JP2009209622A - 鎖樋 - Google Patents

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Abstract

【課題】 雨水の飛散を防止しながら螺旋状に渦を巻きながら雨水が流下する様子を見せることができる。下開口を上開口よりも小径とする場合はもちろんほぼ同径とすることも可能で、鎖素体の外観形状の自由度が増す。
【解決手段】 複数の鎖樋素体1を上下方向に配設した鎖樋2である。上開口部3と下開口部4とを備えた筒体5内に、該上開口部3から流入した雨水を螺旋流として下開口部4から流下させるための螺旋状の雨水流路7を設けて鎖樋素体1を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の鎖樋素体を上下方向に配設し、軒樋から排水される雨水を鎖樋素体を伝って流下させるようにした鎖樋に関するものである。
従来より、軒樋から排水される雨水を鎖樋素体を伝って流下させるようにした鎖樋が特許文献1により知られている。
この特許文献1に示された従来例にあっては、上下に開口した円錐台形状の外観をした筒状の鎖樋素体を繋ぎ部で上下に繋いだもので、筒状の鎖樋素体の下開口から流下する雨水を、下の筒状の鎖樋素体の上開口に流すようにしたもので、上下の筒状の鎖樋素体の間を下に流下する雨水の流れる様子を見せることで、一般の縦樋にはない趣のあるものとすることができるという特徴を有しているが、上の筒状の鎖樋素体の下開口から下方に流下する雨水が飛散して下の筒状の鎖樋素体の上開口にうまく流れない場合があり、特に、風が吹いている場合など自重で流下するだけの雨水は上下の鎖樋素体間の隙間部分で外部に飛散するという問題がある。
この上の筒状の鎖樋素体の下開口から下方に流下する雨水が飛散をできるだけ抑制するため上記従来例にあっては筒状の鎖樋素体の下開口を上開口よりも小径として下開口から下方に流下する雨水をできるだけ絞り、上下の鎖樋素体間で飛散した雨水を下の鎖樋素体の径の大きい上開口で受けることができるようにしているが、依然として飛散し易いことには変わりは無く、径の大きい上開口で十分受けることが出来ない場合があり、特に、風が吹いた場合には飛散を防止することはできない。
また、上記従来例では、筒状の鎖樋素体の下開口を上開口よりも小径として下開口とする円錐台形状の外観のものに現限され、外観形状に制約がある。
実開平5−7825号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、雨水の飛散を防止しながら螺旋状に渦を巻きながら雨水が流下する様子を見せることができ、また、下開口を上開口よりも小径とする場合はもちろんほぼ同径とすることも可能で、鎖素体の外観形状の自由度が増す鎖樋を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る鎖樋は、複数の鎖樋素体1を上下方向に配設した鎖樋2であって、上開口部3と下開口部4とを備えた筒体5内に、該上開口部3から流入した雨水を螺旋流として下開口部4から流下させるための螺旋状の雨水流路7を設けて鎖樋素体1を構成して成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、鎖樋素体1の上開口部3から流入した雨水は、筒体5内に設けた螺旋状の雨水流路7に沿って螺旋状に渦を巻くように流れ、下開口部4から螺旋流となって下方に流下し、この雨水の螺旋流が下の鎖樋素体1の上開口部3に流れ込むものである。このように螺旋流となって流下するので、鎖樋素体1の下開口部4と下の鎖樋素体1の上開口部3との間で飛散し難くなる。また、従来の鎖樋2は真っ直ぐ流下する水の流れを見せるものであったが、本発明においては、従来の鎖樋2では得られなかった螺旋を描きながら流れる螺旋流を見せることができる。
また、筒体5内に中心軸回りに螺旋状をした螺旋板部6を設けて螺旋状の雨水流路7を形成することが好ましい。このような構成とすることで、中心軸回りに螺旋状に設けた螺旋板部6に沿って雨水が流れることで、雨水は筒体5の中心軸回りに回転しながら流下する螺旋流となり、上の鎖樋素体1の下開口部4から中心軸回りに流下する螺旋流が、下の鎖樋素体1の上開口部3から中心軸回りに流下することになって、より飛散が防止できることになる。
本発明は、上記のように上開口から流入した雨水を螺旋流として下開口から流下させるための螺旋状の雨水流路を設けてあるので、下開口から流下する雨水が螺旋流となり、雨水の飛散を防止することができ、また、雨水が螺旋流となって流下する様子を見せることができるので、従来の鎖樋においては見せることができなかった、新しい雨水の流下状態を現出して見せることができ、更に、螺旋流という流れの形態により飛散防止効果があるので、下開口を上開口よりも小径とする場合はもちろんほぼ同径とすることも可能で、鎖素体の外観形状の自由度が増すものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本発明の鎖樋2は複数の鎖樋素体1を上下方向に隙間11を介して配設したものであり、上端を軒樋に接続して軒樋から流下する雨水を鎖樋素体1を伝って次々と流下させるようにするためのものである。
上下に配設した鎖樋素体1は相互に回転できないようになっており、図1乃至図3に示す実施形態では、ワイヤーや棒材のように上下方向に長い線状材8に鎖樋素体1を上下方向に複数それぞれ取付けてあり、この場合、鎖樋素体1は線状材8に対して回転しないように取付ける。
鎖樋素体1は、筒体5内に螺旋状に螺旋板部6を中心軸部9周りに設けることで螺旋状の雨水流路7が構成してあり、螺旋板部6の内周縁及び外周縁はそれぞれ中心軸部9及び筒体5内面に当接又は固着又は一体化してある。
本実施形態は筒状をした鎖樋素体1の筒体5の上開口部3から鎖樋素体1内に雨水が流入すると、雨水は中心軸部9周りに形成した螺旋状をした螺旋板部6の傾斜面に当って螺旋板部6上を螺旋流となって流下し、筒体5の下開口部4から下方に螺旋流イとなって流下し、隙間11を介して下に位置する別の鎖樋素体1の筒体5の上開口部3内に流下する。
同様にして下の鎖樋素体1の筒体5内を螺旋板部6に沿って螺旋流となって流下し、該下の鎖樋素体1の筒体5の下端開口4から螺旋流イとなって流下し、隙間11を介して更に下に位置する別の鎖樋素体1の筒体5の上開口部3内に流下する。
このように本発明にあっては、このように雨水が鎖樋素体1間の隙間11を、螺旋流イとなって流下するので、上の鎖樋素体1の下開口部4から流下した雨水が飛散しにくく、下の鎖樋素体1の上開口部3内に確実に流下することになる。
また、また、従来の鎖樋2は真っ直ぐ流下する水の流れを見せるものであったが、本発明においては、従来の鎖樋2では得られなかった螺旋を描きながら流れる螺旋流イを見せることができる。
ここで、図5の実施形態のように、図6に示す螺旋板部6の傾斜角度が緩い鎖樋素体1と、図3に示す螺旋板部6の傾斜角度が急となった鎖樋素体1とを上下方向に混在させると、雨水の螺旋流の速さが異なり、したがって、上下方向において鎖樋素体1間の隙間11を速い流れの螺旋流ロと、遅い流れの螺旋流ハとが上下方向に混在する鎖樋2を提供できる。
また、図7、図8のように螺旋板部6の螺旋の巻き方向が異なる鎖樋素体を上下に複数混在させて鎖樋2を形成してもよく、この場合は、雨水の螺旋流の回転する方向が異なり、したがって、上下方向において鎖樋素体1間の隙間11を一方向に回転する螺旋流ニと、逆方向に回転する螺旋流ホとが上下方向に混在する鎖樋2を提供できる。
また、この図7、図8の実施形態のように、螺旋板部6の傾斜角度が緩く且つ螺旋方向が一方向となった鎖樋素体1と、螺旋板部6の傾斜角度が急となり且つ螺旋方向が逆方向となった鎖樋素体1とを上下方向に混在させると、雨水の螺旋流の速さと回転方向が異なり、したがって、上下方向において鎖樋素体1間の隙間11を速度及び回転方向が異なる螺旋流が上下方向に混在する鎖樋2を提供できる。
上記例においては、ワイヤーや棒材のように上下方向に長い線状材8に複数の鎖樋素体1を回転しないように取付けてく鎖樋2を形成したが、図9乃至図11に示すように、筒体5内に雨水流路7を設けた鎖樋素体1の上下にそれぞれ繋ぎ部10を設けて、上下の鎖樋素体1を繋ぎ部6で鎖樋2をお互いに回転しないように繋いで鎖樋2を構成するようにしてもよい。
また、前述の実施形態は、鎖樋素体1の主体を構成する筒体5としては図1のように上開口部3よりも、下開口部4を小径とし、小径の下開口部4から螺旋流イとなって流下する雨水を下の鎖樋素体1の大径の上開口部3内に流入させるようにすることでよりいっそう下開口部4から流下する雨水の飛散を抑制するようになっているが、本発明においては下開口部4から螺旋流となって流れて、中心側に雨水が集まるような力が作用しながら流下するので、下開口部4と上開口部5とを同径形又はほぼ同径としても、下開口部4から流下した雨水を、螺旋流により飛散を抑制しながら上開口部3に流し込むことができ、したがって、例えば、筒体5として上下方向に同径又はほぼ同径をしたものでも可能となり、鎖素体1の外観形状の自由度が増し、設計の自由度が増す。
なお、上記各実施形態においては筒体5内に中心軸部9を設けて螺旋状に螺旋板部6を該中心軸部9周りに設けた例を示したが、中心軸部9がなく、筒体5の仮想の中心軸回りに螺旋を描くように螺旋板部6を形成してもよい。
中心軸部9回りに螺旋を描くように螺旋板状部6を形成した場合、中心軸部9がなく仮想の中心軸回りに螺旋を描くように螺旋板状部6を形成した場合のいずれにおいても、中心軸回りに螺旋状に設けた螺旋板部6に沿って雨水が流れることで、雨水は筒体5の中心軸回りに回転しながら流下する螺旋流となり、上の鎖樋素体1の下開口部4から中心軸回りに流下する螺旋流が、下の鎖樋素体1の上開口部3から中心軸回りに流下することになって、より飛散が防止できる。
また、上記いずれの実施形態においても、筒体5の全部又は一部を透明とすることで、筒体5内を雨水が雨水流路6に沿って螺旋流となって流れる様子も外部から見ることができるようになる。
本発明の一実施形態の鎖樋の正面図である。 同上の断面図である。 同上に用いる鎖樋素体を示し、(a)は平面図であり、(b)は斜視図であり、(c)は一部破断した斜視図である。 本発明の他の実施形態の鎖樋の正面図である。 同上の断面図である。 同上に用いる鎖樋素体の他の例を示し、(a)は平面図であり、(b)は斜視図であり、(c)は断面図である。 本発明の更に他の実施形態の鎖樋の正面図である。 同上の断面図である。 本発明の更に他の実施形態の鎖樋の正面図である 同上の断面図である。 同上に用いる鎖樋素体を示す斜視図である。
符号の説明
1 鎖樋素体
2 鎖樋
3 上開口部
4 下開口部
5 筒体
6 螺旋板部
7 雨水流路

Claims (2)

  1. 複数の鎖樋素体を上下方向に配設した鎖樋であって、上開口と下開口とを備えた筒体内に、該上開口から流入した雨水を螺旋流として下開口から流下させるための螺旋状の雨水流路を設けて鎖樋素体を構成して成ることを特徴とする鎖樋。
  2. 筒体内に中心軸回りに螺旋状をした螺旋板部を設けて螺旋状の雨水流路を形成して成ることを特徴とする請求項1記載の鎖樋。

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