JP2009176909A - 抜取検査の評価方法及び抜取検査の評価装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランダムサンプリングの前提や正規母集団の前提が成り立たなくても、抜取検査を正確に評価する方法及び装置の提供。
【解決手段】検査対象の第1サンプリングプラン及び第1合格判定値の算出条件を決定し、決定された第1サンプリングプランに基づいて、第1測定値を取得し、取得された第1測定値及び決定された第1合格判定値の算出条件に基づいて、第1合格判定値、第1分布関数及び第1合格率を算出し、検査対象の第2サンプリングプラン及び第2合格判定値の算出条件を決定し、決定された第2サンプリングプランに基づいて、第2測定値を取得し、取得された第2測定値及び決定された第2合格判定値の算出条件に基づいて、第2分布関数及び第2合格率を算出し、決定された許容範囲を用いて、第1分布関数及び第1合格率並びに第2分布関数及び第2合格率を比較することによって、第1サンプリングプラン及び第2サンプリングプランを評価する。
【選択図】図2

Description

本発明は、抜取検査の評価方法及び抜取検査の評価装置に関し、特に、半導体装置の製造工程における抜取検査の評価方法及び抜取検査の評価装置に関する。
半導体集積回路の特性は、各工程において形成されるパタンの寸法や層間の合わせずれと密接な関係を持っている。従って、半導体集積回路の製造工程には、寸法や層間の合わせずれが制御されているか否かをモニタする検査工程が設けられる。検査工程では、形成されるパタンが極めて多く、全てのパタンをモニタすることは困難であることから、全数検査ではなく抜取検査が行われている。
一般的な半導体集積回路の製造工程では、複数のシリコンウェハ及び単体のウェハに対して形成される複数の半導体チップの集合が1つの製品ロットとして製造される。従って、抜取検査では、製品ロットから所定枚数のウェハが選択され、当該選択されたウェハから検査対象となるチップの位置及び数が選択される。
しかしながら、製造工程の工程能力が時間と共に推移するので、一定のサンプリングプランを用いて抜取検査が行われる場合には、良品を不良とみなすリスク(以下、「αリスク」という)及び不良品を見逃すリスク(以下、「βリスク」)が変動する恐れが生じる。
これに対して、サンプリングプラン(例えば、サンプルサイズや抜取箇所)を変更する方法が考えられる。
一般的な抜取検査は、超幾何分布に基づいて検査特性曲線(以下、「OC曲線」という)を理論的に作成してαリスク及びβリスクを算出する計数型抜取検査(非特許文献1)や、正規母集団が仮定された非心t分布に基づいてOC曲線を理論的に作成してαリスク及びβリスクを算出する計量型抜取検査(非特許文献2)が知られている。一般的な検査工程では、非特許文献1,2に開示されている抜取検査が複数のサンプリングプランについて行われている。
しかしながら、非特許文献1,2の抜取検査がランダムサンプリングを前提とするので、非正規母集団のOC曲線を作成することはできない。
また、非特許文献2の計量型抜取検査は、母集団が正規分布に従うことを前提とするので、母集団の非正規分布のOC曲線を作成することはできない。
これに対して、OC曲線を理論的に作成する代わりに、実際の製品における検査データを集計することによって、OC曲線を経験的に作成する方法が考えられる。
しかしながら、以下の2つの原因によって、OC曲線を経験的に作成することは困難である。第1の原因は、OC曲線が横軸に不良率(すなわち、製品ロットに存在する不良品の割合)がとられ、縦軸に各不良率に対応するロット合格率がとられた曲線であるので、不良率を推定するために多くの製品ロットを検査しなければならないということである。第2の原因は、不良率の関数としてのロット合格率を経験的に得るために不良率を制御して不良率毎の合否の割合を集計しなければならないが、不良率を制御することが難しいということである。
すなわち、従来の半導体集積回路の製造工程では、ランダムサンプリングの前提や正規母集団の前提が成り立たない場合には、抜取検査が正確に評価されていないので、技術者によって経験的に決定された抜取検査を用いて検査工程が行われることによって、許容範囲を超えるαリスク及びβリスクが発生する可能性がある。
米国特許US6,868,299号公報 H. F. Dodge and H. G. Roming: "Single Sampling and Double Sampling Inspection Tables", The Bell System Technical Journal, pp.1-61 (1941) Military Standard: "Sampling Procedures and Tables for Inspection by Variables for Percent Defective: MIL-STD-414" (1957)
本発明の目的は、ランダムサンプリングの前提や正規母集団の前提が成り立たない場合であっても、抜取検査を正確に評価することである。
本発明の第1態様によれば、測定値の許容範囲を決定し、
検査対象の第1サンプリングプラン及び第1合格判定値の算出条件を決定し、
前記決定された第1サンプリングプランに基づいて、製品ロットの第1測定値を取得し、
前記取得された第1測定値及び前記決定された第1合格判定値の算出条件に基づいて、第1合格判定値、第1分布関数及び第1合格率を算出し、
検査対象の第2サンプリングプラン及び第2合格判定値の算出条件を決定し、
前記決定された第2サンプリングプランに基づいて、製品ロットの第2測定値を取得し、
前記取得された第2測定値及び前記決定された第2合格判定値の算出条件に基づいて、第2分布関数及び第2合格率を算出し、
前記決定された許容範囲を用いて、前記算出された第1分布関数及び第1合格率並びに前記算出された第2分布関数及び第2合格率を比較することによって、前記第1サンプリングプラン及び前記第2サンプリングプランを評価することを特徴とする抜取検査の評価方法が提供される。
本発明の第2態様によれば、測定値の許容範囲を決定する許容範囲決定手段と、
検査対象の第1サンプリングプラン及び第1合格判定値の算出条件を決定する第1決定手段と、
前記第1決定手段によって決定された第1サンプリングプランに基づいて、製品ロットの第1測定値を取得する第1取得手段と、
前記第1取得手段によって取得された第1測定値及び前記第1決定手段によって決定された第1合格判定値の算出条件に基づいて、第1合格判定値、第1分布関数及び第1合格率を算出する第1算出手段と、
検査対象の第2サンプリングプラン及び第2合格判定値の算出条件を決定する第2決定手段と、
前記第2決定手段によって決定された第2サンプリングプランに基づいて、製品ロットの第2測定値を取得する第2取得手段と、
前記第2取得手段によって取得された第2測定値及び前記第2決定手段によって決定された第2合格判定値の算出条件に基づいて、第2分布関数及び第2合格率を算出する第2算出手段と、
前記許容範囲決定手段によって決定された許容範囲を用いて、前記第1算出手段によって算出された第1分布関数及び第1合格率並びに前記第2算出手段によって算出された第2分布関数及び第2合格率を比較することによって、前記第1サンプリングプラン及び前記第2サンプリングプランを評価する評価手段を備えることを特徴とする抜取検査の評価装置が提供される。
本発明によれば、ランダムサンプリングの前提や正規母集団の前提が成り立たない場合であっても、抜取検査を正確に評価することができ、ひいては、最適な抜取検査を用いて検査工程を行うことができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の実施例は、本発明の実施の一形態であって、本発明の範囲を限定するものではない。
はじめに、本発明の実施例1について説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る抜取検査の評価装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施例1に係る抜取検査の評価装置は、プロセッサ100、メモリ120、入力装置140及び出力装置160を備えている。
プロセッサ100は、メモリ120に記憶された抜取検査の評価プログラム121を起動することによって、許容範囲決定手段101、第1決定手段102、第1取得手段103、第1算出手段104、第2決定手段105、第2取得手段106、第2算出手段107及び評価手段108を実現する。
許容範囲決定手段101は、入力装置140から出力された命令に基づいて、測定値の許容範囲を決定する。
第1決定手段102は、入力装置140から出力された命令に基づいて、検査対象の第1サンプリングプラン及び第1サンプリングプランの合格判定値(以下、「第1合格判定値」という)の算出条件を決定する。例えば、第1サンプリングプランは、ロットから抜き取られるウェハ(以下、「サンプルウェハ」という)の個数N及びサンプルウェハのロット内における位置(以下、「ロット内配置」という)である。ロット内配置は、サンプルウェハの番号及び検査対象となるチップ(以下、「サンプルチップ」という)のウェハ上における位置及びチップ内の検査位置である。例えば、第1合格判定値の算出条件は、「測定値の最大値及び最小値を抽出する」という条件である。
第1取得手段103は、第1決定手段102によって決定された第1サンプリングプランに基づいて、製品ロットの測定値(以下、「第1測定値」という)を取得する。
第1算出手段104は、第1取得手段103によって取得された第1測定値及び第1決定手段102によって決定された第1合格判定値の算出条件に基づいて、第1合格判定値の分布関数(以下、「第1分布関数」という)及び第1サンプリングプランの合格率(以下、「第1合格率」という)を算出する。
第2決定手段105は、入力装置140から出力された命令に基づいて、検査対象の第2サンプリングプラン及び第2サンプリングプランの合格判定値(以下、「第2合格判定値」という)の算出条件を決定する。
第2取得手段106は、第2決定手段105によって決定された第2サンプリングプランに基づいて、製品ロットの測定値(以下、「第2測定値」という)を取得する。
第2算出手段107は、第2取得手段106によって取得された第2測定値及び第2決定手段105によって決定された第2合格判定値の算出条件に基づいて、第2合格判定値の分布関数(以下、「第2分布関数」という)及び第2サンプリングプランの合格率(以下、「第2合格率」という)を算出する。
評価手段108は、許容範囲決定手段101によって決定された許容範囲を用いて、第1算出手段104によって算出された第1分布関数及び第1合格率並びに第2算出手段107によって算出された第2分布関数及び第2合格率を比較することによって、第1サンプリングプラン及び第2サンプリングプランを評価し、評価結果を出力装置160に出力する。
メモリ120は、本発明の実施例1に係る抜取検査の評価処理を行うための抜取検査の評価プログラム121を記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。メモリ120は、プロセッサ100のワーキングメモリとしても機能する。
入力装置140は、ユーザからの命令の入力を受け付け、当該命令をプロセッサ100に出力する。例えば、入力装置140は、キーボード又はマウスである。
出力装置160は、評価手段108から出力された評価結果を印刷又は表示する。例えば、出力装置160は、プリンタ又はディスプレイである。
図2は、本発明の実施例1に係る抜取検査の評価処理の処理手順を示すフローチャートである。
本発明の実施例1に係る抜取検査の評価処理は、プロセッサ100によってメモリ120に記憶された抜取検査の評価プログラム121が起動されたときに行われる処理である。
はじめに、許容範囲決定手段101は、入力装置140から出力された命令に基づいて、測定値の許容範囲を決定する(S201)。例えば、許容範囲は、第1合格率が90%以上のときに第2合格率が85%以上であり、第1合格率が10%以下のときに第2合格率が15%以下である。
次に、第1決定手段102は、入力装置140から出力された命令に基づいて、検査対象の第1サンプリングプラン及び第1合格判定値の算出条件を決定する(S202)。例えば、図3に示されるように、寸法検査の第1サンプリングプランは、ウェハ番号1がサンプルウェハとして決定され、サンプルウェハに含まれるチップの中から5つのチップがサンプルチップとして選択され、各サンプルチップ内の所定の5箇所(すなわち、25点)が検査位置として選択される。例えば、第1合格判定値の算出条件は、サンプルウェハの第1測定値の上限と比較される最大値又は第1測定値の下限と比較される最小値である。
次に、第1取得手段103は、S202において決定された第1サンプリングプランに基づいて、製品ロットの第1測定値を取得する(S203)。例えば、図3に示されるように、25点から線幅の値が取得される。このとき、図4に示されるように、第1取得手段103は、第1測定値に対応するロット番号、ウェハ番号、サンプルチップの位置及びパタンの種類を含むデータ(以下、「第1測定データ」という)をメモリ120に書き込む。サンプルウェハとして決定される製品ロットの数が多いほど統計的に好ましい第1測定値が得られ、サンプルウェハとして決定される製品ロットの数が小さいほどバラツキの小さい第1測定値が得られる。
次に、第1算出手段104は、S202において決定された第1合格判定値の算出条件に基づいて、S203において取得された製品ロットの第1測定値から第1合格判定値を算出し、ロット番号、サンプルウェハ及び第1合格判定値を含むデータ(以下、「第1算出データ」という)をメモリ120に書き込む(S204)。例えば、図5に示されるように、第1算出手段104は、各製品ロット毎に、サンプルウェハ毎の第1測定値並びに最大値及び最小値を含む第1算出データをメモリ120に書き込む。
次に、第1算出手段104は、S204において算出された第1算出データに基づいて、第1分布関数及び第1合格率を算出する(S205)。例えば、図6に示されるように、第1算出手段104は、第1算出データのヒストグラムを算出し、カーネル密度推定法を用いて当該ヒストグラムをスムージングし、スムージングされたヒストグラムを最大値及び最小値の確率密度関数を第1分布関数として算出する。また、第1算出手段104は、確率密度関数を数値積分して確率分布関数を算出し、任意の値における上側確率及び下側確率を第1合格率として算出する。
次に、第2決定手段105は、入力装置140から出力された命令に基づいて、検査対象の第2サンプリングプラン及び第2合格判定値の算出条件を決定する(S206)。例えば、図7に示されるように、寸法検査の第2サンプリングプランは、S202において決定された第1サンプリングプランの25点のうち2つのチップの所定の5箇所(すなわち10点)を除く15点が検査位置として選択される。例えば、第2合格判定値の算出条件は、式1である。式1において、
Figure 2009176909
はサンプルの平均値であり、sはサンプルの標準偏差であり、kは合格判定係数(例えば、k=2.0)である。復号は、上限に対して+、下限に対して−である。なお、サンプルの平均値に代えて、サンプルの中央値が用いられても良い。
Figure 2009176909
次に、第2取得手段106は、S206において決定された第2サンプリングプランに基づいて、製品ロットの第2測定値を取得する(S207)。例えば、図7に示されるように、15点から線幅の値が取得される。このとき、第2取得手段106は、第2測定値に対応するロット番号、ウェハ番号、サンプルチップの位置及びパタンの種類を含むデータ(以下、「第2測定データ」という)をメモリ120に書き込む。サンプルウェハとして決定される製品ロットの数が多いほど統計的に好ましい第2測定値が得られ、サンプルウェハとして決定される製品ロットの数が小さいほどバラツキの小さい第2測定値が得られる。
次に、第2算出手段107は、S206において決定された第2合格判定値の算出条件に基づいて、S207において取得された製品ロットの第2測定値から第2合格判定値を算出し、ロット番号、サンプルウェハ及び第2合格判定値を含むデータ(以下、「第2算出データ」という)をメモリ120に書き込む(S208)。例えば、第2算出手段107は、各製品ロット毎に、サンプルウェハ毎の第2測定値並びに最大値及び最小値を含む第2算出データをメモリ120に書き込む。
次に、第2算出手段107は、S208において算出された第2算出データに基づいて、第2分布関数及び第2合格率を算出する(S209)。例えば、第2算出手段104は、第2算出データのヒストグラムを算出し、当該ヒストグラムをカーネル密度推定法を用いてスムージングし、スムージングされたヒストグラムを最大値及び最小値の確率密度関数を第2分布関数として算出する。また、第2算出手段107は、確率密度関数を数値積分して確率分布関数を算出し、任意の値における上側確率及び下側確率を第2合格率として算出する。
次に、評価手段108は、S205及びS209の算出結果を合成する(S210)。例えば、図8,9に示されるように、評価手段108は、2つの確率密度関数及び2つの合格率を合成する。
次に、評価手段108は、S201において決定された許容範囲を用いて、S210において合成された算出結果を比較し、何れのサンプリングプランが抜取検査に適しているか否かを評価し、評価結果を出力装置160に出力する(S211)。例えば、評価手段108は、図8に示される合成結果において第2サンプリングプランの確率密度関数の方が広い分布を示し、寸法の上限及び下限を超える割合が第1サンプリングプランの確率密度関数より大きくなるので、第1サンプリングプランから第2サンプリングプランへ変更した場合には、より合格しにくいと評価する。また、評価手段108は、S201において決定された許容範囲が、第1合格率が90%以上のときに第2合格率が85%以上であること且つ第1合格率が10%以下のときに第2合格率が15%以下であるので、図9の合成結果は、上側確率及び下側確率が傾き45度の直線(基準線)より下側に位置するので、第1サンプリングプランから第2サンプリングプランへ変更すべきではないことを示す。
本発明の実施例1に係る抜取検査の評価処理は、S211の後に終了する。
なお、本発明の実施例1では、S203において、管理図法を用いてロット平均値、ロット内分散、ウェハ内分散、ショット内分散又は最大値若しくは最小値などが安定した状態であることを確認した上で、サンプルウェハとして決定される製品ロットの数を決めても良い。
また、本発明の実施例1では、S202において、各製品ロット毎のサンプルウェハが1枚である例について説明したが、ウェハ間のバラツキが大きい場合には、各製品ロット毎のサンプルウェハが2枚以上である方が好ましい。
また、本発明の実施例1では、S202において、各サンプルウェハ上のサンプルチップが5個である場合について説明したが、チップ間のバラツキが小さい場合には、各サンプルウェハ上のサンプルチップが4個以下である方が好ましい。
また、本発明の実施例1では、S205,S209において、ヒストグラムとカーネル密度推定法を用いて分布関数を算出する例について説明したが、分布関数の算出方法はこれに限られるものではない。例えば、合格判定値の最大値及び最小値をS203,S207において取得された測定値に基づいて算出し、その累積度数から経験分布関数を作成し、当該経験分布関数を分布関数としても良いし、製品ロットの確率分布関数が推定できる場合には、式2を用いて分布関数をパラメトリックに算出しても良い。式2において、FMAX(N)(x)はサンプルサイズNの最大値の確率分布関数であり、FMIN(N)(x)はサンプルサイズNの最小値の確率分布関数であり、
Figure 2009176909
また、本発明の実施例1では、S207において、第1サンプリングプランと第2サンプリングプランの間に共通の測定点が存在する場合には、共通の測定点の第2測定値を取得する必要は無いが、共通の測定点が存在しない場合には、第2サンプリングプランの全ての測定点の第2測定値を取得する。
また、本発明の実施例1では、S207において、第1測定値又はその他の事前情報に基づいた内挿及び外挿による推定値を第2測定値としても良い。
また、本発明の実施例1では、S211において、第1及び第2サンプリングプランに対して、第1及び第2分布関数として算出された2つの確率密度関数を重ね描き、何れの分布関数がより裾を引いているかを比較することによって検査の合格しにくさを評価しても良い。
また、本発明の実施例1では、S211において、第1及び第2分布関数として算出された2つの確率分布関数から所定の値における上側確率及び下側確率を算出し、算出された値を比較しても良い。
また、本発明の実施例1では、S211において、第1分布関数と第2分布関数の差異を推定するためのコルモゴロフ−スミルノフ検定などの統計的検定を用いても良い。
また、本発明の実施例1では、第1及び第2分布関数が数式又はプログラム上の関数若しくはグラフとして与えられる例について説明したが、第1及び第2分布関数が数表として与えられていても良い。例えば、第1及び第2分布関数は、図4の各行に対応する所定の数の最大値及び最小値に対してそれらと比較される第1及び第2合格判定値を含む数表として与えられても良い。
本発明の実施例1によれば、ランダムサンプリングの前提や正規母集団の前提が成り立たない場合であっても、抜取検査を正確に評価することができ、ひいては、最適な抜取検査方法を用いて検査工程を行うことができる。
次に、本発明の実施例2について説明する。本発明の実施例2は、合格判定係数を調整する例である。なお、本発明の実施例1と同様の内容の説明は省略する。
図10は、本発明の実施例2に係る抜取検査の評価処理の処理手順を示すフローチャートである。
はじめに、本発明の実施例1と同様に、図2のS201〜S205が行われる(S1001)。なお、許容範囲は、本発明の実施例1と同様に、第1合格率が90%以上のときに第2合格率が85%以上であり、第1合格率が10%以下のときに第2合格率が15%以下である。
次に、第2決定手段105は、入力装置140から出力された命令に基づいて、検査対象の第2サンプリングプラン及び第2合格判定値の算出条件を決定する(S1002)。
次に、第2取得手段106は、S1002において決定された第2サンプリングプランに基づいて、製品ロットの第2測定値を取得する(S1003)。
次に、第2算出手段107は、S1002において決定された第2合格判定値の算出条件に基づいて、S1003において取得された製品ロットの第2測定値から第2合格判定値を算出し、ロット番号、サンプルウェハ及び第2合格判定値を含むデータ(以下、「第2算出データ」という)をメモリ120に書き込む(S1005)。
合格判定係数の調整を終了しない場合には(S1006−NO)、合格判定係数kを調整し、S1002に戻る(S1007)。
合格判定係数の調整を終了する場合には(S1006−YES)、許容範囲を満たすような合格判定係数kの範囲を決定する(S1008)。例えば、図11に示されるように、k=1.75の場合には、第1合格率が90%以上のときに第2合格率が85%を下回らず、図12に示されるように、k=1.5の場合には、第1合格率が10%以下のときに第2合格率が20%を上回らないので、合格判定係数kの範囲は、1.5〜1.75と決定される。なお、消費者危険をできるだけ小さくすることを考慮すると、合格判定係数k=1.75と決定することが好ましい。
次に、本発明の実施例1と同様に、図2のS210,S211が行われる(S1009)。
本発明の実施例2に係る抜取検査の評価処理は、S1009の後に終了する。
本発明の実施例2によれば、合格判定係数kを調整し、許容範囲を満たすような合格判定係数kを決定するので、複数の合格判定係数の中から最適な合格判定係数を用いて抜取検査方法を評価することができる。
次に、本発明の実施例3について説明する。本発明の実施例3は、n次モーメントを用いて第2合格判定値を算出する例である。なお、本発明の実施例1,2と同様の内容の説明は省略する。
図13は、本発明の実施例3に係る抜取検査の評価処理の処理手順を示すフローチャートである。
はじめに、本発明の実施例1と同様に、図2のS201〜S205が行われる(S1301)。なお、許容範囲は、本発明の実施例1と同様に、第1合格率が90%以上のときに第2合格率が85%以上であり、第1合格率が10%以下のときに第2合格率が15%以下である。
次に、第2決定手段105は、入力装置140から出力された命令に基づいて、検査対象の第2サンプリングプラン及び第2合格判定値の算出条件を決定する(S1302)。例えば、第2合格判定値の算出条件は、式3である。式3において、
Figure 2009176909
はサンプルの平均値であり、sはサンプルの標準偏差であり、xはj番目のサンプルであり、k,k´,k´´は合格判定係数である。復号は、上限に対して+、下限に対して−である。
Figure 2009176909
はサンプルのスキューネスであり、式4によって定義され、κはサンプルのカートシスであり、式5によって定義される。本発明の実施例3に係る第2合格判定値の算出条件は、式3〜5に示されるように、第2サンプリングプランのサンプルのn(nは、自然数)次モーメントを含む関数を用いた演算を行う。
Figure 2009176909
次に、第2取得手段106は、S1302において決定された第2サンプリングプランに基づいて、製品ロットの第2測定値を取得する(S1303)。
次に、第2算出手段107は、S1302において決定された第2合格判定値の算出条件に基づいて、S1303において取得された製品ロットの第2測定値から第2合格判定値を算出し、ロット番号、サンプルウェハ及び第2合格判定値を含むデータ(以下、「第2算出データ」という)をメモリ120に書き込む(S1305)。
次に、本発明の実施例1と同様に、図2のS210,S211が行われる(S1306)。S1306は、全ての合格判定係数k,k´,k´´について行われるまで繰り返される(S1307−NO)。
全ての合格判定係数k,k´,k´´についてS1306が終了した場合には(S1307−YES)、第1合格率と第2合格率が最も近似する合格判定係数k,k´,k´´の値を探索する(S1308)。例えば、k=1.6,k´=0.25,k´´=0である。
本発明の実施例3に係る抜取検査の評価処理は、S1308の後に終了する。
図14,15に示されたように、母集団の非正規性、とりわけ母集団分布の歪みが原因で、従来の抜取検査で用いられる値を近年の検査にうまく近似させることは難しいが、式4,5を用いて第2合格判定値を算出することによって、母集団の非正規性の影響を受けることなく、算出された第2合格判定値を抜取検査に適用することができる。
なお、本発明の実施例3では、スキューネス及びカートシスの定義は、式4,5に限られるものではないが、それぞれに対して同じ検査特性を与えるk,k´,k´´の値は異なる。
また、本発明の実施例3では、回路寸法の検査を対象としたが、本発明の適用分野はこれに限定されること無く、膜厚、合わせずれなどの計量値を用いた検査一般に広く適用することができる。
また、本発明の実施例3では、製品ロットから抜き取られるサンプル(すなわち、測定対象のウェハ枚数)、ウェハ上のチップ数及びチップ内の測定箇所の数等は幾つでも良い。
また、本発明の実施例3では、既存のデータからブートストラップ法又はジャックナイフ法等のリサンプリングと呼ばれる手法を用いて、分布関数を推定しても良い。
また、本発明の実施例3では、第2サンプリングプラン及び第2合格判定値の算出条件は、サンプルウェハの第2測定値の上限と比較される最大値又は第2測定値の下限と比較される最小値を用いる演算に代えて、中央値又は5次以上の高次モーメント関数を用いた演算であって良い。
また、本発明の実施例3は、1回の抜取検査を評価する例であるが、複数回の抜取検査を評価しても良い。
本発明の実施例3によれば、従来よりも適用性の広い抜取検査を評価することができる。とりわけ、ノンランダムサンプリングや非正規母集団に対して、ロット合格率が検査方法の変更によってどのように変化するかを容易に予測することができる。
また、本発明の実施例3によれば、第2サンプリングプランを変更して抜取検査の評価処理を繰り返すことによって、サンプリングプランが目的にかなっているか否かを評価することができる。
次に、本発明の実施例4について説明する。本発明の実施例4は、第1測定値の変動に基づいて第2サンプリングプランを決定する例である。なお、本発明の実施例1〜3と同様の内容の説明は省略する。
図16は、本発明の実施例4に係る抜取検査の評価処理の処理手順を示すフローチャートである。
はじめに、本発明の実施例1と同様に、図2のS201〜S205が行われる(S1601)。なお、許容範囲は、本発明の実施例1と同様に、第1合格率が90%以上のときに第2合格率が85%以上であり、第1合格率が10%以下のときに第2合格率が15%以下である。
次に、第2決定手段105は、S1601において取得された第1測定値の変動を分散分析によって誤差要因毎に分解する(S1602)。例えば、誤差要因は、ウェハ間要因、チップ間要因、パタン間要因及びそれ以外の誤差要因である。
次に、第2決定手段105は、S1602の分析結果に比べて有意ではない要因を見出し、当該要因に対応する測定点を削除することによって検査対象の第2サンプリングプランを決定する(S1603)。例えば、S1602においてチップ間要因が有意でないという分析結果が示された場合には、図7に示されるように、図3のサンプルチップの測定点から一部の測定点を削除しても検査特性は変わらない。また、例えば、S1602においてパタン間要因が有意でないという分析結果が示された場合には、全てのサンプルチップから特定の測定パタンを削除しても検査特性は変わらない。
次に、第2決定手段105は、入力装置140から出力された命令に基づいて、第2合格判定値の算出条件を決定する(S1604)。
次に、本発明の実施例1と同様に、S207〜S211が行われる(S1605)。
本発明の実施例4に係る抜取検査の評価処理は、S1605の後に終了する。
なお、本発明の実施例4では、S1603において削除される点を変えてS1603〜S1605を複数回繰り返し、第1合格率と複数の第2合格率を比較しても良い。この場合には、測定に要する時間が最短(すなわち、サンプル数が最小)となる第2サンプリングプランプランが好ましい。また、サンプル数が同じで配置のみが異なる複数の第2サンプリングプランが存在する場合には、測定機器の測定手順をシミュレートし、測定に要する時間が最短となる第2サンプリングプラン又は測定点間を巡回する経路が最短となる第2サンプリングプランが好ましい。
本発明の実施例4によれば、第1測定値の変動に基づいて、測定点を削除することによって第2サンプリングプランを決定するので、より適切な第2サンプリングプランを用いて抜取検査を評価することができる。
本発明の実施例1に係る抜取検査の評価装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る抜取検査の評価処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る第1サンプリングプランを示す製品ロットの概略図である。 本発明の実施例1に係る第1測定データの概略を示す図表である。 本発明の実施例1に係る第1算出データの概略を示す図表である。 本発明の実施例1に係る第1分布関数の概略を示すグラフである。 本発明の実施例1に係る第2サンプリングプランを示す製品ロットの概略図である。 本発明の実施例1に係る合成された第1分布関数及び第2分布関数の概略を示すグラフである。 本発明の実施例1に係る合成された第1合格率及び第2合格率の概略を示すグラフである。 本発明の実施例2に係る抜取検査の評価処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る合成された第1合格率及び第2合格率の概略を示すグラフである。 本発明の実施例2に係る合成された第1合格率及び第2合格率の概略を示すグラフである。 本発明の実施例3に係る抜取検査の評価処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例3に係る合成された第1合格率及び第2合格率の概略を示すグラフである。 本発明の実施例3に係る合格判定値の分布を示すグラフである。 本発明の実施例4に係る抜取検査の評価処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 プロセッサ
101 許容範囲決定手段
102 第1決定手段
103 第1取得手段
104 第1算出手段
105 第2決定手段
106 第2取得手段
107 第2算出手段
108 評価手段
120 メモリ
140 入力装置
160 出力装置

Claims (5)

  1. 測定値の許容範囲を決定し、
    検査対象の第1サンプリングプラン及び第1合格判定値の算出条件を決定し、
    前記決定された第1サンプリングプランに基づいて、製品ロットの第1測定値を取得し、
    前記取得された第1測定値及び前記決定された第1合格判定値の算出条件に基づいて、第1合格判定値、第1分布関数及び第1合格率を算出し、
    検査対象の第2サンプリングプラン及び第2合格判定値の算出条件を決定し、
    前記決定された第2サンプリングプランに基づいて、製品ロットの第2測定値を取得し、
    前記取得された第2測定値及び前記決定された第2合格判定値の算出条件に基づいて、第2分布関数及び第2合格率を算出し、
    前記決定された許容範囲を用いて、前記算出された第1分布関数及び第1合格率並びに前記算出された第2分布関数及び第2合格率を比較することによって、前記第1サンプリングプラン及び前記第2サンプリングプランを評価することを特徴とする抜取検査の評価方法。
  2. 前記第2合格判定値の算出条件は、前記第2サンプリングプランのサンプルの平均値又は中央値と、前記第2サンプリングプランのサンプルの標準偏差と1又は複数の合格判定係数の積と、を含む線形結合関数の演算を行うことである請求項1に記載の請求項1に記載の抜取検査の評価方法。
  3. 前記第2合格判定値の算出条件は、前記第2サンプリングプランのサンプルの平均値又は中央値と、前記第2サンプリングプランのサンプルの標準偏差と、前記第2サンプリングプランのサンプルのn(nは、自然数)次モーメントを含む関数と、合格判定係数を含む線形結合関数の演算を行うことである請求項1に記載の抜取検査の設計方法。
  4. 前記第2サンプリングプランを決定するときに、前記取得された第1サンプリングプランの測定点の一部を削除することによって第2サンプリングプラン候補を算出する第2サンプリングプラン候補算出処理を複数回行い、複数の第2サンプリングプラン候補の中から検査時間が最短となる第2サンプリングプラン候補を前記第2サンプリングプランとして決定する請求項1に記載の抜取検査の評価方法。
  5. 測定値の許容範囲を決定する許容範囲決定手段と、
    検査対象の第1サンプリングプラン及び第1合格判定値の算出条件を決定する第1決定手段と、
    前記第1決定手段によって決定された第1サンプリングプランに基づいて、製品ロットの第1測定値を取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段によって取得された第1測定値及び前記第1決定手段によって決定された第1合格判定値の算出条件に基づいて、第1合格判定値、第1分布関数及び第1合格率を算出する第1算出手段と、
    検査対象の第2サンプリングプラン及び第2合格判定値の算出条件を決定する第2決定手段と、
    前記第2決定手段によって決定された第2サンプリングプランに基づいて、製品ロットの第2測定値を取得する第2取得手段と、
    前記第2取得手段によって取得された第2測定値及び前記第2決定手段によって決定された第2合格判定値の算出条件に基づいて、第2分布関数及び第2合格率を算出する第2算出手段と、
    前記許容範囲決定手段によって決定された許容範囲を用いて、前記第1算出手段によって算出された第1分布関数及び第1合格率並びに前記第2算出手段によって算出された第2分布関数及び第2合格率を比較することによって、前記第1サンプリングプラン及び前記第2サンプリングプランを評価する評価手段を備えることを特徴とする抜取検査の評価装置。
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