JP2009166574A - シートベルト取付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ベルトウェービング11と、ベルトウェービング11の一端を巻回格納するリトラクタ2とを車体に取り付けたシートベルト取付構造1。車両の左右一対のシートの後方に位置するボディ部材であるクロスメンバー41から、ロールバー42が立設され、一対のロールバー42の間には両者を懸架するように固定された繋ぎブラケット43が配設されている。リトラクタ2は、ステー3と一体化されている。ステー3は、リトラクタ2の下方に形成した下方固定部31と、リトラクタ2の上方に形成した上方固定部32とを有する。下方固定部31をボディ部材に固定し、上方固定部32を繋ぎブラケット43に固定することにより、リトラクタ2をボディ部材の上方位置に固定している。
【選択図】図1
Description
ところが、クロスメンバーの上部にリトラクタを固定しようとすると、その固定部は、リトラクタの下部のみとなってしまうため、充分な固定強度を得ることが困難となるおそれがある。
車両の左右一対のシートの後方に位置するボディ部材から、各シートの後方においてそれぞれ上方にロールバーが立設され、該一対のロールバーの間には両者を懸架するように固定された繋ぎブラケットが配設されており、
上記リトラクタは、該リトラクタを上記ボディ部材に取り付けるためのステーと一体化されており、
該ステーは、上記リトラクタの下方に形成した下方固定部と、上記リトラクタの上方に形成した上方固定部とを有し、
上記下方固定部を上記ボディ部材に固定し、上記上方固定部を上記繋ぎブラケットに固定することにより、上記リトラクタを上記ボディ部材の上方位置に固定してなることを特徴とするシートベルト取付構造にある(請求項1)。
上記シートベルト取付構造においては、上記リトラクタが、上記下方固定部と上記上方固定部とを有するステーと一体化されている。そして、上記下方固定部を上記ボディ部材に固定し、上記上方固定部を上記繋ぎブラケットに固定してある。これにより、上記リトラクタは、その上下の複数箇所において車体に固定されることとなる。そのため、リトラクタを車体に安定して固定することができ、その固定強度を向上させることができる。
また、上記リトラクタは、上記ステーと一体化されているため、リトラクタの車体への組み付けを容易に行うことができる。
また、本明細書において、上方、下方、前方、後方等の語は、車両の上下前後を基準としており、各部材についても、車両に取り付けられる状態での上下前後を基準としている。以下においても同様である。
この場合には、上記ベルト支承体を適切な位置に容易に配置することができる。
この場合には、上記ベルト支承体を上記リトラクタと共に一度に車体に取り付けることができるため、組み付けが容易となる。また、ベルト支承体がステーと一体化されているということは、ベルト支承体はリトラクタと一体化されていることとなる。それ故、リトラクタとベルト支承体との互いの位置関係が、車体への組み付け前の状態において既に一定の状態に決まっているため、組み付け時に互いの位置合わせを行う必要がなく、組み付けが容易となる。
この場合には、上記支承部における上記ベルトウェービングとの間の滑性を向上させて、ベルトウェービングを円滑に案内することができる。
この場合には、上記ベルトウェービングが上記支承部からずれることを防ぎ、より円滑なベルトウェービングの案内を実現することができる。
本発明のシートベルト構造につき、図1〜図5を用いて説明する。
本例のシートベルト構造1は、図1、図2に示すごとく、車両の乗員をシートに拘束するベルトウェービング11と、該ベルトウェービング11の一端を巻回格納するリトラクタ2とを車体に取り付けた構造である。
また、ベルト支承体33における支承部333は、ベルトウェービング11を送る方向から下方へ向かってカールするように湾曲してなる。
なお、ステー3は、例えば熱間圧延鋼板等の金属板を加工することによって形成されている。
また、ベルト支承体33の上方及び前方位置には、意匠カバー部12が配設されており、該意匠カバー部12の一部に、ベルトウェービング11を通過させるベルト用開口部121が形成されている。
また、図1、図4に示すごとく、ロールバー42は、その下方部分を、前後から挟持するように一対の金属製のバーカバー421によって覆われている。該一対のバーカバー421は、互いにスポット溶接されることにより、ロールカバー42に固定され、また、クロスメンバー41に対してもスポット溶接されている。
また、繋ぎブラケット43の上板部431の上面に、ステー3の上方固定部32を重ねて固定してある。
上記シートベルト取付構造1においては、リトラクタ2が、下方固定部31と上方固定部32とを有するステー3と一体化されている。そして、下方固定部31をボディ部材であるクロスメンバー41に固定し、上方固定部32を繋ぎブラケット43に固定してある。これにより、リトラクタ2は、その上下の複数箇所において車体に固定されることとなる。そのため、リトラクタ2を車体に安定して固定することができ、その固定強度を向上させることができる。
また、リトラクタ2は、ステー3と一体化されているため、リトラクタ2の車体への組み付けを容易に行うことができる。
また、ベルト支承体33は、ステー3と一体化されているため、ベルト支承体33をリトラクタ2と共に一度に車体に取り付けることができ、組み付けが容易となる。また、ベルト支承体33がステー3と一体化されているということは、ベルト支承体33はリトラクタ2と一体化されていることとなる。それ故、リトラクタ2とベルト支承体33との互いの位置関係が、車体への組み付け前の状態において既に一定の状態に決まっているため、組み付け時に互いの位置合わせを行う必要がなく、組み付けが容易となる。
本例は、図6、図7に示すごとく、ベルト支承体33における支承部333を、支承体立設部332の上端部335をインサートして成形した樹脂成形体5によって構成した例である。
すなわち、ステー3と一体化された金属製のベルト支承体33における支承体立設部332の上端部335を覆うように樹脂成形体5を設け、これを支承部335としている。
また、樹脂成形体5は、例えば、ポリアミド等からなる。
その他は、実施例1と同様である。
また、支承部333は、一対の側方鉤状部52を有するため、ベルトウェービング11が支承部333からずれることを防ぎ、より円滑なベルトウェービング11の案内を実現することができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
11 ベルトウェービング
2 リトラクタ
3 ステー
31 下方固定部
32 上方固定部
41 クロスメンバー
42 ロールバー
43 繋ぎブラケット
Claims (6)
- 車両の乗員をシートに拘束するベルトウェービングと、該ベルトウェービングの一端を巻回格納するリトラクタとを車体に取り付けたシートベルト取付構造であって、
車両の左右一対のシートの後方に位置するボディ部材から、各シートの後方においてそれぞれ上方にロールバーが立設され、該一対のロールバーの間には両者を懸架するように固定された繋ぎブラケットが配設されており、
上記リトラクタは、該リトラクタを上記ボディ部材に取り付けるためのステーと一体化されており、
該ステーは、上記リトラクタの下方に形成した下方固定部と、上記リトラクタの上方に形成した上方固定部とを有し、
上記下方固定部を上記ボディ部材に固定し、上記上方固定部を上記繋ぎブラケットに固定することにより、上記リトラクタを上記ボディ部材の上方位置に固定してなることを特徴とするシートベルト取付構造。 - 請求項1において、上記ベルトウェービングの一部を支承して該ベルトウェービングを乗員の肩口付近に案内するベルト支承体を、上記繋ぎブラケットに固定してあることを特徴とするシートベルト取付構造。
- 請求項2において、上記ベルト支承体は、上記ステーと一体化されていることを特徴とするシートベルト取付構造。
- 請求項2又は3において、上記ベルト支承体は、上記繋ぎブラケットに固定する支承体固定部と、該支承体固定部の前端から上方へ屈曲すると共に上端に上記ベルトウェービングを支承する支承部を設けた支承体立設部とを有し、上記支承体固定部と上記支承体立設部とにわたる位置に開口部を設けてなることを特徴とするシートベルト取付構造。
- 請求項2〜4のいずれか一項において、上記ベルト支承体は、上記繋ぎブラケットに固定する支承体固定部と、該支承体固定部の前端から上方へ屈曲すると共に上端に上記ベルトウェービングを支承する支承部を設けた支承体立設部とを有し、上記支承体固定部及び上記支承体立設部は金属の板状体からなり、上記支承部は、上記支承体立設部の上端部をインサートして成形した樹脂成形体からなることを特徴とするシートベルト取付構造。
- 請求項5において、上記支承部は、上記ベルトウェービングを下方から支承する底面部と、該底面部の両端からそれぞれ上方へ立設すると共に内側へ屈曲した一対の側方鉤状部とを有し、上記底面部と一対の上記側方鉤状部との間に上記ベルトウェービングを挿通させていることを特徴とするシートベルト取付構造。
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