JP2009198885A - イメージングカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】イメージングカートリッジの着脱方向の異なる2つの画像形成装置のいずれか一方に装着するときの取手が他方に装着するときに邪魔にならないようにする。
【解決手段】イメージングカートリッジ1Aは、第1の画像形成装置の本体に対しては第1の方向に着脱可能で、第2の画像形成装置15に対しては前記第1の方向と90度異なる第2の方向に着脱可能である。イメージングカートリッジ1Aは、第1の画像形成装置の本体に対して第1の方向に着脱する時に把持される一対の取手8,9とを備える。一対の取手のうち、第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に着脱する時の奥側の取手9は、着脱を妨げないように移動する可動取手からなる。
【選択図】図6
【解決手段】イメージングカートリッジ1Aは、第1の画像形成装置の本体に対しては第1の方向に着脱可能で、第2の画像形成装置15に対しては前記第1の方向と90度異なる第2の方向に着脱可能である。イメージングカートリッジ1Aは、第1の画像形成装置の本体に対して第1の方向に着脱する時に把持される一対の取手8,9とを備える。一対の取手のうち、第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に着脱する時の奥側の取手9は、着脱を妨げないように移動する可動取手からなる。
【選択図】図6
Description
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、複合機等のイメージングカートリッジ及びそれを備えた画像形成装置に関する。
従来、情報機器として、パソコン等に接続されてデータをプリントするだけの単機能製品であるプリンタと、プリントのほか原稿スキャンとコピーが可能な複合機能製品である複合機(MFP)とがある。近年、特にA4対応製品では、プリンタをベースにしたMFPとして販売されている。この種のMFPは、通紙方向(給紙カセット又は手差し装置からの給紙方向)が装置正面に対し前後方向となっている。これは、プリンタと同様に、消耗品であるイメージングカートリッジの交換、印刷用紙の補充、ジャム処理が正面からのアクセスだけで行えるように配慮されたものである。このため、操作性が良いうえ、ベースとなるプリンタの変更が少なくて済み、またイメージングカートリッジがプリンタとMFPとで共通使用できるという利点がある。
しかし、MPFでは、フィニッシャー等のオプションが装着されることを考慮すると、通紙方向を装置正面に対して左右方向にするのがユーザには使用しやすい。そうすると、ベースプリンタの正面がMFPでは右側(又は左側)になり、用紙の補充やイメージングカートリッジの交換を装置の右側から行わなければならず、操作性が劣る。このため、MFPでは、用紙の補充やイメージングカートリッジの交換を装置の正面、すなわち、ベースプリンタの左側から行えるようにする必要があり、装置本体やイメージングカートリッジの構造変更が大掛かりとなる。
特許文献1には、第1の画像形成装置に装着する際に把持する把持部と、第1の画像形成装置とは異なる方向からプロセスカートリッジ(本願明細書でいうイメージングカートリッジと同義)を装着する第2の画像形成装置に装着する際に把持する把持部材を取り付ける取付部とを備えたプロセスカートリッジが提案されている。しかし、このプロセスカートリッジは、第1の画像形成装置から第2の画像形成装置用に使用するときに、把持部材を付け加える必要があり、部品の管理や取り付けが煩雑である。
特開2005−4178号公報
本発明の課題は、イメージングカートリッジの着脱方向の異なる2つの画像形成装置のいずれか一方に装着するときの取手が他方に装着するときに邪魔にならないイメージングカートリッジ及びそれを備えた画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の課題は、イメージングカートリッジの着脱方向の異なる2つの画像形成装置のいずれに装着する際にも、必要最小限の空間で着脱が行えるイメージングカートリッジ及びそれを備えた画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明の他の課題は、イメージングカートリッジの着脱方向の異なる2つの画像形成装置のいずれに装着する際にも、必要最小限の空間で着脱が行えるイメージングカートリッジ及びそれを備えた画像形成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、
画像形成装置の本体に着脱可能で、画像形成に必要な要素とケーシングを有するイメージングカートリッジにおいて、
第1の画像形成装置の本体に対しては第1の方向に着脱可能で、第2の画像形成装置の本体に対しては前記第1の方向と90度異なる第2の方向に着脱可能であり、
前記第1の画像形成装置の本体に対して第1の方向に着脱する時に把持される一対の取手を備え、
前記一対の取手のうち、前記第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に着脱する時の奥側の取手は、着脱を妨げないように移動する可動取手からなる
画像形成装置の本体に着脱可能で、画像形成に必要な要素とケーシングを有するイメージングカートリッジにおいて、
第1の画像形成装置の本体に対しては第1の方向に着脱可能で、第2の画像形成装置の本体に対しては前記第1の方向と90度異なる第2の方向に着脱可能であり、
前記第1の画像形成装置の本体に対して第1の方向に着脱する時に把持される一対の取手を備え、
前記一対の取手のうち、前記第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に着脱する時の奥側の取手は、着脱を妨げないように移動する可動取手からなる
ここで、「イメージングユニット」とは、感光体ドラム、現像ローラ等、画像形成に必要なユニットをいう。「イメージングカートリッジ」は、イメージングユニットを有し、画像形成装置の本体に着脱可能なものを言う。
前記構成のイメージングカートリッジでは、第1の画像形成装置の本体に対して第1の方向に着脱する時に把持される可動取手からなる取手が、第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に着脱する時に可動するので、装着の邪魔にならない。また、イメージングカートリッジを第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に着脱する時に、取手が挿入、挿出されるように第2の画像形成装置の開口部を大きくする必要がなく、必要最小限の空間で着脱が行える。
前記可動取手は、前記ケーシングの第2の方向に平行に設けたガイドレール上をスライド可能に取り付けられ、
前記イメージングカートリッジを前記第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に装着する時には、前記可動取手が本体の開口部の縁部に当接して該縁部に残留し、前記ケーシングのみが本体内に挿入されるようにすることが好ましい。
前記イメージングカートリッジを前記第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に装着する時には、前記可動取手が本体の開口部の縁部に当接して該縁部に残留し、前記ケーシングのみが本体内に挿入されるようにすることが好ましい。
この場合、
前記可動取手は、前記第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に装着した時に反対側の取手と接触するようにすることができる。
また、
前記可動取手は、先端に回動部を有し、前記イメージングカートリッジを前記第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に装着する時には、前記可動取手の回動部が本体に当接して折り畳まれるようにすることもできる。
前記可動取手は、前記第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に装着した時に反対側の取手と接触するようにすることができる。
また、
前記可動取手は、先端に回動部を有し、前記イメージングカートリッジを前記第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に装着する時には、前記可動取手の回動部が本体に当接して折り畳まれるようにすることもできる。
前記可動取手は、前記第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に装着する時に、前記第2の画像形成装置に設けた孔に係合する位置決め突起と、前記第2の画像形成装置に設けたラッチが係合する係合穴とを有することが好ましい。
この構成により、イメージングカートリッジを第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に装着する時に可動取手を安定させることができ、装着が容易に行える。また、第2の画像形成装置から取り外すときには、稼働部材を元の位置に戻るので、手動で戻す必要がない。
この構成により、イメージングカートリッジを第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に装着する時に可動取手を安定させることができ、装着が容易に行える。また、第2の画像形成装置から取り外すときには、稼働部材を元の位置に戻るので、手動で戻す必要がない。
前記可動取手は、前記ケーシングに回動可能に取り付けられ、
前記イメージングカートリッジを前記第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に装着する時には、前記可動取手が前記第2の画像形成装置の本体に当接して回動し、前記本体に設けたガイドレールと係合して摺動するようにすることが好ましい。
この構成のイメージングカートリッジでは、第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に着脱する時に、可動取手が第2の画像形成装置の本体のガイドレールに係合して摺動するガイド部材となるので、別途ガイド部材を設ける必要がなく、構造が簡単となる。
前記イメージングカートリッジを前記第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に装着する時には、前記可動取手が前記第2の画像形成装置の本体に当接して回動し、前記本体に設けたガイドレールと係合して摺動するようにすることが好ましい。
この構成のイメージングカートリッジでは、第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に着脱する時に、可動取手が第2の画像形成装置の本体のガイドレールに係合して摺動するガイド部材となるので、別途ガイド部材を設ける必要がなく、構造が簡単となる。
前記可動取手は、前記ケーシングから突出し又は前記ケーシングに接近するようにスライド可能に設けられ、
前記イメージングカートリッジを前記第1の画像形成装置の本体に対して第1の方向に装着する時には、前記可動取手が前記第2の画像形成装置の本体に押圧され、前記本体に設けたガイド受けに沿って摺動し、本体に挿入されるように構成することが好ましい。
この構成のイメージングカートリッジでは、第1の画像形成装置の本体に対して第1の方向に着脱する時に、第1の画像形成装置の本体に対して第1の方向に着脱する時の取手となる稼働部材が本体に引っ込むので、第1の画像形成装置の本体に対して第1の方向に着脱する時の取手が挿入、挿出されるように第1の画像形成装置の開口部を大きくする必要がなく、必要最小限の空間で着脱が行える。
前記イメージングカートリッジを前記第1の画像形成装置の本体に対して第1の方向に装着する時には、前記可動取手が前記第2の画像形成装置の本体に押圧され、前記本体に設けたガイド受けに沿って摺動し、本体に挿入されるように構成することが好ましい。
この構成のイメージングカートリッジでは、第1の画像形成装置の本体に対して第1の方向に着脱する時に、第1の画像形成装置の本体に対して第1の方向に着脱する時の取手となる稼働部材が本体に引っ込むので、第1の画像形成装置の本体に対して第1の方向に着脱する時の取手が挿入、挿出されるように第1の画像形成装置の開口部を大きくする必要がなく、必要最小限の空間で着脱が行える。
前記イメージングカートリッジは、少なくとも感光体及び帯電装置を含む感光体ユニット、少なくとも現像ローラ及び現像装置を含む現像器ユニット、新トナーを収容するトナーホッパ及び廃トナーを収容する廃トナーボトルのうち2以上が一体的に構成されたものであってもよい。
本発明によれば、第1の画像形成装置の本体に対して第1の方向に着脱する時に把持される可動取手からなる取手が、第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に着脱する時に可動するので、装着の邪魔にならないし、また、取手を挿入、挿出するために第2の画像形成装置の開口部を大きくする必要がなく、必要最小限の空間で着脱が行える。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
<第1実施形態>
図1,2は、本発明の第1実施形態に係るイメージングカートリッジ1Aを示す。このイメージングカートリッジ1Aは、矩形箱状のケーシング1内に画像形成に必要なユニットが収容され、長手方向に直交する水平方向の一方の端部には画像形成に必要なユニットの一つが露出するように設けられている。この露出したユニットは、本実施形態及び以下に説明する他の実施形態では感光体2であるが、現像カートリッジの場合は現像ローラ、クリーニングカートリッジの場合はクリーニングブレード、新トナーボックスや廃トナーボックスであればトナー搬送ローラ等であってもよい。
図1,2は、本発明の第1実施形態に係るイメージングカートリッジ1Aを示す。このイメージングカートリッジ1Aは、矩形箱状のケーシング1内に画像形成に必要なユニットが収容され、長手方向に直交する水平方向の一方の端部には画像形成に必要なユニットの一つが露出するように設けられている。この露出したユニットは、本実施形態及び以下に説明する他の実施形態では感光体2であるが、現像カートリッジの場合は現像ローラ、クリーニングカートリッジの場合はクリーニングブレード、新トナーボックスや廃トナーボックスであればトナー搬送ローラ等であってもよい。
イメージングカートリッジ1Aの長手方向の両端面には、第1左ガイド3aと第1右ガイド3bがそれぞれ突設されている。第1左ガイド3aと第1右ガイド3bはいずれも矩形板状であり、イメージングカートリッジ1Aの長手方向と直交する方向に延びている。第1左ガイド3aの上面には把持部4が***して設けられている。
また、イメージングカートリッジ1Aの長手方向に直交する方向の前記感光体2と反対側の端部には第2ガイド5が突設され、前記感光体2と同じ側の端部上面にはガイドレール6が形成されている。第2ガイド5は矩形板状で、イメージングカートリッジ1Aの長手方向に沿って延びている。ガイドレール6は、イメージングカートリッジ1Aの端面に長手方向に延びる側面溝6aと、イメージングカートリッジ1Aの上面に長手方向に延びる上面溝6bとからなっている。
前記ガイドレール6の両端には、第1の画像形成装置に対する第1の挿入方向S1に挿入するときに使用される固定取手8と可動取手9が設けられている。固定取手8は、第2の画像形成装置に対する第2の挿入方向S2の手前側に設けられている。可動取手9は、第2の画像形成装置に対する第2の挿入方向S2の奥側に設けられている。図2に示すように、可動取手9は、前記ガイドレール6の側面溝6aに摺動可能に係合する水平突起10と、前記ガイドレール6の上面溝6bに摺動可能に係合する垂直突起11とを有し、これらの突起10,11がそれぞれガイドレール6の側面溝6a及び上面溝6bに沿って長手方向に摺動可能になっている。また、可動取手9の側面には、後述する第2画像形成装置15の本体15aに形成された孔24に嵌合する位置決め突部12が形成され、上面には第2画像形成装置の本体15aに取り付けられたラッチ25が係合する係合穴13が形成されている。
前記構成からなるイメージングカートリッジ1Aは、図3、6に示すように、第1の画像形成装置14の本体14aと第2の画像形成装置15の本体15aに着脱可能である。
図3に示す第1の画像形成装置14は、プリンタであり、図3において右側が正面で、この正面に開口部16を有し、この開口部16から、4つのイメージングカートリッジ1Aをそのイメージングユニット1Aの長手方向に直交する方向の第1の方向S1に着脱可能である。第1の画像形成装置14の本体14aには、イメージングカートリッジ1Aの第1左右ガイド3a,3bを支持する断面コ字形のガイド受け17が開口部16の左右の壁に第1の方向S1に延びるように形成されている。また、イメージングカートリッジ1Aの第2ガイド5が係合する断面コ字形の係合溝18が開口部16の奥の壁に前記ガイド受け17と連続するように形成されている。
この第1の画像形成装置14の本体14aにイメージングカートリッジ1Aを第1の方向S1に装着する際には、固定取手8と可動取手9を把持し、第1左右ガイド3a,3bをガイド受け17に挿入してスライドさせると、図4,5に示すように、第1左右ガイド3a,3bがガイド受け17に支持され、第2ガイド5が係合溝18に係合して装着される。逆に、イメージングカートリッジ1Aを取り外すには、固定取手8と可動取手9を把持して引き出せばよい。
図6に示す第2の画像形成装置15は、原稿読取装置19やソーター20が付設されたMFPのベースプリンタであり、図6において左手前側が正面で、この正面に開口部21を有し、この開口部21から、4つのイメージングカートリッジ1Aを図3の第1の方向S1と90度異なる第2の方向S2、すなわち感光体2の長手方向に沿う方向に着脱可能である。
第2の画像形成装置15の本体15aには、イメージングカートリッジ1Aの第2ガイド5を支持する断面コ字形のガイド受け22が第2の方向S1に延びるように開口部21の左の壁に形成されている。開口部21の右縁には、イメージングカートリッジ1Aの可動取手9の先端部が嵌入する凹部23が形成され、該凹部23の底に可動取手9の位置決め突部12が嵌合する孔24が形成されている。また、開口部21の上縁には、可動取手9の係合穴13に係合するラッチ25が設けられている。ラッチ25は、図8に示すように、ばね26により下方に突出するように付勢されている。開口部21の奥の壁には、イメージングカートリッジ1Aの第1右ガイド3bが係合する断面コ字形の係合溝27が前記ガイド受け22と連続するように形成されている。
なお、この第2の画像形成装置15のガイド受け22と係合溝27は、第1の画像形成装置11の係合溝18、ガイド受け17と同一形状とすることで共用することができる。
この第2の画像形成装置15の本体15aにイメージングカートリッジ1Aを第2の方向S2に装着するには、第1左ガイド3aを把持し、第2ガイド5をガイド受け22に挿入し、可動取手9を本体15aの凹部23に嵌め込む。これにより、可動取手9の位置決め突部12が本体15aの孔24に嵌合し、図8に示すように、可動取手9の係合孔13にラッチ25が係合する。この結果、可動取手9は、本体15aの開口部21の縁部に保持されるので、イメージングカートリッジ1Aを本体15a内に押し込んでも、本体15aの開口部21の縁部に残留したままとなる。また、イメージングカートリッジ1Aは、本体15aのガイド受け22と可動取手9をガイドとして内部に挿入される。イメージングカートリッジ1Aのスライドが完了すると、図7,8に示すように、第2ガイド5がガイド受け22に支持され、固定取手8が可動取手9に接触し、さらに第1右ガイド3bが係合溝27に係合して装着される。逆に、イメージングカートリッジ1Aを取り外すには、第1左ガイド3aを把持して引き出せばよい。この際、可動取手9は、ラッチ25が係合穴13に係合しているため、この位置に留まり、イメージングカートリッジ1Aが外れると、係合が解除されて、挿入前と同じ位置に戻る。
<第2実施形態>
次に、本発明の他の実施形態について説明するが、同一部分には同一符号を附して説明を省略する。
次に、本発明の他の実施形態について説明するが、同一部分には同一符号を附して説明を省略する。
図9は、本発明の第2実施形態に係るイメージングカートリッジ1Bを示す。このイメージングカートリッジ1Bは、可動取手9′を固定部29と回動部30で構成した以外は、図1のイメージングカートリッジ1Aと同一である。図10に示すように、可動取手9′の固定部29は、位置決め突部12と係合穴13を有している。位置決め突部12は固定部19の上面からイメージングカートリッジ1Bの長手方向外方に突出している。係合穴13は、固定部29の上面から長手方向内方に延びる突片31に形成されている。可動取手9′の可動部30は、固定部29にピン32により回動可能に取り付けられ、長手方向に直角方向に静止するように、ばね33で付勢されている。
図11に示すように、イメージングカートリッジ1Bが取り付けられる第1の画像形成装置14は、第1実施形態と同じである。また、図12,13に示すように、第2の画像形成装置34は、第1実施形態と同様に、開口部21の縁部にラッチ25と孔24を有するが、開口部21の縁部の形状は、第1実施形態と異なる。すなわち、開口部21の凹部23は、第1実施形態の第2の画像形成装置の切凹部23よりも深くなっている。また、開口部21の縁部の右端には、イメージングカートリッジ1Bの可動取手9′の回動部30が当接して回動するように案内する斜面35が形成されている。また、開口部21の上縁面には、可動取手9′の位置決め突部12が通過する溝36が形成されている。
前記イメージングカートリッジ1Bを第1の画像形成装置14の本体14aに着脱する際の動作は、図11に示すように第1実施形態と同様であるので、説明を省略し、以下、第2の画像形成装置34に着脱する際の動作を説明する。
イメージングカートリッジ1Bを第2の画像形成装置34の本体34aに装着するには、図12に示すように、第1左ガイド3aを把持し、第2ガイド5をガイド受け22に挿入して、図14(a)に示すように、可動取手9′を本体の凹部23に嵌め込む。イメージングカートリッジ1Bを押し込むと、図14(b)、(c)に示すように、可動取手9′の回動部30が凹部23の底に当接して、ばね33の付勢力に抗してピン32の回りに回動し、斜面35に案内されながら折り畳まれる。これにより、可動取手9′の位置決め突部12が本体34aの孔24に嵌合し、可動取手9′の係合穴13にラッチ25が係合する。この結果、可動取手9′は、本体34aの開口部21の縁部に保持されるので、イメージングカートリッジ1Bを本体34a内に押し込んでも、図13(d)に示すように、本体34aの開口部21の縁部に残留したままとなる。また、イメージングカートリッジ1Bは、本体34aのガイド受け22と可動取手9′をガイドとして内部に挿入される。イメージングカートリッジ1Bのスライドが完了すると、第2ガイド5がガイド受け22に支持され、固定取手8が可動取手9′に接触し、さらに第1右ガイド3bが係合溝27に係合して装着される。逆に、イメージングカートリッジ1Bを取り外すには、第1左ガイド3aの把持部4を把持して引き出せばよい。回動部30はばね33の付勢力により、元の状態に復帰する。
<第3実施形態>
図15は、本発明の第3実施形態に係るイメージングカートリッジ1Cを示す。このイメージングカートリッジ1Cは、矩形箱状のケーシング37内に画像形成に必要なユニットが収容され、長手方向に直交する垂直方向の下端部には感光体2が露出するように設けられている。
図15は、本発明の第3実施形態に係るイメージングカートリッジ1Cを示す。このイメージングカートリッジ1Cは、矩形箱状のケーシング37内に画像形成に必要なユニットが収容され、長手方向に直交する垂直方向の下端部には感光体2が露出するように設けられている。
図16に示すように、イメージングカートリッジ1Cの長手方向の両端面には、第1左ガイド38aと第1右ガイド38bがそれぞれ突設されている。第1左ガイド38aと第1右ガイド38bはいずれも矩形板状であり、イメージングカートリッジ1Cの長手方向と直交する垂直方向に延びている。
また、イメージングカートリッジ1Cの長手方向に直交する方向の前記感光体2と反対側の上端面には第2左ガイド39aと第2右ガイド39bが突設されている。第2左ガイド39aと第2右ガイド39bはいずれも、断面逆L字形状で、イメージングカートリッジ1Cの長手方向に沿って延びている。
前記第2左ガイド39aと第2右ガイド39bの両端には、第1の画像形成装置に対する第1の挿入方向S1に挿入するときに使用される固定取手40と可動取手41が設けられている。固定取手40は、第2の画像形成装置に対する第2の挿入方向S2の手前側に設けられている。可動取手41は、第2の画像形成装置に対する第2の挿入方向S2の奥側に設けられている。可動取手41は、1対の突出部42にピン43を介して回動可能に取り付けられ、長手方向に直角方向に直立して静止するように、ばね44で付勢されている。可動取手40の側面には、T字型断面の第3ガイド45が形成されている。
前記構成からなるイメージングカートリッジ1Cは、図17,20に示すように、第1の画像形成装置46の本体46aと第2の画像形成装置47の本体47aに着脱可能である。
図17に示す第1の画像形成装置46は、プリンタであり、上面に開口部48を有し、この開口部48から、4つのイメージングカートリッジ1Cをそのイメージングユニット1Cの長手方向に直交する方向の第1の方向S1に着脱可能である。第1の画像形成装置46の本体46aには、イメージングカートリッジ1Cの第1左右ガイド38a,38bを受け入れる溝49が第1の方向S1に延びるように形成されている。
この第1の画像形成装置46の本体46aにイメージングカートリッジ1Cを第1の方向S1に装着する際には、固定取手40と可動取手41を把持し、第1左右ガイド38a,38bを溝49に挿入してスライドさせると、図18、19に示すように、第1左右ガイド38a,38bが溝49に支持されて装着される。逆に、イメージングカートリッジ1Cを取り外すには、固定取手40と可動取手41を把持して引き出せばよい。
図20に示す第2の画像形成装置47は、原稿読取装置19やソーター20が付設されたMFPのベースプリンタであり、正面に開口部50を有し、この開口部50から、4つのイメージングカートリッジ1Cをそのイメージングユニット1Cの長手方向に平行な第2の方向S2に着脱可能である。開口部50の上縁には、イメージングカートリッジ1Cの第2左右ガイド39a,39bが係合する1対のガイド受け51が形成されている。このガイド受け51の間に開口部50の上縁から奥側に向かって下方に傾斜する斜面52が形成されている。斜面52の下端から奥側の壁に向かって水平なガイド梁53が架設されている。ガイド梁53の下面には、イメージングカートリッジ1CのT字形断面の第3ガイドが係合して摺動するT字断面の溝54が形成されている。
イメージングカートリッジ1Cを装着するには、第1左ガイド38aと固定取手40を把持し、可動取手41側を開口部50に向け、可動取手41のピン43をガイド受け51に載置して押し込むと、可動取手41が斜面52に当接して、ばね44の付勢力に抗してピン43の回りに回動し、斜面52に案内されながら折れ曲がる。これにより、可動取手41の第3ガイド45がガイド梁53の溝54に係合する。この結果、イメージングカートリッジ1Cをさらに押し込むと、可動取手41の第3ガイド45がガイド梁53の溝54に沿って摺動しながら、内部に挿入される。また第2左右ガイド39a,39bはガイド受け51と係合し摺動する。イメージングカートリッジ1Cのスライドが完了すると、図21,22に示すように、第2左右ガイド39a,39bがガイド受け51に支持され、可動取手41の第3ガイド45がガイド梁53に係合して装着される。逆に、イメージングカートリッジ1Cを取り外すには、第1左ガイド38aと固定取手40を把持して引き出せばよい。可動取手41は、ばね44の付勢力により、元の状態に復帰する。
<第4実施形態>
図23,24は、本発明の第4実施形態に係るイメージングカートリッジ1Dを示す。このイメージングカートリッジ1Dは、第1左ガイド3a´を可動にした以外は、前記第1実施形態のイメージングカートリッジ1Aと同一である。第1左ガイド3a´の一端には管状部55が形成され、該管状部55は感光体2の軸に嵌合し、ストッパ56により抜け止めされている。第1左ガイド3a´の他端には、L字形に屈曲したガイド片57が延設され、該ガイド片57は第2ガイド5の上面に設けたリブ58とケーシング1との間の隙間に挿入されている。第1左ガイド3a´の上面には、取手として使用するときに指を掛けやすいように把持部59が形成されている。第1左ガイド3a´は、管状部55とケーシング1との間で感光体2の軸に装着されたばね60と、ガイド片57の近傍で第1左ガイド3a´とケーシング1との間に装着されたばね61とにより、ケーシング1から第2方向S2と平行な方向に離れるように付勢されている。
図23,24は、本発明の第4実施形態に係るイメージングカートリッジ1Dを示す。このイメージングカートリッジ1Dは、第1左ガイド3a´を可動にした以外は、前記第1実施形態のイメージングカートリッジ1Aと同一である。第1左ガイド3a´の一端には管状部55が形成され、該管状部55は感光体2の軸に嵌合し、ストッパ56により抜け止めされている。第1左ガイド3a´の他端には、L字形に屈曲したガイド片57が延設され、該ガイド片57は第2ガイド5の上面に設けたリブ58とケーシング1との間の隙間に挿入されている。第1左ガイド3a´の上面には、取手として使用するときに指を掛けやすいように把持部59が形成されている。第1左ガイド3a´は、管状部55とケーシング1との間で感光体2の軸に装着されたばね60と、ガイド片57の近傍で第1左ガイド3a´とケーシング1との間に装着されたばね61とにより、ケーシング1から第2方向S2と平行な方向に離れるように付勢されている。
前記構成からなるイメージングカートリッジ1Dは、図25、28に示すように、第1の画像形成装置11の本体11aと第2の画像形成装置12の本体12aに着脱可能である。
図25に示す第1の画像形成装置11は、左側のガイド受け14の入口に外方に屈曲する屈曲部62を設けてイメージングカートリッジ1Dの第1左ガイドを受け入れ易くした以外は、第1実施形態の第1の画像形成装置11と同一である。
いる。
いる。
この第1の画像形成装置11の本体11aにイメージングカートリッジ1Dを第1の方向S1に装着する際には、固定取手8と可動取手9を把持し、第1左右ガイド3a´,3bをガイド受け17に挿入してスライドさせると、第1左右ガイド3a´,3bがガイド受け17に支持され、第2ガイド5が係合溝18に係合して装着される。第1左ガイド3a´は、ガイド受け17に挿入されるにつれて、図26,27に示すようにばね60,61の付勢力に抗して挿入方向に直角にケーシング1の端面に向かって後退する。逆に、イメージングカートリッジ1Dを取り外すには、固定取手8と可動取手9を把持して引き出せばよい。第1左右ガイド3a´は、ばね60,61の付勢力により元の状態に復帰する。
図28に示す第2の画像形成装置15は、第1実施形態の第1の画像形成装置15と同一である。
この第2の画像形成装置15の本体15aにイメージングカートリッジ1Dを第2の方向S2に装着する動作は、第1実施形態のイメージングカートリッジ1Aと同様、第1左ガイド3a´を把持し、第2ガイド5をガイド受け22に挿入し、可動取手9を本体の凹部23に嵌め込む。第1左ガイド3a´は、ばね60,61によってイメージングカートリッジ1Dのケーシング1から離れているので、取手として把持し易い。逆に、イメージングカートリッジ1Dを取り外すには、第1左ガイド3a´を把持して引き出せばよい。
<第1画像形成装置の第1実施形態>
図29は、前述の本発明に係るイメージングカートリッジ102を備えたより具体的な第1の画像形成装置としてのプリンタ101を示す。このプリンタ101はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4個のイメージングカートリッジ102Y,102M,102C,102Kが縦方向に配置されたタンデム型カラーレーザプリンタである。各イメージングカートリッジ102は、図示しないが、前記イメージングカートリッジ1A,1B,1Cのいずれかの外部構造(ガイド、取手等)を有する。各イメージングカートリッジ102は、回転可能に設けた円筒状の感光体103の周囲に配置された帯電装置104、現像装置105及び新トナーボックス106、クリーニング装置107及び廃トナーボックス108からなっている。このイメージングカートリッジ102は、感光体103に帯電装置104により電荷を与え、露光装置109により画像信号に基づいて静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置104により現像する。現像されたトナー像は転写ベルト110と感光体103の間に給紙ユニット111からタイミングローラ112を介して搬送される用紙に転写される。転写後に感光体103上に残留するトナーはクリーニング装置107によって廃トナーボックス108に回収される。トナー像が転写された用紙は定着ユニット113に搬送され、ここでトナー像が定着された後、用紙トレイ114に排出される。
図29は、前述の本発明に係るイメージングカートリッジ102を備えたより具体的な第1の画像形成装置としてのプリンタ101を示す。このプリンタ101はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4個のイメージングカートリッジ102Y,102M,102C,102Kが縦方向に配置されたタンデム型カラーレーザプリンタである。各イメージングカートリッジ102は、図示しないが、前記イメージングカートリッジ1A,1B,1Cのいずれかの外部構造(ガイド、取手等)を有する。各イメージングカートリッジ102は、回転可能に設けた円筒状の感光体103の周囲に配置された帯電装置104、現像装置105及び新トナーボックス106、クリーニング装置107及び廃トナーボックス108からなっている。このイメージングカートリッジ102は、感光体103に帯電装置104により電荷を与え、露光装置109により画像信号に基づいて静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置104により現像する。現像されたトナー像は転写ベルト110と感光体103の間に給紙ユニット111からタイミングローラ112を介して搬送される用紙に転写される。転写後に感光体103上に残留するトナーはクリーニング装置107によって廃トナーボックス108に回収される。トナー像が転写された用紙は定着ユニット113に搬送され、ここでトナー像が定着された後、用紙トレイ114に排出される。
このプリンタ101は、図29において右側が正面で、正面から見て用紙を給紙ユニット111から前方向に供給し、垂直に搬送して後方向に排紙するタイプである。給紙ユニット111の着脱は正面から可能である。前面の扉を開くと、転写ベルト110が扉とともにイメージングカートリッジ102から離脱する。これにより、イメージングカートリッジ102を第1の方向S1(紙面の左右方向)に着脱可能になっている。
<第2画像形成装置の第1実施形態>
図30は、本発明に係るイメージングカートリッジを備えたより具体的な第2の画像形成装置としてのMFP201を示す。MFP201には、原稿読取装置202、ソーター203が付設されている。このMFP201は、図30において紙面表側を正面とする。給紙ユニット111の着脱は正面から可能である。前面の扉を開くと、イメージングカートリッジ102を第2の方向S2(紙面の表裏方向)に着脱可能になっている。
図30は、本発明に係るイメージングカートリッジを備えたより具体的な第2の画像形成装置としてのMFP201を示す。MFP201には、原稿読取装置202、ソーター203が付設されている。このMFP201は、図30において紙面表側を正面とする。給紙ユニット111の着脱は正面から可能である。前面の扉を開くと、イメージングカートリッジ102を第2の方向S2(紙面の表裏方向)に着脱可能になっている。
<第1画像形成装置の第2実施形態>
図31は、本発明に係るイメージングカートリッジ302を備えたより具体的な第1の画像形成装置としてのプリンタ301を示す。このプリンタ301は4個のイメージングカートリッジ302(302Y,302M,302C,302K)が水平方向に配置されたタンデム型カラーレーザプリンタである。各イメージングカートリッジ302の構成は、前記図29のイメージングカートリッジと同様であり、前記イメージングカートリッジ1Dの外部構造(ガイド、取手等)を有する。また、プリンタ301は、配置は異なるが、図29のプリンタ101と同様、露光装置309、転写ベルト310、給紙ユニット311、タイミングローラ312、定着ユニット313、用紙トレイ314を備えている。
図31は、本発明に係るイメージングカートリッジ302を備えたより具体的な第1の画像形成装置としてのプリンタ301を示す。このプリンタ301は4個のイメージングカートリッジ302(302Y,302M,302C,302K)が水平方向に配置されたタンデム型カラーレーザプリンタである。各イメージングカートリッジ302の構成は、前記図29のイメージングカートリッジと同様であり、前記イメージングカートリッジ1Dの外部構造(ガイド、取手等)を有する。また、プリンタ301は、配置は異なるが、図29のプリンタ101と同様、露光装置309、転写ベルト310、給紙ユニット311、タイミングローラ312、定着ユニット313、用紙トレイ314を備えている。
このプリンタ301は、図31において右側が正面で、正面から見て用紙を給紙ユニット311から前方向に供給し、垂直に搬送して後方向に排紙するタイプである。給紙ユニット311の着脱は正面から可能である。上面の扉を開くと、露光装置109が扉とともにイメージングカートリッジ302から離脱する。これにより、イメージングカートリッジ302を第1の方向S1(紙面の上下方向)に着脱可能になっている。
<第2画像形成装置の第2実施形態>
図32は、本発明に係るイメージングユニット302を備えたより具体的な第2の画像形成装置としてのMFP401を示す。MFP401には、原稿読取装置402、ソーター403が付設されている。このMFP401は、図32において紙面表側を正面とする。給紙ユニット311の着脱は正面から可能である。前面の扉を開くと、イメージングカートリッジ302を第2の方向S2(紙面の表裏方向)に着脱可能になっている。
図32は、本発明に係るイメージングユニット302を備えたより具体的な第2の画像形成装置としてのMFP401を示す。MFP401には、原稿読取装置402、ソーター403が付設されている。このMFP401は、図32において紙面表側を正面とする。給紙ユニット311の着脱は正面から可能である。前面の扉を開くと、イメージングカートリッジ302を第2の方向S2(紙面の表裏方向)に着脱可能になっている。
以上の実施形態では、イメージングカートリッジ102,302は、該イメージングカートリッジ102,302を構成する、感光体103、帯電装置104、現像装置105及び新トナーボックス106、クリーニング装置107及び廃トナーボックス108を任意に組み合わせてカートリッジとし、このカートリッジ毎に着脱することも可能である。
1A、1B、1C,1D イメージングカートリッジ
3a 第1左ガイド
3b 第1右ガイド
5 第2左ガイド
6 ガイドレール
8 固定取手
9 可動取手
14 第1の画像形成装置
15 第2の画像形成装置
17 ガイド受け
22 ガイド受け
9′ 可動取手
34 第2の画像形成装置
38a 第1左ガイド
38b 第1右ガイド
39a 第2左ガイド
39b 第2右ガイド
40 固定取手
41 可動取手
46 第1の画像形成装置
47 第2の画像形成装置
3a´ 第1左ガイド
3a 第1左ガイド
3b 第1右ガイド
5 第2左ガイド
6 ガイドレール
8 固定取手
9 可動取手
14 第1の画像形成装置
15 第2の画像形成装置
17 ガイド受け
22 ガイド受け
9′ 可動取手
34 第2の画像形成装置
38a 第1左ガイド
38b 第1右ガイド
39a 第2左ガイド
39b 第2右ガイド
40 固定取手
41 可動取手
46 第1の画像形成装置
47 第2の画像形成装置
3a´ 第1左ガイド
Claims (9)
- 画像形成装置の本体に着脱可能で、画像形成に必要な要素とケーシングを有するイメージングカートリッジにおいて、
第1の画像形成装置の本体に対しては第1の方向に着脱可能で、第2の画像形成装置の本体に対しては前記第1の方向と90度異なる第2の方向に着脱可能であり、
前記第1の画像形成装置の本体に対して第1の方向に着脱する時に把持される一対の取手を備え、
前記一対の取手のうち、前記第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に着脱する時の奥側の取手は、着脱を妨げないように移動する可動取手からなることを特徴とするイメージングカートリッジ。 - 前記可動取手は、前記ケーシングの第2の方向に平行に設けたガイドレール上をスライド可能に取り付けられ、
前記イメージングカートリッジを前記第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に装着する時には、前記可動取手が本体の開口部の縁部に当接して該縁部に残留し、前記ケーシングのみが本体内に挿入されることを特徴とする請求項1に記載のイメージングカートリッジ。 - 前記可動取手は、前記第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に装着した時に反対側の取手と接触することを特徴とする請求項2に記載のイメージングカートリッジ。
- 前記可動取手は、先端に回動部を有し、
前記イメージングカートリッジを前記第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に装着する時には、前記可動取手の回動部が本体に当接して折り畳まれる請求項2に記載のイメージングカートリッジ。 - 前記可動取手は、前記第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に装着する時に、前記第2の画像形成装置に設けた孔に係合する位置決め突起と、前記第2の画像形成装置に設けたラッチが係合する係合穴とを有することを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のイメージングカートリッジ。
- 前記可動取手は、前記ケーシングに回動可能に取り付けられ、
前記イメージングカートリッジを前記第2の画像形成装置の本体に対して第2の方向に装着する時には、前記可動取手が前記第2の画像形成装置の本体に当接して回動し、前記本体に設けたガイドレールと係合して摺動することを特徴とする請求項1に記載のイメージングカートリッジ。 - 前記可動取手は、前記ケーシングから突出し又は前記ケーシングに接近するようにスライド可能に設けられ、
前記イメージングカートリッジを前記第1の画像形成装置の本体に対して第1の方向に装着する時には、前記可動取手が前記第2の画像形成装置の本体に押圧され、前記本体に設けたガイド受けに沿って摺動し、本体に挿入されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のイメージングカートリッジ。 - 前記イメージングカートリッジは、少なくとも感光体及び帯電装置を含む感光体ユニット、少なくとも現像ローラ及び現像装置を含む現像器ユニット、新トナーを収容するトナーホッパ及び廃トナーを収容する廃トナーボトルのうち2以上が一体的に構成されたものであることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のイメージングカートリッジ。
- 前記請求項1から8のいずれかに記載のイメージングカートリッジを少なくとも1つ備えたことを特徴とする画像形成装置。
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