JP2009219166A - イメージに係る情報をユーザーに提供する方法及びシステム、並びにこのための移動通信端末機 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、イメージに係る情報をユーザーに提供する方法及びシステム、並びにこのための移動通信端末機を提供する。
【解決手段】イメージに係る情報をユーザーに提供する移動通信端末機であって、動画を表示するための表示部と、イメージ、イメージパターン、文字、及びその関連情報を格納するためのデータベースと、格納された動画ファイルが再生され、前記表示部に表示される途中に、ユーザーによりキャプチャーキーが押下されれば、キャプチャー窓の領域に該当する動画の部分をキャプチャーし、前記キャプチャーしたイメージ内に含まれたイメージパターンや文字を認識し、その関連情報を前記データベースから検索した後、ユーザーに提供する制御部と、を備えることを特徴とする移動通信端末機。
【選択図】図１

Description

本発明は、イメージに係る情報をユーザーに提供する方法及びシステム、並びにこのための移動通信端末機に関する。

最近、移動通信端末機の普及化に伴い、移動通信端末機の画面を介して、運転中に道路の状況をガイドする交通情報サービス、自分だけの独特なベル音を登録して使用できるマイベル(my bell)サービス、ボイスメールボックスの着信を文字として通報する移動電話呼び出しサービスなど、多様なサービスが提供されている。このような移動通信端末機には、ボイスメールボックス機能や特殊情報受信機能のような様々な付加サービスをサービス提供者から提供される機能が設計されているため、移動通信端末機のユーザーは、固有の電話通話機能と共に多様な使用上の便宜を提供されている。

このような多様なサービス及び付加機能が拡大されるにつれて、移動通信システムは、音声やデータだけでなく、数Ｍｂ/ｓのデータレートのＩＳＤＮ級マルチメディアサービスを提供する。このような移動通信システムに適している端末機が開発されつつある。一例として、被写体を撮影したイメージの格納機能を持つカメラモジュールを備える移動通信端末機が登場することになった。

このように、カメラ付き移動通信端末機が大衆化されるにつれて、ユーザーは、いつでもどこでも便利に撮影が可能である。また、常に携帯している移動通信端末機にカメラを装着しているため、非常時だけでなく、必要時にいつでも撮影が可能である。

したがって、カメラモジュールを備えた移動通信端末機を効率よく多様な方法により活用する必要がある。移動通信端末機の効率を高め、ユーザーの多様な欲求を満足させるために、カメラ付き移動通信端末機と、このような移動通信端末機の多様なサービスや付加機能とを統合させる必要がある。一例として、前述した移動通信端末機に具備されたカメラモジュールを用いて、文書に印字された電話番号及びデータのような文字を認識できるＯＣＲ(Optical Character Recognition)機能の具現が挙げられる。

しかし、移動通信端末機に具備されたカメラモジュールを用いた多様な応用が可能であるにも拘らず、カメラモジュールはＯＣＲ機能のみに適用されていた。

よって、本発明の目的は、イメージに係る情報をユーザーに提供する方法及びシステム、並びにこのための移動通信端末機を提供することにある。

前記目的を達成するために、本発明のイメージに係る情報をユーザーに提供する移動通信端末機は、動画を表示するための表示部と、イメージ、イメージパターン、文字、及びその関連情報を格納するためのデータベースと、格納された動画ファイルが再生され、前記表示部に表示される途中に、ユーザーによりキャプチャーキーが押下されれば、キャプチャー窓の領域に該当する動画の部分をキャプチャーし、前記キャプチャーしたイメージ内に含まれたイメージパターンや文字を認識し、その関連情報を前記データベースから検索した後、ユーザーに提供する制御部と、を備える。

本発明によれば、移動通信端末機に具備されたカメラモジュールを用いるため、カメラモジュールの応用範囲が広くなり、且つ、ユーザーの使用の便宜性が増大する。また、移動通信端末機において、カメラモジュールを用いてキャプチャーしたイメージに係る情報を検索するので、ユーザーはイメージを撮影するだけでも所望の情報を容易に得られる。

以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。また、本発明の説明において、本発明に関連した公知機能や構成についての具体的な説明が、本発明の要旨を不明瞭にすると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。

本発明の移動通信端末機は、カメラモジュールを介して撮影したイメージに係る情報が得られるように構成される。すなわち、本発明の移動通信端末機は、カメラモジュールを介して撮影したイメージに係る情報を、内部検索したり又はインターネット網や無線網を介して情報提供サーバーに要請する。ここで、撮影したイメージは、特定の建物のアウトラインを示すイメージ、所定の小売店の看板、バスのナンバープレートなどになり得る。移動通信端末機は、撮影したイメージを直ぐに情報提供サーバーに転送することができ、撮影したイメージからイメージパターンや文字を認識してその結果を情報提供サーバーに転送することもできる。また、カメラ部を介して撮影されたイメージは、ユーザーにより所定の領域のみがキャプチャーされることができる。すなわち、移動通信端末機は、カメラ部を介して撮影したイメージに対し、ユーザーに所定の領域をキャプチャーできるようにする。勿論、撮影イメージの中でキャプチャーした領域のみが情報提供サーバーに転送されることができる。

情報提供サーバーは、移動通信端末機から撮影したイメージを受信すれば、撮影したイメージからイメージパターンや文字を認識した後、その関連情報を検索する。或いは、情報提供サーバーは、イメージパターンや文字を受信すれば、受信したイメージパターンや文字に係る情報を検索する。情報提供サーバーが、検索した情報を移動通信端末機に転送すれば、移動通信端末機は受信した情報をユーザーに表示する。あるいは、移動通信端末機は、撮影したイメージからイメージパターンや文字を認識し、その関連情報を自身のデータベースから検索した後、ユーザーに提供することができる。勿論、この場合にも、カメラ部を介して撮影されたイメージは、ユーザーにより所定の領域のみがキャプチャーされることができる。図１は、本発明によるイメージに係る情報を提供する移動通信端末機のシステムの構成図である。図１によれば、移動通信端末機１００は、無線に基地局２００と通信をする。

基地局２００は、当該セル領域の移動通信端末機１００と無線に連結されており、移動通信端末機１００に移動通信サービスを提供する。基地局２００は移動交換機２１０に連結されている。移動交換機２１０は、基地局２００と連結されており、移動通信端末機１００への着信/発信の要求を処理するための呼連結交換機能を遂行し、他の移動交換機との網連動機能を遂行する。また、移動交換機２１０は、情報提供サーバー２２０に連結されて移動通信端末機１００を連動させる。

移動通信端末機１００は、カメラモジュールを用いて撮影したイメージを、基地局２００及び移動交換機２１０を介して情報提供サーバー２２０に転送することができる。また、移動通信端末機１００は、カメラモジュールを用いて撮影したイメージからイメージパターンや文字を認識し、その結果を情報提供サーバー２２０に転送することもできる。情報提供サーバー２２０は、移動通信端末機１００から撮影したイメージを受信すれば、撮影したイメージからイメージパターンや文字を認識した後、その関連情報を検索する。或いは、情報提供サーバー２２０は、イメージパターンや文字を受信すれば、受信したイメージパターンや文字に係る情報を検索する。このために、情報提供サーバー２２０は、移動通信端末から提供されるイメージ、イメージパターンや文字、及びその関連情報を格納するためのデータベース２３０を備える。例えば、データベース２３０には、特定の建物や看板のイメージ、及び、その位置に関するＧＰＳデータなどが格納されたり、或いは、バスのナンバー及びその路線/時間案内情報が格納される。

仮りに、移動通信端末機１００が特定の建物を撮影したイメージを直ぐに情報提供サーバー２２０に転送すれば、情報提供サーバー２２０は、撮影したイメージをデータベース２３０から検索して、それに関連して格納されたＧＰＳデータを移動通信端末機１００に転送することができる。このとき、ＧＰＳデータは、現在位置から当該特定の建物や看板までの地図、ルートなどになり得る。或いは、情報提供サーバー２２０は、キャプチャーしたイメージをイメージパターンや文字を認識した後、イメージパターンや文字に係る情報を検索することができる。例えば、移動端末機を通して都市の景観、ブリッジ、及び／又は、それぞれのビルのイメージを撮影すると、データベースは、撮影された都市の景観、ブリッジ、又はビル及びニューヨークシティ、ブルックリン橋、及び／又は、エンパイア・ステート・ビルのようなリターン情報を確認するために検索されることができる。また、撮影されたイメージで目的地の目標位置及び／又は方向のような他のデータをユーザーにディスプレーすることができる。

また、移動通信端末機１００は、特定のバスのナンバープレートをキャプチャーした後、ＯＣＲなどを用いてナンバープレートの読取りが行われる。移動通信端末機１００がバスのナンバーを情報提供サーバー２２０に転送すれば、情報提供サーバー２２０は、データベース２３０から検索して、当該バスのナンバーに関する路線/時間案内情報を移動通信端末機１００に転送することができる。情報提供サーバー２２０が検索した情報を移動通信端末機に転送すれば、移動通信端末機は受信した情報をユーザーに表示する。

一方、移動通信端末機１００は、情報提供サーバーなしに、カメラモジュールを用いて撮影したイメージからイメージパターンや文字を認識し、その関連情報を自体的にデータベースから検索した後、ユーザーに提供することもできる。

このような移動通信端末機のブロック構成図を、図２を参照して説明する。図２によれば、移動通信端末機１００は、ＲＦモジュール１１０、ベースバンド処理部１１２、ユーザーインターフェース１２０、制御部１３０、メモリ１４０、表示部１５０、文字認識部１６０、カメラモジュール１７０及びパターン認識部１８０を含む。

移動通信端末機の制御部１３０は、移動通信端末機の全般的な制御を行い、本発明の実施形態により所定のイメージを撮影し、その関連情報を提供するために、図１の各部を制御する。

制御部１３０の動作を詳細に説明すれば、制御部１３０は、カメラモジュール１７０を介して撮影したイメージを直ぐに情報提供サーバー２２０に転送することができる。

また、制御部１３０は、カメラモジュール１７０を介して撮影したイメージからイメージパターンや文字を認識し、その結果を情報提供サーバー２２０に転送することもできる。このとき、制御部１３０は、撮影したイメージからイメージパターンをパターン認識部１８０で認識するか、或いは、撮影したイメージから文字を文字認識部１６０で認識する。制御部１３０は、このように認識したイメージパターンや文字を、ＲＦモジュール１１０を介して情報提供サーバー２２０に転送する。仮りに、制御部１３０が、撮影したイメージから得られたイメージパターンや文字を認識できない場合には、撮影したイメージを情報提供サーバー２２０に転送することができる。

他の実施形態により、制御部１３０は、情報提供サーバーなしに、カメラモジュール１７０を用いて撮影したイメージからイメージパターンや文字を認識し、その関連情報をそのメモリ１４０から検索した後、ユーザーに提供することができる。

選択的に、制御部１３０は、ユーザーが、カメラ部を介して撮影されたイメージの中で、所定の領域のみがキャプチャーできるようにする。このために、制御部１３０は、多様なパターン認識対象が撮影された場合、例えば、バスのナンバープレートが３個の場合、所望の対象を選択できるようにユーザーに案内する。ユーザーが案内に従って撮影イメージの所定の領域をキャプチャーすれば、制御部１３０は、選択された所定の領域をキャプチャーして、全てのイメージの中でキャプチャーされた領域のみを情報提供サーバーに転送する。或いは、制御部１３０は、動画の表示中に、ユーザーが表示される動画の中で当該動画の場面に係る情報を知りたいと、キャプチャーキーを押下して所望の場面が得られるようにする。このために、制御部１３０は、動画の表示中にキャプチャーキーが押下されるか否かを判別し、キャプチャーキーが押下されると、その瞬間のイメージをキャプチャーする。また、制御部１３０は、キャプチャーしたイメージからイメージパターンや文字を認識する。

また、制御部１３０は、認識したイメージパターンや文字に係る情報を、例えば、メモリ１４０上に具現されたデータベースから検索したり、情報提供サーバー２２０に要請したりして、当該情報が得られる。

ＲＦモジュール１１０は、アンテナを介して基地局とＲＦ信号を送受信するが、受信されるＲＦ信号をＩＦ(Intermediate Frequency)信号に変換してベースバンド処理部１１２に出力し、ベースバンド処理部１１２から入力されるＩＦ信号をＲＦ信号に変換して送信する。ベースバンド処理部１１２は、制御部１３０及びＲＦモジュール１１０間のインターフェースを提供するＢＡＡ(Baseband Analog ASIC)であって、制御部１３０から印加されるベースバンドのデジタル信号をアナログＩＦ信号に変換してＲＦモジュール１１０に印加し、ＲＦモジュール１１０から印加されるアナログＩＦ信号をベースバンドのデジタル信号に変換して制御部１３０に印加する。

ユーザーインターフェース１２０は、複数の数字キー及び機能キーを備え、ユーザーの押下キーに対応するキー入力データを制御部１３０に出力する。メモリ１４０は、移動通信端末機１００の動作制御時に必要な多数のプログラムと情報を格納するためのＲＯＭ(Read Only Memory)及びＲＡＭ(Random Access Memory)、音声メモリなどからなる。また、メモリ１４０は、イメージ、イメージパターンや文字、及びその関連情報を格納するためのデータベース(図示せず)を含むことができる。また、メモリ１４０は、イメージパターンや文字を認識するためのデータを格納することができる。通常、表示部１５０は、ＬＣＤ(Liquid Crystal Display)であり、制御部１３０の制御下に各種メッセージやアイコンだけでなく動画を表示する。

以下、移動通信端末機及び情報提供サーバー間のメッセージの流れを説明する。

図３は、本発明の一実施形態による移動通信端末機及び情報提供サーバー間のメッセージの流れを示す図である。図３によれば、移動通信端末機１００は、段階Ｓ３１０において所定のイメージを撮影した後、段階Ｓ３２０において撮影したイメージを情報提供サーバー２２０に転送する。情報提供サーバー２２０は、段階Ｓ３３０において受信したイメージからイメージパターンや文字を認識し、段階Ｓ３３２においてイメージパターンや文字に係る情報を検索する。前述したように、情報提供サーバー２２０は、移動通信端末から提供されるイメージ、イメージパターンや文字、及びその関連情報を格納するためのデータベース２３０を備え、イメージに係る情報を検索する際にデータベースを検索する。続いて、情報提供サーバー２２０は、段階Ｓ３４０において検索した情報を移動通信端末機１００に転送する。これにより、移動通信端末機１００は、段階Ｓ３５０において受信した情報をユーザーに表示する。

図４は、本発明の他の実施形態による移動通信端末機及び情報提供サーバー間にメッセージの流れを示す図である。図４によれば、移動通信端末機１００は、段階Ｓ４１０において所定のイメージを撮影した後、段階Ｓ４２０において撮影したイメージからイメージパターンや文字を認識する。続いて、移動通信端末機１００は、段階Ｓ４３０においてイメージパターンや文字を情報提供サーバー２２０に転送する。例えば、移動通信端末機１００は、特定のバスのナンバープレートを撮影した後、ＯＣＲなどを用いてナンバープレートからバスのナンバーの読取りを行う。このとき、移動通信端末機１００は、所定のバスのナンバーを情報提供サーバー２２０に転送するものである。仮りに、制御部１３０が撮影したイメージから得られたイメージパターンや文字を認識できない場合には、撮影したイメージを直ぐに情報提供サーバー２２０に転送することができる。

続いて、情報提供サーバー２２０は、段階Ｓ４４０において転送されたイメージパターンや文字に係る情報をデータベース２３０から検索し、段階Ｓ４５０において検索した情報を移動通信端末機１００に転送する。前述したように、移動通信端末機１００がバスのナンバーを情報提供サーバー２２０に転送すれば、情報提供サーバー２２０は、データベース２３０から検索して当該バスのナンバーに関する路線/時間案内情報を移動通信端末機１００に転送することができる。移動通信端末機１００は、段階Ｓ４６０において情報提供サーバー２２０から転送された情報を、例えば、表示部１５０上に表示する。

前述した実施形態によれば、移動通信端末機１００は、情報提供サーバー２２０に接続して撮影したイメージに係る情報を得る。しかし、移動通信端末機１００は、情報提供サーバー２２０なしに、カメラモジュール１７０を用いて撮影したイメージに係る情報を自身のデータベースから検索して、ユーザーに提供することができる。

図５は、移動通信端末機１００で撮影したイメージに係る情報を提供するための制御の流れを示す図である。図５によれば、移動通信端末機の制御部１３０は、段階Ｓ５１０においてユーザーによりイメージキャプチャー機能が選択されるか否かを判別する。本実施形態によれば、ユーザーは、撮影したイメージの中で所望の部分をキャプチャーすることができる。ユーザーによりイメージキャプチャー機能が選択されれば、制御部１３０は、段階Ｓ５２０においてイメージキャプチャーのための窓を表示部１５０上に表示する。このキャプチャー窓は、カメラモジュール１７０を介して撮影される全てのイメージの中で一部をキャプチャーするためのものである。例えば、制御部１３０は、カメラモジュール１７０を介して撮影される全てのイメージ上に、例えば、四角枠の所定の窓が表示されるようにする。このキャプチャー窓は、ユーザーにより大きさや位置の変更が可能である。制御部１３０は、段階Ｓ５３０においてキャプチャー窓の大きさや位置の変更のためのキー入力があるか否かを判別する。ユーザーによりキャプチャー窓の大きさや位置の変更のためのキー入力があれば、制御部１３０は、段階Ｓ５４０において当該キー入力によりキャプチャー窓を変更する。続いて、制御部１３０は、段階Ｓ５５０においてイメージキャプチャーが完了されたか否かを判別する。制御部１３０は、ユーザーがイメージキャプチャー完了キーを選択したり、所定時間キャプチャー窓が変更されなかったりする場合に、イメージキャプチャーが完了したと判断する。イメージキャプチャーが完了されれば、制御部１３０は、段階Ｓ５６０においてキャプチャーしたイメージからイメージパターンや文字を認識する。

続いて、制御部１３０は、段階Ｓ５７０において認識したイメージパターンや文字に係る情報を、例えば、メモリ１４０上に具現されたデータベースから検索する。前述したように、本実施形態によれば、移動通信端末機１００は、イメージ、イメージパターンや文字、及びその関連情報を格納するためのデータベースを備える。続いて、制御部１３０は、段階Ｓ５８０において検索した情報を表示部１５０上に表示する。

前述した実施形態では、撮影されたイメージから一部をキャプチャーする場合を説明したが、他の実施形態によれば、撮影中に、すなわち、撮影のために撮影イメージの表示中にパターン認識すべき領域を選択することもできる。このための構成が、前述した実施形態から変形により可能であることは当業者において明らかである。このとき、撮影された全てのイメージは端末に格納し、パターン認識対象となる領域のみがファイル転送サーバーに転送されたり、端末がパターン認識対象となる領域のみに対してパターン認識を遂行して関連情報を検索できる。

一方、本発明の実施形態により、移動通信端末機は、表示される動画の一場面をキャプチャーすることもできる。図６によれば、動画の一場面をキャプチャーして関連情報を得るための制御の流れを説明する。

図６によれば、制御部１３０は、段階Ｓ６１０において動画を表示する。このとき、動画はリアルタイムに受信して表示されることができ、格納された動画ファイルを再生して表示されることもできる。動画の表示中に、制御部１３０は、段階Ｓ６２０においてキャプチャーキーが入力されるか否かを判別する。ユーザーが表示される動画の中で当該動画の場面に係る情報を知りたい場合に、キャプチャーキーを押下して所望の場面が得られる。ユーザーがキャプチャーキーを押下すれば、制御部１３０は、段階Ｓ６３０においてキャプチャーキーが押下された瞬間のイメージをキャプチャーする。続いて、制御部１３０は、段階Ｓ６４０においてキャプチャーしたイメージからイメージパターンや文字を認識する。

続いて、制御部１３０は、段階Ｓ６５０において認識したイメージパターンや文字に係る情報を、例えば、メモリ１４０上に具現されたデータベースから検索する。或いは、制御部１３０は、段階Ｓ６５０において認識したイメージパターンや文字に係る情報を情報提供サーバー２２０に要請して当該情報を得ることもできる。制御部１３０は、段階Ｓ６６０においてこのように得られたイメージパターンや文字に係る情報を表示する。

また、本発明の実施形態によれば、移動通信端末機は、撮影されたイメージから認識対象が複数個の場合に、２つ以上のパターン認識対象を選択し、その関連情報が得られるように構成される。図７は、２つ以上のパターン認識対象が存在する場合に、その関連情報を得るための制御の流れを示す。

図７によれば、制御部１３０は、段階Ｓ７１０において所定のイメージを撮影した後、段階Ｓ７２０において撮影したイメージからイメージパターンや文字を認識する。続いて、制御部１３０は、段階Ｓ７３０において認識されたイメージパターンや文字認識対象が２つ以上か否かを判別する。例えば、複数個のパターン認識対象が、例えば、バスのナンバープレートが１つのイメージに含まれることができる。制御部１３０は、撮影したイメージに１つのパターン認識対象のみが含まれていれば、段階Ｓ７６０に進行する。

一方、制御部１３０は、撮影したイメージに複数個のパターン認識対象が含まれていれば、段階Ｓ７４０において２つ以上のパターン認識対象を表示する。すなわち、制御部１３０は、ユーザーに複数個のパターン認識対象を表示し、その中の１つをユーザーに選択するように案内する。表示部１５０には制御部１３０が認識したパターン認識対象を順次表示し、ユーザーはカーソル移動又はナンバー選択により所望のパターン認識対象を選択できる。制御部１３０は、段階Ｓ７５０においてユーザーによりパターン認識対象が選択されるか否かを判別する。続いて、制御部１３０は、ユーザーによりパターン認識対象が選択されれば、段階Ｓ７６０において当該認識されたパターンや文字を情報提供サーバー２２０に転送する。

続いて、制御部１３０は、段階Ｓ７７０において情報提供サーバー２２０から当該パターンや文字に係る情報を受信すれば、段階Ｓ７８０において当該情報を表示する。本実施形態では、パターン認識対象を移動通信端末機１００から認識すると記載したが、情報提供サーバーが、撮影されたイメージからパターン認識対象が複数個であることを認識して、移動通信端末機に対してどのようなパターン認識対象を選択するかを質疑することができる。

なお、本発明の詳細な説明では具体的な実施形態について説明したが、本発明の要旨から逸脱しない範囲内で多様に変形できる。例えば、前述した本発明による実施形態らは、互いに結合されて遂行されることは当業者において明らかである。よって、本発明の範囲は、前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものに基づいて定められるべきである。

本発明によるイメージに係る情報を提供する移動通信端末機のシステムの構成図である。 本発明の実施形態による移動通信端末機のブロック構成図である。 発明の一実施形態による移動通信端末機及び情報提供サーバー間にメッセージの流れを示す図である。 本発明の他の実施形態による移動通信端末機及び情報提供サーバー間にメッセージの流れを示す図である。 本発明の実施形態により移動通信端末機でキャプチャーしたイメージに係る情報を提供するための制御の流れを示す図である。 本発明の実施形態により移動通信端末機で動画の一場面をキャプチャーして関連情報を得るための制御の流れを示す図である。 本発明の実施形態により２つ以上のパターン認識対象が存在する場合のその関連情報を得るための制御の流れを示す図である。

１００ 移動通信端末機
１１０ ＲＦモジュール
１１２ ベースバンド処理部
１２０ ユーザーインターフェース
１３０ 制御部
１４０ メモリ
１５０ 表示部
１６０ 文字認識部
１７０ カメラモジュール
１８０ パターン認識部
２００ 基地局
２１０ 移動交換機
２２０ 情報提供サーバー
２３０ データベース

Claims (5)

1. イメージに係る情報をユーザーに提供する移動通信端末機であって、
   動画を表示するための表示部と、
   イメージ、イメージパターン、文字、及びその関連情報を格納するためのデータベースと、
   格納された動画ファイルが再生され、前記表示部に表示される途中に、ユーザーによりキャプチャーキーが押下されれば、キャプチャー窓の領域に該当する動画の部分をキャプチャーし、前記キャプチャーしたイメージ内に含まれたイメージパターンや文字を認識し、その関連情報を前記データベースから検索した後、ユーザーに提供する制御部と、
   を備えることを特徴とする移動通信端末機。
2. 前記移動通信端末機が、ユーザーからのキー入力により、前記キャプチャー窓の位置や大きさの変更を行うことを特徴とする、請求項１に記載の移動通信端末機。
3. 前記情報サーバーは、イメージパターンや文字及びその関連情報を格納するためのデータベースを含むことを特徴とする、請求項１に記載の移動通信端末機。
4. 前記情報サーバーは、イメージパターンや文字及びその関連情報を格納するためのデータベースを含むことを特徴とする、請求項１に記載の移動通信端末機。
5. 前記制御部は、ユーザーからのキー入力により、前記キャプチャー窓の位置や大きさの変更を行う移動通信端末機と、
   イメージパターンや文字及びその関連情報を格納するためのデータベースと、
   を含むことを特徴とする請求項１に記載の移動通信端末機。

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