JP2009225374A - 設定支援システム、設定支援方法、およびプログラム - Google Patents

設定支援システム、設定支援方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】セキュリティ要件が厳しく規定されているネットワークに対しても、光回線終端装置の設置作業にかかるコストを大幅に削減すること。
【解決手段】設定支援装置は、回線終端装置が有するアドレス取得機能によって回線終端装置に動的に割り当てられた動的通信アドレスを取得する動的通信アドレス取得部と、動的通信アドレスを用いて回線終端装置との通信を確立して、回線終端装置に対する初期設定をおこなう通信設定部と、回線終端装置に対して設定すべき固定通信アドレスを含む設定情報を取得する設定情報取得部と、設定情報を回線終端装置に送信することにより、アドレス取得機能を無効にする設定および固定通信アドレスを有効にする設定を回線終端装置に対しておこなう回線終端装置設定部とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、設定支援システム、設定支援方法、およびプログラムに関する。本発明は、特に、回線終端装置に対する設定を支援する設定支援システム、設定支援方法、およびプログラムに関する。
ネットワークに接続されたネットワーク機器の設定を自動的に設定する技術が考案されている(例えば、特許文献1、特許文献2および特許文献3参照。)。このような技術を利用することで、ネットワーク機器の設定作業にかかる費用および日数を削減することができるものとされている。
特開2001−331459号公報 特開2000−259538号公報 特開2004−260445号公報
しかしながら、上記技術では、故意または過失で予定外の機器がネットワークに接続された場合であっても、予定外のIPアドレスが割り当てられた機器との通信が発生してしまうなど、セキュリティの問題があった。このため、上記技術は、セキュリティ要件が厳しく規定されているネットワークに対しては適用することができない。したがって、セキュリティ要件が厳しく規定されているネットワークにおいては、回線終端装置に対する設定作業を手作業で行う必要があった。
また、従来技術では、回線終端装置の設置作業後に、当該回線終端装置の設定情報に誤り、修正等が発生した場合、設定時にインストールしたOS等にバグ等があった場合、再度、回線終端装置を設置場所から取り外して、持ち帰り、再設定作業が必要となる場合がある。そして、再設定作業をおこなった後は、再度設置作業をおこなう必要がある。
特に、容易に設置場所から取り外して持ち帰りができない設置環境(遠隔地、屋外屋内問わず物理的に設置作業が困難な場所、作業許可等を要する場所、作業時間・作業者・作業用装置について制約がある場所等)にある場合は特に課題となる。たとえば、回線終端装置を電柱上に設置する場合には、電柱管理者である電力会社及び、電柱が設置されている道路の道路管理者(国道交通省、都道府県市町村等の自治体等)、から法定の道路使用許可が必要となる。また、回線終端装置を民地に設定する場合には、立ち入り作業許可又は承諾等が必要となる。加えて、道路交通安全上、警察に対しても法定の道路使用許可が必要である。
また、回線終端装置を電柱上に設置する場合には、高所安全作業及び品質確保のため専門の通信工事会社等に発注する必要がある。作業はバケット車等の専用作業車を使用して、高所安全作業の訓練がなされた作業者により行なわれる必要がある。また、作業は気象、作業場所の周囲等の近隣状況(近隣住民感情含む)にも左右される場合がある。
このように、従来技術では、回線終端装置の取り外し及び再設置に要するまで、準備期間を含めて多大な日数、手間、コストがかかる。また、お客さまへの納期遵守が困難となる恐れを考慮すると、是が非でも設定作業は設置作業後に遠隔で行なえることも、大きな課題であった。
図1は、従来技術を用いた回線終端装置の設置作業のフローの一例を示す。図1に示す設置作業フローでは、現地作業者による回線終端装置の設置作業がおこなわれる前に、構築部による回線終端装置の設定作業が必要となる。このため、資材部による、構築部に対する庫内出荷作業が必要となる。
構築部は、光開通管理部によって確定された設定情報を入手するまで、回線終端装置の設定作業を開始することができない。このように、従来技術による設置作業フローでは、関係する部署および作業工程が多いので、回線終端装置の設置が完了するまでに、多くの日数(たとえば2週間程度の日数)を必要としていた。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、設定支援システムであって、回線終端装置が有するアドレス取得機能によって回線終端装置に動的に割り当てられた動的通信アドレスを取得する動的通信アドレス取得部と、動的通信アドレスを用いて回線終端装置との通信を確立して、前記回線終端装置に対する初期設定をおこなう通信設定部と、回線終端装置に対して設定すべき固定通信アドレスを含む設定情報を取得する設定情報取得部と、設定情報を回線終端装置に送信することにより、アドレス取得機能を無効にする設定および固定通信アドレスを有効にする設定を回線終端装置に対しておこなう回線終端装置設定部とを備える。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図2は、実施形態に係る設定支援システム10を用いた回線終端装置の設置作業のフローの一例を示す。設定支援システム10は、回線終端装置に対する設定を、回線終端装置の設置後に自動的におこなう。このため、図2に示す設置作業フローでは、構築部による回線終端装置の設定作業が必要ない。これにより、資材部は、構築部に対する庫内出荷作業をおこなう必要がない。資材部は、現地作業者に対して、回線終端装置を直接出荷することができる。
さらに、光開通部は、他の部署に対して設定情報を提供する必要がないので、他の部署のスケジュールを考慮することなく、独自のスケジュールで設定情報の確定作業をおこなうことができる。このように、従来技術による設置作業フローでは、関係する部署および作業工程が少ないので、非常に短期間で回線終端装置の設置作業を完了することができる。
図3は、実施形態に係る設定支援システム10の一例を示す。設定支援システム10は、設定支援装置100、回線終端装置の一例としての光回線終端装置110、光回線終端装置120、およびネットワーク管理装置130を備える。
光回線終端装置120は、OLT(Optical Line Terminal)としての機能を有する。光回線終端装置120は、光ケーブルにより、インターネットなどのネットワーク140に接続される。また、光回線終端装置120には、光ケーブルにより、一または複数の光回線終端装置110が接続される。
光回線終端装置120は、他の情報処理装置からネットワーク140を介して送信されたデータを、対応する光回線終端装置110に送信する。また、光回線終端装置120は、光回線終端装置110から送信されたデータを、他の情報処理装置にネットワーク140を介して送信する。光回線終端装置120は、たとえば基地局に設置される。
ネットワーク管理装置130は、光回線終端装置110に対するIPアドレスの割り当てをおこなうDHCPサーバ機能を有する。これにより、ネットワーク管理装置130は、光回線終端装置120と接続された光回線終端装置110に対して、IPアドレスを動的に割り当てることができる。ネットワーク管理装置130は、たとえば基地局に設置される。なお、DHCPサーバ機能は、ネットワーク管理装置130の外部に設けられていてもよい。
光回線終端装置110は、ONU(Optical Network Unit)としての機能を有する。光回線終端装置110は、光ケーブルにより、光回線終端装置120に接続される。また、光回線終端装置110には、メタルケーブルにより、一または複数のユーザ端末装置150が接続される。ユーザ端末装置150は、たとえばユーザ宅に設置される。
光回線終端装置110は、光回線終端装置120から送信されたデータを光電変換する。そして、光回線終端装置110は、光電変換したデータを、対応するユーザ端末装置150に送信する。また、光回線終端装置110は、ユーザ端末装置150から送信されたデータを光電変換する。そして、光回線終端装置110は、変換したデータを、光回線終端装置120に送信する。光回線終端装置110は、たとえば電柱に設置される。
光回線終端装置110は、ネットワーク管理装置130が有するDHCPサーバからIPアドレスを動的に取得するアドレス取得機能を有する。このため、光回線終端装置110は、IPアドレスの設定がされていない状態で光回線終端装置120に接続された場合であっても、アドレス取得機能により、ネットワーク管理装置130が有するDHCPサーバからIPアドレスを動的に取得できる。光回線終端装置110は、ネットワーク管理装置130が有するDHCPサーバからIPアドレスを動的に取得することにより、設定支援装置100との通信が可能な状態となる。
設定支援装置100は、光回線終端装置110に対して、各種設定情報を設定する。具体的には、設定支援装置100は、ネットワーク管理装置130が有するDHCPサーバによって動的に割り当てられたIPアドレスを用いて、光回線終端装置120と接続された光回線終端装置110との通信を確立する。そして、設定支援装置100は、通信が確立された光回線終端装置110に対して、初期設定をおこなう。さらに、設定支援装置100は、通信が確立された光回線終端装置110に対して、固定のIPアドレスを含む設定情報を送信することにより、固定のIPアドレスを有効にする設定、およびネットワーク管理装置130が有するDHCPサーバからIPアドレスを動的に取得する機能を無効にする設定をおこなう。設定支援装置100は、光回線終端装置110に対して設定情報ファイルを送信するTFTPサーバ機能を有してもよい。この場合、設定支援装置は、TFTPによるファイル転送により、光回線終端装置110に対して、固定のIPアドレスを含む設定情報を送信してもよい。
このように、本実施形態の設定支援システム10によれば、光回線終端装置110に対して、IPアドレスなどの設定を自動的におこなうことができる。すなわち、光回線終端装置110に対してIPアドレスなどの設定をおこなう作業を現地作業者におこなわせる必要がなくなる。したがって、光回線終端装置110の設置作業にかかるコストを大幅に削減することができる。また、予定外のIPアドレスが割り当てられた機器との通信が発生しないので、セキュリティ要件が厳しく規定されているネットワークに対しても適用することができる。
また、本実施形態の設定支援システム10によれば、光回線終端装置110に対して動的IPアドレスを設定できるので、設定支援装置100による光回線終端装置110へのアクセスを容易におこなわせることができる。また、光回線終端装置110への設定後は、光回線終端装置110に対して固定IPアドレスを設定できるので、セキュリティを確保できる。これらの効果は、通信事業者にとって大きなメリットをもたらす。
図4は、実施形態に係る設定支援装置100の機能構成例を示す。以下、設定支援装置100の機能構成を説明する。
設定支援装置100は、設定情報格納部400、動的通信アドレス取得部402、疎通確認部404、通信設定部406、設定情報取得部408、回線終端装置設定部410、および設定変更通知部412を備える。また、設定支援装置100は、第1装置識別情報取得部420、第2装置識別情報取得部422、接続装置正否判断部426、警告情報出力部428、接続装置変更部430、および通信I/F440を備える。
設定情報格納部400は、光回線終端装置110に対して設定すべき固定IPアドレスを含む設定情報を格納する。設定情報格納部400は、光回線終端装置110に動的に割り当てるべき動的IPアドレスをさらに格納してもよい。なお、設定情報格納部400は、設定支援装置100の外部に設けられていてもよい。
動的通信アドレス取得部402は、光回線終端装置110が有するアドレス取得機能によってネットワーク管理装置130が有するDHCPサーバから光回線終端装置110に動的に割り当てられた動的通信アドレスの一例としての動的IPアドレスを取得する。たとえば、動的通信アドレス取得部402は、光回線終端装置110に割り当てられた動的IPアドレスを、設定情報格納部400から取得する。また、動的通信アドレス取得部402は、複数の光回線終端装置110のそれぞれに割り当てられた複数の動的IPアドレスが示されたIPアドレスリストを取得してもよい。
疎通確認部404は、動的通信アドレス取得部402が取得した動的IPアドレスを用いて定期的に光回線終端装置110との疎通確認をおこなう。そして、疎通確認部404は、回線終端装置に対する初期設定をおこなう。たとえば、疎通確認部404は、動的IPアドレスを用いたPINGコマンドを定期的に通信I/F440を介してネットワーク140に送出することにより、定期的に光回線終端装置110との疎通確認をおこなう。動的通信アドレス取得部402がIPアドレスリストを取得した場合、疎通確認部404は、IPアドレスリストに示されている複数の動的IPアドレスのそれぞれに対して、定期的に疎通確認をおこなってもよい。疎通確認部404は、動的IPアドレスの開通日をさらに取得し、取得した開通日に達した場合または取得した開通日よりも所定期間前の日に達した場合に、動的IPアドレスを用いた光回線終端装置110との疎通確認を開始してもよい。
通信設定部406は、動的通信アドレス取得部402が取得した動的IPアドレスを用いて光回線終端装置110との通信を確立する。たとえば、通信設定部406は、動的通信アドレス取得部402が取得した動的IPアドレスを用いて通信I/F440を介して光回線終端装置110とのTFTPによるファイル転送のための通信を確立する。通信設定部406は、疎通確認部404によって疎通が確認された光回線終端装置110との通信を確立してもよい。
設定情報取得部408は、光回線終端装置110に対して設定すべき固定通信アドレスの一例としての固定IPアドレスを含む設定情報を取得する。たとえば、設定情報取得部408は、光回線終端装置110に対して設定すべき固定IPアドレスを含む設定情報を設定情報格納部400から取得する。設定情報取得部408は、上記設定情報が示された設定情報ファイルを取得してもよい。
設定情報取得部408は、光回線終端装置110が接続された位置に対応付けられている固定IPアドレスを取得してもよい。たとえば、設定情報取得部408は、光回線終端装置110が接続された光回線終端装置120に対応付けられている固定IPアドレスを取得してもよい。また、設定情報取得部408は、光回線終端装置110が接続された光回線終端装置120のポート番号にさらに対応付けられている固定IPアドレスを取得してもよい。
回線終端装置設定部410は、設定情報取得部408が取得した設定情報を光回線終端装置110に送信することにより、アドレス取得機能を無効にする設定および固定IPアドレスを有効にする設定を光回線終端装置110に対しておこなう。たとえば、回線終端装置設定部410は、設定情報取得部408が取得した設定情報ファイルを、TFTPにより通信I/F440を介して光回線終端装置110にファイル転送することにより、アドレス取得機能を無効にする設定および固定IPアドレスを有効にする設定を光回線終端装置110に対しておこなう。
光回線終端装置110が接続された位置に対応付けられている固定IPアドレスを設定情報取得部408が取得した場合、回線終端装置設定部410は、光回線終端装置110が接続された位置に対応付けられている固定IPアドレスを有効にする設定を光回線終端装置110に対しておこなってもよい。回線終端装置設定部410は、光回線終端装置110にインストールすべきOSをメモリ、ハードディスクなどの記録媒体から読み取り、読み取ったOSを光回線終端装置110に送信することにより、光回線終端装置110に対してOSをインストールしてもよい。回線終端装置設定部410は、必要に応じて、光回線終端装置110に対する設定を有効にすることを目的として、光回線終端装置110をリブートさせてもよい。
設定変更通知部412は、アドレス取得機能を無効にする設定が光回線終端装置110に対しておこなわれた旨を示す設定変更情報を、通信I/F440を介してネットワーク管理装置130が有するDHCPサーバに通知する。これにより、ネットワーク管理装置130が有するDHCPサーバは、光回線終端装置110に対する動的IPアドレスの供給を停止することができる。
第1装置識別情報取得部420は、光回線終端装置110の装置識別情報を取得する。具体的には、第1装置識別情報取得部420は、光回線終端装置120に接続された光回線終端装置110のONU−IDを取得する。たとえば、第1装置識別情報取得部420は、光回線終端装置120に接続された光回線終端装置110から直接ONU−IDを取得する。
第2装置識別情報取得部422は、光回線終端装置110が接続された位置に対応付けられている装置識別情報を取得する。具体的には、第2装置識別情報取得部422は、光回線終端装置110が接続された位置に対応付けられているONU−IDを取得する。たとえば、第2装置識別情報取得部422は、光回線終端装置110が接続された位置に対応付けられているONU−IDを、設定情報格納部400から取得する。
接続装置正否判断部426は、第1装置識別情報取得部420が取得した装置識別情報と、第2装置識別情報取得部422が取得した装置識別情報とを比較することにより、光回線終端装置110が接続された位置に対して、接続されるべき光回線終端装置110が接続されたか否かを判断する。具体的には、接続装置正否判断部426は、第1装置識別情報取得部420が取得したONU−IDと、第2装置識別情報取得部422が取得したONU−IDとを比較することにより、光回線終端装置110が接続された位置に対して、接続されるべき光回線終端装置110が接続されたか否かを判断する。
たとえば、接続装置正否判断部426は、第1装置識別情報取得部420が取得したONU−IDと、第2装置識別情報取得部422が取得したONU−IDとが同一の場合に、光回線終端装置110が接続された位置に対して、接続されるべき光回線終端装置110が接続されたと判断する。反対に、接続装置正否判断部426は、第1装置識別情報取得部420が取得したONU−IDと、第2装置識別情報取得部422が取得したONU−IDとが異なる場合に、光回線終端装置110が接続された位置に対して、接続されるべきでない光回線終端装置110が接続されたと判断する。
警告情報出力部428は、光回線終端装置110が接続された位置に対して、接続されるべきでない光回線終端装置110が接続されたと接続装置正否判断部426が判断した場合に、光回線終端装置110が接続された位置に対して、接続されるべきでない光回線終端装置110が接続された旨を示す警告情報を出力する。警告情報出力部428は、上記警告情報を、表示、印刷、音声出力、または送信のいずれの方法により出力してもよい。
接続装置変更部430は、光回線終端装置110が接続された位置に対して、接続されるべきでない光回線終端装置110が接続されたと接続装置正否判断部426が判断した場合に、光回線終端装置110が接続された位置に対応付けるONU−IDを、接続されるべきでない光回線終端装置110のONU−IDに変更する。たとえば、接続装置変更部430は、設定情報格納部400において、光回線終端装置110が接続された位置に対応付けられているONU−IDを、接続されるべきでない光回線終端装置110のONU−IDに更新する。
図5は、設定情報格納部400が格納する設定情報の一例を示す。設定情報は、「OLT番号」、「OLTポート番号」、「動的IPアドレス」、「固定IPアドレス」、「ONU−ID」、および「機種」を含む。
「OLT番号」には、設定支援システム10に設けられた複数の光回線終端装置120のそれぞれを一意に識別するための識別情報が設定される。「OLTポート番号」には、光回線終端装置120に設けられた複数のポートのそれぞれを一意に識別するためのポート番号が設定される。
「動的IPアドレス」には、「OLT番号」および「OLTポート番号」によって特定される接続位置に接続される光回線終端装置110に対して設定すべき動的IPアドレスが設定される。「動的IPアドレス」に設定される動的IPアドレスは、予めネットワーク管理装置130が有するDHCPサーバに通知されてもよい。これにより、ネットワーク管理装置130が有するDHCPサーバは、「OLT番号」および「OLTポート番号」によって特定される接続位置に接続された光回線終端装置110に対して、設定情報格納部400に格納されている動的IPアドレスと同一の動的IPアドレスを割り当ててもよい。
「固定IPアドレス」には、「OLT番号」および「OLTポート番号」によって特定される接続位置に接続される光回線終端装置110に対して設定すべき固定IPアドレスが設定される。図5に示す例では、「動的IPアドレス」と「固定IPアドレス」とに同一のIPアドレスが設定されているが、異なるIPアドレスを設定してもよい。
「ONU−ID」には、「OLT番号」および「OLTポート番号」によって特定される接続位置に接続されるべき光回線終端装置110のONU−IDが設定される。「機種」には、「OLT番号」および「OLTポート番号」によって特定される接続位置に接続されるべき光回線終端装置110の機種を識別するための識別情報が設定される。
動的通信アドレス取得部402は、設定情報格納部400から、動的IPアドレスを取得してもよい。また、動的通信アドレス取得部402は、設定情報格納部400から、複数の動的IPアドレスを取得してもよい。
設定情報取得部408は、設定情報格納部400から、通信が確立された光回線終端装置110に対して設定すべき固定IPアドレスを取得してもよい。たとえば、動的IPアドレスとして「xxx.xxx.xxx.02」が割り当てられた光回線終端装置110との通信が確立された場合、設定情報取得部408は、設定情報格納部400から、固定IPアドレスとして「xxx.xxx.xxx.02」を取得してもよい。
また、設定情報取得部408は、設定情報格納部400から、通信が確立された光回線終端装置110の機種を特定してもよい。そして、設定情報取得部408は、特定した機種に関連付けられているOSを、通信が確立された光回線終端装置110にインストールすべきOSとして、メモリ、ハードディスク等の記録媒体から取得してもよい。たとえば、動的IPアドレス「xxx.xxx.xxx.02」が割り当てられた光回線終端装置110との通信が確立された場合、設定情報取得部408は、設定情報格納部400から、通信が確立された光回線終端装置110が「B社」の製品であることを特定してもよい。そして、設定情報取得部408は、「B社」の製品向けのOSを、通信が確立された光回線終端装置110にインストールすべきOSとして、メモリ、ハードディスク等の記録媒体から取得してもよい。
第2装置識別情報取得部422は、設定情報格納部400から、光回線終端装置110が接続された位置に対応付けられているONU−IDを取得してもよい。たとえば、「OLT番号」として「1」を有する光回線終端装置120の、「OLTポート番号」として「3」を有するポートに対して光回線終端装置110が接続された場合がある。この場合、第2装置識別情報取得部422は、上記ポートに対応付けられているONU−IDとして、設定情報格納部400から、「5010207120000180」を取得してもよい。
図6は、設定支援装置100による処理のフローの一例を示す。まず、動的通信アドレス取得部402によって、光回線終端装置110に動的に割り当てられた動的IPアドレスを取得する(S601)。つぎに、疎通確認部404によって、S601で取得した動的IPアドレスを用いて光回線終端装置110との疎通確認をおこなう(S602)。
S602で光回線終端装置110との疎通が確認されなかった場合は(S603:No)、設定支援装置100は、当該設定支援装置100が備えるタイマなどを参照することにより、所定の時間が経過したことを確認するまで処理を待機する(S604:No)。そして、設定支援装置100は、所定の時間が経過したことを確認した場合は(S604:Yes)、S602に戻って、S602以降の処理をおこなう。
このように、設定支援装置100は、定期的に疎通確認処理をおこなう。たとえば、設定支援装置100は、1時間おきに、疎通確認処理をおこなう。設定支援装置100は、疎通確認処理の実行コマンドが記載されたクーロンを利用した疎通確認プロセスを起動しておくことにより、定期的に疎通確認処理をおこなってもよい。
一方、S602で光回線終端装置110との疎通が確認された場合は(S603:Yes)、通信設定部406によって、S601で取得した動的IPアドレスを用いて光回線終端装置110との通信を確立する(S605)。設定情報取得部408は、光回線終端装置110に対して設定すべき固定IPアドレスおよびインストールすべきOSを含む設定情報を取得する(S606)。
そして、回線終端装置設定部410によって、S606で取得した設定情報を光回線終端装置110に送信する。これにより、回線終端装置設定部410は、光回線終端装置110に対して、OSのインストール(S607)、アドレス取得機能を無効にする設定(S608)、および固定IPアドレスを有効にする設定をおこなう(S609)。
さらに、設定変更通知部412によって、アドレス取得機能を無効にする設定が光回線終端装置110に対しておこなわれた旨を示す設定変更情報を、ネットワーク管理装置130が有するDHCPサーバに通知して(S610)、一連の処理を終了する。S601において、動的通信アドレス取得部402が複数の動的IPアドレスを取得した場合、設定支援装置100は、取得した動的IPアドレスごとに、S602〜S610をおこなってもよい。この場合、設定支援装置100は、複数の動的IPアドレスに対する処理を、並列におこなってもよい。
また、設定支援装置100は、定期的にS605以降の処理(以下、光回線終端装置設定処理という。)をおこなってもよい。たとえば、設定支援装置100は、1時間おきに、光回線終端装置設定処理をおこなう。
設定支援装置100は、疎通確認処理をおこなってから所定時間が経過した後に、光回線終端装置設定処理をおこなってもよい。たとえば、設定支援装置100は、疎通確認処理をおこなってから5分が経過した後に、光回線終端装置設定処理をおこなってもよい。設定支援装置100は、光回線終端装置設定処理の実行コマンドが記載されたクーロンを利用した光回線終端装置設定プロセスを起動しておくことにより、定期的に光回線終端装置設定処理をおこなってもよい。
設定情報格納部400に対して設定情報が追加された場合、設定支援装置100は、追加された設定情報に基づいて、上記した手順による処理をさらにおこなってもよい。設定支援装置100は、上記した手順による処理を実行することで、光回線終端装置110に対して、IPアドレスなどの設定を自動的におこなうことができる。
図7は、設定支援装置100による処理のフローの他の一例を示す。まず、第1装置識別情報取得部420によって、光回線終端装置120に接続された光回線終端装置110のONU−IDを取得する(S701)。つぎに、第2装置識別情報取得部422によって、光回線終端装置110が接続された位置に接続されるべき光回線終端装置110のONU−IDを取得する(S702)。
つぎに、接続装置正否判断部426によって、S701で取得したONU−IDと、S702で取得したONU−IDとを比較することにより、光回線終端装置110が接続された位置に対して、接続されるべき光回線終端装置110が接続されたか否かを判断する(S703)。S703で、接続されるべき光回線終端装置110が接続されたと接続装置正否判断部426が判断した場合は(S703:Yes)、一連の処理を終了する。
一方、S703で、接続されるべきでない光回線終端装置110が接続されたと接続装置正否判断部426が判断した場合は(S703:No)、警告情報出力部428によって、警告情報を出力する(S704)。そして、設定支援装置100は、接続されるべき光回線終端装置110のONU−IDを変更するか否かを判断する(S705)。たとえば、設定支援装置100は、S705において、上記した変更処理をおこなうか否かの選択を、ユーザにおこなわせてもよい。また、設定支援装置100は、S705において、接続されるべき光回線終端装置110のONU−IDを変更する選択を常におこなってもよい。
S705で、接続されるべき光回線終端装置110のONU−IDを変更すると設定支援装置100が判断した場合は(S705:Yes)、接続装置変更部430によって、光回線終端装置110が接続された位置に対応付けるONU−IDを、接続されるべきでない光回線終端装置110のONU−IDに変更する(S706)。一方、S705で、接続されるべき光回線終端装置110のONU−IDを変更しないと設定支援装置100が判断した場合は(S705:No)、上記した変更処理をおこなわずに、一連の処理を終了する。
設定支援装置100は、光回線終端装置110との接続が確立された後のタイミングで、上記した手順による処理をおこなってもよい。この場合、設定支援装置100は、上記した手順による処理が終了するまで、光回線終端装置110に対する設定処理の実行を待機してもよい。
図8は、接続装置変更部430による変更処理の一例を示す。図8(a)は、接続装置変更部430による変更処理がおこなわれる前の、設定情報を示す。
図8(a)の設定情報には、「OLT番号」として「1」を有する光回線終端装置120の、「OLTポート番号」として「2」を有するポートに対して、光回線終端装置110が誤って接続されたことが、警告情報出力部428によって出力された警告情報801によって示されている。同様に、図8(a)の設定情報には、「OLT番号」として「1」を有する光回線終端装置120の、「OLTポート番号」として「3」を有するポートに対して、光回線終端装置110が誤って接続されたことが、警告情報出力部428によって出力された警告情報801によって示されている。
ここで、警告情報出力部428は、誤って接続された光回線終端装置110のONU−IDを含む警告情報801を出力してもよい。二つのポートのそれぞれに対して、光回線終端装置110が誤って接続されたことが示されることにより、設定支援装置100は、一のポートに接続されるべき光回線終端装置110が、他のポートに誤って接続され、他のポートに接続されるべき光回線終端装置110が、一のポートに誤って接続されたと判断してもよい。
たとえば、図8(a)に示す例では、「OLT番号」として「1」を有する光回線終端装置120の、「OLTポート番号」として「2」を有するポートに対して、ONU−IDとして「5010207120000180」を有する光回線終端装置110が誤って接続されたと判断してもよい。同様に、「OLT番号」として「1」を有する光回線終端装置120の、「OLTポート番号」として「3」を有するポートに対して、ONU−IDとして「20407070000810」を有する光回線終端装置110が誤って接続されたと判断してもよい。
図8(b)は、接続装置変更部430による変更処理がおこなわれた後の、設定情報を示す。図8(b)の設定情報では、「OLT番号」として「1」を有する光回線終端装置120の、「OLTポート番号」として「2」を有するポートに接続されるべき光回線終端装置110のONU−IDが、誤って接続された光回線終端装置110のONU−IDである「5010207120000180」に変更されている。これにより、接続されるべき光回線終端装置110のONU−IDと、接続された光回線終端装置110のONU−IDとが一致されたので、警告情報801が解消している。
同様に、図8(b)の設定情報では、「OLT番号」として「1」を有する光回線終端装置120の、「OLTポート番号」として「3」を有するポートに接続されるべき光回線終端装置110のONU−IDが、誤って接続された光回線終端装置110のONU−IDである「20407070000810」に変更されている。これにより、接続されるべき光回線終端装置110のONU−IDと、接続された光回線終端装置110のONU−IDとが一致されたので、警告情報801が解消している。
このように、本実施形態の設定支援システム10によれば、光回線終端装置110に対して、IPアドレスなどの設定を自動的におこなうことができる。すなわち、光回線終端装置110に対してIPアドレスなどの設定をおこなう作業を現地作業者におこなわせる必要がなくなる。したがって、光回線終端装置110の設置作業にかかるコストを大幅に削減することができる。また、予定外のIPアドレスが割り当てられた機器との通信が発生しないので、セキュリティ要件が厳しく規定されているネットワークに対しても適用することができる。
また、本実施形態の設定支援装置100によれば、誤った位置に光回線終端装置110が接続された場合であっても、設定情報に示されているONU−IDを変更できる。これにより、設定支援装置100は、正しい位置に光回線終端装置110が接続されたことにすることができる。このため、誤って接続された光回線終端装置110を正しい位置に接続しなおす作業を現地作業者におこなわせる必要がなくなる。したがって、光回線終端装置110の設置作業にかかるコストを大幅に削減することができる。
本実施形態の設定支援システム10は、光回線終端装置が設置されるFTTN(Fiber To The Node)などの光通信回線網に適用することができる。本実施形態の設定支援システム10を、回線終端装置が設置される、光通信回線以外の通信回線網に対して適用してもよい。本実施形態の設定支援システム10を光通信回線網以外の通信回線網に適用した場合であっても、本実施形態の設定支援システム10を光通信回線網に適用した場合と同様の効果を奏することができる。
図9は、設定支援装置100のハードウェア構成の一例を示す。設定支援装置100は、ホスト・コントローラ1582により相互に接続されるCPU1505、RAM1520、グラフィック・コントローラ1575、および表示デバイス1580を有するCPU周辺部を備える。また、設定支援装置100は、I/O(入出力)コントローラ1584によりホスト・コントローラ1582に接続される通信I/F1530、ハードディスクドライブ1540、およびCD−ROMドライブ1560を有する入出力部を備える。さらに、設定支援装置100は、I/Oコントローラ1584に接続されるROM1510、FD(フレキシブルディスク)ドライブ1550、およびI/O(入出力)チップ1570を有するレガシー入出力部を備える。
ホスト・コントローラ1582は、RAM1520と、高転送レートでRAM1520をアクセスするCPU1505およびグラフィック・コントローラ1575とを接続する。CPU1505は、ROM1510およびRAM1520に格納されたプログラムに基づいて動作して、各部を制御する。グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等がRAM1520内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得して、表示デバイス1580上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
I/Oコントローラ1584は、ホスト・コントローラ1582と、比較的高速な入出力装置である通信I/F1530、ハードディスクドライブ1540、CD−ROMドライブ1560を接続する。通信I/F1530は、ネットワークを介して他の装置と通信する。ハードディスクドライブ1540は、CPU1505が使用するプログラムおよびデータを格納する。CD−ROMドライブ1560は、CD−ROM1595からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供する。
また、I/Oコントローラ1584には、ROM1510と、FDドライブ1550、およびI/Oチップ1570の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1510は、設定支援装置100の起動時にCPU1505が実行するブート・プログラム、設定支援装置100のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。FDドライブ1550は、フレキシブルディスク1590からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供する。I/Oチップ1570は、FDドライブ1550、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595、またはICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM1520を介して設定支援装置100内のハードディスクドライブ1540にインストールされ、CPU1505において実行される。設定支援装置100にインストールされて実行されるプログラムは、CPU1505等に働きかけて、コンピュータを、図1から図8にかけて説明した、設定支援装置100が有する各機能部として機能させる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
従来技術を用いた回線終端装置の設置作業のフローの一例を示す。 実施形態に係る設定支援システム10を用いた回線終端装置の設置作業のフローの一例を示す。 実施形態に係る設定支援システム10の一例を示す。 実施形態に係る設定支援装置100の機能構成例を示す。 設定情報格納部400が格納する設定情報の一例を示す。 設定支援装置100による処理のフローの一例を示す。 設定支援装置100による処理のフローの他の一例を示す。 接続装置変更部430による変更処理の一例を示す。 設定支援装置100のハードウェア構成の一例を示す。
符号の説明
10 設定支援システム
100 設定支援装置
110 光回線終端装置
120 光回線終端装置
130 ネットワーク管理装置
140 ネットワーク
150 ユーザ端末装置
400 設定情報格納部
402 動的通信アドレス取得部
404 疎通確認部
406 通信設定部
408 設定情報取得部
410 回線終端装置設定部
412 設定変更通知部
420 第1装置識別情報取得部
422 第2装置識別情報取得部
426 接続装置正否判断部
428 警告情報出力部
430 接続装置変更部
440 通信I/F
1505 CPU
1510 ROM
1520 RAM
1530 通信I/F
1540 ハードディスクドライブ
1550 FDドライブ
1560 CD−ROMドライブ
1570 I/Oチップ
1575 グラフィック・コントローラ
1580 表示デバイス
1582 ホスト・コントローラ
1584 I/Oコントローラ
1590 フレキシブルディスク
1595 CD−ROM

Claims (10)

  1. 回線終端装置が有するアドレス取得機能によって前記回線終端装置に動的に割り当てられた動的通信アドレスを取得する動的通信アドレス取得部と、
    前記動的通信アドレスを用いて前記回線終端装置との通信を確立して、前記回線終端装置に対する初期設定をおこなう通信設定部と、
    前記回線終端装置に対して設定すべき固定通信アドレスを含む設定情報を取得する設定情報取得部と、
    前記設定情報を前記回線終端装置に送信することにより、前記アドレス取得機能を無効にする設定および前記固定通信アドレスを有効にする設定を前記回線終端装置に対しておこなう回線終端装置設定部と
    を備える設定支援システム。
  2. 前記設定情報取得部は、前記回線終端装置が接続された位置に対応付けられている前記固定通信アドレスを取得し、
    前記回線終端装置設定部は、前記回線終端装置が接続された位置に対応付けられている前記固定通信アドレスを有効にする設定を前記回線終端装置に対しておこなう請求項1に記載の設定支援システム。
  3. 前記回線終端装置の装置識別情報を取得する第1装置識別情報取得部と、
    前記回線終端装置が接続された位置に対応付けられている装置識別情報を取得する第2装置識別情報取得部と、
    前記第1装置識別情報取得部が取得した装置識別情報と、前記第2装置識別情報取得部が取得した装置識別情報とを比較することにより、前記回線終端装置が接続された位置に対して、接続されるべき回線終端装置が接続されたか否かを判断する接続装置正否判断部と
    をさらに備える請求項2に記載の設定支援システム。
  4. 前記第1装置識別情報取得部は、前記回線終端装置のONU−IDを取得し、
    前記第2装置識別情報取得部は、前記回線終端装置が接続された位置に対応付けられているONU−IDを取得し、
    前記接続装置正否判断部は、前記第1装置識別情報取得部が取得したONU−IDと、前記第2装置識別情報取得部が取得したONU−IDとを比較することにより、前記回線終端装置が接続された位置に対して、接続されるべき回線終端装置が接続されたか否かを判断する請求項3に記載の設定支援システム。
  5. 前記回線終端装置が接続された位置に対して、接続されるべきでない回線終端装置が接続されたと前記接続装置正否判断部が判断した場合に、前記回線終端装置が接続された位置に対して、接続されるべきでない回線終端装置が接続された旨を示す警告情報を出力する警告情報出力部をさらに備える請求項4に記載の設定支援システム。
  6. 前記回線終端装置が接続された位置に対して、接続されるべきでない回線終端装置が接続されたと前記接続装置正否判断部が判断した場合に、前記回線終端装置が接続された位置に対応付けるONU−IDを、前記接続されるべきでない回線終端装置のONU−IDに変更する接続装置変更部をさらに備える請求項4に記載の設定支援システム。
  7. 前記動的通信アドレス取得部が取得した動的通信アドレスを用いて定期的に回線終端装置との疎通確認をおこなう疎通確認部をさらに備え、
    前記通信設定部は、前記疎通確認部によって疎通が確認された回線終端装置との通信を確立する請求項6に記載の設定支援システム。
  8. 前記回線終端装置に対する前記動的通信アドレスの割り当てをおこなうDHCPサーバと、
    前記アドレス取得機能を無効にする設定が前記回線終端装置に対しておこなわれた旨を示す設定変更情報を、前記DHCPサーバに通知する設定変更通知部と
    をさらに備える請求項7に記載の設定支援システム。
  9. 回線終端装置が有するアドレス取得機能によって前記回線終端装置に動的に割り当てられた動的通信アドレスを取得する動的通信アドレス取得段階と、
    前記動的通信アドレスを用いて前記回線終端装置との通信を確立して、前記回線終端装置に対する初期設定をおこなう通信設定段階と、
    前記回線終端装置に対して設定すべき固定通信アドレスを含む設定情報を取得する設定情報取得段階と、
    前記設定情報を前記回線終端装置に送信することにより、前記アドレス取得機能を無効にする設定および前記固定通信アドレスを有効にする設定を前記回線終端装置に対しておこなう回線終端装置設定段階と
    を備える設定支援方法。
  10. 設定支援装置用のプログラムであって、コンピュータを、
    回線終端装置が有するアドレス取得機能によって前記回線終端装置に動的に割り当てられた動的通信アドレスを取得する動的通信アドレス取得部、
    前記動的通信アドレスを用いて前記回線終端装置との通信を確立して、前記回線終端装置に対する初期設定をおこなう通信設定部、
    前記回線終端装置に対して設定すべき固定通信アドレスを含む設定情報を取得する設定情報取得部、
    前記設定情報を前記回線終端装置に送信することにより、前記アドレス取得機能を無効にする設定および前記固定通信アドレスを有効にする設定を前記回線終端装置に対しておこなう回線終端装置設定部
    として機能させるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018133649A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 ソフトバンク株式会社 光回線管理装置、光回線管理方法及び光回線管理プログラム

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