JP2009194481A - 受信装置及び受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アナログBB回路の性能に起因して起こるRB受信での性能劣化を改善することができる受信装置及び受信方法を提供すること。
【解決手段】受信装置100は、スケジューリングによって一部の周波数帯域を割り当てる通信システムに適用され、RB配置通知部114は、復号部113により復号されたCCH情報に基づいて、RB配置情報を抽出して通知する。Lo周波数シフト制御部115は、通知されたRB配置情報を解析し、特定の周波数帯域が割り当てられた場合に、Lo周波数をシフトして受信するようにLo発振回路103及び周波数補正部111を制御する。Lo発振回路103は、Lo周波数シフト制御部115からの周波数制御信号に応じて発振周波数を変え、Lo周波数を△fだけシフトする。周波数補正部111は、アナログ部でBB信号をシフトした△fに相当する−△fだけ周波数を逆シフトして元に戻す。
【選択図】図1

Description

本発明は、スケジューリングによって一部の周波数帯域を割り当てる通信システムにおいて使用される受信装置及び受信方法に関し、詳細には、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式に好適な受信装置及び受信方法に関する。
近年、3GPP RAN LTE(3rd Generation Partnership Project Radio Access Network Long Term Evolution)においては、高速大容量通信を実現するために、多くの技術が検討されている。例えば、移動通信システムのマルチパス干渉に強いOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)、フェージング変動する伝搬路品質に応じて変調方式及び符号化率を変化させるAMC(Adaptive Modulation and Coding:適応変調符号化)、OFDM帯域を複数のRB(Resource Block)に分割し、伝搬路状態の良好なRBに優先的に送信パケットを割り当てる周波数スケジューリング、符号化技術と再送技術とを組み合わせて効率的に再送を行うハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat Request)、及び送受信装置において複数のアンテナを用いて通信を行うMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)などの技術がある。
OFDMは、多数のサブキャリアを用いてデータを並列伝送するマルチキャリア伝送技術であり、高い周波数利用効率、マルチパス環境下のシンボル間干渉低減などの特徴を持ち、伝送効率の向上に有効であることが知られている。このOFDM方式において複数のサブキャリアを束ねたRB毎に適応変調や周波数スケジューリングを適用し周波数利用効率を改善する技術が検討されている。
端末に対する周波数帯域上でのRBの割当方法として、(1)回線品質に応じたスケジューリング、つまり、周波数スケジューリングによってRBを割り当てる方法(Frequency Scheduled Allocation:FSA)と、(2)予め定められた割当パターンに従ってRBを割り当てる方法(Persistent Scheduled Allocation:PSA)との2種類がある。ここでのRBは、サブキャリアをいくつかまとめてブロック化したものである。
FSAでは、各端末に割り当てられるRBが各端末のRB毎の回線品質に応じてRB割当の都度変化するため、基地局から各端末へのスケジューリング結果の通知は必要となるが、大きなマルチユーザダイバーシチ効果を得ることができる。また、PSAでは、各端末に割り当てられるRBは時間軸上の送信タイミングと周波数軸上の送信RBとで表される予め定められた割当パターンに従ったRBに固定されるため、FSAに比べマルチユーザダイバーシチ効果は小さくなるが、基地局から各端末へのスケジューリング結果の通知は不要となる。また、PSAでは基地局から端末に割当パターンが予め通知されており、端末ではその通知により自端末に割り当てられたRBを判断することができる。
図4は、OFDM方式のリソースブロック(RB)の配置例を示す図であり、縦軸に周波数を、横軸に時間をとる。図4において、1ブロックが1サブキャリア(SC)を示し、周波数軸上から見た場合、この周波数帯(例えば12MHz)はN個のサブキャリア(SC)であり、時間軸上から見ると1サブフレームは14シンボルである。また、1サブフレームのうち7シンボルが1ダウンリンク・スロットである。周波数軸の中央にリソースブロック(RB)が配置され、時間軸上では2つのリソース・エレメントが並ぶ。図4のハッチングがリソースブロック(RB)である。
周波数軸上で全周波数帯、時間軸上の2シンボルが制御チャネル(CCH)に割当てられ、CCHはシステム帯域全てを使って送信される。SCH,BCH等は、RB割り当てに関係なく固定位置である。
一方、特許文献1には、複数の通信方式に適宜対応するマルチモードの受信機及び通信端末が記載されている。特許文献1記載の受信機は、無線システムによって、Zero−IF(ダイレクト)とスーパーヘテロダイン受信機の中間周波数を極低周波に設定したLow−IFとを切り替える技術である。広帯域信号(CDMA)は、Zero−IF受信に切り替え、狭帯域信号(TDMA)は、Low−IF受信に切り替える。上記Zero−IF受信は、ADコンバータ(ADC)のサンプリング周波数が低くてよいという利点がある。また、上記Low−IF受信は、バースト動作でのDC変動の影響を回避することができ、また隣接CH(チャネル)はイメージリジェクションMIX(ミキサ)で除去することができる。
しかし、特許文献1記載の受信機を、LTE(long-term evolution)のようにシステム帯域幅として複数の帯域幅を設けたLTE端末受信機に適用すると以下のような課題がある。
(1)Low−IFとZero−IFで別々の復調回路が必要であり、回路規模の増大につながる。LTEでZero−IF受信する場合、BB回路のAC結合の影響が大きくなる。この場合、OFDMが用いられ、BB信号での最小サブキャリア周波数が15kHzであるとすると、IC内には大容量のコンデンサが作れないためIC化のネックとなる。
(2)Low−IFの場合に第2の直交ミキサが必要になり、回路規模の増大につながる。
(3)システム帯域幅で送られるため、Low−IF受信するとCCHの受信ができない。
特開2003−046401号公報
上述したように、LTEは、既存の3GPPの周波数帯を用いて、システム(基地局)に応じて複数の帯域(1.4M/3M/5M/10M/15M/20M)のシステム帯域に対応する。また、ユーザデータは、リソースブロック単位(例えば1RB=180kHz、1RB=12SC)で伝送される(図4参照)。
1RB帯域で通信するケースも想定され、この場合インターリーブの効果が薄く、かつ、ターボブロック長が短いため誤り訂正能力も低い。このため、性能確保が難しくなる。
加えて、特にシステム帯域中央(BBではDC近傍)やシステム帯域両端付近が割り当てられた場合、以下の要因により大きな劣化が発生する。
(1)システム帯域中央(BBではDC近傍)付近にRBが割り当てられた場合、BB回路の低周波帯域不足により大きな劣化が発生する。
(2)システム帯域両端付近にRBが割り当てられた場合、ベースバンドフィルタのI・Q不均衡(振幅,遅延)により大きな劣化が発生する。
特に、1RB帯域で通信する場合に、RBが上記(1)システム帯域中央又は(2)システム帯域両端付近に割り当てられてしまうと劣化は深刻であり、事実上通信できないことがある。
また、LTEでは、受信品質に応じてスケジューリングを行うため、性能が悪いRBがあったとしても、通信は可能である。但し、システム帯域が無駄になってしまう不具合がある。
以下、上記(1)システム帯域中央で劣化が発生する要因と、(2)システム帯域両端付近で劣化が発生する要因とについて図5乃至図8を参照して説明する。
(1)システム帯域中央で劣化が発生する要因
システム帯域中央では、アナログベースバンド(BB)のAC結合帯域を使用することで劣化が発生する。
例えば、変調方式はOFDM、サブキャリア間隔を15kHzを例に採る。LTE端末では、広帯域信号(最大20MHz)でありながら低周波帯域も要求される。RFICに内蔵可能な容量を考慮すると、この容量ではBB回路のAC結合(ハイパスフィルタHPFにより実現する)のカットオフ周波数fcが高くなり、DC近傍サブキャリアのEVM(Error Vector Magnitude)特性が大きく劣化してしまう。
図5は、1RBの各配置位置におけるHPF−fc[kHz]とEVM[%]の関係を示す特性図である。RB=100(20MHz)に対して、各RB=1の場合のEVM[%]を示す。
図5に示すように、RB=100(RB全部使用)の場合にはEVMは最も良い。RB=1では、EVMは劣化し、EVM劣化の程度は配置位置によって異なる。例えば、RB=1(DC下)は、周波数軸から見るとDCの負側であり最も劣化する。3G用RFICの帯域(fc=10kHz)では、最悪RBでEVM>50%に劣化する。fc=2kHzまで広げても、最悪RBでEVM≒13%まで劣化する。
図6は、HPF−fc変化を表すCNR(Carrier to Noise Ratio:搬送波電力対雑音電力比)[dB]と正規化Throughput[%]との関係を示す特性図である。カットオフ周波数fcに対する正規化Throughput[%]を示す。例えば、fc=2kHzをCNR20[dB]について見ると、カットオフ周波数fcが低い(特にfc=1kHz以下)場合に対して1/3程度しか出力されない。
ダイレクトコンバージョン受信方式では、一般的にアナログBB部にAGC(Automatic Gain Control)アンプを持つ。高利得かつ利得変化のあるBB回路を全てDC結合で実現するのは難しい。理由は、DCオフセット除去回路が必須であること、微弱な受信信号に対して常に十分小さいオフセットに制御するのは困難であることによる。
そこで、アナログBBのAC結合を用いようとすると、AC結合で低周波帯域を広げるには、大容量のコンデンサが必要となりIC化のネックとなる。
図7は、サブキャリア番号に対するEVM[%]を示す特性図である。
図7に示すように、帯域の中央(BBではDC近傍)のサブキャリア、ここではサブキャリア番号「600」(例えば−15kHzのサブキャリア)のEVMが大きく劣化する。
(2)システム帯域両端付近で劣化が発生する要因
BB−LPFのI/Q不均衡
システム帯域両端付近では、ベースバンドフィルタ(BB−LPF)のI/Q不均衡によりEVMが大きく劣化する。上記I/Q不均衡は、IチャネルとQチャネルとの間の振幅及び遅延差により生じる。
図8は、I/Q−BBLPFのfcに差がある場合のサブキャリア番号に対するEVM[%]を示す特性図である。
図8に示すように、IチャネルとQチャネルのLPFのカットオフ周波数が1%ずれると、EVMが大きく劣化する。特に、システム帯域両端付近では、最悪10%以上劣化する。
LTE信号は、広帯域であるため、高速なADCが必要であり、これはコスト及び消費電流の増大に加えて、ビット数が10bit程度に制限される。ADCのビット数が10bit程度に制限されると、妨害波電力に十分なビット数を配分できない。また、A/D変換前にアナログLPFで抑圧が必要となりフィルタを軽くできない。アナログLPFは、ばらつき大きいのでI/Q不均衡(振幅,遅延)が大きくなる。
上述したように、従来の受信装置にあっては、アナログBBのAC結合帯域によってシステム帯域中央で劣化が発生し、BB−LPFのI/Q不均衡によってシステム帯域両端付近で劣化が発生するので、これらのシステム帯域にRBが割り当てられると受信性能が著しく劣化し、特に1RB帯域で通信する場合は通信そのものができない可能性がある。さらに、アナログBB回路において、AC結合の容量増大とBB−LPFのIQ間偏差の増大が、無線部IC化の大きな妨げとなっている。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、アナログBB回路の性能に起因して起こるRB受信での性能劣化を改善することができる受信装置及び受信方法を提供することを目的とする。
本発明の受信装置は、所定周波数のLo信号を発振するLo発振手段と、前記Lo信号により受信信号をIQベースバンド信号に周波数変換するミキサ手段と、デジタル化された前記IQベースバンド信号に対して所定の周波数だけ周波数シフトを行う周波数補正手段と、前記周波数補正手段により周波数シフトされたデジタルベースバンド信号を復調する復調手段と、復調信号を復号する復号手段と、前記復号手段により復号された制御情報に基づいて、予めスケジューリングされた帯域割当情報を抽出する帯域割当情報抽出手段と、抽出された前記帯域割当情報を解析し、特定の周波数帯域が割り当てられた場合に、Lo周波数をシフトして受信するように前記Lo発振手段及び前記周波数補正手段を制御するLo周波数シフト制御手段と、を備える構成を採る。
本発明の受信方法は、スケジューリングによって一部の周波数帯域を割り当てる通信システムの受信方法であって、所定周波数のLo信号を発振するステップと、前記Lo信号により受信信号をIQベースバンド信号に周波数変換するステップと、デジタル化された前記IQベースバンド信号に対して所定の周波数だけ周波数シフトを行うステップと、前記周波数シフトされたデジタルベースバンド信号を復調するステップと、復調信号を復号するステップと、前記復号された制御情報に基づいて、予めスケジューリングされた帯域割当情報を抽出するステップと、抽出された前記帯域割当情報を解析し、特定の周波数帯域が割り当てられた場合に、Lo周波数をシフトして受信するように制御するステップとを有する。
本発明によれば、特定のRBが割り当てられた場合、Lo周波数をシフトすることにより、アナログBB回路の性能に起因して起こる、RB受信での性能劣化を改善することができる。
具体的には、AC結合の低周波帯域緩和による結合Cの容量低減と、BB−LPFのIQ間偏差の緩和が可能になる。AC結合帯域の緩和によって、結合コンデンサの低容量化が可能になり、IC化に適した無線受信回路を提供することができる。また、BB−LPFのIQ間偏差の緩和によって、BB−LPFのIC内蔵化が容易になる。
その結果、特定のRBが割り当てられた場合、Lo周波数をシフトし、アナログBB部の性能劣化が大きい周波数帯域を使わずに受信することができ、受信性能を大きく改善することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態に係る受信装置の構成を示す図である。本実施の形態は、スケジューリングによって一部の周波数帯域を割り当てる通信システムに対応した受信装置に適用した例である。例えば、LTE端末受信機であり、携帯端末等の無線通信装置に搭載されている。
図1において、受信装置100は、高周波アンプ101、水晶発振器(TCXO)102、Lo(Local)発振回路103、直交ミキサ部104、I信号可変利得アンプ105、Q信号可変利得アンプ106、I信号チャネル選択フィルタ107、Q信号チャネル選択フィルタ108、I信号ADコンバータ(ADC)109、Q信号ADコンバータ(ADC)110、周波数補正部111、マルチキャリア復調部112、復号部113、RB配置通知部114、及びLo周波数シフト制御部115を備えて構成される。なお、上記マルチキャリア復調部112、復号部113及びRB配置通知部114は、デジタルベースバンド(DBB)を構成する。
高周波アンプ101は、可変利得の機能を有し、入力されたRF信号を増幅する。
Lo発振回路103は、TCXO102の源発振を基に直交ミキサ104に必要な一対の直交したローカル信号(Lo信号)を出力する。Lo発振回路103は、PLL(Phase Locked Loop)回路を有し、Lo周波数シフト制御部115からの周波数制御信号に応じてPLL設定を変え、発振周波数を変える。例えば、Lo発振回路103は、BB信号を△fだけシフトする場合、Lo周波数を−△fだけ変えるPLL設定にする。
直交ミキサ部104は、高周波アンプ101により増幅された受信信号を、所定周波数のLo信号によって直交検波してIQ−BB信号に周波数変換する。
可変利得アンプ105,106は、可変利得機能を有し直交ミキサ部104から出力されるI信号及びQ信号の振幅を予め設定された振幅に調整する。
チャネル選択フィルタ107,108は、帯域可変フィルタからなり可変利得アンプ105,106の出力信号であるI,Q信号を帯域制限することにより自己チャネル信号を選択する。
ADC109,110は、IQ−BB信号をデジタル変換して周波数補正部111に出力する。なお、図示は省略するが、ADC109,110出力は、RSSI(Received Signal Strength Indicator)に入力され、RSSIで得られた信号振幅に応じてAGC(Automatic Gain Control)が高周波アンプ101及び可変利得アンプ105,106の利得を制御する。
周波数補正部111は、デジタル信号化された複素BB信号に対して所定の周波数だけ周波数シフトを行う。
マルチキャリア復調部112は、周波数補正部111により周波数シフトされたI成分及びQ成分からなるデジタルベースバンド信号をマルチキャリア復調(例えばOFDM復調)して復調信号を生成し、生成した復調信号を復号部113に出力する。
復号部113は、マルチキャリア復調部112から入力した復調信号をデインタリーブ及び誤り訂正等の復号処理し、復号処理後の信号を外部に出力するとともに、制御CH情報(CCH情報)をRB配置通知部114に出力する。
RB配置通知部114は、復号したCCH情報に基づいてRB配置情報を抽出し、抽出したRB配置情報をLo周波数シフト制御部115に通知する。
Lo周波数シフト制御部115は、通知されたRB配置情報を解析し、特定の周波数帯域が割り当てられた場合に、Lo周波数をシフトして受信するようにLo発振回路103及び周波数補正部111を制御する。例えば、Lo周波数シフト制御部115は、帯域中央近傍が割り当てられた場合、及び/又は帯域端近傍が割り当てられた場合に周波数シフトを行う。具体的には、Lo周波数シフト制御部115は、劣化の大きい特定のRBが含まれている場合、RB配置条件に応じてLo周波数シフトのシフト量△fを決め、Lo発振回路103にLo周波数制御信号を、また周波数補正部111に周波数補正制御信号を出力する。なお、Lo周波数シフトのシフト量△fは、RB配置条件に応じて決定する本実施の形態が好ましいが、一定シフト量△fであってもよい。
周波数補正部111は、Lo周波数シフト制御部115からの周波数補正制御信号に応じてデジタル処理で周波数シフトを行う。周波数補正部111は、アナログ部でBB信号を△fだけシフトした分は、−△fだけ周波数を逆シフトして元に戻す。具体的には、複素デジタルBB信号にデジタル正弦波(−△f)を複素乗算する。
以下、上述のように構成された受信装置100の動作について説明する。
受信・復調の基本動作は、従来と同様であるため説明を省略し、本実施の形態の特徴的な動作について述べる。
本発明者は、AC結合による性能劣化が問題となるのはDC両側のRBに限られること、またEVM劣化が顕著なサブキャリアは僅かな数に限られていることに着目し、DC両側のRBの何れか一方が割り当てられた場合、Lo周波数を数サブキャリア分シフトし、AC結合の影響を受けない周波数帯域でBB回路を通過させる。シフトした分は、A/D後にデジタルBBで逆シフトすることに想到した。
例えば、前記図7のサブキャリア番号に対するEVM[%]において、システム帯域20MHz(サブキャリア1200本)、AC結合帯域2kHzの場合のEVMを例に採ると、極端に劣化するのは中心(BB信号ではDC)の両側5本ずつ程度である。このため、サブキャリア2本だけでもシフトすれば受信性能を大きく改善することが分かる。
本発明は、上述したDC近傍のRBだけでなく、帯域端のRBが割り当てられた場合にも効果がある。帯域端のRBは、BB信号ではBB−LPFのカットオフ近傍となるため、I/QのBB−LPFの特性差(振幅/遅延)によるIQインバランス(不均一)によって大きな劣化を生じる。上記振幅/遅延のばらつきは、カットオフ近傍で急激に増加するため、内側の帯域に変換してBB回路を通すことによって、IQインバランスの影響を軽減できる。
例えば、前記図8のI/Q−BBLPFのfcに差がある場合のサブキャリア番号に対するEVM[%]において、図7のAC結合による劣化同様、限られた一部のサブキャリアでのみ劣化が発生する。この場合も数サブキャリア分周波数シフトして受信すれば受信性能を大きく改善することができる。
このように、本発明は、特定のRBが割り当てられた場合、RB位置に応じてLo周波数をシフトし、アナログBB部の性能劣化が大きい周波数帯域を使わずに受信することを特徴とする。Lo周波数シフト量はどのようなものでもよい。また、割り当てられたRBは、1RBでなくてもよい。連続する2RBでもよいし、離れた10RBでもよく、劣化の大きい特定のRBが含まれていればよい。
特定のRBとは、(1)システム帯域中央付近のRB(BBではDC近傍)である。これにより、アナログBB回路のAC結合帯域を緩和することが可能になる。また、結合コンデンサの低容量化が可能になり、IC化に適した無線受信回路を提供することができる。(2)帯域両端近傍のRBである。これにより、I/Qインバランス(主にBB−LPFの振幅/遅延のばらつき)の影響を緩和することが可能になる。
図2は、特定のRBが割り当てられた場合のLo周波数シフトを説明する図である。図2(a)は、受信装置100が受信するRF信号を、図2(b)は、そのBB信号を、図2(c)は、そのデジタルBB信号のサブキャリアをそれぞれ模式的に示す。
図1の受信装置100において、RB配置通知部114は、復号部113からの制御CH情報(CCH情報)に基づいてRB配置情報を抽出し、抽出したRB配置情報をLo周波数シフト制御部115に通知する。
Lo周波数シフト制御部115は、RB配置情報を解析し、Lo発振回路103にLo周波数制御信号を、また周波数補正部111に周波数補正制御信号を出力して、Lo発振回路103と周波数補正部111の周波数シフトを制御する。Lo周波数シフト制御部115は、特定の周波数帯域が割り当てられた場合に、Lo周波数をシフトして受信するよう制御する。
例えば、Lo周波数シフト制御部115は、DC近傍のRBが割り当てられたという通知を受けると、Lo発振回路103にLo周波数制御信号を出力し、Lo発振回路103がPLLの分周比等の設定変更によりサブフレーム境界で△fだけLo周波数をシフトするように制御する。
この場合、後段のBB部は△fだけシフトされた信号として通過するためAC結合の影響を受けない。
同時に、Lo周波数シフト制御部115は、周波数補正部111に周波数補正制御信号を出力して周波数補正部111の周波数シフトを制御する。周波数補正部111は、ADC109,110によるA/D変換後、デジタルIQ−BB信号を、−△fだけシフトしてマルチキャリア復調部112に出力する。
マルチキャリア復調部112は、周波数補正部111により周波数シフトされたI成分及びQ成分からなるデジタルベースバンド信号を復調処理する。
復調処理では、CH推定は、△fシフトして受信した区間のパイロットだけを用いる。CH推定の時間方向補間は、当該サブフレーム(もしくはスロット)で閉じた処理とする。前後のサブフレームパイロットを用いた時間方向補間を行っている場合は切り替える。
周波数方向補間において、劣化の大きいサブキャリアのパイロットの推定値は用いない。あるいは、補間に影響するパイロットが劣化帯域から外れるまでシフトする。
図2(a)ハッチングは、中央サブキャリアを中心に、RF信号を通常受信すると劣化の大きくなる複数のサブキャリアである。図2(a)破線に示す中央サブキャリはNullサブキャリアとなっており、中央の正側に今回割り当てられたRBがある。
図2(b)に示すように、BB信号は、上記構成及び動作によりRB位置に応じて、△fシフトだけ正側にLo周波数シフトさせる。これにより、アナログBB回路の劣化が大きい周波数帯域を使わずに復調する。
そして、図2(c)に示すように、デジタルBB信号は、アナログ部でシフトした分はA/D後に−△fだけ逆シフトし元に戻された信号となる。
以上が、図2(a)乃至図2(c)までの、RB位置に応じたLo周波数シフトの例である。
本処理によって隣接RBは劣化し(特に、図2(b)(c)の塗りつぶしたサブキャリアの劣化)、制御CHの劣化が起こることになるが、このRF位置の制御CHは元々耐性の強いコーディングとなっているため大きな問題とはならない。
制御CHがシステム全帯域に配置されている場合、△fのシフト分BB−LPFで端が減衰するものの、△fは僅かであり影響は小さい。
Lo周波数シフトは任意である。但し、Lo周波数シフトを余り極端に施すと、信号がLPFで削られてしまうので、割当RBが劣化の大きい帯域にかからなくなる最小の周波数をシフトすることが好ましい。一般にはそれ程急峻な遮断周波数特性を持つLPFを使用しないので、数本のサブキャリア(サブキャリア間隔そのものも15kHzと狭い)に対応するLo周波数シフトをしてもLPFで削られてしまうことはない。
図3は、周波数シフト量△fの決め方を説明する図であり、図3(a)は、割り当てRBにDC横正側が含まれる場合を、図3(b)は、割り当てRBにDC横負側が含まれる場合を、図3(c)は、割り当てRBにDC両側が含まれる場合をそれぞれ示す。図中、矩形はRBを示し、ハッチング矩形は割り当てられたRBを示している。
図3(a)に示すように、割り当てRBにDC横正側が含まれる場合、△foは、劣化が許容できるサブキャリアまでの周波数である。この劣化が許容できるサブキャリアまでの周波数は、BB回路のAC結合帯域に応じてあらかじめ決めておく。
図3(b)に示すように、割り当てRBにDC横負側が含まれる場合、周波数シフト△fは、図3(a)とは逆方向となり、-△foとなる。
ここで、1RBがDCを跨いで配置される場合は、割当RBがDCにかからなくなる最小の周波数+△foとすればよい。1RBの中央がDCとなっている場合は、△fo+1RB帯域/2とすればよい。
図3(c)は、割り当てRBにDC両側が含まれる場合、このような帯域端が割り当てられた場合も同様の考えでシフト量を決める。例えば、△fo+1RB帯域とする。
以上のように、本実施の形態の受信装置100は、スケジューリングによって一部の周波数帯域を割り当てる通信システムに適用され、RB配置通知部114は、復号部113により復号されたCCH情報に基づいて、RB配置情報を抽出して通知する。Lo周波数シフト制御部115は、通知されたRB配置情報を解析し、特定の周波数帯域が割り当てられた場合に、Lo周波数をシフトして受信するようにLo発振回路103及び周波数補正部111を制御する。Lo発振回路103は、Lo周波数シフト制御部115からの周波数制御信号に応じて発振周波数を変え、Lo周波数を△fだけシフトする。周波数補正部111は、アナログ部でBB信号をシフトした△fに相当する−△fだけ周波数を逆シフトして元に戻す。これにより、LTE端末受信部において、アナログBB回路の性能に起因して起こる、1RB受信での性能劣化を改善することができる。すなわち、特定の1RBが割り当てられた場合は、Lo周波数をシフトし、アナログBB回路の劣化が大きい周波数帯域を使わずに復調を行うことで、アナログBB回路の仕様を緩和し、IC化に適した無線受信回路を提供することができる。
具体的には、(1)AC結合の低周波帯域緩和による結合Cの容量低減と、(2)BB−LPFのIQ間偏差の緩和が可能になる。上記(1)のアナログBB回路のAC結合帯域を緩和によって、結合コンデンサの低容量化が可能になり、IC化に適した無線受信回路を提供することができる。また、上記(2)BB−LPFのIQ間偏差の緩和によって、帯域端の1RB受信の性能を改善することができる。
このように、特定のRBが割り当てられた場合、Lo周波数をシフトし、アナログBB部の性能劣化が大きい周波数帯域を使わずに受信することができ、受信性能を大きく改善することができる。
また、マルチキャリア復調部112及び復号部113から構成されるDBBは、復号部113がRB配置情報を通知する以外は基本的に構成の変更は不要である。但し、CH推定値の補間方法によってはモード切替が必要になる場合がある。また、Lo発振回路103についても基本的に構成の変更は不要である。したがって、実施が容易である効果がある。
以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはない。
なお、上記実施の形態では、OFDM方式の場合について述べたが、スケジューリングによって一部の周波数帯域を割り当てる通信システムに対応した受信装置であればどのような受信装置にも適用することができる。例えば、3GPP RAN LTEは勿論、4Gのような広帯域かつ送信信号の帯域幅(RB数)が可変のシステムに適用される。
また、本実施の形態では、1RB受信性能改善を例に採り説明したが、特定のRBが割り当てられた場合であればよく、割り当てられたRBは、1RBでなくてもよい。連続する2RBでもよいし、離れた10RBでもよい。劣化の大きい特定のRBが含まれていればよい。
また、Lo周波数シフトは任意である。但し、Lo周波数シフトを余り極端に施すと、信号がLPFで削られてしまうので、割当RBが劣化の大きい帯域にかからなくなる最小の周波数をシフトすることが好ましい。
また、周波数帯域も本実施の形態で述べた帯域に限定されるものではなく、各変調方式で適宜適当な周波数帯域を使用することにより、同様の効果を得ることができる。
また、上記実施の形態では、受信装置という名称を用いたが、これは説明の便宜上のものであり、マルチキャリア受信装置及び無線通信装置、RB受信方法などであってもよい。
さらに、上記受信装置を構成する各回路部、例えばLo発振回路103,ADC109,110の種類そのビット数及び接続方法など、さらにはFB系のLo周波数シフト制御部115の制御方法などは前述した実施の形態に限られない。
本発明に係る受信装置及び受信方法は、スケジューリングによって一部の周波数帯域を割り当てる通信システムなどの広帯域の無線機器おいて受信性能を改善できる効果を有し、3G−LTE端末の受信装置を搭載する携帯電話機等の携帯端末装置に有用である。
本発明の実施の形態に係る受信装置の構成を示す図 本実施の形態に係る受信装置の特定のRBが割り当てられた場合のLo周波数シフトを説明する図 本実施の形態に係る受信装置の周波数シフト量△fの決め方を説明する図 OFDM方式のRBの配置例を示す図 1RBの各配置位置におけるHPF−fcとEVMの関係を示す特性図 HPF−fc変化を表すCNRと正規化Throughputとの関係を示す特性図 サブキャリア番号に対するEVMを示す特性図 I/Q−BBLPFのfcに差がある場合のサブキャリア番号に対するEVMを示す特性図
符号の説明
100 受信装置
101 高周波アンプ
102 水晶発振器(TCXO)
103 Lo発振回路
104 直交ミキサ部
105 I信号可変利得アンプ
106 Q信号可変利得アンプ
107 I信号チャネル選択フィルタ
108 Q信号チャネル選択フィルタ
109 I信号ADコンバータ(ADC)
110 Q信号ADコンバータ(ADC)
111 周波数補正部
112 マルチキャリア復調部
113 復号部
114 RB配置通知部
115 Lo周波数シフト制御部

Claims (6)

  1. 所定周波数のLo信号を発振するLo発振手段と、
    前記Lo信号により受信信号をIQベースバンド信号に周波数変換するミキサ手段と、
    デジタル化された前記IQベースバンド信号に対して所定の周波数だけ周波数シフトを行う周波数補正手段と、
    前記周波数補正手段により周波数シフトされたデジタルベースバンド信号を復調する復調手段と、
    復調信号を復号する復号手段と、
    前記復号手段により復号された制御情報に基づいて、予めスケジューリングされた帯域割当情報を抽出する帯域割当情報抽出手段と、
    抽出された前記帯域割当情報を解析し、特定の周波数帯域が割り当てられた場合に、Lo周波数をシフトして受信するように前記Lo発振手段及び前記周波数補正手段を制御するLo周波数シフト制御手段と、
    を備える受信装置。
  2. 前記Lo周波数シフト制御手段は、システム帯域中央近傍が割り当てられた場合、及び/又は、システム帯域端近傍が割り当てられた場合に周波数シフトを行う請求項1記載の受信装置。
  3. 前記Lo周波数シフト制御手段は、アナログベースバンドのAC結合帯域が割り当てられた場合、及び/又は、アナログベースバンドフィルタのI/Q不均衡によるEVM(Error Vector Magnitude)劣化帯域が割り当てられた場合に周波数シフトを行う請求項1記載の受信装置。
  4. 前記Lo周波数シフト制御手段は、劣化の大きい特定のRB(Resource Block)が含まれている場合にRB配置条件に応じてLo周波数シフトのシフト量を決定する請求項1記載の受信装置。
  5. 前記Lo周波数シフト制御手段は、前記Lo発振手段に対してLo周波数をシフトさせるとともに、前記周波数補正手段に対して前記Lo周波数シフトの逆シフトを行う請求項1記載の受信装置。
  6. スケジューリングによって一部の周波数帯域を割り当てる通信システムの受信方法であって、
    所定周波数のLo信号を発振するステップと、
    前記Lo信号により受信信号をIQベースバンド信号に周波数変換するステップと、
    デジタル化された前記IQベースバンド信号に対して所定の周波数だけ周波数シフトを行うステップと、
    前記周波数シフトされたデジタルベースバンド信号を復調するステップと、
    復調信号を復号するステップと、
    前記復号された制御情報に基づいて、予めスケジューリングされた帯域割当情報を抽出するステップと、
    抽出された前記帯域割当情報を解析し、特定の周波数帯域が割り当てられた場合に、Lo周波数をシフトして受信するように制御するステップと
    を有する受信方法。
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