JP2009189540A - 液体気化装置とそれを用いたサウナ装置 - Google Patents

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秀行 藤澤
Yasuhiro Suzuki
康浩 鈴木
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大輔 坪佐
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明彦 永渕
Yoshio Isori
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Abstract

【課題】本発明は、液体気化装置とそれを用いたサウナ装置に関するもので、エネルギー損失を抑制することを目的とするものである。
【解決手段】そしてこの目的を達成するために本発明は、吸気口9と排気口10を有する本体ケース11と、この本体ケース11内において前記吸気口9と排気口10を結んだ送風路12と、この送風路12内に設けた送風手段13と、前記送風路12の送風手段13と排気口10間に設けた気化手段15とを備え、前記気化手段15は、内面が逆円錐状となった容器16と、この容器16内に水を供給する給水手段17と、前記容器16の内壁面に温風を供給する温風手段18とにより構成したものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体気化装置とそれを用いたサウナ装置に関するものである。
例えば、サウナ装置に用いられる液体気化装置の構成は、次のような構成となっていた。
すなわち、吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内の送風路に設けた送風手段と、この送風手段と排気口間に設けた気化手段とを備え、前記気化手段は、ノズルから液体を噴射させる構成となっていた(例えば、下記特許文献1参照)。
特開平6−63103号公報
上記従来例において問題となるのは、エネルギー損失が大きくなっているということであった。
すなわち、従来の液体気化装置は、上述のごとく、ノズルから液体を噴射させることにより液体を微粒化し、気化しているが、このように、ノズルから液体を噴射させるものでは、微粒化できなかった多くの排液が発生し、しかも例えば、サウナ装置においては、この排液は、加熱手段による加熱を行った温水であるので、温水をみすみす排出してしまうことになり、結論として、エネルギー損失が大きくなってしまうものであった。
そこで、本発明は、エネルギー損失を抑制することを目的とするものである。
そして、この目的を達成するために本発明は、吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内において前記吸気口と排気口を結んだ送風路と、この送風路内に設けた送風手段と、前記送風路の送風手段と排気口間に設けた気化手段とを備え、前記気化手段は、内面が逆円錐状となった容器と、この容器内に水を供給する給水手段と、前記容器の内壁面に温風を供給する温風手段とにより構成し、これにより初期の目的を達成するものである。
以上のごとく本発明は、吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内において前記吸気口と排気口を結んだ送風路と、この送風路内に設けた送風手段と、前記送風路の送風手段と排気口間に設けた気化手段とを備え、前記気化手段は、内面が逆円錐状となった容器と、この容器内に水を供給する給水手段と、前記容器の内壁面に温風を供給する温風手段とにより構成したものであるので、エネルギー損失を抑制することができる。
すなわち、本発明においては、容器内に給水し、それを温風手段からの温風力で、容器内を旋回させながら気化させるので、排水が発生せず、その結果としてエネルギー損失を抑制することができるのである。
以下、本発明の一実施形態を、添付図面を用いて説明する。
図1において、1はサウナ室を示し、このサウナ室1の前面壁2には、ドア3が開閉自在に設けられ、また、内部には浴槽4が設けられている。
また、このサウナ室1の天井面5の開口部6には、液体気化装置7が取り付けられている。
液体気化装置7には温水パイプ8が接続され、また図2に示すごとく、吸気口9と排気口10を有する本体ケース11と、この本体ケース11内において前記吸気口9と排気口10を結んだ送風路12と、この送風路12内に設けた送風手段13と、前記送風路12の送風手段13と吸気口9間に設けた加熱手段14と、前記送風路12の送風手段13と排気口10間に設けた気化手段15とを備えた構成となっている。
前記気化手段15は、図3〜図5に示すごとく、内面が逆円錐状となった容器16と、この容器16内に水を供給する給水手段17と、前記容器16の内壁面に温風を供給する温風手段18とにより構成したものである。
さらに詳しく説明すると、容器16の内底面には図5に示すように円錐台状の突出部19を設けており、また容器16の内壁面の突出部19上方部分から上方に向けて複数の突起20を設けている。
上記突起20は半球状となっており、このように半球状とすれば、容易に容器16内壁面に突起20を形成することができ、また突起20を角状とすれば後述するように、旋回する温水の剥離がさせやすいものとなる。
上記温風手段18はその先端の温風吹出口21を容器16の底面部、具体的には円錐台状の突出部19の裾野部分に向けて温風を供給する構成としている。
また図3に示すごとく、温風手段18からの温風の主体部分が容器16内壁面(具体的には円錐台状の突出部19の裾野部分)に到達する前の部分に給水手段17を開口させている。
上記構成において、サウナ室1内でサウナを行う時には、先ずは加熱手段14に温水を供給し、この加熱手段14が十分に暖まった状態で、送風手段13を駆動し、続いて温風手段18からの温風を容器16内に供給し、その状態で給水手段17から容器16内に温水を供給する。
すると、先ずは吸気口9からサウナ室1内の空気が本体ケース11内に吸い込まれ、その空気は直ちに加熱手段14で加熱され、この加熱空気が気化手段15部分を介し、排気口10からサウナ室1内へと供給されることになる。
この時、気化手段15においては、容器16内に上述のごとく温風手段18からの温風が供給され、またこの容器16内には給水手段17から温水も所定の時間的流量で供給されている。
ここで気化手段15について詳述すると、容器16内の内壁面(具体的には円錐台状の突出部19の裾野部分)に温風が供給されると、この容器16内には、底面から上方に向けて旋回流が発生する。この時、容器16の内底面に設けられた円錐台状の突出部19により、温風が当たる部分から内側には流れにくくなり、内壁面に沿った旋回流を起こし易くする。
また温風手段18からの温風の主体部分が容器16内壁面(具体的には円錐台状の突出部19の裾野部分)に到達する前の部分に給水手段17を開口させているので、給水手段17から流出した温水は直ちに温風の影響を受けて温風の旋回方向へと流された状態で、容器16の底面に到達することになる。
そしてその状態で、温水は旋回流となった温風によって、容器16内壁面を旋回しながら上昇し、その時に突起20の部分で、容器16の内壁面から剥離し、気化し、その状態で温風に搬送されて、容器16の上面開口外へと流出することになる。
この容器16部分には、上述のごとく送風手段13からの温風が供給されており、よってこの送風手段13からの温風に乗って、加湿空気が排気口10からサウナ室1内へと供給されることになる。
なお、容器16の上方開口縁には、図5のごとく容器16内に向けて曲げた湾曲部22を設けており、よって万が一容器16内ですべての温水が気化できなかったとしても、非気化温水は湾曲部22から再び容器16内へと戻されることになり、その結果として大粒の温水が排気口10からサウナ室1内へと供給されることはない。
なお、サウナ終了時などには給水手段17から容器16内への温水供給が停止されることになるが、この時でも送風手段13と温風手段18は、給水手段17停止後も所定時間駆動する構成としている。
つまり、サウナ終了時でも容器16内に温水がたまった状態とならぬよう、温風手段18を、給水手段17停止後も所定時間駆動し、残水を旋回温風で気化し、送風手段13からの温風で排気口10からサウナ室1内へと供給するようになっている。
つまり本実施形態によれば、気化は容器16内で行われ、しかもサウナ終了操作時にこの容器16内に残る残温水は少なく、さらにこの残温水も温風手段18を、給水手段17停止後も所定時間駆動し、残水を旋回温風で気化し、送風手段13からの温風で排気口10からサウナ室1内へと供給するようにしているので、結論として温水を無駄に廃棄することは無く、エネルギー損失が小さくなるのである。
また、残温水の排出が不要となるので、サウナ室1への排液手段を別途設ける必要のないものとなり、設置工事の簡素化も図れるものとなる。
以上のごとく本発明は、吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内において前記吸気口と排気口を結んだ送風路と、この送風路内に設けた送風手段と、前記送風路の送風手段と排気口間に設けた気化手段とを備え、前記気化手段は、内面が逆円錐状となった容器と、この容器内に水を供給する給水手段と、前記容器の内壁面に温風を供給する温風手段とにより構成したものであるので、エネルギー損失を抑制することができる。
すなわち、本発明においては、容器内に給水し、それを温風手段からの温風力で、容器内を旋回させながら気化させるので、排水が発生せず、その結果としてエネルギー損失を抑制することができるのである。
また、サウナ室への排液手段を別途設ける必要のないものとなり、設置工事の簡素化も図れるものとなる。
したがって、サウナ装置への活用が期待されるものとなる。
本発明の一実施形態における液体気化装置を用いたサウナ装置の斜視図 同液体気化装置の断面を示す構成図 同気化手段の容器の斜視図 同気化手段の容器の平面図 同気化手段の容器の断面を示す構成図
符号の説明
1 サウナ室
2 前面壁
3 ドア
4 浴槽
5 天井面
6 開口部
7 液体気化装置
8 温水パイプ
9 吸気口
10 排気口
11 本体ケース
12 送風路
13 送風手段
14 加熱手段
15 気化手段
16 容器
17 給水手段
18 温風手段
19 突出部
20 突起
21 温風吹出口
22 湾曲部

Claims (10)

  1. 吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内において前記吸気口と排気口を結んだ送風路と、この送風路内に設けた送風手段と、前記送風路の送風手段と排気口間に設けた気化手段とを備え、前記気化手段は、内面が逆円錐状となった容器と、この容器内に水を供給する給水手段と、前記容器の内壁面に温風を供給する温風手段とにより構成した液体気化装置。
  2. 容器の内底面に円錐台状の突出部を設けた請求項1に記載の液体気化装置。
  3. 容器の内壁面に突起を設けた請求項1または2に記載の液体気化装置。
  4. 突起は半球状とした請求項3に記載の液体気化装置。
  5. 突起は角状とした請求項3に記載の液体気化装置。
  6. 温風手段は、容器の底面部に向けて温風を供給する構成とした請求項1から5のいずれか一つに記載の液体気化装置。
  7. 温風手段からの温風の主体部分が容器内壁面に到達する前の部分に給水手段を設けた請求項1から6のいずれか一つに記載の液体気化装置。
  8. 容器の上方開口縁は、容器内に向けて曲げた請求項1から7のいずれか一つに記載の液体気化装置。
  9. 温風手段は、給水手段停止後も所定時間駆動する構成とした請求項1から8のいずれか一つに記載の液体気化装置。
  10. 請求項1から9のいずれか一つに記載の液体気化装置の排気口を、サウナ室に開口させたサウナ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109357912A (zh) * 2018-09-03 2019-02-19 浙江杭海环保科技有限公司 一种石化入海污染物高效采集装置

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