JP2009197833A - 遊星機構 - Google Patents

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Shuichi Nakayama
周一 中山
Kunimitsu Shimoyama
邦光 下山
Kazutaka Suzuki
和峰 鈴木
Yasuhiro Ono
康洋 大野
Kenji Sakai
賢治 酒井
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Abstract

【課題】本発明の目的は、重量増加を抑制しながら大きい減速比を達成可能な遊星機構を提供することである。
【解決手段】遊星機構10は、入力としての太陽歯車11と、固定されたリング歯車12と、出力としての遊星キャリア13と、遊星キャリア13に支持され、太陽歯車11と噛み合う第1遊星歯車15と、遊星キャリア13に支持され、リング歯車12と噛み合う第2遊星歯車16とを具備する。第1遊星歯車15の第1自転軸15aは、第2遊星歯車16の第2自転軸16aよりも遊星キャリア13の遊星キャリア回転軸13a近くに配置される。第1遊星歯車15から第2遊星歯車16にトルクが伝達される。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊星機構に関する。
遊星機構は、原動機の出力軸の回転数又はトルクを必要な回転数又はトルクに変換する変速機構として、工作機械、自動車やヘリコプタのような輸送手段に採用されることが多い。
ヘリコプタにおいては、ガスタービンエンジンの回転数が毎分数万回転なのに対し、メインロータの回転数は毎分数百回転である。ヘリコプタ用の遊星機構においては、重量増加を抑制しながら、大きい減速比を達成することが重要である。
特許文献1は、ヘリコプタ用の遊星機構を開示している。遊星機構は、太陽歯車と、太陽歯車と係合する第1遊星歯車と、第2遊星歯車と、第1遊星歯車及び第2遊星歯車を支持するシャフトと、第2遊星歯車と係合する固定リング歯車とを具備する。
特許文献2は、ガスタービンエンジン用の遊星歯車システムを開示している。遊星歯車システムにおいて、キャリアは、第1歯車及び第2歯車を備える。太陽歯車が第1歯車を回転し、第1歯車が第2歯車を回転する。その結果、キャリアは太陽歯車と逆方向に回転する。
米国特許第5472386号公報 米国特許第4856377号公報
本発明の目的は、重量増加を抑制しながら大きい減速比を達成可能な遊星機構を提供することである。
以下に、(発明を実施するための最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による遊星機構は、入力としての太陽歯車(11、21、31、41、71)と、固定されたリング歯車(12、22、32、42、72)と、出力としての遊星キャリア(13、23、33、43、73)と、上記遊星キャリアに支持され、上記太陽歯車と噛み合う第1遊星歯車(15、15A、15B、25、35、35A〜35D)と、上記遊星キャリアに支持され、上記リング歯車と噛み合う第2遊星歯車(16、16A、16B、26、36、36A〜36D)とを具備する。上記第1遊星歯車の第1自転軸は、上記第2遊星歯車の第2自転軸よりも上記遊星キャリアの遊星キャリア回転軸近くに配置される。上記第1遊星歯車から上記第2遊星歯車にトルクが伝達される。
上記太陽歯車から上記第1遊星歯車を介して上記遊星キャリアに作用する上記遊星キャリア回転軸まわりのトルクの方向と、上記リング歯車から上記第2遊星歯車を介して上記遊星キャリアに作用する上記遊星キャリア回転軸まわりのトルクの方向とが同じになるように、上記第1遊星歯車から上記第2遊星歯車にトルクが伝達されることが好ましい。上記リング歯車は内歯車である。
本発明による遊星機構は、上記遊星キャリアに支持され、上記第1遊星歯車及び上記第2遊星歯車と噛み合う第3遊星歯車(17、17A、17B、27)を更に具備することが好ましい。
上記第1遊星歯車のピッチ円直径は上記第3遊星歯車のピッチ円直径より小さいことが好ましい。
上記第1遊星歯車のピッチ円直径は上記第2遊星歯車のピッチ円直径より小さいことが好ましい。
上記第3遊星歯車の第3自転軸、上記第1自転軸、上記第2自転軸、及び上記太陽歯車の太陽歯車回転軸は、同一平面上に配置されることが好ましい。上記リング歯車の中心軸は、上記太陽歯車回転軸と同軸上に配置される。
本発明による遊星機構は、上記遊星キャリアに支持され、上記リング歯車と噛み合う第4遊星歯車(16B)を更に具備することが好ましい。上記第1遊星歯車から上記第4遊星歯車にトルクが伝達される。
本発明による遊星機構は、上記遊星キャリアに回転可能に支持されたシャフト(39、39A)と、第3遊星歯車(38、38A)とを更に具備することが好ましい。上記第2遊星歯車及び上記第3遊星歯車は、上記シャフトに結合される。上記第1遊星歯車から上記第2遊星歯車に上記第3遊星歯車を介してトルクが伝達される。上記第2遊星歯車のピッチ円直径は上記第3遊星歯車のピッチ円直径より小さい。
本発明による遊星機構は、上記遊星キャリアに回転可能に支持されたシャフト(39C)と、第3遊星歯車(37C)とを更に具備することが好ましい。上記第1遊星歯車及び上記第3遊星歯車は、上記シャフトに結合される。上記第1遊星歯車から上記第2遊星歯車に上記第3遊星歯車を介してトルクが伝達される。上記第3遊星歯車のピッチ円直径は上記第1遊星歯車のピッチ円直径より小さい。
本発明による遊星機構は、上記遊星キャリアに回転可能に支持されたシャフト(39B、39D’)と、上記シャフトに結合された第3遊星歯車(37B、37D)と、上記シャフトに結合された第4遊星歯車(38B、37D’)とを更に具備することが好ましい。上記第1遊星歯車から、上記第3遊星歯車及び上記第4遊星歯車を順に介して、上記第2遊星歯車にトルクが伝達される。上記第4遊星歯車のピッチ円直径は、上記第3歯車のピッチ円直径より小さい。
本発明による遊星機構は、上記遊星キャリアに支持され、上記第1遊星歯車と噛み合う第3遊星歯車(27)を更に具備することが好ましい。上記第1遊星歯車から上記第2遊星歯車に上記第3遊星歯車を介してトルクが伝達される。上記第1遊星歯車のピッチ円直径は上記第3遊星歯車のピッチ円直径より小さい。
本発明による遊星機構は、上記遊星キャリアに回転可能に支持されたシャフト(39、39A、79)と、第3遊星歯車(38、38A、77)とを更に具備することが好ましい。上記第2遊星歯車及び上記第3遊星歯車は、上記シャフトに結合される。上記第1遊星歯車から上記第2遊星歯車に上記第3遊星歯車を介してトルクが伝達される。上記第2遊星歯車のピッチ円直径は上記第3遊星歯車のピッチ円直径より小さい。
本発明による遊星機構は、上記遊星キャリアに回転可能に支持されたシャフト(79)と、第3遊星歯車(77)とを更に具備することが好ましい。上記第2遊星歯車及び上記第3遊星歯車は、上記シャフトに結合される。上記太陽歯車から上記第1遊星歯車を介して上記遊星キャリアに作用する上記遊星キャリア回転軸まわりのトルクの方向と、上記リング歯車から上記第2遊星歯車を介して上記遊星キャリアに作用する上記遊星キャリア回転軸まわりのトルクの方向とが同じになるように、上記第1遊星歯車から上記第2遊星歯車に上記第3遊星歯車を介してトルクが伝達される。上記リング歯車は外歯車である。
上記太陽歯車にヘリコプタのエンジン(2)からトルクが伝達され、上記遊星キャリアから上記ヘリコプタのメインロータ(3)にトルクが出力されることが好ましい。
本発明によれば、重量増加を抑制しながら大きい減速比を達成可能な遊星機構が提供される。
添付図面を参照して、本発明による遊星機構を実施するための最良の形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係る遊星機構10は、入力としての太陽歯車11と、固定されたリング歯車12と、出力としての遊星キャリア13と、遊星キャリア13に支持されたギヤユニット14を備える。太陽歯車11の回転軸とリング歯車12の軸とは同一直線上に配置されている。リング歯車12は、平歯車又ははすば歯車のような円筒歯車であり、内歯車である。リング歯車12は、太陽歯車11よりもピッチ円直径が大きい。ギヤユニット14は、太陽歯車11と噛み合う遊星歯車15と、リング歯車12と噛み合う遊星歯車16と、遊星歯車15及び遊星歯車16と噛み合う遊星歯車17を含む。遊星歯車15乃至17は、同一平面内に配置されている。太陽歯車11、遊星歯車15乃至17の各々は、平歯車又ははすば歯車のような円筒歯車であり、外歯車である。遊星歯車16は、リング歯車12の内側に配置されている。太陽歯車11の回転軸と遊星キャリア13の回転軸13aは、同一直線上に配置されている。遊星歯車15乃至17の各々は、遊星キャリア13に対して回転(自転)する。遊星歯車15の自転軸15a、遊星歯車16の自転軸16a、遊星歯車17の自転軸17a、及び遊星キャリア13の回転軸13aは、平行である。自転軸15aは、自転軸16aよりも回転軸13a(太陽歯車11の回転軸)の近くに配置されている。
太陽歯車11が遊星歯車15に駆動力を与えて遊星歯車15を自転させると、遊星歯車15が遊星歯車17を自転させ、遊星歯車17が遊星歯車16を自転させる。このとき、遊星歯車16がリング歯車12を蹴ることで、遊星歯車16はリング歯車12から反力を受ける。その結果、遊星キャリア13が太陽歯車11と同方向に回転し、遊星歯車15乃至17が遊星キャリア13とともに回転(公転)する。
ここで、遊星歯車15及び16が同方向に自転するように、遊星歯車15から遊星歯車16に遊星歯車17を介してトルクが伝達される。したがって、太陽歯車11から遊星歯車15を介して遊星キャリア13に作用するトルクの方向と、リング歯車12から遊星歯車16を介して遊星キャリア13に作用するトルクの方向とが、同じになる。そのため、遊星機構10における減速比が大きくなる。遊星機構10における減速比は、太陽歯車11のピッチ円直径及びリング歯車12のピッチ円直径により決まる。ここで、リング歯車12から遊星歯車16を介して遊星キャリア13に作用するトルクは、上記反力に基づく。
本実施形態による効果について、図2A、2B、3A、3B、4A及び4Bを参照して説明する。
図2Aは、一般的な遊星機構90の上面図を示す。遊星機構90は、太陽歯車91と、リング歯車92と、太陽歯車91及びリング歯車92と噛み合う遊星歯車93を備える。図2Bに示すように、太陽歯車91及び遊星歯車93の共通の歯幅がW1で示されている。
図3Aは、遊星機構94の上面図を示す。遊星機構94は、太陽歯車95と、リング歯車96と、太陽歯車95及びリング歯車96と噛み合う遊星歯車97を備える。太陽歯車95と太陽歯車91のピッチ円直径は等しく、リング歯車96はリング歯車92よりもピッチ円直径が大きい。遊星機構94における径比(リング歯車96のピッチ円直径/太陽歯車95のピッチ円直径)が遊星機構90における径比(リング歯車92のピッチ円直径/太陽歯車91のピッチ円直径)より大きいため、遊星機構94は遊星機構90よりも減速比が大きい。
一方、遊星歯車97のピッチ円直径を太陽歯車95及びリング歯車96の間隔に合わせる必要があるため、遊星歯車97が大きくなる。その結果、遊星機構94が備えることが可能な遊星歯車97の個数は、遊星機構90が備えることが可能な遊星歯車93の個数より少なくなる。遊星歯車97の総数が少ないと一つの遊星歯車97に作用する接線力が大きくなるため、図3Bに示される太陽歯車95及び遊星歯車97の共通の歯幅W2を、歯幅W1より大きくしなければならない。歯幅W2大きいと、遊星機構94の重量も大きくなる。
図4Aは、本実施形態の第1変形例に係る遊星機構10Aの上面図を示す。遊星機構10Aは、太陽歯車11と、リング歯車12と、図示省略された遊星キャリア13と、遊星キャリア13に支持されたギヤユニット14を備える。太陽歯車11と太陽歯車95のピッチ円直径は等しく、リング歯車12とリング歯車96のピッチ円直径は等しい。ギヤユニット14は、太陽歯車11と噛み合う遊星歯車15と、リング歯車12と噛み合う遊星歯車16とを備える。遊星歯車15から遊星歯車16に遊星歯車16を介してトルクが伝達される。太陽歯車11と噛み合う役割とリング歯車12と噛み合う役割とが、遊星歯車15及び16によって分担されているため、遊星機構10Aは、多数のギヤユニット14を備えることが可能である。したがって、図4Bに示される太陽歯車11及び遊星歯車15〜17の共通の歯幅W3の増加を抑制することが可能である。
したがって、本実施形態によれば、遊星機構の重量増加を抑制しながら大きい減速比を達成することが可能である。
本実施形態において、同一のギヤユニット14に含まれる遊星歯車15、16及び17の自転軸15a、16a及び17aは、遊星キャリア13の回転軸13a(太陽歯車11の回転軸)を含む平面上に配置されることが好ましい。ギヤユニット14が太陽歯車11とリングギヤ12の間を最短距離で接続するため、ギヤユニット14を軽くすることができる。
本実施形態においては、遊星歯車17のかわりに奇数個(3個以上)の遊星歯車を介して遊星歯車15から遊星歯車16にトルクを伝達してもよい。
図5Aは、本実施形態の第2変形例に係る遊星機構10Bを示す。遊星機構10Bは、入力としての太陽歯車11と、固定されたリング歯車12と、出力としての遊星キャリア13と、遊星キャリア13に支持されたギヤユニット14Bを備える。ギヤユニット14Bは、太陽歯車11と噛み合う遊星歯車15Bと、リング歯車12と噛み合う遊星歯車16Bと、遊星歯車15B及び遊星歯車16Bと噛み合う遊星歯車17Bを含む。遊星歯車15B乃至17Bは、同一平面内に配置されている。遊星歯車16Bは、リング歯車12の内側に配置されている。遊星歯車15Bの自転軸は、遊星歯車16Bの自転軸よりも遊星キャリア13の回転軸(太陽歯車11の回転軸)の近くに配置されている。図5Aに示されるように、遊星歯車15B〜17Bの自転軸の全てが遊星キャリア13の回転軸を含む平面上に配置されていなくてもよい。遊星歯車15B乃至17Bについての歯数の制限等により、このような配置となる場合がある。
図5Bは、本実施形態の第3変形例に係る遊星機構10Cを示す。遊星機構10Cは、入力としての太陽歯車11と、固定されたリング歯車12と、出力としての遊星キャリア13と、遊星キャリア13に支持されたギヤユニット14Cを備える。ギヤユニット14Cは、太陽歯車11と噛み合う遊星歯車15Cと、遊星歯車15Cと噛み合う複数の遊星歯車17Cと、各遊星歯車17Cに対応して設けられた複数の遊星歯車16Cとを備える。遊星歯車15C乃至17Cは、同一平面内に配置されている。複数の遊星歯車16Cの各々は、対応する遊星歯車17C及びリング歯車12と噛み合う。各遊星歯車16Cは、リング歯車12の内側に配置されている。遊星歯車15Cの自転軸は、各遊星歯車16Cの自転軸よりも遊星キャリア13の回転軸(太陽歯車11の回転軸)の近くに配置されている。ギヤユニット14Cにおいては、太陽歯車11とリング歯車12の間の力の伝達経路が分岐している。このような分岐により、リング歯車12、遊星歯車16C及び17Cの各々の歯に作用する力が小さくなり、歯の破損が防がれる。
(第2の実施形態)
図6を参照して、本発明の第2の実施形態に係る遊星機構20は、入力としての太陽歯車21と、固定されたリング歯車22と、出力としての遊星キャリア23と、遊星キャリア23に支持されたギヤユニット24を備える。太陽歯車21の回転軸とリング歯車22の軸とは同一直線上に配置されている。リング歯車22は、平歯車又ははすば歯車のような円筒歯車であり、内歯車である。リング歯車22は、太陽歯車21よりもピッチ円直径が大きい。ギヤユニット24は、太陽歯車21と噛み合う遊星歯車25と、リング歯車22と噛み合う遊星歯車26と、遊星歯車25及び遊星歯車26と噛み合う遊星歯車27を含む。遊星歯車25乃至27は、同一平面内に配置されている。遊星歯車26は、リング歯車22の内側に配置されている。太陽歯車21、遊星歯車25乃至27の各々は、平歯車又ははすば歯車のような円筒歯車であり、外歯車である。太陽歯車21の回転軸と遊星キャリア23の回転軸23aは、同一直線上に配置されている。遊星歯車25乃至27の各々は、遊星キャリア23に対して回転(自転)する。遊星歯車25の自転軸25a、遊星歯車26の自転軸26a、遊星歯車27の自転軸27a、及び遊星キャリア23の回転軸23aは、平行である。自転軸25aは、自転軸26aよりも回転軸23a(太陽歯車21の回転軸)の近くに配置されている。
太陽歯車21が遊星歯車25に駆動力を与えて遊星歯車25を自転させると、遊星歯車25が遊星歯車27を自転させ、遊星歯車27が遊星歯車26を自転させる。このとき、遊星歯車26がリング歯車22を蹴ることで、遊星歯車26はリング歯車22から反力を受ける。その結果、遊星キャリア23が太陽歯車21と同方向に回転し、遊星歯車25乃至27が遊星キャリア23とともに回転(公転)する。
ここで、遊星歯車25及び26が同方向に自転するように、遊星歯車25から遊星歯車26に遊星歯車27を介してトルクが伝達される。したがって、太陽歯車21から遊星歯車25を介して遊星キャリア23に作用するトルクの方向と、リング歯車22から遊星歯車26を介して遊星キャリア23に作用するトルクの方向とが、同じになる。そのため、遊星機構20における減速比が大きくなる。ここで、リング歯車22から遊星歯車26を介して遊星キャリア23に作用するトルクは、上記反力に基づく。
遊星機構20は、複数のギヤユニット24を備える。ギヤユニット24の数が多いほど、太陽歯車21、リング歯車22、遊星歯車25乃至27の各々の歯に作用する力が小さくなり、歯の破損が防がれる。
遊星歯車26及び27は、遊星歯車25の外側に配置されている。すなわち、遊星歯車26及び27は、遊星歯車25よりも太陽歯車21から遠くに配置されている。遊星歯車25のピッチ円直径が遊星歯車27のピッチ円直径より小さいため、ギヤユニット24の数を増やすことが容易である。遊星歯車25のピッチ円直径が遊星歯車26のピッチ円直径より小さいことも、ギヤユニット24の数を増やすことを容易にする。
遊星歯車26は、遊星歯車27の外側に配置されている。すなわち、遊星歯車26は、遊星歯車27よりも太陽歯車21から遠くに配置されている。遊星歯車27のピッチ円直径が遊星歯車26のピッチ円直径より小さいことが、ギヤユニット24の数を増やす上で好ましい。
ギヤユニット24の数を増やすことが容易であるということは、図1及び図6の比較から明らかである。
(第3の実施形態)
図7を参照して、本発明の第3の実施形態に係る遊星機構30は、入力としての太陽歯車31と、固定されたリング歯車32と、ギヤユニット34を備える。太陽歯車31及びリング歯車32は、太陽歯車31の回転軸とリング歯車32の軸とが同一直線上に配置されるように、段違いに配置されている。リング歯車32は、平歯車又ははすば歯車のような円筒歯車であり、内歯車である。リング歯車32は、太陽歯車31よりもピッチ円直径が大きい。ギヤユニット34は、太陽歯車31と噛み合う遊星歯車35と、リング歯車32と噛み合う遊星歯車36と、遊星歯車36と同体に回転(自転)する遊星歯車38と、遊星歯車35及び遊星歯車38と噛み合う遊星歯車37を含む。太陽歯車31、遊星歯車35乃至38の各々は、平歯車又ははすば歯車のような円筒歯車であり、外歯車である。遊星歯車36は、リング歯車32の内側に配置されている。
図8を参照して、遊星機構30は、出力としての遊星キャリア33を備える。遊星キャリア33は、ギヤユニット34を支持する。太陽歯車31の回転軸と遊星キャリア33の回転軸33aは、同一直線上に配置されている。遊星歯車35乃至38の各々は、遊星キャリア33に対して回転(自転)する。遊星歯車36及び遊星歯車38は、シャフト39に結合されている。遊星キャリア33は、シャフト39を回転可能(自転可能)に支持する。遊星キャリア33は、遊星歯車35、37及び38と、遊星歯車36との間に配置されている。遊星歯車35、37及び38と、遊星歯車36とは、段違いに配置されている。
遊星歯車35の自転軸35a、遊星歯車36及び38の共通の自転軸36a、遊星歯車37の自転軸37a、及び遊星キャリア33の回転軸33aは、平行である。自転軸35aは、自転軸36aよりも回転軸33a(太陽歯車31の回転軸)の近くに配置されている。
太陽歯車31が遊星歯車35に駆動力を与えて遊星歯車35を自転させると、遊星歯車35が遊星歯車37を自転させ、遊星歯車37が遊星歯車38を自転させる。遊星歯車38が自転すると、遊星歯車36も遊星歯車38と同体に自転する。このとき、遊星歯車36がリング歯車32を蹴ることで、遊星歯車36はリング歯車32から反力を受ける。その結果、遊星キャリア33が太陽歯車31と同方向に回転し、遊星歯車35乃至遊星歯車38が遊星キャリア33ともに回転(公転)する。
ここで、遊星歯車35及び36が同方向に自転するように、遊星歯車35から遊星歯車36に、遊星歯車37、遊星歯車38及びシャフト39を介してトルクが伝達される。したがって、太陽歯車31から遊星歯車35を介して遊星キャリア33に作用するトルクの方向と、リング歯車32から遊星歯車36を介して遊星キャリア33に作用するトルクの方向とが、同じになる。そのため、遊星機構30における減速比が大きくなる。ここで、リング歯車32から遊星歯車36を介して遊星キャリア33に作用するトルクは、上記反力に基づく。
遊星歯車36のピッチ円直径D36が遊星歯車38のピッチ円直径D38より小さいことは、遊星機構30における減速比を大きくすることに貢献する。
遊星歯車36及び38の歯寸を互いに異ならせることが可能である。
シャフトで結合された遊星歯車のペアをギヤユニットの任意の位置に任意の数だけ配置することができる。
図9を参照して、本実施形態の第1変形例に係る遊星機構30Aは、入力としての太陽歯車31と、固定されたリング歯車32と、出力としての遊星キャリア33と、遊星キャリア33に支持されたギヤユニット34Aを備える。ギヤユニット34Aは、太陽歯車31と噛み合う遊星歯車35Aと、リング歯車32と噛み合う遊星歯車36Aと、遊星歯車36Aと同体に回転(自転)する遊星歯車38Aと、遊星歯車35A及び遊星歯車38Aと噛み合う遊星歯車37Aを含む。遊星歯車35A乃至38Aの各々は、円筒歯車且つ外歯車であり、遊星キャリア33に対して回転(自転)する。遊星歯車36A及び遊星歯車38Aは、シャフト39Aに結合されている。遊星歯車36Aは、遊星歯車38Aよりもピッチ円直径が小さい。遊星キャリア33は、シャフト39Aを回転可能(自転可能)に支持する。遊星歯車35A乃至38Aは、遊星キャリア33の同じ側に配置されている。遊星歯車35A、37A、38Aと、遊星歯車36Aとは、段違いに配置されている。遊星歯車36Aは、リング歯車32の内側に配置されている。
図10を参照して、本実施形態の第2変形例に係る遊星機構30Bは、入力としての太陽歯車31と、固定されたリング歯車32と、出力としての遊星キャリア33と、遊星キャリア33に支持されたギヤユニット34Bを備える。ギヤユニット34Bは、太陽歯車31と噛み合う遊星歯車35Bと、リング歯車32と噛み合う遊星歯車36Bと、遊星歯車35Bと噛み合う遊星歯車37Bと、遊星歯車37Bと同体に回転(自転)し、遊星歯車36Bと噛み合う遊星歯車38Bとを含む。遊星歯車35B乃至38Bの各々は、円筒歯車且つ外歯車であり、遊星キャリア33に対して回転(自転)する。遊星歯車37B及び遊星歯車38Bは、シャフト39Bに結合されている。遊星歯車38Bは遊星歯車37Bよりもピッチ円直径が小さい。遊星キャリア33は、シャフト39Bを回転可能(自転可能)に支持する。遊星歯車35B及び37Bと、遊星歯車36B及び38Bとは、段違いに配置されている。遊星歯車36Bは、リング歯車32の内側に配置されている。
図11を参照して、本実施形態の第3変形例に係る遊星機構30Cは、入力としての太陽歯車31と、固定されたリング歯車32と、出力としての遊星キャリア33と、遊星キャリア33に支持されたギヤユニット34Cを備える。ギヤユニット34Cは、太陽歯車31と噛み合う遊星歯車35Cと、リング歯車32と噛み合う遊星歯車36Cと、遊星歯車35Cと同体に回転(自転)する遊星歯車37Cと、遊星歯車37C及び遊星歯車36Cと噛み合う遊星歯車38Cとを含む。遊星歯車35C乃至38Cの各々は、円筒歯車且つ外歯車であり、遊星キャリア33に対して回転(自転)する。遊星歯車35C及び遊星歯車37Cは、シャフト39Cに結合されている。遊星歯車37Cは遊星歯車35Cよりもピッチ円直径が小さい。遊星キャリア33は、シャフト39Cを回転可能(自転可能)に支持する。遊星歯車35Cと、遊星歯車36C乃至38Cとは、段違いに配置されている。遊星歯車36Cは、リング歯車32の内側に配置されている。
図12を参照して、本実施形態の第4変形例に係る遊星機構30Dは、入力としての太陽歯車31と、固定されたリング歯車32と、出力としての遊星キャリア33と、遊星キャリア33に支持されたギヤユニット34Dを備える。ギヤユニット34Dは、太陽歯車31と噛み合う遊星歯車35Dと、リング歯車32と噛み合う遊星歯車36Dと、遊星歯車35Dと同体に回転(自転)する遊星歯車35D’と、遊星歯車35D’と噛み合う遊星歯車37Dと、遊星歯車37Dと同体に回転(自転)する遊星歯車37D’と、遊星歯車37D’と噛み合い、遊星歯車36Dと同体に回転(自転)する遊星歯車36D’とを含む。遊星歯車35D〜37D、35D’〜37D’の各々は、円筒歯車且つ外歯車であり、遊星キャリア33に対して回転(自転)する。遊星歯車35D及び遊星歯車35D’は、シャフト39Dに結合されている。遊星歯車37D及び遊星歯車37D’は、シャフト39D’に結合されている。遊星歯車36D及び遊星歯車36D’は、シャフト39D’’に結合されている。遊星歯車35D’は遊星歯車35Dよりもピッチ円直径が小さく、遊星歯車37D’は遊星歯車37Dよりもピッチ円直径が小さく、遊星歯車36D’は遊星歯車36Dよりもピッチ円直径が大きい。遊星キャリア33は、シャフト39D〜39D’’を回転可能(自転可能)に支持する。遊星歯車35D〜37D、35D’〜37D’は、図12に示されるように、段違いに配置されている。遊星歯車36Dは、リング歯車32の内側に配置されている。
図13を参照して、本実施形態の第5変形例に係る遊星機構30A’は、遊星機構30Aの構成と遊星機構10Cの構成とを組み合わせたものに対応する。遊星機構30A’は、入力としての太陽歯車31と、固定されたリング歯車32と、出力としての遊星キャリア33と、遊星キャリア33に支持されたギヤユニット34A’を備える。ギヤユニット34A’は、太陽歯車31と噛み合う遊星歯車35Aと、遊星歯車35Aと噛み合う複数の遊星歯車37Aと、各遊星歯車37Aに対応して設けられた複数の遊星歯車38Aと、各遊星歯車38Aに対応して設けられ、リング歯車32と噛み合う遊星歯車36Aとを含む。各遊星歯車38Aは、対応する遊星歯車37Aと噛み合い、対応する遊星歯車36Aと同体に回転(自転)する。遊星歯車35A乃至38Aの各々は、円筒歯車且つ外歯車であり、遊星キャリア33に対して回転(自転)する。遊星歯車36A及び遊星歯車38Aは、シャフトに結合されている。遊星キャリア33は、シャフトを回転可能(自転可能)に支持する。遊星歯車36Aは、遊星歯車38Aよりもピッチ円直径が小さい。遊星歯車35A、37A、38Aと、遊星歯車36Aとは、段違いに配置されている。各遊星歯車36Aは、リング歯車32の内側に配置されている。
図14を参照して、本実施形態の第6変形例に係る遊星機構30B’は、遊星機構30Bの構成と遊星機構10Cの構成とを組み合わせたものに対応する。遊星機構30B’は、入力としての太陽歯車31と、固定されたリング歯車32と、出力としての遊星キャリア33と、遊星キャリア33に支持されたギヤユニット34B’を備える。ギヤユニット34B’は、太陽歯車31と噛み合う遊星歯車35Bと、遊星歯車35Bと噛み合う複数の遊星歯車37Bと、各遊星歯車37に対応して設けられた遊星歯車38Bと、各遊星歯車38Bに対応して設けられた複数の遊星歯車36Bとを含む。各遊星歯車38Bは、対応する遊星歯車37と同体に回転(自転)する。各遊星歯車36Bは、対応する遊星歯車38B及びリング歯車32と噛み合う。遊星歯車35B乃至38Bの各々は、円筒歯車且つ外歯車であり、遊星キャリア33に対して回転(自転)する。遊星歯車37B及び遊星歯車38Bは、シャフトに結合されている。遊星キャリア33は、シャフトを回転可能(自転可能)に支持する。遊星歯車38Bは遊星歯車37Bよりもピッチ円直径が小さい。遊星歯車35B及び37Bと、遊星歯車36B及び38Bとは、段違いに配置されている。各遊星歯車36Bは、リング歯車32の内側に配置されている。
図15を参照して、本実施形態の第7変形例に係る遊星機構30C’は、遊星機構30Cの構成と遊星機構10Cの構成とを組み合わせたものに対応する。遊星機構30C’は、入力としての太陽歯車31と、固定されたリング歯車32と、出力としての遊星キャリア33と、遊星キャリア33に支持されたギヤユニット34C’を備える。ギヤユニット34C’は、太陽歯車31と噛み合う遊星歯車35Cと、遊星歯車35Cと同体に回転(自転)する遊星歯車37Cと、遊星歯車37Cに対応して設けられた複数の遊星歯車38Cと、各遊星歯車38Cに対応して設けられた複数の遊星歯車36Cとを含む。遊星歯車35C乃至38Cの各々は、円筒歯車且つ外歯車であり、遊星キャリア33に対して回転(自転)する。遊星歯車35C及び遊星歯車37Cは、シャフトに結合されている。遊星キャリア33は、シャフトを回転可能(自転可能)に支持する。遊星歯車37Cは遊星歯車35Cよりもピッチ円直径が小さい。各遊星歯車38Cは、対応する遊星歯車37Cと噛み合う。各遊星歯車36Cは、対応する遊星歯車38C及びリング歯車32と噛み合う。遊星歯車35C乃至38Cの各々は、円筒歯車且つ外歯車であり、遊星キャリア33に対して回転(自転)する。遊星歯車35Cと、遊星歯車36C乃至38Cとは、段違いに配置されている。各遊星歯車36Cは、リング歯車32の内側に配置されている。
遊星機構30A乃至30D、30A’乃至30C’においては、共通のシャフトに結合された二つの遊星歯車の歯寸を互いに異ならせることが可能である。
(第4の実施形態)
図16を参照して、本発明の第4の実施形態に係る遊星機構40は、入力としての太陽歯車41と、固定されたリング歯車42と、出力としての遊星キャリア43と、遊星キャリア43に支持されたギヤユニット44を備える。太陽歯車41の回転軸とリング歯車42の軸とは同一直線上に配置されている。リング歯車42は、平歯車又ははすば歯車のような円筒歯車であり、内歯車である。リング歯車42は、太陽歯車41よりもピッチ円直径が大きい。ギヤユニット44は、太陽歯車41と噛み合う遊星歯車45と、リング歯車42と噛み合う遊星歯車46と、スプロケット61と、スプロケット62と、スプロケット61及びスプロケット62と噛み合うチェーン65を含む。太陽歯車41、遊星歯車45及び46の各々は、平歯車又ははすば歯車のような円筒歯車であり、外歯車である。遊星歯車46は、リング歯車42の内側に配置されている。太陽歯車41の回転軸と遊星キャリア43の回転軸43aは、同一直線上に配置されている。
図17を参照して、遊星歯車45及びスプロケット61はシャフト51に結合され、遊星歯車46及びスプロケット62はシャフト52に結合されている。遊星キャリア43は、シャフト51及び52を回転可能に支持する。遊星歯車45及びスプロケット61は、遊星キャリア43に対して同体に回転(自転)する。遊星歯車46及びスプロケット62は、遊星キャリア43に対して同体に回転(自転)する。
遊星歯車45及びスプロケット61の共通の自転軸45a、遊星歯車46及びスプロケット62の共通の自転軸46a、及び遊星キャリア43の回転軸43aは、平行である。自転軸45aは、自転軸46aよりも回転軸43a(太陽歯車41の回転軸)の近くに配置されている。
太陽歯車41が遊星歯車45に駆動力を与えて遊星歯車45を自転させると、遊星歯車45と同体に自転するスプロケット61はチェーン65を介してスプロケット62を自転させ、遊星歯車46もスプロケット62と同体に自転する。このとき、遊星歯車46がリング歯車42を蹴ることで、遊星歯車46はリング歯車42から反力を受ける。その結果、遊星キャリア43が太陽歯車41と同方向に回転し、遊星歯車45、遊星歯車46、スプロケット61及びスプロケット62は、遊星キャリア43ともに回転(公転)する。
ここで、遊星歯車45及び46が同方向に自転するように、遊星歯車45から遊星歯車46に、シャフト51、スプロケット61、チェーン65、スプロケット62、シャフト52を介してトルクが伝達される。したがって、太陽歯車41から遊星歯車45を介して遊星キャリア43に作用するトルクの方向と、リング歯車42から遊星歯車46を介して遊星キャリア43に作用するトルクの方向とが、同じになる。そのため、遊星機構40における減速比が大きくなる。ここで、リング歯車42から遊星歯車46を介して遊星キャリア43に作用するトルクは、上記反力に基づく。
遊星機構40は、複数のギヤユニット44を備える。ギヤユニット44の数が多いほど、太陽歯車41、リング歯車42、遊星歯車45及び46、スプロケット61及び62の各々の歯に作用する力が小さくなる。
遊星歯車45及び46の歯寸を互いに異ならせることが可能である。
(第5の実施形態)
上記各実施形態のように、リング歯車と噛み合う遊星歯車をリング歯車の内側に配置することが減速比を大きくする上で好ましいが、遊星歯車とリング歯車の配置を逆にしても減速比をある程度大きくするとこができる。
図18Aを参照して、本発明の第5の実施形態に係る遊星機構70は、入力としての太陽歯車71と、固定されたリング歯車72と、出力としての遊星キャリア73と、遊星キャリア73に支持されたギヤユニット74を備える。太陽歯車71及びリング歯車72は、太陽歯車71の回転軸とリング歯車72の軸とは同一直線上に配置されるように、段違いに配置されている。リング歯車72は、平歯車又ははすば歯車のような円筒歯車であり、外歯車である。リング歯車72は、太陽歯車71よりもピッチ円直径が大きい。ギヤユニット74は、太陽歯車71と噛み合う遊星歯車75と、リング歯車72と噛み合う遊星歯車76と、遊星歯車75と噛み合い、遊星歯車76と同体に回転(自転)する遊星歯車77を含む。遊星歯車76は、リング歯車72の外側に配置されている。太陽歯車71、遊星歯車75乃至77の各々は、平歯車又ははすば歯車のような円筒歯車であり、外歯車である。太陽歯車71の回転軸と遊星キャリア73の回転軸は、同一直線上に配置されている。遊星歯車75は遊星キャリア73に対して回転(自転)する。遊星歯車76及び遊星歯車77は、遊星キャリア73に対して同体に回転(自転)する。遊星歯車75の自転軸、遊星歯車76及び77の共通の自転軸、及び遊星キャリア73の回転軸は、平行である。遊星歯車75の自転軸は、遊星歯車76及び遊星歯車77の共通の自転軸よりも遊星キャリア73の回転軸(太陽歯車71の回転軸)の近くに配置されている。
図18Bを参照して、遊星歯車76及び遊星歯車77は、シャフト79に結合されている。遊星歯車76は遊星歯車77よりもピッチ円直径が小さい。遊星キャリア73は、シャフト79を回転(自転)可能に支持する。遊星歯車75及び77と、遊星歯車76とは、段違いに配置されている。
太陽歯車71が遊星歯車75に駆動力を与えて遊星歯車75を自転させると、遊星歯車75が遊星歯車77を自転させる。遊星歯車77が自転すると、遊星歯車76も遊星歯車77と同体に自転する。このとき、遊星歯車76がリング歯車72を蹴ることで、遊星歯車76はリング歯車72から反力を受ける。その結果、遊星キャリア73が太陽歯車71と同方向に回転し、遊星歯車75乃至遊星歯車77が遊星キャリア73ともに回転(公転)する。
ここで、遊星歯車75及び76が互いに反対方向に自転するように、遊星歯車75から遊星歯車76に、遊星歯車77及びシャフト79を介してトルクが伝達される。リング歯車72が外歯車であるため、太陽歯車71から遊星歯車75を介して遊星キャリア73に作用するトルクの方向と、リング歯車72から遊星歯車76を介して遊星キャリア73に作用するトルクの方向とが、同じになる。そのため、遊星機構70における減速比が大きくなる。ここで、リング歯車72から遊星歯車76を介して遊星キャリア73に作用するトルクは、上記反力に基づく。
遊星歯車76及び77の歯寸を互いに異ならせることが可能である。
図19は、遊星機構10を備えるヘリコプタを示す。ヘリコプタは、エンジン2と、回転翼(メインロータ)3と、エンジン2から回転翼3に動力(トルク)を伝達するトランスミッション4を備える。トランスミッション4は、遊星機構10を備える。遊星機構10は、トランスミッション4のハウジング(不図示)に収容されている。トランスミッション4のハウジングは、太陽歯車11及び遊星キャリア13を回転可能に支持する。リング歯車12は、トランスミッション4のハウジングに固定される。太陽歯車11は、エンジン2の出力軸に機械的に接続される。遊星キャリア13は、回転翼3に機械的に接続される。太陽歯車12にエンジン2から動力(トルク)が伝達され、遊星キャリア13から回転翼3に動力(トルク)が出力される。
ヘリコプタは、遊星機構10のかわりに、上述した遊星機構のいずれかを備えても良い。
上述した事項は、組み合わせることが可能である。また、かさ歯車を遊星歯車として用い、遊星歯車の自転軸を遊星キャリアの回転軸(公転軸)に対して傾けることが可能である。
上記実施形態に係る遊星機構の共通の効果として、下記点が挙げられる。太陽歯車と噛み合う役割とリング歯車と噛み合う役割とが、異なる遊星歯車によって分担されているため、遊星機構は、多数のギヤユニットを備えることが可能である。したがって、遊星機構の重量増加を抑制しながら大きい減速比を達成することが可能である。
したがって、上記実施形態に係る遊星機構は、軽量化が要求される輸送手段に好適であり、特にヘリコプタに好適である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る遊星機構を示す。 図2Aは、第1比較例に係る遊星機構の上面図である。 図2Bは、第1比較例に係る遊星機構の側面図である。 図3Aは、第2比較例に係る遊星機構の上面図である。 図3Bは、第2比較例に係る遊星機構の側面図である。 図4Aは、第1の実施形態に係る遊星機構の第1変形例の上面図である。 図4Bは、第1の実施形態に係る遊星機構の第1変形例の側面図である。 図5Aは、第1の実施形態に係る遊星機構の第2変形例を示す。 図5Bは、第1の実施形態に係る遊星機構の第3変形例を示す。 図6は、本発明の第2の実施形態に係る遊星機構を示す。 図7は、本発明の第3の実施形態に係る遊星機構の上面図である。 図8は、第3の実施形態に係る遊星機構の側面図である。 図9は、第3の実施形態に係る遊星機構の第1変形例を示す。 図10は、第3の実施形態に係る遊星機構の第2変形例を示す。 図11は、第3の実施形態に係る遊星機構の第3変形例を示す。 図12は、第3の実施形態に係る遊星機構の第4変形例を示す。 図13は、第3の実施形態に係る遊星機構の第5変形例を示す。 図14は、第3の実施形態に係る遊星機構の第6変形例を示す。 図15は、第3の実施形態に係る遊星機構の第7変形例を示す。 図16は、本発明の第4の実施形態に係る遊星機構の上面図である。 図17は、第4の実施形態に係る遊星機構の側面図である。 図18Aは、本発明の第5の実施形態に係る遊星機構の上面図である。 図18Bは、第5の実施形態に係る遊星機構の側面図である。 図19は、本発明の実施形態に係る遊星機構を備えたヘリコプタを示す。
符号の説明
2…エンジン
3…回転翼(メインロータ)
4…トランスミッション
10、10A〜10C、20、30、30A〜30D、30A’〜30C’、40、70…遊星機構
11、21、31、41、71…太陽歯車
12、22、32、42、72…リング歯車
13、23、33、43、73…遊星キャリア
14、14A〜14C、24、34、34A〜34D、34A’〜34C’、44、74…ギヤユニット
15〜17、15B〜17B、15C〜17C、25〜27、35〜38、35A〜38A、35B〜38B、35C〜38C、35D〜37D、35D’〜37D’、45、46、75〜77…遊星歯車
39、39A〜39D、39D’、39D’’、51、52、79…シャフト
61、62…スプロケット
65…チェーン
90、94…遊星機構
91、95…太陽歯車
92、96…リング歯車
93、97…遊星歯車

Claims (14)

  1. 入力としての太陽歯車と、
    固定されたリング歯車と、
    出力としての遊星キャリアと、
    前記遊星キャリアに支持され、前記太陽歯車と噛み合う第1遊星歯車と、
    前記遊星キャリアに支持され、前記リング歯車と噛み合う第2遊星歯車と
    を具備し、
    前記第1遊星歯車の第1自転軸は、前記第2遊星歯車の第2自転軸よりも前記遊星キャリアの遊星キャリア回転軸近くに配置され、
    前記第1遊星歯車から前記第2遊星歯車にトルクが伝達される
    遊星機構。
  2. 前記太陽歯車から前記第1遊星歯車を介して前記遊星キャリアに作用する前記遊星キャリア回転軸まわりのトルクの方向と、前記リング歯車から前記第2遊星歯車を介して前記遊星キャリアに作用する前記遊星キャリア回転軸まわりのトルクの方向とが同じになるように、前記第1遊星歯車から前記第2遊星歯車にトルクが伝達され、
    前記リング歯車は内歯車である
    請求項1の遊星機構。
  3. 前記遊星キャリアに支持され、前記第1遊星歯車及び前記第2遊星歯車と噛み合う第3遊星歯車を更に具備する
    請求項2の遊星機構。
  4. 前記第1遊星歯車のピッチ円直径は前記第3遊星歯車のピッチ円直径より小さい
    請求項3の遊星機構。
  5. 前記第1遊星歯車のピッチ円直径は前記第2遊星歯車のピッチ円直径より小さい
    請求項3又は4の遊星機構。
  6. 前記第3遊星歯車の第3自転軸、前記第1自転軸、前記第2自転軸、及び前記太陽歯車の太陽歯車回転軸は、同一平面上に配置され、
    前記リング歯車の中心軸は、前記太陽歯車回転軸と同軸上に配置される
    請求項3乃至5のいずれかに記載の遊星機構。
  7. 前記遊星キャリアに支持され、前記リング歯車と噛み合う第4遊星歯車を更に具備し、
    前記第1遊星歯車から前記第4遊星歯車にトルクが伝達される
    請求項2乃至5のいずれかに記載の遊星機構。
  8. 前記遊星キャリアに回転可能に支持されたシャフトと、
    第3遊星歯車と
    を更に具備し、
    前記第2遊星歯車及び前記第3遊星歯車は、前記シャフトに結合され、
    前記第1遊星歯車から前記第2遊星歯車に前記第3遊星歯車を介してトルクが伝達され、
    前記第2遊星歯車のピッチ円直径は前記第3遊星歯車のピッチ円直径より小さい
    請求項2の遊星機構。
  9. 前記遊星キャリアに回転可能に支持されたシャフトと、
    第3遊星歯車と
    を更に具備し、
    前記第1遊星歯車及び前記第3遊星歯車は、前記シャフトに結合され、
    前記第1遊星歯車から前記第2遊星歯車に前記第3遊星歯車を介してトルクが伝達され、
    前記第3遊星歯車のピッチ円直径は前記第1遊星歯車のピッチ円直径より小さい
    請求項2の遊星機構。
  10. 前記遊星キャリアに回転可能に支持されたシャフトと、
    前記シャフトに結合された第3遊星歯車と、
    前記シャフトに結合された第4遊星歯車と
    を更に具備し、
    前記第1遊星歯車から、前記第3遊星歯車及び前記第4遊星歯車を順に介して、前記第2遊星歯車にトルクが伝達され、
    前記第4遊星歯車のピッチ円直径は、前記第3歯車のピッチ円直径より小さい
    請求項2の遊星機構。
  11. 前記遊星キャリアに支持され、前記第1遊星歯車と噛み合う第3遊星歯車を更に具備し、
    前記第1遊星歯車から前記第2遊星歯車に前記第3遊星歯車を介してトルクが伝達され、
    前記第1遊星歯車のピッチ円直径は前記第3遊星歯車のピッチ円直径より小さい
    請求項1の遊星機構。
  12. 前記遊星キャリアに回転可能に支持されたシャフトと、
    第3遊星歯車と
    を更に具備し、
    前記第2遊星歯車及び前記第3遊星歯車は、前記シャフトに結合され、
    前記第1遊星歯車から前記第2遊星歯車に前記第3遊星歯車を介してトルクが伝達され、
    前記第2遊星歯車のピッチ円直径は前記第3遊星歯車のピッチ円直径より小さい
    請求項1の遊星機構。
  13. 前記遊星キャリアに回転可能に支持されたシャフトと、
    第3遊星歯車と
    を更に具備し、
    前記第2遊星歯車及び前記第3遊星歯車は、前記シャフトに結合され、
    前記太陽歯車から前記第1遊星歯車を介して前記遊星キャリアに作用する前記遊星キャリア回転軸まわりのトルクの方向と、前記リング歯車から前記第2遊星歯車を介して前記遊星キャリアに作用する前記遊星キャリア回転軸まわりのトルクの方向とが同じになるように、前記第1遊星歯車から前記第2遊星歯車に前記第3遊星歯車を介してトルクが伝達され、
    前記リング歯車は外歯車である
    請求項1の遊星機構。
  14. 前記太陽歯車にヘリコプタのエンジンからトルクが伝達され、
    前記遊星キャリアから前記ヘリコプタのメインロータにトルクが出力される
    請求項1乃至13のいずれかに記載の遊星機構。
JP2008037620A 2008-02-19 2008-02-19 遊星機構 Pending JP2009197833A (ja)

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