JP2009214929A - 補強装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、以下の課題を解決する梱包箱の角を保護する補強装置を提供することにある。
(1)その補強装置は、簡単な構造であって製作が容易である。
(2)補強部材と紐類が出来るだけ一体化できると同時に、紐類を簡単に補強部材に取付けることができる。
【解決手段】本発明の補強装置1は、以下のことを特徴とするものである。
段ボールなどの梱包箱9を紐類8で結束する際に、梱包箱9の角を保護するための補強装置1において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材2
(b)前記補強部材2を折り曲げ可能にするために、前記補強部材2に形成されたヒンジ部3
(c)紐類8を係止するために、前記補強部材2に形成され、かつ、一端が開口された切欠部4
【選択図】図1
(1)その補強装置は、簡単な構造であって製作が容易である。
(2)補強部材と紐類が出来るだけ一体化できると同時に、紐類を簡単に補強部材に取付けることができる。
【解決手段】本発明の補強装置1は、以下のことを特徴とするものである。
段ボールなどの梱包箱9を紐類8で結束する際に、梱包箱9の角を保護するための補強装置1において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材2
(b)前記補強部材2を折り曲げ可能にするために、前記補強部材2に形成されたヒンジ部3
(c)紐類8を係止するために、前記補強部材2に形成され、かつ、一端が開口された切欠部4
【選択図】図1
Description
本発明は、結束バンドなどの紐類で段ボールなどの梱包箱を結束する際に、紐類の締め付ける圧力によって梱包箱の角がつぶれてしまうのを防止するための補強装置に関するもので、締結作業も簡単に出来る構造で、かつ、繰り返し使える補強装置を提供するものである。
従来は、段ボールなどからなる梱包箱をベルトや帯紐などの帯状の紐類で締結する際には、締結圧力による梱包箱の角のつぶれを防止するために、紐類が当接する角部分およびコーナー部分にL字状の補強装置を使用するものがあった。以下に記述する先行文献が該当するが、締結時の作業性などに欠点があった。
(1)特許文献1
梱包箱を底面から固定する固定台と天カバーを帯状の結束バンドで締結し、締結バンドが当たる梱包箱の角にL型形状の補強部材を介在させて結束バンドを巻きつける。しかし、補強部材に結束バンドを当てて締結するだけなので、締め付ける際に結束バンドがずれて補強部材から外れる恐れもあり、かつ、補強部材の仮固定の効果がほとんど無いので締結の作業が簡単に出来ないなどの欠点があった。
(2)特許文献2
梱包箱のコーナー部に、角筒体からなる保護カバーが載置され、そこに結束バンドが当接するようにして締結するものである。
保護カバーの一部を含めて梱包箱の外周をバンドで締結して一体化するものだが、上記特許文献1と同様に、補強部材に結束バンドを当てて締結するだけなので、締め付ける際に結束バンドがずれて補強部材から外れる恐れもあり、かつ、補強部材の仮固定の効果がほとんど無いので締結の作業が簡単に出来ないなどの欠点があった。
特開2006−321547号 特開2006−298383号
(1)特許文献1
梱包箱を底面から固定する固定台と天カバーを帯状の結束バンドで締結し、締結バンドが当たる梱包箱の角にL型形状の補強部材を介在させて結束バンドを巻きつける。しかし、補強部材に結束バンドを当てて締結するだけなので、締め付ける際に結束バンドがずれて補強部材から外れる恐れもあり、かつ、補強部材の仮固定の効果がほとんど無いので締結の作業が簡単に出来ないなどの欠点があった。
(2)特許文献2
梱包箱のコーナー部に、角筒体からなる保護カバーが載置され、そこに結束バンドが当接するようにして締結するものである。
保護カバーの一部を含めて梱包箱の外周をバンドで締結して一体化するものだが、上記特許文献1と同様に、補強部材に結束バンドを当てて締結するだけなので、締め付ける際に結束バンドがずれて補強部材から外れる恐れもあり、かつ、補強部材の仮固定の効果がほとんど無いので締結の作業が簡単に出来ないなどの欠点があった。
本発明によって解決されるべき課題には、以下のようなものがある。
(1)補強装置は、簡単な構造であって、製作が容易である。
(2)補強部材と紐類が出来るだけ一体化できると同時に、紐類を簡単に補強部材に取付けることができる。
(3)紐類を締め付けたときに、紐類の緩みをなくすると同時に締結作業が簡単に出来る。
そこで本発明は、以下に述べる手段により、従来の補強装置の欠点を解決しようとするものである。
(1)補強装置は、簡単な構造であって、製作が容易である。
(2)補強部材と紐類が出来るだけ一体化できると同時に、紐類を簡単に補強部材に取付けることができる。
(3)紐類を締め付けたときに、紐類の緩みをなくすると同時に締結作業が簡単に出来る。
そこで本発明は、以下に述べる手段により、従来の補強装置の欠点を解決しようとするものである。
本発明の補強装置は、以下のことを特徴とするものである。
請求項1においては、
段ボールなどの梱包箱を紐類で結束する際に、梱包箱の角を保護するための補強装置において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材
(b)前記補強部材を折り曲げ可能にするために、前記補強部材に形成されたヒンジ部
(c)紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部
請求項1においては、
段ボールなどの梱包箱を紐類で結束する際に、梱包箱の角を保護するための補強装置において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材
(b)前記補強部材を折り曲げ可能にするために、前記補強部材に形成されたヒンジ部
(c)紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部
請求項2においては、
段ボールなどの梱包箱を紐類で結束する際に、梱包箱の角を保護するための補強装置において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材
(b)前記補強部材を折り曲げ可能にするために、前記補強部材に形成されたヒンジ部
(c)紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部
(d)補強部材と梱包箱との間に空間を形成して、補強部を梱包箱に密着させないために、前記補強部材に形成されたリブ
段ボールなどの梱包箱を紐類で結束する際に、梱包箱の角を保護するための補強装置において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材
(b)前記補強部材を折り曲げ可能にするために、前記補強部材に形成されたヒンジ部
(c)紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部
(d)補強部材と梱包箱との間に空間を形成して、補強部を梱包箱に密着させないために、前記補強部材に形成されたリブ
請求項3においては、
段ボールなどの梱包箱を紐類で結束する際に、梱包箱の角を保護するための補強装置において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材
(b)前記補強部材を折り曲げ可能にするために、前記補強部材に形成されたヒンジ部
(c)紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部
(d)前記補強部材のヒンジ部を中心にして、開口部側の配置を対称にして形成された切欠部
段ボールなどの梱包箱を紐類で結束する際に、梱包箱の角を保護するための補強装置において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材
(b)前記補強部材を折り曲げ可能にするために、前記補強部材に形成されたヒンジ部
(c)紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部
(d)前記補強部材のヒンジ部を中心にして、開口部側の配置を対称にして形成された切欠部
請求項4においては、
段ボールなどの梱包箱を紐類で結束する際に、梱包箱の角を保護するための補強装置において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材
(b)前記補強部材を折り曲げ可能にするために、前記補強部材に形成されたヒンジ部
(c)紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部
(d)前記補強部材のヒンジ部を中心にして、開口部側の配置を非対称にして形成された切欠部
段ボールなどの梱包箱を紐類で結束する際に、梱包箱の角を保護するための補強装置において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材
(b)前記補強部材を折り曲げ可能にするために、前記補強部材に形成されたヒンジ部
(c)紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部
(d)前記補強部材のヒンジ部を中心にして、開口部側の配置を非対称にして形成された切欠部
請求項5においては、
段ボールなどの梱包箱を紐類で結束する際に、梱包箱の角を保護するための補強装置において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材
(b)前記補強部材を折り曲げ可能にするために、前記補強部材に形成されたヒンジ部
(c)紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部
(d)前記補強部材のヒンジ部を中心にして、前記ヒンジ部の部横手方向に平行に形成された切欠部
段ボールなどの梱包箱を紐類で結束する際に、梱包箱の角を保護するための補強装置において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材
(b)前記補強部材を折り曲げ可能にするために、前記補強部材に形成されたヒンジ部
(c)紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部
(d)前記補強部材のヒンジ部を中心にして、前記ヒンジ部の部横手方向に平行に形成された切欠部
請求項6において
段ボールなどの梱包箱を紐類で結束する際に、梱包箱の角を保護するための補強装置において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材
(b)前記補強部材を折り曲げ可能にするために、前記補強部材に形成されたヒンジ部
(c)紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部
(d)前記補強部材のヒンジ部を中心にして、前記ヒンジ部の部横手方向に斜向して形成された切欠部
請求項7においては、
紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部の短手方向の角部にテーパー部を設けたことを特徴とする前記請求項1ないし6いずれか一に記載の補強装置。
段ボールなどの梱包箱を紐類で結束する際に、梱包箱の角を保護するための補強装置において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材
(b)前記補強部材を折り曲げ可能にするために、前記補強部材に形成されたヒンジ部
(c)紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部
(d)前記補強部材のヒンジ部を中心にして、前記ヒンジ部の部横手方向に斜向して形成された切欠部
請求項7においては、
紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部の短手方向の角部にテーパー部を設けたことを特徴とする前記請求項1ないし6いずれか一に記載の補強装置。
本発明の請求項1においては、折り曲げ可能なヒンジ部3と紐類8を補強部材2に確実に係止するための切欠部4を補強部材2に形成したので、本発明の補強装置1を梱包箱9の角に当てて紐類8を強く締結しても、その圧力で梱包箱9の角がつぶれることは無い。
本発明の請求項2においては、補強部材2と梱包箱9との間に空間を形成するためのリブ11を形成することで、紐類8の締結時に紐類8が補強装置1と梱包箱9に密着せずに締結作業が出来る。
本発明の請求項2においては、補強部材2と梱包箱9との間に空間を形成するためのリブ11を形成することで、紐類8の締結時に紐類8が補強装置1と梱包箱9に密着せずに締結作業が出来る。
本発明の請求項3および5においては、切欠部4の開口部5側の配置を対称にして形成したので、締結時に切欠部4に横方向からスライドするように紐類8を装着できて締結作業がしやすくなる。
本発明の請求項4および6においては、切欠部4の開口部5側の配置を非対称にして形成したので、紐類8が反対側の開口部5から交互に補強装置1に装着されるので、締結時に紐類8が補強装置1から外れる恐れが無い。また、補強装置1の切欠部4をヒンジ部3に対して横手方向に斜向して形成したので、締結時に紐類8が補強装置1から外れる恐れが無い。
本発明の請求項4および6においては、切欠部4の開口部5側の配置を非対称にして形成したので、紐類8が反対側の開口部5から交互に補強装置1に装着されるので、締結時に紐類8が補強装置1から外れる恐れが無い。また、補強装置1の切欠部4をヒンジ部3に対して横手方向に斜向して形成したので、締結時に紐類8が補強装置1から外れる恐れが無い。
本発明の請求項7においては、一端が開口された切欠部4の短手方向の角部にテーパー部6を設けたので、紐類8の締結がスムースに行なわれる効果がある。
図1は、本発明の補強装置1の平面図を示すもので、平板状の補強部材2の中心に補強装置1をL字状に折り曲げるためのヒンジ部3と、紐類8を係止するための切欠部4を前記ヒンジ部3に対向して形成する。
前記切欠部4の一端に形成される開口部5から、紐類8を横方向から装着するので締結時の紐かけ操作が非常にやりやすくなる。補強装置1が梱包箱9の角に直角に当接して紐類8を締め上げるので、梱包箱9の角の保護を図れるとともに締結時に紐かけ作業が容易になると同時に、横長の切欠部3に装着されるので紐類8が締結中に補強装置1から外れることは無い。
補強部材2の材料は、紐類8の滑りを良くするためにポリプロピレンなどのプラスチックが望ましい。締結力が強い場合は、より硬いアクリル樹脂やABS樹脂などでも良い。プラスチックで製作する場合は、簡単な構造の場合は押出成形、複雑な構造の場合は射出成形を用いるなど適宜対応すれば良い。
また、化粧箱などの薄紙の梱包箱9に使用する場合は、クラフト紙などの紙類の補強部材2でも良い。紙類で製作する場合は、一枚ものの紙類をカッターなどで押切る手法をとっても良い。
梱包箱9が形を損なっただけでも商品価値が低下するケースもあり、パッキング作業に携わる人達も気を使うことになる。いずれにしても、元の形状を損なうことは良くないことであるから本発明の補強装置1は有意義なものである。また、紐類8に補強装置1が装着された状態になるので、梱包箱9に紐かけをする場合や紐類8を梱包箱9からほどいた後も一体化しており、再利用時に利便性を発揮する。
なお、補強装置1のサイズは、梱包箱9の大きさ、種類により適宜変えうる。切欠部4の幅も、通常は1mm程度の厚さのバンドなどの紐類8が入る程度の幅で良いが、操作性の点では数ミリ程度が望ましい。その理由は、バンド厚にぎりぎりの幅だと紐類8と切欠部4が密着することになり、締結時に摩擦を生じて好ましくない。
また、複数の梱包箱9を束ねて結束する場合にも本発明の補強装置1を使用できることは当然である。
前記切欠部4の一端に形成される開口部5から、紐類8を横方向から装着するので締結時の紐かけ操作が非常にやりやすくなる。補強装置1が梱包箱9の角に直角に当接して紐類8を締め上げるので、梱包箱9の角の保護を図れるとともに締結時に紐かけ作業が容易になると同時に、横長の切欠部3に装着されるので紐類8が締結中に補強装置1から外れることは無い。
補強部材2の材料は、紐類8の滑りを良くするためにポリプロピレンなどのプラスチックが望ましい。締結力が強い場合は、より硬いアクリル樹脂やABS樹脂などでも良い。プラスチックで製作する場合は、簡単な構造の場合は押出成形、複雑な構造の場合は射出成形を用いるなど適宜対応すれば良い。
また、化粧箱などの薄紙の梱包箱9に使用する場合は、クラフト紙などの紙類の補強部材2でも良い。紙類で製作する場合は、一枚ものの紙類をカッターなどで押切る手法をとっても良い。
梱包箱9が形を損なっただけでも商品価値が低下するケースもあり、パッキング作業に携わる人達も気を使うことになる。いずれにしても、元の形状を損なうことは良くないことであるから本発明の補強装置1は有意義なものである。また、紐類8に補強装置1が装着された状態になるので、梱包箱9に紐かけをする場合や紐類8を梱包箱9からほどいた後も一体化しており、再利用時に利便性を発揮する。
なお、補強装置1のサイズは、梱包箱9の大きさ、種類により適宜変えうる。切欠部4の幅も、通常は1mm程度の厚さのバンドなどの紐類8が入る程度の幅で良いが、操作性の点では数ミリ程度が望ましい。その理由は、バンド厚にぎりぎりの幅だと紐類8と切欠部4が密着することになり、締結時に摩擦を生じて好ましくない。
また、複数の梱包箱9を束ねて結束する場合にも本発明の補強装置1を使用できることは当然である。
図2は、図1のA−A’断面図で、補強部材2の中心部に薄肉のヒンジ部3を形成し、そこを中心に切欠部4が対称位置に形成される。切欠部4の開口部5の短手方向の角部にテーパー部6を設けたので、紐類8を引っ張ったときに紐類8が抵抗を受けないため締結がスムースに行なわれる。
図3は、本発明の他の実施例を示すもので、ヒンジ部3を中心にして形成される切欠部4をそれぞれ反対方向に設ける。つまり、切欠部4の開口部5はそれぞれ補強装置1の反対側に形成される。このことで、補強装置1に装着された紐類8はどのような形で締結しても、補強装置1から外れる恐れは無い。
図4は、図2のB−B’断面図であり、補強部材2の中心部に薄肉のヒンジ部3を形成し、切欠部4の開口部はそれぞれ補強装置1の反対側に形成される。したがって、切欠部4の断面は、補強装置1の片側だけにしか現われない。
図3は、本発明の他の実施例を示すもので、ヒンジ部3を中心にして形成される切欠部4をそれぞれ反対方向に設ける。つまり、切欠部4の開口部5はそれぞれ補強装置1の反対側に形成される。このことで、補強装置1に装着された紐類8はどのような形で締結しても、補強装置1から外れる恐れは無い。
図4は、図2のB−B’断面図であり、補強部材2の中心部に薄肉のヒンジ部3を形成し、切欠部4の開口部はそれぞれ補強装置1の反対側に形成される。したがって、切欠部4の断面は、補強装置1の片側だけにしか現われない。
図5は、本発明の他の実施例を示すもので、ヒンジ部3を中心にして形成される切欠部3を複数設けたもので、紐類8の装着がより強固に行なえる。
図6は、図5のC−C’断面図である。
図7は、本発明の他の実施例を示すもので、補強部材2を長方形ではなく、楕円形にしたものである。ヒンジ部3を中心にして形成される切欠部4が前記ヒンジ部3に対向して形成される。
図8は、図7のD−D’断面図であり、補強部材2の中心部の薄肉のヒンジ部3を三角溝にしたものである。この形状はクラフト紙などの薄板の補強部材2に適用するものである。
図9は、本発明の他の実施例を示すもので、平板状の補強部材2の中心に補強装置1をL字状に折り曲げるためのヒンジ部3と、紐類8を係止するための切欠部4を前記ヒンジ部3に対向して形成する。さらに、補強装置1と梱包箱9との間に空間を形成するための細長いリブ11を形成したので、紐類8の締結時に紐類8が補強装置1と梱包箱9に密着せずに締結作業が出来る。
図10は、図9のE−E’断面図を示すもので、リブ11を補強装置1の両面に形成して、補強装置1の両面が使えるようにしたものある。
図6は、図5のC−C’断面図である。
図7は、本発明の他の実施例を示すもので、補強部材2を長方形ではなく、楕円形にしたものである。ヒンジ部3を中心にして形成される切欠部4が前記ヒンジ部3に対向して形成される。
図8は、図7のD−D’断面図であり、補強部材2の中心部の薄肉のヒンジ部3を三角溝にしたものである。この形状はクラフト紙などの薄板の補強部材2に適用するものである。
図9は、本発明の他の実施例を示すもので、平板状の補強部材2の中心に補強装置1をL字状に折り曲げるためのヒンジ部3と、紐類8を係止するための切欠部4を前記ヒンジ部3に対向して形成する。さらに、補強装置1と梱包箱9との間に空間を形成するための細長いリブ11を形成したので、紐類8の締結時に紐類8が補強装置1と梱包箱9に密着せずに締結作業が出来る。
図10は、図9のE−E’断面図を示すもので、リブ11を補強装置1の両面に形成して、補強装置1の両面が使えるようにしたものある。
図11は、本発明の他の実施例を示すもので、ヒンジ部3を中心にして形成される切欠部4が前記ヒンジ部3に対向して形成される。本実施例では、ヒンジ部3をミシン目7にしたのが特徴で、クラフト紙などの薄板の補強部材2に適用するものである。化粧箱などの梱包時の使用に適している。ミシン目7なので、使用頻度が高くなると、ミシン目7から切断する可能性はあるが使用頻度が低い場合には問題は無い。
図12は、図11のF−F’断面図であり、補強部材2の中心部の薄肉のヒンジ部3をミシン目7にしたものである。
図12は、図11のF−F’断面図であり、補強部材2の中心部の薄肉のヒンジ部3をミシン目7にしたものである。
図13は、本発明の他の実施例を示すもので、ヒンジ部3を中心にして形成される切欠部4をそれぞれ反対方向に複数個所に設ける。つまり、切欠部4の開口部5はそれぞれ補強装置1の反対側に複数形成される。このことで、補強装置1に装着された紐類8はどのような形で締結しても、補強装置1から外れる恐れは無い。
図14は、本発明の他の実施例を示すもので、図13と同様にヒンジ部3を中心にして形成される切欠部4をそれぞれ反対方向に設ける。つまり、切欠部4の開口部5はそれぞれ補強装置1の反対側に形成されるが、切欠部4の長さを短くして、補強装置1の強度の強化を図った構造を示すものである。このことで、補強装置1に装着された紐類8はどのような形で締結しても、補強装置1から外れる恐れは無いと同時に強度のある補強装置を提供できる。
図14は、本発明の他の実施例を示すもので、図13と同様にヒンジ部3を中心にして形成される切欠部4をそれぞれ反対方向に設ける。つまり、切欠部4の開口部5はそれぞれ補強装置1の反対側に形成されるが、切欠部4の長さを短くして、補強装置1の強度の強化を図った構造を示すものである。このことで、補強装置1に装着された紐類8はどのような形で締結しても、補強装置1から外れる恐れは無いと同時に強度のある補強装置を提供できる。
図15は、本発明の他の実施例を示すもので、平板状の補強部材2の中心に補強装置1をL字状に折り曲げるためのヒンジ部3と、紐類8を係止するための切欠部4を前記ヒンジ部3に対向して形成する。さらに、補強装置1と梱包箱9との間に空間を形成するためのリブ11を形成したもので、そのリブ11を細長いものから短いもの、さらには楕円または円形のリブ11を形成したものである。このリブ11があるので、紐類8の締結時に紐類8が補強装置1と梱包箱9に密着せずに締結作業が出来る。
図16は、本発明の他の実施例を示すもので、ヒンジ部3で分断されたような形状の補強部材2の片側にのみ切欠部4を形成したものである。化粧箱などのような締め付け力が弱くても良い梱包箱9に利用できる。
図17および図18は、本発明の他の実施例を示すもので、補強装置1の切欠部4をヒンジ部3に対して横手方向に斜向して形成したので、締結時に紐類8が補強装置1から外れる恐れが無い。ヒンジ部3に対して斜向した切欠部4が平行に形成されるものと、八の字状に形成されるものを示している。いずれの図の形状も締結時に紐類8が補強装置1から外れる恐れが無い構造である。
図19は、本発明の他の実施例を示すもので、補強装置1の切欠部4をヒンジ部3に対して、一方の切欠部4を横手方向に斜向し他方の切欠部4を平行に形成したものである。こうすることで、締結時に紐類8が補強装1置から外れる恐れが無くなる。他方の切欠部4をヒンジ部3に対して平行にした理由は、切欠部4が斜向していると紐類8の装着が多少難しくなるので、それを解消するために一方の切欠部4を平行に形成したものである。この形状でも紐類8が切欠部4から外れる可能性は少ない。
図17および図18は、本発明の他の実施例を示すもので、補強装置1の切欠部4をヒンジ部3に対して横手方向に斜向して形成したので、締結時に紐類8が補強装置1から外れる恐れが無い。ヒンジ部3に対して斜向した切欠部4が平行に形成されるものと、八の字状に形成されるものを示している。いずれの図の形状も締結時に紐類8が補強装置1から外れる恐れが無い構造である。
図19は、本発明の他の実施例を示すもので、補強装置1の切欠部4をヒンジ部3に対して、一方の切欠部4を横手方向に斜向し他方の切欠部4を平行に形成したものである。こうすることで、締結時に紐類8が補強装1置から外れる恐れが無くなる。他方の切欠部4をヒンジ部3に対して平行にした理由は、切欠部4が斜向していると紐類8の装着が多少難しくなるので、それを解消するために一方の切欠部4を平行に形成したものである。この形状でも紐類8が切欠部4から外れる可能性は少ない。
図20は、本発明の補強装置1を段ボールなどからなる梱包箱9に装着した場合の断面図を示すもので、補強装置1のヒンジ部3を折り曲げて梱包箱9の角に当接する。紐類8は、補強装置1の梱包箱9への当接後でも前でも、切欠部4の開口部5から横方向にスライドしながら装着して構わない。本発明の他の利点としては、一端が開口した細長い切欠部4なので、補強装置1の梱包箱9への当接後であっても容易に紐類8を切欠部4に装着できる。
切欠部4に装着された紐類8は、切欠部4のテーパー部6を介することで摩擦が少なくなり紐類8が引っ張りやすくなり、締結作業が楽に行なえる。
切欠部4に装着された紐類8は、切欠部4のテーパー部6を介することで摩擦が少なくなり紐類8が引っ張りやすくなり、締結作業が楽に行なえる。
図21は、本発明の補強装置1と一体で使用する結束具10の一例を示すもので、紐類8を巻回する部位を一対として対称にした形状である。本図のように、紐類8の両端が自由端である場合は紐類8の締結調整や締結解除をどちらの自由端でも行なえるので取り扱いが便利になる。紐類8を固定するリブは、結束具10の中心に位置し、他の各リブは固定リブから2本ずつ対称に配置される。本発明の補強装置1は、このような結束具10と共用して、確実に梱包箱9を締結するとともに、締結力を強くしても梱包箱9の角のつぶれを防止できるという効果を持つものである。
1 補強装置
2 補強部材
3 ヒンジ部
4 切欠部
5 開口部
6 テーパー部
7 ミシン目
8 紐類
9 梱包箱
10 結束具
11 リブ
2 補強部材
3 ヒンジ部
4 切欠部
5 開口部
6 テーパー部
7 ミシン目
8 紐類
9 梱包箱
10 結束具
11 リブ
Claims (7)
- 段ボールなどの梱包箱を紐類で結束する際に、梱包箱の角を保護するための補強装置において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材
(b)前記補強部材を折り曲げ可能にするために、前記補強部材に形成されたヒンジ部
(c)紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部 - 段ボールなどの梱包箱を紐類で結束する際に、梱包箱の角を保護するための補強装置において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材
(b)前記補強部材を折り曲げ可能にするために、前記補強部材に形成されたヒンジ部
(c)紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部
(d)補強部材と梱包箱との間に空間を形成して補強部材が梱包箱に密着させないために、前記補強部材に形成されたリブ - 段ボールなどの梱包箱を紐類で結束する際に、梱包箱の角を保護するための補強装置において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材
(b)前記補強部材を折り曲げ可能にするために、前記補強部材に形成されたヒンジ部
(c)紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部
(d)前記補強部材のヒンジ部を中心にして、開口部側の配置を対称にして形成された切欠部 - 段ボールなどの梱包箱を紐類で結束する際に、梱包箱の角を保護するための補強装置において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材
(b)前記補強部材を折り曲げ可能にするために、前記補強部材に形成されたヒンジ部
(c)紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部
(d)前記補強部材のヒンジ部を中心にして、開口部側の配置を非対称にして形成された切欠部 - 段ボールなどの梱包箱を紐類で結束する際に、梱包箱の角を保護するための補強装置において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材
(b)前記補強部材を折り曲げ可能にするために、前記補強部材に形成されたヒンジ部
(c)紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部
(d)前記補強部材のヒンジ部を中心にして、前記ヒンジの部横手方向に平行に形成された切欠部 - 段ボールなどの梱包箱を紐類で結束する際に、梱包箱の角を保護するための補強装置において、以下の構成からなることを特徴とする補強装置。
(a)平板状の補強部材
(b)前記補強部材を折り曲げ可能にするために、前記補強部材に形成されたヒンジ部
(c)紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部
(d)前記補強部材のヒンジ部を中心にして、前記ヒンジの部横手方向に斜向して形成された切欠部 - 紐類を係止するために、前記補強部材に形成され、かつ、一端が開口された切欠部の短手方向の角部にテーパー部を設けたことを特徴とする前記請求項1ないし6いずれか一に記載の補強装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008097595A JP2009214929A (ja) | 2008-03-06 | 2008-03-06 | 補強装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008097595A JP2009214929A (ja) | 2008-03-06 | 2008-03-06 | 補強装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009214929A true JP2009214929A (ja) | 2009-09-24 |
Family
ID=41187241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008097595A Pending JP2009214929A (ja) | 2008-03-06 | 2008-03-06 | 補強装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009214929A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016088569A (ja) * | 2014-11-05 | 2016-05-23 | 王子ホールディングス株式会社 | コーナー保護部材及びコーナー保護部材セット |
CN110394200A (zh) * | 2019-06-17 | 2019-11-01 | 南京帝基生物科技有限公司 | 一种使用方便的梅毒检测试剂盒 |
-
2008
- 2008-03-06 JP JP2008097595A patent/JP2009214929A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110394200A (zh) * | 2019-06-17 | 2019-11-01 | 南京帝基生物科技有限公司 | 一种使用方便的梅毒检测试剂盒 |
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