JP2009188850A - ローカル信号生成回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のローカル信号生成回路は、回路面積と消費電力が大きくなる問題があった。
【解決手段】本発明にかかるローカル信号生成回路は、基準信号と帰還信号の位相差を検出し、誤差信号を出力する位相比較器21aと、誤差信号を受け昇圧電圧を生成するチャージポンプ回路22aと、昇圧電圧を整形してチューニング電圧Vtuを生成するループフィルタ23aと、チューニング電圧Vtuに基づき所定の周波数を有する第1の出力信号(I_high、Q_high)を生成する電圧制御発振器24aと、第1の出力信号(I_high、Q_high)を所定の周波数に分周した第2の出力信号(I_low、Q_low)として出力すると共に、第1の出力信号(I_high、Q_high)を前記所定の周波数に分周した分周信号を帰還信号を生成する分周器26aに出力するプリスケーラ25aと、を有するものである。
【選択図】図3

Description

本発明にかかるローカル信号生成回路は、特に出力信号の周波数を変更可能な可変周波数発信器を有するローカル信号生成回路に関する。
ワイヤレスUSB(Universal Serial Bus)などのUWB(Ultra Wide Band)規格の通信方式を用いる機器では、広い帯域の信号(例えば3GHz〜10GHz)を分割してその一部(3つあるいは2つの中心周波数を有するバンドグループ)の帯域を用いて通信を行う。また、UWB規格の通信方式では、送信機側と受信機側を時分割で切替えて同じキャリア周波数を用い、更にはダイレクトコンバージョン構成をとる場合には前記キャリア周波数と同じ周波数を有するローカル信号を生成するローカル信号生成回路を有し、ローカル信号により送信信号の変調あるいは受信信号の復調を行う。
そのため、このローカル信号生成回路には、広い帯域の信号を精度よく生成できることが求められる。ローカル信号生成回路では、電圧制御発振器を用いたPLL(Phase Locked Loop)回路が用いられる。しかしながら、一般的に広い帯域の信号を1つのPLL回路で精度よく生成する(例えば、低位相雑音の信号を生成する)ことは難しい。そこで、1つのPLL回路で広い帯域の信号を精度よく生成する技術が非特許文献1に開示されている。
非特許文献1に開示されているPLL回路100のブロック図を図9に示す。図9に示すように、PLL回路100は、位相比較器PFD、チャージポンプ回路CP、コンデンサ及び抵抗により構成されるループフィルタ、電圧制御発振器(図中のRing−VCO)、分周器102、103、セレクタ104によりPLLループを構成する。そして、分周器102、103の分周比に応じた倍数を基準信号FREFの周波数に乗じて出力信号FOUTを生成する。また、PLL回路100は、PLLループ外に設けられ、Q側の出力信号を1/2分周する分周器101と、PLLループからの出力信号と分周器101からの出力信号とのいずれか一方を選択するセレクタ105を有する。つまり、PLL回路100は、低い周波数帯の信号を分周器101により生成し、セレクタにより高周波側の信号と低周波側の信号のいずれを出力するかを選択する。これにより、PLL回路100では、PLLループにより生成する信号の帯域を抑制しながら、PLL回路100としては広い帯域の信号の出力を可能にしている。なお、PLL回路100は、PLLループにより生成する信号の周波数をループ周波数調整信号、周波数設定及び線形性制御信号及びモジュール制御信号により行う。
Hiroshi Komada et al., "Wide Lock-Range, Low Phase-Noise PLL using Interpolative Ring-VCO with Coarse Frequency Tuning and Frequency Lineariztion", IEEE 2007 Custom Integrated Circuits Conference (CICC), pp349-352.
しかしながら、PLL回路100では、分周器101をPLLループ外に別途設けなければならないため、回路面積と消費電力が増大する問題がある。携帯機器等では、実装面積と消費電力に厳しい制限が課されるため、PLL回路100を携帯機器等に搭載する場合は、回路面積と消費電力の増大はより顕著な問題となる。
本発明にかかるローカル信号生成回路の一態様は、基準信号と帰還信号の位相差を検出し、誤差信号を出力する位相比較器と、前記誤差信号を受け昇圧電圧を生成するチャージポンプ回路と、前記昇圧電圧を整形してチューニング電圧を生成するループフィルタと、前記チューニング電圧に基づき所定の周波数を有する第1の出力信号を生成する電圧制御発振器と、前記第1の出力信号を所定の周波数に分周した第2の出力信号として出力すると共に、前記第1の出力信号を前記所定の周波数に分周した分周信号を前記帰還信号を生成する分周器に出力するプリスケーラと、を有するものである。
本発明にかかるローカル信号生成回路は、PLLループを構成するプリスケーラにより分周信号を出力する。これにより、分周信号を生成するために別途分周器を設けることがない。従って、本発明にかかるローカル信号生成回路は、回路面積及び消費電力を抑制することができる。
本発明のローカル信号生成回路は、回路面積及び消費電力を抑制しながら、精度よく出力信号の周波数制御を行うことができる。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に実施の形態1にかかるローカル信号生成回路1を有する送受信装置のブロック図を示す。図1に示すように、送受信装置は、ローカル信号生成回路1、制御回路2、アンテナ3、切替え回路4、受信回路5、送信回路6、デジタルベースバンド回路7を有する。
ローカル信号生成回路1は、出力信号(以下、ローカル信号と称す)LO_I、LO_Qを生成する。ローカル信号LO_I、LO_Qはそれぞれ差動信号であり、位相が90度異なる。つまり、ローカル信号は、位相が90度異なる4つの信号を含む。
制御回路2は、バンドグループ選択信号GSEL、ホッピング制御信号FH、PLL制御信号PDBを生成する。バンドグループ選択信号GSELは、ローカル信号生成回路1により生成される出力信号の周波数帯を指示する。ホッピング制御信号FHは、ローカル信号生成回路1が生成する出力信号の切替えパターンを示すホッピングパターンに従いローカル信号生成回路1の出力の切替えタイミングを指示する。PLL制御信号PDBは、ローカル信号生成回路内のPLL回路の動作状態と非動作状態とをPLL回路ごとに指示する。
アンテナ3は、無線信号の送信及び受信を行う。切替え回路4は、受信状態と送信状態とで信号経路を切替える。例えば、切替え回路4は、受信状態においてアンテナ3と受信回路5とを接続し、送信状態においてアンテナ3と送信回路6とを接続する。
受信回路5は、低雑音増幅回路10、直交変調回路11、受信側可変増幅回路12、アナログデジタル変換回路13を有する。低雑音増幅回路10は、アンテナ3及び切替え回路4を介して入力された信号を増幅する。直交変調回路11は、低雑音増幅回路10の出力信号をローカル信号LO_I、LO_Qによって復調し、復調信号を生成する。受信側可変増幅回路12は、増幅後の復調信号の振幅が予め設定された振幅となるように復調信号を増幅する。アナログデジタル変換回路13は、受信側可変増幅回路12によって増幅された復調信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換する。
デジタルベースバンド回路7は、受信状態においては、受信回路5のアナログデジタル変換回路13によって出力されるデジタル信号に対して復号化処理等の処理を施し、後段の処理回路(不図示)に受信した信号から得られるデータ信号を出力する。一方、デジタルベースバンド回路7は、送信状態において、前段の処理回路(不図示)から送られてくる信号に復号化処理等の処理を施して送信データを生成し、送信データを送信回路6に出力する。
送信回路6は、デジタルアナログ変換回路14、送信側可変増幅回路15、直交変調回路16、送信増幅回路17を有する。デジタルアナログ変換回路14は、デジタルベースバンド回路7から出力される送信データ(デジタル信号)をアナログ信号に変換し、アナログ化された送信データを送信側可変増幅回路15に出力する。送信側可変増幅回路15は、アンテナ3から出力される無線信号の出力が一定になるようにアナログ化された送信データの振幅を増幅する。直交変調回路16は、送信側可変増幅回路15から出力される送信データをローカル信号LO_I、LO_Qによって変調し、アンテナ3から出力される無線信号を生成する。送信増幅回路17は、直交変調回路16で生成された信号に基づきアンテナ3を駆動する。
ここで、本実施の形態にかかる送受信装置で扱う無線信号の周波数帯について説明する。無線信号の周波数帯の概略図を図2に示す。本実施の形態の送受信装置は、UWB規格に沿った信号を扱うものとして説明する。UWB規格では、図2に示すように、3G〜10GHzの信号を14個の周波数帯(バンド)に分割し、3つのバンドを1つのバンドグループとする。そして、無線信号のチャンネルに応じて1つのバンドグループを選択し、選択したバンドグループ内の3つ(あるいは2つ)のバンドを時分割で切替えながら通信を行う。このように時分割でバンドを切替える動作をホッピング動作と称し、ホッピング動作の順序をホッピングパターンと称す。そして、UWB規格では、無線信号の同じ周波数のローカル信号によって、送受信する信号の復調及び変調を直交変調により行う。なお、以下の説明では、ローカル信号生成回路1は、バンドグループ#1、#3、#6に対応したローカル信号を生成するものとする。
次に、本実施の形態にかかるローカル信号生成回路1の詳細について説明する。図3にローカル信号生成回路1のブロック図を示す。図3では、3つのPLL回路20a〜20cと3つのPLL回路20a〜20cの出力のいずれかを選択するセレクタ30を示したが、ホッピング動作を行わなければ、1つのPLL回路のみでローカル信号生成回路を構成することも可能である。
図3に示すローカル信号生成回路1は、PLL回路20a〜20c、セレクタ30、水晶発振子40を有する。PLL回路20a〜20cは、水晶発振子40から出力される基準信号を入力し、その基準信号の周波数を偶数倍した信号を第1の出力信号及び第2の出力信号として出力する。水晶発振子40は、例えば、33MHz、66MHz、132MHzの周波数を有する基準信号を生成する。この基準信号の周波数を、PLL回路が出力する出力信号の偶数分の1とすることで、PLLループ内のプリスケーラ及び分周器の分周比として偶数の値を設定することができる。
セレクタ30は、PLL回路20a〜20cから出力される第1の出力信号及び第2の出力信号をバンドグループ選択信号GSELに応じて選択し、選択した信号をホッピング制御信号に応じて切替えながら出力する。セレクタ30が出力する信号は、ローカル信号LO_I、LO_Qとなる。図中のF1〜F3は、図2のバンド#1〜#3に対応した信号であり、F7〜F11は、図2のバンド#7〜#11に対応した信号である。また、BG1はその信号がバンドグループ#1に属する信号であることを示し、BG3はその信号がバンドグループ#3に属する信号であることを示し、BG6はその信号がバンドグループ#6に属する信号であることを示す。なお、PLL回路20a〜20cのうち任意の2つのPLL回路を第1のPLL回路及び第2のPLL回路と称す。
続いて、PLL回路20a〜20cの詳細について説明する。なお、PLL回路20a〜20cは同一の構成であるため、以下の説明では、PLL回路20aを例に説明する。また、PLL回路20b、20cにおいて、PLL回路20aの構成要素と同じものには同一の番号にb又はcの文字を伏した符号を用いる。
PLL回路20aは、位相比較器21a、チャージポンプ回路22a、ループフィルタ23a、電圧制御発振器24a、プリスケーラ25a、分周器26aを有する。位相比較器21aは、基準信号と帰還信号との位相差に基づき誤差信号を出力する。チャージポンプ回路22aは、誤差信号に基づき昇圧電圧を生成する。ループフィルタ23aは、昇圧電圧を整形してチューニング電圧Vtuを生成する。
電圧制御発振器24aは、チューニング電圧Vtuの電圧値に応じて第1の出力信号の周波数を制御する。また、電圧制御発振器24aは、バンドグループ選択信号GSELに応じて第1の出力信号の周波数帯をシフトさせる。なお、第1の出力信号は、電圧制御発振器24aから出力される信号を指す。また、電圧制御発振器24aが出力する第1の出力信号は、90度異なる第1の差動信号(I_high信号)と第2の差動信号(Q_high信号)を含む。つまり、電圧制御発振器24aは、位相が90度ずつ異なる4つの信号を出力する。
プリスケーラ25aは、本実施の形態では、第1の出力信号のうち第1の差動信号を受けて第1の差動信号を1/2分周した分周信号を後段の分周器26aに出力すると共に、第1の差動信号を1/2分周した4つの位相を有する第2の出力信号を出力する。第2の出力信号は、プリスケーラ25aからセレクタ30に対して出力される信号を指す。また、第2の出力信号は、90度異なる第3の差動信号(I_low信号)と第4の差動信号(Q_low信号)を含む。つまり、プリスケーラ25aは、位相が90度ずつ異なる4つの信号を出力する。また、プリスケーラ25aは、分周器に対しては位相差が0度となる分周信号(第1の差動信号の正相信号)を分周した信号を分周信号として出力する。
分周器26aは、バンドグループ選択信号GSELに応じて分周比が設定される。そして、設定された分周比に基づき帰還信号を生成する。
なお、PLL回路20aは、PLL制御信号PDBaにより、停止状態が指示された場合には、回路中の電流経路を遮断することで、第1、第2の出力信号の出力を停止し、スタンバイ状態となる。
ここで、電圧制御発振器24aについてさらに詳しく説明する。電圧制御発振器24aのブロック図を図4に示す。図4に示すように、電圧制御発振器24aは、電圧制御発振器27aと出力バッファ28a、29aを有する。また、電圧制御発振器27aは、I側電圧制御発振器(VCO:Voltage Control Oscillator)とQ側電圧制御発振器(VCO)を有する。I側VCOとQ側VCOは、ともにバンドグループ選択信号GSEL及びチューニング電圧により発振周波数が制御される。また、I側VCOは、PLL制御信号PDBaにより動作が制御される。Q側VCOは、PLL制御信号PDBa及びバンドグループ選択信号GSELにより動作が制御される。I側VCOは、出力信号として正相側信号VA0及び逆相側信号VA180を出力し、Q側VCOは、出力信号として正相側信号VA90及び逆相側信号VA90を出力する。そして、正相側信号VA0及び逆相側信号VA180は、差動入力・差動出力に対応した出力バッファ28aにより、正相側信号VB0及び逆相側信号VB180となる。一方、正相側信号VA90及び逆相側信号VA270は、差動入力・差動出力に対応した出力バッファ29aにより、正相側信号VB90及び逆相側信号VB270となる。
ここで、正相側信号VA0、逆相側信号VA180、正相側信号VB90及び逆相側信号VB270の信号波形を図5に示す。図5に示すように、各信号は同じ周波数と異なる位相を有する。正相側信号VB0を基準とすると、逆相側信号VB180は正相側信号VB0と180度の位相差を有し、正相側信号VB90は正相側信号VB0と90度の位相差を有し、逆相側信号VB270は正相側信号VB0と270度の位相差を有する。これらの信号は、正相側信号VB0及び逆相側信号VB180により第1の差動信号(I_high)を構成し、正相側信号VB90及び逆相側信号VB270により第2の差動信号(Q_high)を構成する。
次に、電圧制御発振器27aの詳細な回路について説明し、電圧制御発振器27aが入力される制御信号によりどのように制御されるかを説明する。電圧制御発振器27aの回路図を図6に示す。図6に示すように、電圧制御発振器27aは、Q側VCOとI側VCOと、これら電圧制御発振器の電流源となる電流源I1、I2、PMOSトランジスタMP1、MP2を有する。
PMOSトランジスタMP1はソースが電源端子VDDに接続され、ゲートとドレインが互いに接続される。そして、PMOSトランジスタMP1のドレインと接地端子との間に電流源I1が接続される。PMOSトランジスタMP2はソースが電源端子VDDに接続され、ゲートとドレインが互いに接続される。そして、PMOSトランジスタMP2のドレインと接地端子との間に電流源I2が接続される。
Q側VCOとI側VCOは、同じ構成となっているため、Q側VCOを例に電圧制御発振器の構成を説明する。なお、図6では、I側VCOにおいてQ側VCOの対応する素子に同一の符号を付して、I側VCOの素子は末尾にIを付し、Q側VCOの末尾にQを伏して区別した。
Q側VCOは、PMOSトランジスタMP3Q〜MP6Q、NMOSトランジスタMN1Q、MN2Q、インダクタL1Q、L2Q、可変容量CV1Q〜CV4Qを有する。NMOSトランジスタMN1Qは、ソースが接地端子に接続され、ゲートがNMOSトランジスタMN2Qのドレインに接続される。NMOSトランジスタMN2Qは、ソースが接地端子に接続され、ゲートがNMOSトランジスタMN1Qのドレインに接続される。可変容量CV3Q、CV4Qは、NMOSトランジスタMN1QのドレインとNMOSトランジスタMN2Qのドレインとの間に直列に接続される。そして、可変容量CV3Qと可変容量CV4Qの接続点にバンドグループ選択信号GSELが入力される。可変容量CV1Q、CV2Qは、NMOSトランジスタMN1QのドレインとNMOSトランジスタMN2Qのドレインとの間に直列に接続される。そして、可変容量CV1Qと可変容量CV2Qの接続点にチューニング電圧Vtuが入力される。インダクタL1Q、L2Qは、MOSトランジスタMN1QのドレインとNMOSトランジスタMN2Qのドレインとの間に直列に接続される。そして、インダクタL1QとインダクタL2Qの接続点にはPMOSトランジスタMP3Qのドレインが接続され、電流源I1で生成される動作電流が供給される。ここで、Q側VCOでは、正相側信号VA90及び逆相側信号VA270を生成する。正相側信号VA90は、NMOSトランジスタMN2Qのドレインに接続されるノードから出力され、逆相側信号VA270は、NMOSトランジスタMN1Qのドレインに接続されるノードから出力される。
PMOSトランジスタMP5Qは、ドレインがNMOSトランジスタMN1Qのドレインに接続され、ゲートにI側VCOで生成された正相側信号VA0が入力される。PMOSトランジスタMP6Qは、ドレインがNMOSトランジスタMN2Qのドレインに接続され、ゲートにI側VCOで生成された逆相側信号VA180が入力される。そして、PMOSトランジスタMP5QのドレインとPMOSトランジスタMP6Qのドレインは共通接続される。この共通接続点には、PMOSトランジスタMP4Qのドレインが接続され、電流源I2により生成される動作電流が供給される。なお、I側VCOでは、正相側信号VA0及び逆相側信号VA180を生成する。正相側信号VA0は、NMOSトランジスタMN2Iのドレインに接続されるノードから出力され、逆相側信号VA180は、NMOSトランジスタMN1Qのドレインに接続されるノードから出力される。また、I側VCOでは、PMOSトランジスタMP5Iに逆相側信号VA270が入力され、PMOSトランジスタMP6Iに正相側信号VA90が入力される。
PMOSトランジスタMP3Qは、ソースが電源端子VDDに接続され、ゲートがPMOSトランジスタMP1のゲートと共通接続される。つまり、PMOSトランジスタMP3Qは、PMOSトランジスタMP1と共にカレントミラー回路を構成し、電流源I1により生成される動作電流をQ側VCOに供給する。PMOSトランジスタMP4Qは、ソースが電源端子VDDに接続され、ゲートがPMOSトランジスタMP2のゲートと共通接続される。つまり、PMOSトランジスタMP4Qは、PMOSトランジスタMP2と共にカレントミラー回路を構成し、電流源I2により生成される動作電流をQ側VCOに供給する。
上記電圧制御発振器27aは、バス制御信号として与えられるバンドグループ選択信号GSELに応じて可変容量CV3Q、CV4Q、CV3I、CV4Iの容量値を離散的に切替える。バンドグループ選択信号GSELがより高い周波数バンドグループを選択するような制御を指示している場合、バンドグループ選択信号GSELは可変容量CV3Q、CV4Q、CV3I、CV4Iの容量値を小さくするような電圧値をとる。これにより、電圧制御発振器27aの出力信号の周波数帯は高周波側に切替えられる。一方、バンドグループ選択信号GSELがより低い周波数バンドグループを選択するような制御を指示している場合、バンドグループ選択信号GSELは可変容量CV3Q、CV4Q、CV3I、CV4Iの容量値を大きくような電圧値をとる。これにより、電圧制御発振器27aの出力信号の周波数帯は低周波側に切替えられる。また、チューニング電圧Vtuの電圧値により、可変容量CV1Q、CV2Q、CV1I、CV2Iの容量値を調節することで発振周波数の微調整を行う。電流源I1には、PLL制御信号PDBaが入力されており、PLL制御信号PDBaが動作の停止を指示している場合には電流の出力を停止する。これにより、Q側VCOとI側VCOに供給される動作電流の1つが遮断される。また、電流源I2には、PLL制御信号PDBa及びバンドグループ選択信号GSELが入力されており、PLL制御信号PDBaとバンドグループ選択信号GSELのいずれか一方が動作の停止を指示している場合には電流の出力を停止する。これにより、Q側VCOとI側VCOに供給される動作電流の1つが遮断される。ここで、電流源I2が停止された場合には、PMOSトランジスタMP5Q、MP6Qにより構成される差動対及びPMOSトランジスタMP5I、MP6Iにより構成される差動対が停止するため、電圧制御発振器27aは、1つの差動信号(例えば、第1の差動信号)のみを出力する。本実施の形態では、バンドグループ選択信号GSELによりバンドグループ#1が選択された場合に電流源I2のみが停止するモードとなり、電圧制御発振器24aの消費電力を削減する。
続いて、プリスケーラ25aの回路及び動作を説明する。プリスケーラ25aの回路図を図7に示す。図7に示すように、プリスケーラ25aは、電流源I3、I4、NMOSトランジスタMN3〜MN14、抵抗R1〜R4を有する。
NMOSトランジスタMN3、MN4は、差動対を構成し、ソース側の共通接続点と接地端子との間に電流源I3が接続される。NMOSトランジスタMN3のゲートには、正相側信号VB0が入力され、NMOSトランジスタMN4のゲートには、逆相側信号VB180が入力される。NMOSトランジスタMN5、MN8は、差動対を構成し、ソース側の共通接続点はNMOSトランジスタMN3のドレインに接続される。NMOSトランジスタMN5のゲートは、NMOSトランジスタMN11のドレインに接続され、NMOSトランジスタMN8のゲートは、NMOSトランジスタMN14のドレインに接続される。また、NMOSトランジスタMN5のドレインと電源端子VDDとの間には抵抗R1が接続され、NMOSトランジスタMN5のドレインと抵抗R1の接続点からは第3の差動信号の逆相側信号VC180が出力される。NMOSトランジスタMN8のドレインと電源端子VDDとの間には抵抗R2が接続され、NMOSトランジスタMN8のドレインと抵抗R2の接続点からは第3の差動信号の正相側信号VC0が出力される。NMOSトランジスタMN6、MN7は、差動対を構成し、ソース側の共通接続点はNMOSトランジスタMN4のドレインに接続される。NMOSトランジスタMN6のゲートは、NMOSトランジスタMN7のドレイン及びNMOSトランジスタMN8のドレインに接続される。NMOSトランジスタMN7のゲートは、NMOSトランジスタMN6のドレイン及びNMOSトランジスタMN5のドレインに接続される。
NMOSトランジスタMN9、MN10は、差動対を構成し、ソース側の共通接続点と接地端子との間に電流源I4が接続される。NMOSトランジスタMN9のゲートには、逆相側信号VB180が入力され、NMOSトランジスタMN10のゲートには、正相側信号VB0が入力される。NMOSトランジスタMN11、MN14は、差動対を構成し、ソース側の共通接続点はNMOSトランジスタMN9のドレインに接続される。NMOSトランジスタMN11のゲートは、NMOSトランジスタMN8のドレインに接続され、NMOSトランジスタMN14のゲートは、NMOSトランジスタMN5のドレインに接続される。また、NMOSトランジスタMN11のドレインと電源端子VDDとの間には抵抗R3が接続され、NMOSトランジスタMN11のドレインと抵抗R3の接続点からは第4の差動信号の逆相側信号VC270が出力される。NMOSトランジスタMN14のドレインと電源端子VDDとの間には抵抗R4が接続され、NMOSトランジスタMN14のドレインと抵抗R4の接続点からは第4の差動信号の正相側信号VC90が出力される。NMOSトランジスタMN12、MN13は、差動対を構成し、ソース側の共通接続点はNMOSトランジスタMN10のドレインに接続される。NMOSトランジスタMN12のゲートは、NMOSトランジスタMN13のドレイン及びNMOSトランジスタMN14のドレインに接続される。NMOSトランジスタMN13のゲートは、NMOSトランジスタMN12のドレイン及びNMOSトランジスタMN11のドレインに接続される。
ここで、プリスケーラ25aの入力信号と出力信号の波形図を図8に示し、プリスケーラ25aの動作について説明する。図8に示すように、プリスケーラ25aでは、出力される差動信号VC0、VC90、VC180、VC270の周波数が入力される第1の差動信号(VB0、VB180)に対して半分になる。つまり、プリスケーラ25aは、1/2分周器として動作する。また、第3の差動信号の正相側信号VC0を基準とすると、第3の差動信号の逆相側信号VC180は180度の位相差を有し、第4の差動信号の正相信号VC90は90度の位相差を有し、第4の差動信号の逆相側信号VC270は270度の位相差を有する。つまり、プリスケーラ25aは、4つの異なる位相を有する信号を出力する。
ここで、ローカル信号生成回路1の動作について説明する。ローカル信号生成回路1では、まずバンドグループ選択信号GSELにより出力するバンドグループが選択される。このバンドグループの選択によって、PLL回路20a〜20cが出力する第1の出力信号の周波数が設定される。
例えば、バンドグループ#3が選択された場合は、PLL回路20aで中心周波数が6600MHzの第1の出力信号が生成され、PLL回路20bで中心周波数が7128MHzの第1の出力信号が生成され、PLL回路20cで中心周波数が7656MHzの第1の出力信号が生成される。そして、セレクタ30は、ホッピング制御信号により指示されるタイミングでPLL回路20a〜20cの電圧制御発振器24a〜24cが出力する第1の出力信号を順次選択して出力する。
また、バンドグループ#3が選択された場合は、PLL回路20aの電圧制御発振器24aでバンド#1の中心周波数の2倍の周波数となる6864MHzの第1の出力信号が生成され、PLL回路20bの電圧制御発振器24bでバンド#2の中心周波数の2倍の周波数となる7920MHzの第1の出力信号が生成され、PLL回路20cの電圧制御発振器24cでバンド#3の中心周波数の2倍の周波数となる8976MHzの第1の出力信号が生成される。また、PLL回路20a〜20cは、プリスケーラ25a〜25cにより、電圧制御発振器24a〜24cで生成される第2の出力信号を分周して第2の出力信号を出力する。そして、セレクタ30は、ホッピング制御信号により指示されるタイミングでPLL回路20a〜20cのプリスケーラ25a〜25cが出力する第2の出力信号を順次選択して出力する。このとき、電圧制御発振器24a〜24cでは、プリスケーラ25a〜25cへの入力信号として利用されないQ側VCOの電流源I2を停止することで消費電力を低減する。
さらに、ローカル信号生成回路1では、ホッピングパターンが1つ又は2つの周波数の間でしかホッピング動作を行わないことを示す場合、PLL制御信号PDBにより使用しないPLL回路の電流経路を遮断することで消費電力を抑制する。
上記説明より、本発明にかかるローカル信号生成回路1は、PLLループ中のプリスケーラ25a〜25cにより低周波側の出力信号(第2の出力信号)を生成する。これにより、ローカル信号生成回路1では、PLLループ外に分周器を設けることなく、低周波側の出力信号を生成することができる。つまり、ローカル信号生成回路1は、電圧制御発振器が高周波側の信号の生成機能しか有していない場合であっても、PLLループに含まれるプリスケーラにより低周波側の出力信号を生成することができる。また、ローカル信号生成回路1では、電圧制御発振器の出力周波数帯を制限することで位相雑音の小さな出力信号の生成を行うことができる。例えばバンドグループ1、3、6をカバーする場合、このような位相雑音の少ない出力信号の生成を行うためには、電圧制御発振器がカバーする周波数レンジ比を11%(792MHz/6864MHz)程度に制限することが好ましい。
さらに、本発明にかかるローカル信号生成回路1では、低周波側の出力信号をローカル信号として出力する場合、電圧制御発振器において第2の差動信号を生成するために用いられる電流源I2を停止する。これにより、ローカル信号生成回路1は、無駄な消費電力を削減することができる。また、ローカル信号生成回路1は。ホッピングパターンにより、ホッピング動作が1つ又は2つの周波数帯の間で行われる場合、利用されないPLL回路をPLL制御信号PDBにより停止させることができる。これにより、ローカル信号生成回路1は、ホッピングパターンに応じた消費電力の削減を行うことが可能である。
上記実施の形態では、3つのPLL回路によりホッピング動作を行うローカル信号生成回路1について説明した。このように、ローカル信号生成回路1が複数のPLL回路を有する場合、各PLL回路に本発明のPLL回路を用いることで、回路面積及び消費電力を削減する効果はより顕著になる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、電圧制御発振器は、上記実施の形態に限られるものではなく、回路構成に応じて、適宜変更することが可能である。
実施の形態1にかかる送受信装置のブロック図である。 実施の形態1にかかる送受信装置おいて扱われる無線信号の概略図である。 実施の形態1にかかるローカル信号生成回路のブロック図である。 実施の形態1にかかる電圧制御発振器のブロック図である。 実施の形態1にかかる電圧制御発振器の出力信号の波形を示す図である。 実施の形態1にかかる電圧制御発振器の回路図である。 実施の形態1にかかるプリスケーラの回路図である。 実施の形態1にかかるプリスケーラの入力信号と出力信号の波形を示す図である。 従来のローカル信号生成回路のブロック図である。
符号の説明
1 ローカル信号生成回路
2 制御回路
3 アンテナ
4 切替え回路
5 受信回路
6 送信回路
7 デジタルベースバンド回路
10 低雑音増幅回路
11 直交変調回路
12 受信側可変増幅回路
13 アナログデジタル変換回路
14 デジタルアナログ変換回路
15 送信側可変増幅回路
16 直交変調回路
17 送信増幅回路
20a〜20c PLL回路
21a〜21c 位相比較器
22a〜22c チャージポンプ回路
23a〜23c ループフィルタ
24a〜24c 電圧制御発振器
25a〜25c プリスケーラ
26a〜26c 分周器
27a 電圧制御発振器
28a、29a 出力バッファ
30 セレクタ
40 水晶発振子
CV1Q〜CV4Q、CV1I〜CV4I 可変容量
L1Q、L2Q、L1I、L2I インダクタ
I1〜I4 電流源
R1〜R4 抵抗
MN1Q、MN2Q、MN1I、MN2I、MN3〜MN14 NMOSトランジスタ
MP1、MP2、MP3Q〜MP6Q、MP3I〜MP6I PMOSトランジスタ
FH ホッピング制御信号
GSEL バンドグループ選択信号
PDB、PDBa〜PDBc PLL制御信号
LO_I、LO_Q ローカル信号
VA0、VB0、VC0 正相側信号
VA90、VB90、VC90 正相側信号
VA180、VB180、VC180 逆相側信号
VA270、VB270、VC270 逆相側信号
VDD 電源端子
Vtu チューニング電圧

Claims (8)

  1. 基準信号と帰還信号の位相差を検出し、誤差信号を出力する位相比較器と、
    前記誤差信号を受け昇圧電圧を生成するチャージポンプ回路と、
    前記昇圧電圧を整形してチューニング電圧を生成するループフィルタと、
    前記チューニング電圧に基づき所定の周波数を有する第1の出力信号を生成する電圧制御発振器と、
    前記第1の出力信号を所定の周波数に分周した第2の出力信号として出力すると共に、前記第1の出力信号を前記所定の周波数に分周した分周信号を前記帰還信号を生成する分周器に出力するプリスケーラと、
    を有するローカル信号生成回路。
  2. 前記第1の出力信号は、前記基準信号の偶数倍の周波数を有する請求項1に記載のローカル信号生成回路。
  3. 前記第2の出力信号は、前記第1の出力信号に対して1/2の周波数を有する請求項1又は2に記載のローカル信号生成回路。
  4. 前記第1の出力信号は、位相が互いに90度異なる第1の差動信号と第2の差動信号を含み、
    前記プリスケーラは、前記第1の差動信号と第2の差動信号のいずれか一方の信号が入力され、
    前記第2の出力信号は、位相が互いに90度異なる第3の差動信号と第4の差動信号を含む請求項1乃至3のいずれか1項に記載のローカル信号生成回路。
  5. 前記ローカル信号生成回路は、生成する信号の周波数帯を指示するバンドグループ選択信号を生成する第1の制御回路を有し、
    前記電圧制御発振器は、前記バンドグループ選択信号に基づき前記第1の出力信号の周波数を変更する請求項1乃至4のいずれか1項に記載のローカル信号生成回路。
  6. 前記電圧制御発振器は、前記バンドグループ選択信号に基づき低周波側の信号の出力を指示された場合には前記プリスケーラに入力されない側の信号を生成する発振器を停止させる請求項5に記載のローカル信号生成回路。
  7. 前記ローカル信号生成回路により構成される第1のPLL回路及び第2のPLL回路と、
    前記第1のPLL回路の出力信号と前記第2のPLL回路の出力信号の切替えパターンを示すホッピングパターンに従いホッピング制御信号を出力する第2の制御回路と、
    前記ホッピング制御信号に応じて前記第1のPLL回路の出力信号と前記第2のPLL回路の出力信号とを切替えながら出力する出力選択回路と、
    を有する請求項1乃至6のいずれか1項に記載のローカル信号生成回路。
  8. 前記ホッピングパターンに基づき不要となるPLL回路を指定するPLL制御信号を出力する第3の制御回路を有し、
    前記第1、第2のPLL回路は、前記PLL制御信号に基づき動作を停止させる請求項7に記載のローカル信号生成回路。
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