JP2009217680A - 横断物体検知装置および横断物体検知方法、並びにプログラム - Google Patents

横断物体検知装置および横断物体検知方法、並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009217680A
JP2009217680A JP2008062367A JP2008062367A JP2009217680A JP 2009217680 A JP2009217680 A JP 2009217680A JP 2008062367 A JP2008062367 A JP 2008062367A JP 2008062367 A JP2008062367 A JP 2008062367A JP 2009217680 A JP2009217680 A JP 2009217680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crossing
unit
image
crossing object
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008062367A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5029436B2 (ja
Inventor
Chuichi Ueda
忠一 上田
Tanichi Ando
丹一 安藤
Ryoji Fujioka
良治 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2008062367A priority Critical patent/JP5029436B2/ja
Publication of JP2009217680A publication Critical patent/JP2009217680A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5029436B2 publication Critical patent/JP5029436B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

【課題】横断物体が比較的小さい場合であっても、横断物体を高速かつ正確に検知する。
【解決手段】送信部21は、電磁波のビームを横断物体の横断方向にスキャンする。受信部22はビームの反射波を受信する。検知部23は、その反射波により、送信部21に対するビームが照射された物体の方向を検知する。カメラ12は、送信部21のスキャン範囲を含む範囲を撮像する。抽出部42は、物体の方向だけに基づいて、カメラ12により撮像された画像から、物体の方向の画像を物体存在領域画像として抽出する。検知部43は、物体存在領域画像に基づいて、物体のうちの横断物体を検知する。本発明は、例えば、横断物体検知装置に適用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、横断物体検知装置および横断物体検知方法、並びにプログラムに関し、特に、横断物体が比較的小さい場合であっても、横断物体を高速かつ正確に検知することができるようにした横断物体検知装置および横断物体検知方法、並びにプログラムに関する。
我が国での歩行者事故の大半は道路横断中に発生している。そのため、車両において、進行路を横断する歩行者を検知することは重要である。
従来、歩行者などの、車両の進行路を横断する横断物体を検知する装置としては、レーザレーダを用いたものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、歩行者は車両や道路構造物に比べて小さいため、レーザレーダにより照射され、歩行者により反射されたレーザの反射波は小さい。従って、例えば、歩行者がガードレールなどの道路構造物の近傍にいる場合、歩行者からの小さい反射波が、道路構造物からの比較的大きい反射波と混在し、歩行者を確実に検知することができない。
また、レーザレーダなどの電磁波を用いたレーダでは、電磁波のビームが広がりをもっているため、横断方向の分解能に限界がある。従って、横断方向の物体の動きを捉えることが不得手であり、その物体が横断物体なのか、静止している道路構造物なのかを判別することが困難である。
そこで、自車両の前方の画像を撮像し、その画像から横断物体を検知することが考えられている。この場合、画像の全領域から横断物体を検知すると、処理時間に無駄が発生するため、レーザレーダを用いて自車両の前方に存在する物体のレーザレーダからの距離と、レーザレーダに対する方向とを検知し、その距離と方向に基づいて、横断物体の検知に用いる画像の領域として限定することにより、高速で横断物体を検知することが考えられる。
特開平10−105891号公報
しかしながら、上述したように、歩行者がガードレールなどの道路構造物の近傍にいる場合、歩行者からの小さい反射波が、道路構造物からの比較的大きい反射波と混在するので、レーザレーダは、歩行者までの正確な距離を算出することができない。その結果、歩行者を含まない領域が、横断物体の検知に用いられる領域として限定され、歩行者を横断物体として検知することができない場合がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、横断物体が比較的小さい場合であっても、横断物体を高速かつ正確に検知することができるようにするものである。
本発明の一側面の横断物体検知装置は、車両の進行路を横断する横断物体を検知する横断物体検知装置において、電磁波のビームを横断物体の横断方向にスキャンする照射手段と、ビームの反射波を受信する受信手段と、受信手段により受信された反射波により、照射手段に対するビームが照射された物体の方向を検知する方向検知手段と、照射手段のスキャン範囲を含む範囲を撮像する撮像手段と、物体の方向だけに基づいて、撮像手段により撮像された画像から、物体の方向の画像を物体存在領域画像として抽出する抽出手段と、物体存在領域画像に基づいて、物体のうちの横断物体を検知する横断物体検知手段とを備える。
本発明の一側面の横断物体検知装置においては、電磁波のビームが車両の進行路を横断する横断物体の横断方向にスキャンされ、ビームの反射波が受信され、受信された反射波により、電磁波のビームを照射する照射手段に対するビームが照射された物体の方向が検知され、照射手段のスキャン範囲を含む範囲が撮像され、物体の方向だけに基づいて、撮像された画像から、物体の方向の画像が物体存在領域画像として抽出され、物体存在領域画像に基づいて、物体のうちの横断物体が検知される。
従って、横断物体が比較的小さい場合であっても、横断物体の方向だけに基づいて、横断物体を含む領域の画像を正確に抽出することができる。その結果、横断物体を高速かつ正確に検知することができる。
この照射手段、受信手段、方向検知手段は、例えば、レーザレーダ、ミリ波レーダなどのレーダにより構成される。撮像手段は、例えば、カメラにより構成される。抽出手段、横断物体検知手段は、例えば、CPU(Central Processing Unit)により構成される。
この横断物体検知装置は、車両の進行方向に物体が移動しているかを判定する判定手段をさらに備え、方向検知手段は、さらに、反射波により、照射手段に対する物体の相対速度の大きさと方向を表す速度ベクトルを検知し、判定手段は、方向検知手段により検知された物体の速度ベクトルに基づいて、その物体が進行方向に移動しているかを判定し、抽出手段は、物体が進行方向に移動していないと判定された場合、その物体の方向だけに基づいて、物体存在領域画像を抽出することができる。
これにより、抽出される物体存在領域画像を削減し、横断物体を検知するために要する時間を短縮することができる。その結果、より高速で横断物体を検知することができる。
判定手段は、例えば、レーザレーダにより構成される。
この横断物体検知装置において、横断物体検知手段はまた、物体存在領域画像と、それより前に撮像された画像の物体存在領域画像とに基づいて、撮像手段に対する横断物体の相対位置および相対速度の大きさと方向を表す速度ベクトルを検知し、照射手段は、横断物体の相対位置および速度ベクトルに基づいて、その横断物体の照射手段に対する現在の方向を予測し、その方向に照射するビームを制御することができる。
これにより、横断物体の方向を正確に検知することができる。
この横断物体検知装置において、横断物体検知手段は、物体存在領域画像と、それより前に撮像された画像の物体存在領域画像とに基づいて、物体存在領域画像のオプティカルフローを算出し、そのオプティカルフローに基づいて横断物体を検知することができる。
これにより、横断物体を正確に検知することができる。
この横断物体検知装置において、横断物体検知手段はまた、オプティカルフローに基づいて、撮像手段に対する横断物体の相対位置および相対速度の大きさと方向を表す速度ベクトルを検知し、照射手段は、横断物体の相対位置および相対ベクトルに基づいて、その横断物体の照射手段に対する現在の方向を予測し、その方向に照射するビームを制御することができる。
これにより、横断物体の方向を正確に検知することができる。
この横断物体検知装置において、横断物体検知手段はまた、物体存在領域画像に基づいて、撮像手段から横断物体までの距離を検知し、抽出手段は、方向検知手段により検知された物体の方向と、横断物体検知手段により検知された距離とに基づいて、物体存在領域画像を抽出することができる。
これにより、物体存在領域画像をさらに限定し、横断物体を検知するために要する時間を短縮することができる。その結果、より高速で横断物体を検知することができる。
本発明の一側面の横断物体検知方法は、車両の進行路を横断する横断物体を検知する横断物体検知装置の横断物体検知方法において、電磁波のビームを横断物体の横断方向にスキャンする照射ステップと、ビームの反射波を受信する受信ステップと、受信された反射波により、ビームをスキャンする照射手段に対するビームが照射された物体の方向を検知する方向検知ステップと、照射手段のスキャン範囲を含む範囲を撮像する撮像ステップと、物体の方向だけに基づいて、撮像された画像から、物体の方向の画像を物体存在領域画像として抽出する抽出ステップと、物体存在領域画像に基づいて、物体のうちの横断物体を検知する横断物体検知ステップとを含む。
本発明の一側面の横断物体検知方法においては、電磁波のビームが車両の進行路を横断する横断物体の横断方向にスキャンされ、ビームの反射波が受信され、受信された反射波により、ビームをスキャンする照射手段に対するビームが照射された物体の方向が検知され、照射手段のスキャン範囲を含む範囲が撮像され、物体の方向だけに基づいて、撮像された画像から、物体の方向の画像が物体存在領域画像として抽出され、物体存在領域画像に基づいて、物体のうちの横断物体が検知される。
従って、横断物体が比較的小さい場合であっても、横断物体の方向だけに基づいて、横断物体を含む領域の画像を正確に抽出することができる。その結果、横断物体を高速かつ正確に検知することができる。
この照射ステップは、例えば、レーダにより、電磁波のビームを横断物体の横断方向にスキャンする照射ステップにより構成され、受信ステップは、例えば、レーダにより、ビームの反射波を受信する受信ステップにより構成され、方向検知ステップは、例えば、レーダにより、受信された反射波により、レーダに対するビームが照射された物体の方向を検知する方向検知ステップにより構成される。撮像ステップは、例えば、カメラにより、レーダのスキャン範囲を含む範囲を撮像する撮像ステップにより構成される。抽出ステップは、例えば、CPUにより、物体の方向だけに基づいて、撮像された画像から、物体の方向の画像を物体存在領域画像として抽出する抽出ステップにより構成され、検知ステップは、例えば、CPUにより、物体存在領域画像に基づいて、物体のうちの横断物体を検知する横断物体検知ステップにより構成される。
本発明の一側面のプログラムは、車両の進行路を横断する横断物体を検知する処理を、コンピュータに行わせるプログラムにおいて、電磁波のビームを横断物体の横断方向にスキャンする照射手段と、ビームの反射波を受信する受信手段と、受信手段により受信された反射波により、照射手段に対するビームが照射された物体の方向を検知する方向検知手段とを備えるビーム照射装置により検知された物体の方向だけに基づいて、照射手段のスキャン範囲を含む範囲を撮像する撮像装置により撮像された画像から物体を含む領域の画像を物体存在領域画像として抽出する抽出ステップと、物体存在領域画像に基づいて、物体のうちの横断物体を検知する横断物体検知ステップとを含む処理をコンピュータに行わせる。
本発明の一側面のプログラムにおいては、電磁波のビームを車両の進行路を横断する横断物体の横断方向にスキャンする照射手段と、ビームの反射波を受信する受信手段と、受信手段により受信された反射波により、照射手段に対するビームが照射された物体の方向を検知する方向検知手段とを備えるビーム照射装置により検知された物体の方向だけに基づいて、照射手段のスキャン範囲を含む範囲を撮像する撮像装置により撮像された画像から、物体の方向の画像が物体存在領域画像として抽出され、物体存在領域画像に基づいて、物体のうちの横断物体が検知される。
従って、横断物体が比較的小さい場合であっても、横断物体の方向だけに基づいて、横断物体を含む領域の画像を正確に抽出することができる。その結果、横断物体を高速かつ正確に検知することができる。
この抽出ステップは、例えば、CPUにより、電磁波のビームを横断物体の横断方向にスキャンする照射手段と、ビームの反射波を受信する受信手段と、受信手段により受信された反射波により、照射手段に対するビームが照射された物体の方向を検知する方向検知手段とを備えるレーダにより検知された物体の方向だけに基づいて、レーダのスキャン範囲を含む範囲を撮像するカメラにより撮像された画像から、物体の方向の画像を物体存在領域画像として抽出する抽出ステップにより構成され、横断物体検知ステップは、例えば、CPUにより、物体存在領域画像に基づいて、物体のうちの横断物体を検知する横断物体検知ステップにより構成される。
以上のように、本発明の一側面によれば、横断物体が比較的小さい場合であっても、横断物体を高速かつ正確に検知することができる。
図1は、本発明を適用した横断物体検知装置の第1の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図1の横断物体検知装置10は、レーザレーダやミリ波レーダなどのレーダ11、カメラ12、および処理部13により構成される。横断物体検知装置10は、例えば車両に載置され、車両の進行路を横断する物体である横断物体を検知する。
詳細には、横断物体検知装置10において、レーダ11は、送信部21、受信部22、検知部23、および通信部24により構成される。送信部21は、電磁波のビームを外部(例えば、車両の前方)に照射し、その照射方向を順次変更することにより、2次元のスキャン範囲内で検知対象とする横断物体の横断方向に電磁波のビームをスキャンする。また、送信部21は、電磁波のビームの照射方向を変更するたびに、その照射方向を表す情報を検知部23に通知する。
送信部21により照射された電磁波のビームは、外部の横断物体として検知される物体の候補となる物体(以下、横断物体候補という)により反射され、反射波として受信部22に入力される。受信部22は、例えば反射波の強度に基づいて、横断物体候補の有無を判定し、横断物体候補がある場合、その旨を表す検知信号を検知部23に通知する。
検知部23は、受信部22から供給される検知信号に応じて、その直前に送信部21から通知されてきた情報が表す照射方向を、送信部21に対する横断物体候補の方向として検知し、その方向を表す方向情報を通信部24に供給する。通信部24は、検知部23から供給される方向情報を処理部13に送信する。
カメラ12は、レーダ11のスキャン範囲を含む範囲を所定の時間間隔で撮像し、その結果得られる画像を処理部13に入力する。
処理部13は、画像処理部31と通信部32により構成される。画像処理部31は、取得部41、抽出部42、および検知部43により構成される。取得部41は、カメラ12から入力される画像を取得し、抽出部42に供給する。
抽出部42は、通信部32から供給される、レーダ11の通信部24から送信されてきた方向情報に基づいて、取得部41から供給される画像から、その方向情報が表す方向の画像を物体存在領域画像として抽出する。そして、抽出部42は、物体存在領域画像を検知部43に供給する。
検知部43は、抽出部42から供給される物体存在領域画像に対して、マッチングなどの所定の画像処理を行い、物体存在領域画像に含まれる横断物体を検知する。そして、検知部43は、横断物体を検知した旨を、例えば横断物体との衝突を回避するように車両を制御する外部の制御装置(図示せず)に通知する。
以上のように、抽出部42は、方向情報だけに基づいて物体存在領域画像を抽出するので、横断物体候補が比較的小さく、レーダ11により横断物体までの正確な距離が算出されない場合であっても、横断物体候補を含む物体存在領域画像を正確に抽出することができる。その結果、検知部43は、横断物体候補が含まれない画像に対して無駄に画像処理を行う必要がなくなり、高速で横断物体を検知することができる。また、検知部43は、横断物体候補を含む物体存在領域画像から、横断物体を正確に検知することができる。
通信部32は、レーダ11の通信部24から送信されてくる方向情報を受信し、抽出部42に供給する。
次に、図2と図3を参照して、図1の横断物体検知装置10における横断物体の検知の詳細について説明する。
図2は、横断物体検知装置10を上から見た図である。
図2では、レーダ11のスキャン範囲の横断方向の中心と、カメラ12の撮像範囲の横断方向の中心が一致するように、レーダ11の上部にカメラ12が配置されている。
図2に示すように、レーダ11は、電磁波のビームをスキャン範囲内で横断方向にスキャンし、横断物体としての歩行者51が進行路を横断している場合、歩行者51によって反射された反射波を受信する。これにより、レーダ11のスキャン範囲の横断方向の中心から角度θだけ傾いた方向が、歩行者51の方向として、レーダ11の検知部23により検知される。
一方、カメラ12は、レーダ11のスキャン範囲を含む所定の範囲を撮像範囲として撮像を行い、図3に示す画像61を取得する。そして、処理部13は、図3に示すように、検知部23により検知された歩行者51の方向に基づいて、画像61から物体存在領域画像62を抽出する。図3の例では、歩行者51の方向の画像に対応する画像61上の線を1つの対角線とする長方形の領域の画像が、物体存在領域画像62として抽出される。処理部13は、物体存在領域画像62に対して所定の画像処理を行うことにより、物体存在領域画像62に含まれる歩行者51を横断物体として検知する。
次に、図4のフローチャートを参照して、図1のレーダ11による方向検知処理について説明する。この方向検知処理は、例えば、横断物体検知装置10の電源がオンにされたとき、開始される。
ステップS11において、送信部21は、スキャン範囲内で電磁波のビームをスキャンする。このとき、送信部21は、電磁波のビームの照射方向を変更するたびに、その照射方向を表す情報を検知部23に通知する。ステップS12において、受信部22は、送信部21により照射されたビームの反射波を受信する。
ステップS13において、受信部22は、反射波の強度に基づいて横断物体候補があるかを判定し、横断物体候補があると判定した場合、検知信号を検知部23に通知する。そして、処理はステップS14に進む。
ステップS14において、検知部23は、受信部22から供給される検知信号に応じて、その直前に送信部21から通知されてきた情報が表す照射方向を、送信部21に対する横断物体候補の方向として検知する。そして、検知部23は、その方向を表す方向情報を通信部24に供給する。ステップS15において、通信部24は、検知部23から供給される方向情報を処理部13に送信し、処理はステップS16に進む。
一方、ステップS13において、横断物体候補がないと判定された場合、処理はステップS14およびS15をスキップし、ステップS16に進む。
ステップS16において、送信部21は、方向検知処理を終了するか、例えば、電源のオフが指令されたかを判定する。ステップS16で、方向検知処理を終了しないと判定された場合、処理はステップS11に戻り、方向検知処理を終了すると判定されるまで、上述した処理が繰り返される。そして、ステップS16で方向検知処理を終了すると判定された場合、処理は終了する。
次に、図5のフローチャートを参照して、図1の処理部13による横断物体検知処理について説明する。この画像処理は、例えば、カメラ12から画像が入力されたとき開始される。
ステップS31において、取得部41は、カメラ12から入力される画像を取得し、抽出部42に供給する。ステップS32において、通信部32は、図4のステップS15でレーダ11の通信部24から送信されてくる方向情報を受信し、抽出部42に供給する。そして、以降のステップS33およびS34の処理は、受信された方向情報ごとに行われる。
ステップS33において、抽出部42は、通信部32から供給される方向情報に基づいて、取得部41から供給される画像から物体存在領域画像を抽出する。そして、抽出部42は、物体存在領域画像を検知部43に供給する。
ステップS34において、検知部43は、抽出部42から供給される物体存在領域画像に対して所定の画像処理を行い、物体存在領域画像に含まれる横断物体を検知する。そして、検知部43は、横断物体を検知した旨を外部の制御装置(図示せず)に通知し、横断物体と車両の衝突を回避させる。
図6は、本発明を適用した横断物体検知装置の第2の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図6の横断物体検知装置110では、レーダ111により、横断物体候補が車両の進行方向に移動しているかが判定され、進行方向に移動していない横断物体候補の方向情報だけが処理部13に送信される。
詳細には、横断物体検知装置110は、カメラ12、処理部13、およびレーダ111により構成される。なお、図6において、図1と同一のものには同一の符号を付してあり、説明は繰り返しになるので省略する。
レーダ111は、受信部22、通信部24、送信部121、検知部122、および判定部123により構成される。
レーダ111において、送信部121は、図1の送信部21と同様に、2次元のスキャン範囲内で横断方向に電磁波のビームをスキャンする。また、送信部121は、電磁波のビームを照射するとき、電磁波のビームを照射した旨を表す照射信号と電磁波のビームの照射方向を表す情報を検知部122に通知する。
検知部122は、図1の検知部23と同様に、受信部22から供給される検知信号に応じて、送信部121に対する横断物体候補の方向を検知する。また、検知部122は、送信部121から照射信号が供給されてから、受信部22から検知信号が供給されるまでの時間に基づいて、送信部121から横断物体候補までの距離を検知する。そして、検知部122は、送信部121に対する横断物体候補の方向と距離を一時的に記憶する。
また、検知部122は、今回のスキャンで検知された送信部121に対する横断物体候補の方向と距離により表される横断物体候補の位置ベクトルから、前回のスキャンで検知された送信部121に対する横断物体候補の方向と距離により表される横断物体候補の位置ベクトルを減算し、送信部121に対する横断物体候補の相対速度の大きさと方向を表す速度ベクトルを検知する。そして、検知部122は、検知された横断物体候補の速度ベクトルと方向情報を判定部123に供給する。
判定部123は、検知部122から供給される横断物体候補の速度ベクトルに基づいて、その横断物体候補が車両の進行方向に移動しているかを判定する。そして、判定部123は、進行方向に移動していないと判定された横断物体候補の方向情報を通信部24に供給する。これにより、処理部13には、横断物体候補のうちの、進行方向に移動する移動車両などの物体以外のものの方向情報だけが送信される。
このように、横断物体検知装置110では、横断物体候補のうち、車両の進行方向に移動していないもの、即ち横断物体である可能性があるものの方向情報だけが処理部13に送信されるので、全ての横断物体候補の方向情報に基づいて抽出された物体存在領域画像に対して画像処理を行う場合に比べて、処理部13による無駄な画像処理を削減することができる。その結果、処理部13による画像処理の処理時間が短縮され、高速で横断物体を検知することができる。
次に、図7のフローチャートを参照して、図6のレーダ111による方向検知処理について説明する。この方向検知処理は、例えば、横断物体検知装置110の電源がオンにされたとき、開始される。
ステップS111において、送信部121は、図4のステップS11の処理と同様に、スキャン範囲内で電磁波のビームをスキャンする。また、送信部121は、電磁波のビームを照射するとき、照射信号と電磁波のビームの照射方向を表す情報を検知部122に通知する。
ステップS112において、図4のステップS12の処理と同様に反射波が受信され、ステップS113において、図4のステップS13の処理と同様に横断物体候補があるかが判定される。
ステップS114において、検知部122は、受信部22から供給される検知信号と、送信部121から供給される照射信号とに基づいて、送信部121に対する横断物体候補の方向と距離を検知する。そして、検知部122は、送信部121に対する横断物体候補の方向と距離を一時的に記憶する。
ステップS115において、検知部122は、今回のスキャンで検知された送信部121に対する横断物体候補の方向と距離により表される横断物体候補の位置ベクトルから、前回のスキャンで検知された送信部121に対する横断物体候補の方向と距離により表される横断物体候補の位置ベクトルを減算し、送信部121に対する横断物体候補の速度ベクトルを検知する。そして、検知部122は、検知された横断物体候補の速度ベクトルと方向情報を判定部123に供給する。
なお、ステップS111で最初のスキャンが行われた場合、または、前回のスキャンで横断物体候補が検知されていない場合、ステップS115乃至S117の処理はスキップされ、処理はステップS118に進む。
ステップS116において、判定部123は、検知部122から供給される各横断物体候補の速度ベクトルに基づいて、各横断物体候補が車両の進行方向に移動しているか、即ち各速度ベクトルの車両の進行方向の大きさが略ゼロではないかを判定し、その判定結果により、車両の進行方向に移動していない横断物体候補があるかを判定する。
ステップS116で、車両の進行方向に移動していない横断物体候補があると判定された場合、判定部123は、車両の進行方向に移動していない横断物体候補の方向情報を通信部24に供給する。そして、ステップS117において、通信部24は、判定部123から供給される、車両の進行方向に移動していない横断物体候補の方向情報を処理部13に送信し、処理はステップS118に進む。
一方、ステップS116で、車両の進行方向に移動していない横断物体候補がない、即ち、全ての横断物体候補が車両の進行方向に移動していると判定された場合、処理はステップS117をスキップして、ステップS118に進む。
ステップS118において、送信部121は、図4のステップS16の処理と同様に、方向検知処理を終了するかを判定する。ステップS118で方向検知処理を終了しないと判定された場合、処理はステップS111に戻り、方向検知処理を終了すると判定されるまで、上述した処理が繰り返される。そして、ステップS118で方向検知処理を終了すると判定された場合、処理は終了する。
図8は、本発明を適用した横断物体検知装置の第3の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図8の横断物体検知装置210では、処理部212が、横断物体に関する情報である横断物体情報をレーダ211にフィードバックし、レーダ211は、その横断物体情報に基づいて電磁波のビームを制御する。
詳細には、横断物体検知装置210は、カメラ12、レーダ211、および処理部212により構成される。なお、図8において、図1と同一のものには同一の符号を付してあり、説明は繰り返しになるので省略する。
横断物体検知装置210において、レーダ211は、受信部22、検知部23、送信部221、および通信部222により構成される。
レーダ211において、送信部221は、通信部222から供給される横断物体情報に基づいて、横断物体の送信部221に対する現在の方向を予測する。そして、送信部221は、その方向に照射する電磁波のビームの強度が強くなるように、各照射方向のビームの強度を制御しながら、スキャン範囲内で横断方向に電磁波のビームをスキャンする。これにより、横断物体の現在の方向として予測される予測方向からの反射波のS/N比が高くなり、検知部23は、より正確に横断物体候補の方向を検知することができる。
なお、電磁波のビームの制御方法は、横断物体の予測方向からの反射波のS/N比を高くすることができれば、どのような方法であってもよい。例えば、送信部221が電磁波のビームをパルス的に照射する場合、横断物体の予測方向に照射される電磁波のビームのパルス数が、他の方向に比べて多くなるように、電磁波のビームを制御するようにしてもよい。
また、送信部221は、図1の送信部21と同様に、電磁波のビームの照射方向を変更するたびに、その照射方向を表す情報を検知部23に通知する。
通信部222は、図1の通信部24と同様に、検知部23から供給される方向情報を処理部212に送信する。また、通信部222は、処理部212の通信部232から送信されてくる横断物体情報を受信し、送信部221に供給する。
処理部212は、画像処理部231、通信部232、および記憶部233により構成される。また、画像処理部231は、取得部41、抽出部241、および検知部242により構成される。
画像処理部231において、抽出部241は、図1の抽出部42と同様に、通信部232から供給される、レーダ211の通信部222から送信されてきた方向情報に基づいて、取得部41から供給される画像から、その方向情報が表す方向の画像を物体存在領域画像として抽出する。そして、抽出部241は、方向情報と物体存在領域画像を検知部242に供給する。
検知部242は、図1の検知部43と同様に、抽出部241から供給される物体存在領域画像に対して所定の画像処理を行い、物体存在領域画像に含まれる横断物体を検知する。そして、検知部242は、図1の検知部43と同様に、横断物体を検知した旨を、横断物体との衝突を回避するように車両を制御する外部の制御装置(図示せず)に通知する。また、検知部242は、抽出部241から供給される物体存在領域画像に基づいて、検知された横断物体の画像上の位置から、カメラ12に対する横断物体の相対位置を検知する。
さらに、検知部242は、抽出部241から供給される方向情報に基づいて、記憶部233に記憶されている、いま横断物体が検知された物体存在領域画像より前に撮像された画像の物体存在領域画像(以下、過去物体存在領域画像という)のうち、その方向情報が表す方向近傍の過去物体存在領域画像を読み出す。そして、検知部242は、検知された横断物体と、記憶部233から読み出された過去物体存在領域画像とのマッチングを行うことにより、カメラ12に対する横断物体の相対速度の大きさおよび方向を表す速度ベクトルを検知する。
また、検知部242は、カメラ12に対する横断物体の相対位置および速度ベクトルを表す情報を、横断物体情報として通信部232に供給する。検知部242は、抽出部241から供給される物体存在領域画像を記憶部233に供給して記憶させる。
通信部232は、図1の通信部32と同様に、レーダ211の通信部222から送信されてくる方向情報を受信し、抽出部241に供給する。また、通信部232は、検知部242から供給される横断物体情報をレーダ211の通信部222に送信する。記憶部233は、検知部242から供給される物体存在領域画像を記憶する。
次に、図9のフローチャートを参照して、図8のレーダ211による方向検知処理について説明する。この方向検知処理は、例えば、横断物体検知装置210の電源がオンにされたとき、開始される。
図9において、ステップS211乃至S216の処理は、図4のステップS11乃至S16の処理と同様であるので、説明は省略する。
なお、図9の方向検知処理では、ステップS216で方向検知処理を終了しないと判定された場合、ステップS217において、通信部222は、処理部212の通信部232から送信されてくる横断物体情報を受信し、送信部221に供給する。
ステップS218において、送信部221は、通信部222から供給される横断物体情報に基づいて、横断物体の送信部221に対する現在の方向を予測し、その方向に照射する電磁波のビームの強度が強くなるように、各照射方向の電磁波のビームの強度を設定する。そして、処理はステップS211に戻り、送信部221は、ステップS218で設定された各照射方向の電磁波のビームの強度にしたがって各照射方向のビームの強度を制御しながら、電磁波のビームをスキャンする。
次に、図10のフローチャートを参照して、図8の処理部212による横断物体検知処理について説明する。この横断物体検知処理は、例えば、カメラ12から画像が入力されたとき開始される。
図10において、ステップS231乃至S234の処理は、図5のステップS31乃至S34の処理と同様であるので、説明は省略する。
ステップS235において、検知部242は、ステップS234で検知された横断物体の画像上の位置から、カメラ12に対する横断物体の相対位置を検知する。
ステップS236において、検知部242は、抽出部241から供給される方向情報に基づいて、記憶部233に記憶されている過去物体存在領域画像のうち、その方向情報が表す方向近傍の過去物体存在領域画像を読み出し、その過去物体存在領域画像と、ステップS234で検知された横断物体とのマッチングを行うことにより、横断物体の速度ベクトルを検知する。そして、検知部242は、横断物体の相対位置および速度ベクトルを表す情報を横断物体情報として通信部232に供給する。また、検知部242は、抽出部241から供給される物体存在領域画像を記憶部233に供給して記憶させる。
ステップS237において、通信部232は、検知部242から供給される横断物体情報をレーダ211の通信部222に送信し、処理は終了する。
図11は、本発明を適用した横断物体検知装置の第4の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図11の横断物体検知装置310では、処理部311が、方向情報だけでなく、物体存在領域画像に基づいて前回検知されたカメラ12から横断物体までの距離を表す距離情報にも基づいて、物体存在領域画像を抽出し、その物体存在領域画像のオプティカルフローを算出することにより横断物体を検知する。
詳細には、横断物体検知装置310は、カメラ12、レーダ211、および処理部311により構成される。なお、図11において、図1や図8と同一のものには同一の符号を付してあり、説明は繰り返しになるので省略する。
横断物体検知装置310において、処理部311は、通信部232、記憶部233、および画像処理部331により構成される。また、画像処理部331は、取得部41、抽出部341、および検知部342により構成される。
画像処理部331において、抽出部341は、通信部232から供給される方向情報と、検知部342から供給される距離情報とに基づいて、取得部41から供給される画像から、その方向情報が表す方向で、かつ、カメラ12から距離情報が表す距離分離れた位置の画像を物体存在領域画像として抽出する。そして、抽出部341は、図8の抽出部241と同様に、方向情報と物体存在領域画像を検知部342に供給する。
検知部342は、図8の検知部242と同様に、抽出部341から供給される方向情報に基づいて、記憶部233に記憶されている過去物体存在領域画像のうち、その方向情報が表す方向近傍の過去物体存在領域画像を読み出す。また、検知部342は、いま抽出部341から供給される物体存在領域画像(以下、現在物体存在領域画像という)と、記憶部233から読み出された過去物体存在領域画像とに基づいて、現在物体存在領域画像のオプティカルフローを算出する。
そして、検知部342は、算出されたオプティカルフローに基づいて横断物体を検知し、図1の検知部43と同様に、横断物体を検知した旨を、横断物体との衝突を回避するように車両を制御する外部の制御装置(図示せず)に通知する。
このように、検知部342は、オプティカルフローに基づいて横断物体を検知するので、外乱となる静止している道路構造物などの物体が横断物体として検知されることを防止することができる。その結果、より正確に横断物体を検知することができる。
また、検知部342は、図8の検知部242と同様に、現在物体存在領域画像に基づいて、検知された横断物体の画像上の位置から、カメラ12に対する横断物体の相対位置を検知する。そして、検知部342は、その横断物体の相対位置から、カメラ12から横断物体までの距離を求め、その距離を表す距離情報を抽出部241に供給する。検知部342は、検知された横断物体のオプティカルフローに基づいて、カメラ12に対する横断物体の速度ベクトルを検知する。
さらに、検知部342は、図8の検知部242と同様に、横断物体情報を通信部232に供給する。また、検知部342は、図8の検知部242と同様に、抽出部341から供給される物体存在領域画像を記憶部233に供給して記憶させる。
以上のように、横断物体検知装置310は、方向情報だけでなく、物体存在領域画像に基づいて正確に検知された、カメラ12から横断物体までの距離を表す距離情報にも基づいて、物体存在領域画像を抽出するので、物体存在領域画像を正確に抽出するとともに、物体存在領域画像をさらに限定することができる。その結果、横断物体を正確かつ高速に検知することができる。
次に、図12を参照して、図11の検知部342による横断物体の検知について説明する。
図12に示す画像361がカメラ12により撮像され、レーダ211により横断物体候補として検知された歩行者362の方向が、レーダ211のスキャン範囲の横断方向の中心から角度θだけ傾いた方向である場合、例えば、その方向の画像に対応する画像361上の線を1つの対角線とする長方形の領域の画像が、物体存在領域画像363として抽出される。なお、ここでは、まだ横断物体が検知されていないものとし、抽出部341には、検知部342から距離情報が供給されていないものとする。
検知部342は、現在物体存在領域画像としての物体存在領域画像363と、その物体存在領域画像363に対応する方向近傍の過去物体存在領域画像とに基づいて、物体存在領域画像363のオプティカルフローを算出する。図12の例では、歩行者362が図中右方向に横断しており、歩行者362の周辺には、右方向のオプティカルフローが集まる。
従って、検知部342は、その右方向のオプティカルフローが集まっている歩行者362を横断物体として検知し、その歩行者362の画像361上の位置から、カメラ12に対する歩行者362の相対位置を検知する。そして、検知部342は、その相対位置から、カメラ12から歩行者362までの距離Lを検知する。この距離Lを表す距離情報は、抽出部341に供給され、次の物体存在領域画像の抽出に用いられる。また、検知部342は、歩行者362に集まる右方向のオプティカルフローに基づいて、カメラ12に対する横断物体の速度ベクトルを検知する。
次に、図13のフローチャートを参照して、図11の処理部311による横断物体検知処理について説明する。この横断物体検知処理は、例えば、カメラ12から画像が入力されたとき開始される。
ステップS331において、取得部41は、図5のステップS31の処理と同様に、カメラ12から入力される画像を取得する。ステップS332において、通信部232は、図5のステップS32の処理と同様に、レーダ211の通信部222から送信されてくる方向情報を受信し、抽出部341に供給する。そして、以降のステップS333乃至S340の処理は、受信された方向情報ごとに行われる。
ステップS333において、抽出部341は、後述するS340で検知部342から出力される距離情報を取得する。ステップS334において、抽出部341は、通信部232から供給される方向情報と、検知部342から取得した距離情報とに基づいて、取得部41から供給される画像から物体存在領域画像を抽出する。そして、抽出部341は、方向情報と物体存在領域画像を検知部342に供給する。
なお、最初の横断物体検知処理では、まだ距離情報が生成されていないので、ステップS333の処理がスキップされ、ステップS334では、方向情報に基づいて物体存在領域画像が抽出される。
ステップS335において、検知部342は、図8の検知部242と同様に、抽出部341から供給される方向情報に基づいて、記憶部233に記憶されている過去物体存在領域画像のうち、その方向情報が表す方向近傍の過去物体存在領域画像を読み出し、その過去物体存在領域画像と、ステップS334で抽出部341から供給される物体存在領域画像である現在物体存在領域画像とに基づいて、現在物体存在領域画像のオプティカルフローを算出する。
ステップS336において、検知部342は、ステップS335で算出されたオプティカルフローに基づいて、現在物体存在領域画像に含まれる横断物体を検知する。そして、検知部342は、横断物体を検知した旨を外部の制御装置(図示せず)に通知し、横断物体と車両の衝突を回避させる。ステップS337において、検知部342は、ステップS336で検知された横断物体の画像上の位置から、カメラ12に対する横断物体の相対位置を検知する。
ステップS338において、検知部342は、ステップS335で算出されたオプティカルフローに基づいて、カメラ12に対する横断物体の速度ベクトルを検知する。そして、検知部342は、横断物体の相対位置および速度ベクトルを表す情報を横断物体情報として通信部232に供給する。また、検知部342は、現在物体存在領域画像を記憶部233に供給して記憶させる。
ステップS339において、通信部232は、図10のステップS237の処理と同様に、検知部342から供給される横断物体情報をレーダ211の通信部222に送信する。ステップS340において、検知部342は、ステップS337において検知された横断物体の相対位置から、カメラ12から横断物体までの距離を求め、その距離を表す距離情報を抽出部341に出力する。
なお、複数の方向情報がレーダ211から送信されてくる場合、検知部342は、距離情報を方向情報に対応付けて抽出部341に出力する。そして、抽出部341は、ステップS334において、レーダ211から送信されてくる方向情報と、その方向情報が表す方向近傍を表す方向情報に対応付けて記憶されている距離情報とに基づいて、物体存在領域画像を抽出する。
上述した処理部13(212,311)の一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図14は、上述した処理部13(212,311)の一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)401,ROM(Read Only Memory)402,RAM(Random Access Memory)403は、バス404により相互に接続されている。
バス404には、さらに、入出力インターフェース405が接続されている。入出力インターフェース405には、カメラ12、レーダ11(111,211)などよりなるレーダ406、操作ボタンなどよりなる入力部407、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部408、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部409、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部410、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア412を駆動するドライブ411が接続されている。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU401が、例えば、記憶部409に記憶されているプログラムを、入出力インターフェース405およびバス404を介して、RAM403にロードして実行することにより、上述した処理部13(212,311)の一連の処理が行われる。
コンピュータのCPU401が実行するプログラムは、例えば、リムーバブルメディア412に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
そして、プログラムは、リムーバブルメディア412をドライブ411に装着することにより、入出力インターフェース405を介して、記憶部409にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部410で受信し、記憶部409にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM402や記憶部409に、予めインストールしておくことができる。
なお、本明細書において、プログラム記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明を適用した横断物体検知装置の第1の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 横断物体検知装置を上から見た図である。 カメラにより撮像された画像の例を示す図である。 図1のレーダによる方向検知処理について説明するフローチャートである。 図1の処理部による横断物体検知処理について説明するフローチャートである。 本発明を適用した横断物体検知装置の第2の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図6のレーダによる方向検知処理について説明するフローチャートである。 本発明を適用した横断物体検知装置の第3の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図8のレーダによる方向検知処理について説明するフローチャートである。 図8の処理部による横断物体検知処理について説明するフローチャートである。 本発明を適用した横断物体検知装置の第4の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図11の検知部による横断物体の検知について説明する図である。 図11の処理部による横断物体検知処理について説明するフローチャートである。 コンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10 横断物体検知装置
12 カメラ
21 送信部
22 受信部
23 検知部
42 抽出部
43 検知部
123 判定部

Claims (8)

  1. 車両の進行路を横断する横断物体を検知する横断物体検知装置において、
    電磁波のビームを前記横断物体の横断方向にスキャンする照射手段と、
    前記ビームの反射波を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された反射波により、前記照射手段に対する前記ビームが照射された物体の方向を検知する方向検知手段と、
    前記照射手段のスキャン範囲を含む範囲を撮像する撮像手段と、
    前記物体の方向だけに基づいて、前記撮像手段により撮像された画像から、前記物体の方向の画像を物体存在領域画像として抽出する抽出手段と、
    前記物体存在領域画像に基づいて、前記物体のうちの前記横断物体を検知する横断物体検知手段と
    を備える横断物体検知装置。
  2. 前記車両の進行方向に前記物体が移動しているかを判定する判定手段
    をさらに備え、
    前記方向検知手段は、さらに、前記反射波により、前記照射手段に対する前記物体の相対速度の大きさと方向を表す速度ベクトルを検知し、
    前記判定手段は、前記方向検知手段により検知された物体の速度ベクトルに基づいて、その物体が前記進行方向に移動しているかを判定し、
    前記抽出手段は、前記物体が前記進行方向に移動していないと判定された場合、その物体の方向だけに基づいて、前記物体存在領域画像を抽出する
    請求項1に記載の横断物体検知装置。
  3. 前記横断物体検知手段はまた、前記物体存在領域画像と、それより前に撮像された画像の物体存在領域画像とに基づいて、前記撮像手段に対する前記横断物体の相対位置および相対速度の大きさと方向を表す速度ベクトルを検知し、
    前記照射手段は、前記横断物体の相対位置および速度ベクトルに基づいて、その横断物体の前記照射手段に対する現在の方向を予測し、その方向に照射する前記ビームを制御する
    請求項1に記載の横断物体検知装置。
  4. 前記横断物体検知手段は、前記物体存在領域画像と、それより前に撮像された画像の物体存在領域画像とに基づいて、前記物体存在領域画像のオプティカルフローを算出し、そのオプティカルフローに基づいて前記横断物体を検知する
    請求項1に記載の横断物体検知装置。
  5. 前記横断物体検知手段はまた、前記オプティカルフローに基づいて、前記撮像手段に対する前記横断物体の相対位置および相対速度の大きさと方向を表す速度ベクトルを検知し、
    前記照射手段は、前記横断物体の相対位置および速度ベクトルに基づいて、その横断物体の前記照射手段に対する現在の方向を予測し、その方向に照射する前記ビームを制御する
    請求項4に記載の横断物体検知装置。
  6. 前記横断物体検知手段はまた、前記物体存在領域画像に基づいて、前記撮像手段から前記横断物体までの距離を検知し、
    前記抽出手段は、前記方向検知手段により検知された物体の方向と、前記横断物体検知手段により検知された距離とに基づいて、前記物体存在領域画像を抽出する
    請求項1に記載の横断物体検知装置。
  7. 車両の進行路を横断する横断物体を検知する横断物体検知装置の横断物体検知方法において、
    電磁波のビームを前記横断物体の横断方向にスキャンする照射ステップと、
    前記ビームの反射波を受信する受信ステップと、
    受信された反射波により、前記ビームをスキャンする照射手段に対する前記ビームが照射された物体の方向を検知する方向検知ステップと、
    前記照射手段のスキャン範囲を含む範囲を撮像する撮像ステップと、
    前記物体の方向だけに基づいて、撮像された画像から、前記物体の方向の画像を物体存在領域画像として抽出する抽出ステップと、
    前記物体存在領域画像に基づいて、前記物体のうちの前記横断物体を検知する横断物体検知ステップと
    を含む横断物体検知方法。
  8. 車両の進行路を横断する横断物体を検知する処理を、コンピュータに行わせるプログラムにおいて、
    電磁波のビームを前記横断物体の横断方向にスキャンする照射手段と、前記ビームの反射波を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された反射波により、前記照射手段に対する前記ビームが照射された物体の方向を検知する方向検知手段とを備えるビーム照射装置により検知された前記物体の方向だけに基づいて、前記照射手段のスキャン範囲を含む範囲を撮像する撮像装置により撮像された画像から、前記物体の方向の画像を物体存在領域画像として抽出する抽出ステップと、
    前記物体存在領域画像に基づいて、前記物体のうちの前記横断物体を検知する横断物体検知ステップと
    を含む処理をコンピュータに行わせるプログラム。
JP2008062367A 2008-03-12 2008-03-12 横断物体検知装置および横断物体検知方法、並びにプログラム Expired - Fee Related JP5029436B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008062367A JP5029436B2 (ja) 2008-03-12 2008-03-12 横断物体検知装置および横断物体検知方法、並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008062367A JP5029436B2 (ja) 2008-03-12 2008-03-12 横断物体検知装置および横断物体検知方法、並びにプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009217680A true JP2009217680A (ja) 2009-09-24
JP5029436B2 JP5029436B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=41189435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008062367A Expired - Fee Related JP5029436B2 (ja) 2008-03-12 2008-03-12 横断物体検知装置および横断物体検知方法、並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5029436B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013152219A (ja) * 2011-12-26 2013-08-08 Japan Traffic Management Technology Association 速度計測システム、速度計測方法及びプログラム
WO2016159364A1 (ja) * 2015-04-02 2016-10-06 株式会社デンソー 歩行者判定装置
JP2017159871A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 トヨタ自動車株式会社 車両用照明装置
CN110073239A (zh) * 2016-12-13 2019-07-30 伟摩有限责任公司 用于旋转光检测和测距(lidar)设备的功率调制
JP2020052051A (ja) * 2019-11-25 2020-04-02 パイオニア株式会社 光制御装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
WO2020116204A1 (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、移動体制御装置、及び、移動体
US10965099B2 (en) 2015-10-06 2021-03-30 Pioneer Corporation Light control device, control method, program and storage medium
WO2021256226A1 (ja) 2020-06-19 2021-12-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 測距装置および測距システム
JP2023029956A (ja) * 2019-11-25 2023-03-07 パイオニア株式会社 光制御装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07249127A (ja) * 1994-03-09 1995-09-26 Honda Motor Co Ltd 移動物体検出装置
JPH08285941A (ja) * 1995-04-17 1996-11-01 Fujitsu Ten Ltd 車載用レーダ装置
JPH09226490A (ja) * 1996-02-22 1997-09-02 Nippon Soken Inc 横断物の検出装置
JPH10105891A (ja) * 1996-09-30 1998-04-24 Mazda Motor Corp 車両用の動体認識装置
JP2001296357A (ja) * 2000-04-14 2001-10-26 Fujitsu Ten Ltd 物体検出装置
JP2005157873A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Honda Motor Co Ltd 車両用走行支援装置
JP2005284799A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Honda Motor Co Ltd 歩行者検出装置
JP2006151125A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Omron Corp 車載用画像処理装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07249127A (ja) * 1994-03-09 1995-09-26 Honda Motor Co Ltd 移動物体検出装置
JPH08285941A (ja) * 1995-04-17 1996-11-01 Fujitsu Ten Ltd 車載用レーダ装置
JPH09226490A (ja) * 1996-02-22 1997-09-02 Nippon Soken Inc 横断物の検出装置
JPH10105891A (ja) * 1996-09-30 1998-04-24 Mazda Motor Corp 車両用の動体認識装置
JP2001296357A (ja) * 2000-04-14 2001-10-26 Fujitsu Ten Ltd 物体検出装置
JP2005157873A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Honda Motor Co Ltd 車両用走行支援装置
JP2005284799A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Honda Motor Co Ltd 歩行者検出装置
JP2006151125A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Omron Corp 車載用画像処理装置

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013152219A (ja) * 2011-12-26 2013-08-08 Japan Traffic Management Technology Association 速度計測システム、速度計測方法及びプログラム
WO2016159364A1 (ja) * 2015-04-02 2016-10-06 株式会社デンソー 歩行者判定装置
JP2016197278A (ja) * 2015-04-02 2016-11-24 株式会社デンソー 歩行者判定装置
US10482332B2 (en) 2015-04-02 2019-11-19 Denso Corporation Pedestrian determining apparatus for determining whether an object is a pedestrian crossing ahead of an own vehicle
US10965099B2 (en) 2015-10-06 2021-03-30 Pioneer Corporation Light control device, control method, program and storage medium
JP2017159871A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 トヨタ自動車株式会社 車両用照明装置
JP2020516854A (ja) * 2016-12-13 2020-06-11 ウェイモ エルエルシー 回転光検出および測距(ライダ)デバイスの電力変調
CN110073239A (zh) * 2016-12-13 2019-07-30 伟摩有限责任公司 用于旋转光检测和测距(lidar)设备的功率调制
WO2020116204A1 (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、移動体制御装置、及び、移動体
CN113167883A (zh) * 2018-12-07 2021-07-23 索尼半导体解决方案公司 信息处理装置、信息处理方法、程序、移动体控制装置和移动体
US20220017117A1 (en) * 2018-12-07 2022-01-20 Sony Semiconductor Solutions Corporation Information processing apparatus, information processing method, program, mobile-object control apparatus, and mobile object
JP7483627B2 (ja) 2018-12-07 2024-05-15 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、移動体制御装置、及び、移動体
US11987271B2 (en) * 2018-12-07 2024-05-21 Sony Semiconductor Solutions Corporation Information processing apparatus, information processing method, mobile-object control apparatus, and mobile object
JP2020052051A (ja) * 2019-11-25 2020-04-02 パイオニア株式会社 光制御装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2021182009A (ja) * 2019-11-25 2021-11-25 パイオニア株式会社 光制御装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2023029956A (ja) * 2019-11-25 2023-03-07 パイオニア株式会社 光制御装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP7324925B2 (ja) 2019-11-25 2023-08-10 パイオニア株式会社 光制御装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
WO2021256226A1 (ja) 2020-06-19 2021-12-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 測距装置および測距システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5029436B2 (ja) 2012-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5029436B2 (ja) 横断物体検知装置および横断物体検知方法、並びにプログラム
JP5407898B2 (ja) 対象物検出装置及びプログラム
JP3240835B2 (ja) 車両用距離計測装置
EP2927710B1 (en) Ranging system, information processing method and program thereof
RU2016138535A (ru) Способ и устройство для отслеживания состояния движущегося объекта и система для быстрой инспекции транспортного средства
JP2006209318A (ja) 人数検出装置及び方法
JP4985306B2 (ja) 障害物判定装置および方法、並びに障害物判定装置を備えた車両
JP2009174900A (ja) 物体検出装置、物体検出方法および物体検出システム
JP2005310140A (ja) オブジェクトの認識及び/又は追跡方法
JP2010039634A (ja) 画像処理装置
US20150326784A1 (en) Image capturing control method and image pickup apparatus
KR101809504B1 (ko) 비파괴 검사를 위한 연속파 선형 레이저 스캐닝 열화상 장치 및 방법
JP2019211358A (ja) 光学的測距装置およびその方法
JP2010127835A (ja) レーダ装置
JP2022043265A (ja) 測定装置
US11835653B2 (en) Electromagnetic wave detection apparatus, program, and information acquisition system
JP4960599B2 (ja) 衝突防止装置及び衝突防止装置搭載車両
JP2008224620A (ja) 測距装置
JP2018087703A (ja) 制御装置、測定装置、およびコンピュータプログラム
Malhotra et al. Laser triangulation for 3D profiling of target
JP2020085486A (ja) 物体検知装置
US10304205B2 (en) Image processing apparatus, method of controlling the same, and storage medium
JP3969984B2 (ja) 移動物体の認識方法
JP2010044496A (ja) 車両の検出方法及び装置
JP2009276248A (ja) レーザレーダ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120501

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5029436

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees