JP2009216681A - 二次電池の劣化判定方法および携帯情報処理装置 - Google Patents

二次電池の劣化判定方法および携帯情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】使用者が意識することなく、自動的かつ効率的に二次電池の寿命を判定する。
【解決手段】二次電池を充電する充電ステップS2、S3と、二次電池に負荷を接続することなく所定の時間放置する放置ステップS4と、二次電池の電圧を測定する電圧測定ステップS5と、電圧測定ステップS5で測定した電圧に基づき二次電池の劣化を判定する劣化判定ステップS6とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯情報処理装置等に用いられる二次電池の劣化判定方法、および二次電池の劣化を判定する携帯情報処理装置に関する。
ノートパソコン等の携帯情報処理装置にはリチウムイオン電池等の二次電池が搭載されている。そして、例えばオフィスでは商用電源にアダプタ電源を接続して二次電池を充電しながら使用し、外出先では充電した二次電池を電源として使用するように構成されている。
近年は、外出先でも長時間使用できるように二次電池の大容量化の検討がなされており、例えば一回の充電で10時間以上使用できる二次電池も開発されている。しかし二次電池は充放電を繰り返すうちに劣化して容量が低下するという特性がある。このように二次電池には寿命があるため容量が大幅に低下する前に新しい二次電池に取り替えることが望ましい。
二次電池の劣化は、満充電状態から放電させたときの放電容量を計測して判定することができる。しかし、例えばノートパソコン等で二次電池の劣化を判定するためだけに、実際に放電させて容量を計測するのは現実的でない。そこで簡易的な判定方法として、例えば、短時間の放電にともなう電圧の降下量と電流値から内部抵抗を計算し、その値に基づき劣化を判定する方法が開示されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2000−338201号公報 特開2001−228226号公報
二次電池の充放電は化学変化に基づいており、条件によってそのふるまいも複雑に変化する。そのため内部抵抗を精度よく測定するには一定の電流値で二次電池を放電させ、そのときの電圧の変化に基づき計算しなければならない。しかし、携帯情報処理装置の使用中は刻々と負荷が変動し電流値も複雑に変化するために内部抵抗を正確に計算することができなかった。もちろん二次電池に固定抵抗器を接続して一定電流を流し内部抵抗を測定することも可能ではあるが、携帯情報処理装置にこのような回路を組み込み、所定の時間をかけて二次電池の寿命を判定するためだけに電力を消費することは効率的でなく、また実用的でもない。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、使用者が意識することなく、自動的かつ効率的に二次電池の劣化を判定することができる二次電池の劣化判定方法、および二次電池の劣化を判定する携帯情報処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の二次電池の劣化判定方法は、二次電池を充電する充電ステップと、二次電池に負荷を接続することなく所定の時間放置する放置ステップと、二次電池の電圧を測定する電圧測定ステップと、電圧測定ステップで測定した電圧に基づき二次電池の劣化を判定する劣化判定ステップとを有する。この方法により、使用者が意識することなく、自動的かつ効率的に二次電池の劣化を判定することができる二次電池の劣化判定方法を提供することができる。
また本発明の充電ステップは、定電流電源で充電する定電流充電ステップと、定電圧電源で充電する低電圧充電ステップとを有してもよい。
また本発明は、二次電池を内蔵するとともに、商用電源に接続されたアダプタ電源からの電力供給により情報処理回路を動作させることができる携帯情報処理装置であって、アダプタ電源からの電力供給により二次電池を充電する二次電池充電部と、二次電池の電圧を測定する電圧測定部と、電圧測定部で測定した電圧に基づき二次電池の劣化を判定する劣化判定部とを備え、劣化判定部は、充電終了時の二次電池の電圧と充電終了から負荷を接続することなく所定の時間放置した後の二次電池の電圧とに基づき二次電池の劣化を判定する。この構成により、使用者が意識することなく、自動的かつ効率的に二次電池の劣化を判定する携帯情報処理装置を提供することができる。
また本発明の携帯情報処理装置の劣化判定部は、情報処理回路の動作の如何にかかわらずアダプタ電源から電力供給されている期間において、二次電池を定電流電源で充電する定電流充電ステップと、二次電池を定電圧電源で充電する定電圧充電ステップと、二次電池に負荷を接続することなく所定の時間放置する放置ステップと、二次電池の電圧を測定する電圧測定ステップと、電圧測定ステップで測定した電圧に基づき二次電池の劣化を判定する劣化判定ステップとを実行する。
本発明によれば、使用者が意識することなく、自動的かつ効率的に二次電池の劣化を判定することができる二次電池の劣化判定方法、および二次電池の劣化を判定する携帯情報処理装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態における携帯情報処理装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、説明の便宜上、数値をあげて説明するが、本発明はこれらの数値に限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態における携帯情報処理装置10を示す斜視図である。携帯情報処理装置10は、画像や文字を表示するディスプレイ11と、データを入力するためのキーボード12と、携帯情報処理装置10に電力を供給する二次電池13と、筐体14内部に収納され情報処理を行う情報処理回路(図示せず)とを備えている。また付属装置として、商用電源から携帯情報処理装置10に電力を供給するとともに二次電池13を充電するアダプタ電源15を有する。
図2は、本発明の実施の形態における携帯情報処理装置10の回路ブロック図である。携帯情報処理装置10は、その本体部である情報処理回路20、および情報処理回路20に電力を供給する電源部30を備えている。
情報処理回路20には、ディスプレイ11、キーボード12、マイクロプロセッサ(以下、「CPU」と略記する)21、ハードディスクドライブ(HDD)22、メモリ23、マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と略記する)24、およびこれらを制御するチップセット25を備えている。
マイコン24は、キーボード12の制御を行う。またマイコン24は、情報処理回路20が動作していない状態、いわゆる「電源オフ」の状態であっても動作しており、主にCPU21が正常に動作するまでの電源制御を行う。さらに本実施の形態においては、詳細は後述するが、二次電池の充電を制御するとともに二次電池の劣化を判定する等の電源部30の制御を行う。
電源部30は、電源端子31、二次電池充電部32、電圧測定部33、二次電池13、スイッチ34、スイッチ35、温度センサ36を備えている。電源端子31にはアダプタ電源15が接続され電力が供給される。スイッチ35はマイコン24により制御され、二次電池13を充電する際に閉じられる。二次電池充電部32はアダプタ電源15からの電力供給により二次電池13を充電するための電源であり、詳細は後述するが、定電流電源として、また定電圧電源として動作する。電圧測定部33は二次電池13の電圧を測定しマイコン24に出力する。温度センサ36は二次電池13の温度を測定しマイコン24に出力する。スイッチ34は電源端子31の電圧を監視しており、アダプタ電源15が接続されると電源端子31側に接続される。これによりアダプタ電源15から電力が供給されているときはアダプタ電源15から情報処理回路20に電力を供給し、そうでないときは二次電池13から電力を供給するように電力源を切り替える。またスイッチ34の接続状態はマイコンに通知される。
次に、二次電池13の充電および劣化判定方法について説明する。図3は、本発明の実施の形態における携帯情報処理装置10の二次電池13の充電および劣化判定の動作を示すフローチャートである。また図4は、本発明の実施の形態における携帯情報処理装置10のスイッチ34、35の接続状態を示す図である。
(ステップS1)
まず、使用者が電源端子31にアダプタ電源15を接続したとする。使用者が携帯情報処理装置10を使用する目的で電源端子31にアダプタ電源15を接続した場合には、使用者は携帯情報処理装置10の電源スイッチを「オン」して、CPU21を含む情報処理回路20全体を起動させる。また、使用者が単に二次電池13を充電する目的で電源端子31にアダプタ電源15を接続した場合には、使用者は携帯情報処理装置10の電源スイッチを「オン」せず、情報処理回路20のマイコン24だけが動作している状態にある。いずれの場合であっても以下のステップで説明する動作は、マイコン24の制御の下に自動的に実行され、使用者が以下のステップS2〜ステップS6の動作について意識することはない。
(ステップS2:定電流充電ステップ)
電源端子31にアダプタ電源15が接続されると、スイッチ34は図4(a)に示すように電源端子31側に接続される。そしてスイッチ34からマイコン24に対して、アダプタ電源15が接続された旨の信号(具体的にはスイッチ34が電源端子31に接続された状態を示す状態信号)が送られる。マイコン24はこの信号を受信すると、スイッチ35を閉じて二次電池充電部32に電力を供給させるとともに、二次電池充電部32を定電流源として動作させ二次電池13を充電する。図5は、本発明の実施の形態における携帯情報処理装置10の充電時における二次電池13の電圧Vbおよび充電電流Ibを示す図である。このように二次電池13を定電流源で充電すると、二次電池13の電圧Vbは徐々に上昇する。
(ステップS3:定電圧充電ステップ)
充電が進んで時刻t1で二次電池13の電圧Vbが所定の電圧Vfullに達すると、二次電池充電部32は定電圧源として動作し、電圧Vfullでさらに充電を継続する。すると図5に示したように、徐々に充電電流Ibが減少する。そして時刻t2で所定の電流しきい値Ithまで充電電流Ibが減少すると、マイコン24は充電が終了したと判定し、図4(b)に示すようにスイッチ35を開いて二次電池13を二次電池充電部32から切り離す。
なお、所定の電圧Vfullとしては、リチウムイオン電池のセルを2個直列接続している場合、例えば8.4V程度である。
(ステップS4:放置ステップ)
充電が終了すると、二次電池13に負荷を接続せず電流を流さない状態で所定時間Tの間放置する。本実施の形態においては所定の時間Tは、例えば2時間である。図6は、本発明の実施の形態における携帯情報処理装置10の放置時における二次電池13の電圧の変化を示す図であり、充電終了後、二次電池13に負荷を接続せず電流を流さない状態で放置した場合の電圧の変化を示している。また図6には、劣化の少ない二次電池の電圧Vb1と劣化の進んだ二次電池の電圧Vb2との変化を示している。このように、二次電池13の電圧Vbは、充電終了後に大きく低下し、1〜2時間経過後にはほぼ安定する特性を示す。また劣化の進んだ二次電池の電圧Vb2は、劣化の少ない二次電池の電圧Vb1よりも大きく電圧が低下する。
この電圧の低下は、二次電池13の充電が化学変化であり、二次電池13の内部全体でこの化学変化が均一に進行するのではなく、化学変化の進行に偏りがあるため発生すると考えられる。すなわち充電終了時には二次電池13の電極近辺での充電が先行して進行する。そして充電終了後も二次電池13の内部で化学変化が進行し、1〜2時間経過後に充電状態が二次電池13の内部全体で均一化されて電圧Vbが安定すると考えられる。
充電による化学変化の偏りは二次電池13が劣化するほど大きくなるため、充電終了直後の二次電池13の電圧Vb(0)と2時間放置後の二次電池13の電圧Vb(2)との差も、図6に示したように、二次電池13の劣化が大きいほど大きくなる。したがって、電圧Vb(0)と電圧Vb(2)との電圧差、あるいはその電圧差を正規化した電圧低下率K=(Vb(0)−Vb(2))/Vb(0)等に基づき二次電池13の劣化の程度を判定することができる。もちろんこれらの値は充電電流の大きさにも依存し、また二次電池13の温度にも大きく依存する。しかし充電電流および電流しきい値Ithを一定とすることで、また二次電池13の温度を検出して判定基準を補正することで、二次電池13の劣化の程度を精度よく判定することができる。
(ステップS5:電圧測定ステップ)
充電終了から2時間経過後の時刻t3において、マイコン24は、電圧測定部33から出力される二次電池13の電圧Vb(2)を取り込み、その値に基づき電圧低下率Kを算出する。なお、充電終了直後の二次電池13の電圧Vb(0)は時刻t2において測定しておかなければならないが、電圧Vb(0)と電圧Vfullとはほぼ等しいので、電圧Vb(0)の代りに電圧Vfullを用いて電圧低下率Kを算出しても大きな誤差は発生しない。具体的な値としては、例えば図6に示した劣化の少ない二次電池の電圧低下率K1は、例えば1%であり、劣化の進んだ二次電池の電圧低下率K2は、例えば5%である。
またマイコン24は、温度センサ36から出力される二次電池13の温度θを取り込む。
(ステップS6:劣化判定ステップ)
マイコン24は、取り込んだ電圧低下率Kと二次電池13の温度θとに基づき二次電池13の劣化を判定する。具体的には、寿命を迎えた二次電池、例えば定格容量の60%まで容量の劣化した二次電池に対する電圧低下率を測定し、その値を限界電圧低下率Kthとする。二次電池13の温度θを変化させて限界電圧低下率Kth(θ)を測定し、それらの値をマイコン24にあらかじめ記憶しておく。
マイコン24は、取り込んだ電圧低下率Kと、マイコン24のメモリに記憶されている温度θにおける限界電圧低下率Kth(θ)とを比較する。そして電圧低下率K<限界電圧低下率Kth(θ)であれば、二次電池13はまだ使用可能であるとして、二次電池13の劣化判定を終える。しかし、電圧低下率K≧限界電圧低下率Kth(θ)であれば、マイコン24は二次電池13の寿命が終わりに近づいていると判定する。
(ステップS7)
二次電池13の寿命が終わりに近づいていると判定すると、マイコン24は使用者にその旨の警告を発する。携帯情報処理装置10の電源スイッチが「オン」されており、CPU21を含む情報処理回路20全体が動作している場合には、例えばディスプレイ11に「電池交換必要」の警告を表示する、あるいは赤色のLEDを設けておきそれを点滅させる等の方法により警告を発する。また、携帯情報処理装置10の電源スイッチが「オン」されていない場合には、判定結果を一旦マイコン24のメモリに記憶し、次に携帯情報処理装置10の電源スイッチが「オン」された際に、例えばディスプレイ11に「電池交換必要」の警告を表示する、あるいは赤色のLEDを設けておきそれを点滅させる等の方法により警告を発する。
なお、ステップS3までにアダプタ電源15からの電力供給が停止し、二次電池13の充電動作が正規に終了しなかった場合には、二次電池の寿命判定は行わない。また、二次電池13の充電動作が正規に終了しても、その後のステップS4およびステップS5においてスイッチ34が切り替えられて二次電池13に負荷が接続されて放電電流が流れた場合にも、二次電池の寿命判定は行わない。
このように本実施の形態によれば、劣化判定のための特別な回路を用いることなく、また劣化判定のためだけに電力を消費することもなく、さらに使用者が意識することなく、自動的かつ効率的に二次電池の寿命を判定することができる。
なお、本実施の形態における二次電池13の充電および劣化判定動作は、使用者が電源端子31にアダプタ電源15を接続する毎に自動的に実行される。しかし必ずしもアダプタ電源15を接続する毎に実行しなくてもよく、例えば使用者が電源端子31にアダプタ電源15を接続したときにマイコン24が二次電池13の電圧Vbを測定し、電圧Vbが電圧しきい値Vthよりも低い場合に上記動作を実行する構成であってもよい。
また本実施の形態においては、二次電池の充電方式の一例として、定電流充電と定電圧充電を用いて説明を行ったが、本発明はこれに限らず、例えばパルス充電等の他の充電方式を用いてもよい。
また本実施の形態においては、二次電池13の寿命が終わりに近づいているか否かだけを判定するものとして説明したが、本発明は、二次電池13の劣化を定量的に判定することも可能である。具体的には、例えば定格容量を持つ二次電池に対する電圧低下率K100(θ)、定格容量の90%まで容量の低下した二次電池に対する電圧低下率K90(θ)、定格容量の80%まで容量の低下した二次電池に対する電圧低下率K80(θ)、定格容量の70%まで容量の低下した二次電池に対する電圧低下率K70(θ)、・・・、等の電圧低下率を二次電池13の温度θをパラメータとして測定し、それらのデータをマイコン24にあらかじめ記憶しておく。図7は、このような本発明の他の実施の形態における電圧低下率のデータの一例を模式的に示す図であり、横軸は温度θを、縦軸は電圧低下率Kを示している。そして、ステップS5において取り込んだ電圧低下率Kと二次電池13の温度θとから、二次電池13の容量を推定し、その値を二次電池13の劣化の程度を示す値とする。そして、例えば二次電池13の容量が定格容量の60%以下であれば、マイコン24は二次電池13の寿命が終わりに近づいていると判定し、使用者に警告を発する構成であってもよい。
また、図7からもわかるようにある温度以上の領域においては電圧低下率の曲線は水平に近くなっていくので、簡易的な方法として、あるしきい値温度以上の条件を以って電圧低下率の判定を行うという構成でもよい。
なお、本実施の形態においては二次電池の劣化判定方法を携帯情報処理装置に応用した例について説明したが、本発明は携帯情報処理装置に限定されるものではなく、携帯電話機、携帯端末機、ゲーム機等の二次電池を使用する機器に広く応用することができる。
本発明によれば、使用者が意識することなく、自動的かつ効率的に二次電池の寿命を判定することができるので、二次電池の劣化判定方法として、また二次電池の劣化を判定する携帯情報処理装置等に用いて有用である。
本発明の実施の形態における携帯情報処理装置を示す斜視図 同携帯情報処理装置の回路ブロック図 同携帯情報処理装置の二次電池の充電および二次電池の劣化判定の動作を示すフローチャート 同携帯情報処理装置のスイッチの接続状態を示す図 同携帯情報処理装置の充電時における二次電池の電圧および充電電流を示す図 同携帯情報処理装置の放置時における二次電池の電圧の変化を示す図 本発明の他の実施の形態における電圧低下率のデータの一例を模式的に示す図
符号の説明
10 携帯情報処理装置
11 ディスプレイ
12 キーボード
13 二次電池
14 筐体
15 アダプタ電源
20 情報処理回路
21 マイクロプロセッサ(CPU)
22 ハードディスクドライブ(HDD)
23 メモリ
24 マイクロコンピュータ(マイコン)
25 チップセット
30 電源部
31 電源端子
32 二次電池充電部
33 電圧測定部
34,35 スイッチ
36 温度センサ

Claims (4)

  1. 二次電池を充電する充電ステップと、
    前記二次電池に負荷を接続することなく所定の時間放置する放置ステップと、
    前記二次電池の電圧を測定する電圧測定ステップと、
    前記電圧測定ステップで測定した電圧に基づき前記二次電池の劣化を判定する劣化判定ステップとを有する二次電池の劣化判定方法。
  2. 前記充電ステップは、
    定電流電源で充電する定電流充電ステップと、
    定電圧電源で充電する低電圧充電ステップとを有する請求項1記載の二次電池の劣化判定方法。
  3. 二次電池を内蔵するとともに、商用電源に接続されたアダプタ電源からの電力供給により情報処理回路を動作させることができる携帯情報処理装置であって、
    前記アダプタ電源からの電力供給により前記二次電池を充電する二次電池充電部と、
    前記二次電池の電圧を測定する電圧測定部と、
    前記電圧測定部で測定した電圧に基づき前記二次電池の劣化を判定する劣化判定部とを備え、
    前記劣化判定部は、充電終了時の前記二次電池の電圧と、充電終了から負荷を接続することなく所定の時間放置した後の前記二次電池の電圧とに基づき、前記二次電池の劣化を判定する携帯情報処理装置。
  4. 前記劣化判定部は、前記情報処理回路の動作の如何にかかわらず、前記アダプタ電源から電力供給されている期間において、
    前記二次電池を定電流電源で充電する定電流充電ステップと、前記二次電池を定電圧電源で充電する定電圧充電ステップと、前記二次電池に負荷を接続することなく所定の時間放置する放置ステップと、前記二次電池の電圧を測定する電圧測定ステップと、前記電圧測定ステップで測定した電圧に基づき前記二次電池の劣化を判定する劣化判定ステップとを実行する請求項3に記載の携帯情報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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