芯材60上に本発明のエラストマートランスデューサー100をその軸方向に複数設けた発電素子200の斜視図、(b)はその平面図である。 (a)は円柱状の芯材60上に本発明のエラストマートランスデューサー100をその周方向に複数設けた発電素子200の斜視図、(b)はその平面図である。
次に、本発明の実施の一形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係るエラストマートランスデューサー100の実施の一形態を示したものである。
図示するようにこのエラストマートランスデューサー100は、一対の電極層10,10間に誘電性の中間層20を介装(積層)して構成されている。
そして、この電極層10,10は、ベースゴムに導電性フィラーを含有した導電性ゴム組成物で構成されていると共に、中間層20は、ベースゴムに誘電性フィラーを含有する誘電性ゴム組成物で構成されている。
先ず、この電極層10,10としては、体積抵抗率が1×10Ω・m以下、より好ましくは1×10−3Ω・m以下のものを用いる。体積抵抗率が1×10Ω・mを超えると、導電性が低いために応答性が悪くなることが想定され、好ましくない。具体的には、導電性カーボンブラックの1種である、ケッチェンブラックやアセチレンブラック、または黒鉛、炭素繊維、カーボンナノファイバー(CNF)、カーボンナノチューブ(CNT)などの炭素材料、または金、銀、白金などの金属材料を導電性フィラーとして含有したものが望ましい。
また、この電極層10,10を構成する導電性ゴム組成物のベースゴムとしては、中間層20を構成する誘電性ゴム組成物のベースゴムと同じものを用いることが好ましく、例えば、シリコン系、変成シリコン系、アクリル系、ポリクロロプレン系、ポリサルファイド系、ポリウレタン系、ポリイソブチル系などを用いることができる。特に、このなかでもアクリル系およびシリコン系、ポリクロロプレン系を用いたものは柔軟性が高く、変形能に優れ好適である。
また、この電極層10,10の厚さとしては、約0.05μm〜100μmの範囲、好ましくは1〜50μmの範囲である。0.05μm未満では、膜厚が薄く、膜厚を均一にすることが困難となり変形時に穴や亀裂などの破損が生じる。反対に100μmを超えると膜厚が厚すぎて応答性が悪くなる上に、変形に追随することが困難となるからである。 また、この電極層10,10の物性としては、硬さ(ディロメータAスケール)が20〜60、より好ましくは30〜50の範囲である。硬さが20未満の場合は、変形能は大きくなるものの、機械的強度が不足する傾向が強くなって実用性が低下し、好ましくない。反対に硬さが60を超える場合は、機械的強度は大きいが、絶対的な変形能が不足するため、実用性が低い。
一方、中間層20を構成する誘電性ゴム組成物のベースゴムとしては、例えば以下の表1に示すように、アクリルゴム、クロロプレンゴム、シリコンゴム、イソプロピレンゴム、スチレンブタジエンゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、ニトリルゴム、フルオロシリコンゴム、フッ素ゴムなどが好適であり、このなかでも特に好ましいのは、「ベースゴム単体で高い比誘電率を示す」、「後述する誘電性フィラーとの相溶性が良い」、「安価かつ入手が容易で成形性が良い」、「成形体の硬さ(ディロメータAスケール)が30〜50の範囲内」、「最大伸びが500%を超える」といった全ての条件を備えるアクリルゴムやシリコンゴム、クロロプレンゴムである。より好適には電極層10,10を構成する導電性ゴム組成物のベースゴムと同じものである。
Figure 2009232677
また、チオカルボニル基を有する有機化合物としては、以下の化式1に示すチオウレア誘導体、化式2に示すチオアミド誘導体、化式3に示すチオケトン誘導体、化式4に示すジチオカルバミン酸エステル誘導体などが好適である。これらの有機化合物は、過去温度、使用温度、目標とする比誘電率、および用いるベースゴムとの相溶性を考慮して適宜選択されることになるが、なかでもチオウレア誘導体は、空気や水に対して非常に安定であり、ベースゴムとの相溶性に優れると共に低い融点を示すことから最も好適な有機化合物である。
Figure 2009232677
Figure 2009232677
Figure 2009232677
Figure 2009232677
このチオカルボニル基を有する有機化合物の含有率は、目的とする誘電率、ベースゴムの種類などによって適宜選択されるが、おおよそ5〜40重量%であり、より好ましくは10〜30重量%である。含有率が5重量%を未満では、ベースゴム中に存在する絶対量が少なすぎるため、比誘電率がさほど向上せず、トランスデューサー性能を存分に発揮できず、また、40重量%を超えて添加した場合、ベースゴムとの相溶性の限界を超えてしまい、可撓性が大きく損なわれてしまうからである。
また、これらベースゴムに配合される誘電性フィラーとしては、高誘電セラミックス粉末やチオカルボニル基を有する有機化合物が好適である。
高誘電セラミックス粉末としては、以下の表2に示すようなチタン酸バリウム(BaTiO)やチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、ランタンドープチタンサン酸ジルコン酸鉛(PLZT)、チタン酸ストロンチウム(SrTiO)、チタン酸鉛(PbTiO)、チタン酸ビスマス、チタン酸ビスマスバリウムなどが好適である。なかでもチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)は、200℃以上のキュリー点と、高い比誘電率を併せ持つため、最も好適である。なお、一定の比誘電率とキュリー点を有するものであれば、これら以外の化合物であっても良い。
Figure 2009232677
また、この高誘電セラミックス粉末の含有率は、目的とする比誘電率、化合物自体によって適宜選択されるが、5〜70重量%、より好ましくは5〜50重量%の範囲である。70重量%を超えて添加した場合、ベースゴムの相対重量比が小さくなって可撓性が大きく損なわれてしまい、結果、トランスデューサー性能を存分に発揮できないからである。
また、この中間層20の厚さとしては、用いるベースゴムによる異なるが、絶縁性が維持できる厚さである約10μm〜500μmであり、より好ましくは200〜300μmの範囲である。10μm未満では、電圧を印加した際、絶縁破壊を起こしてしまうおそれがあると共に、変形時に穴などが発生するおそれが高くなるからである。反対にその厚さが500μmを超えると、膜厚が厚すぎて変形に大きな力が必要となり、応答性が低下してしまうおそれがあるからである。
他の物性としては、硬さ(ディロメータAスケール)が20〜60、より好ましくは30〜50の範囲である。硬さが20未満の場合は、変形能は大きくなるものの機械的強度が不足する傾向が強くなって実用性が低下するため好ましくない。反対に硬さが60を超える場合は、絶対的な変形能が不足するため、実用性が低い。
そして、このような構成をした本発明のエラストマートランスデューサー100にあっては、以下の実施例で実証されるように、優れた変形能を有し、ひずみなどの繰り返し応力に対して優れた耐久性を発揮できる。また、中間層を構成する誘電性ゴム組成物の誘電性フィラーとしてチオカルボニル基を有する有機化合物を用いたため、優れたトランスデューサー性能を発揮することができる。
次に、図5〜図11は、このような本発明のエラストマートランスデューサー100を発電源として用いた発電素子200の実施の一形態を示したものである。
先ず、図5の発電素子200は、本発明のエラストマートランスデューサー100を絶縁性の平板状の芯材60上に一体的に接着したものである。このような構造であれば、平板状をした小型・軽量の発電素子200を得ることができるため、携帯電話などのようにスペース的な制約の多い電子機器の電源として活用することができる。
次に、図6および図7の発電素子200は、シート状をした芯材60上に本発明のエラストマートランスデューサー100を複数配列すると共に、これら各エラストマートランスデューサー100を導電線70によって電気的に直列に接続したものである。そして、このような構成であれば、そのエラストマートランスデューサー100の数に応じた電圧が加算された大量の電気を取り出せるだけでなく、このシート状をした芯材60自体が適度な可撓性を発揮できる。そのため、例えば電子機器のケーシング内面などに貼り付けるように設置できるため、その設置形状や場所などの制約が少なく、より使い勝手の良い電源として用いることができる。
なお、このように複数のエラストマートランスデューサー100同士を直列に接続する場合、下部電極がマイナス極、上部電極がプラス極となるため、図示するように導電線70は隣接する上部電極と下部電極同士を直接接続するようになる。また、このように本発明のエラストマートランスデューサー100を複数配列した場合には、各エラストマートランスデューサー100を電気的に並列に接続しても良いことは勿論である。
また、図8の発電素子200は、円柱状をした芯材60の表面に本発明のエラストマートランスデューサー100を一体的に接着したものである。そして、このような構造であれば、エラストマートランスデューサー100の大きさ(面積)を犠牲にすることなく、狭い空間などに効率的に設置することができる。
さらに、この変形例として図9に示すように筒状をした芯材60を用いれば、その表面(外面)のみならず、その内側にも本発明のエラストマートランスデューサー100を一体的に接着することができる。これにより、全体の大きさを変えることなく、さらに優れた発電能力を発揮することが可能となる。
また、図10および図11に示すように、円柱状をした芯材60に対してその周方向または軸方向に複数のエラストマートランスデューサー100を一体的に接着すると共に、図6と同様にこれら各エラストマートランスデューサー100同士を図示しない導電線によって電気的に直列または並列に接続すれば、より優れた発電能力を発揮することができる。
ここで、芯材60としては、広い使用温度範囲、耐薬品性、電気絶縁性、低摩擦性、非粘着性、耐候性、難燃性などを満足する材料を用いることが望ましく、例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)などのフッ素樹脂を用いることが望ましい。
次に、本発明のエラストマートランスデューサー100に係る具体的実施例を説明する。
(実施例1〜16)
以下の表3および表4に示すように、架橋剤(加硫剤:トーヨーポリマー株式会社製ポリネート70(ソフト硬化剤))を8重量%添加した反応性塊状アクリルゴム(ACM)(株式会社トウペ製トアアクロンSA−310)(実施例1〜10)、または、架橋剤(加硫剤:関東化学株式会社製 酸化亜鉛、株式会社高純度化学製 酸化マグネシウム)を0.5重量%添加した反応性チップ状クロロプロピレンゴム(CR)(昭和電工株式会社製ショウプレンW)(実施例11〜16)をそれぞれベースゴムとし、このベースゴムに、チオカルボニル基を有する有機化合物としてノクセラーTMU(大内新興化学工業株式会社製 トリメチルチオウレア)(実施例1〜3、11,12)、またはノクセラーEUR(大内新興化学工業株式会社製 1,3−ジエチルチオウレア)(実施例4〜6、13,14)、またはTMTU(東京化成工業株式会社製 テトラメチルチオウレア)(実施例7,8)、またはTMTM(東京化成工業株式会社製 テトラメチルチウラムモノスルフィド)(実施例9、10)、またはノクセラーC(大内新興化学工業株式会社製 1,3−ジフェニルチオウレア)(実施例15)、またはノクセラーM(大内新興化学工業株式会社製 2−メルカプトベンゾチアゾール)(実施例16)を、所定の割合で添加分散させて中間層20となる誘電性ゴム組成物を作製した。
その後、これら各誘電性ゴム組成物をKコントロールコーター(松尾製作所製)を用いて半硬化状態の薄膜を作製し、各試料の膜厚、比誘電率、硬さ、破断伸びを測定し、各測定結果をそれぞれ以下の表3および表4に示した。
Figure 2009232677
Figure 2009232677
(比較例1〜8)
以下の表5に示すように、実施例と同じベースゴム単独(比較例1,6)からなる誘電性ゴム組成物、またはこのベースゴムに、チオカルボニル基を有する有機化合物として実施例と同じノクセラーTMU(比較例2,3、7,8)、ノクセラーC(比較例4)を所定の割合で添加分散させて中間層20となる誘電性ゴム組成物を作製した。なお、比較例5では、有機化合物としてDEU(東京化成工業株式会社製 1,3−ジエチルウレア)を用いた。
その後、実施例と同じく各試料の膜厚、比誘電率、硬さ、破断伸びを測定し、各測定結果をそれぞれ以下の表5に示した。
Figure 2009232677
この結果、表3〜表5からもわかるように、本発明に係る実施例1〜16では、チオカルボニル基を有する有機化合物をベースゴムに分散させることにより、ベースゴム単独の比較例1,6に比べて比誘電率が大幅に向上した。
比誘電率の大きさは、添加する有機化合物の重量分率に依存する。
図4は、ノクセラーTMU、ノクセラーEURの添加率に対する比誘電率の変化を示すグラフ図である。図示するようにいずれの場合も添加量が大きくなるにつれて比誘電率が向上し、20重量%付近で極大値を示し、その後は、添加量が増加するにつれて比誘電率は徐々に減少することがわかる。
また、ベースゴムにそれぞれ35重量%,35重量%,50重量%ずつ有機化合物を添加した比較例3,4,8では、比誘電率は8〜10程度の値を示すものの、破断伸びが200%以下となってしまい、可撓性が大きく損なわれてしまった。
また、比較例5は、有機化合物としてノクセラーEURと非常に構造の近いジエチルウレア(DEU)を添加したものであるが、非誘電率においては、EURと同等の値を示したものの、硬さ、破断伸びはEURを添加したものと比較して大きく劣ってしまった。
次に、以下の表6(実施例17〜21)および表7(比較例9〜13)に示すように、これら実施例2,4,10,12,13および比較例1,2,3,6,7で得られた中間層(誘電性ゴム組成物)を用い、その上下に電極層を配置し、加圧加熱処理による架橋処理を行って積層体を作製した。
ここで、電極層は、表6および表7に示すように前述した反応性塊状アクリルゴムに導電性フィラーとしてCNFをそれぞれ所定量添加分散した導電性ゴム組成物を作製し、この導電性ゴム組成物をKコントロールコーター(松尾製作所製)を用いて半硬化状態の薄膜化したもの試料として用いた。
その後、これら各積層体に対して以下に詳述するようなアクチュエーション確認テストと発電量確認テストを行い、そのテスト結果(変形能および発電能)を表6および表7に示した。
(アクチュエーション確認テスト)
図2に示すように、各積層体の上下の電極層10,10の一部に薄片状の銅電極30,30を導電性接着剤(常温乾燥タイプ:藤倉化成製ドータイトD−362)を用いて接着し、これを高電圧発生装置40に接続した。そして、この高電圧発生装置40から積層体に対して1kVの電圧を印加し、その際のアクチュエーション変形量を観察した。なお、このアクチュエーション変形量としては、中間層を構成する誘電性ゴム組成物としてアクリルゴムのみを用いた表7の比較例9を「1」として比較した。
(発電量確認テスト)
図3に示すように、各積層体の電極層10に銅電極30を介して電流計60を接続し、銅電極30を設置した側の片端を固定板50によって固定した。その後、他方の一端を50%力学的に伸張し、復元させたときに発生する電流値を測定することで行った。なお、この発電量としては、比較例9の電流値を「1」として比較した。
Figure 2009232677
Figure 2009232677
この結果、アクチュエーション確認テストによる変形能については、比較例9〜13は、最大で1.2程度であったのに対し、本発明に係る実施例17〜21は、いずれも比較例9の2倍程度の大きな変形が観察された。
一方、発電量確認テストによる発電能については、10以上の高い比誘電率を示す誘電性ゴム組成物からなる中間層を用いた実施例17〜21では、比較例9の2倍以上の電流値が観察された。また、比較例11では高い発電量を示したが、アクチュエーション変形量は非常に小さいものであった。
(実施例22〜32)
以下の表8および表9に示すように、前記実施例1〜10と同じ架橋剤を8重量%添加した反応性塊状アクリルゴム(実施例22〜29)、前記実施例11〜16と同じ架橋剤を0.5重量%添加した反応性チップ状クロロプロピレンゴム(CR)(実施例30〜32)をそれぞれベースゴムとし、このベースゴムに、チオカルボニル基を有する有機化合物としてノクセラーTMU(実施例22〜25、30,31)、またはノクセラーEUR(実施例26,27,32)、またはTMTU(実施例28,29)と、高誘電セラミックスとしてPTZ(富士チタン工業株式会社製)またはBaTiO(富士チタン工業株式会社製)を、所定の割合で添加分散させて中間層20となる誘電性ゴム組成物を作製した。
その後、これら各誘電性ゴム組成物をKコントロールコーター(松尾製作所製)を用いて半硬化状態の薄膜を作製し、各試料の膜厚、比誘電率、硬さ、破断伸びを測定し、各測定結果をそれぞれ以下の表8および表9に示した。
Figure 2009232677
Figure 2009232677
(比較例14〜16)
表9の右欄に示すように、ベースゴム(比較例14,15)にノクセラーTMU(比較例16)と、高誘電セラミックスとしてPTZを所定の割合で添加分散させて中間層20となる誘電性ゴム組成物を作製した。
その後、実施例と同じく各試料の膜厚、比誘電率、硬さ、破断伸びを測定し、各測定結果をそれぞれ表9に示した。
この結果、表8および表9からもわかるように、本発明に係る実施例22〜32では、ベースゴムに、チオカルボニル基を有する有機化合物と共に高誘電セラミックスを分散させることにより、有機化合物を添加しない比較例14,15に比べて比誘電率が大幅に向上した。また、比較例16は、両方を添加したものであるが、高誘電セラミックスの添加率が多すぎるため、比誘電率は高いものの可撓性が失われてしまった。
そして、以下の表10に示すように、これら実施例22,24,25,29および比較例14,16で得られた中間層(誘電性ゴム組成物)を用い、前記と同様な方法で7種類の積層体(実施例33〜37、比較例17,18)を作製し、これら各積層体に対して前記と同様なアクチュエーション確認テストと発電量確認テストを行い、そのテスト結果(変形能および発電能)を表10に示した。
Figure 2009232677
この結果、変形能については、比較例17,18が最大で1.2程度であったのに対し、本発明に係る実施例33〜37は、いずれも比較例17の2倍程度の大きな変形が観察された。
また、発電能については、10以上の高い比誘電率を示す誘電性ゴム組成物からなる中間層を用いた実施例33〜37では、比較例17の2倍以上の電流値が観察された。また、比較例18では高い発電量を示したが、アクチュエーション変形量は非常に小さいものであった。
(実施例38〜43)
以下の表11に示すように、前記実施例と同じ架橋剤を添加した反応性塊状アクリルゴム(実施例38〜41)、反応性チップ状クロロプロピレンゴム(CR)(実施例42,43)をそれぞれベースゴムとし、このベースゴムに、チオカルボニル基を有する有機化合物としてノクセラーC(実施例38)、ノクセラーEUR(実施例39)、ノクセラーTMU(実施例40〜43)を所定の割合で添加分散させた誘電性ゴム組成物を用いて中間層を作製した。なお、この中間層の厚さ、比誘電率および硬さは表に示す通りである。
そして、これら種類の中間層(誘電性ゴム組成物)の上下に、反応性塊状アクリルゴムにCNFを分散させてなる電極層を積層し、前記と同様な方法で6種類の積層体(実施例38〜43)を作製した。その後、これら各積層体に対して前記と同様なアクチュエーション確認テストと発電量確認テストを行い、そのテスト結果(変形能および発電能)を表11に示した。
(比較例19〜23)
以下の表12に示すように、前記実施例と同じ架橋剤を添加した反応性塊状アクリルゴム(比較例19,20)、反応性チップ状クロロプロピレンゴム(CR)(比較例21〜23)をそれぞれベースゴムとし、このベースゴム単独からなる誘電性ゴム組成物(比較例19,21)、あるいはこのベースゴムに、ノクセラーTMU(比較例20、22)、ノクセラーM(比較例23)を所定の割合で添加分散させた誘電性ゴム組成物を用いて中間層を作製した。なお、この中間層の厚さ、比誘電率および硬さは表に示す通りである。
そして、前記実施例38〜43と同様にこれら6種類の中間層(誘電性ゴム組成物)の上下に、反応性塊状アクリルゴムにCNFを分散させてなる電極層を積層し、前記と同様な方法で5種類の積層体(比較例19〜23)を作製した。その後、これら各積層体に対して前記と同様なアクチュエーション確認テストと発電量確認テストを行い、そのテスト結果(変形能および発電能)を表12に示した。
Figure 2009232677
Figure 2009232677
この結果、表11および表12からもわかるように、変形能については、比較例19〜23では、最大で1.2程度であったのに対し、本発明に係る実施例38〜43は、いずれも比較例19の2倍程度の大きな変形が観察された。
また、発電能については、10以上の高い比誘電率を示す誘電性ゴム組成物からなる中間層を用いた実施例38〜43では、比較例19の2倍以上の電流値が観察された。
(実施例44〜49)
以下の表13に示すように、前記実施例と同じ反応性塊状アクリルゴム(実施例44〜47)、反応性チップ状クロロプロピレンゴム(CR)(実施例48,49)をそれぞれベースゴムとし、このベースゴムに、チオカルボニル基を有する有機化合物としてノクセラーTMU(実施例44〜46)、ノクセラーEUR(実施例47)、ノクセラーTMU(実施例48,49)と、高誘電性セラミックスとしてPZTまたはBaTiO3を所定の割合で添加分散させた誘電性ゴム組成物を用いて中間層を作製した。なお、この中間層の厚さ、比誘電率および硬さは表に示す通りである。
そして、これら6種類の中間層(誘電性ゴム組成物)の上下に、反応性塊状アクリルゴムにCNFを分散させてなる電極層を積層し、前記と同様な方法で6種類の積層体(実施例44〜49)を作製した。その後、これら各積層体に対して前記と同様なアクチュエーション確認テストと発電量確認テストを行い、そのテスト結果(変形能および発電能)を表13に示した。
Figure 2009232677
(実施例50、比較例24)
以下の表14に示すように、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)からなる芯材60上に、実施例17で得られた本発明に係る導電性ゴム積層体を9つ配列し、これらを導電線70にて電気的に直列および並列に接続し、それらの発生電力(比発生電圧、比発生電流)を測定した。なお、比発生電圧、比発生電流は、実施例17で得られた本発明に係る導電性ゴム積層体を1つだけ用いた比較例24を基準として表示した。
この結果、表14の下欄に示すように、直列の回路構成の場合では、その比発生電圧が比較例24に比べて9倍の値を示した。また、並列の回路構成の場合でも、その比発生電流は比較例24に比べて9倍の値を示した。
Figure 2009232677
100…エラストマートランスデューサー(導電性ゴム製積層体)
200…発電素子
10…電極層(導電性ゴム組成物)
20…中間層(誘電性ゴム組成物)
30…銅電極
40…高電圧発生装置
50…固定板
60…芯材(PTFE)
70…導電線

Claims (11)

  1. 一対の電極層間に中間層を介装してなるエラストマートランスデューサーであって、
    前記電極層がベースゴムに導電性フィラーを含有した導電性ゴム組成物で構成されると共に、
    前記中間層がベースゴムに誘電性フィラーを含有した誘電性ゴム組成物で構成されることを特徴とするエラストマートランスデューサー。
  2. 請求項1に記載のエラストマートランスデューサーにおいて、
    前記誘電性ゴム組成物の誘電性フィラーが、チオカルボニル基を有する有機化合物であることを特徴とするエラストマートランスデューサー。
  3. 請求項1または2に記載のエラストマートランスデューサーにおいて、
    前記誘電性ゴム組成物が、アクリル系樹脂、シリコン系樹脂、クロロブレン系樹脂、フロロシリコン系樹脂の少なくとも1つであることを特徴とするエラストマートランスデューサー。
  4. 請求項2または3に記載のエラストマートランスデューサーにおいて、
    前記チオカルボニル基を有する有機化合物が、チオウレア誘導体、チオアミド誘導体、チオケトン誘導体、ジチオカルバミン酸エステル誘導体の少なくとも1つであることを特徴とするエラストマートランスデューサー。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のエラストマートランスデューサーにおいて、
    前記導電性ゴム組成物のベースゴムと、前記誘電性ゴム組成物のベースゴムが同一樹脂であることを特徴とするエラストマートランスデューサー。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のエラストマートランスデューサーにおいて、
    前記中間層の厚さが10μm以上500μm以下であり、かつ前記各電極層の厚さが0.05μm以上100μm以下であることを特徴とするエラストマートランスデューサー。
  7. ベースゴムに誘電性フィラーを含有した誘電性ゴム組成物であって、
    前記誘電性フィラーとしてチオカルボニル基を有する有機化合物を用いたことを特徴とする誘電性ゴム組成物。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のエラストマートランスデューサーを芯材上に取り付けると共に、当該エラストマートランスデューサーの各電極層に導電線を接続してなることを特徴とする発電素子。
  9. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のエラストマートランスデューサーを芯材上に複数取り付けると共に、当該各エラストマートランスデューサー同士を導電線によって電気的に直列または並列に接続してなることを特徴とする発電素子。
  10. 請求項8または9のいずれかに記載の発電素子において、
    前記芯材の形状が、シート状または円柱状あるいは筒状であることを特徴とする発電素子。
  11. 請求項8〜10のいずれか1項に記載の発電素子において、
    前記芯材がPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)からなることを特徴とする発電素子。
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