JP2009188778A - 通信制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明は、防災無線システムでアナログ回線の間にデジタル無線回線を介して行うファクシミリ通信で、蓄積装置の利用によるファクシミリ伝送に要する時間を短縮することを目的とする。
【解決手段】
ファクシミリ装置とデジタル無線回線の間に配置される蓄積装置に替えて、従来の蓄積装置の機能の一部と無線回線特有のフェージングに対応するための機能等を付加したモデム装置を導入することで、処理時間等を短縮し、迅速なファクシミリ伝送を可能とする。
【選択図】図2
本発明は、防災無線システムでアナログ回線の間にデジタル無線回線を介して行うファクシミリ通信で、蓄積装置の利用によるファクシミリ伝送に要する時間を短縮することを目的とする。
【解決手段】
ファクシミリ装置とデジタル無線回線の間に配置される蓄積装置に替えて、従来の蓄積装置の機能の一部と無線回線特有のフェージングに対応するための機能等を付加したモデム装置を導入することで、処理時間等を短縮し、迅速なファクシミリ伝送を可能とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、アナログ回線の間にデジタル無線回線を接続してG3ファクシミリ通信を行う場合の通信制御装置に関する。
都道府県防災無線システムや市町村防災無線システムのファクシミリ通信は、従前はアナログ無線回線が使用されていたが、無線回線のデジタル化に伴い、ファクシミリ装置とデジタル無線回線の間にデータの蓄積やアナログ /デジタル変換などの機能を有する蓄積装置を配置する形態がふえてきている。
図1は、このような蓄積装置を配置したファクシミリ通信の回線構成例である。送信側ファクシミリ装置101で読み込まれた情報は、G3ファクシミリ信号として有線伝送路へ送出され、蓄積装置102に蓄積される。蓄積装置102は
送出相手先のデジタル回線の仕様に即した処理を行った上でデジタル回線へ送出する。相手側の蓄積装置は、デジタル無線回線を介して送信されてきたファクシミリ信号を受信、蓄積し、G3ファクシミリ信号に変換し相手側のファクシミリ装置へ送り渡す。
送出相手先のデジタル回線の仕様に即した処理を行った上でデジタル回線へ送出する。相手側の蓄積装置は、デジタル無線回線を介して送信されてきたファクシミリ信号を受信、蓄積し、G3ファクシミリ信号に変換し相手側のファクシミリ装置へ送り渡す。
送信側から受信側への流れで捉えると蓄積装置は下記の機能を有している。
送信側ファクシミリ装置との交換制御をおこなう。アナログレベルのファクシミリ信号を終端し、送信画像をTIFFなどのファイルデータに変換する。送信側の蓄積装置から送られてきたTIFFなどのファイルデータをアナログレベルのファクシミリ信号に変換する。受信側ファクシミリ装置との交換制御をおこなう。
すなわち、蓄積装置を介在させることでファクシミリ装置とデジタル回線の仕様に差異があっても、その差異を意識せずに利用することができる。
送信側ファクシミリ装置との交換制御をおこなう。アナログレベルのファクシミリ信号を終端し、送信画像をTIFFなどのファイルデータに変換する。送信側の蓄積装置から送られてきたTIFFなどのファイルデータをアナログレベルのファクシミリ信号に変換する。受信側ファクシミリ装置との交換制御をおこなう。
すなわち、蓄積装置を介在させることでファクシミリ装置とデジタル回線の仕様に差異があっても、その差異を意識せずに利用することができる。
また、狭帯域デジタル無線回線では、G3ファクシミリ信号の様なアナログレベルのファクシミリ信号を、PCM化したデジタル信号に変換する方式、いわゆる見なし音声方式が適用できないが、蓄積装置を配置することで信号の種別を意識することなく使用できる。ファクシミリ装置から送出されるファクシミリ信号の転送速度について、伝送路(ここでは狭帯域デジタル無線回線)の伝送速度より速い速度を選択することが可能である。無線区間でエラーが発生しても、再送などによる復元が可能である。
特許第3229916号 通信制御装置
一方で、都道府県や市町村のデジタル無線回線の伝送速度が公衆回線等に比較して低速の6.4kbpsにあり、くわえて蓄積装置を配置することにより更に処理時間が増加する。このため、迅速なファクシミリ伝送を求められる防災行政無線システムの現場担当者からは所要時間短縮の改善要望が多い。
本発明はこのような改善要望に応えるためのものであり、ファクシミリ通信において、アナログ回線と無線デジタル回線の間に、従来の蓄積装置に替えて、必要な機能を具備したモデム装置を配置することで、処理時間の短縮を図り、もって、ファクシミリ通信に要する時間を短縮することにある。
必要な機能を具備したモデム装置を介してファクシミリ装置と無線デジタル回線を接続することで、ファクシミリ転送時間を短縮することとなるが、従来の蓄積装置が担っていた複数の機能に替えて、新たな機能や仕様を備えることが求められる。
ファクシミリ装置から受信したファクシミリ信号の全て(トーンを含む)をビットデータに変換し、その内の一部の信号(CNGトーン、CEDトーン、プリアンブルなど)に対してメッセージ変換も行う手段と、前記の変換と逆の変換をおこないファクリミリ装置へ送出する手段と、ファクシミリ装置から受信したファクシミリ信号の転送速度がデジタル無線回線の伝送速度を超える場合はDIS信号のFIFを書き換えてファクシミリの転送速度をデジタル無線回線の伝送速度以下となるようにファクシミリ装置を制御する手段と、デジタル無線回線へ送出するビットデータのフォーマットにヘッダーを付加し、ビットデータに変換されたファクシミリ信号とデジタル無線回線のフォーマットの相互変換をおこなう手段と、デジタル無線回線で発生する誤りをBCH符号により訂正する手段と、送信側ファクシミリ装置と受信側ファクシミリ装置のクロック周波数の誤差を吸収する手段と、ファクシミリ装置のトレーニング信号をデジタル無線回線へ送出せず有線回線のトレーニング結果のみをメッセージによって通知する手段と、送信側のモデム装置がファクシミリ通信の低速モードと高速モードの切替えフェーズの管理を行い、受信側のモデム装置へのメッセージ通知により切替え情報を通知する手段と、を備えることを特徴とする。
デジタル無線回線を介したファクシミリ通信で、短時間の送信と信頼度の高い通信を確保できる。
図2は本発明のブロック構成例である。送信側から転送方向に向かって、順次、本発明の説明を行う。
ファクシミリ装置(送信側)201から送出されたG3ファクシミリ信号は、有線伝送路を通りモデム装置202に送り渡される。モデム装置202は受け渡されたG3ファクシミリ信号の全て(トーンを含む)をビットデータへ変換する。また、一部の信号(CNGトーン、CEDトーン、プロアンブル等)に対してはメッセージ変換が行われる。ここで、ファクシミリ装置(送信側)201からのG3ファクシミリ信号の転送速度がデジタル無線回線の伝送速度を超える場合は、ファクシミリ信号をそのままデジタル回線へ送出することが出来ない。このため、モデム装置203は、DIS信号のFIFを書き換えて、デジタル無線回線203の伝送速度に一致させる。
ビットデータに変換されたG3ファクシミリ信号をデジタル無線回線203へ送出するためには、デジタル無線回線のフォーマットに変換する必要がある。モデム装置202は、ビットデータのフォーマットとデジタル無線回線のフォーマットの相互変換を行う。ここで、デジタル無線回線202のフォーマットにデータ長を表すヘッダーも付加する。
フェージング等により発生するビット誤りを訂正するため、デジタル無線回線の誤り訂正機能としてBCH符号を付加する。
伝送区間の両端に設置されるファクシミリ装置のクロック周波数は充分な安定度と精度を有しているが僅かながら周波数誤差が発生する。この誤差はアナログ回線であればクロック同期によって修正されるが、デジタル無線回線を介在させているため同期がとれず修正されない。モデム装置はこの誤差を吸収するバッファ回路を内蔵する。
ファクシミリ通信を行う場合、通常は通信に先立ちファクシミリ装置の送受間でトレーニング信号の授受を行うが、無線区間のフェージングで誤りが発生することがある。この場合ファクシミリ装置はトレーニング信号の授受を結果が正常となるまで規定回数繰り返すことになる。このため、本発明では、デジタル無線回線にトレーニング信号を送り出さず、有線区間上のトレーニング結果のみをメッセージにより通知する。
また、送信側のモデム装置202は、ファクシミリ通信の低速モードと高速モードの切替えをフェーズ管理により行い、受信側のモデム装置204へメッセージによって通知する。
モデム装置202は、デジタル無線回線のフォーマットに変換したG3ファクシミリ信号をデジタル無線回線の送信側へ送り渡す。
デジタル無線回線の受信側へ到達したファクシミリ信号は、有線伝送路を通り、相手側のモデム装置(受信側)205へ到達する。
受信側のモデム装置204は、送信側のモデム装置202で行われた処理と逆の処理を実施する。
101・・・ファクシミリ装置、102・・・蓄積装置、103・・・デジタル回線、104・・・蓄積装置、105・・・ファクシミリ装置、201・・・ファクシミリ装置、202・・・ファクシミリ装置、203・・・デジタル回線、204・・・モデム装置、105・・・ファクシミリ装置
Claims (1)
- デジタル無線回線を介在させておこなうG3ファクシミリ通信において、
ファクシミリ装置(送信側)からのG3ファクシミリ信号(トーンを含む)をビットデータに変換する手段と、前記のG3ファクシミリ信号(トーンを含む)の転送速度がデジタル無線回線の伝送速度を超える場合に、その転送速度をデジタル無線回線の伝送速度以下に制御する手段と、前記のビットデータにヘッダーを付加しデジタル無線回線のフォーマットへの変換を行う手段と、デジタル無線回線で発生する誤りを訂正する手段と、ファクシミリ装置(送信側)とファクシミリ装置(受信側)のクロック周波数の誤差を吸収する手段と、ファクシミリ装置(送信側)からのトレーニング信号を無線デジタル回線に送出せず、有線回線のトレーニング結果のみをメッセージによって通知する手段と、ファクシミリ通信の低速モードと高速モードの切替フェーズの管理する手段と、前記のビットデータをファクシミリ装置(受信側)へのG3ファクシミリ信号(トーンを含む)に変換する手段と、を備える、ファクシミリ通信用モデム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008027167A JP2009188778A (ja) | 2008-02-07 | 2008-02-07 | 通信制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003274131A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-09-26 | Hitachi Kokusai Electric Inc | ファクシミリ伝送方式およびファクシミリ用接続制御装置 |
JP2003533136A (ja) * | 2000-05-05 | 2003-11-05 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | アナログファックス機器のためのデジタルネットワークインタフェース |
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2008
- 2008-02-07 JP JP2008027167A patent/JP2009188778A/ja active Pending
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