JP2009225025A - 受信装置および受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝送量を増加させることなく、高品質なデータを取得するとともにデータの内容を迅速に把握すること。
【解決手段】受信部111は、送信装置130から送信されたパケット群を受信する。検出部112は、受信部111によって受信されたパケット群に基づいて欠落パケットを検出する。第1出力部113は、検出部112による検出結果にかかわらず、パケット群に基づくデータを出力する。送信部114は、検出部112によって検出された欠落パケットの再送要求を送信装置130へ送信する。再受信部115は、送信部114によって送信された再送要求に応じて送信装置130から再送されたパケットを受信する。第2出力部116は、受信部111によって受信されたパケット群と、再受信部115によって受信されたパケットと、に基づくデータを出力する。
【選択図】図1

Description

この発明は、データを受信して出力する受信装置および受信方法に関する。
昨今のブロードバンド環境の急速な普及と、画像圧縮技術(H.264)、ARQ(Automatic Repeat reQuest)やFEC(Forward Error Correction)などの誤り訂正技術が著しく進展している。これに伴い、放送事業のように映像素材の伝送品質が重視される分野においても、緊急性を優先するニュース素材の伝送などについては、ベストエフォート方式の伝送が用いられている。
ベストエフォート方式の伝送は、従来の専用回線による通信に比べて安価に実現できるという特徴を有する。ベストエフォート方式の伝送においては、ARQとFECを併用したハイブリット方式が用いられている(たとえば、下記特許文献1〜3参照。)。たとえば、受信側で欠落パケットを検出した場合に、FECによる欠落パケットの復元を試みて、FECによる復元ができない場合にARQ(再送要求)を行う。
再送要求を行う通信システムにおいては、送信側は、送信したパケットを再送バッファに一時的に格納しておく。そして、あらかじめ定められた再送可能期間内に受信側から再送要求が送信された場合は、再送バッファに格納しておいたパケット群から該当パケットを検索し、検索したパケットを受信側へ再送する。
再送バッファに格納されたパケット群は、再送可能期間の経過後に自動的に消去される。ベストエフォート方式の伝送においては、伝送データのリアルタイム性が優先されるため、再送可能期間は短く設定される。たとえば、再送可能期間は、最初にパケットを送信してパケットを再送バッファに格納してから300ms経過するまでの期間である。
特開2005−64648号公報 特開2005−198191号公報 特開2002−218427号公報
しかしながら、上述した従来技術では、再送可能期間の経過後は送信側の再送バッファに格納されたパケットが消去されるため、再送可能期間内に伝送できなかったパケットがあった場合は、そのパケットの再送ができない。このため、伝送できなかったパケットの分だけ、受信側で再現されるデータの品質が劣化するという問題がある。
また、再送可能期間内に伝送できなかったパケットがあったときに、送信側でデータを再度パケット化して再送することが考えられるが、この場合は、再度パケット化したパケット群をすべて再送する必要があり、時間がかかるという問題がある。特に、送信するデータが長時間のメディアデータである場合は、再送にかかる時間が膨大な時間になる。
また、送信側でパケットを長期間保持して再送可能期間を長くすることが考えられる。しかしながら、受信側は、データを受信してから再送可能期間が経過するのを待ってデータを出力する。このため、再送可能期間を長くすると、受信側でデータを受信してからデータを出力するまでの期間が長くなり、リアルタイム性が損なわれるという問題がある。
また、この場合は再送バッファに格納するパケットの量が増加するため、再送要求に対応するパケットの検索に時間がかかり、再送要求に対する送信側の応答速度が遅くなるという問題がある。その結果、再送可能期間内にパケットを再送できないこともあり得る。また、パケットには送信データ以外の制御情報が多く含まれるため、再送バッファに格納するパケットの量が増加すると、必要なバッファサイズが膨大になるという問題がある。
たとえば、放送業者の地方局から中央キー局へ放送素材を送信し、中央キー局において放送素材の大まかな編集(粗編)を行う場合は、放送素材の内容を迅速に把握する必要がある。しかも、最終的に放送用データとして編集したデータは高品質である必要がある。しかしながら、上述したように、従来は、高品質な放送素材を取得するとともに、放送素材の内容を迅速に把握することは困難であった。
また、低品質のデータをリアルタイムに取得することができる受信装置と、再送可能期間の長さを十分に確保して高品質なデータを取得することができる受信装置と、を併用することも考えられる。しかしながら、この場合は、一連のデータを伝送するために伝送路を2系統用いることになるため、伝送量が約2倍に増加するという問題がある。
開示の受信装置および受信方法は、上述した問題点を解消するものであり、伝送量を増加させることなく、高品質なデータを取得するとともにデータの内容を迅速に把握することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この受信装置および受信方法は、送信装置から送信されたパケット群を受信し、受信したパケット群に基づいて、受信されなかった欠落パケットを検出し、検出結果にかかわらずパケット群に基づくデータを出力し、検出された欠落パケットの再送要求を送信装置へ送信し、送信した再送要求に応じて送信装置から再送されたパケットを再受信し、受信したパケット群と、再受信したパケットと、に基づくデータをさらに出力することを要件とする。
上記構成によれば、再送要求の結果を待たずに、受信したデータをリアルタイムに取得することができる。また、再送されたパケットを用いて高品質に再現されたデータをさらに取得することができる。また、1系統の伝送路によって受信したパケット群に基づいてこれらのデータを出力することができる。
開示の受信装置および受信方法によれば、伝送量を増加させることなく、高品質なデータを取得するとともにデータの内容を迅速に把握することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この受信装置および受信方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(受信装置の概要)
図1は、この受信装置の概要を示すブロック図(その1)である。図1以降のブロック図において、実線矢印はデータの流れを示している。点線矢印は制御信号の流れを示している。図1に示すように、受信装置110は、ネットワーク120を介して送信装置130から送信されるパケットを受信する受信装置である。送信装置130には、受信装置110へ送信する送信データが入力される。
送信装置130は、送信データをパケット化したパケット群(P1,P2,P3)を保持する送信バッファ131を備えている。送信装置130は、送信バッファ131に保持したパケットP1,P2,P3を順次、受信装置110へ送信する。また、送信装置130は、パケットP1,P2,P3を受信装置110へ送信した後も、再送可能期間が経過するまでは、パケットP1,P2,P3を送信バッファ131に格納しておく。
そして、送信装置130は、再送可能期間内に受信装置110から再送要求を受信すると、送信バッファ131に保持しているパケットP1,P2,P3のうちの、再送要求に対応するパケットを受信装置110へ再送する。ここでは、ネットワーク120において、パケットP1,P2,P3のうちのパケットP2が欠落したとする。
送信装置130が送信する送信データは、たとえばメディアデータである。メディアデータは、映像および音声の少なくとも一方を含むデータである。パケットP1,P2,P3は、メディアデータの冒頭部分のパケット群であるとする。図示しないが、送信装置130は、パケットP1,P2,P3を送信した後に、一連のメディアデータの残りの部分に相当するパケット群をベストエフォート方式によって受信装置110へ順次送信する。
受信装置110は、受信部111と、検出部112と、第1出力部113と、送信部114と、再受信部115と、第2出力部116と、を備えている。受信部111は、送信装置130から送信されたパケット群を順次受信する。ここでは、パケットP2が欠落しているため、受信部111はパケットP1,P3を受信する。受信部111は、受信した各パケットを、検出部112、第1出力部113および第2出力部116へ出力する。
検出部112は、受信部111から出力されたパケットP1,P3に基づいて、送信装置130から送信されたにもかかわらず、受信部111によって受信されなかった欠落パケットを検出する。ここでは、検出部112は、パケットP2を欠落パケットとして検出する。検出部112は、検出したパケットP2を示す情報を送信部114へ出力する。パケットP2を示す情報は、たとえばパケットP2のシーケンスナンバーである。
たとえば、検出部112は、受信したパケットP1,P3に含まれているシーケンスナンバーの連続性を検査することによって、パケットP1,P3とともに送信装置130から送信されたはずのパケットP2の存在を検出する。または、パケットP1,P3には、パケット群(パケットP1,P2,P3)全体の数やシーケンスナンバーの情報が含まれており、検出部112はこの情報を参照することで欠落パケットを検出してもよい。
第1出力部113は、検出部112による検出結果にかかわらず、受信部111から出力されたパケットP1,P3に基づくデータを外部へ出力する。ここで、一連のメディアデータの冒頭部分はパケットP1,P2,P3に分割されているが、ここではパケットP2が欠落しているため、第1出力部113が出力するデータ(P1,P2,P3)は部分的に低品質なデータになる。
第1出力部113は、受信部111からパケット群が出力されるごとに、出力されたパケット群に基づくデータを出力する。このため、送信装置130が一連のメディアデータをパケット化したパケット群をベストエフォート方式によって順次送信する場合は、第1出力部113は、一連のメディアデータをリアルタイムに出力し続ける。
送信部114は、検出部112から出力された情報が示すパケットP2の再送要求を送信装置130へ送信する。再受信部115は、送信部114によって送信された再送要求に応じて送信装置130から再送されたパケットP2を受信する。再受信部115は、受信したパケットP2を第2出力部116へ出力する。
第2出力部116は、受信部111から出力されたパケットP1,P3と、再受信部115から出力されたパケットP2と、に基づくデータを外部へ出力する。このため、第2出力部116は、第1出力部113が出力するデータに比べて、遅延を有するが高品質なデータを出力することができる。具体的には、パケットP1,P2,P3からなる一連のメディアデータの冒頭部分を完全な状態で出力することができる。
すなわち、第2出力部116は、第1出力部113と同内容のデータを、第1出力部113よりも高品質で出力する。たとえば、第1出力部113がメディアデータをリアルタイムに出力し続ける一方、第2出力部116は、第1出力部113に対して一定の遅延時間を有して同内容のメディアデータを高品質で出力し続ける。
ここでいう一定の遅延時間とは、検出部112がパケットP2を欠落パケットとして検出し、送信部114から送信された再送要求に応じて送信装置130から再送されたパケットP2を再受信部115が受信して、受信したパケットP2に基づくメディアデータを第2出力部116から出力するための遅延時間である。
第1出力部113および第2出力部116のそれぞれは、元々同一のメディアデータを再現したものを出力する。このため、第1出力部113および第2出力部116は、互いに共通の再生位置に関する情報を含むメディアデータを出力する。再生位置に関する情報とは、タイムスタンプなどの、一連のメディアデータの再生位置を示す情報である。
図2は、この受信装置の概要を示すブロック図(その2)である。図2に示す受信装置110は、図1に示した受信装置110の変形例である。図2に示すように、受信装置110は、受信部211と、第1検出部212と、第1送信部213と、第1再受信部214と、第2検出部215と、第1出力部216と、第2送信部217と、第2再受信部218と、第2出力部219と、備えている。
図の点線で囲む受信部211、第1検出部212、第1送信部213および第1再受信部214は、図1に示した受信部111に対応する構成である。受信部211は、送信装置130から送信されたパケット群を順次受信する。ここでは、送信装置130から送信されたパケットP1,P2,P3のうちのパケットP2,P3がネットワーク120において欠落したとする。このため、受信部211はパケットP1を受信する。受信部211は、受信したパケットP1を第1出力部216および第1検出部212へ出力する。
第1検出部212は、受信部211から出力されたパケットP1に基づいて、送信装置130から送信されたにもかかわらず、受信部211によって受信されなかった欠落パケットを検出する。ここでは、第1検出部212は、パケットP2,P3を欠落パケットとして検出し、検出した各パケットを示す情報を第1送信部213へ出力する。
第1送信部213は、第1検出部212から出力された情報が示すパケットP2,P3の再送要求を送信装置130へ送信する。ここでは、再送要求に応じて送信装置130からパケットP2,P3が再送されたが、ネットワーク120においてパケットP2が欠落したとする。第1再受信部214は、再送要求に応じて送信装置130から再送されたパケットP3を受信する。第1再受信部214は、受信したパケットP3を第2検出部215、第1出力部216および第2出力部219へ出力する。
第2検出部215は、図1の検出部112に対応する構成である。第2検出部215は、第1再受信部214から出力されたパケットP3に基づいて、送信装置130から再送されたにもかかわらず、第1再受信部214によって受信されなかった欠落パケットを検出する。ここでは、第2検出部215は、パケットP2を欠落パケットとして検出し、検出したパケットP2を示す情報を第2送信部217へ出力する。
第1出力部216は、図1の第1出力部113に対応する構成である。第1出力部216は、受信部211から出力されたパケットP1と、第1再受信部214から出力されたパケットP3と、に基づくデータを外部へ出力する。ここで、パケット群(パケットP1,P2,P3)のうちのパケットP2が欠落しているため、第1出力部216が出力するデータ(P1,P2,P3)は部分的に低品質なデータになる。
第2送信部217は、図1の送信部114に対応する構成である。第2送信部217は、第2検出部215から出力された情報が示すパケットP2の再送要求を送信装置130へ送信する。第2再受信部218は、図1の再受信部115に対応する構成である。第2再受信部218は、再送要求に応じて送信装置130から再送されたパケットP2を受信し、受信したパケットP2を第2出力部219へ出力する。
第2出力部219は、受信部211から出力されたパケットP1と、第1再受信部214から出力されたパケットP3と、第2再受信部218から出力されたパケットP2と、に基づくデータを外部へ出力する。このため、第2出力部219は、第1出力部216が出力するデータに比べて、遅延を有するが高品質なデータを出力することができる。
第1出力部216は、第1再受信部214によるパケットの受信を待ってからデータを出力する。このため、再送要求を送信してから、再送要求に応じて送信装置130から再送されるパケットを受信するのを待つ第1待機期間は、第1出力部216によるデータ出力のリアルタイム性を損なわないように短く設定する。第2検出部215は、第1待機期間の経過後に、第1再受信部214によって受信されていない欠落パケットを検出する。
第2出力部219は、第2再受信部218によるパケットの受信を待ってからデータを出力するが、第2出力部219によるデータ出力についてはリアルタイム性よりも品質を優先する。このため、第2送信部217によって再送要求を送信してから、再送要求に応じて送信装置130から再送されるパケットを第2再受信部218によって受信するのを待つ期間Aは、再送されるパケットを確実に受信できるように十分に長く設定する。
ここで、第1送信部213によって再送要求を送信してから、再送要求に応じて送信装置130から再送されるパケットを第2再受信部218によって受信するのを待つ期間を第2待機期間とする。したがって、第2待機期間は、第1待機期間および期間Aの両方を含む期間であり、第1待機期間よりも長い期間になる。
第1出力部216は、第1待機期間内に受信したパケットに基づくデータを出力することで、受信したデータをリアルタイムで出力することができる。一方、第2出力部219は、第1待機期間より長い第2待機期間内に受信したパケットに基づくデータを出力することで、高品質のデータを出力することができる。
図3は、図2に示した受信装置の処理の概要図である。符号310は、従来の受信処理の概要を示している。符号320は、図2に示した受信装置110の受信処理の概要を示している。ここでは、従来の受信装置および受信装置110は、メディアデータをベストエフォート方式によって受信する受信装置であるとする。符号310に示す従来の受信処理は、受信処理311と、再受信処理312と、出力処理313と、を含んでいる。
受信処理311は、送信装置から送信されたメディアデータを受信する処理である。再受信処理312は、受信処理311によって受信したメディアデータのうちの正常に受信できなかった部分を送信装置から再受信する処理である。出力処理313は、受信処理311によって受信したメディアデータを、再受信処理312によって受信したデータによって訂正して出力する処理である。
出力処理313によって出力するメディアデータのリアルタイム性を確保するために、再受信処理312の処理時間は短く設定される。具体的には、送信装置へ再送要求を送信してから、再送要求に応じて送信装置から再送されるデータの受信を待つ待機期間が短く設定される。待機期間が経過すると、再受信処理312によってデータを再受信していなくても、品質が劣化したメディアデータを出力処理313によって出力する。
これに対して、符号320に示す受信装置110における受信処理は、受信処理311と、再受信処理312と、出力処理313と、再受信処理321と、出力処理322と、を含んでいる。受信処理311、再受信処理312および出力処理313は、符号310に示した処理と同様であるため、詳細な説明を省略する。
再受信処理321は、受信処理311によって受信したメディアデータのうちの正常に受信できなかった部分を送信装置から再受信する処理である。再受信処理321の処理時間は、再受信処理312の処理時間より長く設定される。具体的には、送信装置へ再送要求を送信してから、再送要求に応じて送信装置から再送されるデータの受信を待つ待機期間(期間A)が、再受信処理312の待機期間(第1待機期間)より長く設定される。
出力処理322は、受信処理311によって受信したメディアデータを、再受信処理321によって受信したデータによって訂正して出力する処理である。出力処理322によって出力されるデータは、出力処理313によって出力されるデータに対して、遅延を有するが高品質なデータになる。このように、受信装置110は、再受信処理312によるショートスパンの再送処理と、再受信処理321によるロングスパンの再送処理と、を行い、それぞれの再送処理の結果を反映した2つのメディアデータを出力する。
(実施の形態)
(受信装置のハードウェア構成)
図4は、この受信装置のハードウェア構成を示す説明図である。図4に示すように、受信装置110は、CPU410、メモリ420、通信インターフェース430(通信I/F)、第1出力インターフェース440(第1出力I/F)および第2出力インターフェース450(第2出力I/F)を有する。CPU410は、受信装置110の全体の制御を司る。図1に示した検出部112、図2に示した第1検出部212および第2検出部215などは、たとえばCPU410である。
メモリ420は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HD(Hard Disk)、光ディスク、フラッシュメモリなどである。メモリ420はCPU410のワークエリアとして使用される。また、メモリ420には各種プログラムが格納されており、CPU410からの命令に応じてロードされる。
通信インターフェース430は、ネットワーク120を介して送信装置130(図1または図2参照)と接続され、送信装置130との間でパケットの送受信を行う。図1に示した受信部111、送信部114、再受信部115、図2に示した受信部211、第1送信部213、第1再受信部214、第2送信部217および第2再受信部218は、たとえば通信インターフェース430である。通信インターフェース430は、たとえばNIC(Network Interface Card)である。
第1出力インターフェース440および第2出力インターフェース450は、メディアデータなどのデータを出力するインターフェースである。たとえば、第1出力インターフェース440および第2出力インターフェース450のそれぞれは、受信装置110の筐体に設けられた出力端子、またはメディアデータを再生するモニタやスピーカでもよい。
または、第1出力インターフェース440および第2出力インターフェース450のそれぞれは、メディアデータを記憶するテープデッキなどの記憶媒体でもよい。図1に示した第1出力部113および図2に示した第1出力部216は、たとえば第1インターフェースである。図1に示した第2出力部116および図2に示した第2出力部219は、たとえば第2出力インターフェース450である。
また、ここでは第1出力インターフェース440と第2出力インターフェース450を分けて説明したが、第1出力部113と第2出力部116(または第1出力部216と第2出力部219)の各出力のいずれかを選択して出力する出力インターフェースを設けてもよい。この場合は、各出力の選択をユーザが行うための切換スイッチなどを設ける。
これにより、ユーザは、切換スイッチを操作することにより、データの内容を迅速に把握したい場面では第1出力部113(または第1出力部216)の出力を選択することができる。また、ユーザは、遅延が発生したとしても高品質なデータを得たい場面では第2出力部116(または第2出力部219)からの出力を選択することができる。このように、ユーザは、場面に応じて適切な出力を得ることができる。
(送信装置の機能的構成)
図5は、実施の形態にかかる送信装置の機能的構成を示すブロック図である。送信装置500は、符号化部501と、パケッタイザ502と、データ送信部503と、冗長符号生成部504と、冗長符号送信部505と、再送バッファ506と、第1再送要求受信部507と、第1再送制御部508と、第1再送部509と、TTS蓄積部510と、蓄積媒体511と、第2再送要求受信部512と、第2再送制御部513と、TTS検索部514と、第2再送部515と、バッファ管理部516と、を備えている。
送信装置500は、図1または図2に示した送信装置130に対応する構成である。符号化部501には、受信装置へ送信するためのメディアデータが入力される。符号化部501は、入力されたメディアデータを符号化する。符号化部501は、メディアデータを符号化した符号化データをパケッタイザ502へ出力する。
パケッタイザ502は、符号化部501から出力された符号化データに基づいてデータパケットを生成する。具体的には、パケッタイザ502は、符号化データを一定のサイズごとに区切り、区切った各データに制御情報を付加することでデータパケットを生成する。各データパケットに付加する制御情報は、データパケットの宛先情報や、受信側においてデータパケットを元の符号化データに戻すためのシーケンスナンバーなどである。
また、パケッタイザ502は、符号化部501から出力された符号化データに基づいてTTS(Timestamped Transport Stream:タイムスタンプ付トランスポートストリーム)パケットを生成する。具体的には、パケッタイザ502は、符号化データを一定のサイズ(たとえば188バイト)に区切り、区切った各データにタイムスタンプ情報(たとえば4バイト)を付加することでTTSパケットを生成する。
タイムスタンプ情報は、元のメディアデータ全体における、TTSパケットのデータの再生位置を示す情報である。パケッタイザ502は、生成した各データパケットを、データ送信部503、冗長符号生成部504および再送バッファ506へ出力する。パケッタイザ502は、生成した各TTSパケットをTTS蓄積部510へ出力する。
データ送信部503は、パケッタイザ502から出力された各データパケットを、ネットワーク520を介して受信装置(図6の受信装置600参照)へ送信する。ネットワーク520は、光ファイバなどの有線ネットワークでもよいし、無線ネットワークでもよいし、有線および無線を組み合わせたネットワークでもよい。
冗長符号生成部504は、パケッタイザ502から出力された各データパケットに基づいて冗長符号を生成する。冗長符号は、受信側において、欠落したパケットを復元するための符号である。冗長符号は、パケッタイザ502から出力された各データパケットを用いた演算の結果により生成される。また、冗長符号生成部504は、生成した冗長符号に制御情報を付加してパケット化する。
冗長符号に付加する制御情報は、冗長符号の宛先情報(冗長符号が対応するデータパケット群と同じ)や、冗長符号が対応するデータパケット群を特定するための情報などである。冗長符号生成部504は、パケット化した冗長符号パケットを冗長符号送信部505へ出力する。冗長符号送信部505は、冗長符号生成部504から出力された冗長符号パケットをネットワーク520を介して受信装置へ送信する。
再送バッファ506は、パケッタイザ502から出力された各データパケットを一時的に格納する。また、再送バッファ506は、第1再送制御部508の制御に従って、格納しているデータパケットを第1再送部509へ出力する。また、再送バッファ506は、バッファ管理部516の制御に従って、格納しているデータパケットを消去する。
第1再送要求受信部507は、ネットワーク520を介して受信装置から送信された第1再送要求を受信する。第1再送要求受信部507が受信する第1再送要求には、送信装置500に対して再送を要求するデータパケットを示す情報が含まれている。第1再送要求受信部507は、受信した第1再送要求を第1再送制御部508へ出力する。
第1再送制御部508は、第1再送要求受信部507から出力された第1再送要求に応じて再送バッファ506を制御する。具体的には、第1再送制御部508は、第1再送要求が示すデータパケットを第1再送部509へ出力するように、再送バッファ506を制御する。第1再送部509は、再送バッファ506から出力されたデータパケットを、第1再送データパケットとしてネットワーク520を介して受信装置へ送信する。
TTS蓄積部510は、パケッタイザ502から出力された各TTSパケットを蓄積媒体511に蓄積する。蓄積媒体511には、TTS蓄積部510によって蓄積された各TTSパケットがトランスポートストリームとして保持される。また、蓄積媒体511は、バッファ管理部516の制御に従って、蓄積したトランスポートストリームを消去する。
第2再送要求受信部512は、ネットワーク520を介して受信装置から送信された第2再送要求を受信する。第2再送要求受信部512が受信する第2再送要求には、トランスポートストリームのタイムスタンプの情報が含まれている。第2再送要求受信部512は、受信した第2再送要求を第2再送制御部513へ出力する。
第2再送制御部513は、第2再送要求受信部512から出力された第2再送要求に含まれるタイムスタンプを示す情報をTTS検索部514へ出力する。TTS検索部514は、第2再送制御部513から出力された情報が示すタイムスタンプに該当するTTSパケットを、蓄積媒体511に蓄積されたトランスポートストリームの中から検索する。
TTS検索部514は、検索したTTSパケットを第2再送部515へ出力する。第2再送部515は、再送バッファ506から出力されたTTSパケットを、第2再送データパケットとしてネットワーク520を介して受信装置へ送信する。
バッファ管理部516は、再送バッファ506に格納されたデータパケットを、第1保持期間の経過後に消去する。これにより、再送バッファ506のバッファサイズが小さくても、符号化部501から出力される各データパケットを再送バッファ506に順次格納することができる。また、再送バッファ506に格納されるデータパケット量を少なくすることで、第1再送要求に対応するデータパケットの検索速度を速くすることができる。
再送バッファ506に格納されたデータパケットを保持する第1保持期間は、受信装置から第1再送要求が送信される可能性のある期間であり、受信装置における第1待機期間(図6参照)と合わせて設定される。また、バッファ管理部516は、蓄積媒体511に蓄積されたトランスポートストリームを、第2保持期間の経過後に消去する。トランスポートストリームを消去するまでの第2保持期間は、第1保持期間よりも長く設定する。
具体的には、第2保持期間は、受信装置から第2再送要求が送信される可能性のある期間であり、受信装置における第2待機期間(図6参照)と合わせて設定される。このように、第1保持期間の経過後は再送バッファ506からデータパケットを消去することで、第1再送要求に対応するデータパケットの検索速度を速くするとともに、再送バッファ506のバッファサイズを小さくすることができる。
また、再送バッファ506とは別に、トランスポートストリームを蓄積媒体511に蓄積しておく。これにより、第1再送データパケットの伝送に失敗した場合にも、トランスポートストリームから該当するTTSパケットを検索して第2再送データとして送信することができる。このため、メディアデータを再度パケット化し、各パケットをすべて送信し直す場合と比べて、伝送量の削減および伝送速度の向上を図ることができる。
また、TTSパケットには、宛先情報やシーケンスナンバーなどが付加されていないため、TTSパケットのデータサイズはデータパケットのデータサイズと比べて小さい。このため、メディアデータをトランスポートストリームとして蓄積媒体511に蓄積しておくことで、メディアデータをデータパケットとして蓄積しておく場合と比べて、蓄積するデータの容量を削減することができる。
(受信装置の機能的構成)
図6は、実施の形態にかかる受信装置の機能的構成を示すブロック図である。図6に示すように、実施の形態にかかる受信装置600は、データ受信部601と、冗長符号受信部602と、第1受信バッファ603と、第1制御部604と、復元部605と、第1再送要求送信部606と、第1再受信部607と、第1デパケッタイザ608と、第1復号化部609と、第1出力部610と、TTS蓄積部611と、蓄積媒体612と、第2制御部613と、第2再送要求送信部614と、第2再受信部615と、TTS検索部616と、第2受信バッファ617と、第2デパケッタイザ618と、第2復号化部619と、第2出力部620と、を備えている。
データ受信部601は、送信装置500からネットワーク520を介して送信されたデータパケット群を受信する。データ受信部601は、受信したデータパケット群を第1受信バッファ603へ出力する。冗長符号受信部602は、送信装置500からネットワーク520を介して送信された冗長符号パケットを受信する。冗長符号受信部602は、受信した冗長符号パケットを第1受信バッファ603へ出力する。
第1受信バッファ603は、データ受信部601から出力されたデータパケット群と、冗長符号受信部602から出力された冗長符号パケットと、を一時的に格納する。また、第1受信バッファ603は、第1再受信部607から出力された再送データパケットを一時的に格納する。また、第1受信バッファ603は、第1制御部604による制御に従って、格納したデータパケット群を第1デパケッタイザ608へ出力する。
第1制御部604は、受信装置600の全体的な制御を司る。たとえば、第1制御部604は、第1出力部610の出力タイミングを管理する。データ受信部601がデータパケット群を受信してから第1出力部610の出力タイミングまでの期間は、ユーザにとってリアルタイム性を損なわない程度に短い期間(たとえば400ms)である。以下、第1制御部604の具体的な動作について説明する。
第1制御部604は、第1受信バッファ603に格納されたデータパケット群に基づいて、送信装置500から送信されたにもかかわらず、データ受信部601によって受信されなかった欠落パケットを検出する。たとえば、第1制御部604は、第1受信バッファ603に格納されたデータパケット群の各シーケンスナンバーに基づいて欠落パケットを検出する。一連のデータパケット群には連番のシーケンス番号が付加されているため、シーケンス番号の連続性を検査することで欠落パケットを検出することができる。
第1制御部604は、欠落パケットを検出した場合は、第1受信バッファ603に格納された冗長符号パケットを用いて欠落パケットを復元できるか否かを判断する。欠落パケットを復元できると判断した場合は、復元部605を制御して、欠落パケットの復元を行う。復元部605は、第1受信バッファ603に格納されたデータパケット群と冗長符号パケットを用いた演算によって欠落パケットに相当するデータパケットを復元する。
復元部605は、復元したデータパケットを第1受信バッファ603に格納する。また、第1制御部604は、欠落パケットを検出し、かつ、冗長符号パケットを用いて欠落パケットを復元できないと判断した場合は、検出した欠落パケットを示す情報を第1再送要求送信部606へ出力する。第1再送要求送信部606は、第1制御部604から出力された情報が示す欠落パケットの再送要求(第1再送要求)を送信装置500へ送信する。
第1再受信部607は、第1再送要求送信部606が送信した第1再送要求に応じて送信装置500から送信されたデータパケット(第1再送データパケット)を受信する。第1再受信部607は、受信したデータパケットを第1受信バッファ603へ出力する。
第1制御部604は、第1再送要求送信部606が第1再送要求を送信してから第1待機期間だけ待機して、第1再送要求に応じて送信装置500から送信された第1再送データパケットを第1再受信部607が受信するのを待つ。たとえば、第1制御部604は、第1受信バッファ603に格納されたデータパケット群を監視することによって、第1再送データパケットを受信したか否かを判断することができる。
第1再送要求を送信してから第1再送データパケットの受信を待つ第1待機期間は、第1出力部610の出力タイミングの前に満了する程度に短い期間(たとえば300ms)である。第1制御部604は、第1出力部610の出力タイミングにおいて、第1受信バッファ603に格納されているデータパケット群を第1デパケッタイザ608へ出力するように第1受信バッファ603を制御するとともに、欠落パケットを再度検出する。
たとえば、第1制御部604は、第1再送要求を送信したにもかかわらず、第1待機期間内に第1再送データパケットを受信しなかった場合は、第1再送要求に対応するデータパケットを欠落パケットとして検出する。または、第1制御部604は、第1受信バッファ603に格納されたデータパケット群の各シーケンスナンバーに基づいて欠落パケットを検出する。第1制御部604は、第1出力部610の出力タイミングにおいて欠落パケットを検出した場合は、第2再送の制御指示を第2制御部613へ出力する。
第1デパケッタイザ608は、第1制御部604から出力されたデータパケット群をデパケッタイズして元の符号化データを再現する。具体的には、第1デパケッタイザ608は、データパケット群に含まれるシーケンスナンバーが連番となるようにデータパケットに格納された各データを組み合わせることで、元の符号化データに戻す。第1デパケッタイザ608は、デパケッタイズした符号化データを第1復号化部609へ出力する。
第1復号化部609は、第1デパケッタイザ608から出力された符号化データを元のメディアデータに復号化する。第1復号化部609は、復号化したメディアデータを第1出力部610へ出力する。第1出力部610は、第1復号化部609から出力されたメディアデータを外部へ出力する。これにより、データ受信部601によって受信されたデータパケットに基づくメディアデータがほぼリアルタイムに出力される。
TTS蓄積部611は、第1出力部610の出力タイミングにおいて、第1受信バッファ603に格納されているデータパケット群を取得してTTSパケットに変換する。また、TTS蓄積部611は、第2再受信部615から出力されたデータパケットをTTSパケットに変換する。TTS蓄積部611は、変換した各TTSパケットを蓄積媒体612に蓄積する。蓄積媒体612は、TTS蓄積部611によって蓄積された各TTSパケットをトランスポートストリームとして保持する。
第2制御部613は、第2出力部620の出力タイミングの制御を行う。第2制御部613は、第1制御部604から第2再送の制御指示が出力されると、TTS検索部616を制御して、蓄積媒体612に蓄積されたトランスポートストリームにおいて欠損しているTTSパケットを検索させる。第2制御部613は、検索されたTTSパケットのタイムスタンプを示す情報を第2再送要求送信部614へ出力する。
第2再送要求送信部614は、第2制御部613から出力された情報が示すタイムスタンプのTTSパケットの再送要求を、第2再送要求としてネットワーク520を介して送信装置500へ送信する。第2再受信部615は、第2再送要求送信部614が送信した第2再送要求に応じて送信装置500から送信されたTTSパケット(第2再送データパケット)を受信してTTS蓄積部611へ出力する。
第2制御部613は、第2再送要求送信部614が第2再送要求を送信してから期間Aだけ待機して、第2再送要求に応じて送信装置500から送信されたTTSパケットを受信するのを待つ。たとえば、第2制御部613は、TTS検索部616を制御して、蓄積媒体612に蓄積されたトランスポートストリームを検索させることによって、第2再送データパケットを受信したか否かを判断することができる。
または、第2再受信部615が、TTSパケットを受信した場合に、TTSパケットを受信した旨の第2制御部613に対して通知してもよい。第2再送要求を送信してから第2再送データパケットの受信を待つ期間Aは、ネットワーク520に障害が発生した場合などを除いて、第2再送要求に応じて送信装置500から送信された第2再送データパケットを確実に受信できる程度に長い期間(たとえば2分)である。
また、第2制御部613は、第2出力部620の出力タイミングにおいて、TTS検索部616を制御して、蓄積媒体612に蓄積されたトランスポートストリームを検索させる。TTS検索部616は、検索したTTSパケット群を第2受信バッファ617に格納させる。第2制御部613は、第2受信バッファ617に格納されているTTSパケット群を第2デパケッタイザ618へ出力させるように第2受信バッファ617を制御する。
第2デパケッタイザ618は、第2受信バッファ617から出力されたTTSパケット群をデパケッタイズして元の符号化データを再現する。具体的には、第2デパケッタイザ618は、TTSパケットに含まれるタイムスタンプが連続になるようにTTSパケット群に格納された各データを組み合わせることで元の符号化データを復元する。第2デパケッタイザ618は、デパケッタイズした符号化データを第2復号化部619へ出力する。
第2復号化部619は、第2デパケッタイザ618から出力された符号化データを、元のメディアデータに復号化する。第2復号化部619は、復号化したメディアデータを第2出力部620へ出力する。第2出力部620は、第2復号化部619から出力されたメディアデータを出力する。これにより、十分な期間Aを確保して受信した第2再送データパケットを用いて訂正したメディアデータを出力することができる。
(送信装置の動作)
図7は、図5に示した送信装置の動作の一例を示すフローチャートである。まず、符号化部501が、メディアデータを符号化する(ステップS701)。つぎに、パケッタイザ502が、ステップS701によって符号化された符号化データをパケット化する(ステップS702)。つぎに、データ送信部503が、ステップS702によってパケット化されたデータパケット群を受信装置600へ送信する(ステップS703)。
つぎに、冗長符号生成部504が、ステップS702によってパケット化されたデータパケット群に基づいて冗長符号パケットを生成し、冗長符号送信部505が冗長符号パケットを送信する(ステップS704)。つぎに、再送バッファ506が、ステップS702によってパケット化されたデータパケット群を格納する(ステップS705)。
つぎに、パケッタイザ502が、ステップS701によって符号化された符号化データをTTSパケット化する(ステップS706)。つぎに、TTS蓄積部510が、ステップS706によってTTSパケット化されたTTSパケットをトランスポートストリームとして蓄積媒体511に蓄積する(ステップS707)。
つぎに、ステップS703によってデータパケットを送信してから第1保持期間が経過したか否かを判断する(ステップS708)。第1保持期間が経過していない場合は(ステップS708:No)、第1再送要求受信部507が第1再送要求を受信したか否かを判断する(ステップS709)。第1再送要求受信部507が第1再送要求を受信していない場合(ステップS709:No)は、ステップS708に戻って処理を続行する。
ステップS709において、第1再送要求受信部507が第1再送要求を受信した場合(ステップS709:Yes)は、第1再送要求に対応するデータパケットを再送バッファ506から読み出す(ステップS710)。つぎに、ステップS710によって読み出したデータパケットを再送データパケットとして受信装置600へ送信し(ステップS711)、ステップS708へ戻って処理を続行する。
ステップS708において、第1保持期間が経過した場合(ステップS708:Yes)は、ステップS705によって格納されたデータパケットを再送バッファ506から消去する(ステップS712)。つぎに、ステップS703によってデータパケットを送信してから第2保持期間が経過したか否かを判断する(ステップS713)。
第2保持期間が経過していない場合(ステップS713:No)は、第2再送要求受信部512が第2再送要求を受信したか否かを判断する(ステップS714)。第2再送要求受信部512が第2再送要求を受信していない場合(ステップS714:No)は、ステップS713に戻って処理を続行する。
ステップS714において、第2再送要求を受信した場合(ステップS714:Yes)は、第2再送要求に対応するTTSパケットを蓄積媒体511から検索する(ステップS715)。つぎに、ステップS715によって検索したTTSパケットを受信装置600へ送信し(ステップS716)、ステップS713へ戻って処理を続行する。
ステップS713において、第2保持期間が経過した場合(ステップS713:Yes)は、ステップS707によって蓄積されたトランスポートストリームを蓄積媒体511から消去し(ステップS717)、入力されたメディアデータに対する一連の処理を終了する。以上のステップを、メディアデータが入力されるごとに繰り返し行うことで、メディアデータを受信装置600へ伝送することができる。
(受信装置の動作)
図8−1は、図6に示した受信装置の動作の一例を示すフローチャート(その1)である。図8−2は、図6に示した受信装置の動作の一例を示すフローチャート(その2)である。図8−1に示すように、まず、送信装置500から送信されたデータパケット群および冗長符号パケットを受信する(ステップS801)。
つぎに、ステップS801によって受信されたデータパケット群および冗長符号パケットを第1受信バッファ603に格納する(ステップS802)。つぎに、ステップS802によって第1受信バッファ603に格納された各データパケットに基づいて、欠落パケットがあるか否かを判断する(ステップS803)。
欠落パケットがある場合(ステップS803:Yes)は、ステップS802によって格納された冗長符号パケットにより欠落パケットを復元できるか否かを判断する(ステップS804)。欠落パケットを復元可能である場合(ステップS804:Yes)は、欠落パケットを復元し(ステップS805)、ステップS809へ進んで処理を続行する。
ステップS804において、欠落パケットを復元できない場合(ステップS804:No)は、第1再送要求を送信装置500へ送信する(ステップS806)。つぎに、ステップS806によって第1再送要求を送信してから第1待機期間が経過したか否かを判断する(ステップS807)。第1再送要求を送信してから第1待機期間が経過した場合は(ステップS807:Yes)、ステップS809へ進んで処理を続行する。
ステップS807において、第1待機期間が経過していない場合(ステップS807:No)は、第1再送データパケットを受信したか否かを判断する(ステップS808)。第1再送データパケットを受信していない場合(ステップS808:No)は、ステップS807へ戻って処理を続行する。第1再送データパケットを受信した場合(ステップS808:Yes)は、ステップS809へ進んで処理を続行する。
ステップS803において、欠落パケットがない場合(ステップS803:No)は、第1受信バッファ603に格納されているデータパケット群を、TTSパケットに変換して蓄積媒体612に蓄積する(ステップS809)。つぎに、第1出力部610による出力タイミングになったか否かを判断し(ステップS810)、第1出力部610による出力タイミングになるまで待機する(ステップS810:Noのループ)。
ステップS810において、第1出力部610による出力タイミングになった場合(ステップS810:Yes)は、第1受信バッファ603に格納されたデータパケット群をデパケッタイズして元の符号化データを再現する(ステップS811)。つぎに、ステップS811によってデパケッタイズした符号化データを復号化する(ステップS812)。つぎに、第1出力部610からメディアデータを出力する(ステップS813)。
つぎに、図8−2のステップS814へ移行し(符号A)、欠落パケットがあるか否かを判断する(ステップS814)。たとえば、ステップS807のYesを経由した場合は、第1再送要求に対する第1再送データパケットを受信していないため、欠落パケットがあると判断する。また、ステップS803のNo、ステップS805、またはステップS807のYesを経由した場合は、欠落パケットはないと判断する。
ステップS814において、欠落パケットがある場合(ステップS814:Yes)は、第2再送要求を送信する(ステップS815)。つぎに、ステップS806によって第1再送要求を送信してから第2待機期間(またはステップS815から期間A)が経過したか否かを判断する(ステップS816)。第2待機期間が経過した場合(ステップS816:Yes)は、ステップS819へ進んで処理を続行する。
ステップS816において、第2待機期間が経過していない場合(ステップS816:No)は、第2再送データパケットを受信したか否かを判断する(ステップS817)。第2再送データパケットを受信していない場合(ステップS817:No)は、ステップS816へ戻って処理を続行する。第2再送データパケットを受信した場合(ステップS817:Yes)は、受信した第2再送データパケットをTTSパケットとして蓄積し(ステップS818)、ステップS819へ進んで処理を続行する。
ステップS814において、欠落パケットがない場合(ステップS814:No)は、第2出力部620による出力タイミングになったか否かを判断し(ステップS819)、第2出力部620による出力タイミングになるまで待機する(ステップS819:Noのループ)。第2出力部620による出力タイミングになった場合(ステップS819:Yes)は、TTSパケットを検索する(ステップS820)。
つぎに、ステップS820によって検索したTTSパケットをデパケッタイズして元の符号化データを再現する(ステップS821)。つぎに、ステップS821によってデパケッタイズした符号化データを復号化する(ステップS822)。つぎに、第1出力部610からメディアデータを出力し(ステップS823)、受信したデータパケット群に対する一連の処理を終了する。
(実施例1)
図9は、実施の形態にかかる送信装置および受信装置の実施例1を示す図である。図5に示した送信装置500および図6に示した受信装置600は、図9に示すような通信システム900に適用することができる。通信システム900は、放送業者の地方局910および中央キー局920と、を含んでいる。地方局910は、一連のメディアデータを、ネットワーク520を介して中央キー局920へ送信する。
地方局910には、テープデッキ911と、TVモニタ912と、送信装置500と、が設けられている。地方局910では、テープデッキ911で再生したメディアデータをTVモニタ912で表示すると同時に、再生中のメディアデータを送信装置500へ入力する。送信装置500は、テープデッキ911が再生中のメディアデータを順次パケット化して、ネットワーク520を介して受信装置600へ送信する。
中央キー局920には、受信装置600と、TVモニタ921,923と、テープデッキ922,924と、が設けられている。TVモニタ921およびテープデッキ922は、受信装置600の第1出力部610に接続されている。TVモニタ921は、受信装置600が受信中のメディアデータをリアルタイムに表示する。テープデッキ922は、受信装置600が受信中のメディアデータをリアルタイムで録画する。
TVモニタ923およびテープデッキ924は、受信装置600の第2出力部620に接続されている。TVモニタ923は、TVモニタ921が表示するメディアデータと同内容のメディアデータを、一定の遅延時間を有して高品質に表示する。テープデッキ924は、テープデッキ922が録画するメディアデータと同内容のメディアデータを、一定の遅延時間を有して高品質に録画する。
たとえば、中央キー局920においては、地方局910から送信される放送素材のメディアデータをTVモニタ921によってリアルタイムに表示しながら、テープデッキ922に録画されたメディアデータの粗編を行うことができる。粗編とは、放送本番用の編集である「本編」の前段階として採用カットを抜き出してつなぐ大まかな編集である。
第1出力部610と第2出力部620から出力される各メディアデータは同内容であり、各メディアデータに含まれる再生位置に関する情報は共通である。このため、テープデッキ922に録画されたメディアデータに対して行った粗編の結果は、テープデッキ924に高品質で録画されたメディアデータにそのまま用いることができる。
これにより、放送素材の編集をリアルタイムに行った後に、テープデッキ924に高品質で録画されたメディアデータに編集結果を反映させることができる。たとえば、メディアデータは10分間の映像素材であるとする。また、ユーザが、TVモニタ921によってリアルタイムに表示される映像素材を参照して、映像素材の冒頭(0分)から3分の位置までの部分を除く編集を行ったとする。
この後、数分(たとえば2分)遅延してテープデッキ924に録画された映像素材に対して、この映像素材の内容を参照せずに、冒頭(0分)から3分の位置までの部分を除く編集を行う。これにより、高品質な映像素材に対して即座に所望の編集を行うことができる。このため、編集済みで高品質な映像素材を迅速に完成させることができる。
図10は、図9に示した通信システムによる通信の概要を示す図(その1)である。図10において、矢印1010は、送信装置500のデータ送信部503および第1再送部509が受信装置600へデータパケット群を伝送する様子を概念的に示している。ここでは、矢印1010は、データ送信部503および第1再送部509による伝送によって一連のメディアデータをすべて伝送できたことを示している。
たとえば、メディアデータは10分間の映像素材であるとする。この場合は、テープデッキ911によって映像素材を再生しながら送信装置500によって送信することで、約10分間で受信装置600への送信が完全に終了する。矢印1020は、送信装置500が、送信するデータパケットに基づくTTSパケット群を蓄積媒体511に蓄積する様子を概念的に示している。矢印1030は、受信装置600が、受信するデータパケット群と同内容のTTSパケット群を蓄積媒体612に蓄積する様子を概念的に示している。
図11は、図9に示した通信システムによる通信の概要を示す図(その2)である。図11において、図10に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。ここでは、矢印1010は、データ送信部503および第1再送部509による伝送によって一連のメディアデータをすべて伝送できなかったことを示している。
具体的には、矢印1010は、受信装置600の第1再送要求送信部606によって送信装置500へ第1再送要求が送信されたが、これに応じて送信装置500の第1再送部509によって送信された第1再送データパケットにエラーが発生し、第1再送データパケットが破棄されたことを示している(エラーによる破棄)。
従来の送信装置および受信装置においては、再送要求の保持期間の経過後には、送信装置のバッファからデータパケットが消去されていた。このため、再送要求が失敗した場合には、一連のメディアデータを再度パケット化し、再度パケット化したパケット群を最初から送信し直す必要があった。このため、10分の映像素材を伝送する場合は、再送要求が失敗した後さらに10分間をかけて映像素材を送信し直す必要があった。
これに対して、送信装置500は、再送バッファ506とは別に、送信するメディアデータをトランスポートストリームとして長期間蓄積する蓄積媒体511を備えている。このため、第1再送要求の受付期間の経過後にも、第2再送要求を受け付けて、TTSパケットによって第2再送データパケットを送信することができる。
矢印1110は、送信装置500が、TTSパケットによる第2再送データパケットを受信装置600へ送信する様子を示している。矢印1120は、第2再送データパケットとして送信されたTTSパケットと、蓄積媒体612に蓄積していたTTSパケットと、に基づくデータを出力する様子を示している。
(実施例2)
図12は、実施の形態にかかる受信装置の実施例2を示す図である。図12において、図6に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。また、受信装置600において、第1出力部610および第2出力部620以外の構成については図示を省略している。図12に示すように、受信装置600には、再生部1201と、記憶部1202と、受付部1203と、編集部1204と、が設けられている。
再生部1201は、第1出力部610から出力されたメディアデータを再生する。ユーザは、再生部1201によって再生されたメディアデータを参照しながら、再生されたメディアデータに対する編集指示を受付部1203に入力する。再生部1201は、映像素材を再生するモニタや、音声素材を再生するスピーカである。
記憶部1202は、第2出力部620から出力されたデータを記憶する。受付部1203は、ユーザから入力される編集指示を受け付ける。受付部1203は、受け付けた編集指示を編集部1204へ出力する。編集部1204は、受付部1203から出力された編集指示に基づいて、記憶部1202に記憶されたメディアデータを編集する。
たとえば、メディアデータは10分の映像素材であるとする。また、ユーザは、再生部1201によって再生された映像素材を参照しながら、再生された映像素材の冒頭(0分)から3分の位置までの部分を除く旨の編集指示を受付部1203へ入力したとする。この場合は、編集部1204は、記憶部1202に記憶された放送素材の冒頭(0分)から3分の位置までの部分を削除する。
なお、受付部1203から編集指示が出力された時点で、編集指示が示す映像素材の部分がまだ記憶部1202に記憶されていない場合は、編集部1204は、記憶部1202にその部分が記憶されるのを待って編集を行う。受付部1203が受け付ける編集指示は、映像素材の一部を除く編集指示に限らず、たとえば、映像素材の明度、彩度、傾きまたは大きさなどを変更する編集指示などでもよい。また、映像素材に音声素材が付加されている場合は、音量を変更する変更指示などでもよい。
このように、実施の形態にかかる受信装置600によれば、受信したデータを第1出力部610からリアルタイムに取得することができるとともに、再送されたパケットを用いて高品質に再現されたデータを第2出力部620から取得することができる。このため、高品質なデータを取得するとともに、データの内容を迅速に把握することができる。
また、第1出力部610および第2出力部620の各出力データは、1系統の伝送路によって受信したパケット群に基づいて出力されたデータである。このため、低品質のデータをリアルタイムに取得することができる受信装置と、高品質なデータを取得することができる受信装置と、を併用する場合と比較して、伝送量を約半分にすることができる。
また、受信装置を2つ設ける必要がないため、省スペース化および低コスト化を図ることができる。また、2つの受信装置を併用する場合は、送信側にも2つの送信装置を設ける必要があるが、受信装置600によれば、送信側に設ける送信装置も1つでよい。このため、送信側においても省スペース化および低コスト化を図ることができる。
また、第1再送要求送信部606および第1再受信部607によってショートスパンの再送処理を行い、ショートスパンの再送処理の結果を第1出力部610からの出力データに用いる。これにより、第1出力部610の出力のリアルタイム性を損なうことなく第1出力部610の出力データの品質を向上させることができる。
また、第2再送要求送信部614および第2再受信部615によってロングスパンの再送処理を行い、ロングスパンの再送処理の結果を第2出力部620からの出力データに用いる。これにより、第1出力部610の出力のリアルタイム性を損なうことなく第2出力部620の出力データの品質を向上させることができる。
特に、受信するデータがメディアデータである場合は、高品質なメディアデータを取得するとともにメディアデータの内容を迅速に把握することができるため、高品質で編集済みのメディアデータを迅速に完成させることが可能になる。また、第1出力部610および第2出力部620は、共通の再生位置に関する情報を含むメディアデータを出力するため、第1出力部610の出力に基づく編集結果を第2出力部620の出力に対して容易に反映させることが可能になる。
また、第1出力部610から出力されるメディアデータを再生するとともに、ユーザからのメディアデータに対する編集指示を受け付け、受け付けた編集指示に基づいて第2出力部620から出力されるメディアデータを編集することができる。このため、ユーザは、特に意識することなく、再生されたメディアデータを編集するだけで、高品質で編集済みのメディアデータを迅速に完成させることができる(図12参照)。
また、送信側でパケットを長期間保持することなく高品質なメディアデータを取得することができるため、送信側の再送バッファに格納するパケットの量を増加させる必要がない。このため、送信側で、再送要求に対応するパケットの検索速度が遅くなるという問題がない。また、送信側で必要なバッファサイズが膨大になるという問題もない。
以上説明したように、開示の受信装置および受信方法によれば、伝送量を増加させることなく、高品質なデータを取得するとともにデータの内容を迅速に把握することができる。なお、上述した実施の形態においては、第2出力部620は、第1出力部610と同内容のデータを出力する場合について説明したが、第2出力部620は、一連のデータの中の、第1出力部610から出力されるデータよりも高品質な部分のみを出力してもよい。
たとえば、第2出力部620は、第2再受信部615によって受信されたデータパケットに基づくデータのみを出力する。この場合は、たとえば、第1出力部610から出力されたデータを記憶する記憶部を設け、記憶部に記憶されたデータを、第2出力部620から出力されたデータに基づいて自動的に訂正する構成にしてもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)送信装置から送信されたパケット群を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信されたパケット群に基づいて、前記受信手段によって受信されなかった欠落パケットを検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果にかかわらず、前記パケット群に基づくデータを出力する第1出力手段と、
前記検出手段によって検出された欠落パケットの再送要求を前記送信装置へ送信する送信手段と、
前記送信手段によって送信された再送要求に応じて前記送信装置から再送されたパケットを受信する再受信手段と、
前記受信手段によって受信されたパケット群と、前記再受信手段によって受信されたパケットと、に基づくデータを出力する第2出力手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。
(付記2)前記受信手段は、映像および音声の少なくとも一方を含むメディアデータをパケット化したパケット群を順次受信し、
前記第1出力手段は、前記受信手段によってパケット群が受信されるごとに当該パケット群に基づくメディアデータを出力し、
前記第2出力手段は、前記受信手段によって受信されたパケット群と、前記再受信手段によって受信されたパケットと、に基づくメディアデータを出力することを特徴とする付記1に記載の受信装置。
(付記3)前記第1出力手段および前記第2出力手段は、互いに共通の再生位置に関する情報を含むメディアデータを出力することを特徴とする付記2に記載の受信装置。
(付記4)前記第1出力手段によって出力されたデータと、前記第2出力手段によって出力されたデータと、のいずれかを選択する選択手段を備え、
前記選択手段によって選択されたデータを出力することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の受信装置。
(付記5)前記第1出力手段によって出力されたデータを再生する再生手段と、
前記再生手段によって再生されるデータに対する編集指示を受け付ける受付手段と、
前記受付手段によって受け付けられた編集指示に基づいて、前記第2出力手段によって出力されたデータを編集する編集手段と、
を備えることを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の受信装置。
(付記6)送信装置から送信されたパケット群を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信されたパケット群に基づいて、前記受信手段によって受信されなかった欠落パケットを検出する第1検出手段と、
前記第1検出手段によって検出された欠落パケットの再送要求を前記送信装置へ送信する第1送信手段と、
前記第1送信手段によって送信された再送要求に応じて前記送信装置から再送されたパケットを受信する第1再受信手段と、
前記第1再受信手段によって受信されたパケット群に基づいて、前記第1再受信手段によって受信されなかった欠落パケットを検出する第2検出手段と、
前記第2検出手段による検出結果にかかわらず、前記受信手段および前記第1再受信手段によって受信されたパケット群に基づくデータを出力する第1出力手段と、
前記第2検出手段によって検出された欠落パケットの再送要求を前記送信装置へ送信する第2送信手段と、
前記第2送信手段によって送信された再送要求に応じて前記送信装置から再送されたパケットを受信する第2再受信手段と、
前記受信手段および前記第1再受信手段によって受信されたパケットと、前記第2再受信手段によって受信されたパケットと、に基づくデータを出力する第2出力手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。
(付記7)前記第1出力手段は、前記第1送信手段によって再送要求が送信されてから第1待機期間内に前記第1再受信手段によって受信されたパケットに基づくデータを出力し、
前記第2出力手段は、前記第1送信手段によって再送要求が送信されてから前記第1待機期間よりも長い第2待機期間内に前記第2再受信手段によって受信されたパケットに基づくデータを出力することを特徴とする付記6に記載の受信装置。
(付記8)送信装置から送信されたパケット群を受信する受信工程と、
前記受信工程によって受信されたパケット群に基づいて、前記受信工程によって受信されなかった欠落パケットを検出する検出工程と、
前記検出工程による検出結果にかかわらず、前記パケット群に基づくデータを出力する第1出力工程と、
前記検出工程によって検出された欠落パケットの再送要求を前記送信装置へ送信する送信工程と、
前記送信工程によって送信された再送要求に応じて前記送信装置から再送されたパケットを受信する再受信工程と、
前記受信工程によって受信されたパケットと、前記再受信工程によって受信されたパケットと、に基づくデータを出力する第2出力工程と、
を含むことを特徴とする受信方法。
(付記9)送信装置から送信されたパケット群を受信する受信工程と、
前記受信工程によって受信されたパケット群に基づいて、前記受信工程によって受信されなかった欠落パケットを検出する第1検出工程と、
前記第1検出工程によって検出された欠落パケットの再送要求を前記送信装置へ送信する第1送信工程と、
前記第1送信工程によって送信された再送要求に応じて前記送信装置から再送されたパケットを受信する第1再受信工程と、
前記第1再受信工程によって受信されたパケット群に基づいて、前記第1再受信工程によって受信されなかった欠落パケットを検出する第2検出工程と、
前記第2検出工程による検出結果にかかわらず、前記受信工程および前記第1再受信工程によって受信されたパケット群に基づくデータを出力する第1出力工程と、
前記第2検出工程によって検出された欠落パケットの再送要求を前記送信装置へ送信する第2送信工程と、
前記第2送信工程によって送信された再送要求に応じて前記送信装置から再送されたパケットを受信する第2再受信工程と、
前記受信工程および前記第1再受信工程によって受信されたパケットと、前記第2再受信工程によって受信されたパケットと、に基づくデータを出力する第2出力工程と、
を含むことを特徴とする受信方法。
この受信装置の概要を示すブロック図(その1)である。 この受信装置の概要を示すブロック図(その2)である。 図2に示した受信装置の処理の概要図である。 この受信装置のハードウェア構成を示す説明図である。 実施の形態にかかる送信装置の機能的構成を示すブロック図である。 実施の形態にかかる受信装置の機能的構成を示すブロック図である。 図5に示した送信装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図6に示した受信装置の動作の一例を示すフローチャート(その1)である。 図6に示した受信装置の動作の一例を示すフローチャート(その2)である。 実施の形態にかかる送信装置および受信装置の実施例1を示す図である。 図9に示した通信システムによる通信の概要を示す図(その1)である。 図9に示した通信システムによる通信の概要を示す図(その2)である。 実施の形態にかかる受信装置の実施例2を示す図である。
符号の説明
120,520 ネットワーク
311 受信処理
312,321 再受信処理
313,322 出力処理
511,612 蓄積媒体
900 通信システム

Claims (8)

  1. 送信装置から送信されたパケット群を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたパケット群に基づいて、前記受信手段によって受信されなかった欠落パケットを検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果にかかわらず、前記パケット群に基づくデータを出力する第1出力手段と、
    前記検出手段によって検出された欠落パケットの再送要求を前記送信装置へ送信する送信手段と、
    前記送信手段によって送信された再送要求に応じて前記送信装置から再送されたパケットを受信する再受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたパケット群と、前記再受信手段によって受信されたパケットと、に基づくデータを出力する第2出力手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 前記受信手段は、映像および音声の少なくとも一方を含むメディアデータをパケット化したパケット群を順次受信し、
    前記第1出力手段は、前記受信手段によってパケット群が受信されるごとに当該パケット群に基づくメディアデータを出力し、
    前記第2出力手段は、前記受信手段によって受信されたパケット群と、前記再受信手段によって受信されたパケットと、に基づくメディアデータを出力することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記第1出力手段および前記第2出力手段は、互いに共通の再生位置に関する情報を含むメディアデータを出力することを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記第1出力手段によって出力されたデータと、前記第2出力手段によって出力されたデータと、のいずれかを選択する選択手段を備え、
    前記選択手段によって選択されたデータを出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の受信装置。
  5. 送信装置から送信されたパケット群を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたパケット群に基づいて、前記受信手段によって受信されなかった欠落パケットを検出する第1検出手段と、
    前記第1検出手段によって検出された欠落パケットの再送要求を前記送信装置へ送信する第1送信手段と、
    前記第1送信手段によって送信された再送要求に応じて前記送信装置から再送されたパケットを受信する第1再受信手段と、
    前記第1再受信手段によって受信されたパケット群に基づいて、前記第1再受信手段によって受信されなかった欠落パケットを検出する第2検出手段と、
    前記第2検出手段による検出結果にかかわらず、前記受信手段および前記第1再受信手段によって受信されたパケット群に基づくデータを出力する第1出力手段と、
    前記第2検出手段によって検出された欠落パケットの再送要求を前記送信装置へ送信する第2送信手段と、
    前記第2送信手段によって送信された再送要求に応じて前記送信装置から再送されたパケットを受信する第2再受信手段と、
    前記受信手段および前記第1再受信手段によって受信されたパケットと、前記第2再受信手段によって受信されたパケットと、に基づくデータを出力する第2出力手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  6. 前記第1出力手段は、前記第1送信手段によって再送要求が送信されてから第1待機期間内に前記第1再受信手段によって受信されたパケットに基づくデータを出力し、
    前記第2出力手段は、前記第1送信手段によって再送要求が送信されてから前記第1待機期間よりも長い第2待機期間内に前記第2再受信手段によって受信されたパケットに基づくデータを出力することを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  7. 送信装置から送信されたパケット群を受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信されたパケット群に基づいて、前記受信工程によって受信されなかった欠落パケットを検出する検出工程と、
    前記検出工程による検出結果にかかわらず、前記パケット群に基づくデータを出力する第1出力工程と、
    前記検出工程によって検出された欠落パケットの再送要求を前記送信装置へ送信する送信工程と、
    前記送信工程によって送信された再送要求に応じて前記送信装置から再送されたパケットを受信する再受信工程と、
    前記受信工程によって受信されたパケットと、前記再受信工程によって受信されたパケットと、に基づくデータを出力する第2出力工程と、
    を含むことを特徴とする受信方法。
  8. 送信装置から送信されたパケット群を受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信されたパケット群に基づいて、前記受信工程によって受信されなかった欠落パケットを検出する第1検出工程と、
    前記第1検出工程によって検出された欠落パケットの再送要求を前記送信装置へ送信する第1送信工程と、
    前記第1送信工程によって送信された再送要求に応じて前記送信装置から再送されたパケットを受信する第1再受信工程と、
    前記第1再受信工程によって受信されたパケット群に基づいて、前記第1再受信工程によって受信されなかった欠落パケットを検出する第2検出工程と、
    前記第2検出工程による検出結果にかかわらず、前記受信工程および前記第1再受信工程によって受信されたパケット群に基づくデータを出力する第1出力工程と、
    前記第2検出工程によって検出された欠落パケットの再送要求を前記送信装置へ送信する第2送信工程と、
    前記第2送信工程によって送信された再送要求に応じて前記送信装置から再送されたパケットを受信する第2再受信工程と、
    前記受信工程および前記第1再受信工程によって受信されたパケットと、前記第2再受信工程によって受信されたパケットと、に基づくデータを出力する第2出力工程と、
    を含むことを特徴とする受信方法。
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