JP2009193427A - 電子機器の設定装置、設定方法、及び設定プログラム - Google Patents

電子機器の設定装置、設定方法、及び設定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】階層構造で設定項目が設定されている場合に、設定変更されている項目に簡単に辿り着けるようにする。
【解決手段】階層構造の設定項目で、設定状態の変更指示であると判定された場合には、ステップS8で、設定変更情報が記憶され、設定項目を含むそれより上位の階層の項目に変更フラグがセットされる。これにより、変更された設定項目を含むそれより上位の階層のメニューの設定項目が項目番号の表示色等で明示される。この明示された設定項目を辿っていくことで、変更された設定項目に簡単に辿り着くことができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、設定可能な項目を複数有する電子機器における設定装置、設定方法、及び設定プログラムに関する。
最近の電子機器は多機能化されており、設定すべき項目も多い。特に、近年の携帯電話端末は、通話機能の他に、インターネットの通信機能、カメラ機能、GPS(Global Positioning System)機能、電子マネー機能、テレビジョン受信機能等の多種多様な機能が付加されており、その分、設定すべき項目も多くなってきているのが実情である。このため、例えば、下記の特許文献1に示すように、各種機能の設定画面を階層構造にし、階層順に順次切替表示するものが多い。
特開平10−161829号公報
ところが、設定画面を階層構造にして階層順に表示する場合には、階層を辿りながら、目的とする機能に関連する項目を順に選択していかなければならない。しかしながら、電子機器の多機能化により、設定項目は増大化しており、最近の電子機器では、このような多数の設定項目に対応できるように、設定項目の階層は益々深くなり、所望の設定項目に辿り着くのが益々困難になっているという問題がある。
また、機能の設定では、ユーザが一度設定を変更した項目が、さらに変更されたり、デフォルトに戻されることも多い。例えば、携帯電話端末では、着信音の音量を調節してみたが、設定後の音量では満足いかず、さらに、着信音の変更を試みることが多くある。また、よく理解できない設定項目をとりあえず変更してみるようなこともある。この場合、設定変更をしてみるが、デフォルト状態でよいことが分かり、設定変更を元に戻すことも多い。
そこで、本発明は、上述の課題を鑑みてなされたものであり、設定項目が階層構造で構成されている場合に、設定が変更されている項目に簡単に辿り着ける電子機器の設定装置、設定方法、及び設定プログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明は、以下の事項を提案している。
(1)本発明は、階層構造で設定項目を表示する設定項目表示手段と、設定項目が変更された場合に、変更された設定項目を含むそれより上位の階層の設定項目を明示する明示手段と、を備えることを特徴とする電子機器の設定装置を提案している。
(2)本発明は、(1)の電子機器の設定装置について、さらに、設定変更項目をデフォルトに戻す変更手段を有し、前記設定変更項目がデフォルトに戻された場合に、前記明示手段による設定項目の明示を停止することを特徴とする電子機器の設定装置を提案している。
(3)本発明は、階層構造で設定項目を表示する第1のステップと、設定項目が変更された場合に、変更された設定項目を含むそれより上位の階層の設定項目を明示する第2のステップと、を有することを特徴とする電子機器の設定方法を提案している。
(4)本発明は、電子機器のコンピュータに、階層構造で設定項目を表示する第1のステップと、設定項目が変更された場合に、変更された設定項目を含むそれより上位の階層の設定項目を明示する第2のステップと、を実行させるための設定プログラムを提案している。
本発明によれば、設定状態の変更指示であると判定された場合には、変更された設定項目を含むそれより上位の階層のメニューの設定項目が明示される。したがって、各階層のメニュー表示において明示された項目を選択することにより、変更された設定項目に簡単に辿り着くことができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて、詳細に説明する。
なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
<携帯電話端末の外観構成>
図1は、本発明が適用できる携帯電話端末1の外観を示すものである。
図1に示すように、本発明が適用できる携帯電話端末1には、表示部11と、操作部12と、マイクロホン13と、スピーカ14と、着信報知用スピーカ15と、通信アンテナ16とが配置されている。
表示部11は、バックライト付きカラーLCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electro−Luminescent Display)で構成され、携帯電話端末1の操作に係る各種情報や受信した情報などが表示される。
操作部12は、テンキー21と、オフフックキー22と、オンフックキー23と、センターキー24と、カーソルキー25と、クリアキー26と、サブキー27と、二つのファンクションキー28,29とを備えて構成される。なお、オンフックキー23は、モードリセットキーを兼用しており、通話中に押された場合にはオンフックキーとして機能し、いずれかのアプリケーションプログラムが起動されているときに押された場合には、モードリセットキーとして機能する。また、オンフックキー23は、更に電源キーを兼用しており、待ち受け状態時に長時間(例えば、1.5秒以上)押された場合には電源をオフし、電源オフ時に長時間押された場合には電源をオンするようになっている。
マイクロホン13及びスピーカ14は、電話利用時に、送受話を行う場合等に用いられる。着信報知用スピーカ15は着信を音で報知するものである。通信アンテナ16は、基地局との間で電波の送受信を行う。
<携帯電話端末の内部構成>
図2は、本実施形態における携帯電話端末1の内部構成を示すものである。
図2において、無線部31は、基地局との間で、電波の送受信を行うものである。通信プロトコルとしては、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(Global System for Mobile Communication)、CDMA(Code Division Multiple Access)、WCDMA(Wideband CDMA)等がある。本実施形態では、どのような通信方式を用いても良い。
通信制御部32は、通信プロトコル制御によって確立された通信チャンネルを用いて送受信される信号の復調や変調を行っている。通信制御部32には、音声を入力するマイクロホン13、音声を出力するスピーカ14、及び主制御部33が接続されている。
主制御部33は、CPU(Central Processing Unit)等からなり、携帯電話端末の全体の動作の制御を行っている。操作部12は、テンキー21と、オフフックキー22と、オンフックキー23と、センターキー24と、カーソルキー25と、クリアキー26と、サブキー27と、ファンクションキー28,29等とを含んでいる。ROM34には、各種のアプリケーションプログラム、メニュー画面(階層構造に対応した複数の設定画面)や待ち受け画面等の画面データ、各種機能の初期設定データであるデフォルトデータ等が記憶されている。35は、アドレス帳データ記憶部、送信データ記憶部、受信データ記憶部等とともに設定データ記憶部38を含み、この設定データ記憶部38には、変更した設定データや設定をデフォルトから変更したことを表すフラグ情報等が記憶される。着信報知用スピーカ15及びバイブレータ36は、着信時に主制御部33からの出力される信号により駆動される。
<処理動作>
次に、本実施形態の動作について説明する。
本発明は、上述のような携帯電話端末1で各種機能の設定を行うのに用いることができる。携帯電話端末1では、図3に示すように、各種機能の設定画面が階層構造となっており、各階層の設定画面が階層順に表示部11に切替表示されるようになっている。ところが、階層構造では、上位階層から下位階層に、階層を辿りながら、目的とする機能に関連する項目を順に選択する必要があり、各階層において目的とする機能に関連する項目を選択する際には、表示されている項目名等をしっかり確認しなければならないので、機能の設定を再変更する場合であっても、目的とする機能を選択するのに手間がかかる。
そこで、本実施形態の携帯電話端末1では、設定項目の設定状態(設定内容)がデフォルトから変更されると、その後の表示で、変更された設定項目を含むそれより上位の階層の設定項目を明示するようにする。設定項目を明示する方法としては、設定項目の番号にチェッキングやマーキングを付けたり、設定項目の名称等を表す文字のフォントの種類や大きさを変えたり、色を変えたり、アイコンを変えたり等、様々なものが考えられる。ここでは、設定項目の番号の色を変えるものとする。この場合、色の異なる番号の設定項目を辿っていくことで、変更された設定項目に簡単に辿り着くことができる。
設定項目の変更は、図4に示すような設定項目メニューにより行うことができる。
まず最初に、図4(A)に示すような機能設定のメインメニュー(最上位階層の設定画面)を表示させる。このメインメニューの表示は、表示部11に待ち受け画面が表示されているときに、所定のキー操作(例えば、ファンクションキー28の操作)を行って機能設定モードを起動させることにより為される。
その後、カーソルキー25で表示されているメニュー中の所望の項目を選択し、センターキー24で確定するという操作を繰り返すことで、順次下位の階層のメニューの項目が表示され、最終的に、目的とする設定項目の設定状態を表す画面が表示される。なお、カーソルキー25及びセンターキー24の操作に代えて、項目に該当する数字のテンキー21を押すことによっても、当該項目の下位の階層のメニューの項目を表示させることができる。
次に、設定項目変更の具体例として、電話の着信時に着信報知用スピーカ15から出力される着信音の音量の設定変更を行う場合について説明する。
上記のように、表示部11に待ち受け画面が表示されているときに所定のキー操作を行うと、最初に、メインメニュー(最上位の階層のメニュー)が表示される。このメインメニューには、図4(A)に示すように、「通話料金」、「音/バイブ/LED」、「画面表示/照明」、「プライバシー」、「ユーザ補助」、「ネットワークサービス」、「プロフィール」、「ガイド」の各項目が表示される。着信音量の設定変更を行う場合、次に、この最上位の階層のメニューの中から、「音/バイブ/LED」の項目を選択する。
「音/バイブ/LED」の項目を選択すると、その下の階層のメニューに移り、図4(B)に示すように、「通常着信」、「Eメール受信」、「お知らせ受信」、「Cメール受信」、「アラーム」、「スケジュールアラーム」、「操作音」、「効果音」の項目を表示する画面が表示される。そして、次に、このメニューから、「通常着信」の項目を選択する。
「通常着信」の項目を選択すると、その下の階層のメニューに移り、図4(C)に示すように、「音量」、「メロディ」、「バイブレータ」、「LED設定」の項目を表示する画面が表示される。着信報知音量の設定変更を行う場合、次に、このメニューから、「音量」の項目を選択する。
音量の項目を選択すると、図4(D)に示すように、音量設定画面が表示される。この画面で表示されている音量は、現在の設定されている音量を表している。すなわち、ユーザが過去に音量の設定変更を行っていない場合には、デフォルトの音量を表し、過去に音量の設定変更を行っていた場合には、設定変更された音量を表している。そして、この音量設定画面が表示されている状態で、着信報知音の音量の設定を変更することができる。
この設定変更は、図4(D)に示す表示画面において、その下部に示されている音量調節のガイダンス表示及び図1におけるファンクションキー28、センターキー24に対応するキー機能表示(再生とOK)に従ってキー操作することにより行うことができる。すなわち、音量を上げる場合は、上方向のカーソルキー25の操作を行い、音量を下げる場合は、下方向のカーソルキー25の操作を行う。図5(D)は、図4(D)において3のレベルであった音量を一段階上げて4にした状態を示している。この状態でファンクションキー28を操作すると、着信報知音がレベル4で再生され、また、センターキー24を操作すると、着信報知音の音量はレベル4に確定される。
このようにして、着信音量の設定が変更されると、その後の表示において、変更された設定項目を含むそれより上位の階層のメニューの設定項目の項目番号が他の項目の項目番号とは異なる色で表示される。
すなわち、図5(C)に示すように、変更された設定項目「音量」の項目番号が「メロディ」等の他の項目の項目番号とは異なる色で表示される。また、図5(B)に示すように、設定項目「音量」の項目を含むその上の階層のメニューの「通常着信」の項目番号が「Eメール受信」等の他の項目の項目番号とは異なる色で表示される。さらに、図5(A)に示すように、設定項目「音量」の項目を含むさらにその上の階層のメニューの「音/バイブ/LED」の項目番号が「通話料金」等の他の項目の項目番号とは異なる色で表示される。
このように、本実施形態における携帯電話端末では、設定項目が変更されると、その後の表示において、変更された設定項目を含むそれより上位の階層のメニューの設定項目の項目番号が他の項目の項目番号とは異なる色で表示される。このため、次回、機能設定モードを起動した時には、変更された設定項目に簡単に辿り着くことができる。
つまり、通常着信の音量がデフォルトから変更されている場合には、図5(A)に示すように、最上位の階層のメニューで項目番号の色が他の項目番号の色と異なる項目は、「音/バイブ/LED」である。そこで、ユーザは、「音/バイブ/LED」の項目を選択する。
図5(B)に示すように、次の階層のメニューで項目番号の色が他の項目番号の色と異なる項目は、「通常着信」の項目である。そこで、ユーザは、「通常着信」の項目を選択する。
図5(C)に示すように、次の階層のメニューで項目番号の色が他の項目番号の色と異なる項目は、「音量」の項目である。そこで、ユーザは、「音量」の項目を選択する。これにより、図5(D)に示すように、以前に変更した設定項目である着信音量設定項目に辿り着くことができ、設定状態(設定内容)の再変更等を簡単に行うことができる。
また、設定項目を変更した後に、その項目の設定をデフォルトに戻したい場合がある。本実施形態では、各設定項目をデフォルトに戻すことができる。設定項目をデフォルトに戻す場合には、機能設定画面の何れかの階層の画面が表示されている状態においてサブキー27を押し、図6に示すようなデフォルト設定メニューを表示させる。ここで、カーソルキー25により「全ての設定をデフォルトに戻す」の項目1が選択され、センターキー24の操作でその選択が確定されると、全ての設定がデフォルトに戻され、また、メモリ35の設定データ記憶部38に記憶されていた全ての変更フラグ情報がリセットされて、各階層のメニューにおける項目番号の表示色も他の項目番号の表示色と同じものとなる。
また、「この設定をデフォルトに戻す」の項目2が選択され確定されると、表示中の階層画面において選択されている(カーソルが示している)項目に係る設定値(設定状態)がデフォルトに戻され、また、その項目の変更フラグ情報がリセットされて、項目番号の表示色も他の項目番号の表示色と同じものとなる。より具体的には、表示中の階層画面が最下層のメニュー画面である場合には、そのメニュー画面において選択されている項目の設定値がデフォルトに戻されるとともに、その項目の変更フラグ情報がリセットされて、項目番号の表示色も他の項目番号の表示色と同じものとなり、表示中の階層画面が最下層以外のメニュー画面である場合には、そのメニュー画面において選択されている項目の下位階層における全ての項目の設定値がデフォルトに戻されるとともに、これらの項目の変更フラグ情報が全てリセットされて、各階層のメニュー画面における項目番号の表示色も他の項目番号の表示色と同じものとなる。
なお、カーソルキー25及びセンターキー24の操作に代えて、項目に該当する数字のテンキー21を押すことによっても、「全ての設定をデフォルトに戻す」や「この設定をデフォルトに戻す」の処理を行うことができる。
図7は、本実施形態の動作を示すフローチャートである。
表示部11に待ち受け画面が表示されている状態おいて、設定項目のメニューの表示(機能設定モードの起動)が指示されたら(ステップS1)、主制御部33によりROM34から最上位階層の設定項目メニュー(メニュー画面データ)の読み出しが行われる(ステップS2)。この設定項目のメニューの表示の指示は、例えば、ファンクションキー28の操作により行われる。
また、設定項目のメニューを表示する際に、設定データ記憶部38に記憶されている変更フラグの設定状態が確認され(ステップS3)、変更フラグがセットされている項目を下位階層に含む項目では項目番号の表示色を他の項目の項目番号の表示色とは異なる色にして、設定項目メニューが表示される(ステップS4)。例えば、「音/バイブ/LED」の下位項目である通常着信の「音量」の項目に変更フラグがセットされている場合には、図5(A)のように表示され、「音/バイブ/LED」の下位項目の何れにも変更フラグセットされていない場合には、図4(A)のように表示される。
次に、上位項目メニューの表示指示操作かどうかが判定される(ステップS5)。この判定処理は、表示部11に表示されているメニューが最上位階層以外のメニュー、すなわち、図4(B)〜図4(D)に示すメニューである場合に有効に機能し得る(すなわち、YES判定が出得る)もので、ステップS5で、上位項目メニューの表示指示操作と判断された場合には、ステップS2にリターンされ、ステップS2乃至S4の処理が再度実行されて、上位項目の設定項目メニューが表示部11に表示される。本実施形態では、この上位項目メニューの表示指示操作は、クリアキー26の操作或いは左方向のカーソルキー25の操作により行われるが、最上位の階層のメニューが表示されている際には、クリアキー26或いは左方向のカーソルキー25の操作が行われても、これらの操作はNOP(No Operation)扱いとなる。
次に、ステップS5で、上位項目メニューの表示指示操作でないと判断された場合には、選択項目の下位項目メニューの表示指示かどうかが判定される(ステップS6)。この判定処理は、表示部11に表示されているメニューが最下位階層以外のメニュー、すなわち、図4(A)〜図4(C)に示すメニューである場合に有効に機能し得るもので、ステップS6で、選択項目の下位項目メニューの表示指示操作と判断された場合には、ステップS2にリターンされ、ステップS2乃至S4の処理が再度実行されて、下位項目の設定項目メニューが表示部11に表示される。本実施形態では、この下位項目メニューの表示指示操作は、カーソルキー25で項目を選択した後センターキー24を押すか、或いは、項目番号に対応するテンキー21を押すことによって行われる。
一方、ステップS6で、選択項目の下位項目メニューの表示指示操作でないと判断された場合には、設定状態の変更指示かどうかが判定される(ステップS7)。この判定処理は、表示部11に図4(D)に示すような設定画面が表示されている時に有効に機能し得るもので、例えば、図4(D)に示す音量設定画面が表示されている時には、カーソルキー25で項目を選択し、センターキー24で確定することで行われる。
なお、設定画面が、アラームの時刻設定画面のように数字情報を入力するものである場合には、該当する数字をテンキー21で入力し、最後にセンターキー24で確定することで行われる。
次に、ステップS7で、設定状態の変更指示であると判定された場合には、すなわち、例えば図4(D)の表示状態において、カーソルキー25の操作により音量が変更された後にセンターキー24が操作された場合には、設定データ記憶部38に設定変更情報が記憶されるとともに、設定項目を含むそれより上位の階層の項目のフラグ情報記憶エリアに変更フラグがセットされ(ステップS8)、その後、ステップS3にリターンされ、ステップS3及びS4の処理が再度実行されて、設定変更後の設定画面が表示部11に表示される。
なお、設定変更後の設定画面に代えて、その上位項目の設定項目メニューを表示するようにしても良い。この場合、ステップS2にリターンされてステップS2乃至S4の処理が再度実行され、上位項目の設定項目メニューが表示部11に表示される。そして、設定変更した項目の項目番号が、他の項目番号とは異なる色で表示される。
図8は、ステップS8の処理の詳細を示すものである。
設定変更情報の記憶及び変更フラグのセット処理では、図8に示すように、設定項目の変更情報が記憶され(ステップS51)、現在の設定変更項目に変更フラグがセットされる(ステップS52)。次に、上位の階層にメニューがあるかどうかが判定され(ステップS53)、上位の階層にメニューがあれば、上位の階層に移り(ステップS54)、上位の設定階層の対応する項目に変更フラグがセットされて(ステップS55)、ステップS53にリターンされる。なお、上位の設定階層の各項目は、下位の設定階層において設定可能な項目数に対応する数のフラグ情報を記憶できるフラグ情報記憶エリアを有する。
一方、ステップS53で、上位の階層にメニューがなければ、元の階層のメニューに戻り(ステップS56)、メイン処理にリターンされる。これにより、表示部11での表示は、例えば、図4(C)に示す画面の状態に戻るが、このとき表示される画面は、変更された項目の項目番号の色が他の項目番号とは異なる色で表示された図5(C)に示す画面となる。
次に、図7において、ステップS7で、設定状態の変更指示でない場合には、サブメニューの表示指示かどうかが判定される(ステップS9)。本実施形態では、サブメニューの表示指示は、サブキー27により行われる。
次に、ステップS9で、サブメニューの表示指示である場合には、図6に示すサブメニューが表示され(ステップS10)、この状態で、実行指示があるかどうかが判定される(ステップS11)。本実施形態の場合、全ての設定をデフォルトに戻す場合の実行指示は、テンキー21の1のキーの操作、又はカーソルキー25によるサブメニューの項目1の選択操作及びこれに続くセンターキー24による確定操作により行われる。また、サブメニューを表示する前の表示画面において選択されていた項目に係る設定をデフォルトに戻す場合の実行指示は、テンキー21の2のキーの操作、又はカーソルキー25によるサブメニューの項目2の選択操作及びこれに続くセンターキー24による確定操作により行われる。
そして、ステップS11で、項目1の「全ての設定をデフォルトに戻す」の実行指示があった場合には、全ての設定値がデフォルトに戻され、また、メモリ35の設定データ記憶部38に記憶されていた全ての変更フラグがリセットされ(ステップS12)、ステップS3にリターンされる。これにより、各階層のメニューにおける項目番号の表示色も他の項目番号の表示色と同じものとなる。
また、項目2の「この設定をデフォルトに戻す」の実行指示があった場合には、表示中の階層画面において選択されている(カーソルが示している)項目に係る設定値(設定状態)がデフォルトに戻され、また、その項目の変更フラグ情報がリセットされて、項目番号の表示色も他の項目番号の表示色と同じものとなる。なお、この項目2の実行処理の場合、表示中の階層画面が最下層のメニュー画面である場合には、各階層の変更フラグ情報がそれぞれ1つリセットされるが、表示中の階層画面が最下層以外のメニュー画面である場合には、そのメニュー画面において選択されている項目の下位階層における全ての項目の設定値がデフォルトに戻されるので、上位階層ほど多くの変更フラグ情報がリセットされる。
一方、ステップS11で、実行指示でない場合には、キャンセル指示かどうかが判定され(ステップS13)、キャンセル指示でない場合には、ステップS10にリターンされてサブメニューの表示を継続し、キャンセルの場合には、ステップS4にリターンされて元の設定項目メニューの表示に戻る。
さらに、ステップS9で、サブメニュー表示指示でない場合には、設定モードの終了指示かどうかが判定される(ステップS14)。ここで、本実施形態の場合、オンフックキー23がモードリセットキーを兼用しているので、オンフックキー23が押されると、設定モードの終了指示となる。
次に、ステップS14で、設定モードの終了指示の場合には、ROM34から待ち受け画面データを読み出して表示部11に表示し(ステップS15)、通常モードに戻る。一方で、設定モードの終了指示でない場合には、ステップS4にリターンされて元の設定項目メニューの表示に戻る。
このように、設定状態の変更指示であると判定された場合には、ステップS8で、設定変更情報が記憶され、変更フラグがセットされる。例えば、着信音量の設定変更を行うと、図3に示した階層メニューにおいて、「*」で示す項目に変更フラグがセットされる。
そして、設定項目のメニューを表示する際には、ステップS3で、変更フラグの設定状態が確認され、ステップS4で、変更フラグがセットされている項目の番号の表示色が他の項目番号の表示色とは異なる状態で、設定項目メニューが表示される。これにより、図5に示したように、変更された設定項目を含むそれより上位の階層のメニューの設定項目の項目番号の表示色が他の項目番号の表示色とは異なる状態で表示される。したがって、本実施形態によれば、この表示色の異なる項目番号を辿ることにより、変更された設定項目に簡単に辿り着くことができる。
なお、上記実施形態では、変更された設定項目を含むそれより上位の階層の設定項目を明示する方法として、項目番号の表示色を他の項目番号の表示色と異ならせる方法を用いたが、他の方法を用いても良い。また、項目番号の表示色を他の項目番号の表示色と異ならせる方法の場合、表示されている設定項目のうち、下位層に設定内容が変更された項目を複数有する設定項目は、項目番号の表示色を更に変更するようにしても良い。すなわち、下位層に設定内容が変更された項目を有さない設定項目の項目番号は、例えば、黒で表示し、下位層に設定内容が変更された項目を一つ有する設定項目の項目番号は、例えば、青で表示し、下位層に設定内容が変更された項目を複数有する設定項目の項目番号は、例えば赤で表示するようにしても良い。
また、上記実施形態では、上位の設定階層の各項目は、下位の設定階層において設定可能な項目数に対応する数のフラグ情報を記憶できるフラグ情報記憶エリアを有する構成としたが、フラグ情報は最下位の階層で記憶し、上位階層の各項目は、関連する最下位の階層でのフラグ情報の数を記憶する構成、或いは、上位階層の項目メニューが表示される毎に関連する最下位の階層でのフラグ情報の数を計数する構成にしても良い。
なお、電子機器の設定方法の処理をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを装置に読み込ませ、実行することによって本発明の電子機器の設定装置を実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されても良い。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本実施形態に係る携帯電話端末の外観構成を示す平面図である。 本実施形態に係る携帯電話端末の内部構成の概要を示すブロック図である。 階層メニューの説明図である。 本実施形態における設定メニューの説明図である。 本実施形態における設定メニューでの項目明示の一例を示す説明図である。 本実施形態におけるデフォルト設定メニューの説明図である。 本実施形態の説明に用いるフローチャートである。 本実施形態の説明に用いるフローチャートである。
符号の説明
1・・・携帯電話端末、11・・・表示部、12・・・操作部、13・・・マイクロホン、14・・・スピーカ、15・・・着信報知用スピーカ、16・・・通信アンテナ、21・・・テンキー、22・・・オフフックキー、23・・・オンフックキー、24・・・センターキー、25・・・カーソルキー、26・・・クリアキー、27・・・サブキー、27,28・・・ファンクションキー、31・・・無線部、32・・・通信制御部、32・・・通信制御部、33・・・主制御部、35・・・RAM、36・・・バイブレータ、38・・・設定データ記憶部

Claims (4)

  1. 階層構造で設定項目を表示する設定項目表示手段と、
    設定項目が変更された場合に、変更された設定項目を含むそれより上位の階層の設定項目を明示する明示手段と、
    を備えることを特徴とする電子機器の設定装置。
  2. さらに、設定変更項目をデフォルトに戻す変更手段を有し、
    前記設定変更項目がデフォルトに戻された場合に、前記明示手段による設定項目の明示を停止することを特徴とする請求項1に記載の電子機器の設定装置。
  3. 階層構造で設定項目を表示する第1のステップと、
    設定項目が変更された場合に、変更された設定項目を含むそれより上位の階層の設定項目を明示する第2のステップと、
    を有することを特徴とする電子機器の設定方法。
  4. 電子機器のコンピュータに、
    階層構造で設定項目を表示する第1のステップと、
    設定項目が変更された場合に、変更された設定項目を含むそれより上位の階層の設定項目を明示する第2のステップと、
    を実行させるための設定プログラム。
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