JP2009186410A - 回転検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズの影響を受けにくく、しかも小型化が可能な回転検出装置を、低コストで実現する。
【解決手段】エンコーダ7aの回転に伴って出力信号を、このエンコーダ7aの回転速度に比例した周波数で変化させるセンサユニット8aの検出部に、同種類の1対の検出素子9a、9bを配置する。これら両検出素子9a、9bは、上記エンコーダ7aの円周方向に関する位相を一致させると共に、磁束の流れ方向に関する位相を180度異ならせた状態で配置する。上記両検出素子9a、9bの出力信号を差動式ラインレシーバに入力して、上記ノイズの影響を除きつつ、上記エンコーダ7aの回転速度に比例する周波数で変化する、単一の出力信号を得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、アンチロックブレーキシステム(ABS)やトラクションコントロールシステム(TCS)の制御用に車輪の回転速度を求める為の回転検出装置の改良に関する。具体的には、電気的ノイズに対して優れた耐性を有する構造を低コストで実現する事を目的としたものである。
ABSやTCSを制御する為に、転がり軸受ユニットにより懸架装置に支持された車輪の回転速度を検出する必要がある。又、各種産業機械を適切に運転する為に、当該産業機械の回転軸の回転速度を検出する必要がある。この為従来から、各種回転検出装置が、特許文献1〜2等多くの刊行物に記載されて知られており、その一部は実際に使用されている。例えば、特許文献1には、図7〜8に示す様な回転検出装置が記載されている。
この回転検出装置は、使用時にも回転しない静止部材であるハウジング1の内径側に、使用時に回転する回転部材である回転軸2を、軸受3により回転自在に支持している。又、この回転軸2の外周面と上記ハウジング1の内周面との間の空間4の端部開口を、組み合わせシールリング5により塞いでいる。そして、この組み合わせシールリング5を構成するスリンガ6の外側面に、円輪状のエンコーダ7を添着している。このエンコーダ7は、ゴム磁石等の永久磁石製で、軸方向に着磁されている。着磁方向は、円周方向に関して交互に、且つ、等間隔で変化させている。従って、上記エンコーダ7の外側面にはN極とS極とが交互に、且つ、等間隔で配置されている。
一方、上記ハウジング1には回転速度検出用のセンサユニット8を支持し、このセンサユニット8の検出部を、上記エンコーダ7の被検出面である外側面に近接対向させている。上記センサユニット8は、ホール素子、磁気抵抗素子(MR素子)等、磁束の方向や強さに応じて特性が変化する磁気検出素子の如き検出素子9を備え、この検出素子9の特性変化に対応して出力信号を変化させる。上記回転軸2が回転すると、上記センサユニット8の検知部の端面近傍を、上記エンコーダ7の外側面に配置されたS極とN極とが交互に通過する。この為、上記センサユニット8に組み込んだ検出素子9の特性が変化し、このセンサユニット8の出力が変化する。この様にしてセンサユニット8の出力が変化する周波数は、上記回転軸2の回転速度に比例する。
従って、上記センサユニット8の出力を図示しない処理回路に送れば、上記回転軸2の回転速度を求める(或はこの回転速度に見合う信号を得る)事ができる。尚、この処理回路で、上記センサユニット8の出力信号に基づいて上記回転軸2の回転速度を求めるには、この出力信号の変化の周期から求める方法と、単位時間当たり変化の回数(周波数)とから求める方法とがある。上記回転速度は、上記周期と反比例し、周波数とは比例する。
上述の様なセンサユニット8の検出信号は、ケーブル10により、車体側に設置した制御器に送り、ABSやTCSの制御に利用される。従って、上記ケーブル10の全長は、或る程度長くならざるを得ず、外部から電気的ノイズ(以下「ノイズ」とする)が入り込む(上記検出信号にノイズが重畳される)可能性を否定できない。一方、前記特許文献1〜2に記載されたものを含め、従来から実施されている回転検出装置を構成するセンサユニットは、単一の検出信号を出力する、所謂シングルエンド出力である。この為、この検出信号にこのノイズが重畳された場合には、上記制御器側でこのノイズの存在を認識できなくなる。この結果、このノイズのパルスを上記検出信号の変化と誤認識し、この検出信号に基づいて求めた回転速度の値が実際と異なるものになる可能性がある。
上述の様なノイズによる回転速度検出の誤りを防止する為には、センサユニットとして、検出結果を表す信号を差動信号として出力するものを使用する事が考えられる。このセンサユニットに差動信号を出力させる為には、図9に示す様に、検出素子9の出力信号AをラインドライバIC11を通過させる事により、互いに位相が180度異なる1対の出力信号B、Cを得、これら両出力信号B、Cをケーブルを通じて、車体側の制御器に送る事が考えられる。このケーブル中を送られる信号に外部から加わるノイズの多くは同相(コモンモード)ノイズであるから、上記1対の出力信号B、Cを上記制御器に取り込めば、このノイズの存在を認識してこのノイズの影響を除き、正確な回転速度を求められる。
但し、ラインドライバIC11を使用する事は、回転検出装置の小型化、低コスト化を、何れも阻害する。先ず、ラインドライバIC11は、ホール素子等の検出素子に比べて嵩張る。そして、ノイズ対策上の必要から、これらラインドライバIC11と検出素子9とは、隣接した状態に組み合わせてセンサユニットとする必要がある。このセンサユニット中、上記ラインドライバIC11は上述の様に嵩張るので、このセンサユニット中にこのラインドライバIC11と上記検出素子9とを、これらラインドライバIC11及び上記検出素子9と他の部品とを接続する為の配線と共に実装する事が難しくなる。又、上記ラインドライバIC11は上記検出素子9に比べて高価な部品である為、低コスト化の面からも不利になる。
特開平8−338435号公報 特開平11−174069号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、ノイズの影響を受けにくく、しかも小型化が可能な回転検出装置を、低コストで実現すべく発明したものである。
本発明の回転検出装置は、前述した従来から知られている回転検出装置と同様に、エンコーダとセンサユニットとを備える。
このうちのエンコーダは、回転部材の一部に支持されるもので、この回転部材の回転中心と同心に設けられた被検出部の磁気特性を、円周方向に関して交互に変化させている。
又、上記センサユニットは、上記エンコーダの回転に伴って出力信号を、このエンコーダの回転速度に比例した周波数で変化させる。
特に、本発明の回転検出装置に於いては、上記センサユニットは、その検出部に、同種類の1対の検出素子を、上記エンコーダの円周方向に関する位相を一致させると共に、磁束の流れ方向に関する位相を180度異ならせた状態で配置したものである。
上述の様な本発明の回転検出装置を実施する場合に、例えば請求項2に記載した発明の様に、上記エンコーダの被検出面を軸方向側面とする。そして、上記1対の検出素子を、磁束の流れ方向に関する位相を、このエンコーダの軸方向に関して180度異ならせた状態で配置する。
或いは、請求項3に記載した発明の様に、上記エンコーダの被検出面を外周面とする。そして、上記1対の検出素子を、磁束の流れ方向に関する位相を、このエンコーダの径方向に関して180度異ならせた状態で配置する。
上述の様な本発明の回転検出装置を実施する場合に、例えば請求項4に記載した発明の様に、上記エンコーダを、被検出面にS極とN極とを交互に配置した永久磁石製とし、上記1対の検出素子を、磁束の流れ方向に対応して特性を変化させる磁気検出素子とする。そして、センサユニットの検出部が上記被検出面の特定個所に対向した状態で、これら両磁気検出素子の特性を逆方向に変化させる。
或いは、請求項5に記載した発明の様に、上記エンコーダを、被検出面に充実部と除肉部とを交互に配置した磁性材製とする。このうちの充実部は、この被検出面が凹凸形状である場合には凸部が、櫛歯状或いは格子状の場合には舌片或いは柱部が、それぞれ対応する。又、除肉部は、上記被検出面が凹凸形状である場合には凹部が、櫛歯状或いは格子状の場合には切り欠き或いは透孔が、それぞれ対応する。又、上記1対の検出素子を、通過する磁束の量(磁束密度)に対応して特性を変化させる磁気検出素子とする。更に、これら両磁気検出素子に関して上記被検出面と逆側に、これら両磁気検出素子の配列方向に着磁した永久磁石を配置する。そして、センサが上記被検出面の特定個所に対向した状態で、これら両磁気検出素子の特性を逆方向に変化させる。
上述の様に構成する本発明によれば、ノイズの影響を受けにくく、しかも小型化が可能な回転検出装置を、低コストで実現できる。
即ち、高価で、しかも嵩張るラインドライバICを使用しなくても、互いに位相が180度異なる1対の出力信号を得られる。そして、これら両出力信号を制御器に取り込む事でノイズの影響を除き、正確な回転速度を求める事ができる。
[実施の形態の第1例]
図1〜2は、請求項1、2、4に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例の回転検出装置は、円輪状のエンコーダ7aとセンサユニット8aとを備える。このエンコーダ7aは、回転軸2(図7参照)等の回転部材の一部にこの回転部材と同心に支持されるもので、永久磁石製で、軸方向に着磁されている。着磁方向は、円周方向に関して、交互に、且つ、等間隔で変化させている。従って、被検出面である、上記エンコーダ7aの軸方向片側面(図1の右側面)にS極とN極とが、円周方向に関して、交互に且つ等間隔に配置されている。
一方、上記センサユニット8aは、上記エンコーダ7aの回転に伴って出力信号を、このエンコーダ7aの回転速度に比例した周波数で変化させる。本例の場合にこのセンサユニット8aは、それぞれがホール素子、MR素子等の、磁束の流れ方向に応じて特性を変化させる1対の磁気検出素子9a、9bを組み合わせて成る。これら両磁気検出素子9a、9bは、同種(同仕様)のものを、上記エンコーダ7aの円周方向に関する位相を一致させると共に、磁束の流れ方向に関する位相を180度異ならせた状態で配置している。即ち、上記両磁気検出素子9a、9bは、同種のものを、磁束の検出方向に関して互いの同じ側の面同士(正面同士又は背面同士)を突き合わせた状態で、上記センサユニット8aを保持するホルダ(図示省略)内に、包埋等により保持している。この様なセンサユニット8aの検出部を、上記エンコーダ7aの被検出面に対向させた状態で、上記両磁気検出素子9a、9bの、磁束の流れ方向に関する位相は、上記エンコーダ7aの軸方向に関して180度異なる。従って、上記センサユニット8aの検出部が上記エンコーダ7aの被検出面の特定個所に対向した状態で、上記両磁気検出素子9a、9bの特性が逆方向に変化する。
上述の様に構成する本例の回転検出装置の使用時に上記センサユニット8aからは、前述したラインドライバIC11を使用した構造に於ける出力信号B、C(図9参照)と同様の、図2に示す様な、互いに位相が180度異なる1対の出力信号B1 、C1 が出力される。そこで、これら両出力信号B1 、C1 を、ケーブル10(図7〜8参照)を通じて、車体側の制御器に送れば、上記ラインドライバIC11を使用した構造の場合と同様に、上記ケーブル10中を送られる信号に外部から加わるノイズの存在を認識してこのノイズの影響を除き、正確な回転速度を求められる。即ち、上記両出力信号B1 、C1 を1対の差動信号として捉え、これら両出力信号B1 、C1 を、制御器側に設けた差動式ラインレシーバに入力する事により、上記ノイズの影響を除きつつ、上記エンコーダ7aの回転速度に比例する周波数で変化する、単一の出力信号を得る事ができる。
特に、本例の場合には、上記互いに位相が180度異なる1対の出力信号B1 、C1 を得る為に、安価でしかも小さい、1対の磁気検出素子9a、9bを、検出特性を180度異ならせた状態で配置しているので、小型に構成できる。即ち、高価で、しかも嵩張るラインドライバICを使用しなくても、互いに位相が180度異なる1対の出力信号B1 、C1 を得られる。そして、これら両出力信号B1 、C1 を制御器に取り込む事でノイズの影響を除き、正確な回転速度を求める事ができる。
尚、上記両出力信号B1 、C1 の波形は、図2及び図3の(A)に示す様な矩形波の他、図3の(B)に示す様な正弦波であっても良い。矩形波は、例えば上記両磁気検出素子としてデジタル式のホールICを使用した場合に得られるし、正弦波はアナログ式のホール素子を使用した場合に得られる。
[実施の形態の第2例]
図4は、請求項1、2、5に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、磁性材製で円輪状のエンコーダ7bの被検出面である軸方向片側面(図4の右側面)に、充実部と除肉部とを交互に配置している。このうちの充実部は、この被検出面が凹凸形状である場合には凸部が、櫛歯状或いは格子状の場合には舌片或いは柱部が、それぞれ対応する。又、除肉部は、上記被検出面が凹凸形状である場合には凹部が、櫛歯状或いは格子状の場合には切り欠き或いは透孔が、それぞれ対応する。何れの場合でも、次述するセンサユニット8bの検出部が上記充実部に対向する場合には、この検出部と上記エンコーダ7bとの間の磁気抵抗が小さくなって、上記センサユニット8b中を流れる磁束の量が多くなる。逆に、上記検出部が上記除肉部に対向する場合には、この検出部と上記エンコーダ7bとの間の磁気抵抗が大きくなって、上記センサユニット8b中を流れる磁束の量が少なくなる。
上記センサユニット8bは、それぞれが通過する磁束の量(磁束密度)に応じて特性を変化させる1対の磁気検出素子9a、9bと永久磁石12とを組み合わせて成る。尚、この様な磁気検出素子9a、9bも、上述した実施の形態の第1例と同様に、ホール素子、MR素子等を使用できる。又、上記永久磁石12は、上記両磁気検出素子9a、9bに対して上記エンコーダ7bの被検出面と逆側に配置されたもので、これら両磁気検出素子9a、9bの配列方向に着磁している。更に、必要に応じて、上記永久磁石12の着磁方向両端面のうちで上記両磁気検出素子9a、9bと逆側の端面に、磁性材製のバックヨーク(図示省略)を設けて、これら両磁気検出素子9a、9bを通過する磁束の絶対量を多くする事もできる。
上述の様な磁性材製のエンコーダ7bを備えた本例の回転検出装置の場合も、上記両磁気検出素子9a、9bを、磁束の流れ方向に関する位相を180度異ならせた状態で配置している。従って、上記センサユニット8bの検出部が上記エンコーダ7bの被検出面の特定個所に対向した状態で、上記両磁気検出素子9a、9bの特性を逆方向に変化して、前述の図2〜3に示す様な、互いに位相が180度異なる1対の出力信号B1 、C1 を出力する。
その他の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例と同様であるから、重複する説明は省略する。
[実施の形態の第3例]
図5は、請求項1、3、4に対応する、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合には、エンコーダ7cの被検出面を外周面とし、センサユニット8cの検出部をこのエンコーダ7cの外周面に、径方向に対向させている。このエンコーダ7cの被検出面とセンサユニット8cの検出部とを径方向に対向させる点、及び、これに合わせて1対の磁気検出素子9a、9bを上記エンコーダ7cの径方向に配列した点以外の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例の場合と同様である。
[実施の形態の第4例]
図6は、請求項1、3、5に対応する、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合には、磁性材製のエンコーダ7dの被検出面を外周面とし、センサユニット8dの検出部をこのエンコーダ7dの外周面に、径方向に対向させている。このエンコーダ7dの被検出面とセンサユニット8dの検出部とを径方向に対向させる点、及び、これに合わせて1対の磁気検出装置9a、9bと永久磁石12とを上記エンコーダ7dの径方向に配列した点以外の構成及び作用は、上述した実施の形態の第2例の場合と同様である。
本発明を実施する場合に、センサユニットに組み込む1対の検出素子の保持方法は特に問わない。所定の位置関係で組み合わせた1対の検出素子を、合成樹脂製のホルダに包埋支持しても良いし、個々に合成樹脂製のホルダ中に包埋支持したものを後から組み合わせても良い。
更に、上述した実施の形態の各例を組み合わせて、回転速度等に関して、複数種類の測定データを得る事もできる。
本発明の実施の形態の第1例を示す模式図。 この第1例の運転時に発生する出力信号を示す回路図。 この出力信号の形状の2例を示す線図。 本発明の実施の形態の第2例を示す模式図。 同第3例を示す模式図。 同第4例を示す模式図。 従来構造の1例を示す部分断面図。 図7の右方から見た。 本発明に先立って考えた構造を示す回路図。
符号の説明
1 ハウジング
2 回転軸
3 軸受
4 空間
5 組み合わせシールリング
6 スリンガ
7、7a〜7d エンコーダ
8、8a〜8d センサユニット
9、9a、9b 検出素子
10 ケーブル
11 ラインドライバIC
12 永久磁石

Claims (5)

  1. 回転部材の一部に支持され、この回転部材の回転中心と同心に設けられた被検出部の磁気特性を円周方向に関して交互に変化させたエンコーダと、このエンコーダの回転に伴って出力信号を、このエンコーダの回転速度に比例した周波数で変化させるセンサユニットとを備えた回転検出装置に於いて、このセンサユニットは、その検出部に、同種類の1対の検出素子を、上記エンコーダの円周方向に関する位相を一致させると共に、磁束の流れ方向に関する位相を180度異ならせた状態で配置したものである事を特徴とする回転検出装置。
  2. エンコーダの被検出面が軸方向側面であり、1対の検出素子が、磁束の流れ方向に関する位相を、このエンコーダの軸方向に関して180度異ならせた状態で配置されている、請求項1に記載した回転検出装置。
  3. エンコーダの被検出面が外周面であり、1対の検出素子が、磁束の流れ方向に関する位相を、このエンコーダの径方向に関して180度異ならせた状態で配置されている、請求項1に記載した回転検出装置。
  4. エンコーダが、被検出面にS極とN極とを交互に配置した永久磁石製であり、1対の検出素子が、磁束の流れ方向に対応して特性を変化させる磁気検出素子であり、センサユニットの検出部が上記被検出面の特定個所に対向した状態で、これら両磁気検出素子の特性が逆方向に変化する、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載した回転検出装置。
  5. エンコーダが、被検出面に充実部と除肉部とを交互に配置した磁性材製であり、1対の検出素子が、通過する磁束の量に対応して特性を変化させる磁気検出素子であり、これら両磁気検出素子に関して上記被検出面と逆側に、これら両磁気検出素子の配列方向に着磁した永久磁石を配置しており、センサユニットの検出部が上記被検出面の特定個所に対向した状態で、これら両磁気検出素子の特性が逆方向に変化する、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載した回転検出装置。
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