JP2009194302A - 半導体集積回路 - Google Patents

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博民 上田
Mitsuhiro Shimozawa
充弘 下沢
Kenji Suematsu
憲治 末松
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Abstract

【課題】面積が小さく、かつコストの低い半導体集積回路を提供する。
【解決手段】半導体基板1上に積層された複数の配線層と、2GHzの周波数帯域に対応して、複数の配線層のうちの1つの配線層に形成された2G用インダクタ4と、2GHzの周波数帯域よりも高い5GHzの周波数帯域に対応して、2G用インダクタ4が形成された配線層と同一の配線層に形成された5G用インダクタ5とを備え、5G用インダクタ5は、2G用インダクタ4の開口部の内側に形成されるものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、半導体基板上に積層された複数の配線層を含む半導体集積回路に関する。
近年、シリコン半導体プロセスの微細化が進むにつれて、トランジスタの高周波化が進んでいる。そのため、これまでは、デジタルICの製造に用いられてきたCMOSプロセス等を、例えば通信用の高周波ICを製造するためのプロセスとして用いる例が増えている。CMOSプロセス等のシリコン半導体プロセスを用いることにより、複数の配線層を含み、インダクタ、キャパシタ、抵抗等の受動素子が一体的に形成された半導体集積回路を製造することができる。
また、例えば携帯電話や無線LAN等、周波数帯域の異なる複数の通信手段に対応する携帯情報端末を実現するために、通信用の高周波ICには、各周波数帯域に対応した増幅器、ミクサ、発振器等の能動素子を1つの集積回路上に形成することが求められている。また、これらの各能動素子に対応した複数個のインダクタも、1つの集積回路上に形成されることが求められている。
従来の高周波ICには、2GHz帯用のスパイラルインダクタと、5GHz帯用のスパイラルインダクタと、2GHz帯用のアクティブ回路と、5GHz帯用のアクティブ回路とが、1つの集積回路上に形成されている(例えば、非特許文献1参照)。
ここで、5GHz帯用のスパイラルインダクタは、2GHz帯用のスパイラルインダクタと同一平面上で、2GHz帯用のスパイラルインダクタの横に並べて配置されている。
Kishore Rama Rao et al.,“A CMOS RF Front−End for a Multistandard WLAN Receiver”,IEEE MICROWAVE AND WIRELESS COMPONENTS LETTERS,VOL.15,NO.5,MAY 2005,P.321−323
しかしながら、従来技術には、次のような課題がある。
すなわち、5GHz帯用のスパイラルインダクタが、2GHz帯用のスパイラルインダクタと同一平面上で、2GHz帯用のスパイラルインダクタの横に並べて配置されているので、半導体集積回路の面積が大きくなり、コストが高くなるという問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、面積が小さく、かつコストの低い半導体集積回路を提供することある。
この発明に係る半導体集積回路は、半導体基板上に積層された複数の配線層と、第1の周波数帯域に対応して、複数の配線層のうちの1つの配線層に形成された第1スパイラルインダクタと、第1の周波数帯域よりも高い第2の周波数帯域に対応して、第1スパイラルインダクタが形成された配線層と同一の配線層に形成された第2スパイラルインダクタとを備え、第2スパイラルインダクタは、第1スパイラルインダクタの開口部の内側に形成されるものである。
また、この発明に係る半導体集積回路は、半導体基板上に積層された複数の配線層と、複数の配線層のうちの1つである第1配線層に形成された第1スパイラルインダクタと、複数の配線層のうちの第1配線層とは異なる第3配線層に形成された第2スパイラルインダクタと、複数の配線層のうちの第1配線層および第3配線層とは異なる第2配線層に形成され、第1スパイラルインダクタおよび第2スパイラルインダクタで発生した磁界を遮断する第1シールドとを備え、第1配線層と第3配線層とは、第2配線層を介して積層され、第1スパイラルインダクタと、第2スパイラルインダクタと、第1シールドとは、配線層の積層方向から見た場合に、互いに重なり合っているものである。
この発明の半導体集積回路によれば、第1の周波数帯域に対応する第1スパイラルインダクタの開口部の内側で、かつ第1スパイラルインダクタと同一の配線層に、第1の周波数帯域よりも高い第2の周波数帯域に対応する第2スパイラルインダクタが形成される。または、第1スパイラルインダクタが形成された第1配線層と、第2スパイラルインダクタが形成された第3配線層とが、第1シールドが形成された第2配線層を介して、第1スパイラルインダクタ、第2スパイラルインダクタおよび第1シールドが互いに重なり合うように配置される。
そのため、面積が小さく、かつコストの低い半導体集積回路を得ることができる。
以下、この発明の各実施の形態について図に基づいて説明するが、各図において同一、または相当する部分については、同一符号を付して説明する。
なお、以下の実施の形態では、第1の周波数帯域および第2の周波数帯域として、2GHzおよび5GHzを例に挙げて説明するが、これに限定されず、周波数帯域に差があれば、周波数帯域は別の値であってもよい。
実施の形態1.
図1(a)は、この発明の実施の形態1に係る半導体集積回路を示す平面図である。また、図1(b)は、図1(a)に示した半導体集積回路のI−I線に沿った矢視断面図である。
図1(a)および図1(b)において、例えばシリコン等で形成された半導体基板1上には、層間絶縁膜2を介して第1配線層31が積層されている。第1配線層31上には、層間絶縁膜2を介して第2配線層32が積層されている。
第2配線層32には、2GHzの周波数帯域(第1の周波数帯域)に対応する金属製のスパイラルインダクタ4(第1スパイラルインダクタ、以下、「2G用インダクタ4」と称する)が形成されている。
また、第2配線層32には、5GHzの周波数帯域(第2の周波数帯域)に対応する金属製のスパイラルインダクタ5(第2スパイラルインダクタ、以下、「5G用インダクタ5」と称する)が形成されている。
2G用インダクタ4および5G用インダクタ5は、それぞれ差動スパイラルインダクタである。差動スパイラルインダクタは、インダクタ両端の2つの端子と、インダクタの中点から取り出された1つの端子とを有する対称構造のインダクタである。
また、2G用インダクタ4および5G用インダクタ5の配線パターンには、配線層の積層方向から見た場合に、交差している箇所が存在する(図中の斜線部参照)。この交差箇所において、一方のパターンは、層間絶縁膜2に形成されたバイアホール(図示せず)と第1配線層31に形成された迂回パターン(図示せず)とを通って他方のパターンを迂回し、別のバイアホールを通って第2配線層32のパターンに戻っている。
また、半導体基板1の表面には、2GHzの周波数帯域に対応するアクティブ回路6(第1アクティブ回路、以下、「2G用アクティブ回路6」と称する)が形成され、2G用インダクタ4と接続されている。また、半導体基板1の表面には、5GHzの周波数帯域に対応するアクティブ回路7(第2アクティブ回路、以下、「5G用アクティブ回路7」と称する)が形成され、5G用インダクタ5と接続されている。
2G用アクティブ回路6および5G用アクティブ回路7は、それぞれトランジスタ等の能動素子を含み、電流または電圧の増幅等を行う。
なお、図1(a)および図1(b)において、2G用インダクタ4と2G用アクティブ回路6との接続、および5G用インダクタ5と5G用アクティブ回路7との接続については、図示を省略している。
ここで、5G用インダクタ5は、外形寸法のより大きな2G用インダクタ4の開口部の内側に形成されている。2G用インダクタ4の外形寸法が、5G用インダクタ5の外形寸法よりも大きくなる理由を以下に示す。
一般的に、例えばトランジスタ等のインピーダンス整合等に用いるインダクタのインダクタ値は、2G用インダクタ4であれば4nH、5G用インダクタであれば2nHと、周波数が低いほど必要となるインダクタ値が大きくなる。そのため、インダクタの外形寸法も、周波数が低いほど大きくなる。
なお、2G用インダクタ4および5G用インダクタ5は、互いに他のインダクタで発生する磁界の影響を受けないように、他のインダクタの周波数帯域等を考慮して、インダクタ間の距離やインダクタ値等が設定されている。
この発明の実施の形態1に係る半導体集積回路によれば、5G用インダクタ5は、2G用インダクタ4の開口部の内側で、かつ2G用インダクタ4と同一の第2配線層32に形成されている。
そのため、5G用インダクタを、2G用インダクタと同一平面上で、2G用インダクタの横に並べて配置する場合と比較して、半導体集積回路の面積を縮小することができる。また、面積が縮小されることにより、半導体集積回路のコストを低減することができる。
したがって、面積が小さく、かつコストの低い半導体集積回路を得ることができる。
なお、上記実施の形態1の半導体集積回路では、2G用アクティブ回路6および5G用アクティブ回路7をそれぞれ別の回路としたが、これに限定されない。
2G用アクティブ回路6および5G用アクティブ回路7を構成する素子の一部または全部を、2GHzおよび5GHzの周波数帯域に対応した広帯域のものに変えて、図2に示すように、2G・5G共用アクティブ回路8(共用アクティブ回路)を設けてもよい。
これにより、アクティブ回路の面積を縮小することができ、半導体集積回路の面積をさらに縮小することができる。
また、上記実施の形態1では、2G用インダクタ4および5G用インダクタ5の2つのスパイラルインダクタを用いて説明したが、これに限定されない。
例えば、2GHzおよび5GHz以外の周波数帯域に対応した第3のスパイラルインダクタを第2配線層32に形成し、2G用インダクタ4の外周、2G用インダクタ4と5G用インダクタ5との間、または5G用インダクタ5の内側に配置してもよい。
また、このとき、第3のスパイラルインダクタに接続されるアクティブ回路を、上記2G・5G共用アクティブ回路8と一体化してもよい。
これらの場合も、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
実施の形態2.
図3(a)は、この発明の実施の形態2に係る半導体集積回路を示す平面図である。また、図3(b)は、図3(a)に示した半導体集積回路のII−II線に沿った矢視断面図である。
図3(a)および図3(b)において、例えばシリコン等で形成された半導体基板1上には、層間絶縁膜2を介して第1配線層31が積層されている。第1配線層31上には、層間絶縁膜2を介して第2配線層32が積層されている。第2配線層32上には、層間絶縁膜2を介して第3配線層33が積層されている。
第1配線層31には、2GHzの周波数帯域(第1の周波数帯域)に対応する金属製のスパイラルインダクタ4(第1スパイラルインダクタ、以下、「2G用インダクタ4」と称する)が形成されている。
第3配線層33には、5GHzの周波数帯域(第2の周波数帯域)に対応する金属製のスパイラルインダクタ5(第2スパイラルインダクタ、以下、「5G用インダクタ5」と称する)が形成されている。
第2配線層32には、2G用インダクタ4および5G用インダクタ5で発生する磁界の一部を遮断するためのシールド9(第1シールド)が形成されている。
シールド9は、例えばポリシリコン、銅、アルミニウム等の金属で構成され、所定の配線パターンを有している。また、シールド9は、グランドに接続されている。
ここで、2G用インダクタ4、5G用インダクタ5およびシールド9は、配線層の積層方向から見た場合に、互いに重なり合うように配置されている。
その他の構成については、前述の実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
この発明の実施の形態2に係る半導体集積回路によれば、2G用インダクタ4が形成された第1配線層31と5G用インダクタ5が形成された第3配線層33とは、シールド9が形成された第2配線層32を介して積層されている。また、2G用インダクタ4、5G用インダクタ5およびシールド9は、配線層の積層方向から見た場合に、互いに重なり合うように配置されている。
そのため、5G用インダクタを、2G用インダクタと同一平面上で、2G用インダクタの横に並べて配置する場合と比較して、半導体集積回路の面積を縮小することができる。また、面積が縮小されることにより、半導体集積回路のコストを低減することができる。
したがって、面積が小さく、かつコストの低い半導体集積回路を得ることができる。
なお、上記実施の形態2の半導体集積回路では、2G用アクティブ回路6および5G用アクティブ回路7をそれぞれ別の回路としたが、これに限定されない。
前述した実施の形態1の場合と同様にして、図4に示すように、2G・5G共用アクティブ回路8を設けてもよい。
これにより、アクティブ回路の面積を縮小することができ、半導体集積回路の面積をさらに縮小することができる。
また、上記実施の形態2では、2G用インダクタ4および5G用インダクタ5の2つのスパイラルインダクタを用いて説明したが、これに限定されない。
例えば、第3配線層33上にシールドが形成される第4配線層と、2GHzおよび5GHz以外の周波数帯域に対応した第3のスパイラルインダクタが形成される第5配線層とを、それぞれ層間絶縁膜を介して積層してもよい。
このとき、2G用インダクタ4、5G用インダクタ5、第3のスパイラルインダクタ、シールド9および第4配線層のシールドは、配線層の積層方向から見た場合に、互いに重なり合うように配置されている。
この場合も、上記実施の形態2と同様の効果を奏することができる。
また、上記実施の形態2では、第1配線層31に2G用インダクタ4が形成され、第3配線層33に5G用インダクタ5が形成されている。ここで、2G用インダクタ4と5G用インダクタ5とがそれぞれ逆の配線層に形成された場合であっても、面積が小さく、かつコストの低い半導体集積回路を得ることができる。
しかしながら、一般的に、インダクタと半導体基板1との距離が短くなると、インダクタのQ値が低下し、対応する周波数帯域の高いインダクタの方がこの影響を強く受ける。そのため、第1配線層31に2G用インダクタ4が形成されるほうが適切だと考えられる。
また、上記実施の形態1および2において、半導体基板1と第1配線層31との間に新たな配線層を設け、この配線層に磁界の一部を遮断するためのシールドを形成することにより、スパイラルインダクタのQ値を上げることができる。
実施の形態3.
図5(a)は、この発明の実施の形態3に係る半導体集積回路を示す平面図である。また、図5(b)は、図5(a)に示した半導体集積回路のIII−III線に沿った矢視断面図である。
図5(a)および図5(b)において、例えばシリコン等で形成された半導体基板1上には、層間絶縁膜2を介して第1配線層31が積層されている。第1配線層31上には、層間絶縁膜2を介して第2配線層32が積層されている。第2配線層32上には、層間絶縁膜2を介して第3配線層33が積層されている。第3配線層33上には、層間絶縁膜2を介して第4配線層34が積層されている。
第1配線層31には、2G用インダクタ4および5G用インダクタ5で発生する磁界の一部を遮断するためのシールド10(第2シールド)が形成されている。
シールド10は、シールド9と同様に金属で構成され、所定の配線パターンを有している。また、シールド10は、グランドに接続されている。
第2配線層32、第3配線層33および第4配線層34は、前述した実施の形態2の第1配線層31、第2配線層32および第3配線層33とそれぞれ同様の構成を有している(図3参照)。
また、半導体基板1の表面には、2GHzおよび5GHzの周波数帯域に対応した2G・5G共用アクティブ回路8が形成され、2G用インダクタ4および5G用インダクタ5と接続されている。
ここで、2G用インダクタ4、5G用インダクタ5、シールド9、シールド10および2G・5G共用アクティブ回路8は、配線層の積層方向から見た場合に、互いに重なり合うように配置されている。
その他の構成については、前述の実施の形態2と同様であり、その説明を省略する。
この発明の実施の形態3に係る半導体集積回路によれば、半導体基板1の表面に設けられた2G・5G共用アクティブ回路8は、2G用インダクタ4、5G用インダクタ5、シールド9およびシールド10と互いに重なり合うように配置されている。
そのため、半導体集積回路の面積を縮小することができる。また、面積が縮小されることにより、半導体集積回路のコストを低減することができる。
なお、上記実施の形態3では、半導体基板1の表面に2G・5G共用アクティブ回路8を形成するとしたが、これに限定されず、2G用アクティブ回路6および5G用アクティブ回路7が形成されてもよい。
この場合も、上記実施の形態3と同様の効果を奏することができる。
また、上記実施の形態3では、2G用インダクタ4と5G用インダクタ5とがそれぞれ異なる配線層に形成されている場合について説明したが、これに限定されない。2G用インダクタ4および5G用インダクタ5が同一の配線層に形成されている場合であっても、上記実施の形態3と同様の効果を奏することができる。
また、上記実施の形態1〜3では、インダクタとして、差動スパイラルインダクタを例に挙げて説明したが、単相のスパイラルインダクタを用いた場合であっても、同様の効果を奏することができる。
また、上記実施の形態1〜3では、スパイラルインダクタの形状が4角形のものを例に挙げて説明したが、例えば8角形や円形のスパイラルインダクタを用いた場合であっても、同様の効果を奏することができる。
また、上記実施の形態1〜3では、スパイラルインダクタを例に挙げて説明したが、半導体基板上に金属配線層により形成されるバランについても、同様の効果を奏することができる。
(a)は、この発明の実施の形態1に係る半導体集積回路を示す平面図であり、(b)は、(a)に示した半導体集積回路のI−I線に沿った矢視断面図である。 この発明の実施の形態1に係る半導体集積回路を示す別の平面図である。 (a)は、この発明の実施の形態2に係る半導体集積回路を示す平面図であり、(b)は、(a)に示した半導体集積回路のII−II線に沿った矢視断面図である。 この発明の実施の形態2に係る半導体集積回路を示す別の平面図である。 (a)は、この発明の実施の形態3に係る半導体集積回路を示す平面図であり、(b)は、(a)に示した半導体集積回路のIII−III線に沿った矢視断面図である。
符号の説明
1 半導体基板、4 2G用インダクタ(第1スパイラルインダクタ)、5 5G用インダクタ(第2スパイラルインダクタ)、6 2G用アクティブ回路(第1アクティブ回路)、7 5G用アクティブ回路(第2アクティブ回路)、8 2G・5G共用アクティブ回路(共用アクティブ回路)、9 シールド(第1シールド)、10 シールド(第2シールド)、31 第1配線層、32 第2配線層、33 第3配線層、34 第4配線層。

Claims (5)

  1. 半導体基板上に積層された複数の配線層と、
    第1の周波数帯域に対応して、前記複数の配線層のうちの1つの配線層に形成された第1スパイラルインダクタと、
    前記第1の周波数帯域よりも高い第2の周波数帯域に対応して、前記第1スパイラルインダクタが形成された配線層と同一の配線層に形成された第2スパイラルインダクタと、を備え、
    前記第2スパイラルインダクタは、前記第1スパイラルインダクタの開口部の内側に形成されることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記第1スパイラルインダクタおよび前記第2スパイラルインダクタが形成された配線層よりも前記半導体基板側に設けられた配線層に形成され、前記第1スパイラルインダクタおよび前記第2スパイラルインダクタで発生した磁界を遮断する第2シールドと、
    前記半導体基板の表面に形成されるとともに前記第1スパイラルインダクタと接続された第1アクティブ回路と、
    前記半導体基板の表面に形成されるとともに前記第2スパイラルインダクタと接続された第2アクティブ回路と、を備え、
    前記第1スパイラルインダクタおよび前記第2スパイラルインダクタと、前記第2シールドと、前記第1アクティブ回路および前記第2アクティブ回路とは、配線層の積層方向から見た場合に、互いに重なり合っていることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 半導体基板上に積層された複数の配線層と、
    前記複数の配線層のうちの1つである第1配線層に形成された第1スパイラルインダクタと、
    前記複数の配線層のうちの前記第1配線層とは異なる第3配線層に形成された第2スパイラルインダクタと、
    前記複数の配線層のうちの前記第1配線層および前記第3配線層とは異なる第2配線層に形成され、前記第1スパイラルインダクタおよび前記第2スパイラルインダクタで発生した磁界を遮断する第1シールドと、を備え、
    前記第1配線層と前記第3配線層とは、前記第2配線層を介して積層され、前記第1スパイラルインダクタと、前記第2スパイラルインダクタと、前記第1シールドとは、配線層の積層方向から見た場合に、互いに重なり合っていることを特徴とする半導体集積回路。
  4. 前記第1配線層よりも前記半導体基板側に設けられた配線層に形成され、前記第1スパイラルインダクタおよび前記第2スパイラルインダクタで発生した磁界を遮断する第2シールドと、
    前記半導体基板の表面に形成されるとともに前記第1スパイラルインダクタと接続された第1アクティブ回路と、
    前記半導体基板の表面に形成されるとともに前記第2スパイラルインダクタと接続された第2アクティブ回路と、を備え、
    前記第1スパイラルインダクタおよび前記第2スパイラルインダクタと、前記第2シールドと、前記第1アクティブ回路および前記第2アクティブ回路とは、配線層の積層方向から見た場合に、互いに重なり合っていることを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路。
  5. 前記第1アクティブ回路の対応する周波数帯域と、前記第2アクティブ回路の対応する周波数帯域との双方に対応した回路素子を用いた共用アクティブ回路を備えたことを特徴とする請求項2または請求項4に記載の半導体集積回路。
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