JP2009178244A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】スタートレバーを大振動状態と小振動状態に切り変え可能な遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機1は、リールユニット5、開始装置6、停止ボタンユニット7、及び制御手段を備える。リールユニット5は図柄列を変動表示すると表示ライン4a〜4e上に図柄列を停止できる。開始装置6は図柄列の変動表示を開始させる。停止ボタンユニット7は変動表示中の図柄列を停止させる。開始装置6は筒状の本体61とスタートレバー62と電磁ソレノイド63を有する。本体61の基端部は前面扉2に支持される。スタートレバー62は傾動操作されると共に復帰可能である。スタートレバー62は本体61の先端部と軸方向に微少移動可能に連結する。電磁ソレノイド63は本体に内蔵され、スタートレバー62に振動を伝動する。電磁ソレノイド63はスタートレバー62を大振動状態と小振動状態とに切り変え可能に制御される。
【選択図】図4
【解決手段】遊技機1は、リールユニット5、開始装置6、停止ボタンユニット7、及び制御手段を備える。リールユニット5は図柄列を変動表示すると表示ライン4a〜4e上に図柄列を停止できる。開始装置6は図柄列の変動表示を開始させる。停止ボタンユニット7は変動表示中の図柄列を停止させる。開始装置6は筒状の本体61とスタートレバー62と電磁ソレノイド63を有する。本体61の基端部は前面扉2に支持される。スタートレバー62は傾動操作されると共に復帰可能である。スタートレバー62は本体61の先端部と軸方向に微少移動可能に連結する。電磁ソレノイド63は本体に内蔵され、スタートレバー62に振動を伝動する。電磁ソレノイド63はスタートレバー62を大振動状態と小振動状態とに切り変え可能に制御される。
【選択図】図4
Description
本発明は、遊技機に関する。特に、スタートレバーを操作して、複数の図柄列を回転させ、停止した所定の図柄の組み合わせで入賞を定める遊技機の構造に関する。
前述したスタートレバーを操作して複数の図柄列を回転させる遊技機としては、スロットマシン又はパチスロ機が知られている。一般に、このような遊技機は、遊技者がスタートレバーを操作して、複数の図柄が描かれた三つのリールを一斉に回転し、次に、各リールに対応して配設された停止ボタンを押圧操作することで、各リールを停止させ、その停止した図柄が所定の組み合わせに揃うことで、メダルなどの遊技媒体を獲得するよう構成されている。
例えば、このような遊技機は、スタートレバーが操作されることを契機として、役の成立が電子的に内部抽籤される。そして、停止表示された図柄の組み合わせが内部抽籤で成立した役の入賞を示す図柄の組み合わせと一致することを条件として、入賞役の種類に応じたメダルなどの遊技媒体が遊技者に付与される。
この遊技機では、特別の入賞役が抽籤されると、通常遊技よりも遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行するように制御されている。いわゆる、レギュラーボーナス(RB)、又はビッグボーナス(BB)と呼ばれるボーナス役に入賞すると、所定時間内は特別遊技状態が続行できるように、遊技機は制御されている。
しかし、このようなボーナス役の入賞は、遊技機の内部で電子的に抽籤されるので、遊技者は、抽籤の結果、ボーナス役が内部的に成立した否かを直接、知ることができない。このため、遊技機では、内部抽籤の結果を報知する報知手段を設けることにより、ボーナス役などが内部的に成立した可能性が高いことを遊技者に間接的に予告している。
このような内部抽籤の結果を報知する報知手段を設けて、特別入賞役を予告する遊技機としては、決定された内部入賞態様を遊技者の視覚又は聴覚に基づいて報知するか、スタートレバーを可動させることにより報知するかを切り換えることにより、遊技者への報知演出を多彩に変化することが可能となると共に、目押しなどがそれほど上手くない初心者の遊技者であっても快適に遊技することが可能な高い遊技性を有する遊技機が発明されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1による遊技機は、ボーナス役に内部当籤しながらも停止ボタンを押すタイミングが適切でなくボーナス役に入賞しなかった場合に、その回数をカウントすると共に、ボーナス役に内部当籤したことを遊技者に報知する際において、このカウント値が5回未満である場合には、スタートレバーに内蔵された振動装置の振動モータを駆動させることによりスタートレバーを振動させて報知し、このカウント値が5回以上である場合には、液晶表示装置の演出表示領域での表示内容、液晶表示装置の周囲に設けられたLEDランプの点灯、一対のスピーカから発する音声によって報知するように構成している。
特開2006−42870号公報
例えば、このような遊技機は、メダルが多く獲得できる特別遊技状態(RB、又はBB)を消化するまでに、スタートレバーを数多く傾動操作する必要があった。又、メダルを投入することなく遊技可能なリプレイの確率が大幅にアップするリプレイタイム(RT)においても、スタートレバーを数多く傾動操作する必要があった。このように、遊技機は、スタートレバーの傾動操作を多用するので、遊技者に疲労を生じさせていた。
特許文献1による遊技機は、スタートレバーを振動させて内部抽籤の結果を報知しているが、常時、スタートレバーを振動できるわけではない。遊技者の選択によって、スタートレバーを振動できるようにすれば、スタートレバーを把持しながら片手をマッサージでき、疲労も回復されると考えられる。
又、特許文献1による遊技機は、スタートレバーの振動数が一定に構成されている。遊技者の嗜好によって、スタートレバーを大振動状態と小振動状態に切り変えることができれば、マッサージ状態が多様になり好ましい。つまり、スタートレバーを大振動状態と小振動状態とに切り変え可能な遊技機が求められる。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、スタートレバーを大振動状態と小振動状態とに切り変え可能な遊技機を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成するため、スタートレバーを先端部に取り付けた筒状の本体に電磁ソレノイドを内蔵して構成し、電磁ソレノイドを駆動する電流を制御して、スタートレバーを大振動状態と小振動状態とに切り変え可能なことを見出し、これに基づいて、以下のような新たな振動可能なスタートレバーを備える遊技機を発明するに至った。
(1) 前面扉を開閉する筐体を備える遊技機であって、複数の図柄列を変動表示すると共に所定の表示ライン上にこれらの図柄列を停止可能な変動表示装置と、遊技者の操作により前記複数の図柄列の変動表示を開始させる開始装置と、変動表示中の前記複数の図柄列を遊技者の操作により前記表示ライン上に停止させる停止装置と、前記変動表示装置の動作を制御する制御手段と、を備え、前記開始装置は、基端部が前記前面扉の前面に支持される筒状の本体と、傾動操作されると共に復帰可能なスタートレバーであって、前記本体の先端部と軸方向に微少移動可能に連結するスタートレバーと、前記本体に内蔵されて前記スタートレバーに振動を伝動する振動発生手段と、を有し、前記振動発生手段は、前記スタートレバーを大振動状態と小振動状態とに切り変え可能に制御されることを特徴とする遊技機。
(1)の発明による遊技機は、前面扉を開閉する筐体を備えている。又、(1)の発明による遊技機は、変動表示装置、開始装置、停止装置、及び制御手段を備えている。変動表示装置は、複数の図柄列を変動表示すると共に所定の表示ライン上に複数の図柄列を停止可能となっている。開始装置は、遊技者の操作により複数の図柄列の変動表示を開始させる。停止装置は、変動表示中の複数の図柄列を遊技者の操作により表示ライン上に停止させる。制御手段は、変動表示装置の動作を制御する。
そして、(1)の発明による遊技機は、開始装置が筒状の本体とスタートレバーと振動発生手段を有している。本体の基端部は、前面扉の前面に支持されている。スタートレバーは、傾動操作されると共に復帰可能となっている。又、スタートレバーは、本体の先端部と軸方向に微少移動可能に連結している。振動発生手段は、本体に内蔵されており、スタートレバーに振動を伝動する。振動発生手段は、スタートレバーを大振動状態と小振動状態とに切り変え可能に制御される。
ここで、変動表示装置は、複数の図柄を円周上に形成する複数のリールを並設配置して、各リールをモータなどで回転させる機械式のリールユニットであってよく、複数の図柄列を変動表示する画像表示装置であってもよい。画像表示装置は、液晶表示装置が好ましい。変動表示装置は、複数の図柄列を変動表示するとは、リールを回転させて図柄列を回転表示する形態を含み、画面に表示された図柄列を垂直方向に平行移動表示する形態を含むことができる。画像表示装置は、帯状に形成された実体の複数の図柄が平行移動すると錯覚するように、バーチャルに変動表示できる。
同様に、停止装置は、押動操作することにより、スイッチが作動する押しボタンスイッチであってよく、接触操作することにより、スイッチが作動するタッチセンサであってよく、光を遮ることによりスイッチが作動する光検出器であってよく、押しボタン(停止ボタン)に限定されない。人体の操作によりスイッチがオン・オフされる停止装置は、(1)の発明に全て含まれる。
(1)の発明による遊技機は、例えば、スロットマシンであってよく、いわゆるパチスロ機であってよく、前面扉を開閉する筐体を備えている。又、開始装置としてのスタートレバーを前面扉の前面に配置している。遊技者がこのスタートレバーを傾動操作すると、複数の図柄列を一斉に変動できる。
又、前面扉は、所定領域の複数の図柄列を観察可能な表示窓を設けている。そして、この表示窓に所定の表示ラインを設けている。表示ラインとしては、水平方向にトップライン、センターライン及びボトムラインが設けられてよく、更に、斜め方向にクロスアップライン及びクロスダウンラインが設けられる。これらの表示ラインは、遊技者が、1回の遊技に投入するメダルなどの遊技媒体の個数により、有効化される表示ライン(有効ライン)が増減される。有効ライン上に揃う所定の図柄の組み合わせにより、入賞が決定される。
制御手段は、実体としてメイン基板(プリント基板)を含んでよく、このメイン基板は筐体の内部に配置される。又、制御手段は、メイン基板に回路構成される主制御部を含んでよく、この主制御部は、マイクロコンピュータを主たる構成要素としてよく、抽籤役を抽籤する乱数サンプリングの回路を加えて構成される。マイクロコンピュータは、予め設定されたプログラムにしたがって制御動作を行うCPUを含み、記憶手段であるROM及びRAMを含むことができる。
CPUは、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路及び分周器と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器及びサンプリング回路とを接続することができる。ROMには、スタートレバーを操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽籤テーブル、停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル群などを格納できる。
例えば、複数のリールを回転駆動する各モータは、マイクロコンピュータからの制御信号により動作が制御される。又、各モータを駆動制御するモータ駆動回路を設けてよく、このモータ駆動回路は、CPUの出力部に接続される。モータ駆動回路は、CPUから出力される駆動指令の制御信号を受けて、各モータの動作を制御する。モータの動作とは、起動(回転開始)動作を含んでよく、定速回転動作を含んでよく、停止(回転停止)動作を含むことができる。
又、マイクロコンピュータが制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段として、スタートスイッチとリール停止信号回路を含むことができる。スタートスイッチは、スタートレバーの操作を検出して、スタート信号(遊技開始指令信号)を出力する。リール停止信号回路は、停止装置に備わる複数の各停止ボタンの操作に対応して、リールを停止する停止信号(停止指令信号)を発生する。このように、制御手段は、変動表示装置の動作を制御することができる。
ここで、振動発生手段を駆動する駆動回路を制御手段に設けることができる。振動発生手段を駆動すると、本体の先端部と軸方向に微少移動可能に連結しているので、振動を伝動できる。振動の伝動は、直接伝動を含み、介在機構を設けた間接伝動を含んでよい。後述するように、振動発生手段を構成するアクチュエータとして、電磁ソレノイドを例示したが、振動発生手段は、電磁ソレノイドに限定されない。他の適宜なアクチュエータと適宜な機構(メカニズム)の組み合わせで、振動発生手段を実現できる。
例えば、振動発生手段となる電磁ソレノイドは、電気パルスを送信する駆動回路により駆動される。この駆動回路は、後述するスイッチの操作により、電磁ソレノイドを駆動する電気パルスの大きさ、周期を設定できる。したがって、電磁ソレノイドは、大振動と小振動とに切り換えることが可能となる。このように、振動発生手段は、スタートレバーを大振動状態と小振動状態とに切り変え可能に制御することができる。
このように、(1)の発明による遊技機は、振動発生手段がスタートレバーを大振動状態と小振動状態とに切り変え可能に制御されることにより、遊技者の嗜好に対応して、片手をマッサージでき、疲労も回復する遊技機を提供できる。
(2) 前記スタートレバーは、前記本体に連結する筒状のハウジングと、このハウジングに揺動可能に支持されるシャフトと、このシャフトの一方の端部に設けられるグリップと、を備え、前記振動発生手段は、可動鉄心とソレノイド本体で構成される電磁ソレノイドを備え、前記可動鉄心の一端は、前記ハウジングの基端部に結合していることを特徴とする(1)記載の遊技機。
(2)の発明による遊技機は、スタートレバーがハウジング、シャフト、及びグリップを備えている。ハウジングは、本体に連結している。シャフトは、ハウジングに揺動可能に支持される。グリップは、シャフトの一方の端部に設けられる。振動発生手段は、電磁ソレノイドを備えている。電磁ソレノイドは、可動鉄心とソレノイド本体で構成される。そして、可動鉄心の一端は、ハウジングの基端部に結合している。
ここで、スタートレバーは、ハウジング、シャフト、及びグリップを主要素として構成される。ハウジングは、筒状に形成されてよく、先端部が開口してよく、シャフトを収容できる。又、ハウジングは、基端部が閉塞してよく、可動鉄心の一端が結合される。
例えば、シャフトは、水平方向に互いに相反する向きに突出する一対の軸棒でハウジングに軸止されてよく、シャフトを垂直方向に揺動できる。シャフトの他方の端部に圧縮コイルばねを巻装してよく、圧縮コイルばねの一端をハウジングに係止させ、圧縮コイルばねの他端を止め輪に係止させることにより、シャフトの立設姿勢を維持できる。グリップを把持してシャフトを傾動すると、圧縮コイルばねが部分的に圧縮される。グリップを解放すると、圧縮コイルばねの付勢力でスタートレバーを元の姿勢に復帰できる。
シャフトの他方の端部にシャッターを延出してよく、このシャッターの動作を検出する光検出器をハウジング内に配置してよく、この光検出器をスタートスイッチとすることができる。光検出器は、スタートレバーの操作を検出して、スタート信号を制御手段に出力できる。
例えば、電磁ソレノイドは、単動式の電磁ソレノイドであってよい。電磁ソレノイドが励磁されると、棒状の可動鉄心の一端がソレノイド本体から突出する。電磁ソレノイドが消磁されると、棒状の可動鉄心の他端に設けられた圧縮コイルばねの付勢力で、可動鉄心が復帰する。適宜な電気パルスを印加してレノイド本体の励磁と消磁を繰り返すと、可動鉄心を振動できる。可動鉄心の振動が安定するように、棒状の可動鉄心の他端に重りを設けてもよい。
(2)の発明による遊技機は、スタートレバーを大振動状態と小振動状態とに切り変え可能な振動発生手段を実現できる。
(3) 前記前面扉は、前記電磁ソレノイドを大振動状態と小振動状態とオフ状態とに切り換えるスイッチを有し、このスイッチは、前記開始装置の近傍に配置されることを特徴とする(2)記載の遊技機。
このスイッチは、電磁ソレノイドを駆動する駆動回路に接続してよく、例えば、市販のシーソースイッチを利用できる。このシーソースイッチを一方の方向に傾動すると、スタートレバーを大振動でき、シーソースイッチを他方の方向に傾動すると、スタートレバーを小振動でき、シーソースイッチを中立状態にすると、電磁ソレノイドをオフにできる。
本発明による遊技機は、スタートレバーを先端部に取り付けた筒状の本体に振動発生手段を内蔵して構成し、振動発生手段を駆動する電流を制御して、スタートレバーを大振動状態と小振動状態とに切り変え可能に制御されることにより、遊技者の嗜好に対応して、片手をマッサージでき、疲労を回復する遊技機を提供できる。
図1は、本発明による遊技機の一実施形態を示す斜視外観図である。図2は、前記実施形態による遊技機に備わる制御部のブロック図である。図3は、前記実施形態による遊技機に備わる前面扉の要部の構成を示す斜視外観図である。図4は、前記実施形態による遊技機に備わる開始装置の構成を示す縦断面図である。
最初に、本発明による遊技機の構成を説明する。図1に示された遊技機1は、いわゆるパチスロ機である。遊技機1は、コイン、メダル、遊技球又はトークンなどの他、遊技者に付与された、又は付与される遊技価値の情報を記憶したカードなどの遊技媒体を用いて遊技する遊技機である。以下では、メダルを用いるものとして説明する。
図1において、遊技機1は、前面扉2と筐体3を備えている。前面扉2は、筐体3とヒンジで開閉可能に結合し、筐体3の前面開口部を覆っている。
前面扉2の正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aが形成されている。パネル表示部2aの中央には、3列となっている縦長矩形の表示窓21L・21C・21Rが設けられる。表示窓21L・21C・21Rには、入賞の目安となる表示ライン4が設けられている。
表示ライン4は水平方向のトップライン4b、センターライン4c及びボトムライン4d、斜め方向のクロスアップライン4a及びクロスダウンライン4eを備えている。表示ラインは、1−BETスイッチ22、2−BETスイッチ23、最大BETスイッチ24を操作すること、又は投入口25にメダルを投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。どの表示ラインが有効化されたかは、BETランプ26a・26b・26cが点灯されることにより表示される。
表示ラインは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役(例えば、「中チェリーの小役」)に対応する一の図柄(例えば、「チェリー」)がセンターライン4cに対応する所定の位置(例えば、BET数が「3」であれば左の表示窓21L内の中段の位置)に停止表示されること、又は所定の役に対応する図柄組合せを構成する図柄がいずれかの有効化された表示ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役が入賞する。
筐体3の内部には、各々の外周面に複数種類の図柄によって構成される図柄列が円周上に描かれた3個のリール5L・5C・5Rが回転自在に横一列に設けられ、変動表示装置となるリールユニット5を構成している。各リール5L・5C・5Rに描かれた図柄列は、表示窓21L・21C・21Rを通して観察できるようになっている。各リール5L・5C・5Rは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。
表示窓21L・21C・21Rの左側には、1−BETランプ26a、2−BETランプ26b、最大BETランプ26c、情報表示部27が設けられる。1−BETランプ26a、2−BETランプ26b及び最大BETランプ26cは、一のゲームを行うために賭けられたメダルの数(以下「BET数」という)に応じて点灯する。
ここで、本実施形態においては、一のゲームは、全てのリールが停止したときに終了する。1−BETランプ26aは、BET数が「1」で1本の表示ラインが有効化されたときに点灯する。2−BETランプ26bは、BET数が「2」で3本の表示ラインが有効化されたときに点灯する。最大BETランプ26cは、BET数が「3」で全て(5本)の表示ラインが有効化されたときに点灯する。情報表示部27は、7セグメントLEDからなり、貯留(クレジット)されているメダルの枚数、入賞時のメダルの払出枚数などを表示する。
表示窓21L・21C・21Rの下方には水平面の台座部28が形成され、台座部28と表示窓21L・21C・21Rとの間には液晶表示装置29が設けられている。液晶表示装置29の表示画面29aには、遊技に関連する情報などが表示される。液晶表示装置29の右側には投入口25が設けられ、液晶表示装置29の左側には、1−BETスイッチ22、2−BETスイッチ23、及び最大BETスイッチ24が設けられる。
図1において、1−BETスイッチ22は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚がゲームに賭けられる。2−BETスイッチ23は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚がゲームに賭けられる。最大BETスイッチ24は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数のメダルが賭けられる。これらのBETスイッチを操作することで、前述のとおり、所定の表示ラインが有効化される。
台座部28の前面部の左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切り換えるC/Pスイッチ30が設けられている。C/Pスイッチ30の切り換えにより、正面下部の払出口31からメダルが払出され、払出されたメダルは受け皿32に溜められる。
C/Pスイッチ30の右側には、遊技者の操作によりリール5L・5C・5Rを一斉に回転させ、表示窓21L・21C・21R内での図柄の変動表示を開始する開始装置としての開始装置6が取り付けられている(図3及び図4参照)。開始装置6の近傍には、スタートレバー62の振動態様を切り換えるスイッチ33を配置している(図2及び図3参照)。
台座部28の前面部中央で、液晶表示装置29の下方位置には、3個のリール5L・5C・5Rの回転をそれぞれ停止させる停止装置としての停止ボタンユニット7を備えている。停止ボタンユニット7は、3個の停止ボタン7L・7C・7Rを配置している。受け皿32の上方の左右には、一対のスピーカ34L・34Rが配置されている。
なお、本実施形態では、一のゲームは、基本的にスタートレバー62が操作されることにより開始し、全てのリール5L・5C・5Rが停止したときに終了する。又、メダルを受け皿32に払い出すホッパー45が筐体3の内部に配置されている(図2参照)。
次に、遊技機1に備わる制御回路(制御手段)の構成を説明する。図2において、制御回路は、遊技機1における遊技処理動作を制御する主制御回路61sと、主制御回路61sに電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)と、主制御回路61sから送信される制御指令に基づいて液晶表示装置29、一対のスピーカ34L・34R、LED類77及びランプ類78を制御する副制御回路62sとを備えている。
図2において、副制御回路62sは、液晶表示装置29を操作する操作部79、及び一対のスピーカ34L・34Rの音量を調整する音量調整部80とも接続されている。
主制御回路61sは、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ50を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ50は、予め設定されたプログラムにしたがって制御動作を行うCPU51と、記憶手段であるROM52及びRAM53を含んでいる。
CPU51には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路54及び分周器55と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器56及びサンプリング回路57とが接続されている。なお、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ50内で、すなわちCPU51の動作プログラム上で、乱数サンプリングを実行するようにしてもよい。その場合、乱数発生器56及びサンプリング回路57は省略可能であり、又は乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
マイクロコンピュータ50のROM52には、スタートレバー62を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる内部抽籤テーブルや停止用当籤役決定テーブル、停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じてリール5L・5C・5Rの停止態様を決定するための停止テーブル群などが格納されている。又、ROM52には、副制御回路62sへ送信するための各種制御指令(コマンド)などが格納されている。
図2において、副制御回路62sが主制御回路61sへコマンド、情報などを入力することはなく、主制御回路61sから副制御回路62sへの一方向で通信が行われる。RAM53には、制御プログラムや、各種テーブルなどの種々の情報が格納される。例えば、内部当籤役、持越役、現在の遊技状態などの情報などが格納されている。
図2において、マイクロコンピュータ50からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、BETランプ(1−BETランプ26a、2−BETランプ26b、最大BETランプ26c)と、ボーナス遊技情報表示、払出表示、クレジット表示などを表示する情報表示部27と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路74の命令により所定枚数のメダルを払出すホッパー(払出しのための駆動部を含む)45と、リール5L・5C・5Rを回転駆動するステッピングモータ69L・69C・69Rとがある。
ステッピングモータ69L・69C・69Rを駆動制御するモータ駆動回路71、ホッパー45を駆動制御するホッパー駆動回路74、BETランプ26a・26b・26cを駆動制御するランプ駆動回路72、及びボーナス遊技情報表示、払出表示、クレジット表示などを表示する情報表示部27を駆動制御する表示部駆動回路73がCPU51の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU51から出力される駆動指令などの制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
マイクロコンピュータ50が制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6s、リール停止信号回路7s、1−BETスイッチ22、2−BETスイッチ23、最大BETスイッチ24、C/Pスイッチ30、メダルセンサ25s、リール位置検出回路70、払出完了信号回路75sがある。
スタートスイッチ6sは、スタートレバー62の操作を検出し、遊技開始指令信号を出力する。メダルセンサ25sは、投入口25に投入されたメダルを検出する。
リール停止信号回路7sは、遊技者による各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じて、リール5L・5C・5Rの図柄の変動を停止する停止信号(停止指令信号)を発生し、マイクロコンピュータ50に送出する。すなわち、遊技者の指が各停止ボタン7L・7C・7Rを押下操作したとき、その信号を停止信号としてマイクロコンピュータ50に出力する。
リール位置検出回路70は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール5L・5C・5Rの位置を検出するための信号をCPU51へ供給する。払出完了信号回路75sは、メダル検出部45sの計数値(ホッパー45から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
次に、遊技機1に備わる制御回路の動作を説明する。図2において、乱数発生器56は、一定の数値範囲に属する乱数を発生する。サンプリング回路57は、開始装置6(スタートレバー62)が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数を使用することにより、例えばROM52内に格納されている内部抽籤テーブルなどに基づいて内部当籤役などが決定される。
リール5L・5C・5Rの回転が一斉に開始された後、ステッピングモータ69L・69C・69Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM53の所定エリアに書き込まれる。
リール5L・5C・5Rからは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路70を介してCPU51に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM53で計数されている駆動パルスの計数値が「0」にクリアされる。これにより、RAM53内には、各リール5L・5C・5Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
リール5L・5C・5Rの回転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄テーブル(図示省略)がROM52内に格納されている。この図柄テーブルでは、リセットパルスが発生する回転位置を基準として、各リール5L・5C・5Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応付けられている。
ROM52内には、図柄組合せテーブル(図示省略)が格納されている。この図柄組合せテーブルでは、役の成立(入賞など)となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞(成立)を表わす入賞判定コード(成立判定コード)とが対応づけられている。図柄組合せテーブルは、左のリール5L・中央のリール5C・右のリール5Rの停止制御時、及び全てのリール5L・5C・5Rの停止後の入賞確認(表示役の確認)を行う場合に参照される。表示役(表示役データ)は、基本的に、有効ラインに沿って並ぶ図柄組合せに対応する役(成立役)である。遊技者には、表示役に対応するメダルが付与される。
上記乱数サンプリングに基づく抽籤処理(内部抽籤処理など)により内部当籤役や停止用当籤役を決定した場合、CPU51は、遊技者が停止ボタン7L・7C・7Rを操作したタイミングでリール停止信号回路7sから送られる停止信号、及び決定された停止テーブルに基づいて、リール5L・5C・5Rを停止制御する信号をモータ駆動回路71に送信する。
当籤した役の入賞を示す停止態様(すなわち入賞態様)となれば、CPU51は、払出指令信号をホッパー駆動回路74に送出し、ホッパー45から所定個数のメダルを払い出させる。その際、メダル検出部45sは、ホッパー45から払出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達した時に、払出完了信号回路75sからメダルの払出完了信号がCPU51に入力される。これにより、CPU51は、ホッパー駆動回路74を介してホッパー45の駆動を停止し、メダル払出処理を終了する。
次に、本発明による遊技機に備わる開始装置6の構成を説明する。図3及び図4において、開始装置6は、筒状の本体61と、スタートレバー62と、振動発生手段となる電磁ソレノイド63を有している。
図3及び図4において、本体61の基端部は、台座部28の前面に支持されている。スタートレバー62は、傾動操作されると共に復帰可能となっている。又、スタートレバー62は、本体61の先端部と軸方向に微少移動可能に連結している。電磁ソレノイド63は、本体61に内蔵されており、スタートレバー62に振動を伝動できる。
図3及び図4において、スタートレバー62は、ハウジング621、シャフト622、及びグリップ623を主要素として構成されている。ハウジング621は、筒状に形成されており、本体61に連結している。シャフト622は、ハウジング621に揺動可能に支持されている。グリップ623は、シャフト622の一方の端部に設けられている。電磁ソレノイド63は、可動鉄心63bとソレノイド本体63aで構成されている。そして、可動鉄心63bの一端は、ハウジング621の基端部に結合している。
図4において、ハウジング621は、一端側にヘッド62aを設け、他端側にキャップ62bを設けている。そして、ヘッド62aとキャップ62bとは、中空のパイプ62cで着脱自在に螺合している。シャフト622は、水平方向に互いに相反する向きに突出する一対の軸棒62d・62dでヘッド62aに軸止されている。そして、シャフト622をヘッド62aに対して、垂直方向に揺動できる。
図4において、シャフト622の他方の端部には、圧縮コイルばね62eを巻装している。圧縮コイルばね62eの一端は、シャフト622に軸支されたフランジ体62fに当接している。圧縮コイルばね62eの一端は、ワッシャ62gに当接している。ワッシャ62gは、シャフト622に係合されたEリング62hにより軸方向の移動が規制されている。
図4において、圧縮コイルばね62eは、フランジ体62fとワッシャ62gとが互いに離反する力を付勢しているので、シャフト622の立設姿勢を維持できる。グリップ623を把持してシャフト622を傾動すると、圧縮コイルばね62eが部分的に圧縮される。グリップ623を解放すると、圧縮コイルばね62eの付勢力でスタートレバー62を元の姿勢に復帰できる。
図4において、シャフト622の他方の端部には、シャッター62jを延出している。そして、ハウジング621の内部には、シャッター62jの動作を検出する光検出器64を配置している。
図4において、光検出器64は、離間した一対の投光素子及び受光素子を有している。そして、光検出器64をスタートスイッチ6sとすることができる(図2参照)。スタートレバー62が立設姿勢のときは、光検出器64の受光素子が遮光され、スタートレバー62が傾動姿勢のときは、光検出器64の受光素子が受光される。このように、光検出器64は、スタートレバー62の操作を検出して、スタート信号をマイクロコンピュータ50に出力できる(図2参照)。
一方、図4において、本体61は、ハウジング611とナット612を備えている。ハウジング611は、筒状に形成されており、一端側にフランジ部61aを設け、他端側に雄ねじ部61bを設けている。雄ねじ部61bに結合するナット612を用いて、ハウジング611を台座部28の前面に固定している。
図4において、ソレノイド本体63aは、ハウジング611の内部に固定されている。可動鉄心63bの一端は、キャップ62bに固定されている。可動鉄心63bの他端には、圧縮コイルばね63cを設けている。圧縮コイルばね63cは、可動鉄心63bが移動する力を付勢できる。
次に、開始装置6の作用を説明する。図4において、電磁ソレノイド63を励磁すると、可動鉄心63bの一端がソレノイド本体63aから突出する。電磁ソレノイド63を消磁すると、圧縮コイルばね63cの付勢力で、可動鉄心63bが復帰する。
図4において、ドライバ回路6t(図2参照)から適宜な電気パルスを電磁ソレノイド63に印加して、ソレノイド本体63aの励磁と消磁を繰り返すと、可動鉄心63bを振動できる。実施形態では、スタートレバー62の振動が安定するように、可動鉄心63bの他端に重り63dを設けている。又、本体61とスタートレバー62との間には、弾性ゴム65を介在させている。
このように、振動発生手段となる電磁ソレノイド63は、電気パルスを送信するドライバ回路6tにより駆動される(図2参照)。図2において、ドライバ回路6tは、スイッチ33の操作により、電磁ソレノイド63を駆動する電気パルスの大きさ、周期を設定できる。したがって、電磁ソレノイド63は、大振動と小振動とに切り変えることが可能となる。
図2において、スイッチ33は、主制御回路61sを介して、電磁ソレノイド63を駆動するドライバ回路6tに接続している。図3の実施形態に示されたスイッチ33は、シーソースイッチを用いている。スイッチ33を一方の方向に傾動すると、スタートレバー62を大振動でき、スイッチ33を他方の方向に傾動すると、スタートレバー62を小振動でき、スイッチ33を中立状態にすると、電磁ソレノイド63をオフにできる。
このように、本発明による遊技機1は、スタートレバー62に連結する電磁ソレノイド63がスタートレバー62を大振動状態と小振動状態とに切り変え可能に制御されることにより、遊技者の嗜好に対応して、片手をマッサージでき、疲労も回復する遊技機を提供できる。
又、本発明による遊技機1は、電磁ソレノイド63を大振動状態と小振動状態とオフ状態とに切り換えるスイッチ33をスタートレバー62の近傍に配置している。スイッチ33の切り換えにより、スタートレバー62を振動することもでき、振動を停止することもできる。
1 遊技機
2 前面扉
3 筐体
4a〜4e 表示ライン
5 リールユニット(変動表示装置)
6 開始装置
7 停止ボタンユニット(停止装置)
61 本体
61s 主制御回路(制御手段)
62 スタートレバー
63 電磁ソレノイド(振動発生手段)
2 前面扉
3 筐体
4a〜4e 表示ライン
5 リールユニット(変動表示装置)
6 開始装置
7 停止ボタンユニット(停止装置)
61 本体
61s 主制御回路(制御手段)
62 スタートレバー
63 電磁ソレノイド(振動発生手段)
Claims (3)
- 前面扉を開閉する筐体を備える遊技機であって、
複数の図柄列を変動表示すると共に所定の表示ライン上にこれらの図柄列を停止可能な変動表示装置と、
遊技者の操作により前記複数の図柄列の変動表示を開始させる開始装置と、
変動表示中の前記複数の図柄列を遊技者の操作により前記表示ライン上に停止させる停止装置と、
前記変動表示装置の動作を制御する制御手段と、を備え、
前記開始装置は、基端部が前記前面扉の前面に支持される筒状の本体と、傾動操作されると共に復帰可能なスタートレバーであって、前記本体の先端部と軸方向に微少移動可能に連結するスタートレバーと、前記本体に内蔵されて前記スタートレバーに振動を伝動する振動発生手段と、を有し、
前記振動発生手段は、前記スタートレバーを大振動状態と小振動状態とに切り変え可能に制御されることを特徴とする遊技機。 - 前記スタートレバーは、前記本体に連結する筒状のハウジングと、このハウジングに揺動可能に支持されるシャフトと、このシャフトの一方の端部に設けられるグリップと、を備え、
前記振動発生手段は、可動鉄心とソレノイド本体で構成される電磁ソレノイドを備え、
前記可動鉄心の一端は、前記ハウジングの基端部に結合していることを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記前面扉は、前記電磁ソレノイドを大振動状態と小振動状態とオフ状態とに切り換えるスイッチを有し、
このスイッチは、前記開始装置の近傍に配置されることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008017835A JP2009178244A (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008017835A JP2009178244A (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009178244A true JP2009178244A (ja) | 2009-08-13 |
Family
ID=41032694
Family Applications (1)
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JP2008017835A Pending JP2009178244A (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009178244A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014212813A (ja) * | 2013-04-22 | 2014-11-17 | オムロン株式会社 | レバーユニット |
JP2014212814A (ja) * | 2013-04-22 | 2014-11-17 | オムロン株式会社 | 遊技機 |
-
2008
- 2008-01-29 JP JP2008017835A patent/JP2009178244A/ja active Pending
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