JP2009224868A - 携帯無線通信端末装置、同装置を含む通信システム及び同装置の制御方法 - Google Patents

携帯無線通信端末装置、同装置を含む通信システム及び同装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯電話装置を紛失した場合に、その携帯電話装置の記憶部に記憶されているデータの流出を防止する。
【解決手段】携帯電話装置の中央処理装置に、行動パターン記録部、標準的行動パターン抽出部、行動パターン判定部、制御実行部を設ける。行動パターン記録部は、携帯電話装置のユーザの行動データを作成し、第2のメモリ193に蓄積する。標準的行動パターン抽出部は、第2のメモリに蓄積された行動データに基づいて、携帯電話装置のユーザの標準的行動パターンを抽出する。携帯電話装置100の制御部190は、ユーザの現在の行動パターンがユーザの標準的行動パターンから外れている場合には、第2のメモリ193に記憶されているデータを含む全ての記憶データを強制的に消去する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯無線通信端末装置、携帯無線通信端末装置を含む通信システム、携帯無線通信端末装置の制御方法、及び、携帯無線通信端末装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
個人データその他各種のデータを記憶している記憶部を備える携帯無線通信端末装置の紛失に起因して、紛失した携帯無線通信端末装置から個人データその他の情報の流出を避けるため、多くの対応策が模索されている。
例えば、特開2001−292222号公報(特許文献1)は、移動体端末を紛失した際に、交換機や基地局を含む移動体通信ネットワーク側からの制御により、電話帳情報その他の個人情報を消去する方法を開示している。
また、特開2007−208444号公報(特許文献2)は、携帯電話のユーザの経路データを予め記憶しておき、ユーザの現在位置が経路データに示される経路から逸脱している場合には、その旨をユーザに通知する携帯電話を開示している。
特開2001−292222号公報 特開2007−208444号公報
特許文献1に開示されている方法によれば、移動体通信ネットワーク側からの制御により、電話帳情報その他の個人情報が消去される。この場合の移動体通信ネットワーク側からの消去制御は、紛失した移動体端末のユーザからの要求により、実行される。
すなわち、移動体通信ネットワーク側からの消去制御は、移動体端末のユーザが自己の移動体端末を紛失したことに気が付いた後に実行されるものである。このため、移動体端末のユーザが自己の移動体端末を実際に紛失してから、その紛失に気が付くまでの間における移動体端末からのデータの流出を防止することはできない。
また、特許文献2に記載されている携帯電話によれば、ユーザの現在位置が経路データに示される経路から逸脱している場合、すなわち、携帯電話から情報流出のおそれがある場合に、ユーザに対して警告が発せられる。
しかしながら、そのような場合であっても、ユーザがその警告に気が付かない場合、あるいは、ユーザがその警告に気が付いたとしても、ユーザが何の措置も取らなかった場合には、依然として、その携帯電話からの情報流出のおそれはなくならない。
このように、特許文献1に記載された方法あるいは特許文献2に記載された携帯電話の何れにおいても、最終的にユーザに何らかのアクションを求めるものであるため、ユーザがそのアクションを起こさない(あるいは、起こせない)場合には、情報の流出は避けられないことがある。
本発明は、上記の課題を解決することを可能にする携帯無線通信端末装置、携帯無線通信端末装置を含む通信システム、携帯無線通信端末装置の制御方法、及び、携帯無線通信端末装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明は、第一の態様として、行動パターン記録部と、標準的行動パターン抽出部と、行動パターン判定部と、制御実行部と、データが記憶されている記憶部と、を備える携帯無線通信端末装置であって、前記行動パターン記録部は、前記携帯無線通信装置のユーザの行動データを作成し、前記行動データを蓄積し、前記標準的行動パターン抽出部は、蓄積された前記行動データに基づいて前記ユーザの標準的行動パターンを抽出し、前記行動パターン判定部は、前記標準的行動パターンと現在の前記ユーザの行動パターンとを比較し、現在の前記ユーザの行動パターンが前記標準的行動パターンから外れているか否かを判定し、前記制御実行部は、前記行動パターン判定部により、現在の前記ユーザの行動パターンが前記標準的行動パターンから外れていると判定された場合に、第一の制御処理及び第二の制御処理のうちの少なくとも何れか一方を行い、前記第一の制御処理は前記携帯無線通信装置の作動をロックする処理からなり、前記第二の制御処理は前記記憶部に記憶されている前記データを消去する処理からなるものである携帯無線通信装置を提供する。
さらに、本発明は、第二の態様として、データが記憶されている記憶部と、データ消去判定部と、制御実行部と、を備える携帯無線通信端末装置であって、前記データ消去判定部は、予め定められたサーバと通信不能の状態である時間が予め定められた時間を越えているか否かを判定し、前記制御実行部は、前記データ消去判定部により、前記予め定められたサーバと通信不能の状態である時間が予め定められた時間を越えていると判定された場合には、前記記憶部に記憶されているデータを消去するものである携帯無線通信端末装置を提供する。
さらに、本発明は、第三の態様として、上記の携帯無線通信端末装置と、データバックアップサーバと、通信状態監視サーバと、からなる通信システムであって、前記データバックアップサーバは、前記携帯無線通信端末装置から、前記携帯無線通信端末装置の記憶部に記憶されているデータを受信し、当該データを記憶し、前記通信状態監視サーバは、前記携帯無線通信端末装置と通信不能の状態である時間が予め定められた時間を越えている場合には、前記携帯無線通信端末装置のユーザの現在地を示す情報を予め定められた連絡先に送信するものである通信システムを提供する。
さらに、本発明は、第四の態様として、携帯無線通信装置のユーザの行動データを作成し、前記行動データを蓄積する第一の過程と、蓄積された前記行動データに基づいて前記ユーザの標準的行動パターンを抽出する第二の過程と、前記標準的行動パターンと現在の前記ユーザの行動パターンとを比較し、現在の前記ユーザの行動パターンが前記標準的行動パターンから外れているか否かを判定する第三の過程と、前記第三の過程において、現在の前記ユーザの行動パターンが前記標準的行動パターンから外れていると判定された場合に、前記携帯無線通信装置の作動をロックする第一の制御処理及び前記携帯無線通信端末装置の記憶部に記憶されているデータを消去する第二の制御処理のうちの少なくとも何れか一方の処理を行う第四の過程と、を備える携帯無線通信装置の制御方法を提供する。
さらに、本発明は、第五の態様として、予め定められたサーバと通信不能の状態である時間が予め定められた時間を越えているか否かを判定する第一の過程と、前記第一の過程において、前記予め定められたサーバと通信不能の状態である時間が予め定められた時間を越えていると判定された場合には、携帯無線通信装置の作動をロックする第一の制御処理及び前記携帯無線通信端末装置の記憶部に記憶されているデータを消去する第二の制御処理のうちの少なくとも何れか一方の処理を行う第二の過程と、を備える携帯無線通信端末装置の制御方法を提供する。
さらに、本発明は、第六の態様として、データが記憶されている記憶部を備える携帯無線通信端末装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記プログラムが行う処理は、携帯無線通信装置のユーザの行動データを作成し、前記行動データを蓄積する第一の制御処理と、蓄積された前記行動データに基づいて前記ユーザの標準的行動パターンを抽出する第二の制御処理と、前記標準的行動パターンと現在の前記ユーザの行動パターンとを比較し、現在の前記ユーザの行動パターンが前記標準的行動パターンから外れているか否かを判定する第三の処理と、前記第三の処理において、現在の前記ユーザの行動パターンが前記標準的行動パターンから外れていると判定された場合に、前記携帯無線通信装置の作動をロックする第一の制御処理及び前記携帯無線通信端末装置の記憶部に記憶されているデータを消去する第二の制御処理のうちの少なくとも何れか一方の処理を行う第四の処理と、からなるものであるプログラムを提供する。
さらに、本発明は、第七の態様として、データが記憶されている記憶部を備える携帯無線通信端末装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記プログラムが行う処理は、予め定められたサーバと通信不能の状態である時間が予め定められた時間を越えているか否かを判定する第一の処理と、前記第一の処理において、前記予め定められたサーバと通信不能の状態である時間が予め定められた時間を越えていると判定された場合には、前記記憶部に記憶されているデータを消去する第二の処理と、からなるプログラムを提供する。
本発明の第一の態様によれば、携帯無線通信端末装置のユーザの行動パターンが標準的行動パターンから外れている場合、すなわち、携帯無線通信端末装置のユーザが日常とは異なる行動を行っている場合、携帯無線通信端末装置のユーザが携帯無線通信端末装置を紛失するおそれが比較的大きくなることが想定される。そのような場合、本発明によれば、携帯無線通信端末装置のユーザの行動パターンが標準的行動パターンから外れていることを自動的に検出し、携帯無線通信端末装置の紛失に伴うデータの流出を防止するために必要な措置として、携帯無線通信端末装置の作動のロック及び記憶部に記憶されているデータの消去の一方または双方を実施する。これらの措置は携帯無線通信端末装置のユーザによる何らかのアクションを必要とせずに、携帯無線通信端末装置により自動的に行われる。このため、携帯無線通信端末装置の紛失に伴うデータの流出を確実に防止することが可能である。
本発明の第三、第四または第六の態様によっても、同様の効果を得ることができる。
本発明の第二の態様によれば、本携帯無線通信端末装置が予め定められたサーバと予め定められた時間を越えて通信不能である場合、当該携帯無線通信端末装置のユーザが当該携帯無線通信端末装置を紛失している可能性が高い。このような場合、本発明に係る携帯無線通信端末装置は、携帯無線通信端末装置の紛失に伴うデータの流出を防止するために必要な措置として、携帯無線通信端末装置の作動のロック及び記憶部に記憶されているデータの消去の一方または双方を実施する。これらの措置は携帯無線通信端末装置のユーザによる何らかのアクションを必要とせずに、携帯無線通信端末装置により自動的に行われる。このため、本発明によれば、携帯無線通信端末装置の紛失に伴うデータの流出を確実に防止することが可能である。
本発明の第五または第七の態様によっても、同様の効果を得ることができる。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の第一の実施形態に係る携帯無線通信端末装置のブロック図である。
本実施形態に係る携帯無線通信端末装置は携帯電話装置100として構成されている。
図1に示すように、本実施形態に係る携帯無線通信端末装置としての携帯電話装置100は、操作部110と、表示部120と、発音部(スピーカ)130と、受話部(マイクロホン)140と、電源部150と、GPS(Global Positioning System)ユニット160と、定期券機能部170と、無線部180と、アンテナ183と、制御部190と、を備えている。
操作部110は、例えば、複数の操作キーからなる。携帯電話装置100のユーザはこれらの操作キーを介してコマンドまたはデータを携帯電話装置100に対して入力することができる。
表示部120は、例えば、液晶表示装置からなる。表示部120には、ユーザが操作部110を介して携帯電話装置100に入力したデータまたはコマンド、携帯電話装置100に記憶されているデータ、他の携帯電話装置から送信されてきたデータなど各種のデータが表示される。
発音部130は発音動作を行う。すなわち、他の携帯電話装置から送信されてきた音声データ(通話相手の声)や携帯電話装置100に記憶されている音声データなどは発音部130を介して出力される。
受話部140は受話動作を行う。すなわち、携帯電話装置100のユーザが通話を行うときに当該ユーザの音声を集音する。
電源部150は携帯電話装置100の電源を構成する。すなわち、電源部150から他の構成要素に電流が供給される。電源部150は、例えば、充電可能な二次電池から構成される。
GPSユニット160は、GPSを利用して、携帯電話装置100の現在位置を検出する。検出された携帯電話装置100の現在位置は、例えば、制御部190の内部に配置されているメモリ(例えば、後述する第1のメモリ192)に記憶される。
定期券機能部170は定期券としての機能を発揮する。鉄道の各駅に設置されている電子改札機に携帯電話装置100をかざすと、電子改札機と定期券機能部170との間で通信が行われ、電子改札機は定期券機能部170に格納されている定期券データが有効であるか否かを判断する。定期券データが有効である場合には、電子改札機は携帯電話装置100のユーザの通過を許可する。同時に、電子改札機及び定期券機能部170の双方には、通過時刻及び通過した駅名が記録される。
無線部180は、例えば、CDMA(Code Division Multiple Access)方式により、無線通信を行う。
無線部180はアンテナ183に接続されており、アンテナ183を介して外部(例えば、基地局)との間で無線信号を送受信する。
無線部180は、アンテナ183を介して無線信号の受信動作を行う受信部181と、アンテナ183を介して無線信号の送信動作を行う送信部182と、を備えている。
受信部181は、受信した無線信号を復調し、復調した無線信号を制御部190に出力する。
制御部190は、受信部181から送られてきた復調無線信号に基づいて、例えば、発音部140に対して発音動作(通話の相手方の音声の出力)を行わせ、あるいは、表示部120に表示動作(通話の相手方の電話番号の表示あるいは通話中である旨を示す表示)を行わせる。
送信部182は、制御部190が受話部140から入力された音声に基づいて生成した音声信号あるいは制御部190が発信した制御信号を変調し無線信号に変換し、アンテナ183を介してこの無線信号を外部に送信する。
以上のように、携帯電話装置100は、無線部180が無線通信を実行することによって、他の電話との通話、電子メールの送受信、インターネットへの接続などの通信機能を実行することができるようになっている。
図1に示すように、制御部190は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)191と、第1のメモリ192と、第2のメモリ193と、各種命令及びデータを中央処理装置191に入力するための入力インターフェイス194と、中央処理装置191により実行された処理の結果を出力する出力インターフェイス195と、中央処理装置191と第1のメモリ192、第2のメモリ193、入力インターフェイス194及び出力インターフェイス195とを接続するバス196と、から構成されている。
第1及び第2のメモリ192、193の各々は、リード・オンリー・メモリー(ROM)、ランダム・アクセス・メモリー(RAM)またはICメモリーカードなどの半導体記憶装置、フレキシブルディスクなどの記憶媒体、ハードディスク、あるいは、光学磁気ディスクなどからなる。本実施形態においては、第1のメモリ192はROMからなり、第2のメモリ193はRAMからなる。
第1のメモリ192は中央処理装置191が実行するための各種の制御用プログラムその他の固定的なデータを格納している。
第2のメモリ193は様々なデータ及びパラメータを記憶しているとともに、中央処理装置191に対する作動領域を提供する、すなわち、中央処理装置191がプログラムを実行する上で一時的に必要とされるデータを格納している。
中央処理装置191は第1のメモリ192からプログラムを読み出し、そのプログラムを実行する。すなわち、中央処理装置191は第1のメモリ192に格納されているプログラムに従って作動し、操作部110、表示部120、発音部130、受話部140、電源部150、GPSユニット160、定期券機能部170及び無線部180の動作の制御を含む各種制御動作を実行する。
図2は、制御部190の一構成要素である中央処理装置191の機能的ブロック図である。
図2に示すように、中央処理装置191は、機能的には、行動パターン記録部191Aと、標準的行動パターン抽出部191Bと、行動パターン判定部191Cと、制御実行部191Dと、を構成している。
行動パターン記録部191Aは、携帯無線通信装置100のユーザの行動データ(行動データの詳細は後述する)を作成し、作成した行動データを、例えば、第2のメモリ193に蓄積する。あるいは、第2のメモリ193に蓄積することに代えて、データバックアップ用のサーバに行動データを送信し、当該サーバに行動データを蓄積させることも可能である。
標準的行動パターン抽出部191Bは、例えば、第2のメモリ193あるいはデータバックアップ用のサーバに蓄積された行動データに基づいて携帯電話装置100のユーザの標準的行動パターン(標準的行動パターンの詳細は後述する)を抽出する。
行動パターン判定部191Cは、標準的行動パターンと現在のユーザの行動パターンとを比較し、現在のユーザの行動パターンが標準的行動パターンから外れているか否かを判定する。
制御実行部191Dは、行動パターン判定部191Cにより、現在のユーザの行動パターンが標準的行動パターンから外れていると判定された場合に、第一の制御処理及び第二の制御処理のうちの何れか一方または双方を実施する。
第一の制御処理は携帯無線通信装置100の作動をロックする処理からなる。この第一の制御処理を実施することにより、操作部110を介してのデータまたはコマンドの携帯電話装置100への入力、表示部120における各種データの表示、他の電話装置との通信など携帯電話装置100の全ての動作が停止する。
第二の制御処理は第2のメモリ193に記憶されているデータを消去する処理からなる。この第二の制御処理においては、携帯電話装置100が第2のメモリ193の他にもデータ記憶用メモリを備えている場合には、全てのデータ記憶用メモリからデータが消去される。
第一の制御処理及び第二の制御処理の何れを実施するか、あるいは、双方を実施するかは携帯電話装置100のユーザが予め定めておくことが可能である。第一の制御処理及び第二の制御処理の何れか一方または双方を指定するコマンドを操作部110を介して制御部190に入力することにより、指定することが可能である。この場合、携帯電話装置100のユーザはいつでもその指定を変更することが可能である。
あるいは、携帯電話装置100の製造時において、第一の制御処理及び第二の制御処理の何れを実施するか、あるいは、双方を実施するかを制御部190に入力しておくことも可能である。
次いで、行動パターン記録部191Aによって作成される、携帯無線通信装置100のユーザの行動データについて説明する。
図3は、行動パターン記録部191Aによって作成される、携帯無線通信装置100のユーザの行動データの一例を示す。
例えば、携帯電話装置100のユーザが携帯電話装置100の定期券機能部170を用いて鉄道の駅を通過した場合、行動パターン記録部191Aはその通過駅及び通過時刻を、例えば、第2のメモリ193に記憶する。
例えば、2008年3月3日(月曜日)においては、携帯電話装置100のユーザは8時00分にA駅に入り、8時50分にB駅を出たことが第2のメモリ193に記憶され、さらに、同じ日において、携帯電話装置100のユーザは18時30分にB駅に入り、19時25分にA駅を出たことが第2のメモリ193に記憶される。
また、携帯電話装置100のユーザが通話を行った場合、その通話の開始の時刻(通話記録)、発信または受信の区別、使用された基地局などが行動パターン記録部191Aによって第2のメモリ193に記憶される。
鉄道の駅の通過時刻及び通話開始時刻は時間順に記憶される。
また、図3には図示していないが、行動パターン記録部191Aは、GPSユニット160を用いて、所定時間毎(例えば、30分毎)における携帯電話装置100のユーザの現在位置を第2のメモリ193に記憶させることも可能である。
次いで、標準的行動パターン抽出部191Bにより抽出される標準的行動パターンについて以下に説明する。
図4は、標準的行動パターン抽出部191Bが作成した標準的行動パターンの一例を示す。
携帯電話装置100のユーザの標準的行動パターンは、第2のメモリ193あるいはデータバックアップ用のサーバに蓄積された行動データに基づいて抽出される。
図3に示した携帯電話装置100のユーザの行動データにおいては、比較的決まった時間においてA駅とB駅との間の往復が毎日行われている。これに対して、携帯電話装置100による通話の時刻は時間的に一定していない。また、その通話に使用された基地局も一定していない。
このため、標準的行動パターン抽出部191Bは、A駅とB駅との間の往復を携帯電話装置100のユーザによって定期的に行われる事象と認定し、A駅とB駅との間の往復を標準的行動パターンとして設定する。
具体的には、標準的行動パターン抽出部191Bは、携帯電話装置100のユーザが、予想時刻としての7時45分から8時15分の間にA駅に入り、予想時刻としての8時35分から9時5分の間にB駅を出て、さらに、予想時刻としての18時00分から19時00分の間にB駅に入り、予想時刻としての18時50分から19時50分の間にA駅を出る、という標準的行動パターンを有するものとして、この標準的行動パターンを第2のメモリ193に記憶する。
なお、ユーザの行動データが曜日によって大きく異なる場合があり得る。例えば、ユーザが会社に勤務する会社員である場合、月曜日から金曜日までの行動データと土曜日及び日曜日の行動データとは大きく異なることが多い。このような場合には、月曜日から金曜日までに適用される標準的行動パターンと土曜日及び日曜日にのみ適用される標準的行動パターンとの二通りの標準的行動パターンを作成することもできる。
また、土曜日や日曜日のように、週によって、ユーザの行動データが大きく異なり、規則性を発見することができないような場合には、土曜日及び日曜日については標準的行動パターンを作成しないことも可能である。
あるいは、曜日ごとにユーザの行動データの規則性が変化する場合には、曜日ごとに標準的行動パターンを作成することも可能である。例えば、月曜日については第一の標準的行動パターンを適用し、火曜日については第二の標準的行動パターンを適用する、ということも可能である。
また、標準的行動パターン抽出部191Bは、予め定められた日数分の行動データ(例えば、15日分の行動データ)に基づいて、標準的行動パターンを抽出し、その日数毎に標準的行動パターンを順次更新するようにすることもできる。
図5は、本実施形態に係る携帯無線通信端末装置としての携帯電話装置100の動作を示すフローチャートである。
先ず、制御部190の行動パターン記録部191Aが、図3にその一例を示したように、携帯無線通信装置100のユーザの行動データを作成する(ステップS101)。
作成された行動データは、例えば、第2のメモリ193に蓄積され、あるいは、データバックアップ用のサーバに行動データを送信され、当該サーバに蓄積される(ステップS102)。
なお、行動データを第2のメモリ193に蓄積する場合、行動データのバックアップを確保するため、制御実行部191Dは、それまでに第2のメモリ193に蓄積された行動データを予め定められたデータバックアップ用サーバに送信する(ステップS103)。
例えば、第2のメモリ193には、行動データのバックアップを行う頻度(例えば、1時間に1回)が記憶されており、制御実行部191Dは、その頻度に従って、行動データをデータバックアップ用サーバに送信する。
次いで、制御部190の標準的行動パターン抽出部191Bは、第2のメモリ193あるいはデータバックアップ用のサーバに蓄積された行動データに基づいて、図4にその一例を示したように、携帯電話装置100のユーザの標準的行動パターンを抽出する(ステップS104)。
次いで、行動パターン判定部191Cは、標準的行動パターンと現在のユーザの行動パターンとを比較し、現在のユーザの行動パターンが標準的行動パターンの範囲外か否か、すなわち、現在のユーザの行動パターンが標準的行動パターンから外れているか否かを判定する(ステップS105)。
例えば、現在のユーザの行動パターンが標準的行動パターンから外れている場合とは次のような場合である。
(1)携帯電話装置100のユーザが予想時刻においてA駅及びB駅の一方または双方で乗降しない場合
(2)携帯電話装置100のユーザが予想時刻においてA駅及びB駅以外の駅で乗降した場合
(3)携帯電話装置100のユーザが予想時刻以外の時刻においてA駅及びB駅で乗降した場合
現在のユーザの行動パターンが標準的行動パターンから外れていないと判定された場合には(ステップS105のNO)、後述する第一の制御処理及び第二の制御処理は実施されない。
行動パターン判定部191Cにより、現在のユーザの行動パターンが標準的行動パターンから外れていると判定された場合には(ステップS105のYES)、制御実行部191Dは第一の制御処理(携帯電話装置100の作動のロック)及び第二の制御処理(データの消去)のうちの何れか一方または双方を実施する(ステップS106)。
本実施形態に係る携帯無線通信端末装置としての携帯電話装置100によれば、以下の効果を得ることができる。
携帯電話装置100のユーザの行動パターンが標準的行動パターンから外れている場合、すなわち、携帯電話装置100のユーザが日常とは異なる行動を行っている場合、携帯電話装置100のユーザが携帯電話装置100を紛失するおそれが比較的大きくなることが想定される。
そのような場合、本実施形態に係る携帯無線通信端末装置としての携帯電話装置100によれば、携帯電話装置100のユーザの行動パターンが標準的行動パターンから外れていることを自動的に検出し、携帯電話装置100の紛失に伴うデータの流出を防止するために必要な措置として、携帯電話装置100の作動のロック及び第2のメモリ193に記憶されているデータの消去の一方または双方を実施する。
これらの措置は携帯電話装置100のユーザによる何らかのアクションを必要とせずに、携帯電話装置100により自動的に行われる。
このため、携帯電話装置100の紛失に伴うデータの流出を確実に防止することが可能である。
なお、本実施形態においては、本実施形態に係る携帯無線通信端末装置を携帯電話装置100として構成したが、本実施形態に係る携帯無線通信端末装置の具現化対象は携帯電話装置100には限定されない。例えば、本実施形態に係る携帯無線通信端末装置をPHS(Personal Handy−phone System)にも応用することが可能である。以下に述べる変形例及び他の実施形態においても同様である。
(第一の実施形態の変形例1)
図6は、本発明の第一の実施形態に係る携帯無線通信端末装置の変形例1における動作を示すフローチャートである。
図5に示した携帯電話装置100のフローチャートにおいては、行動パターン判定部191Cにより、現在のユーザの行動パターンが標準的行動パターンから外れていると判定された場合には(ステップS105のYES)、制御実行部191Dは第一の制御処理(携帯電話装置100の作動のロック)及び第二の制御処理(データの消去)のうちの何れか一方または双方を実施する(ステップS106)。
本変形例1においては、行動パターン判定部191Cにより、現在のユーザの行動パターンが標準的行動パターンから外れていると判定された場合には(ステップS105のYES)、制御実行部191Dは表示部120に警告を表示する(ステップS107)。
警告は、例えば、携帯電話装置100のユーザに対して応答を要求し、応答がない場合には第一の制御処理または第二の制御処理を実行する旨の内容を有している。
表示部120における表示に代えて、発音部130を介して上記の内容のメッセージを発してもよく、表示部120における表示と発音部130を介してのメッセージの発信との双方を行ってもよい。
警告を発した後、制御実行部191Dは携帯電話装置100のユーザからの応答の有無を判定する(ステップS108)。
携帯電話装置100のユーザからの応答があった場合には(ステップS108のYES)、制御実行部191Dは第一の制御処理及び第二の制御処理を実行しない。この場合には、携帯電話装置100はそのまま動作を継続する。
携帯電話装置100のユーザからの応答がなかった場合には(ステップS108のNO)、制御実行部191Dは第一の制御処理(携帯電話装置100の作動のロック)及び第二の制御処理(データの消去)のうちの何れか一方または双方を実施する(ステップS106)。
携帯電話装置100のユーザからの応答がなかった場合とは、例えば、次のような場合である。
(1)予め定められた時間(例えば、1分間)内に携帯電話装置100のユーザから操作部110を介して何の入力もなかった場合
(2)応答を暗号で要求した場合に、予め定められた時間(例えば、1分間)内に携帯電話装置100のユーザから操作部110を介してその暗号の入力がなかった場合
(3)応答を暗号で要求した場合に、予め定められた時間(例えば、1分間)内に携帯電話装置100のユーザから操作部110を介して暗号の入力があったが、その暗号が真正の暗号ではなかった場合
以上のように、本変形例1によれば、携帯電話装置100のユーザの現在の行動パターンが標準的行動パターンから外れていると判定された場合であっても、警告に対してユーザから応答があった場合、すなわち、ユーザが携帯電話装置100を紛失するおそれがない場合には、第一の制御処理または第二の制御処理は不必要に行われない。このため、ユーザの意に反して、携帯電話装置100の動作のロックまたはデータの消去が行われることを防止することができる。
(第一の実施形態の変形例2)
図7は、本発明の第一の実施形態に係る携帯無線通信端末装置の変形例2における動作を示すフローチャートである。
図5に示した携帯電話装置100のフローチャートにおいては、行動パターン判定部191Cにより、現在のユーザの行動パターンが標準的行動パターンから外れていると判定された場合には(ステップS105のYES)、制御実行部191Dは第一の制御処理(携帯電話装置100の作動のロック)及び第二の制御処理(データの消去)のうちの何れか一方または双方を実施する(ステップS106)。
本変形例2においては、行動パターン判定部191Cにより、現在のユーザの行動パターンが標準的行動パターンから外れていると判定された場合には(ステップS105のYES)、制御実行部191Dは、第一の制御処理または第二の制御処理を実施する前に、携帯電話装置100のユーザの現在地を示す情報を予め定められた連絡先に連絡を行う(ステップS109)。
携帯電話装置100のユーザの現在地を示す情報はGPSユニット160により取得され、第2のメモリ193に記憶されたものである。
予め定められた連絡先は、携帯電話装置100のユーザによって、操作部110を介して予め第2のメモリ193に記憶されたものである。
予め定められた連絡先は1個に限定されるものではなく、2個以上の任意の数を選択することが可能である。
以上のように、本変形例2によれば、第一の制御処理または第二の制御処理が実施される直前のユーザの現在位置がユーザ以外の者に知らされることになるため、携帯電話装置100のユーザの追跡調査の一助になる。
(第一の実施形態の変形例3)
図8は、本発明の第一の実施形態に係る携帯無線通信端末装置の変形例3における動作を示すフローチャートである。
本変形例3においては、制御実行部191Dが第一の制御処理または第二の制御処理を実施する(ステップS106)前に、第2のメモリ193に記憶されているデータ(携帯電話装置100のユーザの行動データを含む)を予め定められたサーバ、例えば、データバックアップ用サーバに送信する(ステップS110)。
本変形例3によれば、制御実行部191Dが第二の制御処理を実施し(ステップS106)、第2のメモリ193内の全てのデータを消去した場合であっても、携帯電話装置100が正常に作動するようになった後に、データバックアップ用サーバからデータを受信することにより、データ消去前のデータを復活させることができる。
(第二の実施形態)
図9は、本発明の第二の実施形態に係る携帯無線通信端末装置としての携帯電話装置における制御部190の中央処理装置197の機能的ブロック図である。
本発明の第二の実施形態に係る携帯無線通信端末装置としての携帯電話装置は、第一の実施形態に係る携帯無線通信端末装置としての携帯電話装置100と比較して、制御部190が中央処理装置191の代わりに中央処理装置197を備えている点を除いて、第一の実施形態に係る携帯無線通信端末装置としての携帯電話装置100と同一の構造を有している。このため、第一の実施形態に係る携帯無線通信端末装置としての携帯電話装置100と同一の構成要素には同一の参照符号を付す。
図9に示すように、本実施形態における中央処理装置197は、機能的には、データ消去判定部197Aと、制御実行部197Bと、を構成している。
データ消去判定部197Aはタイマー198の機能を有しており、このタイマー198の機能により、本実施形態に係る携帯電話装置が予め定められたサーバ(例えば、後述する第三の実施形態における通信状態監視サーバ)と通信不能の状態である時間Tを測定し、さらに、時間Tが予め定められた時間Tを越えているか否かを判定する。
制御実行部197Bは、データ消去判定部197Aにより、本実施形態に係る携帯電話装置が予め定められたサーバと通信不能の状態である時間Tが予め定められた時間Tを越えていると判定された場合には、第2のメモリ193に記憶されている全てのデータを消去する。
図10は本実施形態に係る携帯無線通信端末装置としての携帯電話装置の動作を示すフローチャートである。
先ず、データ消去判定部197Aは、タイマー198の機能により、本実施形態に係る携帯電話装置が予め定められたサーバと通信不能の状態である時間Tを測定する(ステップS201)。
次いで、データ消去判定部197Aは、時間Tが予め定められた時間Tを越えているか否かを判定する(ステップS202)。
時間Tが予め定められた時間Tを越えていない場合には(ステップS202のNO)、制御実行部197Bは第一の制御処理及び第二の制御処理を実行しない。この場合には、携帯電話装置はそのまま動作を継続する。
データ消去判定部197Aにより、時間Tが予め定められた時間Tを越えていたと判定された場合には(ステップS202のYES)、制御実行部197Bは第一の制御処理(携帯電話装置の作動のロック)及び第二の制御処理(データの消去)のうちの何れか一方または双方を実施する(ステップS203)。
本実施形態に係る携帯無線通信端末装置としての携帯電話装置が予め定められたサーバと予め定められた時間を越えて通信不能である場合、当該携帯電話装置のユーザが当該携帯電話装置を紛失している可能性が高い。
このような場合、本実施形態に係る携帯無線通信端末装置としての携帯電話装置は、携帯電話装置の紛失に伴うデータの流出を防止するために必要な措置として、携帯電話装置の作動のロック及び第2のメモリ193に記憶されているデータの消去の一方または双方を実施する。
これらの措置は携帯電話装置のユーザによる何らかのアクションを必要とせずに、携帯電話装置により自動的に行われる。
このため、本実施形態によれば、携帯電話装置の紛失に伴うデータの流出を確実に防止することが可能である。
なお、上述の第一の実施形態の変形例1乃至3を本実施形態に適用することも可能である。
第一の実施形態の変形例1を本実施形態に対して適用する場合、時間Tが予め定められた時間Tを越えていたと判定されたときには(ステップS202のYES)、制御実行部197Bは表示部120に警告を表示する(ステップS107)。
警告を発した後、制御実行部197Bは携帯電話装置100のユーザからの応答の有無を判定する(ステップS108)。
携帯電話装置100のユーザからの応答があった場合には(ステップS108のYES)、制御実行部197Bは第一の制御処理及び第二の制御処理を実行しない。
携帯電話装置100のユーザからの応答がなかった場合には(ステップS108のNO)、制御実行部197Bは第一の制御処理(携帯電話装置100の作動のロック)及び第二の制御処理(データの消去)のうちの何れか一方または双方を実施する(ステップS203)。
第一の実施形態の変形例2を本実施形態に対して適用する場合、時間Tが予め定められた時間Tを越えていたと判定されたときには(ステップS202のYES)、制御実行部197Bは、第一の制御処理または第二の制御処理を実施する前に、携帯電話装置のユーザの現在地を示す情報を予め定められた連絡先に連絡を行う(ステップS109)。
第一の実施形態の変形例3を本実施形態に対して適用する場合、時間Tが予め定められた時間Tを越えていたと判定されたときには(ステップS202のYES)、制御実行部197Bは、第一の制御処理または第二の制御処理を実施する(ステップS203)前に、第2のメモリ193に記憶されているデータ(携帯電話装置100のユーザの行動データを含む)を予め定められたサーバ、例えば、データバックアップ用サーバに送信する(ステップS110)。
(第三の実施形態)
図11は、本発明の第三の実施形態に係る通信システム300のブロック図である。
図11に示すように、本実施形態に係る通信システム300は、携帯電話装置310と、データバックアップサーバ320と、通信状態監視サーバ330と、から構成されている。
携帯電話装置310は本発明の第一の実施形態に係る携帯無線通信端末装置としての携帯電話装置100と同一の構成を有しており、従って、携帯電話装置100と同様に作動する。
本実施形態における携帯電話装置310は第一の実施形態における携帯電話装置100と同様の作動を行うため、以下、携帯電話装置310とデータバックアップサーバ320との関係及び携帯電話装置310と通信状態監視サーバ330との関係についてのみ説明を行う。
携帯電話装置310とデータバックアップサーバ320との関係は次の通りである。
制御部190の第2のメモリ193には、行動データのバックアップを行う頻度(例えば、1時間に1回)が記憶されており、制御実行部191Dは、その頻度に従って、第2のメモリ193に記憶されているユーザの行動データをデータバックアップ用サーバ320に送信する(図5のステップS103)。データバックアップサーバ320は、携帯電話装置310から行動データを受信し、受信した行動データを記憶する。
さらに、制御実行部191Dは、第二の制御処理(データの消去)を実施する前に、第2のメモリ193に記憶されているユーザの行動データをデータバックアップ用サーバ320に送信する(図8のステップS110)。
なお、携帯電話装置310からデータバックアップサーバ320に送信されるデータは、行動データのみならず、第2のメモリ193に記憶されている全てのデータとすることもできる。
携帯電話装置310と通信状態監視サーバ330との関係は次の通りである。
第一の実施形態の変形例2(図7)を第二の実施形態(図10)に適用した場合、携帯電話装置の中央処理装置197がステップS202(携帯電話装置が予め定められたサーバと通信不能の状態である時間Tが予め定められた時間Tを越えているか否かの判定)及びステップS109(第一の制御処理または第二の制御処理を実施する前に、携帯電話装置のユーザの現在地を示す情報を予め定められた連絡先に連絡する処理)を実施していた。
本実施形態においては、中央処理装置197に代わって通信状態監視サーバ320がこれらのステップS202及びステップS109を実施する。
具体的には以下の通りである。
先ず、通信状態監視サーバ320は、内蔵するタイマー(図示せず)の機能により、携帯電話装置310と通信不能の状態である時間Tを測定する(ステップS201に相当するステップ)。
次いで、通信状態監視サーバ320は、時間Tが予め定められた時間Tを越えているか否かを判定する(ステップS202に相当するステップ)。
時間Tが予め定められた時間Tを越えた場合には(ステップS202のYESに相当する場合)、通信状態監視サーバ320は、携帯電話装置310のユーザの現在地を示す情報を予め定められた連絡先340に連絡する(ステップS109に相当するステップ)。
連絡先340は予め通信状態監視サーバ320に対して登録されている。
時間Tが予め定められた時間Tを越えていない場合には(ステップS202のNOに相当する場合)、通信状態監視サーバ320は予め定められた連絡先340への連絡は行わない。
以上のように、本実施形態に係る通信システム300によれば、上述の第一及び第二の実施形態並びにそれらの変形例に係る携帯無線通信端末装置としての携帯電話装置による効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
本実施形態に係る通信システム300においては、制御部190の第2のメモリ193に記憶されているデータは、定期的に(図5のステップS103)、あるいは、第二の制御処理(データの消去)の実行前に(図8のステップS110)、データバックアップサーバ329に送信される。このため、中央処理装置191、197制御実行部191D、197Bが第二の制御処理を実施し(例えば、図5のステップS106)、第2のメモリ193内の全てのデータを消去した場合であっても、携帯電話装置が正常に作動するようになった後に、携帯電話装置がデータバックアップサーバ320からデータを受信することにより、データ消去前のデータを復活させることができる。
また、本実施形態に係る通信システム300においては、通信状態監視サーバ320が、携帯電話装置310と通信不能の状態である時間Tが予め定められた時間Tを越えているか否かを監視するため、第一の実施形態における携帯電話装置100と比較して、本実施形態における携帯電話装置310の負荷を軽減させることができる。
なお、本実施形態に係る通信システム300においては、携帯電話装置310は第一の実施形態における携帯電話装置100と同一の構造を有するものとしたが、第一の実施形態における携帯電話装置100に代えて、第一の実施形態の変形例1乃至3あるいは第二の実施形態に係る携帯電話装置を用いることも可能である。
(第三の実施形態の変形例1)
図12は、本発明の第三の実施形態の変形例1に係る通信システム350のブロック図である。
本変形例に係る通信システム350は、第三の実施形態に係る通信システム300と比較して、行動パターン格納サーバ360を追加的に備えている点を除いて、第三の実施形態に係る通信システム300と同一の構造を有している。このため、第三の実施形態に係る通信システム300と同一の構成要素には同一の参照符号を付す。
行動パターン格納サーバ360は、形態に310により作成されたユーザの行動データを受信し、当該行動データを格納する。
第一の実施形態に係る携帯無線通信端末装置としての携帯電話装置100においては、行動パターン記録部191Aにより作成されたユーザの行動データは、例えば、第2のメモリ193に蓄積されていたのに対して、本実施形態においては、ユーザの行動データは行動パターン格納サーバ360に格納される。このため、第2のメモリ193の負荷を軽減させることができるとともに、行動パターン格納サーバ360が行動データのバックアップデータを保持することになるので、行動データをより確実に保持することが可能になる。
本発明の第一の実施形態に係る携帯無線通信端末装置のブロック図である。 本発明の第一の実施形態に係る携帯無線通信端末装置における制御部の一構成要素である中央処理装置の機能的ブロック図である。 中央処理装置の行動パターン記録部によって作成される、携帯無線通信装置のユーザの行動データの一例を示す図である。 中央処理装置の標準的行動パターン抽出部が作成した標準的行動パターンの一例を示す図である。 本発明の第一の実施形態に係る携帯無線通信端末装置としての携帯電話装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第一の実施形態に係る携帯無線通信端末装置の変形例1における動作を示すフローチャートである。 本発明の第一の実施形態に係る携帯無線通信端末装置の変形例2における動作を示すフローチャートである。 本発明の第一の実施形態に係る携帯無線通信端末装置の変形例3における動作を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施形態に係る携帯無線通信端末装置としての携帯電話装置における制御部の中央処理装置の機能的ブロック図である。 本発明の第二の実施形態に係る携帯無線通信端末装置としての携帯電話装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第三の実施形態に係る通信システムのブロック図である。 本発明の第三の実施形態の変形例1に係る通信システムのブロック図である。
符号の説明
100 本発明の第一の実施形態に係る携帯無線通信端末装置
110 操作部
120 表示部
130 発音部
140 受話部
150 電源部
160 GPSユニット
170 定期券機能部
180 無線部
181 受信部
182 送信部
183 アンテナ
190 制御部
191 中央処理装置
191A 行動パターン記録部
191B 標準的行動パターン抽出部
191C 行動パターン判定部
191D 制御実行部
192 第1のメモリ
193 第2のメモリ
194 入力インターフェイス
195 出力インターフェイス
196 バス
197 中央処理装置
197A データ消去判定部
197B 制御実行部
198 タイマー
300 本発明の第三の実施形態に係る通信システム
310 携帯電話装置
320 データバックアップサーバ
330 通信状態監視サーバ
340 連絡先
350本発明の第三の実施形態の変形例1に係る通信システム
360 行動パターン格納サーバ

Claims (23)

  1. 行動パターン記録部と、標準的行動パターン抽出部と、行動パターン判定部と、制御実行部と、データが記憶されている記憶部と、を備える携帯無線通信端末装置であって、
    前記行動パターン記録部は、前記携帯無線通信装置のユーザの行動データを作成し、前記行動データを蓄積し、
    前記標準的行動パターン抽出部は、蓄積された前記行動データに基づいて前記ユーザの標準的行動パターンを抽出し、
    前記行動パターン判定部は、前記標準的行動パターンと現在の前記ユーザの行動パターンとを比較し、現在の前記ユーザの行動パターンが前記標準的行動パターンから外れているか否かを判定し、
    前記制御実行部は、前記行動パターン判定部により、現在の前記ユーザの行動パターンが前記標準的行動パターンから外れていると判定された場合に、第一の制御処理及び第二の制御処理のうちの少なくとも何れか一方を行い、
    前記第一の制御処理は前記携帯無線通信装置の作動をロックする処理からなり、
    前記第二の制御処理は前記記憶部に記憶されている前記データを消去する処理からなるものである携帯無線通信装置。
  2. 前記制御実行部は、
    前記行動パターン判定部により、現在の前記ユーザの行動パターンが前記標準的行動パターンから外れていると判定された場合には、前記ユーザに対して、前記第一の制御処理及び前記第二の制御処理のうちの少なくとも何れか一方を実行する旨の警告を発し、
    前記警告に対して前記ユーザから応答がない場合には、前記第一の制御処理及び前記第二の制御処理のうちの少なくとも何れか一方を実施するものである請求項1に記載の携帯無線通信端末装置。
  3. 前記制御実行部は、前記第一の制御処理及び前記第二の制御処理のうちの少なくとも何れか一方を実施する前に、前記ユーザの現在地を示す情報を前記記憶部に記憶されている予め定められた連絡先に連絡を行うものであることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯無線通信端末装置。
  4. 前記携帯無線通信端末装置は携帯電話装置からなるものであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の携帯無線通信端末装置。
  5. データが記憶されている記憶部と、データ消去判定部と、制御実行部と、を備える携帯無線通信端末装置であって、
    前記データ消去判定部は、予め定められたサーバと通信不能の状態である時間が予め定められた時間を越えているか否かを判定し、
    前記制御実行部は、前記データ消去判定部により、前記予め定められたサーバと通信不能の状態である時間が予め定められた時間を越えていると判定された場合には、前記記憶部に記憶されているデータを消去するものである携帯無線通信端末装置。
  6. 前記制御実行部は、前記データ消去判定部により、予め定められたサーバと通信不能の状態である時間が予め定められた時間を越えていると判定された場合には、前記記憶部に記憶された予め定められた連絡先に通知を行い、
    前記データ消去部は、前記通知が完了した後、前記記憶部に記憶されているデータを消去するものである請求項5に記載の携帯無線通信端末装置。
  7. 前記制御実行部は、前記データが消去される前に、前記データをデータバックアップサーバに送信することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の携帯無線通信端末装置。
  8. 前記記憶部には前記データのバックアップを行う頻度が記憶されており、前記制御実行部は、前記頻度に従って、前記データを予め定められたデータバックアップ用サーバに送信することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の携帯無線通信端末装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか一項に記載の携帯無線通信端末装置と、データバックアップサーバと、通信状態監視サーバと、からなる通信システムであって、
    前記データバックアップサーバは、前記携帯無線通信端末装置から、前記携帯無線通信端末装置の記憶部に記憶されているデータを受信し、当該データを記憶し、
    前記通信状態監視サーバは、前記携帯無線通信端末装置と通信不能の状態である時間が予め定められた時間を越えている場合には、前記携帯無線通信端末装置のユーザの現在地を示す情報を予め定められた連絡先に送信するものである通信システム。
  10. 行動パターン格納サーバをさらに備えており、
    前記行動パターン格納サーバは、前記携帯無線通信端末装置により作成された前記ユーザの行動データを受信し、当該行動データを格納するものである請求項9に記載の通信システム。
  11. 携帯無線通信装置のユーザの行動データを作成し、前記行動データを蓄積する第一の過程と、
    蓄積された前記行動データに基づいて前記ユーザの標準的行動パターンを抽出する第二の過程と、
    前記標準的行動パターンと現在の前記ユーザの行動パターンとを比較し、現在の前記ユーザの行動パターンが前記標準的行動パターンから外れているか否かを判定する第三の過程と、
    前記第三の過程において、現在の前記ユーザの行動パターンが前記標準的行動パターンから外れていると判定された場合に、前記携帯無線通信装置の作動をロックする第一の制御処理及び前記携帯無線通信端末装置の記憶部に記憶されているデータを消去する第二の制御処理のうちの少なくとも何れか一方の処理を行う第四の過程と、
    を備える携帯無線通信装置の制御方法。
  12. 前記第三の過程において、現在の前記ユーザの行動パターンが前記標準的行動パターンから外れていると判定された場合には、前記ユーザに対して、前記第一の制御処理及び前記第二の制御処理のうちの少なくとも何れか一方を実施する旨の警告を発する過程をさらに備え、
    前記警告に対して前記ユーザから応答がない場合には、前記第四の過程において、前記第一の制御処理及び前記第二の制御処理のうちの少なくとも何れか一方理が実施されることを特徴とする請求項11に記載の携帯無線通信端末装置の制御方法。
  13. 前記第一の制御処理及び前記第二の制御処理のうちの少なくとも何れか一方を実施する前に、前記ユーザの現在地を示す情報を前記記憶部に記憶されている予め定められた連絡先に連絡を行う過程をさらに備えることを特徴とする請求項11または12に記載の携帯無線通信端末装置の制御方法。
  14. 予め定められたサーバと通信不能の状態である時間が予め定められた時間を越えているか否かを判定する第一の過程と、
    前記第一の過程において、前記予め定められたサーバと通信不能の状態である時間が予め定められた時間を越えていると判定された場合には、携帯無線通信装置の作動をロックする第一の制御処理及び前記携帯無線通信端末装置の記憶部に記憶されているデータを消去する第二の制御処理のうちの少なくとも何れか一方の処理を行う第二の過程と、
    を備える携帯無線通信端末装置の制御方法。
  15. 前記第一の過程において、予め定められたサーバと通信不能の状態である時間が予め定められた時間を越えていると判定された場合には、前記携帯無線通信端末装置の記憶部に記憶された予め定められた連絡先に通知を行う過程をさらに備え、
    前記第二の過程においては、前記通知が完了した後、前記記憶部に記憶されているデータを消去するものであることを特徴とする請求項14に記載の携帯無線通信端末装置の制御方法。
  16. 前記データが消去される前に、前記データをデータバックアップサーバに送信する過程をさらに備えることを特徴とする請求項11乃至15の何れか一項に記載の携帯無線通信端末装置の制御方法。
  17. データが記憶されている記憶部を備える携帯無線通信端末装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記プログラムが行う処理は、
    携帯無線通信装置のユーザの行動データを作成し、前記行動データを蓄積する第一の制御処理と、
    蓄積された前記行動データに基づいて前記ユーザの標準的行動パターンを抽出する第二の制御処理と、
    前記標準的行動パターンと現在の前記ユーザの行動パターンとを比較し、現在の前記ユーザの行動パターンが前記標準的行動パターンから外れているか否かを判定する第三の処理と、
    前記第三の処理において、現在の前記ユーザの行動パターンが前記標準的行動パターンから外れていると判定された場合に、前記携帯無線通信装置の作動をロックする第一の制御処理及び前記携帯無線通信端末装置の記憶部に記憶されているデータを消去する第二の制御処理のうちの少なくとも何れか一方の処理を行う第四の処理と、
    からなるものであるプログラム。
  18. 前記第三の処理において、現在の前記ユーザの行動パターンが前記標準的行動パターンから外れていると判定された場合には、前記ユーザに対して、前記データを消去する旨の警告を送信する処理をさらに備え、
    前記警告に対して前記ユーザから応答がない場合には、前記第四の処理において、前記第二の制御処理が実施されることを特徴とする請求項17に記載のプログラム。
  19. 前記第二の制御処理を実施する前に、前記ユーザの現在地を示す情報を前記記憶部に記憶されている予め定められた連絡先に送信する処理をさらに備えることを特徴とする請求項17または18に記載のプログラム。
  20. 前記第二の制御処理が実施される前に、前記データをデータバックアップサーバに送信する処理をさらに備えることを特徴とする請求項17乃至19の何れか一項に記載のプログラム。
  21. データが記憶されている記憶部を備える携帯無線通信端末装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記プログラムが行う処理は、
    予め定められたサーバと通信不能の状態である時間が予め定められた時間を越えているか否かを判定する第一の処理と、
    前記第一の処理において、前記予め定められたサーバと通信不能の状態である時間が予め定められた時間を越えていると判定された場合には、前記記憶部に記憶されているデータを消去する第二の処理と、
    からなるプログラム。
  22. 前記第一の処理において、予め定められたサーバと通信不能の状態である時間が予め定められた時間を越えていると判定された場合には、前記記憶部に記憶された予め定められた連絡先に通知を行う処理をさらに備え、
    前記第二の処理においては、前記通知が完了した後、前記記憶部に記憶されているデータを消去するものであることを特徴とする請求項21に記載のプログラム。
  23. 前記データが消去される前に、前記データをデータバックアップサーバに送信する処理をさらに備えることを特徴とする請求項17乃至22の何れか一項に記載のプログラム。
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