JP2009180352A - 運動案内装置の製造方法 - Google Patents

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【課題】ベースと軌道レールの新たな接合技術を完成させることによって、取付誤差を排除した高精度の運動案内装置を得る。
【解決手段】設置基準となるベース10と、ベース10に設置されるとともに、その表面に長手方向に延びる転動体転走溝41aを有する軌道レール41と、軌道レール41に複数の転動体を介して相対移動自在に組み付けられる移動ブロックと、を備える運動案内装置の製造方法であって、ベース10と軌道レール41とを、レーザブレージングにより接合するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、運動案内装置の製造方法に係り、特に、レーザブレージング技術を用いて高精度の運動案内装置を実現することのできる技術に関するものである。
従来から、機械の直線運動部を軽く正確に動かす機械要素部品として、例えば図7に示すごとき運動案内装置が知られている。この種の運動案内装置の構成について、図7を用いて説明すると、従来技術に係る運動案内装置40は、軌道レール41と、軌道レール41に多数の転動体として設置されるボール42…を介して往復運動自在に取り付けられた移動ブロック43とを備えて構成されている。軌道レール41はその長手方向と直交する断面が概略矩形状に形成された長尺の部材であり、その表面(上面および両側面)にはボール42が転がる際の軌道となる転動体転走溝41a…が軌道レール41の全長に渡って形成されている。なお、軌道レール41は、直線的に伸びるように形成されることもあるし、曲線的に伸びるように形成されることもある。
一方、移動ブロック43は、金属材料から成る移動ブロック本体部43aと、移動ブロック本体部43aにおける移動方向の両端面に対して設置される樹脂材料から成る一対のエンドプレート43b,43bとから構成されている。移動ブロック本体部43aには、転動体転走溝41a…とそれぞれ対応する位置に負荷転動体転走溝43c…が設けられている。軌道レール41の転動体転走溝41a…と移動ブロック本体部43aに形成された負荷転動体転走溝43c…とによって負荷転動体転走路52…が形成され、この通路に導入された複数のボール42…は、負荷を受けながら転走することになる。また、移動ブロック本体部43aは、負荷転動体転走溝43c…と平行に延びる無負荷転動体転走路53…を備えている。さらに、一対のエンドプレート43b,43bのそれぞれには、各無負荷転動体転走路53…と各負荷転動体転走路52…とを結ぶ方向転換路55…が設けられている。1つの負荷転動体転走路52および無負荷転動体転走路53と、それらを結ぶ一対の方向転換路55,55との組み合わせによって、1つの無限循環路が構成されることとなる(図7中(b)参照)。
そして、複数のボール42…が負荷転動体転走路52と無負荷転動体転走路53と一対の方向転換路55,55とから構成される無限循環路に無限循環可能に設置されることにより、移動ブロック43の軌道レール41に対する相対的な往復運動が可能となっている。
以上のような構成を有する従来の運動案内装置40において、その取り付けは、軌道レール41と移動ブロック43それぞれに形成されたボルト孔41b,43dを利用するものであった。例えば、軌道レール41を取り付け基準となるベース(不図示)に対して設置する場合には、軌道レール41の長手方向に間隔を有して複数形成されたボルト孔41bを利用し、このボルト孔41bを導通してベース(不図示)に対して螺合されるボルトの締結力によって固定設置されることが行われていた。
しかしながら、ボルトを用いて軌道レール41を固定設置する方法では、ボルトの締結力によって軌道レール41にびずみが生じる場合があり、このひずみがウェービング特性等に悪影響を及ぼし、運動案内装置の案内精度を低下させる虞があった。また、このような従来の方法では、ボルトの締め付け方法によって設置精度が大きく変動するので、運動案内装置の据え付け作業に熟練を要するなどといった問題も存在していた。
そこで、本発明者は、設置基準となるベースに対してあらかじめ転動体転走溝41a…を加工成形する前の軌道レール素材を設置し、その上でベースの基準に基づいて転動体転走溝41a…を加工形成して軌道レール41を完成させれば、取付誤差を排除した高精度の運動案内装置を得ることができるのではないかとの着想を得た。
ただし、上記着想を具体化するにあたっては、従来公知の溶接技術や接合技術を用いてベースと軌道レール41の接合を行ったのでは、所望の精度を得ることができないという事実が判明した。例えば、ベースと軌道レール41とを一般的な溶接技術によって接合した場合には、母材に対して溶融部が発生してしまい、運動案内装置の寿命や案内精度に悪影響を及ぼすことが予想される。また、溶接の際の熱によって軌道レール41に曲がりが発生してしまい、上述した転動体転走溝41a…の加工では取り除けない誤差が発生することも考えられる。さらに、ボルト等を用いて物理的に接合するような接合技術を用いたのでは、長期間にわたってベースと軌道レール41との精密な接合状態を維持することは困難である。
そこで、本発明者は、新たな接合技術を創案・具体化することによって上記課題を解決すべく鋭意努力を行い、本発明を完成させるに至ったのである。すなわち、本発明は、上述した課題の存在に鑑みて成されたものであって、その目的は、ベースと軌道レール41の新たな接合技術を完成させることによって、取付誤差を排除した高精度の運動案内装置を得ることにある。
本発明に係る運動案内装置の製造方法は、設置基準となるベースと、前記ベースに設置されるとともに、その表面に長手方向に延びる転動体転走溝を有する軌道レールと、前記軌道レールに複数の転動体を介して相対移動自在に組み付けられる移動ブロックと、を備える運動案内装置の製造方法であって、前記ベースと前記軌道レールとを、レーザブレージングにより接合することを特徴とする。
また、本発明に係る運動案内装置の製造方法では、前記ベースに形成された凹部に前記軌道レールを嵌め込み、前記凹部と前記軌道レールとの隙間が1mm未満の状態にて、前記レーザブレージングによる接合を行うようにすることができる。
また、本発明に係る運動案内装置の製造方法では、前記軌道レールの一面の両端にあるコーナー部に形成された面取りの寸法をC1未満とし、平面として形成された前記ベースの他面と、前記軌道レールの一面とを合わせた状態にて、前記レーザブレージングによる接合を行うようにすることができる。
さらに、本発明に係る運動案内装置の製造方法では、前記レーザブレージングで用いられるロウ材の融点が、950℃以下であることとすることができる。
また、本発明に係る運動案内装置の製造方法は、前記レーザブレージングにより前記ベースと前記軌道レールとを接合した後に、前記ベースの裏面に対してレーザ照射を行って加熱することにより、前記軌道レールの曲がり矯正を行うようにすることができる。
本発明方法に係る新たな接合技術によれば、ベースと軌道レール41の好適な接合状態が実現し、取付誤差を排除した高精度の運動案内装置を得ることができる。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、背景技術の欄で説明した従来の部材と同一又は類似する部材については、同一符号を付して説明を省略する場合がある。
本発明者は、ベースと軌道レール41との好適な接合状態を実現することのできる接合技術として、レーザブレージングに着目した。ここで、レーザブレージングとは、レーザによって母材となる金属よりも融点の低い金属材料(ロウ材)を使用し、これを加熱溶融させ、接合部の隙間に溶かし込むことによって接合する方法である。つまり、レーザブレージングでは、母材を溶かさずロウ材のみを溶かすことになるので、母材への熱影響が少なく、接合時の熱に起因するひずみや曲がり、割れの発生を抑制することが可能となる。ゆえに発明者は、複数の転動体から繰り返し転がり荷重を受けることとなる軌道レール41に対して、接合の際に及ぼされる熱の影響を極小化できるレーザブレージング技術を用いれば、ベースと軌道レール41との好適な接合状態が実現できると考えたのである。
以上のような着想に基づき、発明者は、まず、レーザブレージングを行う際に、ベースと軌道レール41がどの様な形状をしていることが最適なのかを、種々実験することにより見出すこととした。そして、一般的な形状の軌道レール41をベースの平面部に載置してレーザブレージングによる接合を行ったところ、軌道レール41の底面コーナー部に形成された面取り形状が軌道レール41とベースとの境界面に隙間を形成し、この隙間にロウ材が充填できないことで空間(巣)が発生し、接合強度を低下させてしまうことが明らかとなった。そこで本発明者は、上記隙間の条件を見出すべく多数の実験を繰り返すことによって、ベースと軌道レール41との間に存在する隙間を1mm未満とすることで、安定したロウ材の接合状態を実現できることを確認した。
なお、ベースと軌道レール41との接合時の具体的な形状としては、例えば図1に示すように、ベース10に対して凹部11を形成し、この凹部11に軌道レール41を嵌め込むことで位置決めを行い、ベース10と軌道レール41とで形成された断面略90°の境界壁面に対してレーザブレージングによるロウ材の供給を行うことが可能である。このとき、凹部11と軌道レール41との隙間が1mm未満となるように管理することで、ベース10と軌道レール41との好適な接合状態が実現されることとなる。
また、ベース10と軌道レール41との接合時の形状は、図1で例示したものに限られず、例えば図2において示すように、軌道レール41の底面に形成された面取り部を除去し、平面として形成された軌道レール41の底面と、平面として形成されたベース10の上面とを合わせた状態にて、レーザブレージングによる接合を行うことも好適である。なお、軌道レール41の底面コーナー部の形状については、図2に示すような面取り部を完全に除去したものに限られず、面取り寸法がC1未満のものであっても、レーザブレージングによる好適な接合が可能であることが実験により確認できている。
以上から、ベース10と軌道レール41とは、レーザブレージングによるロウ材の供給部位が1mm未満の隙間にて形成されていれば、好適な接合状態を実現できることが明らかとなった。
次に、発明者は、レーザブレージングに用いられるロウ材の最適化を行うべく、鋭意研究を行った。その結果を、図3に示す。図3は、種々の接合手段ごとでのベース10と軌道レール41との接合強度を比較した図である。
図3において、横軸左側のAからFまでに記載されたロウ材は、Cu−Al系のものであり、いずれのロウ材も1050℃程度の融点を有している。また、いずれの場合もレール幅は同一となっており、さらに、各条件における軌道レール41の面取り寸法は、AがC0.1、BがC0.3、CがC0.5、DがC1、EがC1、FがC1以下となっている。
図3から分かるように、横軸左側のAからCまでに記載されたロウ材は、Dの場合と比較して明らかな接合強度の向上が見られる。この結果から、接合強度の大小には、面取りの存在が大きく影響することが明らかとなった。しかしながら、これらCu−Al系のロウ材の場合には、ロウ材の油流れが満足いくものではなく、凝固時のロウ材内部に空間(巣)が発生してしまった。そこで、本発明者は、上述した知見から、第1改良として軌道レール41の面取り部を排除する対策を施した。なお、図3において、Eと表記されたものが図1にて例示された凹部11を利用して隙間を排除した形態のものであり、Fと表記されたものが図2にて例示された軌道レール41の面取り部を除去した形態のものである。
このような面取り部の影響を排除する対策を行うことによって、ロウ材の状態が良化することが明らかとなった。ただし、接合強度の面からすれば、従来のレーザブレージングのものと大差はない。
そこで本発明者は、さらなるロウ材の最適化を行うべく追加実験を行うことにより、さらに好適なロウ材の条件を見いだした。かかる知見について、図4および図5、表1および表2を用いて以下に説明する。
本発明者は、追加実験において、融点が従来のロウ材より低いCu−Zn系合金から成るロウ材を用いることとした。このCu−Zn系合金から成るロウ材は、融点が950℃以下であり、従来のものと比較してさらなる油流れの良化と凝固時におけるロウ材の状態良化が予想できたので、用いることとしたものである。なお、比較例としては、融点が1046℃と高いI、および融点は875℃と低いが引張強さが314N/mm2と低いIIを用いた場合を示している。これら追加実験にて用いられたロウ材(ワイヤー)の種類と特性をまとめたものとして、表1を示す。ここで、IはCu−Al系のロウ材であり、II〜IVはCu−Zn系のロウ材である。
Figure 2009180352
また、追加実験で行ったレーザブレージングの条件を、表2に示す。
Figure 2009180352
なお、追加実験の具体的な方法は、軌道レール41にTHK株式会社製のレール幅25mmのLMガイド(登録商標),材質ステンレス鋼製を用い、ベース10には寸法15mm×40mm×280mm,材質SUS304を用いた。そして、表2に示したレーザブレージング条件に基づいて、図4中の(a)にて示すごとき接合を行った。このようにして接合されたベース10と軌道レール41は、図4中の(b)に示すように10mmの長さを有する試験ブロックとして加工された後、上下方向での引張試験を行うことによって1mm当たりの接合強度を求めた。なお、引張試験のn数は、各々の条件ごとにn=3とし、各々の条件ごとでの接合強度の最小値をもって評価した。
上記引張試験にて得られた結果を、図5に示す。図5から明らかな通り、本発明に係るワイヤーであるIIIおよびIVが、比較例IとIIよりも高い接合強度を示すことがわかった。つまり、融点が低く、且つ、引張強さが高いワイヤー(ロウ材)を使用すると、接合強度が高くなることが明らかとなった。ちなみに、IVに関しては、溶融時の流動性が非常に良く、接合面積が広くなったため、より高い接合強度が得られたものと予想できる。
以上から、融点が870℃以下のロウ材(より好ましくは、融点が855℃以下のロウ材)、具体的には、IVから成るロウ材を用いることによって、好適な接合状態を実現できることが明らかとなった。
以上のように、本発明者は、運動案内装置に用いられるベース10と軌道レール41とが、上述した条件に基づくレーザブレージングによって接合されることにより、高い案内精度を有する運動案内装置を実現できることを明らかにした。ただし、レーザブレージングによるレーザの熱量が小さいとはいえ、ベース10の厚みが小さいなどの諸条件が重なると、軌道レール41に対して曲がりが発生してしまう場合が存在することが明らかとなった。
このような問題の発生に対して、発明者は、レーザブレージングを行ったレーザをそのまま用いることで上記曲がりの矯正が可能であることを見いだした。具体的には、レーザブレージングによりベース10と軌道レール41とを接合した後に、ベース10の裏面に対してレーザ照射を行って加熱することにより、軌道レール41の曲がり矯正を行うことが可能であることを確認したのである。
なお、以下に示す表3は、ベース10の裏面に対してレーザ照射を行うことにより軌道レール41の曲がり矯正を行った実験の諸元を示したものである。そして、表3で示された条件にてレーザ照射を行った結果、図6で示すように、軌道レール41の曲がりが改善できることを確認した。具体的には、レーザによる加熱を行う前の状態でレールに存在していた、水平に対して1m当たり−1.35μm存在していた上下曲がり値を、表3で示した条件でのレーザ照射を行うことによって−0.06μmにまで改善することができている。この実験から、レーザ照射による加熱が、曲がり矯正を行う上で非常に有効な手段であることが確認できた。
Figure 2009180352
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。例えば、上述した実施形態では、直線運動案内装置として構成された運動案内装置に用いられるベース10と軌道レール41とを例示して説明したが、その他のあらゆる型式の運動案内装置に対しても、本発明方法を適用することが可能である。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
接合時におけるベースと軌道レールとの好適な形状を例示する断面図である。 接合時におけるベースと軌道レールとの別の好適な形状を例示する断面図である。 種々の接合手段ごとでのベースと軌道レールとの接合強度を比較した図である。 追加実験の内容を説明するための図であり、特に、図中(a)は追加実験で用いられたベースと軌道レールとの接合状態を示す図であり、図中(b)は(a)で示されたものを加工して作成された引張試験用の試験ブロックを示す図である。 追加実験で行われた引張試験にて得られた結果を示す図である。 表3で示された条件でのレーザ照射による曲がり矯正の効果を示す図である。 従来技術に係る運動案内装置の一形態を例示する図であり、図中(a)は外観斜視図を示し、図中(b)は(a)で示した運動案内装置が備える無限循環路を説明するための断面図である。
符号の説明
10 ベース、11 凹部、40 (従来技術に係る)運動案内装置、41 軌道レール、41a 転動体転走溝、41b,43d ボルト孔、42 ボール、43 移動ブロック、43a 移動ブロック本体部、43b エンドプレート、43c 負荷転動体転走溝、52 負荷転動体転走路、53 無負荷転動体転走路、55 方向転換路。

Claims (5)

  1. 設置基準となるベースと、
    前記ベースに設置されるとともに、その表面に長手方向に延びる転動体転走溝を有する軌道レールと、
    前記軌道レールに複数の転動体を介して相対移動自在に組み付けられる移動ブロックと、
    を備える運動案内装置の製造方法であって、
    前記ベースと前記軌道レールとを、レーザブレージングにより接合することを特徴とする運動案内装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の運動案内装置の製造方法において、
    前記ベースに形成された凹部に前記軌道レールを嵌め込み、前記凹部と前記軌道レールとの隙間が1mm未満の状態にて、前記レーザブレージングによる接合が行われることを特徴とする運動案内装置の製造方法。
  3. 請求項1に記載の運動案内装置の製造方法において、
    前記軌道レールの一面の両端にあるコーナー部に形成された面取りの寸法をC1未満とし、
    平面として形成された前記ベースの他面と、前記軌道レールの一面とを合わせた状態にて、前記レーザブレージングによる接合が行われることを特徴とする運動案内装置の製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の運動案内装置の製造方法において、
    前記レーザブレージングで用いられるロウ材の融点が、950℃以下であることを特徴とする運動案内装置の製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の運動案内装置の製造方法において、
    前記レーザブレージングにより前記ベースと前記軌道レールとを接合した後に、前記ベースの裏面に対してレーザ照射を行って加熱することにより、前記軌道レールの曲がり矯正を行うようにしたことを特徴とする運動案内装置の製造方法。
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