JP2009174737A - 発泡断熱パネル - Google Patents

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Mitsuhiro Kimura
光宏 木村
Atsushi Shibuya
篤士 渋谷
Masaaki Yoshioka
雅明 吉岡
Masahiro Hirano
雅宏 平野
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Abstract

【課題】板厚や発泡圧が大きく枠材変形の虞のあるパネルであっても変形せず、かつ発泡圧に対応した治具を用いずに作製可能な発泡断熱パネルを提供すること。
【解決手段】一対の表面板2と、これら表面板2の辺部間に介在される枠材3と、両表面板2及び枠材3にて形成される空間内に注入充填される発泡断熱材4と、からなり、枠材3の外周面に、該枠材3の長手方向に沿う連結用の凹部31を形成してなる発泡断熱パネル1において、凹部31の底面31aに、該凹部31の中央部に対して対称となる複数の板状の凸条36a,36b,36cを突設する。これにより、パネル製造時の発泡断熱材の発泡圧による外側への圧力が枠材に作用しても、枠材の撓みの支点となる凸条が複数設けられていることにより、枠材の凹部の支点間の距離が短くなり、枠材が断面方向に変形するのを抑制することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えばプレハブ式の冷蔵庫や冷凍庫あるいは建築物の天井、壁あるいは間仕切等に使用される発泡断熱パネルに関するものである。
一般に、この種の発泡断熱パネルは、結合強度や気密性の観点より、枠材の外側面に形成される凹部あるいは凸部を設け、これら凹部と凸部を互いに嵌合させている。
従来、パネル同士の連結を強固にするために、上記凹部の底面に小凸条を突設し、上記凸部の先端面には小凸条と嵌合可能な小凹条を形成した構造の断熱パネルが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、凸部を形成した枠材には、凸部内に所定幅の底面を有した凹溝を長手方向に形成すると共に、凹部を形成した枠材には、凹溝に対応する所定幅の上面を有した凸条を長手方向に形成した構造の断熱パネルが知られている(例えば、特許文献2参照)。このように構成される断熱パネルにおいては、凸条は所定幅の上面を有しているので、断熱材の発泡時には、治具に当接して発泡圧を受け止めることができる。
特開平5−39428号公報(図4) 特開平7−120139号公報(特許請求の範囲、段落[0015]、図3)
しかしながら、特許文献1に記載の断熱パネルにおいては、発泡断熱材パネル内部の圧力が大きく、かつパネル自体の厚さが増すと、枠材自体に外側への圧力が働いて変形する虞がある。
また、特許文献2に記載の断熱パネルにおいては、凸条は所定幅の上面を有しているので、断熱材の発泡時には、治具に当接して発泡圧を受け止めることができるが、治具を除去した後における残留発泡圧による変形の懸念がある。更に、治具自体を発泡圧に対応できるものにする必要があり、作業効率を低下させる虞がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、板厚や発泡圧が大きく枠材変形の虞のあるパネルであっても変形せず、かつ発泡圧に対応した治具を用いずに作製可能な発泡断熱パネルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明の発泡断熱パネルは、一対の表面板と、これら表面板の辺部間に介在される枠材と、上記両表面板及び枠材にて形成される空間内に注入充填される発泡断熱材と、からなり、上記枠材の外周面に、該枠材の長手方向に沿う連結用の凹部を形成してなる発泡断熱パネルであって、上記凹部の底面に、該凹部の中央部に対して対称となる複数の板状の凸条を突設してなる、ことを特徴とする(請求項1)。
このように構成することにより、パネル製造時の発泡断熱材の発泡圧による外側への圧力が枠材に作用しても、枠材の撓みの支点となる凸条が複数設けられていることにより、枠材の凹部の支点間の距離が短くなり、枠材が断面方向に変形するのを抑制することができる。したがって、発泡圧に対応した治具を用いずに発泡断熱パネルを作製することができ、かつ治具除去後におけるパネル内に残留する発泡圧に対しても変形を抑制することができる。また、枠材の凹部に複数の凸条を突設することにより、パネルの接合状態において、接合部の通気経路を迂回させて長くすることができるので、気密性及び断熱性の向上が図れる。
この発明において、上記凸条の基端部に、該凸条の切除が可能な切欠部を設ける構造とする方が好ましい(請求項2)。
このように構成することにより、例えば発泡圧が低く、変形の虞がない場合には、切欠部によって不要な凸条を切除することができる。
この発明の発泡断熱パネルは、上記のように構成されているので、以下のような効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明によれば、枠材の凹部の支点間の距離が短くなり、枠材が断面方向に変形するのを抑制することができるので、発泡圧に対応した治具を用いずに発泡断熱パネルを作製することができ、かつ治具除去後におけるパネル内に残留する発泡圧に対しても変形を抑制することができる。また、枠材の凹部に複数の凸条を突設することにより、パネルの接合状態において、接合部の通気経路を迂回させて長くすることができるので、気密性及び断熱性の向上が図れる。
(2)請求項2記載の発明によれば、例えば発泡圧が低く、変形の虞がない場合には、切欠部によって不要な凸条を切除することができるので、上記(1)に加えて、更に複数の凸条を要しない発泡断熱パネルにも容易に対応が可能となり、広い用途の発泡断熱パネルにも適用できる。
以下に、この発明の最良の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、この発明に係る発泡断熱パネルの要部を示す断面斜視図、図2は、この発明に係る発泡断熱パネルの接合状態を示す断面図、図3は、この発明における枠材を示す断面図(a)及び(a)のI部拡大断面図である。
上記発泡断熱パネル1(以下に断熱パネル1という)は、図1及び図2に示すように、一対の表面板2と、これら表面板2の辺部間に介在される枠材3,3Aと、両表面板2及び枠材3,3Aにて形成される空間内に充填される例えば発泡ポリウレタン等の発泡性の断熱材4とで主に構成されている。
上記表面板2は、例えばアルミニウム合金によって一定規格の大きさの薄板状に形成されており、各辺には対向する表面板2に向かって垂直に折曲される端部折曲片21が形成されている(図1,図2参照)。
上記枠材3は、図1及び図2に示すように、接合される一方の断熱パネル1の一対の表面板2の辺部間に、その長手方向に沿って断面が略逆台形状に形成される係合凹部31(以下に凹部31という)が形成されている。また、枠材3Aは、図2に示すように、接合される他方の断熱パネル1の一対の表面板2の辺部間に、上記凹部31と嵌合(係合)し得る断面が略台形状の係合凸部32(以下に凸部32という)が形成されている。
これら枠材3,3Aの凹部31及び凸部32の両端には、両表面板2に対して垂直に延在すると共に、表面板2の端部折曲片21が嵌合可能な嵌合溝34を有する垂直片33が連続的に形成されている。また、上記垂直片33の端部から表面板2に対して平行に屈曲されて表面板2の内面に当接する水平片35が連続的に形成されている。なお、上記枠材3,3Aは、例えば塩化ビニル等の合成樹脂製の押出形材や射出成形材にて形成されている。
また、枠材3の凹部31の底面31aには、該凹部31の中央部に対して対称となる複数(図面では3個の場合を示す)の板状の凸条36a,36b,36cが底面31aに対して直交状に突設されている。このように、凹部31の中央部に対して対称となる複数の板状の凸条36a,36b,36cを突設することにより、パネル製造時の断熱材4の発泡圧による外側への圧力が枠材3に作用しても、枠材3の撓みの支点となる凸条36a,36b,36cが複数設けられていることにより、枠材3の凹部31の支点間の距離が短くなり、枠材3が断面方向に変形するのを抑制することができる。したがって、発泡圧に対応した治具を用いずに断熱パネル1を作製することができ、かつ治具除去後における断熱パネル1内に残留する発泡圧に対しても変形を抑制することができる。また、枠材3の凹部31に複数の凸条36a,36b,36cを突設することにより、断熱パネル1の接合状態において、接合部の通気経路を迂回させて長くすることができるので、気密性及び断熱性の向上が図れる。したがって、特に高断熱性を要求されている厚板断熱パネルにおいては好適である。
また、凹部31の中央部の凸条36a以外の2個の凸条36b,36cの基端部には、凸条36b,36cの切除が可能な略V字状の切欠部37が設けられている(図3(b)参照)。このように、凸条36b,36cの基端部に、凸条36b,36cの切除が可能な略V字状の切欠部37を設けることにより、例えば発泡圧が低く、変形の虞がない断熱パネル1を作製する場合には、切欠部37によって不要な凸条36b,36cを、図3(b)の想像線で示すように切除することができる。なお、凹部31の中央部の凸条36aの基端部にも同様に切欠部37を設けてもよい。
一方、枠材3Aは、図2に示すように、凸部32の先端面32aに、接合する断熱パネル1の凹部31の底面31aに突設された3個の凸条36a,36b,36cがそれぞれ嵌合可能な3個の凹条38a,38b,38cが設けられている。
上記のように構成される断熱パネル1の枠材3の凹部31及び凸条36a,36b,36cと、枠材3Aの凸部32及び凹条38a,38b,38cとを嵌合して、両断熱パネル1を接合することができる。この接合状態においては、複数(3個)の凸条36a,36b,36cと凹条38a,38b,38cが櫛歯状に嵌合される。したがって、複数(3個)の凸条36a,36b,36cに加えて、更に接合部の通気経路を迂回させて長くすることができるので、気密性及び断熱性の向上が図れる。
なお、上記実施形態では、凸条36a,36b,36cが3個の場合について説明したが、凸条36a,36b,36cは、凹部31の中央部に対して対称となる複数個であれば、2個,4個以上であってもよい。
この発明に係る発泡断熱パネルの要部を示す断面斜視図である。 この発明に係る発泡断熱パネルの接合状態を示す断面図である。 この発明における枠材を示す断面図(a)及び(a)のI部拡大断面図である。
符号の説明
1 発泡断熱パネル
2 表面板
3 枠材
4 発泡断熱材
31 凹部(係合凹部)
36a,36b,36c 凸条
37 切欠部

Claims (2)

  1. 一対の表面板と、これら表面板の辺部間に介在される枠材と、上記両表面板及び枠材にて形成される空間内に注入充填される発泡断熱材と、からなり、上記枠材の外周面に、該枠材の長手方向に沿う連結用の凹部を形成してなる発泡断熱パネルであって、
    上記凹部の底面に、該凹部の中央部に対して対称となる複数の板状の凸条を突設してなる、ことを特徴とする発泡断熱パネル。
  2. 上記凸条の基端部に、該凸条の切除が可能な切欠部を設けた、ことを特徴とする請求項1記載の発泡断熱パネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017160611A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 東亜建設工業株式会社 壁面パネル

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