JP2009164778A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像装置において、画素加算して感度を上げるとともに、画素補間の精度を上げる。
【解決手段】水平方向あるいは垂直方向に画素加算して撮像素子の感度を上げる撮像装置。CCD12から例えば垂直方向に画素加算されたR画素信号、G画素信号、B画素信号が出力される。CFA補間部24は、G画素信号に関しては水平方向の隣接画素を用いて補間処理する。また、CFA補間部24は、R画素信号及びB画素信号に関しては水平方向の隣接画素を用いて水平方向の補間処理を行うとともに、補間済みのG画素の相関を用いて垂直方向の補間処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は撮像装置に関し、特に画素補間に関する。
従来より、CCD等の撮像素子を備えるデジタルカメラにおいて、感度を上げるためにセンサ内で水平方向あるいは垂直方向に画素加算を行う場合がある。但し、画素加算を行うと、加算している方向と加算していない方向とで解像度が異なるため、画像が不自然となってしまう。例えば、垂直方向の画素加算を行うと、水平方向の解像度は維持されるものの垂直方向の解像度が低下してしまう。そこで、画素加算を行って解像度が低下した方向に関して画素補間処理することで解像度を戻すことが提案されている。
特許文献1には、2次元マトリクス状に配列された複数の光電変換素子からなる固体撮像素子を備えた固体撮像装置において、固体撮像素子に垂直方向の複数の画素の信号電荷を加算処理し、加算処理した信号電荷を毎ライン連続して固体撮像素子より出力するCCD駆動手段と、固体撮像素子の出力信号を記憶する記憶手段を備えることが開示されている。
また、特許文献2には、被写体を撮像する撮像素子を備えた撮像装置において、撮像素子により撮像された被写体画像であって、画像内での位置によって異なる色情報を有する画素から構成されている段階の被写体画像に、同一色の複数の画素の画素値を加算する画素加算処理を施すことにより前記被写体画像の明るさを増幅する画素加算手段と、この画素加算手段による画素加算処理に伴い変化する被写体画像を構成する各画素の画素空間における配置に基づいて、色補間処理により画素毎に補間される色成分の位相を調整する位相調整手段と備えることが開示されている。
特開2004−96610号公報 特開2007−13275号公報
一般に、画素補間処理は、補間すべき画素位置の周囲の複数の画素を用いて実行される。例えば、補間すべき画素位置に対し、水平方向2画素、垂直方向2画素、斜め方向の4画素の計8画素を用いて補間する。しかしながら、水平方向あるいは垂直方向に画素加算が行われた画像データに対し、単に補間すべき画素位置の周囲の8画素を用いて補間したのでは正確な補間を行うことができない。水平方向と垂直方向とでは解像度が異なるため、補間すべき画素位置に対する影響の度合い、あるいは相関の度合いが異なるからである。
本発明の目的は、水平方向あるいは垂直方向に画素加算して得られた画像データに対して精度良く画素補間を行うことができる撮像装置を提供することにある。
本発明は、撮像装置であって、撮像素子と、前記撮像素子から画素信号を読み出す際に、水平方向あるいは垂直方向のいずれかの方向に複数の画素信号を加算して読み出し、R画素信号、G画素信号及びB画素信号として出力する読み出し手段と、前記R画素信号、前記G画素信号、前記B画素信号をそれぞれ補間する補間手段であって、前記G画素信号に関しては前記水平方向あるいは垂直方向のうち前記加算の方向でない方向の隣接画素を用いて補間し、前記R画素信号及び前記B画素信号に関しては前記水平方向あるいは垂直方向のうち前記加算の方向でない方向の隣接画素及び補間済みの前記G画素信号を用いて補間する補間手段とを有する。
本発明の1つの実施形態では、前記水平方向あるいは垂直方向のうち前記加算の方向を第1方向、加算の方向でない方向を第2方向とした場合に、前記補間手段は、前記R画素信号及び前記B画素信号に関しては前記第2方向の隣接画素を用いて前記第2方向に補間し、前記第1方向の隣接画素及び補間済みの前記G画素信号を用いて前記第1方向に補間する。
また、本発明の他の実施形態では、前記補間手段は、前記補間済みのG画素信号を用いて前記R画素信号及び前記B画素信号を補間する際に、前記補間済みの前記G画素信号の前記第1方向のノイズを除去する。
本発明によれば、水平方向あるいは垂直方向に画素加算して得られた画像データに対して精度良く画素補間を行うことができる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について、撮像装置としてデジタルカメラを例にとり説明する。
図1に、本実施形態におけるデジタルカメラの構成ブロック図を示す。レンズ10等の光学系は、被写体からの光を撮像素子に結像する。レンズ10はズームレンズやフォーカスレンズを含み、光学系はさらにシャッタやアイリスも含む。
CCD12は、光学系により結像された被写体像を電気信号に変換して画像信号として出力する。CCD12はベイヤー配列のカラーフィルタアレイを有する。CCD12からの画像信号の読み出しタイミングはタイミングジェネレータ(TG)からのタイミング信号で設定される。撮像素子としてはCCDではなくCMOSでもよい。
CDS14は、CCD12からの画像信号を相関二重サンプリングして出力する。
A/D16は、CDS14によりサンプリングされた画像信号をデジタル画像信号に変換して出力する。デジタル画像信号は色信号、すなわちR画素信号、G画素信号、B画素信号から構成される。
フィルタ重心移動フィルタ18は、CCD12から読み出された画像信号の重心が互いに一致していない場合に、後段の処理のためにその重心を互いに一致させるように画像信号を変換する。CCD12から読み出された画像信号の重心が互いに一致している場合にはフィルタ重心移動フィルタ18は入力画像信号をそのまま通過する。すなわち、フィルタ重心移動フィルタ18は、CCD12からの読み出し方式に応じて動作と非動作が切り替わる。
画像メモリ20は、画像データを保持する。
シグマ(Σ)ノイズフィルタ22は、画像データのノイズを除去する。
CFA補間部24は、R画素、G画素、B画素をそれぞれ補間してr画素信号、g画素信号、b画素信号として出力する。
輝度色差変換部26は、画素補間されたr画素信号、g画素信号、b画素信号を輝度信号Yと色差信号CR、CBに変換して出力する。
メディアンノイズフィルタ28は、輝度信号Yのノイズを除去する。
エッジ処理部30は、ノイズ除去された輝度信号Yのエッジを強調する処理を行う。
クロマノイズフィルタ34は、ローパスフィルタであり、色差信号CB、CRのノイズを除去する。
RGB変換部36は、輝度信号Yとノイズ除去された色差信号から再びR画素信号、G画素信号、B画素信号を生成する。
WB(ホワイトバランス)/色補正/γ補正部38は、R画素信号、G画素信号、B画素信号に対してホワイトバランス補正、色補正及びγ補正を施す。ホワイトバランス補正や色補正、γ補正は公知の技術であるためその説明は省略する。
輝度色差変換部40は、各種処理が施されたR画素信号、G画素信号、B画素信号を再び輝度信号Y、色差信号CB、CRに変換して出力する。
加算器42は、エッジ処理部30でエッジ強調処理された輝度信号と輝度色差変換部40からの輝度信号とを加算し、輝度信号YHとして出力する。
画像メモリ46は、加算器42からの輝度信号YH及び輝度色差変換部40からの色差信号CB、CRを格納する。
圧縮伸長回路52は、画像メモリ46に格納された輝度色差信号を圧縮して記録媒体54に格納し、あるいは圧縮されたデータを伸長して画像メモリ46に格納する。
LCD44は、画像メモリ46に格納された画像データを表示する。LCD44は、プレビュー画像を表示し、あるいは撮影済み画像を表示する。
操作部56は、シャッタボタンや各種のモード選択ボタンを含む。操作部56はタッチパネルで構成されてもよい。
メモリコントローラ50は、画像メモリ20、46の書き込み/読み出しを制御する。
CPU58は、各部の動作を制御する。具体的には、操作部56からの操作信号に応じてタイミングジェネレータTG48を制御してCCD12からの信号読み出しを開始し、メモリコントローラ50を制御して画像メモリ20への書き込み及び読み出しを制御する。また、画像メモリ46及び圧縮伸長回路52の動作を制御し、圧縮処理された撮影済み画像を記録媒体54へ書き込み、あるいは記録媒体54からデータを読み出して伸長処理してLCD44へ表示する。また、ユーザが特定のモードを選択した場合、選択に応じてホワイトバランスを制御する。
以下、図1におけるフィルタ重心移動フィルタ18について説明する。
図2に、CCD12からの第1の読み出し方法を示す。CCD12の感度を上げるために垂直方向に画素加算して読み出す場合である。CCD12は既述したようにベイヤー配列のカラーフィルタアレイを有し、R画素(図でRで示す)、G画素(図でGr、Gbで示す)、B画素(図でBで示す)が所定の配列をなす。GrはR画素と同一行に位置するG画素であり、GbはB画素と同一行に位置するG画素である。G画素に着目すると、垂直方向に位置する3つのG画素(G画素の信号電荷)を互いに加算して1つのG画素とする。また、R画素に着目すると、G画素と同様に垂直方向に位置する3つのR画素を互いに加算して1つのR画素とする。また、B画素についても、垂直方向に位置する3つのB画素を互いに加算して1つのB画素とする。垂直方向に加算した後においても画素加算前と同様に、Gr画素とR画素の重心と、Gb画素とB画素の重心は等間隔となっている。このような場合、フィルタ重心移動フィルタ18は、入力画像信号をそのまま通過させればよい。つまり、その動作をOFF(非動作)とする。なお、図2において、画素加算前の各画素は正方形で示され、垂直方向の画素加算後の各画素は長方形(垂直方向が水平方向よりも長い長方形)として示されている。これは、垂直方向の解像度が水平方向の解像度よりも低いことを示すためである。
図3に、CCD12からの第2の読み出し方法を示す。CCD12の感度を上げるために垂直方向に画素加算して読み出す場合であるが、読み出し方法が異なる。すなわち、図2では、B画素に着目すると、Gr2の下に位置するB2と、Gr3の下に位置するB3と、Gr4の下に位置するB4を互いに加算して読み出すが、図3では、Gr1の下に位置するB1とGr2の下に位置するB2とGr3の下に位置するB3を加算して読み出すため、垂直方向に加算した後においては、Gr画素とR画素の重心と、Gb画素とB画素の重心は等間隔とならずズレが生じる。フィルタ重心移動フィルタ18は、このような場合に動作し、入力画素信号(入力画素データ)の重心を移動させる。すなわち、R画素とGr画素の行に対しては、R画素をR1及びR2とし、Gr画素をGr1とGr2とすると、
R1’=(2R1+R2)/3
Gr1’=(2Gr1+Gr2)/3
により新たな画素R1’及びGr1’を生成する。また、B画素とB1及びB2とし、Gb画素をGb1とGb2とすると、
B1’=(B1+2B2)/3
Gb1’=(Gb1+2Gb2)/3
により新たな画素B1’及びGb1’を生成する。この演算により、Gr画素とR画素の重心と、Gb画素とB画素の重心は等間隔となる。他の画素についても同様の計算を繰り返す。このように重心位置を移動させるのは、後段のノイズ処理や補間処理において周囲画素を考慮して処理するが、重心位置が等間隔でないと処理が複雑化してしまうからである。
次に、図1におけるシグマ(Σ)ノイズフィルタ22について説明する。
図4に、シグマノイズフィルタ22の動作を示す。処理対象の画素をL22とし、処理対象画素L22の周囲にL00〜L44の8個の画素が存在するものとする。従来のノイズフィルタでは、処理対象画素L22と周囲画素L00〜L44の各画素とをそれぞれ比較し、画素値の差分が所定のノイズレベルNよりも小さければ初期値(例えば1.22)に順次周囲画素の画素値を加算するとともにカウント値Cを1ずつインクリメントし、最後に加算結果をカウント値Cで除算することでノイズを除去する。しかしながら、本実施形態では図2あるいは図3に示すように画素加算後の画素は水平方向と垂直方法とで解像度が異なるため、従来の方法では確実にノイズを除去することができない。例えば、処理対象画素L22に対して垂直方向の周囲画素L02、L42は、水平方向の周囲画素L20、L24よりもL22に対する影響度が小さいはずである。そこで、本実施形態におけるシグマノイズフィルタ22は、以下のように動作する。すなわち、初期条件をAVG(L22の当初の画素値)、カウント値C=1として、まず水平方向の周囲画素L20、L24を対象として処理対象画素L22と比較する。すなわち、差分値=L22−L20及び差分値=L22−L24をそれぞれ演算し、差分値の絶対値が所定のノイズレベルNより小さいか否かを判定する。差分値の絶対値が所定のノイズレベルNより小さい場合には、AVGに周囲画素を加算するとともにカウント値Cを1だけインクリメントする。例えば、差分値=L22−L20がノイズレベルNより小さい場合、AVGにL20を加算する。
水平方向の周囲画素L20、L24との比較を行った後、水平方向以外の周囲画素を対象として処理対象画素L22と比較する。すなわち、差分値=L22−Lxx(Lxx=L00、L02、L04、L40、L42、L44)を順次算出し、その差分値の絶対値が所定のノイズレベルN/2より小さいか否かを判定する。ここで留意すべきは、差分値の絶対値を比較するのはNではなくそれよりも小さいN/2である点である。垂直方向の解像度は水平方向の解像度に比べて低いため、処理対象画素L22に対する影響度あるいは相関度は小さい。そこで、差分値の絶対値と比較すべきノイズレベルをより小さく設定するのである。そして、差分値の絶対値がノイズレベルN/2より小さければAVGに周囲画素を加算するとともにカウント値Cを1だけインクリメントし、加算して得られたAVGをカウント値Cで除算して最終的な平均値を算出する。
以上の動作により、例えばL00〜L44のうち、L22とL20との差分値がノイズレベルNより小さく、L22とL40、L42との差分値がノイズレベルN/2より小さい場合、AVG=(1.22+L20+L40+L42)/4によってL22の新たな画素値が算出される。
次に、図1におけるメディアンノイズフィルタ28の動作について説明する。
図5〜図7に、メディアンノイズフィルタ28の動作を示す。メディアンノイズフィルタ28は、通常、処理対象画素を周囲の画素の中央値に置き換えることでノイズを除去する。しかしながら、既述したように本実施形態では画素加算後の画素は水平方向と垂直方法とで解像度が異なるため、従来の方法では確実にノイズを除去することができない。そこで、本実施形態のメディアンノイズフィルタ28は、図5に示すように、処理対象画素Y22に対し、水平方向の周囲画素2個と垂直方向の周囲画素2画素の計4画素を用いた中央値で置き換える処理を行う場合、水平方向の周囲画素Y20、Y24はそのまま用いるものの、垂直方向に関してはY02、Y42ではなく、より処理対象画素Y22に近いY12、Y31を用いて中央値を算出する。すなわち、Y02、Y42、Y20、Y24を用いて中央値を算出するのではなく、Y12、Y32、Y20、Y24を用いて中央値を算出する。垂直方向の解像度は水平方向の解像度よりも低いが、垂直方向の周囲画素として処理対象画素により近い画素を用いることで、垂直方向の低い解像度を補償することができる。言い換えれば、垂直方向の周囲画素として水平方向と同じ程度だけ離れた周囲画素を採用しないことで、ノイズ除去精度を上げることができる。図6に一例を示す。図6に示すように、Y22=70、Y02=90、Y12=40、Y32=50、Y42=80、Y20=20、Y24=30とすると、周囲画素としてY02、Y20、Y42、Y24を用いるとY22を含めて合計5個の輝度値の中央値は70となり、Y22のノイズを除去できない。これは、Y22と相関が少ないL02及びL42を算入してしまうためである。しかし、周囲画素としてY12、Y20、Y32、Y24を用いるとY22を含めて合計5個の輝度値の中央値は40となり、Y22のノイズを除去することができる。
また、メディアンノイズフィルタ28として、図7に示すように処理対象画素に対して斜め方向に位置する4個の周囲画素を用いた中央値で置き換える処理を行う場合においても、垂直方向に関してはより処理対象画素に近い画素を用いることでノイズを確実に除去できる。すなわち、Y00の代わりにY01、Y40の代わりにY41、Y04の代わりにY03、Y44の代わりにY43を用いて中央値を算出する。
次に、図1におけるCFA補間部24の動作について説明する。
図8〜図12に、CFA補間部24の動作を示す。CFA補間部24は、ベイヤー配列のカラーフィルタアレイを有するCCD12から出力されたR画素信号、G画素信号、B画素信号をそれぞれ補間するものである。
図8は、G画素の補間動作を示す。G画素は既述したようにGr画素とGb画素から構成される。本実施形態では、垂直方向に画素加算しているため、垂直方向の解像度は水平方向の解像度よりも低い。そこで、G画素を補間する際には、水平方向の周囲画素のみを用いて画素補間する。例えば、Gr画素に関しては、補間対象画素に対して水平方向に隣接する2つのGr画素を加算(平均値を算出)して補間する。また、Gb画素に関しても、補間対象画素に対して水平方向に隣接する2つのGb画素を加算(平均値を算出)して補間する。Gr画素、Gb画素ともに垂直方向に位置する周囲画素は算入しない。
図9〜図11は、R画素の補間動作を示す。R画素を補間する際には、まず、G画素と同様に垂直方向の解像度は水平方向の解像度よりも低いことを考慮し、水平方向の周囲画素のみを用いて画素補間する。図9に、補間対象画素に対して水平方向に隣接する2つのR画素を加算(平均値を算出)して補間する様子を示す。しかしながら、これだけではR画素の補間として十分ではない。垂直方向に「空き」があるからである。本実施形態では、R画素の垂直方向の画素補間は、周囲のR画素のみではなく周囲のG画素の相関を用いて行う。すなわち、G画素については図8に示すように水平方向の周囲画素の加算により全て補間されている。R画素の垂直方向の補間を行う際には、補間済みのG画素の相関を用い、G画素の相関に合致するようにR画素の垂直方向の補間を行う。但し、図8に示す補間済みのG画素にはノイズが含まれている可能性があり、そのまま用いるとG画素のノイズがR画素にも伝播してしまう可能性がある。そこで、図10に示すように、G画素の相関を用いてR画素の垂直方向を補間するに先立ち、垂直方向のメディアンノイズフィルタを用いて補間済みのG画素の垂直方向のノイズを除去する。例えば、補間済みのG画素の同一列にGr1=54、Gb1=14、Gr2=62が存在する場合、これら垂直方向の3つの画素の中央値を算出してGb1の値を置き換える。すると、置換後のGb1をGb1’とすると、Gb1’=54となり、垂直方向のノイズが除去される。同様にしてGr2’=52となる。このようにして補間済みのG画素の垂直方向ノイズを除去した上で、R画素の垂直方向を補間する。
図11に、R画素の垂直方向の補間動作を示す。補間対象画素をR、その垂直方向の周囲画素をR1、R2とすると、
R=Gb1’+{(R1−Gr1’)+(R2−Gr2’)}/2
により補間する。この式から明らかなように、R画素の垂直方向の補間は、R1、R2のみならず、G画素のGr1’、Gr2’、Gb1’を用いて補間する。
図12に、B画素の補間動作を示す。B画素の補間もR画素の補間と同様である。すなわち、まず水平方向の周囲画素のみを用いて補間し、その後、補間済みのG画素の相関を用いてB画素の垂直方向の補間を行う。補間済みのG画素を用いる際には、垂直方向のメディアンフィルタを用いて補間済みのG画素の垂直方向ノイズを除去して用いる。補間対象画素をB、その垂直方向の周囲画素をB1、B2とすると、
B=Gr2’+{(B1−Gb1’)+(B2−Gb2’)}/2
により補間する。Gr2’、Gb1’、Gb2’は、いずれも垂直方向のメディアンフィルタを通過した後の補間済みG画素の画素値である。
以上説明したように、本実施形態ではCCD12の感度を上げるために垂直方向に画素加算した場合に、ノイズフィルタのノイズ処理や画素補間処理において垂直方向の周囲画素の影響度を小さくする、あるいは、処理対象画素により近い垂直方向画素を採用することでノイズ処理や補間処理の精度を上げることができる。
本実施形態では、垂直方向に画素加算した場合を例示したが、水平方向に画素加算した場合も同様である。この場合、本実施形態における水平方向を垂直方向と読み替え、垂直方向を水平方向と読み替えればよい。
また、本実施形態における垂直方向を鉛直方向、水平方向を鉛直方向に垂直な方向と読み替えてもよい。デジタルカメラを縦向きにして撮影した場合、横向きに撮影した場合の水平方向及び垂直方向はそれぞれ鉛直方向、鉛直方向に垂直な方向(水平方向)になる。
また、本実施形態のクロマノイズフィルタ(ローパスフィルタ)34の動作についても、垂直方向の重みを調整することで垂直方向の低解像度を考慮したノイズ処理を行うことができる。図13に、クロマノイズフィルタ34のフィルタ係数の一例を示す。図においてフィルタAは従来の係数であり、フィルタBは本実施形態のフィルタ係数である。
また、本実施形態のエッジ処理部30の動作についても、垂直方向の重みを調整することで垂直方向の低解像度を考慮したエッジ強調処理を行うことができる。図14に、エッジ処理部30のフィルタ係数の一例を示す。図においてフィルタCは従来の係数であり、フィルタDは本実施形態のフィルタ係数である。垂直方向に関しては、処理対象画素により近い周囲画素を用いてエッジ強調処理が行われる。
実施形態の構成ブロック図である。 CCDからの読み出し説明図である。 CCDからの他の読み出し説明図である。 シグマノイズフィルタの動作説明図である。 メディアンノイズフィルタの動作説明図である。 メディアンノイズフィルタの動作説明図である。 メディアンノイズフィルタの動作説明図である。 G画素の補間説明図である。 R画素の補間説明図である。 補間済みG画素の処理説明図である。 R画素の補間説明図である。 B画素の補間説明図である。 クロマノイズフィルタの係数説明図である。 エッジ処理部の係数説明図である。
符号の説明
12 CCD、22 シグマ(Σ)ノイズフィルタ、24 CFA補間部、28 メディアンノイズフィルタ、58 CPU。

Claims (5)

  1. 撮像装置であって、
    撮像素子と、
    前記撮像素子から画素信号を読み出す際に、水平方向あるいは垂直方向のいずれかの方向に複数の画素信号を加算して読み出し、R画素信号、G画素信号及びB画素信号として出力する読み出し手段と、
    前記R画素信号、前記G画素信号、前記B画素信号をそれぞれ補間する補間手段であって、前記G画素信号に関しては前記水平方向あるいは垂直方向のうち前記加算の方向でない方向の隣接画素を用いて補間し、前記R画素信号及び前記B画素信号に関しては前記水平方向あるいは垂直方向のうち前記加算の方向でない方向の隣接画素及び補間済みの前記G画素信号を用いて補間する補間手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記水平方向あるいは垂直方向のうち前記加算の方向を第1方向、加算の方向でない方向を第2方向とした場合に、前記補間手段は、前記R画素信号及び前記B画素信号に関しては前記第2方向の隣接画素を用いて前記第2方向に補間し、前記第1方向の隣接画素及び補間済みの前記G画素信号を用いて前記第1方向に補間することを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項2記載の装置において、
    前記補間手段は、前記補間済みのG画素信号を用いて前記R画素信号及び前記B画素信号を補間する際に、前記補間済みの前記G画素信号の前記第1方向のノイズを除去することを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項3記載の装置において、
    前記補間手段は、前記補間済みの前記G画素信号の前記第1方向のノイズをメディアンフィルタで除去することを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1記載の装置において、
    前記読み出し手段から出力された前記R画素信号、前記G画素信号、前記B画素信号のうち、前記水平方向あるいは垂直方向のうち前記加算の方向に関して前記R画素信号と前記B画素信号の間隔が等間隔でない場合に、該間隔を等間隔とするように前記R画素信号及び前記B画素信号を変換する変換手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
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