JP2009219657A - シート・クッション - Google Patents

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Shozo Muraishi
正三 村石
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Tachi S Co Ltd
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【課題】軽量化を図り、成形可能にして腰部押え形状を容易に作れ、そして、表皮端末にタッカーを使用可能にしてその表皮端末を固定する作業時間を格段に短縮可能にする
【解決手段】発泡合成樹脂ビーズから成形されるクッション・フレーム11と、そのクッション・フレーム11の上面14に敷かれるクッション・パッド12とそのクッション・パッド12の上から被せられてそのクッション・フレーム11に固定される表皮13とを含む。
【選択図】図2

Description

この発明は、自動シートのシート・クッションに関し、具体的には、自動車のリア・シートに用いるリア・シート・クッションに関する。
通常、自動車に用いるリア・シート・クッションでは、ワイヤ・フレームにパッドを一体発泡し、そして、それに表皮を被せてホグリングでその表皮の端末を固定する製造法が一般的に採られる。そのような構造から乗員の前方移動の規制がそのパッドのみによるので、前方衝突時、腰部移動が大きくなる不具合があるに加えて鋼製ワイヤ構造のために重量が大きくなる不具合もあった。
また、パッドがそれのサポート部分に発泡ビーズ・ブロックを一体的に埋め込み、そして、パイプ・フレームに組み付けられるシート・クッションでは、そのサポート部分に適度の硬さと弾力性が与えられて違和感を感ずることなくサポート機能が果される反面、そのパイプ・フレームによって軽量化が難かしい。
実開昭58−137356号公報
この発明の課題は、軽量化を図り、成形可能にして腰部押え形状を容易に作れ、そして、表皮端末にタッカーを使用可能にしてその表皮端末を固定する作業時間を格段に短縮可能にするところのシート・クッションの提供にある。
この発明は、発泡合成樹脂ビーズから成形されるクッション・フレームと、そのクッション・フレームの上面に敷かれるクッション・パッドとそのクッション・パッドの上から被せられてそのクッション・フレームに固定される表皮とを含む。
この発明では、軽量化が図られ、成形が可能になって腰部押え形状が容易に作られ、そして、表皮端末にタッカーを使用することが可能になってその表皮端末を固定する作業時間が格段に短縮され、そしてさらにはその軽量化に伴って温室効果ガス(二酸化炭素)の排出量が削減される。
クッション・フレームが、発泡合成樹脂ビーズ、具体的にはポリプロピレン・ビーズからパン型に成形され、そして、それの上面の中央部分に張出し***を備え、クッション・パッドが、そのクッション・フレームの張出し***に適合される大きさでそれの下面に開口されてそのクッション・フレームのその上面に敷かれた状態でその張出し***をはめ込み可能にするパッド肉取り窪みを備え、そして、表皮が、そのクッション・フレームのその上面に敷かれたそのクッション・パッドの上から被せられてタッカーでそれの表皮端末をそのクッション・フレームに止めてそのクッション・フレームに固定される。
以下、特定されて図示された具体例に基づいて、この発明のシート・クッションを説明するに、図1および図2は、自動車のリア・シート・クッションに活用されるところのこの発明のシート・クッションの具体例10を示し、そして、そのリア・シート・クッション10では・ポリプロピレン・ビーズ発泡体クッション・フレーム11と、そのクッション・フレーム11の上面14に敷かれるクッション・パッド12と、そのクッション・パッド12の上から被せられてそのクッション・フレーム11に固定される表皮13とを含む構造が採られる。
そのクッション・フレーム11は、発泡合成樹脂ビーズ、具体的には、ポリプロピレン・ビーズからパン型に成形され、その上面14の中央部分に張出し***18を備え、そして、フレーム・リア16に複数の丸穴21、21、21、21、21、21を、両フレーム・サイド17、18に台形穴22、23に明けた成形品に作られている。そして、このクッション・フレーム11では、その張出し***19に対応した窪み20が下面15に開口される。
そのクッション・パッド12は、そのクッション・フレーム11のその張出し***19に適合される大きさで下面24に開口されてそのクッション・フレーム11のその上面14に敷かれた状態でその張出し***19をはめ込み可能にするパッド肉取り窪み25を備えるウレタン・フォーム成形品である。
このクッション・パッド12では、その窪み25によって薄肉にされてもそのクッション・フレーム11の弾力性によって十分なクッション性が保たれる。
その表皮13は、そのクッション・フレーム11のその上面14に敷かれたそのクッション・パッド12の上から被せられてタッカ30、30、・・・でそれの表皮端末26をそのクッション・フレーム11に止めてそのクッション・フレーム11に固定される。
したがって、このリア・シート・クッション10では、そのクッション・フレーム11が、予め、型でそのポリプロピレン・ビーズからパン型に成形され、そのクッション・パッド12も予め、別の型でウレタン樹脂から発泡成形されるので、そのクッション・パッド12がそのパッド肉取り窪み25にそのクッション・フレーム11のその張出し***19をはめ込んでそのクッション・フレーム11のその上面14に敷かれ、次に、その表皮13がそのクッション・パッド12の上から被せられ、そして、タッカー30、30、・・・でそれの表皮端末26をそのクッション・フレーム11に止め、そして、そのようにしてその表皮13がそのクッション・フレーム11に固定されてそのリア・シート・クッション10に組み立てられる。
そして、このリア・シート・クッション10では、そのクッション・フレーム11が軽量化されるに加えてそのクッション・パッド12もそのクッション・フレーム11によって薄肉にできて軽量化され、そして、全体的に軽量化が図られ、また、成形が可能になって腰部押え形状が容易に作られ、そして、その表皮13のその表皮端末25にタッカー30が使用できてその表皮端末を固定する作業時間が格段に短縮され、そしてさらにはその軽量化に伴って温室効果ガス(二酸化炭素)の排出量が軽減される。勿論、このリア・シート・クッション10では、そのクッション・パッド12は、型でその表皮13と一体発泡されても、そのクッション・フレーム11、その表皮13と一体発泡されてもかまわない。
そうすると、組付け作業が、簡単になってその作業時間がさらに短縮される。
先に図面を参照して説明されたところのこの発明の特定された具体例から明らかであるように、この発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(nature)および本質(substance)に由来し、そして、それらを内在させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容は、その発明の課題に相応し(be commensurate with)、そして、その発明の成立に必須である。
上述から理解されるように、この発明のシート・クッションは、発泡合成樹脂ビーズから成形されるクッション・フレームと、そのクッション・フレームの上面に敷かれるクッション・パッドとそのクッション・パッドの上から被せられてそのクッション・フレームに固定される表皮とを含むので、この発明のシート・クッションでは、そのクッション・フレームが軽量化されるに加えてそのクッション・パッドもそのクッション・フレームによって薄肉にできて軽量化され、そして、全体的に軽量化が図られ、また、成形が可能になって腰部押え形状が容易に作られ、そして、その表皮のその表皮端末にタッカーが使用できてその表皮端末を固定する作業時間が格段に短縮され、そして、さらにはその軽量化に伴って温室効果ガス(二酸化炭素)の排出量が軽減され、その結果、自動車シートにとって非常に有用で実用的である。
自動車のリア・シート・クッションに活用されるところのこの発明のシート・クッションの具体例を一部切り欠いて示した斜視図である。 そのリア・シート・クッションに活用されるクッション・フレームを示した斜視図である。
符号の説明
11 クッション・フレーム
12 クッション・パッド
13 表皮
14 上面
15 下面
16 フレーム・リア
17 フレーム・サイド
18 フレーム・サイド
19 張出し***
20 窪み
21 丸穴
22 台形穴
23 台形穴
24 下面
25 パッド肉取り窪み
26 表皮端末

Claims (2)

  1. 発泡合成樹脂ビーズから成形されるクッション・フレームと、そのクッション・フレームの上面に敷かれるクッション・パッドとそのクッション・パッドの上から被せられてそのクッション・フレームに固定される表皮とを含むシート・クッション。
  2. そのクッション・フレームが、パン型に成形され、そして、それの上面の中央部分に張出し***を備え、そして、そのクッション・パッドが、その張出し***に適合される大きさでそれの下面に開口されてそのクッション・フレームのその上面に敷かれた状態でその張出し***をはめ込み可能にするパッド肉取り窪みを備える請求項1に記載のシート・クッション。
JP2008067110A 2008-03-17 2008-03-17 シート・クッション Pending JP2009219657A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019098107A (ja) * 2017-12-08 2019-06-24 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019098107A (ja) * 2017-12-08 2019-06-24 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
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