JP2009195188A - 施肥ユニット - Google Patents

施肥ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2009195188A
JP2009195188A JP2008041447A JP2008041447A JP2009195188A JP 2009195188 A JP2009195188 A JP 2009195188A JP 2008041447 A JP2008041447 A JP 2008041447A JP 2008041447 A JP2008041447 A JP 2008041447A JP 2009195188 A JP2009195188 A JP 2009195188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fertilizer
opening
rice transplanter
case
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008041447A
Other languages
English (en)
Inventor
Kensuke Omae
健介 大前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP2008041447A priority Critical patent/JP2009195188A/ja
Publication of JP2009195188A publication Critical patent/JP2009195188A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fertilizing (AREA)

Abstract

【課題】田植機本機に付設可能な施肥ユニットであって、施肥装置における残留肥料の排出作業やメンテナンス作業の容易化を図ることができる施肥ユニットを提供する。
【解決手段】複数の施肥装置130に設けられている施肥ケース135、繰り出し機構136及びホッパ131を含む上方側アッセンブリ114は、田植機本機1の幅方向に関し最も外方側に位置する最外方の施肥装置130より幅方向外方において田植機本機1の前後方向に沿った回動支点116回りに一体的に回動されることにより、接続管133を含む下方側アッセンブリ115と分離される。そして、前記上方側アッセンブリ114と下方側アッセンブリ115との分離時において、下方側アッセンブリ115における接続管133の上方開口133dの上方にシャッタ部材210が位置することにより、前記接続管133の上方開口133dの上方が覆われる。
【選択図】 図9

Description

本発明は田植機に関し、詳しくは、田植機に適用される施肥ユニットに関する。
田植機本機に施肥装置及び施肥送風機を付設し、施肥装置から繰り出された肥料を施肥送風機によって施肥すべき箇所に供給する田植機は、従来から公知である。
詳しくは、前記施肥装置は、肥料を収容する施肥ホッパと、該施肥ホッパの下端開口に連通された施肥繰り出し体と、該施肥繰り出し体に連通された施肥ホースとを有している。
そして、前記施肥送風機は、前記施肥繰り出し体から繰り出された肥料を前記施肥ホースを介して施肥すべき箇所へ圧送し得るように、前記施肥装置に流体接続されている。
ところで、前記施肥装置は、通常、運転席と苗載台との間のスペースを利用して、田植機の植付条数(苗載台の数)に応じた数だけ車輌幅方向に沿って並設される。
即ち、4条植の田植機においては4台の施肥装置が車輌幅方向に並設され、8条植の田植機においては8台の施肥装置が車輌幅方向に並設される。
従って、車輌幅方向中央に位置する施肥装置においては、前記施肥ホッパ内の残留肥料の排出作業や、メンテナンス作業が困難になる。
これに対し、前記施肥装置の施肥繰り出し体のそれぞれに残留肥料取出口を設け、当該残留肥料取出口に排出用ホースを接続して施肥ホッパ内の残留肥料を排出する構成が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、かかる従来の構成においては、施肥繰り出し体の最下端にある施肥ホースを避けて前記施肥繰り出し体の側方に前記残留肥料取出口を設けることとなるため、当該残留肥料取出口と施肥ホース接続部(一般的には一定量の肥料を施肥ホース側に送出する目皿体が設けられている箇所)との間における残留肥料が取り除けないという問題がある。
また、複数の施肥装置毎に排出用ホースを取り付ける手間がかかるという問題もある。特に、車輌幅方向中央に位置する施肥装置において、排出用ホースを取り付ける作業は困難で時間がかかってしまう。しかも、排出用ホースを機体下方且つ後車輪の外方に延出させる際に、後車輪スポーク間を通過させることとなるため、作業により後車輪スポークに付着した泥土が排出用ホースに付着してしまい、これを掃除する手間が生じる場合もある。
特開2003−61420号公報
本発明は、前記従来技術に鑑みなされたものであり、田植機本機に付設可能な施肥ユニットであって、施肥装置における残留肥料の排出作業やメンテナンス作業の容易化を図ることができる施肥ユニットの提供を、一の目的とする。
本発明に係る施肥ユニットは、前記目的を達成するためになされたものであり、ホッパの下方開口に接続される上方開口を有する施肥ケースと前記施肥ケースの前記上方開口及び下方開口の間に位置するように前記施肥ケース内に収容された繰り出し機構とを有する複数の施肥装置と、前記複数の施肥装置を田植機本機の幅方向に沿うように支持する施肥フレームと、前記施肥フレームにおける田植機本機の幅方向第1側に連結された施肥送風機と、田植機本機の幅方向に沿って配設されたエア配管であって、一端側に前記施肥送風機からの搬送風を受け入れる開口を有し且つ他端側が閉塞されたエア配管とを備え、前記施肥装置が、さらに、前記施肥ケースの前記下方開口に接続される上方開口と前記エア配管に連通されるエア受入開口と前記エア受入開口を介して供給される搬送風を利用して前記上方開口を介して供給される肥料を吐出する肥料吐出開口を有する接続管とを備えた施肥ユニットであって、前記施肥装置は、前記施肥ケース及び前記繰り出し機構を含む上方側アッセンブリと前記接続管を含む下方側アッセンブリとに分離可能とされ、前記施肥フレームは、田植機本機に固定される固定側フレームと、複数の前記上方側アッセンブリを支持する回動側フレームであって、田植機本機の幅方向に関し最も外方側に位置する最外方の施肥装置より幅方向外方において田植機本機の前後方向に沿った回動支点回りに回動可能に前記固定側フレームに連結され、前記施肥ケースの前記下方開口を前記接続管の前記上方開口に流体接続させる接続状態と前記施肥ケースの前記下方開口を前記接続管の前記上方開口から離間させる分離状態とをとり得る回動側フレームとを備え、前記施肥ユニットは、さらに、前記接続管の前記上方開口の上方を開放する開放位置と前記接続管の前記上方開口の上方を覆うカバー位置とをとり得るシャッタ部材を備えていることを特徴とするものである。
田植機本機に付設される上記構成の施肥ユニットによれば、複数の施肥装置を備えており、当該施肥装置のそれぞれの施肥ケースの上面に載置されるホッパにより肥料を施肥ケース内に収容された繰り出し機構へ供給し、当該繰り出し機構により、定量の肥料を圧送して施肥作業が行われる。
また、田植機本機に固定される施肥フレームにおける田植機本機の幅方向第1側に施肥送風機が連結され、前記施肥送風機からの搬送風は、田植機本機の幅方向に沿って配設されたエア配管に送られる。施肥装置の施肥ケースの下方開口には、接続管の上方開口が接続され、エア配管に連通されるエア受入開口から前記搬送風を接続管内に送り込むことにより、前記接続管の上方開口から供給される肥料を肥料吐出開口から吐出させる。
ここで、前記施肥フレームの回動側フレームを田植機本機に固定される固定側フレームに対し、田植機本機の幅方向に関し最も外方側に位置する最外方の施肥装置より幅方向外方において田植機本機の前後方向に沿った回動支点回りに回動させることにより、前記複数の施肥装置に設けられている前記施肥ケース及び繰り出し機構を含む上方側アッセンブリは、接続管を含む下方側アッセンブリと分離される。
そして、前記上方側アッセンブリと下方側アッセンブリとの分離時において、下方側アッセンブリにおける接続管の上方開口の上方にシャッタ部材が位置することにより、前記接続管の上方開口の上方が覆われる。
このように、回動側フレームを田植機本機の幅方向最外方に位置する施肥装置よりも外方に位置する回動支点回りに回動させることにより、施肥ケース及び繰り出し機構を含む複数の上方側アッセンブリを接続管を含む下方側アッセンブリに対して一体的に前記回動支点回りに傾斜させた分離状態とした上でメンテナンス作業及び残留肥料排出作業を行うことができる。従って、前記繰り出し機構近傍に残留する肥料を含めて施肥装置内の残留肥料を最大限に除去することができる。さらに、残留肥料の排出作業時に排出用ホースを装着する必要がないため、残留肥料排出作業を容易且つ迅速に行うことができる。
さらに、前記接続管の前記上方開口の上方を開放する開放位置と前記接続管の前記上方開口の上方を覆うカバー位置とをとり得るシャッタ部材を備えているため、前記上方側アッセンブリ及び下方側アッセンブリの接続状態時においては前記シャッタ部材を開放位置に位置させることで前記施肥ケースの前記下方開口が前記接続管の前記上方開口に接続することを許容しつつ、前記上方側アッセンブリ及び下方側アッセンブリの分離状態時においては前記シャッタ部材をカバー位置に位置させることで前記接続管の前記上方開口に雨水やゴミ等の異物が混入することを防止することができる。
好ましくは、前記シャッタ部材は、前記回動側フレームの前記回動支点回りの回動動作に連動して、前記開放位置又は前記カバー位置をとるように構成される。
この場合、前記上方側アッセンブリを前記回動側フレームの回動支点回りの回動動作により下方側アッセンブリに対して分離させることにより、自動的に前記シャッタ部材が下方側アッセンブリにおける接続管の上方開口の上方のカバー位置に位置される。
従って、前記回動側フレームを前記回動支点回りに回動させるワンアクションで前記シャッタ部材を開放位置又はカバー位置に位置させることができる。
好ましくは、前記シャッタ部材は、上面が傾斜状とされている。
この場合、前記シャッタ部材の上面が傾斜しているため、当該シャッタ部材の上面に雨水やゴミ等の異物が付着しても当該傾斜によって下方へ落下する。
従って、雨水やゴミ等の異物が前記シャッタ部材の上面に堆積することを防止することができ、これにより、前記回動側フレームの回動動作時に前記シャッタ部材の上面から前記接続管の前記上方開口内に前記異物が侵入することを有効に防止することができる。
本発明に係る施肥ユニットによれば、回動側フレームを田植機本機の幅方向最外方に位置する施肥装置よりも外方に位置する回動支点回りに回動させることにより、施肥ケース及び繰り出し機構を含む複数の上方側アッセンブリを接続管を含む下方側アッセンブリに対して一体的に前記回動支点回りに傾斜させた分離状態とした上でメンテナンス作業及び残留肥料排出作業を行うことができる。従って、前記繰り出し機構近傍に残留する肥料を含めて施肥装置内の残留肥料を最大限に除去することができる。さらに、残留肥料の排出作業時に排出用ホースを装着する必要がないため、残留肥料排出作業を容易且つ迅速に行うことができる。
さらに、前記接続管の前記上方開口の上方を開放する開放位置と前記接続管の前記上方開口の上方を覆うカバー位置とをとり得るシャッタ部材を備えているため、前記上方側アッセンブリ及び下方側アッセンブリの接続状態時においては前記シャッタ部材を開放位置に位置させることで前記施肥ケースの前記下方開口が前記接続管の前記上方開口に接続することを許容しつつ、前記上方側アッセンブリ及び下方側アッセンブリの分離状態時においては前記シャッタ部材をカバー位置に位置させることで前記接続管の前記上方開口に雨水やゴミ等の異物が混入することを防止することができる。
以下、本発明に係る実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1に、本発明の第1実施形態に係る施肥ユニット100が適用された田植機Aの側面図を示す。
まず、本実施形態における田植機Aの全体構成について説明する。
本実施形態における田植機Aは、図1に示すように、田植機本機1と、該田植機本機1の後方に付設される植付装置3と、前記植付装置3の前方に位置するように前記田植機本機1の後部に付設される施肥ユニット100とを備えている。
前記田植機本機1は、車体フレーム5と、該車体フレーム5の前部に載置される駆動源6と、該駆動源6に作動連結された状態で該駆動源6の後方に配設されるミッションケース8と、該ミッションケース8の車輌幅方向両側に配設された一対のフロントアクスルケース9と、該一対のフロントアクスルケース9に前車軸10Aを介してそれぞれ支持された一対の水田走行用前輪10と、前記ミッションケース8の後部に連結フレーム11を介して連結されるリヤアクスルケース12と、該リヤアクスルケース12の車輌幅方向両側に後車軸13Aを介して支持された一対の水田走行用後輪13とを備えている。
さらに、該田植機本機1は、前記駆動源6を覆うボンネット7と、前記ミッションケース8を覆うように前記車体フレーム5上に張設された車体カバー14と、前記車体カバー14上に備えられた運転席21と、運転席21の前方で且つ前記ボンネット7の後部に配設された操向ハンドル20と、前記ボンネット7の車輌幅方向両側に設けられた予備苗載台50とを備えている。
前記車体カバー14は、前記ボンネット7の車輌幅方向両側に配置された補助ステップ15と、前記ボンネット7の後方に配置された主ステップ16と、前記主ステップ16の後方に配置された運転席ステップ17と、前記運転席ステップ17の後方に配置された後方ステップ18とを備えている。
なお、前記運転席ステップ17及び前記後方ステップ18は、前記車体フレーム5に立設された後部フレーム25を介して設けられている。
前記植付装置3は、植付ケース38と、苗載台33と、該苗載台33に載置された苗マットを下方へ搬送させ得るように該苗載台に装着された苗送りベルト(図示せず)と、前記植付ケース38に回転可能に支持されたロータリケース31と、該ロータリケース31に支持された爪ケース32であって、植付爪を有する爪ケース32とを備えている。
本実施の形態においては、前記植付装置3は、1条分の苗マットを載置可能な4条用苗載台33が車輌幅方向に4台並設された4条用とされている。
前記植付ケース38の車輌幅方向両側に前記ロータリケース31が一対設けられている。
即ち、本実施の形態においては、前記植付装置3は、2条用の植付ケース38を2台有し、且つ、前記ロータリケース31を4台有している。
図2に、本実施形態の施肥ユニット100近傍の一部断面を含む概略左側面図を示す。また、図3及び図4に、本実施形態の施肥ユニット100近傍の後方斜視図及び正面図を示す。
前記植付装置3は、図1及び図2に示すように、前記駆動源6からの回転動力を伝動する駆動出力軸110に作動連結された状態で前記田植機本機1に設けられた植付用PTO軸111に作動連結される植付入力軸(図示せず)を有する植付駆動ケース26と、車輌幅方向に延びるように前記植付駆動ケース26に連結された横パイプケースであって、前記植付入力軸に作動連結される植付駆動軸が内挿された横パイプケース(図示せず)と、前記横パイプケースに立設された左右一対のサイドフレーム34と、前記左右一対のサイドフレーム34の上部間を連結するように車輌幅方向に延びるローリングフレーム(図示せず)とをさらに備えている。
さらに、前記植付装置3は、前記植付ケース38の下方に配設されたセンターフロート35及びサイドフロート36を有している。
斯かる構成の植付装置3は、前記車体フレーム5と前記植付駆動ケース26との間に介挿された昇降リンク機構2を介して、前記田植機本機1に対して昇降自在に連結されている。
詳しくは、該昇降リンク機構2は、前記機体フレーム5と前記植付駆動ケース26との間に延びる昇降リンク27と、該昇降リンク27と前記連結フレーム11の間に介挿された昇降用油圧シリンダ28とを有している。
斯かる構成を備えることにより、前記昇降用油圧シリンダ28を進退動作させることにより、前記植付装置3は田植機本機1に対して昇降されるようになっている。
本実施形態の施肥ユニット100は、図1〜図4に示すように、前記運転席21と前記苗載台33との間に位置するように、施肥フレーム39を介して前記車体フレーム5に支持されている。前記施肥フレーム39は、前記複数の施肥装置130を田植機本機1の幅方向に沿うように支持している。
前記施肥ユニット100は、前記施肥フレーム39に支持された施肥装置130と、前記施肥装置130から繰り出された肥料を圧送するターボブロワ型の施肥送風機140とを備えている。
前記施肥ユニット100は、田植機Aの植付条数に応じた複数の前記施肥装置130を備えており、各施肥装置130から繰り出される肥料を単一の前記施肥送風機140によって圧送し得るように構成されている。
具体的には、前記施肥ユニット100は、前記構成に加えて、前記施肥フレーム39に車輌幅方向に沿って固定された前記エア配管150を備えている。前記エア配管150は、複数の前記施肥装置130に流体接続されており、田植機本機1の幅方向第1側(左側)となる一端側に前記施肥送風機140からの搬送風を受け入れる開口112を有し且つ田植機本機1の幅方向第2側(右側)となる他端側が閉塞されていて、前記施肥送風機140が該エア配管150を介して複数の前記施肥装置130から繰り出された肥料を圧送するようになっている。
なお、本実施の形態においては、前記田植機は4条型とされている。従って、前記施肥ユニット100は、前記施肥装置130を4台備えている。
複数の前記施肥装置130は、収容する肥料を供給し得るように構成されたものであり、図1及び図2に示すように、前記運転席21の後方に車輌幅方向に沿って並設されていて、何れも同様の構成とされている。
図5に、前記施肥装置130の要部分解斜視図を示す。
本実施形態における施肥装置130は、上端及び下端に上方開口131a及び下方開口131bが設けられたホッパ131と、前記ホッパ131の下方開口131bに接続された施肥ケース135と、前記施肥ケース135内に収容される繰り出し機構136と、前記施肥ケース135における後述する下ケース45の内周面に付着した肥料を払い落とすクリーナー機構138と、一端部のエア受入開口133a及び他端部の肥料吐出開口133bの間の中間領域133cが前記繰り出し機構136の下方(さらには前記クリーナー機構138の下方)において前記施肥ケース135の下端に接続された接続管133と、基端部が前記接続管133の肥料放出口として作用する前記他端部133bに連通され且つ先端部が対応する前記フロート35,36の側方に位置された施肥ホース134とを備えている。
前記ホッパ131は、肥料を収容するものであり、下方開口131bが接合部材(図示せず)を介して前記施肥ケース135の上端135aに接離可能に連結されている。前記複数のホッパ131の上端部には、前記ホッパ131の上方開口131aを一体的に覆う蓋部材113によって閉塞可能とされている。なお、蓋部材113は、ホッパ131毎に設けられることとしてもよい。
前記施肥ケース135は、前記ホッパ131の下方開口131bに接続されることで該ホッパ131内の粉粒状の肥料を導入できる肥料受け口44(図5参照)及び該肥料受け口44に連通される肥料供給口41(施肥ケース135の下方開口)を有するものであり、前記肥料受け口44を有する上ケース43と、前記肥料供給口41を有する漏斗状(下窄まり状)の下ケース45とを有している。前記施肥ケース135の下方開口である前記肥料供給口41は、前記繰り出し機構135より下方に位置している。前記上ケース43及び前記下ケース45は、パッキン(図示せず)を介して着脱可能に連結されている。なお、本実施形態においては、前記ホッパ131、前記上ケース43及び前記下ケース45は、透過性部材によって形成されている。
田植機本機1に付設される上記構成の施肥ユニット100によれば、複数の施肥装置130を備えており、当該施肥装置130のそれぞれの施肥ケース135の上面に載置されるホッパ131により肥料を施肥ケース135内に収容された繰り出し機構136へ供給し、当該繰り出し機構136により、定量の肥料を圧送して施肥作業が行われる。
また、田植機本機1に固定される施肥フレーム39における田植機本機1の幅方向第1側に連結された施肥送風機140からの搬送風は、田植機本機1の幅方向に沿って配設されたエア配管150に送られる。施肥装置130の施肥ケース135の下方開口(肥料供給口41)には、接続管133の上方開口133dが接続され、エア配管150に連通されるエア受入開口133aから前記搬送風を接続管133内に送り込むことにより、前記接続管133の肥料供給口41から供給される肥料を肥料吐出開口133bから吐出させる。
本実施形態における施肥ユニット100は、前記施肥装置130が前記繰り出し機構136及び前記クリーナ機構138を含む上方側アッセンブリ114と前記接続管133を含む下方側アッセンブリ115とに分離可能とされている。
前記施肥フレーム39は、田植機本機1に固定される固定側フレーム390と、複数の前記上方側アッセンブリ114を支持する回動側フレーム117とを有している。前記回動側フレーム117は、田植機本機1の幅方向に関し最も外方側に位置する最外方の施肥装置130より幅方向外方において田植機本機1の前後方向に沿った回動支点116L,116R回りに回動可能に前記固定側フレーム390に連結され、前記施肥ケース135の前記下方開口(即ち、前記肥料供給口41)を前記接続管133の後述する上方開口133dに流体接続させる接続状態と前記施肥ケース135の前記肥料供給口41を前記接続管133の上方開口133dから離間させる分離状態とをとり得る。
本実施形態において、前記4つの上方側アッセンブリ114は、田植機本機1の幅方向中央部を境に、田植機本機1の幅方向第1側(左側)の2つのホッパ131が田植機本機1の幅方向に連結された状態で一体的に固定されることにより一体化された左上方側アッセンブリ群118L及び田植機本機1の幅方向第2側(右側)の2つのホッパ131が田植機本機1の幅方向に連結された状態で一体的に固定されることにより一体化された右上方側アッセンブリ群118Rを形成している。また、前記複数の下方側アッセンブリ115は、前記固定側フレーム390に一体的に固定されることにより一体化された下方側アッセンブリ群119を形成している。
前記左上方側アッセンブリ群118Lは、田植機本機1の幅方向第1側最外方(左端)に位置する施肥装置130より幅方向外方(左方)において田植機本機1の前後方向に沿った左回動支点116L回りに一体的に回動可能とされており、前記右上方側アッセンブリ群118Rは、田植機本機1の幅方向第2側最外方(右端)に位置する施肥装置130よび幅方向外方(右方)において田植機本機1の前後方向に沿った右回動支点116R回りに一体的に回動可能とされている。
本実施形態において、前記左上方側アッセンブリ群118Lは、前記施肥送風機140を取り外した状態で、前記左回動支点116L回りに回動可能とされているが、これに代えて、前記施肥送風機140を上下方向に沿った回動軸回りに回動させて前記エア配管150から離間させた状態で、前記左回動支点116L回りに回動可能に構成してもよい。
図6に、本実施形態の施肥ユニット100の上方側アッセンブリ114を分離させた際の施肥ユニット100近傍の前方斜視図を示す。図6においては右上方側アッセンブリ群118Rが水平位置から垂直位置に回動された状態を示している。また、図6においては、前記ホッパ131上方の蓋部材113を省略している。
本実施形態においては、田植機本機1の前後方向に沿った前記回動支点116L,116Rが前記固定側フレーム390に支持されており、両端の施肥装置130における前記ホッパ131の幅方向外方の側面には、それぞれ先端部が前記回動支点116L,116Rの両端側においてそれぞれ軸支される前後一対の回動側フレーム117が設けられており、前記回動側フレーム117は、前記複数のホッパ131が連結された状態で一体的に回動支点116L,116R回りに回動可能とされている。
本実施形態において、前記上方側アッセンブリ群114は、前記上ケース43及び前記繰り出し機構136を含み、前記下方側アッセンブリ115は、前記下ケース45を含んでいる。
本実施形態においては、前記上方側アッセンブリ群118L,118Rを前記回動支点116L,116R回り所定角度で係止する係止機構122L,122Rを備えている。
具体的には、図4及び図6に示すように、前記係止機構122L,122Rは、所定の前記ホッパ131(本実施形態においては幅方向両端に位置するホッパ131)の前側面に軸支された係止ロッド122aと、田植機本機1の幅方向に沿って配設されている前記固定側フレーム390に前記幅方向に沿った所定箇所に複数設けられた係止フック122bとを有し、前記係止ロッド122aは、前記複数の係止フック122bに選択的に係合可能とされている。
この場合、上方側アッセンブリ群118L,118Rは、係止機構122L,122Rにより回動支点116L,116R回り所定角度で係止される。前記係止ロッド122aと係合される前記係止フック122bを変更することにより、係止角度を変更することができる。
従って、残留肥料を排出させる際に、上方側アッセンブリ群118L,118Rを作業者が保持する必要がなく、作業者の労力をより低減させることができる。
本実施形態において、一の施肥装置130における前記ホッパ131の肥料収容空間と隣接する他の施肥装置における前記ホッパの肥料収容空間とは、図6に示すように、肥料流通可能とされており、前記両端の施肥装置130における前記ホッパ131には、前記回動支点116L,116Rのそれぞれに近接する側の側面にキャップ123(図2参照)によって開放又は閉塞される肥料排出口124が設けられている。
より具体的には、前記ホッパ131は、図2及び図6に示すように、前記上方開口131aが蓋部材113によって閉塞される上部領域131cと、前記上部領域131cから下方へ延び、下端部に下方開口131bが設けられた下部領域131dであって、下方へ行くに従って縮径された下方領域131dとを有しており、前記上部領域131cにおいて、隣接する他のホッパ131の肥料収容空間と互いに肥料流通可能な切り欠き131eが設けられている。
また、前記肥料排出口124は、前記上部領域131cに設けられており、図6に示すように、外方に向けて肥料排出ノズル125を有し、ホッパ131の肥料収容空間内側に前記キャップ123が着脱可能に取り付けられている(図2参照)。
以上のように、一の施肥装置130における前記ホッパ131の肥料収容空間と隣接する他の施肥装置130における前記ホッパ131の肥料収容空間とが肥料流通可能とされているため、前記複数の上方側アッセンブリ114(上方側アッセンブリ群118L,118R)を前記回動支点116L,116R回りに一体的に回動させた際、当該回動において最も下方に位置する前記右端の施肥装置130における前記ホッパ131に向けて他の施肥装置130のホッパから順次残留肥料が流れ込む。そして、施肥作業時においては前記両端の施肥装置130におけるホッパ131の回動支点116L,116Rに近接する側の側面(右側面)にキャップ123によって閉塞されている肥料排出口124を開放することにより、前記右端の施肥装置130に流れ込んだ残留肥料を前記肥料排出口124から排出させる。
このように、施肥装置130のうち肥料が残留する上方側アッセンブリ114を下方側アッセンブリ115と分離して、最外方の施肥装置130より幅方向外方において田植機本機1の前後方向に沿った回動支点116L,116R回りに一体的に回動させた分離状態とすることにより、複数の上方側アッセンブリ114(上方側アッセンブリ群118L,118R)を一体的に傾斜させて残留肥料をホッパ131側から排出させることができるため、繰り出し機構136近傍に残留している肥料を含めて施肥装置130内の残留肥料を最大限取り除くことができる。しかも、残留肥料の排出作業時に排出用ホースを装着する必要がないため、容易且つ短時間に残留肥料の排出作業を行うことができる。
また、車輌幅方向に関して前記回動支点116L,116Rが設けられる側のホッパ131に肥料排出口124を設けることにより、前記複数の施肥装置130における残留肥料を肥料排出口124から一括排出することができ、残留肥料の排出作業をより容易且つ短時間に行うことができるとともに、施肥ユニット100の構成をより簡単に構成することができる。
なお、本実施形態の構成においては、前記上方側アッセンブリ群118L,118Rを回動支点116L,116R回りに回動させることにより、施肥送風機140等からホッパ131内に搬送風を導入しなくても前記繰り出し機構136に滞留している残留肥料を効果的に排出することができるが、前記施肥送風機140からの搬送風を接続パイプ(図示せず)を介して前記ホッパ131内に導入することにより、残留肥料のより効果的な排出を行うことも可能である。
ここで、前記施肥装置100の各構成についてより具体的に説明する。前記施肥ケース135の前記上ケース43の上部には、前記肥料受け口44の車輌後方に隣接して収納部48が設けられており、後述する横伝動軸160が貫通する横軸受部46と、枢軸としての後述する繰り出し駆動軸55が貫通する縦軸受部47とを備えている。この収納部48には、前記横伝動軸160に取り付けられた傘歯車91と前記繰り出し駆動軸55上端部に取り付けられた傘歯車75とが噛み合わされた状態で内装されており、上開口部にはゴム等の弾性を有する合成樹脂製の蓋体49(図2)で封止されている。
前記繰り出し機構136は、図5に示すように、駆動源6に作動連結され、略上下方向に沿った回転軸線回りに回転駆動される繰り出し駆動軸55と、前記繰り出し駆動軸55が挿通される中央孔51aを有し、前記回転軸線回り回転不能な状態で前記上ケース43の内部空間を上下に分離するように該上ケース43に固定される上側固定ディスク体51であって、前記回転軸線を基準にして周方向所定範囲(ここでは略半周)に亘って上下に貫通された上側スリット54が形成された上側固定ディスク体51と、前記上側固定ディスク体51より下方位置において、前記回転軸線回り回転不能な状態で前記上ケース43の内部空間を上下に分離するように該上ケース43に固定される下側固定ディスク体58であって、前記繰り出し駆動軸55が挿通される中央孔58aを有し、前記回転軸線を基準にして前記上側スリット54とは周方向に異なる位置に上下に貫通された下側スリット59が形成された下側固定ディスク体58と、前記繰り出し駆動軸55によって回転軸線回りに回転される状態で前記上側及び下側固定ディスク体51,58の間に介挿される目皿体56であって、上下に貫通する通過孔57が形成された目皿体56とを備えている。
前記目皿体56の通過孔57は、前記上側固定ディスク体51の周方向に延びる前記上側スリット54と同じ回転半径位置に対応する位置に周方向に沿って全周に亘って複数設けられている。
前記繰り出し駆動軸55は、横断面視矩形状に形成された貫通部が、前記上側固定ディスク体51、前記目皿体56及び前記下側固定ディスク体58における中央孔51a,56a,58aを貫通して下方に延びており、これらのうち前記目皿体56に形成された平面視矩形状の中央孔56aにのみ係合している。これにより、前記繰り出し駆動軸55の回転にて該繰り出し駆動軸55と前記目皿体56とが一体的に回転することができる。このように前記目皿体56を回転させることで、前記上ケース43の前記肥料受け口44から前記上側固定ディスク体51の前記上側スリット54を介して前記目皿体56の前記通過孔57に到来してくる肥料を前記下側固定ディスク体58の前記下側スリット59に移動させて、前記下ケース45へ定量落下させることができる。
前記クリーナ機構138は、前記下ケース45に固定されるクリーナ支持部材66であって、前記回転軸線と同軸上に上下に貫通する中央孔66aが設けられ且つ前記中央孔66aの径方向外方に上方を向く支持面66bが設けられたクリーナ支持部材66と、前記中央孔66aに回転軸線回り回転自在に挿通される軸部64a及び前記軸部64aの上端側において該軸部64aから径方向外方へ延びるフランジ部65を有し、上端部が前記繰り出し駆動軸55の下端部の下端係合部55aに着脱可能且つ回転軸線回り相対回転不能に連結されるクリーナ駆動軸64と、下端部が前記支持面66bに係止され且つ上端部が前記フランジ部65に係止されたコイルスプリング67と、前記クリーナ駆動軸64の下端部に連結されたクリーナ部材69とを備えている。
さらに説明すると、前記クリーナー支持部材66は、前記下ケース45の上端部内側において対向するように設けられた2つの固定部45aに取り付けられている。前記クリーナー部材69は、前記クリーナー駆動軸64の軸線回りの回転に伴って前記下ケース45の内周面上を摺動するような略鉤状の形状とされている。前記クリーナー駆動軸64は、上端部に前記繰り出し駆動軸55の下端係合部55aと係合される被係合部64aを有しており、前記下ケース45内の前記固定部45a間に装架された前記クリーナー支持部材66を貫通している。このクリーナー駆動軸64は、上端寄りに前記フランジ部材65が設けられている。また、前記クリーナー駆動軸64は、前記フランジ部材65と前記クリーナー支持部材66との間において、当該クリーナー駆動軸64の外周に嵌まる前記コイルスプリング67が介設されていて、前記下ケース45に下端部が保持された前記コイルスプリング67の弾性付勢力で、前記フランジ部材65を介して前記繰り出し駆動軸55に押し付けられることにより、上端被係合部64aが前記繰り出し駆動軸55の下端係合部55aに係合され、且つ、前記繰り出し駆動軸55とともに回転するようになっている。
さらに、前記クリーナー駆動軸64の下端部には、既述したように、略鉤状の前記クリーナー部材69が取り付けられている。これにより、前記クリーナー部材69は、前記繰り出し駆動軸55の回転による前記クリーナー駆動軸64の回転に連動して前記下ケース45の内周面に略沿うように回転し、前記下ケース45の内周面に付着した肥料を払い落とすことができ、従って、肥料詰まりを確実に防ぐことができる。
本実施形態においては、施肥ケース135における前記上ケース43、前記繰り出し機構136、前記クリーナ機構138及び下ケース45が上方側アッセンブリ114に含まれ、前記接続管133が下方側アッセンブリ115に含まれる。
前記接続管133は、図2に示すように、前記中間領域133cにおいて上方開口133dを有し、前記肥料供給口41からの肥料を受けるように配設されている。また、前記接続管133は、前記エア受入開口133aが前記エア配管150に流体接続されており、前記肥料吐出開口133bが前記施肥ホース134に流体接続されている。
上記構成において、前記施肥送風機140からの搬送風を田植機本機1の幅方向に沿って配設された前記エア配管150を通じて当該エア配管150に連通されるエア受入開口133aから接続管133内に送り込む。接続管133内に送り込まれた搬送風の圧録により、前記繰り出し機構136から繰り出され、前記接続管133の上方開口133dから接続管133内に供給される肥料を圧送して肥料吐出開口133bから前記施肥ホース134へと吐出させる。
本実施形態における上ケース43には、前記横伝動軸160から前記複数の施肥装置100における前記繰り出し駆動軸55への動力伝達をそれぞれ個別に係合又は遮断させる複数のユニットクラッチ151が設けられている。前記複数のユニットクラッチ151には、それぞれ個別に操作するための複数の操作ワイヤ152が接続されており、前記運転席21近傍から前記複数のユニットクラッチ151をそれぞれ個別に人為操作可能としている。
本実施形態においては、前記横伝動軸160に取り付けられた傘歯車91が当該横伝動軸160回り相対回転不能且つ軸線方向移動可能に構成されており、操作ワイヤ152の引張操作によってユニットクラッチ151が前記横伝動軸160回りに回動することにより、前記傘歯車91が軸線方向に移動して前記繰り出し駆動軸55に取り付けられた傘歯車75との係合が解除可能となっている。
この場合、複数の操作ワイヤ152を個別に操作することにより、複数のユニットクラッチ151がそれぞれ個別に作動し、横伝動軸160から複数の施肥装置100における繰り出し駆動軸55への動力伝達がそれぞれ個別に係合又は遮断される。
従って、複数の操作ワイヤ152を運転席21から操作することにより、複数の施肥装置100における繰り出し駆動軸55への動力伝達をそれぞれ個別に係合又は遮断することができる。
前記複数の操作ワイヤ152は、前記左右の上方側アッセンブリ群118L,118R毎に一端部が対応するユニットクラッチ151に作動連結された状態で前記回動支点116L,116Rの近傍を介して田植機本機1の運転席21へ向かうように配設されている。
これにより、繰り出し機構136を含む上方側アッセンブリ群118L,118Rにおける回動支点116L,116R回りの回動の前後において、ユニットクラッチ151から運転席21までの操作ワイヤ152の必要長がほとんど変化しないため、上方側アッセンブリ群118L,118Rの回動支点116L,116R回りの回動に対して操作ワイヤ152が干渉することを防止することができる。
前述の通り、本実施の形態において、前記施肥ユニット100は、車輌幅方向に並設された4台の前記施肥装置130を有している。
そして、各施肥装置130は、車輌幅方向に沿って配設された前記横伝動軸160と前記駆動出力軸110とが作動連結されることにより前記駆動源6の回転動力が伝えられる。
図7に、本実施形態に係る施肥ユニット100の伝動機構近傍における拡大斜視図を示す。
詳しくは、前記施肥ユニット100は、図7に示すように、駆動源6に駆動出力軸110を介して作動連結された状態で上下方向に延びる施肥原動軸99と、下端部が前記施肥原動軸99の上端部に脱着可能且つ軸線回り回転不能に連結される上下伝動軸153と、前記上下伝動軸153に作動連結された状態で田植機本機1の幅方向に延びる前記横伝動軸160であって、前記複数の施肥装置130における前記繰り出し機構136の繰り出し駆動軸55がそれぞれ作動連結される横伝動軸160とを備えている。
本実施形態においては、前記上下伝動軸153と前記横伝動軸160とは、前記上下伝動軸153に相対回転不能に設けられた傘歯車154と前記横伝動軸160に相対回転不能に設けられた傘歯車155とが噛合することにより作動連結されている。また、本実施形態においては、前記施肥原動軸99が複数の回転軸を有し、それぞれが互いに作動連結された状態で田植機本機1に各軸線回り回転可能に支持されている。
上記構成により、駆動源6からの回転動力は、駆動源6に作動連結された状態で上下方向に延びる施肥原動軸99及び下端部が前記施肥原動軸99の上端部に脱着可能且つ軸線回り回転不能に連結される上下伝動軸153に伝わり、上下伝動軸153から当該上下伝動軸153に作動連結された状態で田植機本機1の幅方向に延びる横伝動軸160に伝わる。横伝動軸160には、前述のように、前記複数の施肥装置100における繰り出し駆動軸55が作動連結されているため、繰り出し駆動軸55が回転することにより、前記繰り出し機構136を回転作動させることができる。
本実施形態において、前記施肥ユニット100は、前記上下伝動軸153の下方に位置する前記施肥原動軸99に軸線回り相対回転不能且つ軸線方向移動可能に支持されたカップリング156であって、前記上下伝動軸153に直接又は間接的に軸線回り回転不能に連結されるカップリング156と、前記カップリング156を前記施肥原動軸99の上方に位置する前記上下伝動軸153に向けて付勢する付勢部材(ここでは前記施肥原動軸99と略同軸に配設されたコイルスプリング)157とを備え、前記カップリング156を前記付勢部材157の付勢力に抗して前記上下伝動軸153から離間する方向(下向き)に押動することにより、前記施肥原動軸99から前記上下伝動軸153への動力伝達が遮断可能に構成されている。
さらに、前記施肥ユニット100は、略水平な枢支軸158回り回動可能に支持されたクラッチ作動部材159であって、前記枢支軸158回り一方側(下方側)へ回動されると前記カップリング156を前記付勢部材157の付勢力に抗して前記上下伝動軸153から離間させるように下方側へ押動するクラッチ作動部材159と、基端部が前記クラッチ作動部材159に連結されたクラッチ作動アーム163とを備えている。
本実施形態において、前記施肥ユニット100は、運転席21後方に前記クラッチ作動部材159の枢支軸158に対して略平行に設けられたプレート部材164を有し、前記プレート部材164は、前記クラッチ作動アーム163の自由端部を係止可能な係止機構165を有しており、前記係止機構165は、前記クラッチ作動アーム163の自由端部の回動方向(上下方向)に並列して形成された係止位置165a,165bを備えている。前記クラッチ作動アーム163の自由端部は、車輌前方に延び、前記プレート部材164の係止機構165における係止位置165a,165bの何れか一方に選択的に係止可能に構成されている。
上記構成により、施肥原動軸99に軸線回り相対回転不能且つ軸線方向移動可能に支持されたカップリング156が上下伝動軸153に直接又は間接的に軸線回り不能に連結されており、前記施肥原動軸99の回転動力が前記上下伝動軸153に伝えられる。前記カップリング156は、付勢部材157により第2軸に向けて付勢されるため、前記連結(クラッチ係合状態)が保持される。このとき、クラッチ作動アーム163は、プレート部材164における係止機構165の係止位置(クラッチ係合位置)165aに係止されている。
前記施肥原動軸99及び上下伝動軸153の連結時において、クラッチ作動アーム163を人為操作することにより、当該クラッチ作動アーム163の基端部に連結されたクラッチ作動部材159を略水平な枢支軸158回り一方側(下方側)へ回動させると、前記クラッチ作動部材159が前記カップリング156を前記付勢部材157の付勢力に抗して上下伝動軸153から離間させる下方側へ押動し、施肥原動軸99と上下伝動軸153との連結が解除され、動力伝達が遮断される。このとき、クラッチ作動アーム163を前記係止機構165の係止位置(クラッチ遮断位置)165bに係止させることにより、クラッチ遮断状態が保持される。
従って、クラッチ作動アーム163を人為操作することにより、複数の施肥装置100における繰り出し機構136への動力伝達の係合/遮断を容易に一括操作することができる。
なお、前記係止位置165a,165bはそれぞれ、前記クラッチ作動部材159を介して前記クラッチ作動アーム163に生じる前記付勢部材157の付勢力の方向(上方)に凸となる形状を有しており、前記付勢部材157の付勢力により、前記係止位置165a,165bにおいて前記クラッチ作動アーム163の係止状態が保持される。
ここで、前記複数の施肥装置130に設けられている前記繰り出し機構136及びホッパ131を含む複数の上方側アッセンブリ114(上方側アッセンブリ群118L,118R)は、前記上下伝動軸153及び前記横伝動軸160とともに前記回動支点116L,116R回りに一体的に回動されることにより、下方側アッセンブリ115(下方側アッセンブリ群119)と分離される。前記カップリング156は、前記施肥原動軸99に支持されているため、当該カップリング156、前記クラッチ作動部材159及び前記クラッチ作動アーム163は、何れも前記上側アッセンブリ群118とは一体的に回動しない。
前記上方側アッセンブリ群118L,118Rを前記下方側アッセンブリ群119に対して分離する際に、上下方向に延びる施肥原動軸99と上下伝動軸153とが分離される。このため、繰り出し機構136を作動させる伝動経路において、当該伝動経路の軸線方向と分離方向とが略同じ方向(上下方向)となるため、上方側アッセンブリ群118L,118Rと下方側アッセンブリ群119とが接合された際に、前記施肥原動軸99と上下伝動軸153との位置ずれを生じ難くすることができ、多少上下位置がずれても施肥原動軸99と上下伝動軸153とが当接することにより、離接方向の位置ずれをある程度許容することができる。
また、前記上方側アッセンブリ群118L,118Rを前記下方側アッセンブリ群119に対して分離する際には、前記カップリング156を前記付勢部材157の付勢力に抗して前記上下伝動軸153から離間する方向に押動して動力伝達を遮断した上で上方側アッセンブリ群118L,118Rを回動支点116L,116R回りに回動させる。
従って、このようなカップリング156を用いることにより、上方側アッセンブリ群118L,118R及び下方側アッセンブリ群119の連結時においては、複数の施肥装置130における繰り出し機構136への動力伝達における損失を防止することができる一方で、上方側アッセンブリ群118L,118R及び下方側アッセンブリ群119の分離時においては、施肥原動軸99及び上下伝動軸153間の連結を容易に解除することができる。
さらに、クラッチ作動アーム163、クラッチ作動部材159及びカップリング156を上方側アッセンブリ群118L,118Rとともに回動支点116L,116R回りに回動させる必要がないため、クラッチ操作構造をより簡略化することができる。
本実施形態において、前記横伝動軸160は、図3及び図4に示すように、前記左上方側アッセンブリ群118Lに対応する左横伝動軸160Lと、前記右上方側アッセンブリ群118Rに対応する右横伝動軸160Rとを含み、前記左及び右横伝動軸160L,160Rは分離可能な状態で軸線回り相対回転不能に連結されている。
即ち、左及び右上側アッセンブリ群118L,118Rが下方側アッセンブリ群119と連結されている際には、前記左及び右横伝動軸160L,160Rは、互いに相対回転不能に連結されており、前記右上側アッセンブリ群118R側に位置する上下伝動軸153からの回転動力を左および右上側アッセンブリ群118L,118Rの各繰り出し機構136に伝達している。なお、左及び右横伝動軸160L,160Rの対向する端部の間には、図4に示すように、軸線回り回転不能に連結可能なカップリング161が設けられている。前記カップリング161の構成は、前記カップリング156と略同様の構成である。
前記施肥ユニット100は、さらに、前記接続管133の前記上方開口133dの上方を開放する開放位置と前記接続管133の前記上方開口133dの上方を覆うカバー位置とをとり得るシャッタ部材200を備えている。そして、前記シャッタ部材210は、前記回動側フレーム117の前記回動支点116L,116R回りの回動動作に連動して、開放位置又はカバー位置をとるように構成される。
図8及び図9に、本実施形態の施肥ユニットにおけるシャッタ部材近傍の部分後下方斜視図及び部分後上方斜視図を示す。図8は、上方側アッセンブリ群118L,118Rが下方側アッセンブリ群119に接続された状態を示し、図9は、上方側アッセンブリ群118L,118Rが下方側アッセンブリ群119に対して分離された状態を示している。さらに、図10に、図9の状態においてシャッタ部材近傍を別角度から見た拡大後方斜視図を示す。
本実施形態において、前記施肥ユニット100は、図8から図10に示すように、前記シャッタ部材210を含むシャッタ機構200を備えている。
前記シャッタ機構200は、前記回動側フレーム117の前記回動支点116L,116R回りの回動動作に連動して前記回動支点116L,116R回りに回動する回動アーム220と、田植機本機1の幅方向に摺動自在に支持された従動側部材230と、前記従動側部材230に支持された前記シャッタ部材210と、前記回動側フレーム117の前記回動支点116L,116R回り分離側及び接続側への回動動作に連動して前記従動側部材230が田植機本機の幅方向一方側及び他方側に摺動するように前記回動アーム220及び前記従動側部材120を連係するリンク機構240とを備えている。
なお、前記シャッタ部材210と前記従動側部材230とは、一体形成されてもよいし、別体に形成された上で互いに固定されることとしてもよい。
本実施形態において、前記リンク機構240は、前記従動側部材230に固着されたリンク部材241と、前記リンク部材241に形成された長孔242と、前記回動アーム220の自由端側に設けられ且つ前記長孔242内に係入された係合部材243とを備えている。
前記上方側アッセンブリ群118L,118Rを前記下方側アッセンブリ119から分離するために、前記回動側フレーム117を前記回動支点116L,116R回りに回動させると、当該回動操作に連動して、前記シャッタ機構200の回動アーム220が前記回動支点116L,116R回り一方側へ回動する。
これにより、前記回動アーム220に設けられた係合部材243は、リンク部材241に形成された長孔242内を移動しつつ前記リンク部材241を介して前記従動側部材230を田植機本機1の幅方向一方側へ押動する(左上方側アッセンブリ118Lに対応する従動側部材230においては右方へ押動し、右上方側アッセンブリ118Rに対応する従動側部材230においては左方へ押動する)。そして、前記回動側フレーム117が前記回動支点116L,116R回り分離側へ所定角度回動された時点で前記従動側部材230に支持されたシャッタ部材210が前記接続管133の前記上方開口133dを完全に覆うカバー位置に位置する。
本実施の形態においては、前記回動側フレーム117が前記回動支点116L,116R回り分離側へ最大回動された時点(略90度回動した時点)で、前記シャッタ部材210がカバー位置に位置される。
以上のように、前記上方側アッセンブリ群118L,118Rと下方側アッセンブリ群119との分離時において、下方側アッセンブリ群119における接続管133の上方開口133dの上方にシャッタ部材210が位置することにより、前記接続管133の上方開口133dの上方が覆われる。
従って、前記上方側アッセンブリ群118L,118R及び下方側アッセンブリ群119の接続状態時においては前記シャッタ部材210を開放位置に位置させることで前記施肥ケース135の前記下方開口41が前記接続管133の前記上方開口133dに接続することを許容しつつ、前記上方側アッセンブリ群118L,118R及び下方側アッセンブリ群119の分離状態時においては前記シャッタ部材210をカバー位置に位置させることで前記接続管133の前記上方開口133dに雨水やゴミ等の異物が混入することを防止することができる。
また、前記上方側アッセンブリ群118L,118Rを前記回動側フレーム117の回動支点116L,116R回りの回動動作により下方側アッセンブリ群119に対して分離させる分離動作を行うことにより、自動的に前記シャッタ部材210が下方側アッセンブリ群119における接続管133の上方開口133dの上方のカバー位置に位置される。
従って、前記回動側フレーム117を前記回動支点116L,116R回りに回動させるワンアクションで前記シャッタ部材210を開放位置又はカバー位置に位置させることができる。これにより、分離時においては、前記シャッタ部材210によって前記接続管133の上方開口133dを覆う処置を忘れずに行うことができるとともに、接続時においては、前記シャッタ部材210が前記接続管133と前記施肥ケース135との間に挟み込まれて破損等することを防止することができる。
本実施形態において、前記シャッタ部材210は、図10に示すように、上面が傾斜状とされている。本実施形態においては、前記シャッタ部材210は、金属板(鉄板)で形成され、基部から所定角度折り曲げられることにより、上面の傾斜が形成されている。
このように、前記シャッタ部材210の上面が傾斜していることにより、当該シャッタ部材210の上面に雨水やゴミ等の異物が付着しても当該傾斜によって下方へ落下する。
従って、雨水やゴミ等の異物が前記シャッタ部材210の上面に堆積することを防止することができ、これにより、前記回動側フレーム117の回動動作時に前記シャッタ部材210の上面から前記接続管133の上方開口133d内に前記異物が侵入することを有効に防止することができる。
なお、本実施形態においては、前記シャッタ部材210の上面の傾斜は、田植機本機1の前方へ向かうに従って低位置となる傾斜を有しているが、これに限定されない。他の例として、前記シャッタ部材210の上面を略円錐形状に形成することとしてもよい。
さらに本実施形態においては、前記シャッタ部材210がカバー位置に位置された際に、前記シャッタ部材210と前記接続管133の上方開口133dとの間に、上下方向に関し所定の隙間が設けられる。
これにより、組立誤差によって前記シャッタ部材210が前記接続管133に干渉することを防止することができる。
以上、本発明の一実施形態における施肥ユニット100について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良、変更、修正が可能である。
例えば、上記実施形態においては、複数(4つ)の前記上方側アッセンブリ114のうち2つずつを1つの上方側アッセンブリ群118(118L,118R)として、それぞれが田植機本機1の幅方向外方の回動支点116L,116R回りに一体的に回動される構成について説明したが、図11に示すように、全ての上方側アッセンブリ114を1つの上方側アッセンブリ群1180として、田植機本機1の幅方向一方側外方の回動支点116回りに一体的に回動される構成としてもよい。
なお、この場合には、前記施肥送風機140とは反対側にのみ回動支点116を設けることが好ましい。これにより、前記上方側アッセンブリ群1180回動時(残留肥料排出時)において施肥送風機140が邪魔することのないように施肥送風機140を設置することができる。
また、上記実施形態においては、隣り合うホッパ131の肥料収容空間同士が肥料流通可能とされ、最外方の施肥装置130のホッパ131に肥料排出口124を設ける構成について説明したが、肥料流通不能であってもよいし、肥料排出口124が設けられなくてもよい。この場合でも、上方側アッセンブリ114を回動支点116L,116R回りに回動させることにより、従来に比べ、残留肥料の排出作業をより容易に行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る施肥ユニットが適用された田植機の側面図である。 図2は、本実施形態の施肥ユニット近傍の一部断面を含む概略左側面図である。 図3は、本実施形態の施肥ユニット近傍の後方斜視図である。 図4は、本実施形態の施肥ユニット近傍の正面図である。 図5は、本実施形態の施肥ユニットにおける施肥装置の要部分解斜視図である。 図6は、本実施形態の施肥ユニットの上方側アッセンブリを分離させた際の施肥ユニット近傍の前方斜視図である。 図7は、本実施形態に係る施肥ユニットの伝動機構近傍における拡大斜視図である。 図8は、本実施形態の施肥ユニットにおけるシャッタ部材近傍の部分後下方斜視図である。 図9は、本実施形態の施肥ユニットにおけるシャッタ部材近傍の部分後上方斜視図である。 図10は、図9の状態においてシャッタ部材近傍を別角度から見た拡大後方斜視図である。 図11は、本発明の他の実施形態に係る施肥ユニットが適用された田植機の背面図である。
符号の説明
1 田植機本機
39 施肥フレーム
100 施肥ユニット
114 上方側アッセンブリ
115 下方側アッセンブリ
116L,116R 回動支点
117 回動側フレーム
130 施肥装置
131 ホッパ
133 接続管
133a エア受入開口
133b 肥料吐出開口
133d 接続管の上方開口
135 施肥ケース
136 繰り出し機構
140 施肥送風機
210 シャッタ部材
390 固定側フレーム

Claims (3)

  1. ホッパの下方開口に接続される上方開口を有する施肥ケースと前記施肥ケースの前記上方開口及び下方開口の間に位置するように前記施肥ケース内に収容された繰り出し機構とを有する複数の施肥装置と、前記複数の施肥装置を田植機本機の幅方向に沿うように支持する施肥フレームと、前記施肥フレームにおける田植機本機の幅方向第1側に連結された施肥送風機と、田植機本機の幅方向に沿って配設されたエア配管であって、一端側に前記施肥送風機からの搬送風を受け入れる開口を有し且つ他端側が閉塞されたエア配管とを備え、前記施肥装置が、さらに、前記施肥ケースの前記下方開口に接続される上方開口と前記エア配管に連通されるエア受入開口と前記エア受入開口を介して供給される搬送風を利用して前記上方開口を介して供給される肥料を吐出する肥料吐出開口とを有する接続管を備えた施肥ユニットであって、
    前記施肥装置は、前記施肥ケース及び前記繰り出し機構を含む上方側アッセンブリと前記接続管を含む下方側アッセンブリとに分離可能とされ、
    前記施肥フレームは、田植機本機に固定される固定側フレームと、複数の前記上方側アッセンブリを支持する回動側フレームであって、田植機本機の幅方向に関し最も外方側に位置する最外方の施肥装置より幅方向外方において田植機本機の前後方向に沿った回動支点回りに回動可能に前記固定側フレームに連結され、前記施肥ケースの前記下方開口を前記接続管の前記上方開口に流体接続させる接続状態と前記施肥ケースの前記下方開口を前記接続管の前記上方開口から離間させる分離状態とをとり得る回動側フレームとを備え、
    前記施肥ユニットは、さらに、前記接続管の前記上方開口の上方を開放する開放位置と前記接続管の前記上方開口の上方を覆うカバー位置とをとり得るシャッタ部材を備えていることを特徴とする施肥ユニット。
  2. 前記シャッタ部材は、前記回動側フレームの前記回動支点回りの回動動作に連動して、前記開放位置又は前記カバー位置をとることを特徴とする請求項1に記載の施肥ユニット。
  3. 前記シャッタ部材は、上面が傾斜状とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の施肥ユニット。
JP2008041447A 2008-02-22 2008-02-22 施肥ユニット Withdrawn JP2009195188A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008041447A JP2009195188A (ja) 2008-02-22 2008-02-22 施肥ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008041447A JP2009195188A (ja) 2008-02-22 2008-02-22 施肥ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009195188A true JP2009195188A (ja) 2009-09-03

Family

ID=41139431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008041447A Withdrawn JP2009195188A (ja) 2008-02-22 2008-02-22 施肥ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009195188A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011024730A1 (ja) 2009-08-26 2011-03-03 株式会社ジェイテクト 回転角検出装置
WO2011055693A1 (ja) * 2009-11-04 2011-05-12 ヤンマー株式会社 施肥装置及びそれを載設した乗用田植機
JP2011097845A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Yanmar Co Ltd 施肥装置及びそれを載設した乗用田植機
JP2011097842A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Yanmar Co Ltd 施肥装置及びそれを載設した乗用田植機
JP2011097844A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Yanmar Co Ltd 施肥装置及びそれを載設した乗用田植機
JP2011097846A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Yanmar Co Ltd 施肥装置及びそれを載設した乗用田植機
JP2011097843A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Yanmar Co Ltd 施肥装置及びそれを載設した乗用田植機
JP2015226524A (ja) * 2014-06-02 2015-12-17 ヤンマー株式会社 散布作業車

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011024730A1 (ja) 2009-08-26 2011-03-03 株式会社ジェイテクト 回転角検出装置
WO2011055693A1 (ja) * 2009-11-04 2011-05-12 ヤンマー株式会社 施肥装置及びそれを載設した乗用田植機
JP2011097845A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Yanmar Co Ltd 施肥装置及びそれを載設した乗用田植機
JP2011097842A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Yanmar Co Ltd 施肥装置及びそれを載設した乗用田植機
JP2011097844A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Yanmar Co Ltd 施肥装置及びそれを載設した乗用田植機
JP2011097846A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Yanmar Co Ltd 施肥装置及びそれを載設した乗用田植機
JP2011097843A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Yanmar Co Ltd 施肥装置及びそれを載設した乗用田植機
TWI511659B (zh) * 2009-11-04 2015-12-11 Yanmar Co Ltd A fertilizer applicator and a take-in transplanter equipped with the device
KR101779035B1 (ko) 2009-11-04 2017-09-18 얀마 가부시키가이샤 시비장치 및 그것을 장착한 승용 전식기
JP2015226524A (ja) * 2014-06-02 2015-12-17 ヤンマー株式会社 散布作業車

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009195188A (ja) 施肥ユニット
JP4958295B2 (ja) 施肥ユニット
JP4711407B2 (ja) 施肥ユニット
AU2003262496B8 (en) Seed metering system for use in a seeding machine
JP4958294B2 (ja) 施肥ユニット
CN107535144B (zh) 水田作业车
JP2013022002A (ja) 施肥装置付作業機
JP4827194B2 (ja) 施肥ユニット
JP5586197B2 (ja) 固形体散布機及び作業車両
JP2009065903A (ja) 施肥ユニット
JP2013000074A (ja) 水田作業機の農用資材供給装置
JP2003164207A (ja) 粉粒体吐出機
JP2003210014A (ja) 粉粒体繰出し装置
JP2007075059A (ja) 施肥ユニット
JP2002119109A (ja) 田植機
JP4727865B2 (ja) 側条施肥機
JP3680972B2 (ja) 田植機の施肥装置駆動機構
JP6917938B2 (ja) 圃場作業機
JP2003325013A (ja) 施肥装置
JP4553311B2 (ja) 施肥ユニット
JP2007075063A (ja) 施肥ユニット
JP2002171805A (ja) 吸引式播種機
JP5138550B2 (ja) 施肥機の変速装置
JP3516867B2 (ja) 粉粒体繰出し装置
JP2000324919A (ja) 施肥装置付き田植機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20110510